JP2001029531A - ゴルフ場の運行管理システム - Google Patents

ゴルフ場の運行管理システム

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JP2001029531A
JP2001029531A JP11207384A JP20738499A JP2001029531A JP 2001029531 A JP2001029531 A JP 2001029531A JP 11207384 A JP11207384 A JP 11207384A JP 20738499 A JP20738499 A JP 20738499A JP 2001029531 A JP2001029531 A JP 2001029531A
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section
driving
sensor
hitting
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JP11207384A
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Nobuo Akiba
信夫 秋葉
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Futaba Corp
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 打ち込み禁止区間にカートが存在する場合
は、後続のカートに対して確実に打込禁止表示を行える
ようにする。 【解決手段】 ティーグランドTに設置されているロケ
ータS1 の通信エリア内にカートK1,K2が在る時
は、後続のカートK2がティーグランドTに入った時点
で、管理棟CHはカートK2に対して打込禁止を指示す
る打球可否データ(否)を送信することになるため、打
球可否データ(否)の送信タイミングによるタイムロス
が発生した場合でも、カートK2のプレーヤがティーグ
ランドTで打球を行う前に、カートK2で打込禁止の表
示を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフ場の運行管
理システムに関わり、例えば前方確認が困難なブライン
ドホールや打ち下ろしホール、霧などの発生時における
打ち込みを防止するのに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、プレーヤが自らゴルフカート
を運用して、セルフプレーを行なうゴルフ場が知られて
いる。しかし、このようなセルフプレーを行なう場合、
プレーヤがスタートティーを出発すると、プレーを終え
てクラブハウスに戻ってくるまで、コース内の混雑度、
プレーの遅延度を把握することができない。このため、
例えば数ホール毎にコース案内員を配置してプレーの促
進を促すゴルフ場もあるが、人件費などがかかるという
問題がある。
【0003】そこで、例えば本出願人によって提案され
ている、特願平9−31855号や特願平10−285
04号などに示されているように、ゴルフカートにカー
トIDなどのカート識別信号の送受信手段などを備える
とともに、ゴルフカートの順路となるカート路(例えば
ティーグランド、フェアウェー、グリーンなどの付近)
にセンサを配置して、センサによって検出されたカート
識別信号を管理棟において管理することが知られてい
る。これは、カート識別信号及びセンサの識別信号など
に基づいて各ゴルフカートの現在位置や、例えばセンサ
によって検出された時間情報などの管理を行ない、所要
の表示装置などに表示することで、コース場に出ている
ゴルフカートの運行状況を把握するものとされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前方確認が
困難なブラインドホールや打ち下ろしホールにおいて、
前方でプレーしているプレーヤに対してボールを打ち込
むようなプレーについては、セルフプレーの運用にとも
ないプレーヤの自己判断に委ねられることになってい
る。そこで、例えば本出願人によって提案されている、
特願平9−13194号などに示されているように、ブ
ラインドホールなどの所定の区間、すなわち、むやみに
打ち込みを行うと前のプレーヤに打ち込んでしまう恐れ
がある区間においては、特別なセンサを配置しておき、
このセンサに基づいてプレーヤが打ち込みを行なって良
いか否かを判断できるようなシステムが考えられてい
る。
【0005】また、ゴルフ場は例えば高原などにあり、
また早朝よりプレーが開始されるため、気温差が激しく
霧が発生する場合がある。この場合、ゴルフ場全体、ま
たは一部が前記したブラインドホールと同様に前方の確
認が困難な状態になる。つまり、霧が発生している状態
でプレーを進める場合、常に前方に注意を払う必要があ
る。すぐに霧が晴れる見込みがある場合は、一時プレー
を中断することも考えられる。しかし、霧が晴れない状
態が続くとプレーに遅延が生じることになってしまう。
【0006】そこで、例えばGPS(Global Positioni
ng System)などを用いてコースに出ているカートの位
置を把握することによって、前後のカートとの距離を検
出し、カートのプレーヤが打球可能であるか否かを判別
する方法が知られている。しかしながら、ゴルフ場にG
PSを適用するに当たっては、予めコースの詳細なレイ
アウトを位置データとして登録しておくことが必要なた
め、例えばGPSの導入時やコースのレイアウトの変更
を行なった場合などは、多大の労力及び時間が必要にな
るといった問題点があった。
【0007】そこで、本出願人は例えば霧が発生した場
合でも、適宜、打球指示を行うことができるゴルフ場の
運行管理システムを提案している(特願平10−202
202号)。上記提案は、各カートから送信されるカー
ト送信データに基づいて、管理棟又は各カートで、該当
カートと他のカートとが所定距離内かどうかの判別を行
い、この判別結果に基づいて、管理棟又は各カートで打
球可否の判別を行うことで、霧などによって視界が悪く
前方を目視にて確認することができない場合でも、該当
カートのプレーヤがプレーを行えるようにしたものであ
る。
【0008】しかしながら、上記したようなゴルフ場の
運行管理システムは、管理棟と各カートとの間の通信、
又はカート同士の通信は、1つの周波数チャネルを用い
て無線により行っているため、例えば管理棟から該当カ
ートに対して打球可否情報を送信する送信タイミングが
遅れタイムロスが発生することがある。このようなタイ
ムロスにより、該当カートのプレーヤに対する打球指示
に遅れが発生すると、該当カートのプレーヤが打込禁止
区間にカートが居るにも関わらず打球してしまうといっ
たことも考えられる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような点を
鑑みてなされたものであり、管理棟から送信される打球
可否情報の送信タイミングによるタイムロスが発生した
