JPH06303545A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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Publication number
JPH06303545A
JPH06303545A JP5091251A JP9125193A JPH06303545A JP H06303545 A JPH06303545 A JP H06303545A JP 5091251 A JP5091251 A JP 5091251A JP 9125193 A JP9125193 A JP 9125193A JP H06303545 A JPH06303545 A JP H06303545A
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JP
Japan
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signal
circuit
video
screen
video signal
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Application number
JP5091251A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Ichihara
清志 市原
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストの上昇、装置の大型化を招くことな
く、1つの映像に他の映像を重ね合わながら映し出す2
画面表示処理と、映像に含まれる字幕を所定の領域に移
動しかつこの領域に映し出すための字幕再生処理とを実
現することができる映像信号処理装置を提供する。 【構成】 映像信号処理装置は、端子11から取り込ま
れた映像信号から字幕に対応する字幕信号を検出する字
幕検出回路16と、前記映像信号を時間軸方向に圧縮す
ることによって圧縮映像信号を生成する時間軸方向圧縮
回路14とを備える。2画面表示処理を実行するとき
に、時間軸方向圧縮回路14で生成された圧縮映像信号
は重畳回路18で主画面信号処理回路3からの主信号に
重畳され、字幕再生処理を実行するときに、字幕検出回
路16で検出された字幕信号は重畳回路18で主画面信
号処理回路3からの主信号に重畳される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1の映像信号による
主画像と第2の映像信号を時間軸圧縮することによって
得られる副画像とを同時に表示する第1の表示処理と、
前記第1の映像信号に含まれる字幕信号を所定の領域に
移動して表示する第2の表示処理とを実行可能な映像信
号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画面のアスペクト比が9:16か
らなるテレビジョン受像機が開発され、このテレビジョ
ン受像機には、3:4のアスペクト比に対応する映像信
号から得られる映像をアスペクト比が9:16である画
面に映し出すための垂直振幅伸長処理を行うことによっ
て前記映像を前記画面に拡大表示する機能と、1つの映
像に他の映像を重ね合わながら映し出す2画面表示機能
と、映像に含まれる字幕を所定の領域に移動しかつこの
領域に映し出すための機能とが設けられているものがあ
る。上述の各機能を有するテレビジョン受像機には、各
機能に対する処理を実行するための映像信号処理が搭載
されている。
【0003】次に、上述の各機能に対する処理を実行す
るための映像信号処理装置について図を参照しながら説
明する。図5は従来の映像信号処理装置を示すブロック
図である。
【0004】映像信号処理装置は、図5に示すように、
入力端子1から主画面用映像信号を取り込む主画面信号
処理回路3と、入力端子2から副画面用映像信号を取り
込む副画面信号処理回路4と、入力端子1から主画面用
映像信号を取り込む字幕再生信号処理回路5とを備え
る。
【0005】主画面信号処理回路3は主画面用映像信号
に対しビデオ・クロマ・同期処理を施し、主信号を生成
する。主画面信号処理回路3からの主信号は第1の重畳
回路6に与えられる。
【0006】副画面信号処理回路4は副画面用映像信号
に対しPIP(ピクチャインピクチャ)処理すなわち2
