JP3381097B2 - スーパーインポーズ装置 - Google Patents

スーパーインポーズ装置

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JP3381097B2 JP11882694A JP11882694A JP3381097B2 JP 3381097 B2 JP3381097 B2 JP 3381097B2 JP 11882694 A JP11882694 A JP 11882694A JP 11882694 A JP11882694 A JP 11882694A JP 3381097 B2 JP3381097 B2 JP 3381097B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、背景画像に文字や他
の画像をスーパーインポーズするためのオンスクリーン
ディスプレイ装置(OSD装置)等に適用して好適なス
ーパーインポーズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、背景画像に文字や他の画像をスー
パーインポーズするためのOSD装置が提案されてい
る。そして、このOSD装置としてコンポジットカラー
ビデオ信号の形式でビデオ信号を出力するものがある。
この場合、カラーのスーパーインポーズを行うために
は、背景用ビデオ信号と内部で作成されるスーパーイン
ポーズ用ビデオ信号の色信号の位相を合わせる必要があ
るため、実現するためには位相合わせのための特別な回
路が必要となる。そこで従来は、背景画像に白黒の文字
やブランク等をスーパーインポーズすることが行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したOSD装置で
は、カラーのスーパーインポーズを実現するためには、
背景用ビデオ信号とスーパーインポーズ用ビデオ信号の
色信号の位相合わせのための特別な回路が必要となり、
コストアップを招く等の問題点があった。
【0004】そこで、この発明では、位相合わせのため
の特別な回路を必要とすることなく、カラーのスーパー
インポーズが可能となるスーパーインポーズ装置を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るスーパ
ーインポーズ装置は、背景ビデオ信号より同期信号を分
離する同期分離手段と、基準クロック発振器と、この基
準クロック発振器より出力される基準クロックと同期分
離回路で分離される同期信号に同期してビデオ信号を形
成するビデオ信号形成手段と、基準クロック発振器より
出力される基準クロックに同期したカラーバースト信号
を形成するバースト形成手段と、同期分離手段で分離さ
れた同期信号に同期した同期信号を形成する同期形成手
段と、ビデオ信号形成手段で形成されたビデオ信号に同
期形成手段で形成された同期信号およびバースト形成手
段で形成されたカラーバースト信号を付加してスーパー
インポーズ用ビデオ信号を得るビデオ信号発生手段と、
このビデオ信号発生手段より出力されるスーパーインポ
ーズ用ビデオ信号と背景ビデオ信号とを選択的に出力す
るスイッチ手段とを備え、スイッチ手段で背景ビデオ信
号よりスーパーインポーズ用ビデオ信号に切り換える場
合、ビデオ信号形成手段はスーパーインポーズ用ビデオ
信号に所定期間だけ色信号が含まれないようにビデオ信
号を形成するものである。例えば、所定期間をモニタ受
像機の色信号処理回路を構成するAPC回路の位相引き
込み時間より長く設定する。
【0006】第2の発明に係るスーパーインポーズ装置
は、背景ビデオ信号より同期信号を分離する同期分離手
段と、基準クロック発振器と、この基準クロック発振器
より出力される基準クロックと同期分離回路で分離され
る同期信号に同期してビデオ信号を形成するビデオ信号
形成手段と、基準クロック発振器より出力される基準ク
ロックに同期したカラーバースト信号を形成するバース
ト形成手段と、同期分離手段で分離された同期信号に同
期した同期信号を形成する同期形成手段と、ビデオ信号
形成手段で形成されたビデオ信号に同期形成手段で形成
された同期信号およびバースト形成手段で形成されたカ
ラーバースト信号を付加してスーパーインポーズ用ビデ
オ信号を得るビデオ信号発生手段と、このビデオ信号発
生手段より出力されるスーパーインポーズ用ビデオ信号
と背景ビデオ信号とを選択的に出力するスイッチ手段と
を備え、スイッチ手段で背景ビデオ信号よりスーパーイ
ンポーズ用ビデオ信号に切り換える場合、ビデオ信号形