場合でも確実にカートの打込禁止表示を行うことができ
るゴルフ場の運行管理システムを提供することを目的と
する。
【0010】上記目的を達成するため、ゴルフコースに
おけるカート路に沿った所要の位置に配置され、位置情
報が個々に設定されているとともに、位置情報を所定の
範囲内で送出することができるセンサと、カート路に沿
って巡回し、センサからの位置情報を検出することがで
きる検出手段と、該検出手段で検出したセンサ識別情報
及び個々に設定されているカートの識別情報をカート情
報として送信することができると共に、送信されてくる
所要の情報信号を受信することができる送信/受信手段
とを備えたカートと、カート情報を受信して、ゴルフコ
ースを巡回しているカートの運行状況を把握することが
できる管理棟とからなるゴルフ場の運行管理システムに
おいて、ゴルフコースにおける打込禁止ホールの打込禁
止区間を、センサの位置情報を検出することができる検
出可能領域を含む所定の区間としたうえで、管理棟に、
カートから送信されてくるカート情報に基づいて、打込
禁止区間に、少なくとも1以上のカートが存在すると判
別した時は、打込禁止区間に存在するカートに対して打
球可否の指示を行う打球指示手段を設けると共に、カー
トに、管理棟からの情報信号に基づいて、打球可否を報
知する報知手段を設けるようにした。
【0011】そして、打込禁止ホールの打込禁止区間
を、その打込禁止ホールのティーグランドに設置されて
いるセンサの位置情報を検出することができる検出可能
領域から所定の地点までの区間とした。また、管理棟に
おけるシステム上の打込禁止区間を、打込禁止ホールの
一つ前のホールのグリーンに設置されているセンサの位
置情報を検出できる検出可能領域を外れた地点から、打
込禁止区間の終了地点までの区間とした。また、管理棟
におけるシステム上の打込禁止区間を、打込禁止ホール
の一つ前のホールのグリーンに設置されているセンサの
位置情報を検出できる検出可能領域から打込禁止区間の
終了地点までの区間とした。さらにまた、打込禁止区間
の手前に新たなセンサを配置し、管理棟におけるシステ
ム上の打込禁止区間を、新たなセンサの位置情報を検出
することができる検出可能領域から打込禁止区間の終了
地点までの区間とした。
【0012】また、打球指示手段は、カートから送信さ
れてくるカート情報によりセンサの位置情報を検出でき
る検出可能領域に複数のカートが存在すると判別した時
は、その位置情報が得られた時刻から、位置情報の検出
可能領域に存在する複数のカートに対してカート順位を
付け、このカート順位に基づいて、打球可否の指示を行
うようにした。
【0013】本発明によれば、ゴルフコースにおける打
込禁止ホールの打込禁止区間を、センサの位置情報を検
出することができる検出可能領域を含む範囲に拡げるよ
うにしているので、例えば打込禁止区間に先行カートが
存在している時は、後続のカートがセンサの通信エリア
に入った時点で管理棟から後続のカートに対して打込禁
止を指示する打球可否情報を送信することができるた
め、打球可否情報の送信タイミングによるタイムロスが
発生した場合でも、後続のカートの報知手段に打込禁止
を表示することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態とされ
るゴルフ場の運行管理システムについて説明する。図1
は、本実施の形態とされるゴルフ場の運行管理システム
が適用されたゴルフ場のスタート地点付近のレイアウト
の一部を模式的に示した図である。なお、この図1には
複数のコースの内、Aコースの1番〜3番ホール、及び
9番ホール、Bコースの10番ホール、Cコースの1
番、2番ホール及び9番ホールが示されている。
【0015】この図1に示すように、各コースのティー
グランドに近い場所には、一般的にキャディマスタ室の
ある管理棟CHが位置しており、各コースには、少なく
とも管理棟CHと小電力の電波を使用して通信可能な位
置に、それぞれレピータ(中継器)RE11,RE2
1,RE31が設けられている。なお、このレピータR
E11,RE21,RE31はそのコースのできるだけ
広い範囲をカバーでき、且つ、管理棟CH及びコース上
のカートKとの間で小電力電波によって交信可能な位置
に配置されている。また、例えばコースの遠隔部などで
情報電送が不能となるようなコースの場合は、メインの
レピータ(親)RE11に対して従属するレピータ
(子)RE12などを配置してもよい。なお、以降各レ
ピータを総じて示す場合は単にレピータREと表記す
る。
【0016】各コースは1番ホール、2番ホール、3番
ホール、4番ホール・・・の順で9ホールがレイアウト
され、これらの各ホール間はコースに沿って、例えばプ
レーヤがセルフプレーを行うための乗用カート(以下、
単に「カート」という)Kが移動できるカート路R、又
は軌条が形成されている。このカート路Rの例えば路肩
の所要の位置には、センサ識別情報(位置情報)を送信
する送信手段を備えたセンサ(ロケータ)SA1〜SA
n、センサ(ロケータ)SB1、SB2・・・、センサ
(ロケータ)SC1〜SCnが設置されている。なお、
以降各センサを総じて示す場合は単にセンサ(ロケー
タ)Sと表記する。
【0017】センサSの設置場所としては、各コースに
おいて例えばカート路Rに沿った各ホールのティーグラ
ンド、フェアウェー、グリーンなどの近傍や、分岐点、
交差点の近傍などとされる。
【0018】図2は本実施の形態とされるゴルフ場の運
行管理システムを構築する管理棟CH、レピータRE、
センサS、及びカートKのデータ通信経路を摸式的に示
した図である。この図2に示すセンサSは、その場所を
特定するような位置情報データ(位置ID)STを、微
少電力によって間欠的に送出している。例えば、センサ
Sは、カートKがその近辺を通過或いは停車した時のみ
受信できるような微弱パワーで所定のフォーマットでパ
ケット化されたセンサ送信データSTを一定周期でを送
出している。
【0019】管理棟CH、カートK、及び各レピータR
E11〜RE31には、例えば小電力タイプとして認定
されている送信装置及び受信装置が備えられており、無
線管理者を不要にすると共に、ゴルフコース内では50
0m乃至1Kmの距離の通信が可能とされている。この
ため、通常のジグザグ方式のコースレイアウトとなって
いるコースでは、1コース(9ホール)に対して1個、
又は2個程度のレピータREが配置され、各カートKと
管理棟CHとの間で通信を行うことができるようにされ
ている。
【0020】カートKには、上記小電力タイプの無線送
信/受信装置に加えて、センサSから送出されている位
置データを受信することができる微弱電波用の受信機が
備えられている。これにより、カートKはカート路Rに
沿って巡回して、センサSの近辺を通過或いは停車した
時に、この微弱電波用の受信機でセンサ送信データST
を受信することにより現在位置を知ることができる。
【0021】またカートKは、センサSから受信したセ
ンサ送信データSTや自己のカートIDなどといった種
種のデータを、後述するようにパケット化して小電力タ