画面表示処理を施す。PIP処理では、副画面用映像信
号を時間軸方向に圧縮することによって主信号から得ら
れる主画面用映像にはめ込まれる副画面用映像に対応す
る副信号を生成するとともに副信号を主信号に重畳する
ための第1の切換信号を生成する。副画面信号処理回路
4からの副信号および第1の切換信号は第1の重畳回路
6に与えられる。
【0007】字幕再生信号処理回路5は主画面用映像信
号からそれに含まれる字幕に対応する輝度信号を字幕信
号として検出し、かつこの字幕信号を主信号に重畳する
ための第2の切換信号を生成する。字幕再生信号処理回
路5からの字幕信号および第2の切換信号は第2の重畳
回路7に与えられる。
【0008】第1の重畳回路6は、第1の切換信号に基
づき主画面信号処理回路3からの主信号と副画面信号処
理回路4からの副信号とを交互に切り換えながら出力す
る。第1の重畳回路6からの信号は第2の重畳回路7に
与えられる。
【0009】第2の重畳回路7は、第2の切換信号に基
づき重畳回路6からの信号と字幕再生信号処理回路5か
らの字幕信号とを交互に切り換えながらCRT8に出力
する。
【0010】CRT8の垂直方向の偏向動作は垂直振幅
伸長回路9によって制御される。垂直振幅制御回路9
は、端子10から制御信号が与えられるときに、この制
御信号に基づき垂直振幅を伸長するようにCRT8を駆
動し、この垂直振幅伸長によってCRT8の画面には拡
大された映像が映し出される。CRT8の画面のアスペ
クト比は9:16に設定されている。
【0011】次に、この映像信号処理回路の動作につい
て説明する。
【0012】映像情報がない上下部分に字幕を挿入して
いるシネマサイズの主画面用映像信号に対応する映像を
画面に拡大しながら映し出しかつ字幕再生処理を行うと
き、シネマサイズの主画面用映像信号は入力端子1から
主画面信号処理回路3および字幕再生信号処理回路5に
取り込まれる。主画面信号処理回路3に取り込まれた主
画面用映像信号には所定の信号処理が施され、主信号が
生成される。
【0013】字幕再生信号処理回路5に取り込まれた主
画面用信号は輝度信号と色信号とに分離され、この輝度
信号から字幕に対応する輝度信号が字幕信号として抽出
されるとともに第2の切換信号が生成される。
【0014】主画面信号処理回路3からの主信号は第1
の重畳回路6を介して第2の重畳回路7に与えられ、同
様に、字幕再生信号処理回路5からの字幕信号および第
2の切換信号は第2の重畳回路7に与えられる。
【0015】第2の重畳回路7は第2の切換信号に基づ
き主信号と字幕信号とを交互に切り換えながらCRT8
に出力する。
【0016】垂直振幅伸長回路9には端子10から制御
信号が与えられ、垂直振幅伸長回路9は制御信号に基づ
き垂直振幅を伸長するようにCRT8を駆動する。この
駆動によってCRT8の画面には拡大された映像ととも
に字幕が映し出される。よって、拡大処理によって映像
がない上下部分は画面に映し出されないが、映像情報が
ない上下部分に挿入されている字幕を画面に映し出すこ
とができる。
【0017】主画面用映像が映し出されている画面に副
画面用映像を映し出す2画面表示処理を行うとき、主画
面用映像信号は入力端子1から主画面信号処理回路3に
取り込まれ、副画面用映像信号は入力端子2から副画面
信号処理回路4に取り込まれる。
【0018】主画面信号処理回路3に取り込まれた主画
面用映像信号にはビデオ・クロマ・同期処理が施され、
主信号が生成される。
【0019】副画面用信号処理回路4に取り込まれた副
画面用信号には時間軸圧縮処理が施され、副信号が生成
されるとともに第1の切換信号が生成される。
【0020】主画面信号処理回路3からの主信号、副画
面用信号処理回路4からの副信号および第1の切換信号
は第1の重畳回路6に与えられ、第1の重畳回路7は第
2の切換信号に基づき主信号と副信号とを交互に切り換
えながら第2の重畳回路7を介してCRT8に出力す
る。
【0021】CRT8の画面には主信号に対応する主画
面用映像と副信号に対応する副画面用映像とが映し出さ
れる。
【0022】映像情報がない上下部分に字幕を挿入して
いるシネマサイズの映像信号に対応する映像を画面に拡
大しながら映し出すとともにこの画面に副画面用映像を
映し出すとき、シネマサイズの映像信号は入力端子1か
ら主画面信号処理回路3および字幕再生信号処理回路5
に取り込まれ、副画面用映像信号は入力端子2から副画