成手段はスーパーインポーズ用ビデオ信号に所定期間だ
け色信号が含まれないようにビデオ信号を形成し、スイ
ッチ手段でスーパーインポーズ用ビデオ信号より上記背
景ビデオ信号に切り換える場合、スイッチ手段では所定
期間中の走査期間でビデオ信号形成手段で形成される色
信号を含まないスーパーインポーズ用ビデオ信号を選択
するものである。例えば、所定期間をモニタ受像機の色
信号処理回路を構成するAPC回路の位相引き込み時間
より長く設定する。
【0007】
【作用】第1の発明においては、スイッチ手段で背景ビ
デオ信号よりスーパーインポーズ用ビデオ信号に切り換
える場合、ビデオ信号形成手段はスーパーインポーズ用
ビデオ信号に所定期間だけ色信号が含まれないようにビ
デオ信号を形成するものでり、スーパーインポーズ用ビ
デオ信号には、例えばモニタ受像機の色信号処理回路を
構成するAPC回路がスーパーインポーズ用ビデオ信号
に付加されたカラーバースト信号に位相同期した後に色
信号が含まれるため、背景ビデオ信号とスーパーインポ
ーズ用ビデオ信号の色信号の位相合わせをしなくてもビ
デオ信号の切り換え時に表示色が不安定となることを防
止し得る。
【0008】第2の発明においては、第1の発明と同様
に、スイッチ手段で背景ビデオ信号よりスーパーインポ
ーズ用ビデオ信号に切り換える場合、背景ビデオ信号と
スーパーインポーズ用ビデオ信号の色信号の位相合わせ
をしなくても、ビデオ信号の切り換え時に表示色が不安
定となることを防止し得る。また、スイッチ手段でスー
パーインポーズ用ビデオ信号より背景ビデオ信号に切り
換える場合、スイッチ手段では所定期間中の走査期間で
ビデオ信号形成手段で形成される色信号を含まないスー
パーインポーズ用ビデオ信号を選択するものであり、例
えばモニタ受像機の色信号処理回路を構成するAPC回
路が背景ビデオ信号に付加されたカラーバースト信号に
位相同期した後に色信号を含む完全な背景ビデオ信号が
選択されるため、背景ビデオ信号とスーパーインポーズ
用ビデオ信号の色信号の位相合わせをしなくてもビデオ
信号の切り換え時に表示色が不安定となることを防止し
得る。
【0009】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例はOSD装置100に適用
した例である。
【0010】図において、1は背景ビデオ信号としての
コンポジットカラービデオ信号Vaが供給される入力端
子である。入力端子1に供給されるビデオ信号VaはO
SD装置100を構成する切換スイッチ2のa側の固定
端子に供給される。また、入力端子1に供給されるビデ
オ信号Vaは同期分離回路3に供給される。
【0011】同期分離回路3で分離される水平同期信号
HDおよび垂直同期信号VDは同期信号発生器4に供給
される。また、この同期信号発生器4にはクロック発振
器5より4fsc(fscは色副搬送波周波数)のクロック
信号CLKが供給される。同期信号発生器4では、同期
信号HD,VDおよびクロック信号CLKに基づいて、
水平、垂直各同期信号、水平、垂直各ブランキンブ信号
およびカラーバースト信号が複合された複合カラー同期
信号CSYNCが形成される。同期信号発生器4で形成
される複合カラー同期信号CSYNCはビデオ信号発生
回路6に供給される。
【0012】また、7はビデオRAMであり、8はキャ
ラクタジェネレータ用のROMである。ビデオRAM7
には、ディスプレイメモリ制御回路9で選択された表示
パターンの画像データが転送されて一時的に格納され
る。また、ROM8より読み出される文字パターンもメ
モリ制御回路9によって選択される。なお、メモリ制御
回路9には同期信号発生器4より水平、垂直各同期信号
およびカラーバースト信号に対応したタイミング信号が
供給されて使用される。
【0013】また、10は出力制御回路であり、この出
力制御回路10には同期信号発生器4より水平、垂直各
同期信号およびカラーバースト信号に対応したタイミン
グ信号が供給されて使用される。出力制御回路10は、
ビデオRAM7より画像データを読み出すと共に、RO
M8より文字データ(ドットデータ)を読み出してビデ
オ信号(複合カラー同期信号は付加されていない)を形
成する。なお、出力制御回路10には、ドットクロック
発振器11よりドットクロック信号DCLKが供給され
る。このドットクロック信号DCLKは、文字パターン
の水平方向の表示位置を決定するためのカウントクロッ
クとして使用される。
【0014】出力制御回路10より出力されるビデオ信
号はビデオ信号発生回路6に供給され、同期信号発生器
