JP2001028080A - 現金カセット盗難防止システム及び現金カセット盗難防止方法 - Google Patents
現金カセット盗難防止システム及び現金カセット盗難防止方法Info
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- E05Y2400/65—Power or signal transmission
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自動取引装置の現金カセット交換作業時などに
おける現金カセットの盗難犯罪を防止し、最少人数の取
扱者で安全に交換作業又は保守作業を行うことができる
現金カセット盗難防止システムを提供する。 【解決手段】現金カセットが盗難の危険性のある状況下
に置かれると、自動的に現金カセットを取り扱う取扱者
と現金カセットの距離が判定される。そして、その距離
が所定距離以上になると盗難発生と判断され、各種盗難
警告装置が動作する。これにより、人が容易に接近可能
な場所で、一人の取扱者が現金カセットの交換作業など
を行う場合であっても、盗難発生が瞬時に検知されるの
で、現金カセットの盗難などの犯罪を防止、抑制するこ
とができる。従って、現金カセットの交換作業に必要な
取扱者の人数を削減することが可能となり、コスト低減
に寄与する。また、現金カセット交換作業用のスペース
を必要としないので、自動取引装置の設置場所の制限を
大幅に緩和することができる。
おける現金カセットの盗難犯罪を防止し、最少人数の取
扱者で安全に交換作業又は保守作業を行うことができる
現金カセット盗難防止システムを提供する。 【解決手段】現金カセットが盗難の危険性のある状況下
に置かれると、自動的に現金カセットを取り扱う取扱者
と現金カセットの距離が判定される。そして、その距離
が所定距離以上になると盗難発生と判断され、各種盗難
警告装置が動作する。これにより、人が容易に接近可能
な場所で、一人の取扱者が現金カセットの交換作業など
を行う場合であっても、盗難発生が瞬時に検知されるの
で、現金カセットの盗難などの犯罪を防止、抑制するこ
とができる。従って、現金カセットの交換作業に必要な
取扱者の人数を削減することが可能となり、コスト低減
に寄与する。また、現金カセット交換作業用のスペース
を必要としないので、自動取引装置の設置場所の制限を
大幅に緩和することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動現金取引装置
(ATM)など各種取引に利用される自動取引装置に搭
載される現金カセットの盗難を防止する現金カセット盗
難防止システムに関する。
(ATM)など各種取引に利用される自動取引装置に搭
載される現金カセットの盗難を防止する現金カセット盗
難防止システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動現金取引装置(ATM)などの各種
取引に利用される自動取引装置は、取引によって発生す
る現金取引に必要な現金を格納する現金カセットを内部
に搭載する。現金カセットは、その中の現金が少なくな
った際、又は定期的に交換される。
取引に利用される自動取引装置は、取引によって発生す
る現金取引に必要な現金を格納する現金カセットを内部
に搭載する。現金カセットは、その中の現金が少なくな
った際、又は定期的に交換される。
【0003】現金カセットは、その交換時に現金カセッ
トの盗難の被害に遭いやすい。又は、自動取引装置の扉
が開けられる自動取引装置の保守点検時にも盗難の危険
性がある。このような犯罪の発生を防止するため、従
来、例えば、自動取引装置の後面に鍵付きの部屋が設置
され、交換者はその中で現金カセットの交換作業を行
い、保守者は保守点検を行う。又は、自動取引装置の後
面にスペースがない場合、交換者又は保守者のように現
金カセットを取り扱う取扱者の人員を増員することによ
り、盗難発生を未然に防止している。
トの盗難の被害に遭いやすい。又は、自動取引装置の扉
が開けられる自動取引装置の保守点検時にも盗難の危険
性がある。このような犯罪の発生を防止するため、従
来、例えば、自動取引装置の後面に鍵付きの部屋が設置
され、交換者はその中で現金カセットの交換作業を行
い、保守者は保守点検を行う。又は、自動取引装置の後
面にスペースがない場合、交換者又は保守者のように現