面信号処理回路4に取り込まれる。
【0023】主画面信号処理回路3に取り込まれた主画
面用映像信号にはビデオ・クロマ処理が施され、主信号
が生成される。
【0024】字幕再生信号処理回路5に取り込まれた主
画面用信号は輝度信号と色信号とに分離され、この輝度
信号から字幕に対応する輝度信号が字幕信号として抽出
される。字幕信号の抽出とともに第2の切換信号が生成
される。
【0025】副画面用信号処理回路4に取り込まれた副
画面用信号にはビデオ・クロマ・同期処理とともに時間
軸圧縮処理が施され、副信号が生成されるとともに第1
の切換信号が生成される。
【0026】主画面信号処理回路3からの主信号、副画
面用信号処理回路からの副信号および第1の切換信号は
第1の重畳回路6に与えられ、第1の重畳回路6は第1
の切換信号に基づき主信号と字幕信号とを交互に切り換
えながら第2の重畳回路7に出力する。
【0027】字幕再生信号処理回路5からの字幕信号お
よび第2の切換信号は第1の重畳回路6からの信号とと
もに第2の重畳回路7に与えられる。
【0028】第2の重畳回路7は第2の切換信号に基づ
き第1の重畳回路6からの信号と字幕信号とを交互に切
り換えながらCRT8に出力する。
【0029】垂直振幅伸長回路9には端子10を介して
制御信号が与えらえ、垂直振幅伸長回路9は制御信号に
基づき垂直振幅を伸長するようにCRT8を駆動する。
この垂直振幅伸長によってCRT10の画面には拡大さ
れた主画面用映像およびこれの字幕とともに副画面用映
像が映し出される。
【0030】しかし、副画面信号処理回路4と字幕再生
信号処理回路5と間には、同様な信号処理をするための
共通の要素が多くあるから、副画面信号処理回路4と字
幕再生信号処理回路5とを個別に構成することは共通な
要素を無駄に使用することになり、コストが高くなる。
また、副画面信号処理回路4と字幕再生信号処理回路5
とを個別に構成することによって装置が大型化すること
になる。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の映像信号処理回路では、2画面表示処理を実行するた
めの副画面信号処理回路4と字幕再生処理を実行するた
めの字幕再生信号処理回路5とを個別に構成することに
よってコストが高くなり、また装置が大型化する。
【0032】本発明は、コストの上昇、装置の大型化を
招くことなく、1つの映像に他の映像を重ね合わながら
映し出す2画面表示処理と、映像に含まれる字幕を所定
の領域に移動しかつこの領域に映し出すための字幕再生
処理とを実現することができる映像信号処理装置を提供
することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の映像信
号による主画像と第2の映像信号を時間軸圧縮すること
によって得られる副画像とを同時に表示する第1の表示
処理と、前記第1の映像信号に含まれる字幕信号を所定
の領域に移動して表示する第2の表示処理とを実行可能
な映像信号処理装置であって、前記第2の表示処理時
に、第1のアスペクト比を有する映像信号から得られる
画像を、第1のアスペクト比より広い第2のアスペクト
比を有する画面に、垂直振幅伸長処理によって拡大表示
するための表示拡大手段と、前記第1の映像信号に含ま
れる字幕信号を検出する字幕信号検出手段と、前記第1
の表示処理および前記第2の表示処理に利用され、前記
字幕信号検出手段で検出した字幕信号または前記第2の
映像信号を入力し、その入力された信号を時間軸圧縮さ
れた情報として出力可能な時間軸圧縮手段と、前記第1
の表示処理時に前記第2の映像信号に関する情報を前記
時間軸圧縮手段から取り込み、前記第2の表示処理時に
前記字幕信号に関する情報を前記時間軸圧縮手段から取
り込み、この取り込まれた信号を前記第1の映像信号に
重畳し画面上に同時に表示するための信号重畳手段とを
備える。
【0034】
【作 用】本発明の映像信号処理装置では、前記第1の
表示処理および前記第2の表示処理に利用され、前記字
幕信号検出手段で検出した字幕信号または前記第2の映
像信号を入力し、その入力された信号を時間軸圧縮され
た情報として出力可能な時間軸圧縮手段が設けられてい
る。
【0035】前記時間軸圧縮手段を第2の映像信号の時
間軸圧縮処理と、字幕信号の表示処理とに兼用すること
ができるから、前記第1の表示処理すなわち2画面表示
および前記第2の表示処理すなわち字幕再生処理を実行