4より供給される複合カラー同期信号CSYNCが付加
される。これにより、ビデオ信号発生回路6からはスー
パーインポーズ用のコンポジットカラービデオ信号Vb
が出力され、このビデオ信号Vbは切換スイッチ2のb
側に供給される。そして、切換スイッチ2より出力され
るビデオ信号Voutが出力端子12に導出される。ビデ
オ信号Voutは後述するモニタ受像機に供給され、モニ
タ画面にはビデオ信号Voutによるスーパーインポーズ
画像が表示される。
【0015】また、13は、切換スイッチ2の切り換え
等、OSD装置100内の各部の動作を制御するための
制御回路である。この制御回路13はOSD制御用のマ
イクロプロセッサ14の制御のもとに動作する。なお、
マイクロプロセッサ14には同期分離回路3で分離され
た同期信号HD,VDが基準同期信号として供給され
る。
【0016】次に、図2を使用して、切換スイッチ2で
背景ビデオ信号Vaとスーパーインポーズ用ビデオ信号
Vbを切り換える場合の動作について詳細に説明する。
まず、Taの期間では切換スイッチ2はa側に接続さ
れ、出力端子12にはビデオ信号Va(図2Aに図示)
がビデオ信号Voutとして出力され、モニタ画面200
にはビデオ信号Vaによる画像Saが表示される。SCa
はビデオ信号Vaに付加されているカラーバースト信号
である。
【0017】次に、Tbの期間では、切換スイッチ2は
b側に接続され、出力端子12にはビデオ信号発生回路
6より出力されるスーパーインポーズ用ビデオ信号Vb
がビデオ信号Voutとして出力される。このTbの期間で
は、出力制御回路10では色信号が含まれないようにビ
デオ信号が形成される。すなわち、出力端子12に出力
されるビデオ信号Voutの走査期間は輝度信号のみで構
成され(図2Bに図示)、モニタ画面200にはグレー
の画像Sbが表示される。SCbはVbに付加されている
カラーバースト信号である。上述せずも、Tbの期間
は、例えばモニタ受像機の色信号処理回路のAPC回路
の引き込み時間より長く、例えば3〜5水平期間に設定
される。
【0018】次に、Tcの期間でも、切換スイッチ2は
b側に接続され、出力端子12にはビデオ信号発生回路
6より出力されるビデオ信号Vbがビデオ信号Voutと
して出力される。このTcの期間では、出力制御回路1
0では色信号が含まれるようにビデオ信号が形成され
る。すなわち、出力端子12に出力されるビデオ信号V
outの走査期間は輝度信号および色信号で構成され(図
2Cに図示)、モニタ画面200には例えば白色の文字
パターンを含むカラーのスーパーインポーズ画像Scが
表示される。この場合、Tbの期間でビデオ信号Vbに
付加されているカラーバースト信号SCbにモニタ受像
機の色信号処理回路のAPC回路が位相同期した後に、
Tcの期間で色信号が含まれるビデオ信号Vbがビデオ
信号Voutとして出力されるので、モニタ画面200の
表示色が不安定となることが回避される。
【0019】次に、Tdの期間では、切換スイッチ2は
走査期間でb側に接続され、ブランキング期間でa側に
接続される。そのため、出力端子12には、走査期間は
ビデオ信号発生回路6より出力されるビデオ信号Vb
が、ブランキング期間はビデオ信号Vaがビデオ信号V
outとして出力される。また、このTdの期間では、出力
制御回路10では色信号が含まれないようにビデオ信号
が形成される。すなわち、出力端子12に出力されるビ
デオ信号Voutの走査期間は輝度信号のみで構成され
(図2Dに図示)、モニタ画面200にはグレーの画像
Sdが表示される。上述せずも、Tdの期間も、Tbの期
間と同様に、例えばモニタ受像機の色信号処理回路のA
PC回路の引き込み時間より長く設定される。
【0020】次に、Teの期間では、切換スイッチ2は
a側に接続され、出力端子12にはビデオ信号Vaがビ
デオ信号Voutとして出力される。そのため、モニタ画
面200にはビデオ信号Vaによる画像が表示されるこ
ととなるが、図示の例では有効表示領域外となってい
る。この場合、Tdの期間でビデオ信号Vbに付加され
ているカラーバースト信号SCaにモニタ受像機の色信
号処理回路のAPC回路が位相同期した後に、Teの期
間でビデオ信号Vaがビデオ信号Voutとして出力され
るので、このビデオ信号Vaによる画像が有効表示領域
内に表示される場合であっても、モニタ画面200の表
示色が不安定となることが回避される。
【0021】図3は、出力端子12に導出されるビデオ
信号Voutが供給されるモニタ受像機20の一例を示し
ている。図において、21はビデオ信号Voutが供給さ