イプの無線送信装置から通信可能範囲に設置されている
レピータREにカートデータ信号(情報信号)KTとし
て送信する。レピータREは各カートKからのカートデ
ータ信号KTを所要のタイミングで管理棟CHに転送す
るようになされている。
【0022】管理棟CHにはアンテナAを介してレピー
タREとの間で送信/受信を行うことがきる小電力タイ
プの無線送信機/受信装置2と、この無線送信機/受信
装置2で受信されたカートデータ信号KTに対して所定
の処理を施す、例えばパーソナルコンピュータ等によっ
て構成された運行管理装置1、及びその運行状況を表示
する表示装置10などが配置されている。
【0023】管理棟CHは、同期情報として鎖線で示す
ようなトリガー信号Trg等をレピータREを介して間
接的にカートKに送信できるようにされている。これに
より、管理棟CHはカートKごとに時分割送受信制御が
できるようになされている。また、各カートのプレーヤ
が前方確認が困難なブラインドホールや打ち下ろしホー
ルでプレーを行う場合、及び、その詳細は後述するが、
カートKが霧モードに移行した場合は、カートKに対し
て打球指示(可又は不可)を行うことができるようにさ
れている。なお、本明細書では、ブラインドホールや打
ち下ろしホール、カートKが霧モードに移行した場合に
おけるカートKのプレーホールを総称して打込禁止ホー
ルという。
【0024】なお、管理棟CHの表示装置10は、必ず
しも運行管理装置1と対にして備える必要はなく、運行
管理装置1とは別の部屋に設置しても良い。また運行状
況画面は複数の表示装置10に表示させることも可能で
ある。また、図示していないが例えばロビーなどに、蛍
光表示管や液晶(Liquid Crystal Display)パネルなど
で形成された、比較的大型の表示装置を設置して、この
表示装置に対して、前記画像情報を供給することによ
り、ロビーに居るプレーヤが運行状況を知らせるように
しても良い。
【0025】また、本実施の形態のゴルフ場の運行管理
システムでは、各カートKがセンサSから出力されるセ
ンサ送信データSTを検出し、レピータREを介して管
理棟CHに対して送信する場合を例にとって説明してい
るが、例えば各カートKに自己のカートIDを微弱電波
により送出する送信手段を設けると共に、センサSが各
カートKから出力されるカートIDを検出し、このカー
トIDと共に自己の位置データ等を小電力タイプの送信
装置からレピータREを介して管理棟CHに送信するよ
うにしても良い。また、カートKから管理棟CHに対し
て送信される情報信号は、レピータREを介して間接的
に行っているがレピータREを介することなく直接的に
送信するようにしても良い。
【0026】以下、上記図2に示した本実施の形態のゴ
ルフ場の運行管理システムを構築している各部の構成を
具体的に説明する。図3は上記図2に示したセンサSの
主要な回路ブロックの構成を示した図である。この図3
に示すセンサSには、各センサSの位置情報とされるセ
ンサIDを個々に設定することができる設定スイッチ1
1が設けられている。設定スイッチ11により設定され
たセンサIDは、制御部12を介して信号処理部13に
供給され、所要の信号処理によってパケット化された
後、例えば微弱電波の送信を行う微弱電波送信部14か
ら一定の周期で送信される。電源回路15はセンサSの
動力として備えられているバッテリ(ソーラ電池)また
は二次電池等からなる電源部16から供給される電源エ
ネルギーを所定の駆動電圧とする回路等によって構成さ
れている。
【0027】次いで、図4はカートKの主要な回路ブロ
ックの構成を示した図である。この図4において、微弱
電波受信部21はセンサSから送信されるセンサ送信デ
ータSTを受信するために設けられている。微弱電波受
信部21で受信されたセンサ送信データSTは、信号処
理部22で所要の信号処理が施された後、制御部23を
介して信号処理部24に供給される。信号処理部24
は、上記センサ送信データSTから得られるセンサID
に、設定スイッチ25によって個々に設定されたカート
ID等を付加して、後述するようにパケット化した後、
カート送信データKTとして無線送信/受信部26から
送信する。これにより、カート送信データKTはレピー
タREを介して管理棟CHに送信される。
【0028】制御部23は、例えば管理等CHからの指
示、又は各カートKのプレーヤの判断により「霧モー
ド」に移行した場合は、管理棟CHから送信される打球
可否データに基づいて、プレーヤに対して打球可否の指
示を行なうための処理を実行する。
【0029】なお、カートKが管理棟CHからの指示に
より「霧モード」に移行する場合は、カートKが管理棟
CHから送信される「霧モード」に移行するための制御
信号を無線送信/受信部26で受信した時とされる。こ
の場合は、コースに出ている全てのカートKがほぼ同時
に「霧モード」に移行することになる。すなわち、ゴル
フ場の例えば全体に霧が発生した場合などに適用され
る。
【0030】また、各カートKごとに「霧モード」に移
行する場合としては、カートKのプレーヤが自己の判断
により操作部28に対して所要の操作を行った場合とさ
れる。この場合、カートKの制御部23は、カートKが
「霧モード」に移行したことを管理棟CHに伝えるた
め、無線送信/受信部26から「霧モード」の設定状況
(後述する霧モードフラグ)を有したカート送信データ
KTを送信させる。このような、カートKごとに「霧モ
ード」に移行する場合としては、ゴルフ場において部分
的に霧が発生した場合が考えられる。
【0031】メモリ27は、センサSからセンサ送信デ
ータSTを受信した場合に、受信したセンサ送信データ
STを一時的に記憶する手段として設けられている。操
作部28は、当該カートKを利用しているプレーヤが例
えば「霧モード」の設定などの操作を行なうための所要
の操作キーなどが備えられている。音声合成/増幅部2
9は、カートKが打込禁止ホールに移行した時に、制御
部23からの指示に基づいて、プレーヤに対して打球可
否を指示する音声信号の合成/増幅を行っており、音声
合成/増幅部29によって増幅された音声信号はスピー
カ30に供給されて音声として出力される。なお、音声
合成/増幅部29から出力される音声信号の音声データ
は、例えばメモリ27や、音声合成/増幅部29に設け
られている記憶領域に記憶されている。また、カートK
に音声合成/増幅部29、及びスピーカ30を設けるこ
とにより、各種音声メッセージを出力することも可能で
ある。
【0032】表示ドライバ31は、制御部23からの指
示に基づいて、表示部32に対して所要の表示を行なう
ため表示制御を実行する。表示部32は例えばLED
(Light Emitting Diode)などの表示手段によって構成
され、図示しないが例えば「霧モード」に移行している
か否か、或いは打込禁止ホールにおける打球可否を表示
することができるようにされている。打込禁止表示灯3
5は、例えばカートKの屋根などに取り付けられた回転
灯であり、制御部23の指示に基づいて、例えば打込禁
止ホールにおいてプレーヤに対して打球可否を知らせる
