JP2001028761A - Pal方式ビデオ信号生成装置 - Google Patents

Pal方式ビデオ信号生成装置

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JP2001028761A
JP2001028761A JP19842999A JP19842999A JP2001028761A JP 2001028761 A JP2001028761 A JP 2001028761A JP 19842999 A JP19842999 A JP 19842999A JP 19842999 A JP19842999 A JP 19842999A JP 2001028761 A JP2001028761 A JP 2001028761A
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Japan
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horizontal
circuit
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pal
signal
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Takashi Nagai
崇 長井
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】主要回路をNTSC方式と共用することが可能
なOSD制御のビデオ信号生成装置、デジタル処理のP
AL方式ビデオ信号生成装置。 【解決手段】PAL方式の副搬送波fscに対してfsc×
4nの周波数(nは1以上整数)のクロック発生回路
と、1水平走査ラインにおけるNTSC方式の副搬送波
の4n倍周波数でのクロックカウント数が設定可能でか
つそれ以上のPAL方式における1水平走査ラインにお
けるクロック発生回路のクロックをカウントする水平カ
ウンタ回路と、NTSC方式の1画面の水平走査ライン
数のカウント値が設定可能でかつそれ以上のPAL方式
における1画面の水平走査ライン数のカウント値が設定
されて水平タイミング信号を設定された数カウントして
垂直タイミング信号を発生する垂直カウンタ回路とを有
し、水平カウンタ回路に設定されたカウント数が各水平
走査ラインで副搬送波の位相がすべて揃う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PAL方式ビデ
オ信号生成装置に関し、詳しくは、水平、垂直のタイミ
ング発生回路をはじめとして主要回路をNTSC方式と
共用することが可能なOSD(オンスクリーンディスプ
レイ)制御のビデオ信号生成装置、デジタルカメラやT
Vゲーム等に適するデジタル処理の簡易型のPAL方式
ビデオ信号生成装置回路に関する。
【0002】
【従来の技術】PAL方式にあっては、水平同期信号周
波数fHと副搬送波周波数fscとは、fH=(fsc−2
5)/1135/4=15,625Hz,1H=64μ
secの関係にあって、垂直同期信号周波数fvと水平同期
信号周波数fHとは、fH=50×625/2Hz、fv
=2fH/625の関係にある。しかし、この関係のビ
デオ信号を生成するには回路が複雑になるために、ゲー
ム機などでは、簡易的にノンインターレース画面表示と
してfH=fsc/(1134/4)=15,639H
z,1H=63.943μsec、fv=fH/313など
によりPAL方式のビデオ信号を生成している。このよ
うにfH,fvの周波数が多少ずれていても、受像機側で
は、水平同期系、垂直同期系にそれぞれ同期引き込み範
囲があるので問題なく表示することが可能である。
【0003】通常は、PAL方式ではfsc 4.43M
Hzであり、NTSC方式では、fsc 3.57MHz
である。いずれの方式であってもほぼ同様に、輝度信号
(Y)と色差信号(B−Y,R−Y)とを伝送し、復調
する方式であり、PAL方式では1ライン遅延線を用い
て強制的に位相を反転して1ライン分の加算、減算をし
て復調している。また、いずれの方式にあっても画面上
の色の表示については前後の水平走査線の垂直方向での
積分効果を利用して色副搬送波の漏れや色ずれを防止し
ている。特にPAL方式では走査ラインごとにほぼ強制
的に位相反転することで色差信号の相互干渉を防止し、
画面上での副搬送波の位相と水平走査ラインとの関係を
各ラインごとに90゜−αの位相差に設定することで各
水平走査ラインの色表示箇所が静止することなく、その