するための手段が共通化し、コストの上昇、装置の大型
化を招くことなく、2画面表示処理および字幕再生処理
を実現することができる。
【0036】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0037】図1は本発明の映像信号処理装置の一実施
例を示すブロック図である。
【0038】映像信号処理装置は、図1に示すように、
入力端子1から取り込まれた主画面用映像信号に対しビ
デオ・クロマ・同期処理を施す主画面信号処理回路3
と、端子11から副画面用映像信号または主画面用映像
信号を取り込むビデオクロマ同期処理回路12とを備え
る。ビデオクロマ同期処理回路12は、これに取り込ま
れた映像信号に対しビデオ・クロマ・同期処理を施す。
【0039】ビデオクロマ同期処理回路12からの信号
はA/D変換器13に与えられ、A/D変換器13はこ
の信号をディジタル信号に変換する。A/D変換器13
からのディジタル信号は時間軸圧縮回路14に与えられ
る。
【0040】時間軸圧縮回路14は、PIP処理および
字幕再生処理を施すための処理を行う。PIP処理で
は、メモリ15を用いながらA/D変換器13からのデ
ィジタル信号に対し時間軸圧縮処理を施すことによって
PIP用副信号およびPIP用副信号を主信号に重畳す
ることを指示するための第1の指示信号を生成する。
【0041】字幕再生処理では、字幕検出回路16で字
幕に対応する字幕信号を抽出し、この抽出された字幕信
号を出力するとともにこの字幕信号を主信号に重畳する
ことを指示するための第2の指示信号を生成する第1の
処理、および字幕検出回路16で字幕に対応する字幕信
号を抽出し、この抽出された字幕信号を時間軸方向に圧
縮することによって圧縮字幕信号を生成するとともにこ
の圧縮字幕信号を主信号に重畳することを指示するため
の第3の指示信号を生成する第2の処理の内のいずれか
一方の処理を行う。
【0042】字幕検出回路16は、これに取り込まれた
信号の輝度レベルを基準輝度レベルと比較し、この比較
の結果に基づき信号字幕に対応する字幕信号を抽出す
る。
【0043】時間軸圧縮回路14からのPIP用副信
号、字幕信号または圧縮字幕信号はD/A変換器17で
アナログ信号に変換された後に重畳回路18に与えら
れ、時間軸圧縮回路14からの第1の指示信号、第2の
指示信号または第3の指示信号は重畳信号生成回路19
に与えられる。
【0044】重畳信号生成回路19は前記第1の指示信
号に基づきPIP用副信号およびPIP用副信号を主信
号に重畳するための第1の切換信号を生成し、前記第2
の切換信号に基づき字幕信号を主信号に重畳するための
第2の切換信号を生成し、前記第3の切換信号に基づき
圧縮字幕信号を主信号に重畳するための第3の切換信号
を生成する。第1の切換信号、第2の切換信号または第
3の切換信号は重畳回路18に与えられる。
【0045】重畳回路18は第1の切換信号、第2の切
換信号または第3の切換信号に基づきD/A変換器17
からのアナログ信号と主画面信号処理回路3からの主信
号とを交互に切り換えながらCRT8に出力する。
【0046】CRT8の垂直方向の偏向動作は垂直振幅
伸長回路9によって制御される。垂直振幅制御回路9は
端子10から制御信号が与えられるときに垂直振幅が伸
長するようにCRT8を駆動し、この垂直振幅伸長によ
ってCRT8の画面には拡大された映像が映し出され
る。CRT8の画面のアスペクト比は9:16に設定さ
れている。
【0047】次に、この映像信号処理回路の動作につい
て図を参照しながら説明する。図2はアスペクト比が
3:4であるシネマサイズの映像信号に対応する映像と
字幕との位置関係の一例を示す図、図3は図1の映像信
号処理装置で図2の映像を処理したときに得られる映像
と字幕との位置関係の一例を示す図、図4は図1の映像
信号処理装置で図2の映像を処理したときに得られる映
像と字幕との位置関係の他の例を示す図である。
【0048】シネマサイズの映像信号には、図2に示す
ように、映像情報がない上下部分に字幕を挿入している
映像信号がある。
【0049】映像情報がない上下部分に字幕を挿入しか
つアスペクト比が3:4であるシネマサイズの主画面用
映像信号に対応する映像を画面に拡大しながら映し出す
とき、シネマサイズの主画面用映像信号は入力端子1か
ら主画面信号処理回路3に取り込まれるとともに端子1