金カセットを取り扱う取扱者の人員を増員することによ
り、盗難発生を未然に防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年、自動取引
装置を狭いスペースに設置するケースが増加している。
具体的には、金融機関に加えて、コンビニエンスストア
などのような店舗に設置される自動取引装置が増加して
いる。このような自動取引装置は、現金の引き出し機能
に加えて、例えば、各種イベントのチケット販売機能、
コンピュータゲームソフトの販売機能なども備える。
装置を狭いスペースに設置するケースが増加している。
具体的には、金融機関に加えて、コンビニエンスストア
などのような店舗に設置される自動取引装置が増加して
いる。このような自動取引装置は、現金の引き出し機能
に加えて、例えば、各種イベントのチケット販売機能、
コンピュータゲームソフトの販売機能なども備える。
【0005】コンビニエンスストアなどのような狭いス
ペースの店舗では、自動取引装置の後面に鍵付き部屋を
設置するためのスペースを確保することは難しい。さら
に、コンビニエンスストアでは、人が24時間頻繁に出
入りし、取扱者はそのような場所で現金カセットの交換
作業を行わなければならず、現金カセットの盗難のよう
な犯罪に遭遇する危険が高い。このような場合、上述の
ように、取扱者の増員によって犯罪発生の未然防止を図
るしかない。
ペースの店舗では、自動取引装置の後面に鍵付き部屋を
設置するためのスペースを確保することは難しい。さら
に、コンビニエンスストアでは、人が24時間頻繁に出
入りし、取扱者はそのような場所で現金カセットの交換
作業を行わなければならず、現金カセットの盗難のよう
な犯罪に遭遇する危険が高い。このような場合、上述の
ように、取扱者の増員によって犯罪発生の未然防止を図
るしかない。
【0006】しかしながら、取扱者の増員はコスト増加
につながる。一方、今後、自動取引装置が上述のような
狭いスペースに設置されるケースはさらに増加すること
が予想されるが、取扱者の大幅な増員はコスト面から難
しいので、現金カセットの盗難犯罪の発生が増加するこ
とが懸念されている。
につながる。一方、今後、自動取引装置が上述のような
狭いスペースに設置されるケースはさらに増加すること
が予想されるが、取扱者の大幅な増員はコスト面から難
しいので、現金カセットの盗難犯罪の発生が増加するこ
とが懸念されている。
【0007】従って、本発明の目的は、自動取引装置の
現金カセット交換作業時などにおける現金カセットの盗
難犯罪を防止し、最少人数の取扱者で安全に交換作業又
は保守作業を行うことができる現金カセット盗難防止シ
ステム及び現金カセット盗難防止方法を提供することに
ある。
現金カセット交換作業時などにおける現金カセットの盗
難犯罪を防止し、最少人数の取扱者で安全に交換作業又
は保守作業を行うことができる現金カセット盗難防止シ
ステム及び現金カセット盗難防止方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、現金カセットが盗難の危険性のある状
況下に置かれると、自動的に現金カセットを取り扱う取
扱者と現金カセットの距離が判定される。そして、その
距離が所定距離以上になると盗難発生と判断され、各種
盗難警告装置が動作する。
に、本発明では、現金カセットが盗難の危険性のある状
況下に置かれると、自動的に現金カセットを取り扱う取
扱者と現金カセットの距離が判定される。そして、その
距離が所定距離以上になると盗難発生と判断され、各種
盗難警告装置が動作する。
【0009】これにより、人が容易に接近可能な場所
で、一人の取扱者が現金カセットの交換作業などを行う
場合であっても、盗難発生が瞬時に検知されるので、現
金カセットの盗難などの犯罪を防止、抑制することがで
きる。従って、現金カセットの交換作業に必要な取扱者
の人数を削減することが可能となり、コスト低減に寄与
する。また、現金カセット交換作業用のスペースを必要
としないので、自動取引装置の設置場所の制限を大幅に
緩和することができる。
で、一人の取扱者が現金カセットの交換作業などを行う
場合であっても、盗難発生が瞬時に検知されるので、現
金カセットの盗難などの犯罪を防止、抑制することがで
きる。従って、現金カセットの交換作業に必要な取扱者
の人数を削減することが可能となり、コスト低減に寄与
する。また、現金カセット交換作業用のスペースを必要