積分効果により色ずれを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画面上における水平走
査線の垂直方向での積分効果と色信号との関係は、NT
SC方式では、水平走査ラインごとに−180゜位相が
相違しているので色副搬送波の漏れや色ずれが画面上に
現れることが少ない。PAL方式では水平走査ラインご
とに90゜−α分位相が相違しているが、これを簡易型
のPAL方式では水平走査ラインごとに90゜分の位相
を順次相違させることになる。図3は、この水平走査と
副搬送波の位相との関係を示す従来のノンインターレー
スの簡易型PAL方式の説明図である。図示するよう
に、1ラインを重ねるごとに4fscの信号は、90度位
相がずれている。これは、簡易型として、fsc×4の周
波数(=17.734MHz)において1135クロッ
クを水平走査においてカウントするように設定した場合
である。この場合には、縦線や斜め線に色ずれが発生し
易く再生映像の画質が低下する。
【0005】ところで、ビデオ信号生成装置としては、
PAL方式 もNTSC方式も副搬送波であるfscの周
波数の相違と、1ライン遅延、そして垂直周波数、水平
周波数の相違を除けば、ビデオ信号を生成する主要処理
回路は、ほとんど同じである。特に、デジタル処理でビ
デオ信号を生成するOSD制御のビデオ信号生成装置、
デジタルカメラやTVゲーム等においては、クロックを
基準としてそれをカウントすることであるいはクロック
に同期さえて信号処理をすることで1フィールドあるい
は1フレームの画面を構成する。そこで、コントローラ
の処理内容や変調回路、バースト回路等が共通にでき
る。
【0006】しかし、NTSC方式の副搬送波であるf
scの発振器(fsc×4の周波数発振器)をPAL方式で
使用しようとすると、特定の走査ラインで色副搬送波の
位相が本来のPAL方式の位相関係に保持できなくなる
ので、色ずれが発生して使用することができない。その
ためfscの発振器や水平、垂直のタイミング発生回路を
共用することは難しい。この発明の目的は、このような
従来技術の問題点を解決するものであって、水平、垂直
のタイミング発生回路をはじめとして主要回路をNTS
C方式と共用することが可能なOSD制御のビデオ信号
生成装置、デジタルカメラやTVゲーム等に適するデジ
タル処理のPAL方式のビデオ信号生成装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明のPAL方式のビデオ信号生成装置の
特徴は、PAL方式の副搬送波fscに対してfsc×4n
の周波数(nは1以上整数)のクロックを発生するクロ
ック発生回路と、1水平走査ラインにおけるNTSC方
式の副搬送波の4n倍の周波数でのクロックカウント数
が設定可能でかつそれ以上のPAL方式における1水平
走査ラインにおけるクロック発生回路のクロックをカウ
ントするクロックカウント数が設定されてクロックを設
定された数カウントして水平タイミング信号を発生する
水平カウンタ回路と、NTSC方式の1画面の水平走査
ラインの数のカウント値が設定可能でかつそれ以上のP
AL方式における1画面の水平走査ラインの数のカウン
ト値が設定されて水平タイミング信号を設定された数カ
ウントして垂直のタイミング信号を発生する垂直カウン
タ回路とを有し、水平カウンタ回路に設定されたカウン
ト数が各水平走査ラインで副搬送波の位相がすべて揃う
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】このように、各水平走査ラインで
副搬送波の位相がすべて揃うようにカウントして水平の
タイミング信号を発生する水平カウンタ回路を設けるこ
とで、色ずれが防止され、水平カウンタ回路がNTSC
方式の副搬送波の4n倍の周波数におけるクロック数に
対してカウントする数値設定が可能なものであり、か
つ、その数値を越えるPAL方式について数値設定が可
能なカウンタとなっているので、また、垂直カウンタ回
路も同様な関係になっているので、水平カウンタ回路と
垂直カウンタ回路の値の設定値変更により水平、垂直の
タイミング発生回路をNTSC方式、PAL方式の両者
において選択的に使用できる。また、デジタル処理で
は、ビデオメモリと、コントローラ、YUV信号生成回
路、バースト付加回路、同期信号付加回路、信号合成回
路、D/A変換回路等は、実質的に両者方式にに共通す
る回路にすることができる。その結果、タイミング発生
回路をはじめとして主要回路をNTSC方式と共用する
ことが可能になり、OSD制御のビデオ信号生成装置、