れる入力端子である。この入力端子21に供給されるビ
デオ信号Voutは切換スイッチ22のa側の固定端子に
供給される。また、23はチューナであり、このチュー
ナ23より出力される映像中間周波信号は中間周波増幅
回路24で増幅された後に映像検波回路25に供給され
て検波される。
【0022】映像検波回路25より出力されるビデオ信
号VTUは切換スイッチ22のb側の固定端子に供給され
る。切換スイッチ22は、ビデオ信号Voutに係る画像
を表示する場合にはa側に接続され、一方ビデオ信号V
TUに係る画像を表示する場合にはb側に接続される。な
お、入力端子21にビデオ信号Voutが供給された場合
には、それを検出して自動的にa側に接続されるように
してもよい。
【0023】切換スイッチ22より出力されるビデオ信
号は輝度信号/色信号分離回路(Y/C分離回路)26
に供給される。Y/C分離回路26で分離される輝度信
号Yは輝度信号処理回路27で増幅等の処理がされた後
にマトリックス回路28に供給される。また、Y/C分
離回路26で分離された搬送色信号Cは色信号処理回路
30を構成する帯域増幅回路31で増幅されて色復調回
路32に供給される。
【0024】また、帯域増幅回路31で増幅された搬送
色信号Cに含まれるカラーバースト信号はバースト増幅
回路33で増幅された後にAPC回路34に供給され
る。APC回路34ではカラーバースト信号に位相同期
したfsc(色副搬送波周波数)の周波数信号が生成さ
れ、この周波数信号は色復調回路32に供給されて色復
調処理が行われる。なお、帯域増幅回路31ではバース
ト増幅回路33で増幅されたカラーバースト信号の振幅
レベルに応じてACC処理も行われる。
【0025】色復調回路32で復調されて得られる赤色
差信号R−Yおよび青色差信号B−Yはマトリックス回
路28に供給される。そして、マトリックス回路28よ
り出力される赤、緑、青の原色信号R,G,Bはそれぞ
れ出力回路35を介してカラー受像管36のカソード電
極(図示せず)に供給される。また、Y/C分離回路2
6で分離された輝度信号Yは同期分離回路37に供給さ
れる。そして、同期分離回路37で分離された水平同期
信号HDは水平偏向回路38に供給されると共に、垂直
同期信号VDは垂直偏向回路39に供給される。これら
偏向回路38,39によってカラー受像管36の偏向走
査が行われる。これにより、カラー受像管36には、切
換スイッチ22で選択されたビデオ信号VoutまたはVT
Uに係る画像が表示される。
【0026】なお、上述実施例においては、背景画像に
対して垂直方向の1ヵ所にスーパーインポーズ画像を挿
入する例を説明したが、2ヵ所以上に挿入する場合に
も、それぞれについて図2で説明した動作でもってビデ
オ信号の切り換えを行うことで、スーパーインポーズ画
像の境界付近でモニタ画面200の表示色が不安定とな
ることを回避できる。
【0027】
【発明の効果】第1の発明によれば、スイッチ手段で背
景ビデオ信号よりスーパーインポーズ用ビデオ信号に切
り換える場合、ビデオ信号形成手段はスーパーインポー
ズ用ビデオ信号に所定期間だけ色信号が含まれないよう
にビデオ信号を形成するものでり、スーパーインポーズ
用ビデオ信号には、例えばモニタ受像機の色信号処理回
路を構成するAPC回路がスーパーインポーズ用ビデオ
信号に付加されたカラーバースト信号に位相同期した後
に色信号が含まれるため、背景ビデオ信号とスーパーイ
ンポーズ用ビデオ信号の色信号の位相合わせをしなくて
もビデオ信号の切り換え時に表示色が不安定となること
を防止できる。したがって、位相合わせのために特別な
回路を付加することなくカラースーパーインポーズを実
現でき、コストアップを抑制できる等の効果がある。
【0028】第2の発明によれば、第1の発明と同様
に、スイッチ手段で背景ビデオ信号よりスーパーインポ
ーズ用ビデオ信号に切り換える場合、背景ビデオ信号と
スーパーインポーズ用ビデオ信号の色信号の位相合わせ
をしなくても、ビデオ信号の切り換え時に表示色が不安
定となることを防止できる。また、スイッチ手段でスー
パーインポーズ用ビデオ信号より背景ビデオ信号に切り
換える場合、スイッチ手段では所定期間中の走査期間で
ビデオ信号形成手段で形成される色信号を含まないスー
パーインポーズ用ビデオ信号を選択するものであり、例
えばモニタ受像機の色信号処理回路を構成するAPC回
路が背景ビデオ信号に付加されたカラーバースト信号に
位相同期した後に色信号を含む完全な背景ビデオ信号が
選択されるため、背景ビデオ信号とスーパーインポーズ
用ビデオ信号の色信号の位相合わせをしなくてもビデオ