としないので、自動取引装置の設置場所の制限を大幅に
緩和することができる。
【0010】例えば、本発明の盗難防止システムの構成
は、自動取引装置に搭載される現金カセットが所定位置
に搭載されているか否かを検知する検知装置と、検知装
置の検知結果に応じて動作状態となり、現金カセットを
取り扱う取扱者と現金カセットとの距離を判定する判定
装置と、判定装置の判定結果に応じて動作状態となり、
所定の盗難警告動作を実行する盗難警告装置とを備える
ことを特徴とする。
は、自動取引装置に搭載される現金カセットが所定位置
に搭載されているか否かを検知する検知装置と、検知装
置の検知結果に応じて動作状態となり、現金カセットを
取り扱う取扱者と現金カセットとの距離を判定する判定
装置と、判定装置の判定結果に応じて動作状態となり、
所定の盗難警告動作を実行する盗難警告装置とを備える
ことを特徴とする。
【0011】そして、上記構成において、例えば、現金
カセットが所定位置に搭載されていないことを検知装置
が検知すると、判定装置が動作状態となり、距離が所定
距離以上であると判定装置が判定すると、盗難警告装置
が動作する。
カセットが所定位置に搭載されていないことを検知装置
が検知すると、判定装置が動作状態となり、距離が所定
距離以上であると判定装置が判定すると、盗難警告装置
が動作する。
【0012】また、上記目的を達成するための現金カセ
ット盗難防止方法は、自動取引装置に搭載される現金カ
セットが所定位置に搭載されているか否かを検知する検
知ステップと、検知ステップにおいて、現金カセットが
所定位置に搭載されていないことが検知されると、現金
カセットを取り扱う取扱者と現金カセットとの距離を判
定する判定ステップと、判定ステップにおいて、距離が
所定距離以上であると判定されると、所定の盗難警告動
作を実行する警告ステップとを備えることを特徴とす
る。
ット盗難防止方法は、自動取引装置に搭載される現金カ
セットが所定位置に搭載されているか否かを検知する検
知ステップと、検知ステップにおいて、現金カセットが
所定位置に搭載されていないことが検知されると、現金
カセットを取り扱う取扱者と現金カセットとの距離を判
定する判定ステップと、判定ステップにおいて、距離が
所定距離以上であると判定されると、所定の盗難警告動
作を実行する警告ステップとを備えることを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲が、本
実施の形態に限定されるものではない。
て説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲が、本
実施の形態に限定されるものではない。
【0014】図1は、本発明の実施の形態における現金
カセット盗難防止システムの構成図である。図1におい
て、現金カセット1を扱う取扱者2は、距離判定装置の
一部である取扱者側距離センサ21を装着する。また、
現金カセット1は、カセットセンサ11を備える。カセ
ットセンサ11は、以下に説明する図2に示されるよう
に、距離判定装置の一部であるカセット側距離センサ1
11、及び現金カセット1が所定ラックに搭載されてい
るか否かを検知するための搭載検知装置の一部であるカ
セット側搭載センサ112を備える。
カセット盗難防止システムの構成図である。図1におい
て、現金カセット1を扱う取扱者2は、距離判定装置の
一部である取扱者側距離センサ21を装着する。また、
現金カセット1は、カセットセンサ11を備える。カセ
ットセンサ11は、以下に説明する図2に示されるよう
に、距離判定装置の一部であるカセット側距離センサ1
11、及び現金カセット1が所定ラックに搭載されてい
るか否かを検知するための搭載検知装置の一部であるカ
セット側搭載センサ112を備える。
【0015】また、現金カセット1を運搬する車両3
は、現金カセット1を収容するラック30を有し、ラッ
ク30には、搭載検知装置の一部である車両側搭載セン
サ31が取り付けられている。また、自動取引装置4
は、内部に現金カセット1を搭載するためのラック40
を有し、ラック40には、搭載検知装置の一部である装
置側搭載センサ41が取り付けられている。
は、現金カセット1を収容するラック30を有し、ラッ
ク30には、搭載検知装置の一部である車両側搭載セン
サ31が取り付けられている。また、自動取引装置4
は、内部に現金カセット1を搭載するためのラック40