デジタルカメラやTVゲーム等に適するデジタル処理の
PAL方式のビデオ信号生成装置をNTSC方式の回路
を用いて実現することができる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明のPAL方式のビデオ信号
生成装置を適用した一実施例のブロック図、図2は、そ
の水平走査ラインと副搬送波の位相関係の説明図であ
る。図1において、10は、PAL方式のビデオ信号生
成装置であって、信号処理系として、ビデオメモリ1
と、コントローラ2、YUV信号生成回路3、平衡変調
回路4、バースト付加回路5、同期信号付加回路6、信
号合成回路7、D/A変換回路(D/A)8、そしてタ
イミング信号生成回路9を有している。タイミング信号
生成回路9は、4fsc発振器9a、水平カウンタ回路9
b、垂直カウンタ回路9c、1/4分周器9d、そして
クロック位相調整回路9eとからなる。ここで、水平カ
ウンタ回路9bは、NTSC方式の副搬送波の4n倍の
周波数における1水平走査ラインにおけるクロック数
(=910)に対してカウントする数値設定が可能なも
のであり、かつ、その数値を越えるPAL方式について
も数値設定(=1136)が可能な、いわゆるプリセッ
トカウンタとなっている。また、垂直カウンタ回路9c
も同様に、水平走査ラインのカウント数は、NTSC方
式の数(=210)が設定可能であり、かつ、これを越
えてPAL方式の数(=312)が設定され、カウント
可能なものである。
【0010】ビデオメモリ1は、1画面に対応して、例
えば、8ビット256階調のデジタル値のビデオ信号を
記憶するメモリであり、R(赤),G(緑),B(青)
の三原色に対応させて、R画面メモリ1a、G画面メモ
リ1g、B画面メモリ1bとから構成されている。この
ビデオメモリ1については、出願人による出願である特
開平5−304635号に示されるように、PAL方式
とNTSC方式とに共用できる技術が公知である。その
原理は、実際に64kビット(実際には、65,536
ビット)のメモリを使用したとする。デジタル処理での
カウンタのカウント値は、2と8の倍数かこれに近いこ
とが実用的である。そこで、NTSC方式において、2
と8の倍数に近い数でかつ水平走査線数を243に近い
数を使用するとなると、それは256になる。その結
果、NTSC方式の水平方向のサンプリング数は、6
5,536÷256=256により256となる。そこ
で、水平サンプリング数を決定するNTSCドットクロ
ック発生回路9の周波数は、50μsec ÷256 0.
195μsec 5MHzになる。なお、50μsec は、
帰線期間を除いた有効画面走査期間である。帰線期間は
サンプリングしないからである。一方、PAL方式で
は、1画面625本の水平走査線数となっているので、
1フィールドが312.5本になる。64kビットのメ
モリを使用した場合に垂直サンプリング数について帰線
期間を考慮した実質的な垂直サンプリング数は280本
程度である。水平サンプリング数は、65,536÷2
80 234となる。そこで、余裕をみて水平サンプリ
ング数を224とすれば、PAL/NTSC切換信号が
PALを示しているときにPAL/NTSCドットクロ
ック発生回路が発生するクロックの周波数は、50μse
c ÷224 0.223μsec 4.45MHzにな
る。また、前記において、水平サンプリング数を221
とすれば 4.43MHzになる。なお、実際には、P
AL方式では、4fsc発振器9aの発振周波数(例え
ば、17.734MHz)の整数分の1の周波数でかつ
前記の周波数に近い周波数のドットクロック周波数が選
択される。NTSC方式も4fsc発振器の発振周波数に
応じて同様な関係でドットクロック周波数が選択され
る。
【0011】さて、4fsc発振器9aは、ここでは、P
AL方式の副搬送波の4倍のfsc×4の周波数(4.4
3MHz×4=17.734MHz)で発振する発振回
路である。また、平衡変調回路4とクロック位相調整回
路9eは、それぞれPAL方式に対応するような回路に
なっているが、それぞれの回路は、ここではNTSC方
式の回路をパラメータ設定によりPAL方式として利用
している。コントローラ2は、水平カウンタ回路9bに
プリセットレジスタ91にカウント値1136を設定
し、垂直カウンタ回路9cにプリセットレジスタ92に
カウント値312を設定する。そして、水平カウンタ回
路9b、垂直カウンタ回路9cからカウントアップ信号
Ht,Vtを受けて、これら信号に同期してビデオメモ
リ1からRGB信号をそれぞれに読出してYUV信号生