1からビデオクロマ同期処理回路12に取り込まれる。
シネマサイズの主画面用映像信号の主画面信号処理回路
3への取込とほぼ同時に、端子10から制御信号が垂直
振幅伸長回路9に与えられる。
【0050】主画面信号処理回路3に取り込まれた主画
面用映像信号にはビデオ・クロマ・同期処理が施され、
主信号が生成される。ビデオクロマ同期処理回路12に
取り込まれた主画面映像信号には、同様に、ビデオ・ク
ロマ・同期処理が施される。
【0051】ビデオクロマ同期処理回路12からの信号
はA/D変換器13でディジタル信号に変換された後に
時間軸圧縮回路14に与えられる。時間軸圧縮回路14
ではA/D変換器13からのディジタル信号に対し字幕
再生処理のための第1の処理を行う。A/D変換器13
からのディジタル信号は字幕検出回路16に与えられ、
字幕検出回路16は前記ディジタル信号から字幕に対応
する字幕信号を検出する。字幕信号は再び時間軸圧縮回
路14に戻され、時間軸圧縮回路14は字幕信号に基づ
き第2の指示信号を生成する。
【0052】時間軸圧縮回路14からの字幕信号はD/
A変換器17でアナログ信号に変換された後に重畳回路
18に与えられ、第2の指示信号は重畳信号生成回路1
9に与えられる。重畳信号生成回路19で第2の切換信
号が生成され、第2の切換信号は重畳回路18に与えら
れる。
【0053】重畳回路18は第2の切換信号に基づきD
/A変換器17からの信号と主画面信号処理回路3から
の主信号とを交互に切り換えながらCRT8に出力す
る。CRT8は垂直振幅伸長回路9によって垂直振幅を
伸長するように駆動され、アスペクト比が9:16であ
るCRT8の画面には拡大された映像とともに字幕が映
し出される。
【0054】よって、図3に示すように、拡大処理によ
って映像がない上下部分は画面に映し出されないが、映
像情報がない上下部分に挿入されている字幕を画面の下
部に映し出すことができる。
【0055】これに対し、時間軸圧縮回路14で字幕再
生処理のための第2の処理を行うとき、字幕検出回路1
6で検出された字幕信号は時間軸方向に圧縮され、圧縮
字幕信号が生成されるとともに第3の切換信号が生成さ
れる。
【0056】時間軸圧縮回路14からの圧縮字幕信号は
D/A変換器17でアナログ信号に変換された後に重畳
回路18に与えられ、第3の指示信号は重畳信号生成回
路19に与えられる。重畳信号生成回路19で第3の切
換信号が生成され、第3の切換信号は重畳回路18に与
えられる。
【0057】重畳回路18は第3の切換信号に基づきD
/A変換器17からの信号と主画面信号処理回路3から
の主信号とを交互に切り換えながらCRT8に出力す
る。CRT8は垂直振幅伸長回路9によって垂直振幅を
伸長するように駆動される。アスペクト比が9:16で
あるCRT8の画面には、図4に示すように、拡大され
た主画面用映像が映し出されるとともに縮小された字幕
が映し出される。よって、字幕をより見易い画面上の位
置に表示することができる。
【0058】主画面用映像が映し出されている画面に副
画面用映像を映し出すとき、主画面用映像信号は入力端
子1から主画面信号処理回路3に取り込まれ、副画面用
映像信号は入力端子11からビデオクロマ同期処理回路
12に取り込まれる。
【0059】主画面信号処理回路3に取り込まれた主画
面用映像信号にはビデオ・クロマ・同期処理が施され、
主信号が生成される。
【0060】ビデオクロマ同期処理回路12に取り込ま
れた副画面用信号にはビデオ・クロマ・同期処理が施さ
れ、副信号が生成される。
【0061】主画面信号処理回路3からの主信号は重畳
回路18に与えられ、ビデオクロマ同期処理回路12か
らの信号はA/D変換器13を介して時間軸圧縮回路1
4に与えられる。
【0062】時間軸圧縮回路14はA/D変換器13か
らの副信号に対しメモリ15を用いる時間軸圧縮処理を
施し、時間軸圧縮処理が施された信号およびこの信号を
主信号に重畳するための第1の指示信号を生成する。
【0063】時間軸圧縮処理が施された信号はD/A変
換器17を経て重畳回路18に与えられ、第1の指示信
号は重畳信号生成回路19に与えられる。重畳信号生成
回路19は指示信号に基づき第1の切換信号を生成し、
この第1の切換信号は重畳回路18に与えられる。重畳
回路18は第1の切換信号に基づき主画面信号処理回路
3からの主信号とD/A変換器17からの信号とを交互
に切り換えながらCRT8に出力する。CRT8の画面