ために設けられている。例えば、打ち込みを禁止すると
きは、打込禁止表示灯35が点灯し、そうでないときは
消灯状態とされる。なお、カートKのプレーヤに対して
打込禁止を報知するための報知手段としては、少なくと
もスピーカ30、表示部32、又は打込禁止表示灯35
の内、何れか一つを備えていれば良い。
【0033】電源回路33は、供給される電源エネルギ
ーを蓄電するための蓄電装置や、上記回路ブロックに対
して所要の駆動電圧を供給するためのコンバータを備え
ている。電源部34は、上記電源回路33に電源エネル
ギーを供給するバッテリまたは二次電池等である。
【0034】ここで、上記センサSからパケット化され
て送信されるセンサ送信データST、及びカートKから
パケット化されて送信されるカート送信データKTの構
造を図5を参照しながら説明する。図5(a)は、セン
サSから送信されるセンサ送信データST、図5(b)
はカートKから送信されるカート送信データKTのパケ
ットを摸式的に示す図である。この図5(a)に示すセ
ンサ送信データSTは、同期情報Syncからなるエリ
アDS1、センサID等のデータからなるエリアDS
2、データ誤りを検出する誤り符号検出エリアDS3か
ら構成されている。従って、ゴルフ場の管理者などがセ
ンサIDの変更を行なわない限り、同一のセンサSから
は、常に同じパケットデータが微弱電波等によって送信
されることになる。
【0035】上記センサSから送出されるセンサ送信デ
ータSTを受信したカートKは、同図(b)に示すよう
にパケット化したカート送信データKTを管理棟CHに
送信する。この図5(b)に示すカート送信データKT
は、同期情報SyncからなるエリアDK1、送信相手
先を管理棟CHに限定するための相手先コードからなる
エリアDK2、自己カートKのカートIDからなるエリ
アDK3、受信したセンサ送信データSTから抽出した
センサIDからなるエリアDK4、カートKによる「霧
モード」の設定状況を示す霧モードフラグからなるエリ
アDK5、データ誤りを検出する誤り符号検出エリアD
K6から構成される。
【0036】したがって、エリアDK1、DK2、DK
3は常に固定の情報とされる。またエリアDK4は、受
信したセンサ送信データSTのセンサIDに基づいたセ
ンサIDが形成され、エリアDK5は「霧モード」の設
定状況に応じて適宜設定されて管理棟CHに送信される
ことになる。なお、エリアDK5は、カートK自体によ
る「霧モード」の設定状況を示すために、当該カートK
が「霧モード」に移行する場合と解除する場合では異な
る情報(例えば「0」・・・解除、または「1」・・・
移行など)が設定される。
【0037】次に、図6は上記図2に示したレピータR
Eの主要な回路ブロックの構成を示した図である。この
図6に示す無線送信/受信部41は、カートKから送信
されてくるカート送信データKTを受信して、管理棟C
Hに対して送信する、または管理棟CHからのトリガ信
号Trgや「霧モード」の制御信号など受信してカート
Kに対して送信する。制御部42は無線送信/受信部4
1の送受信処理の制御を行う。電源回路43は、供給さ
れる電源エネルギーを蓄電するための蓄電装置や、上記
回路ブロックに対して所要の駆動電圧を供給するための
コンバータを備えている。電源部44は、上記電源回路
33に電源エネルギーを供給するバッテリまたは二次電
池等である。
【0038】次いで、図7は管理棟CHの主要な構成を
示したブロック図である。カートKからレピータREを
介して送信されてくるカート送信データKT(カートI
D、センサID)は、アンテナAを介して無線送信/受
信部2で受信される。無線送信/受信部2で受信された
カート送信データKTは、運行管理装置1の信号処理部
3において所要の信号処理が施され、カートID、セン
サIDが復調されて制御部4に供給される。
【0039】従って、管理棟CHではコースに出ている
全てのカートの現在位置を把握することが可能とされ、
受信した情報(カートID、センサID)に基づいて、
各カートの運行管理を行い、各カートの運行状況を、こ
の図には示していない表示装置10に表示するための運
行管理情報を生成する。
【0040】また、制御部4は受信したカート送信デー
タKTに基づいて、カートKが打込禁止ホールに到着し
たと判別した場合は、カートKの前方を走行する先行カ
ートの現在位置からカートKに対して打球可否の指示を
行なう打球可否データを送信することができるようにさ
れている。
【0041】なお、制御部4では各カートKにて「霧モ
ード」へ移行させるための設定が行われた時に、カート
送信データKTの霧モードフラグに基づいて、コース上
のどの位置で「霧モード」の設定が行なわれたかを把握
することが可能とされる。
【0042】入力部5は例えばキーボード等の入力装置
によって構成され、例えばゴルフ場の管理者等が「霧モ
ード」の設定等を行なうことができるようにされてい
る。メモリ6は、例えば表示装置10に所要の表示を行
なうための信号処理を行なうワークエリアとされる。特
に、GUI(Graphical User Interface)などを用いて
例えばウインドウ形式の表示を行なう場合の画像信号処
理などが行なわれる。タイマ7は、各カートKからのカ
ート送信データが位置情報が含まれていた時に、その位
置情報が受信された時刻を得るために設けられている。
なお、タイマ7は必ずしも運行管理装置1に設ける必要
はなく、例えば各カートKに設けるようにしても良い。
信号変調部8は制御部4で生成された運行情報やメモリ
6で形成されたGUI信号を表示制御信号として表示装
置10に供給する。
【0043】ここで、図8にしたがい管理棟CHから各
カートKに対して送信する打球可否データの構成を説明
する。この図8に示す打球可否データは、同期情報Sy
ncからなるエリアDH1、当該打球可否データが管理
棟CHから送信されたことを示す管理棟IDからなるエ
リアDH2、送信相手先を特定のカートKに限定するた
めの相手先コードからなるエリアDH3、打込禁止ホー
ルにおける打球の可否を指示する制御データからなるエ
リアDH4、管理棟CHにおける「霧モード」に対する
移行/解除を示す霧モードフラグからなるエリアDH
5、データ誤りを検出する誤り符号検出エリアDH6に
よって形成される。なお、エリアDH4は、上記図5
(b)に示したカート送信データKTのエリアDK4に
相当するデータにより形成される。
【0044】従って、エリアDH1、DH2は常に固定
の情報とされる。また、エリアDH4及びDH5は、受
信したカート送信データKTに基づいて生成される所要
の制御データとされる。
【0045】次に、図9を用いて例えばレピータREを
介して管理棟CHからカートKに送信されるトリガ信号
Trgに基づいて、カートKがカート送信データKTの
送信を行なう送信タイミングについて説明する。図9
(a)は、管理棟CHから送信されるトリガ信号Trg
のタイミングを示している。図示されているようにトリ
ガ信号Trgは期間Tごとに送信される。すなわち各カ
ートKでは、期間Tごとにトリガ信号Trgを受信す