を有し、ラック40には、搭載検知装置の一部である装
置側搭載センサ41が取り付けられている。
【0016】自動取引装置40は、ネットワークを介し
て監視センタの端末5に接続する。監視センタの端末5
は、現金カセット1に設けられた盗難警報発信装置12
からの警報を受信する盗難警報受信装置51と、現金カ
セット1に設けられた位置確認信号発生装置13からの
位置確認信号を受信する位置確認信号受信装置52とに
接続する。
て監視センタの端末5に接続する。監視センタの端末5
は、現金カセット1に設けられた盗難警報発信装置12
からの警報を受信する盗難警報受信装置51と、現金カ
セット1に設けられた位置確認信号発生装置13からの
位置確認信号を受信する位置確認信号受信装置52とに
接続する。
【0017】図2は、カセットセンサ11のブロック構
成図である。カセットセンサ11は、カセット側距離セ
ンサ111、カセット側搭載センサ112及びスイッチ
113を有する。カセット側距離センサ111は、取扱
者側距離センサ21からの距離を判定する。例えば、取
扱者側距離センサ21は、微弱な電波を発信する送信機
を有し、カセット側距離センサ111は、その電波を受
信する受信機を備える。そして、カセット側距離センサ
111は、その受信レベルに基づいて、現金カセット1
と取扱者2とが所定距離以上離れたか否かを判定する。
通常、取扱者2は、現金カセット1を車両3のラック3
0から取り出し、自動取引装置4まで持ち運び、そのラ
ック40に搭載するまで、現金カセット1から離れるこ
とはない。従って、通常時においては、カセット側距離
センサ111は、所定レベル以上の電波を受信する。
成図である。カセットセンサ11は、カセット側距離セ
ンサ111、カセット側搭載センサ112及びスイッチ
113を有する。カセット側距離センサ111は、取扱
者側距離センサ21からの距離を判定する。例えば、取
扱者側距離センサ21は、微弱な電波を発信する送信機
を有し、カセット側距離センサ111は、その電波を受
信する受信機を備える。そして、カセット側距離センサ
111は、その受信レベルに基づいて、現金カセット1
と取扱者2とが所定距離以上離れたか否かを判定する。
通常、取扱者2は、現金カセット1を車両3のラック3
0から取り出し、自動取引装置4まで持ち運び、そのラ
ック40に搭載するまで、現金カセット1から離れるこ
とはない。従って、通常時においては、カセット側距離
センサ111は、所定レベル以上の電波を受信する。
【0018】しかしながら、現金カセット1が第三者6
によって盗難されると、現金カセット1は取扱者2から
離れる。第三者6は取扱者側距離センサ21を装着して
いないので、取扱者側距離センサ21とカセットセンサ
11とが所定距離以上離れ、カセット側距離センサ11
1の受信レベルが所定レベル未満になる。
によって盗難されると、現金カセット1は取扱者2から
離れる。第三者6は取扱者側距離センサ21を装着して
いないので、取扱者側距離センサ21とカセットセンサ
11とが所定距離以上離れ、カセット側距離センサ11
1の受信レベルが所定レベル未満になる。
【0019】このように、カセット側距離センサ111
の受信レベルが所定レベル未満になると、カセット側距
離センサ111は、現金カセット1の盗難と判断して、
盗難警告装置である盗難防止用装置14、盗難警報発信
装置12及び位置確認信号発信装置13を作動させる。
盗難防止用装置14は、例えば、警告音発生装置、煙発
生装置、臭い付きインク発散装置、光発生装置又はこれ
らの組み合わせなどである。また、盗難警報発信装置1
2は、盗難警報信号を発信し、盗難発生を監視センタに
通知する。なお、盗難警報信号は、自動取引装置4に設
置された盗難警報受信装置41によって受信され、ネッ
トワークを介して、監視センタの端末5に送信されても
よい。さらに、位置確認信号発信装置13は、人工衛星
を使ったGPSシステムなどから取得した現金カセット
1の現在の位置情報を含む位置確認信号を監視センタに
通知する。そして、盗難警報受信装置51が盗難警報信
号を受信すると、監視センタの端末5のモニタ画面に
は、警告が表示される。また、位置確認信号受信装置5
2が位置情報信号を受信すると、位置情報が警告ととも
にモニタ画面に表示される。
の受信レベルが所定レベル未満になると、カセット側距
離センサ111は、現金カセット1の盗難と判断して、
盗難警告装置である盗難防止用装置14、盗難警報発信