信号の切り換え時に表示色が不安定となることを防止で
きる。したがって、位相合わせのために特別な回路を付
加することなくカラースーパーインポーズを実現でき、
コストアップを抑制できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスーパーインポーズ装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の例の動作を説明するための図である。
【図3】モニタ受像機の一例の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 入力端子 2 切換スイッチ 3 同期分離回路 4 同期信号発生器 5 クロック発振器 6 ビデオ信号発生回路 7 ビデオRAM 8 キャラクタジェネレータ用のROM 9 ディスプレイメモリ制御回路 10 出力制御回路 11 ドットクロック発振器 12 出力端子 13 制御回路 14 OSD制御用のマイクロプロセッサ 20 モニタ受像機 100 OSD装置 200 モニタ画面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背景ビデオ信号より同期信号を分離する
    同期分離手段と、 基準クロック発振器と、 この基準クロック発振器より出力される基準クロックと
    上記同期分離回路で分離される同期信号に同期してビデ
    オ信号を形成するビデオ信号形成手段と、 上記基準クロック発振器より出力される基準クロックに
    同期したカラーバースト信号を形成するバースト形成手
    段と、 上記同期分離手段で分離された同期信号に同期した同期
    信号を形成する同期形成手段と、 上記ビデオ信号形成手段で形成されたビデオ信号に上記
    同期形成手段で形成された同期信号および上記バースト
    形成手段で形成されたカラーバースト信号を付加してス
    ーパーインポーズ用ビデオ信号を得るビデオ信号発生手
    段と、 このビデオ信号発生手段より出力されるスーパーインポ
    ーズ用ビデオ信号と上記背景ビデオ信号とを選択的に出
    力するスイッチ手段とを備え、 上記スイッチ手段で上記背景ビデオ信号より上記スーパ
    ーインポーズ用ビデオ信号に切り換える場合、上記ビデ
    オ信号形成手段は上記スーパーインポーズ用ビデオ信号
    に所定期間だけ色信号が含まれないようにビデオ信号を
    形成することを特徴とするスーパーインポーズ装置。
  2. 【請求項2】 背景ビデオ信号より同期信号を分離する
    同期分離手段と、 基準クロック発振器と、 この基準クロック発振器より出力される基準クロックと
    上記同期分離回路で分離される同期信号に同期してビデ
    オ信号を形成するビデオ信号形成手段と、 上記基準クロック発振器より出力される基準クロックに
    同期したカラーバースト信号を形成するバースト形成手
    段と、 上記同期分離手段で分離された同期信号に同期した同期
    信号を形成する同期形成手段と、 上記ビデオ信号形成手段で形成されたビデオ信号に上記
    同期形成手段で形成された同期信号および上記バースト
    形成手段で形成されたカラーバースト信号を付加してス
    ーパーインポーズ用ビデオ信号を得るビデオ信号発生手
    段と、 このビデオ信号発生手段より出力されるスーパーインポ
    ーズ用ビデオ信号と上記背景ビデオ信号とを選択的に出
    力するスイッチ手段とを備え、 上記スイッチ手段で上記背景ビデオ信号より上記スーパ
    ーインポーズ用ビデオ信号に切り換える場合、上記ビデ
    オ信号形成手段は上記スーパーインポーズ用ビデオ信号
    に所定期間だけ色信号が含まれないようにビデオ信号を
    形成し、 上記スイッチ手段で上記スーパーインポーズ用ビデオ信
    号より上記背景ビデオ信号に切り換える場合、上記スイ
    ッチ手段では所定期間中の走査期間で上記ビデオ信号形
    成手段で形成される色信号を含まないスーパーインポー
    ズ用ビデオ信号を選択することを特徴とするスーパーイ
    ンポーズ装置。
  3. 【請求項3】 上記所定期間をモニタ受像機の色信号処
    理回路を構成するAPC回路の位相引き込み時間より長
    く設定することを特徴とする請求項1また請求項2のい
    ずれかに記載のスーパーインポーズ装置。
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