る。各カートKでは受信したトリガ信号Trgに基づい
て、例えばセンサIDなどによって構成されるカート送
信データKTを送信する。各カートにおける送信タイミ
ングは図9(b)〜図9(i)に示されている。
【0046】即ち、各カートKでは期間T内において、
それぞれカート送信データKTを送信するタイミングが
設定されており、管理棟CHでは各カートKから送信さ
れるカート送信データKTを重複することなく順次受信
することができる。また、図9(g)は予備ブロックと
され、例えばゴルフ場で使用されるカートKが増加した
場合などに備えて、現時点ではカート送信データKTが
送信されないタイミングとされている。つまり、このタ
イミングでは全てのカートKは送信を行なっていないタ
イミングとされる。そこで、本実施の形態の管理棟CH
は、このタイミングで打球可否データの送信を行なうこ
とにより、各カートKで打球可否データの受信を行える
ようにしている。
【0047】ところで、カートKが打込禁止ホールに移
動した場合、管理棟CHは、カートKの位置データと、
そのカートKの前方を走行している先行カートの位置デ
ータに基づいて、カートKのプレーヤが打球を行うこと
ができるか否かの判別を行い、カートKに対して打球可
否データを送信することになる。例えばカートKの先行
カートが打込禁止ホールの打込禁止区間に居る時は、管
理棟CHはカートKに対して打球を行ってはいけない旨
の打球可否データ(否)を送信する。この場合、管理棟
CHからカートKに対して送信する打球可否データの送
信タイミングは図9(g)に示した予備ブロックのタイ
ミングされる。このため、管理棟CHがカートKの先行
カートが打込禁止区間に居ると判別してから、カートK
に対して打球可否データ(否)を送信するまでにタイム
ロスが発生する。
【0048】この結果、カートKのプレーヤは、打込禁
止区間に先行カートが居るにも関わらず、打球可否デー
タ(否)が送信されてくるまでの期間において、例えば
打込禁止の指示がないことで、打ち込みを行ってしまう
といったことが考えられる。特に、霧が発生して前方の
視界が極めて悪く、例えば僅か数十ヤード前方を走行し
ている先行カートが見えないような状況の時に、カート
Kの打込禁止表示が遅れると、カートKのプレーヤが打
ち込みを行うといったことは十分に考えられる。
【0049】そこで、本実施の形態のゴルフ場の運行管
理システムでは、管理棟CHから送信される打球可否デ
ータを送信する送信タイミングにタイムロスが生じる場
合でも確実にカートKで打込禁止表示を行うことができ
るようにしたものである。
【0050】図10は本発明の第1の実施の形態とされ
るカートKの打込禁止表示を説明するための図である。
この図10に示すように、或る打込禁止ホールにおけ
る、従来の打込禁止区間L0がティーグランドTに設置
されているロケータ(センサ)S1 の通信エリアを出て
から、フェアウェイFに設置されているロケータS2
通信エリアに入るまで区間とされているのに対して、本
実施の形態では、打込禁止区間L1をティーグランドT
に設置されているロケータS1 の通信エリア内からフェ
アウェイFに設置されているロケータS2 の通信エリア
に入るまでの区間とした。
【0051】例えば図10(a)に示すように、カート
K1がティーグランドTのセンサS 1 の通信エリア内に
移動してきた場合、管理棟CHはカートK1からのカー
ト送信データKTに含まれる位置情報からカートK1の
現在位置と、そのカート送信データを受信した時刻を運
行管理装置1のタイマ情報から得ることでティーグラン
ドTに到着した時刻を知ることができる。この場合、管
理棟CHはカートK1の前を走行している先行カートK
のカート送信データKTの位置情報から、先行カートが
打込禁止区間L1に存在するかどうか判別することにな
る。
【0052】なお、先行カートKがティーグランドTの
ロケータS1 の通信エリア以外の打込禁止区間L1に居
るときは、そのカートKから管理棟CHに送信されてく
るカート送信データに位置情報は含まれないが、管理棟
CHはそれまで得られていた先行カートの位置情報から
例えば打込禁止区間L1に居ることを推定する。
【0053】この図10(a)に示す例では、打込禁止
区間L1に先行カートが存在しないので、管理棟CHは
カートK1に対して打球を行ってよい旨を示す打球可否
データ(可)を送信する。この場合は、カートK1がこ
の打球可否データ(可)を受信しても、カートK1の打
込禁止表示灯35は不点灯のままとされ、カートK1の
プレーヤは、この打込禁止表示灯35を見て打球を行っ
て良いと判断することになる。
【0054】なお、本例では各カートKの打球可否の表
示は、打込禁止表示灯35の表示を例に挙げているが、
各カートKに設けられているスピーカ30や表示部32
によって打球可否の指示を行うことができるのは言うま
でもない。
【0055】ここで、同図(b)に示すように、カート
K1がティーグランドTの通信エリアに居るときに、カ
ートK1の後続カートとされるカートK2がティーグラ
ンドTのロケータS1 の通信エリアに入った場合、管理
棟CHは、上記カートK1と同様に、カートK2のカー
ト送信データKTに含まれる位置情報と、そのカート送
信データを受信した時刻からカートK2がティーグラン
ドTに到着したことを知る。
【0056】この場合、カートK2の前を走行するカー
トK1が打込禁止区間L1に居るので、管理棟CHはカ
ートK2に対して打球不可を指示する打球可否データ
(否)を送信する。従って、カートK2がこの打球可否
データ(否)を受信すると、カートK2の打込禁止表示
灯35は不点灯→点灯状態になり、カートK2のプレー
ヤは、打込禁止区間L1に先行カートK1が存在してお
り、打球を行ってはいけないと判断することになる。
【0057】さらに同図(c)に示すように、ティーグ
ランドTの通信エリア内にカートK2が居る時に、後続
のカートK3が移動してきた時は、カートK3に対して
打球不可を指示する打球可否データ(否)を送信する。
これにより、カートK3の打込禁止表示灯35も点灯
し、カートK3のプレーヤも打球を行ってはいけないと
判断することができる。
【0058】また、本実施の形態の管理棟CHは、打込
禁止区間L1のティーグランドTに設置されているロケ
ータS1 の通信エリア内に移動してきたカートの順番を
カート順位として管理できるようにされている。カート
順位は、管理棟CHが例えばカートK2,K3からのカ
ート送信データKTにティーグランドTの位置情報が最
初に含まれていた時刻を基にすればカート順位を容易に
把握することができる。
【0059】そして、同図(d)に示すように、カート
K1が打込禁止区間L1を離れた場合、即ちカートK1
からのカート送信データKTにフェアウェイFの位置情
報が含まれている場合、管理棟CHはティーグランドT
上で打球が禁止されているカートK2,K3の内、カー
ト順位が1位とされるカートK2に対して、打球を行っ
てよい旨を示す打球可否データ(可)を送信する。これ
により、カートK2が打球可否データ(可)を受信する