には主信号に対応する主画面用映像と副信号に対応する
副画面用映像とが映し出される。
【0064】以上により、時間軸圧縮回路14、字幕検
出回路16、重畳信号生成回路19および重畳回路18
は互いに共働して2画面表示処理および字幕再生処理を
実行するから、2画面表示処理および字幕再生処理を実
行するための回路が共通化し、コストの上昇、装置の大
型化を招くことなく、2画面表示処理および字幕再生処
理を実現することができる。
【0065】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の映像信
号処理装置によれば、コストの上昇、装置の大型化を招
くことなく、1つの映像に他の映像を重ね合わながら映
し出す2画面表示処理と、映像に含まれる字幕を所定の
領域に移動しかつこの領域に映し出すための字幕再生処
理とを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号処理装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】アスペクト比が3:4であるシネマサイズの映
像信号に対応する映像と字幕との位置関係の一例を示す
図である。
【図3】図1の映像信号処理装置で図2の映像を処理し
たときに得られる映像と字幕との位置関係の一例を示す
図である。
【図4】図1の映像信号処理装置で図2の映像を処理し
たときに得られる映像と字幕との位置関係の他の例を示
す図である。
【図5】従来の映像信号処理装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
3 主画面信号処理回路 8 CRT 9 垂直振幅伸長回路(拡大表示手段) 12 ビデオクロマ同期処理回路 14 時間軸圧縮回路(時間軸圧縮手段) 15 メモリ 16 字幕検出回路(字幕信号検出手段) 18 重畳回路(信号重畳手段) 19 重畳信号生成回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の映像信号による主画像と第2の映像
    信号を時間軸圧縮することによって得られる副画像とを
    同時に表示する第1の表示処理と、前記第1の映像信号
    に含まれる字幕信号を所定の領域に移動して表示する第
    2の表示処理とを実行可能な映像信号処理装置であっ
    て、 前記第2の表示処理時に、第1のアスペクト比を有する
    映像信号から得られる画像を、第1のアスペクト比より
    広い第2のアスペクト比を有する画面に、垂直振幅伸長
    処理によって拡大表示するための表示拡大手段と、 前記第1の映像信号に含まれる字幕信号を検出する字幕
    信号検出手段と、 前記第1の表示処理および前記第2の表示処理に利用さ
    れ、前記字幕信号検出手段で検出した字幕信号または前
    記第2の映像信号を入力し、その入力された信号を時間
    軸圧縮された情報として出力可能な時間軸圧縮手段と、 前記第1の表示処理時に前記第2の映像信号に関する情
    報を前記時間軸圧縮手段から取り込み、前記第2の表示
    処理時に前記字幕信号に関する情報を前記時間軸圧縮手
    段から取り込み、この取り込まれた信号を前記第1の映
    像信号に重畳し画面上に同時に表示するための信号重畳
    手段とを備えることを特徴とする映像信号処理装置。
JP5091251A 1993-04-19 1993-04-19 映像信号処理装置 Pending JPH06303545A (ja)

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JP (1) JPH06303545A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6185364B1 (en) 1997-08-29 2001-02-06 Nec Corporation Image and sound reproducing device
JP2005252365A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Sony Corp 画像信号処理装置、画像信号処理方法、並びにプログラムおよびそれを記録した媒体

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