成回路3に送出する。YUV信号生成回路3は、各RG
B信号をそれぞれコントローラ2から受けて所定のデジ
タル演算処理をして輝度信号であるY信号と2つの色差
信号であるU信号、V信号とを生成する。
【0012】Y信号、U信号、V信号は、パラレルに平
衡変調回路4に送出される。平衡変調回路4は、水平カ
ウンタ回路9b、垂直カウンタ回路9cからそれぞれカ
ウントアップ信号Ht,Vtと、クロック位相調整回路
9eからPAL方式に対応するようにタイミング調整さ
れた色副搬送波信号fscとを受けて、前記のカウントア
ップ信号Ht,Vt信号に同期させてY信号、U信号、
V信号をデジタル値として1ラインごとに位相を180
゜反転するPAL方式の平衡変調処理をしてバースト付
加回路5に出力する。バースト付加回路5は、水平カウ
ンタ回路9b、垂直カウンタ回路9cからそれぞれカウ
ントアップ信号Ht,Vtを受けて、これら信号に同期
して同期信号に対応するタイミング位置にカラーバース
ト信号(デジタル値)を付加して信号合成回路7に送出
する。
【0013】YUV信号生成回路3は、同期信号付加回
路6に同期信号挿入のタイミング信号SYCを発生して
同期信号付加回路6に送出する。同期信号付加回路6
は、タイミング信号SYCと、水平カウンタ回路9b、
垂直カウンタ回路9cからカウントアップ信号Ht,V
tとを受けて所定のタイミングでデジタル値で所定の期
間の水平同期信号と垂直同期信号とをそれぞれのPAL
方式のTV規格のタイミングで生成して信号合成回路7
に出力する。信号合成回路7は、同期信号付加回路6と
変調済みのY信号、U信号、V信号とを受けてこれらを
合成してD/A変換器8に送出する。その結果、アナロ
グ信号に変換されたPAL方式のコンポジットビデオ信
号が出力端子10aに出力される。ここで、水平カウン
タ回路9bには、プリセットレジスタ91が設けられ、
このプリセットレジスタ91に設定された値1136を
上限値として循環カウントしてそのカウント終了信号を
タイミング出力信号Htとして出力する。垂直カウンタ
回路9cには、プリセットレジスタ92が設けられ、こ
のプリセットレジスタ92に設定された値312を上限
値として循環カウントしてそのカウント終了信号をタイ
ミング出力信号Vtとして出力する。
【0014】このようにカウント値がプリセットできる
カウンタにより、NTSC方式の水平、垂直のタイミン
グ発生回路を設けて、水平カウンタ回路9bがNTSC
方式の副搬送波の4n倍の周波数におけるクロック数に
対してカウントする数値設定が可能なものであり、か
つ、その数値を越えるPAL方式について数値設定が可
能なカウンタとしている。しかも、ここでは、水平カウ
ンタ回路9bに設定されたカウント数が各水平走査ライ
ンで副搬送波の位相がすべて揃うものである。このこと
により、この水平走査と副搬送波の位相との関係を示す
と、図2のような関係になる。すなわち、水平走査ライ
ンのカウント値を1136とすることにより、すべての
走査ラインでの副搬送波fscの画面上での位相が一致す
る。これにより各ライン間での位相が揃い色ずれが発生
し難い。このように各ライン間で位相が揃うと、ベネチ
アンブラインドという縦縞が画面上に現れる危険性が高
くなるが、簡易型PAL方式では、色ずれほど縦縞が気
にならない。そこで問題になるほどではない。
【0015】また、この発明では、タイミング信号生成
回路9の水平、垂直のタイミング信号が数値設定になっ
ているので、NTSC方式とするには、4fsc発振器9
aを3.57×4の周波数(=14.28MHz)と
し、コントローラ2により水平カウンタ回路9bの水平
走査ラインのカウント値を910としてプリセットレジ
スタ91に設定し、垂直カウンタ回路9cのカウント値
を252としてプリセットレジスタ92に設定すれば、
タイミング発生回路をNTSC方式とすることができ
る。4fsc発振器9aの発振器の周波数変更は、4fsc
発振器9aをこてに外部素子として取り付けられている
セラミックス振動子を取り替えることで容易にできる。
すなわち、4fsc発振器9aは、ここでは外部取り付け
の発振素子を取り付けて周波数が設定可能なセラミック
ス発振器である。
【0016】このようにすることでビデオメモリ1と、
コントローラ2、YUV信号生成回路3、バースト付加
回路5、同期信号付加回路6、信号合成回路7、D/A
変換回路8、タイミング信号生成回路9とをNTSC方
式と共用することができる。さらに、平衡変調回路4
は、通常、パラメータ設定により変調タイミングが演算
されるものであるので、PAL方式とNTSC方式との