と、カートK2の打込禁止表示灯35は点灯→不点灯に
なり、カートK2のプレーヤは打込禁止表示灯35の消
灯により打込禁止が解除されたと判断して打球を行うこ
とになる。
【0060】このような第1の実施の形態とされるカー
トKの打込禁止表示は、打込禁止区間L1をティーグラ
ンドTに設置されているロケータS1 の通信エリアを含
めるようにしているため、管理棟CHはティーグランド
Tの通信エリア内に先行カートK1が存在する時点で、
後続のカートK2に対して打込禁止表示をするための処
理動作を開始することができる。
【0061】つまり、従来の運行管理システムでは、先
行のカートK1がティーグランドTの通信エリアを出た
時点で、後続のカートK2に対して打込禁止を指示する
ための動作として、所定の送信タイミングで打球可否デ
ータを送信しているため、その打球可否データがカート
K2で受信されるまでに要する時間、カートK2の打込
禁止の表示が遅れることになる。
【0062】この結果、先行しているカートK1がティ
ーグランドTを出て打込禁止区間L0に移動した場合、
カートK2の打込禁止表示灯35は、管理棟CHからの
打球可否データ(否)を受信するまで不点灯状態のまま
であり、カートK2のプレーヤが、打込禁止区間L1に
カートK1が居るにも関わらず、誤って打ち込みを行っ
てしまう恐れがあった。
【0063】これに対して、本実施の形態の運行管理シ
ステムは、後続のカートK2がティーグランドTに入っ
た時点で、管理棟CHはカートK2に対して打込禁止を
指示する打球可否データ(否)を送信することになるた
め、打球可否データ(否)の送信タイミングによるタイ
ムロスが発生した場合でも、カートK2のプレーヤがテ
ィーグランドTで打球を行う前に打込禁止を表示するこ
とができる。
【0064】また、本実施の形態の運行管理システム
は、打込禁止ホールのティーグランドTに設置されてい
るロケータS1 の通信エリア内に複数のカートが存在し
ても、その通信エリア内に移動してきたカートの順番を
カート順位として管理しているため、ティーグランドT
に到着したカート順に打球を行わせることができる。
【0065】図11は、上記図10において説明したカ
ートKの打ち込み表示を実現するための管理棟CHに設
けられている運行管理装置1の制御部4の処理動作を示
したフローチャートである。この場合、制御部4は、先
ずステップS11において、各カートKから送信されて
くるカート送信データKTに基づいて、同一ロケータS
の通信エリア内に存在するカート台数が2台以上かどう
かの判別を行い、その通信エリア内に2台以上のカート
が存在するときはステップS12に進む。
【0066】ステップS12においては、各カートKが
同一ロケータSの通信エリア内に移動してきた時刻情報
から、その通信エリアにおけるカート順位を作成した
後、ステップS13に進み、ステップS13において打
込禁止区間に先行カートが存在するかどうかの判別を行
う。つまり、同一ロケータの通信エリア以外の領域に先
行カートが存在するどうかの判別を行う。
【0067】ここで、先行カートKが存在しなければ、
ステップS14に進んで、上記ステップS12において
作成したカート順位が1位のカートKに対して打込禁止
表示を消灯させるような制御を実行する。つまり、カー
ト順位が1位のカートKに対して打球を行って良いこと
を指示する打球可否データ(可)を送信する。その後、
ステップS15に進んでカート順位が2位以上のカート
Kに対して打込禁止表示を点灯させるような制御を実行
して、ステップS11の処理に戻る。
【0068】一方、ステップS13において、打込禁止
区間に先行カートが存在すると判別したときは、ステッ
プS16に進み、カート順位が1位のカートKに対して
打込禁止表示を点灯させるような制御を実行する。そし
て、ステップS15に進んでカート順位が2位以上のカ
ートに対して打込禁止表示を点灯させるような制御を実
行してステップS11の処理に戻る。
【0069】また、ステップS11において、同一ロケ
ータSの通信エリア内に存在するカートが1台の時はス
テップS17に進む。ステップS17では、打込禁止区
間に先行カートが存在するかどうかの判別、つまり同一
ロケータの通信エリア以外の領域に先行カートが存在す
るどうかの判別を行い、存在する場合はステップS18
においてカートKに対して打込禁止表示を点灯させるよ
うな制御を実行する。また、先行カートKが存在しない
場合は、ステップS19においてカートKに対して打込
禁止表示を消灯させるような制御を実行してステップS
11の処理に戻る。このような処理動作を制御部4が繰
り返し実行することで、上記図10に示したようなカー
トKの打ち込み表示を実現することができる。
【0070】図12は、本発明の第2の実施の形態とさ
れるカートKの打込禁止表示を説明するための図であ
る。この図12に示す例では、実際の打込禁止区間L1
は、上記図10と同様、カートKがティーグランドTに
設置されているロケータS1 の通信エリア内に入ってか
らフェアウェイFに設置されているロケータS2 の通信
エリアに入るまでの区間とするものの、管理棟CHにお
けるシステム上の打込禁止区間L2は、カートKが打込
禁止ホールのティーグランドTの一つ前のホールのグリ
ーンGに設置されているセンサS0 の通信エリアを出て
からフェアウェイFの通信エリアに入るまでの区間とし
ている。
【0071】この場合、例えば図12(a)に示すよう
に、カートK1が実際の打込禁止区間L1に存在して
も、カートK2がまだ1つ前のホールのグリーンG上に
居る時は、カートK2の打込禁止表示灯35は不点灯状
態とされる。そして、同図(b)に示すように、カート
K2がグリーンGに設置されている通信エリアを出てシ
ステム上の打込禁止区間L2に移動した時に、先行する
カートK1が実際の打ち込み防止区間L1に存在してい
る場合は、カートK2の打込禁止表示灯35は点灯状態
となる。なお、一つ前のホールのグリーンG上に存在す
るカートK3の打込禁止表示灯35は不点灯状態である
ことは言うまでもない。
【0072】また、この場合も管理棟CHは、ティーグ
ランドTの通信エリア内に移動してきたカートの順番を
カート順位として管理している。従って、同図(d)に
示すように、カートK1がフェアウェイFに設けられて
いるセンサS2 の通信エリア内に移動すると、カート順
位が1位のカートK2の打込禁止表示灯35が点灯→不
点灯となり、カートK2のプレーヤを打込禁止が解除さ
れたことがわかると共に、カートK3,K4は引き続き
打込禁止表示灯35が点灯状態のままとされるので打ち
込みが禁止状態のままであることがわかる。
【0073】なお、図12には示しいないが、複数のカ
ートがシステム上の打込禁止区間L2に存在するもの
の、実際の打込禁止区間L1にカートが居ない場合は、
システム上の打込禁止区間L2に居るカートKの打込禁
止表示は不点灯、つまり打球は許可された状態とされ
る。
【0074】このように本発明の第2の実施の形態とさ
れるカートKの打込禁止表示によれば、システム上の打
込禁止区間L2を、打込禁止ホールの一つ前のホールの