装置12及び位置確認信号発信装置13を作動させる。
盗難防止用装置14は、例えば、警告音発生装置、煙発
生装置、臭い付きインク発散装置、光発生装置又はこれ
らの組み合わせなどである。また、盗難警報発信装置1
2は、盗難警報信号を発信し、盗難発生を監視センタに
通知する。なお、盗難警報信号は、自動取引装置4に設
置された盗難警報受信装置41によって受信され、ネッ
トワークを介して、監視センタの端末5に送信されても
よい。さらに、位置確認信号発信装置13は、人工衛星
を使ったGPSシステムなどから取得した現金カセット
1の現在の位置情報を含む位置確認信号を監視センタに
通知する。そして、盗難警報受信装置51が盗難警報信
号を受信すると、監視センタの端末5のモニタ画面に
は、警告が表示される。また、位置確認信号受信装置5
2が位置情報信号を受信すると、位置情報が警告ととも
にモニタ画面に表示される。
【0020】これにより、万が一、現金カセット1の交
換作業中に現金カセット1の盗難が発生すると、現金カ
セット1に設けられたカセット側距離センサ111が自
動的に盗難を検知する。そして、盗難防止用装置14、
盗難警報発信装置12及び位置確認信号発信装置13が
所定の警告動作を実行することによって、現金カセット
1の盗難に対する素早い対応が可能となる。
換作業中に現金カセット1の盗難が発生すると、現金カ
セット1に設けられたカセット側距離センサ111が自
動的に盗難を検知する。そして、盗難防止用装置14、
盗難警報発信装置12及び位置確認信号発信装置13が
所定の警告動作を実行することによって、現金カセット
1の盗難に対する素早い対応が可能となる。
【0021】なお、カセット側距離センサ111及び取
扱者側距離センサ21は、ともに送受信機を備え、カセ
ット側距離センサ111から一定レベルの電波が送信
し、取扱者側距離センサ21がその電波を受信してもよ
い。その場合、受信レベルが所定レベル未満になると、
取扱者側距離センサ21からカセット側距離センサ11
1に異常検知信号が送信され、カセット側距離センサ1
11は、その異常検知信号を受信すると、各種盗難警告
装置(12、13、14)を作動させてもよい。また、
カセットセンサ11におけるカセット側搭載センサ11
2は、車両側搭載センサ31又は装置側搭載センサ41
と協働して、現金カセット1が車両3のラック30又は
自動取引装置4のラック40に搭載されていない間、カ
セット側距離センサ111が動作するように、スイッチ
113をON/OFFする。なお、スイッチ113がO
Nで、カセット側距離センサ111が動作状態、スイッ
チ113がOFFで、カセット側距離センサ111は非
動作状態である。
扱者側距離センサ21は、ともに送受信機を備え、カセ
ット側距離センサ111から一定レベルの電波が送信
し、取扱者側距離センサ21がその電波を受信してもよ
い。その場合、受信レベルが所定レベル未満になると、
取扱者側距離センサ21からカセット側距離センサ11
1に異常検知信号が送信され、カセット側距離センサ1
11は、その異常検知信号を受信すると、各種盗難警告
装置(12、13、14)を作動させてもよい。また、
カセットセンサ11におけるカセット側搭載センサ11
2は、車両側搭載センサ31又は装置側搭載センサ41
と協働して、現金カセット1が車両3のラック30又は
自動取引装置4のラック40に搭載されていない間、カ
セット側距離センサ111が動作するように、スイッチ
113をON/OFFする。なお、スイッチ113がO
Nで、カセット側距離センサ111が動作状態、スイッ
チ113がOFFで、カセット側距離センサ111は非
動作状態である。
【0022】搭載センサ112、31、41は、現金カ
セット1がラック30又はラック40に搭載されている
か否かを検知するセンサである。搭載センサ112は、
例えば、導体センサである。現金カセット1が車両3の
ラック30又は自動取引装置4のラック40に正常に搭
載されると、カセット側搭載センサ112と、車両側搭
載センサ31又は装置側搭載センサ41とが接触する。
そうすると、カセット側搭載センサ112は導通状態と
なり、スイッチ113をOFFする。また、現金カセッ
ト1がラック30又はラック40に搭載されていない
と、カセット側搭載センサ112と、車両側搭載センサ
31又は装置側搭載センサ41とは非接触状態である。
この場合、カセット側搭載センサ112は非導通状態と