両者に設定できるようにパラメータ設定できる設定回路
にすれば、これもNTSC方式と共用可能になる。な
お、コントローラ2の水平、垂直のカウント値に対する
NTSC方式とPAL方式の切換えは、外部にディップ
スイッチ等を設けてそれをON/OFFにより行うこと
で、例えば、ONのときにコントローラの機能をNTS
C方式、OFFのときにPAL方式に対応させることが
できる。
【0017】以上説明してきたが、実施例では、fsc×
4の周波数(=17.734MHz)において1136
クロックを1水平走査ラインとして設定した場合である
が、これらの整数倍の制御をしても同様な結果が得られ
ることはもちろんである。要するに、この発明は、PA
L方式において、各水平走査ラインの副搬送波の位相が
全水平走査ラインで揃うようにカウントする水平カウン
タ回路を設ければよい。なお、垂直方向のカウント値
は、画面仕様に合わせて任意に設定することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明にあ
っては、各水平走査ラインで副搬送波の位相がすべて揃
うようにカウントして水平のタイミング信号を発生する
水平カウンタ回路を設けることで、色ずれが防止され、
水平カウンタ回路と垂直カウンタ回路がNTSC方式の
副搬送波の4n倍の周波数におけるクロック数に対して
カウントする数値設定が可能なものであり、かつ、その
数値を越えるPAL方式について数値設定が可能なカウ
ンタとなっているので、水平カウンタ回路と垂直カウン
タ回路の値の設定値変更により水平、垂直のタイミング
発生回路をNTSC方式、PAL方式の両者において選
択的に使用できる。その結果、タイミング発生回路をは
じめとして主要回路をNTSC方式と共用することが可
能になり、OSD制御のビデオ信号生成装置、デジタル
カメラやTVゲーム等に適するデジタル処理のPAL方
式のビデオ信号生成装置をNTSC方式の回路を用いて
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明のPAL方式のビデオ信号生
成装置を適用した一実施例のブロック図である。
【図2】図2は、その水平走査ラインと副搬送波の位相
関係の説明図である。
【図3】図3は、従来の簡易のPAL方式の走査と副搬
送波の位相関係の説明図である。
【符号の説明】
1…ビデオメモリ、2…コントローラ、3…YUV信号
生成回路、4…平衡変調回路、5…バースト付加回路、
6…同期信号付加回路、7…信号合成回路、8…D/A
変換回路、9…タイミング信号生成回路、9a…4fsc
発振器、9b…水平カウンタ回路、9c…垂直カウンタ
回路、9d…1/4分周器、9e…クロック位相調整回
路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PAL方式の副搬送波fscに対してfsc×
    4nの周波数(nは1以上整数)のクロックを発生する
    クロック発生回路と、1水平走査ラインにおけるNTS
    C方式の副搬送波の4n倍の周波数でのクロックカウン
    ト数が設定可能でかつそれ以上の前記PAL方式におけ
    る1水平走査ラインにおける前記クロック発生回路の前
    記クロックをカウントするクロックカウント数が設定さ
    れて前記クロックを設定された数カウントして水平タイ
    ミング信号を発生する水平カウンタ回路と、前記NTS
    C方式の1画面の水平走査ラインの数のカウント値が設
    定可能でかつそれ以上の前記PAL方式における1画面
    の水平走査ラインの数のカウント値が設定されて前記水
    平タイミング信号を設定された数カウントして垂直のタ
    イミング信号を発生する垂直カウンタ回路とを有し、前
    記水平カウンタ回路に設定されたカウント数は、各水平
    走査ラインで前記副搬送波の位相がすべて揃うことを特
    徴とするPAL方式ビデオ信号生成装置。
  2. 【請求項2】前記水平カウンタ回路は、前記設定された
    カウント数として前記クロックをn×1136個カウン
    トして前記水平タイミング信号を発生するものである請
    求項1記載のPAL方式ビデオ信号生成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002305754A (ja) * 2001-04-03 2002-10-18 Sony Corp 画像処理装置および画像処理システム

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