グリーンGの通信エリアを出た時点まで拡げることで、
管理棟CHから送信される打球可否データの送信タイミ
ングによるタイムロスが発生した場合でも、確実にカー
トKに対して打込禁止表示を行うことができる。
【0075】また、この場合も打込禁止ホールのティー
グランドTに設置されているロケータS1 の通信エリア
内に複数のカートKが存在しても、その通信エリア内に
移動してきたカートKの順番をカート順位として管理し
ているため、ティーグランドTに到着したカート順に打
球を行わせることができる。
【0076】次に、図13は本発明の第3の実施の形態
とされるカートKの打込禁止表示を示した図である。こ
の図13に示す例では、管理棟CHにおけるシステム上
の打込禁止区間L3を、カートKが一つ前のホールのグ
リーンGに設置されているセンサS0 の通信エリア内に
入ってからフェアウェイFの通信エリアに入るまでの区
間としている。
【0077】従って、この図13に示すように、カート
K1が実際の打込禁止区間L1に存在する場合は、カー
トK2は、その一つ前のホールのグリーンG上に設置さ
れているロケータS0 の通信エリアに入った時に打込禁
止表示灯35が点灯することになる。
【0078】このような本発明の第3の実施の形態とさ
れるカートKの打込禁止表示は、例えば打込禁止ホール
のティーグランドTと、一つ前のホールのグリーンGが
近接しており、上記図12に示したようにシステム上の
打込禁止区間L2をグリーンGに設置されているロケー
タS0 の通信エリアを出てからとすると、カートKの打
込禁止表示が点灯する前に、カートKのプレーヤがティ
ーグランドTにて打球を行うことがないように考慮した
ものである。
【0079】従って、打込禁止ホールのティーグランド
Tと、一つ前のホールのグリーンGが近接している場合
は、カートKのシステム上の打込禁止区間L3を一つ前
のホールのグリーンGのロケータS0 の通信エリア内に
入った時点からとすることで、グリーンGとティーグラ
ンドTが近接している場合でも、カートKのプレーヤが
グリーンG上で費やす時間においてカートK2の打込禁
止表示を確実に点灯することが可能になる。
【0080】なお、打込禁止ホールの一つ前のホールの
グリーンG上で打ち込み表示が点灯した場合でも、通
常、グリーンG上が打込禁止となることはないので、カ
ートKのプレーヤは、カートKの打込禁止表示が次のホ
ールにおける打込禁止表示であることは容易に判断する
ことができる。
【0081】次に、図14は本発明の第4の実施の形態
とされるカートKの打込禁止表示を示した図である。こ
の図14に示す打込禁止表示は、例えばフェアウェイF
2のロケータS12の通信エリアを出てからグリーンGの
ロケータS13の通信エリアに入るまでの区間が打込禁止
区間L4とされている場合、フェアウェイF2の手前
に、別途ロケータS11を設置し、カートKがこのフェア
ウェイF1のロケータS11の通信エリアに入ってからグ
リーンGの通信エリアに入るまでの区間を、管理棟CH
におけるシステム上の打込禁止区間L5とするようにし
たものである。
【0082】このような打込禁止区間がティーグランド
Tから設定されていない場合は、打込禁止区間の1つ前
に設置されているロケータS(通常はティーグランドT
の近辺)までシステム上の打込禁止区間を拡げると、そ
のホールにおける円滑なプレーの進行の妨げになる。そ
こで、この場合はフェアウェイF2の少し手前(数十ヤ
ード手前に)に新たなロケータS11を設置し、このロケ
ータの通信エリア内からシステム上の打込禁止区間L5
としている。
【0083】従って、図14に示すように、カートK1
が実際の打込禁止区間L4に存在している場合は、後続
のカートK2がシステム上の打込禁止区間L5に入った
時に、カートK2の打込禁止表示灯35が点灯するた
め、管理棟CHから送信される打球可否データの送信タ
イミングによるタイムロスが発生した場合でも、確実に
カートK2に対して打込禁止表示を行うことができる。
また、システム上の打込禁止区間L4を拡げたことに伴
うプレーの遅延を最小限に抑えることができる。
【0084】なお、上記図12〜図14において説明し
たカートKの打ち込み表示を実現するための管理棟CH
に設けられている運行管理装置1の制御部4の処理動作
は、先に図11で説明した処理動作により実現できるの
で、その詳細については省略する。
【0085】また、本実施の形態では、打球可否の判別
を管理棟CHに設けられている運行管理装置1の制御部
4で行う場合を例にとって説明したが、各カートK他の
カートKから送信されるカート送信データKTを受信し
て、各カートKの制御部23で個々に判別を行うように
することも可能である。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のゴルフ場
の運行管理システムは、ゴルフコースにおける打込禁止
ホールの打込禁止区間に、センサの位置情報を検出する
ことができる検出可能領域を含む範囲まで拡げるように
しているので、例えば打込禁止区間に先行カートが存在
している時は、後続のカートがセンサの検出可能領域に
入った時点で、管理棟から後続のカートに対して打込禁
止を指示する打球可否情報を送信することができる。よ
って、管理棟から送信される打球可否情報の送信タイミ
ングによるタイムロスが発生した場合でも、カートのプ
レーヤが打ち込みを行う前に、カートの報知手段に打込
禁止を表示して報知することができる。
【0087】例えば打込禁止ホールの打込禁止区間を、
その打込禁止ホールのティーグランドに設置されている
センサの位置情報を検出することができる検出可能領域
から所定の地点までの区間とすることで、管理棟から送
信される打球可否情報の送信タイミングによってタイム
ロスが発生した場合でも、カートのプレーヤが打ち込み
を行う前に、カートの報知手段に打込禁止の表示を行う
ことができる。
【0088】また管理棟のシステム上の打込禁止区間
を、打込禁止ホールの一つ前のホールのグリーンに設置
されているセンサの位置情報を検出できる検出可能領域
を外れた地点から打込禁止区間の終了地点までの区間と
すれば、カートが一つ前のホールのグリーンから打込禁
止ホールのティーに到着するまでの間に、管理棟からカ
ートに対して打球可否情報を送信すれば良いので、管理
棟から送信される打球可否情報の送信タイミングにタイ
ムロスが発生した場合でも、カートのプレーヤが打ち込
みを行う前に、確実にカートの報知手段に打込禁止の表
示を行うことができる。
【0089】さらにまた、管理棟におけるシステム上の
打込禁止区間を、打込禁止ホールの一つ前のホールのグ
リーンに設置されているセンサの位置情報を検出するこ
とができる検出可能領域から打込禁止区間の終了地点ま
での区間とすれば、一つ前のホールのグリーンと打込禁
止ホールのティーが近い場合でも、カートのプレーヤが
打ち込みを行う前に、カートの報知手段に打込禁止の表
示を行うことができる。
【0090】さらに打込禁止区間の手前に新たなセンサ
を配置して、管理棟はシステム上の打込禁止区間を新た
なセンサの位置情報を検出できる検出可能領域から打込
禁止区間の終了地点までの区間とすれば、例えばフェア
ウェイに打込禁止区間が設定されている場合でも、カー
トのプレーヤが打ち込みを行う前に、カートの報知手段
に打込禁止の表示を行うことができる。
【0091】また、打球指示手段でカートから送信され
てくるカート情報によりセンサの位置情報を検出できる
検出可能領域に複数のカートが存在すると判別した時
は、その位置情報が得られた時刻から、位置情報の検出
可能領域に存在する複数のカートに対してカート順位を
付け、このカート順位に基づいて打球可否の指示を行う
ことで、検出可能領域に到着したカート順に打球を行わ
せることができるといった利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態とされる運行管理システム
が適用されたゴルフ場のレイアウトの一部を模式的に示
した図である。
【図2】本実施の形態のゴルフ場の運行管理システムを
構築する各装置間の通信経路を模式的に示した図であ
る。
【図3】本実施の形態のロケータの構成を示したブロッ
ク図である。
【図4】本実施の形態のカートの主要な構成を示したブ
ロック図である。
【図5】本実施の形態のカートから送信されるカート送
信データ、及びロケータから送信されるセンサ送信デー
タの構造例を示した図である。
【図6】本実施の形態のレピータの構成を示したブロッ
ク図である。
【図7】本実施の形態の管理棟の構成を示したブロック
図である。
【図8】本実施の形態の管理棟から送信される打球可否
データの構造例を示した図である。
【図9】管理棟から送信されるカート送信データの送信
タイミングの説明図である。
【図10】第1の実施の形態とされるカートの打込禁止
表示方法を示した図である。
【図11】第1の実施の形態とされるカートの打込禁止
表示を実現するための運行管理装置の制御部の処理動作
を示したフローチャートである。
【図12】第2の実施の形態とされるカートの打込禁止
表示方法を示した図である。
【図13】第3の実施の形態とされるカートの打込禁止
表示方法を示した図である。
【図14】第4の実施の形態とされるカートの打込禁止
表示方法を示した図である。
【符号の説明】
1 運行管理装置、2 26 無線送信/受信部、3
信号処理部、4 制御部、5 データ入力部、6 27
メモリ、7 タイマ、21 微弱電波受信部、22
24 信号処理部、23 制御部、25 設定スイッ
チ、28 操作部、29 表示合成/増幅部、30 ス
ピーカ、31 表示ドライバ、32 表示部、33 電
源回路、34 電源部、35 打込禁止表示灯、K カ
ート、Sセンサ、RE レピータ、R カート路、CH
管理棟、23 制御部、KTカート送信データ、ST
センサ送信データ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフコースにおけるカート路に沿った
    所要の位置に配置され、位置情報が個々に設定されてい
    るとともに、上記位置情報を所定の範囲内で送出するこ
    とができるセンサと、 上記カート路に沿って巡回し、上記センサからの位置情
    報を検出することができる検出手段と、該検出手段で検
    出した上記センサ識別情報及び個々に設定されているカ
    ートの識別情報をカート情報として送信することができ
    ると共に、送信されてくる所要の情報信号を受信するこ
    とができる送信/受信手段とを備えたカートと、 上記カート情報を受信して、ゴルフコースを巡回してい
    る上記カートの運行状況を把握することができる管理棟
    と、 からなるゴルフ場の運行管理システムにおいて、 上記ゴルフコースにおける打込禁止ホールの打込禁止区
    間を、上記センサの位置情報を検出することができる検
    出可能領域を含む所定の区間としたうえで、 上記管理棟に、上記カートから送信されてくる上記カー
    ト情報に基づいて、上記打込禁止区間に、少なくとも1
    以上のカートが存在すると判別した時は、上記打込禁止
    区間に存在する上記カートに対して打球可否の指示を行
    う打球指示手段を設けると共に、 上記カートに、上記管理棟からの情報信号に基づいて、
    打球可否を報知する報知手段を設けるようにしたことを
    特徴とするゴルフ場の運行管理システム。
  2. 【請求項2】 上記打込禁止ホールの打込禁止区間を、
    その打込禁止ホールのティーグランドに設置されている
    センサの位置情報を検出することができる検出可能領域
    から所定の地点までの区間としたことを特徴とする請求
    項1に記載のゴルフ場の運行管理システム。
  3. 【請求項3】 上記管理棟におけるシステム上の打込禁
    止区間を、上記打込禁止ホールの一つ前のホールのグリ
    ーンに設置されているセンサの位置情報を検出できる検
    出可能領域を外れた地点から、上記打込禁止区間の終了
    地点までの区間としたことを特徴とする請求項1に記載
    のゴルフ場の運行管理システム。
  4. 【請求項4】 上記管理棟におけるシステム上の打込禁
    止区間を、上記打込禁止ホールの一つ前のホールのグリ
    ーンに設置されているセンサの位置情報を検出できる検
    出可能領域から上記打込禁止区間の終了地点までの区間
    としたことを特徴とする請求項1に記載のゴルフ場の運
    行管理システム。
  5. 【請求項5】 上記打込禁止区間の手前に新たなセンサ
    を配置し、上記管理棟におけるシステム上の打込禁止区
    間を、上記新たなセンサの位置情報を検出することがで
    きる検出可能領域から上記打込禁止区間の終了地点まで
    の区間としたことを特徴とする請求項1に記載のゴルフ
    場の運行管理システム。
  6. 【請求項6】 上記打球指示手段は、上記カートから送
    信されてくるカート情報により上記センサの位置情報を
    検出できる検出可能領域に複数のカートが存在すると判
    別した時は、その位置情報が得られた時刻から、上記位
    置情報の検出可能領域に存在する上記複数のカートに対
    してカート順位を付け、このカート順位に基づいて、上
    記打球可否の指示を行うようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載のゴルフ場の運行管理システム。
JP11207384A 1999-07-22 1999-07-22 ゴルフ場の運行管理システム Pending JP2001029531A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005306256A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Koei Sangyo Kk 遠隔操作装置を備えたエンジン式モノレール

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