なり、スイッチ113をONし、カセット側距離センサ
111を作動させる。
セット1がラック30又はラック40に搭載されている
か否かを検知するセンサである。搭載センサ112は、
例えば、導体センサである。現金カセット1が車両3の
ラック30又は自動取引装置4のラック40に正常に搭
載されると、カセット側搭載センサ112と、車両側搭
載センサ31又は装置側搭載センサ41とが接触する。
そうすると、カセット側搭載センサ112は導通状態と
なり、スイッチ113をOFFする。また、現金カセッ
ト1がラック30又はラック40に搭載されていない
と、カセット側搭載センサ112と、車両側搭載センサ
31又は装置側搭載センサ41とは非接触状態である。
この場合、カセット側搭載センサ112は非導通状態と
なり、スイッチ113をONし、カセット側距離センサ
111を作動させる。
【0023】なお、搭載センサ112、31、41は、
磁気センサであってもよい。磁気センサの場合、カセッ
ト側搭載センサ112と車両側搭載センサ31又は装置
側搭載センサ41とが非接触であっても、接近状態によ
って、現金カセット1のラック30又はラック40搭載
を検出することができる。
磁気センサであってもよい。磁気センサの場合、カセッ
ト側搭載センサ112と車両側搭載センサ31又は装置
側搭載センサ41とが非接触であっても、接近状態によ
って、現金カセット1のラック30又はラック40搭載
を検出することができる。
【0024】このように、現金カセット1がラック30
又はラック40に搭載されている間は、取扱者2との距
離と無関係に安全状態であるので、カセット側距離セン
サ111は非動作状態となる。そして、現金カセット1
がラック30又はラック40から取りはずされたときか
ら、現金カセット1の盗難の危険性が生じるので、カセ
ット側距離センサ111は動作状態に設定される。この
とき、取扱者2が現金カセット1を取りはずし、交換作
業中、取扱者2が現金カセット1のすぐ近くにいる場
合、カセット側距離センサ111は、所定レベルを超え
た電波を取扱者側距離センサ21から受信するので、正
常判定を続ける。そして、現金カセット1を自動取引装
置4のラック40に搭載すると、カセット側距離センサ
111は非動作状態となる。
又はラック40に搭載されている間は、取扱者2との距
離と無関係に安全状態であるので、カセット側距離セン
サ111は非動作状態となる。そして、現金カセット1
がラック30又はラック40から取りはずされたときか
ら、現金カセット1の盗難の危険性が生じるので、カセ
ット側距離センサ111は動作状態に設定される。この
とき、取扱者2が現金カセット1を取りはずし、交換作
業中、取扱者2が現金カセット1のすぐ近くにいる場
合、カセット側距離センサ111は、所定レベルを超え
た電波を取扱者側距離センサ21から受信するので、正
常判定を続ける。そして、現金カセット1を自動取引装
置4のラック40に搭載すると、カセット側距離センサ
111は非動作状態となる。
【0025】交換作業では、通常、自動取引装置4のラ
ック40に古い現金カセット1が搭載されている。この
ような場合、取扱者2が古い現金カセット1をラック4
0から取り外すと、古い現金カセット1のカセットセン
サ11に含まれるカセット側距離センサ111が非動作
状態から動作状態となる。そして、車両3のラック30
に搭載されるまでの間、上述同様に、カセット側距離セ
ンサ111による距離判定が行われ、車両3のラック3
0に搭載されると非動作状態になる。
ック40に古い現金カセット1が搭載されている。この
ような場合、取扱者2が古い現金カセット1をラック4
0から取り外すと、古い現金カセット1のカセットセン
サ11に含まれるカセット側距離センサ111が非動作
状態から動作状態となる。そして、車両3のラック30
に搭載されるまでの間、上述同様に、カセット側距離セ
ンサ111による距離判定が行われ、車両3のラック3
0に搭載されると非動作状態になる。
【0026】また、図2に示されるように、カセットセ
ンサ11には、センサ設定装置15及びセンサ解除装置
16が接続される。センサ設定装置15は、カセットセ
ンサ11全体を有効にするための装置である。即ち、カ
セット側搭載センサ112は動作状態となり、カセット
側距離センサ111は動作可能状態となる。センサ設定
装置15は、例えば簡単なスイッチなどで構成され、そ
れを押すことにより、容易にカセットセンサ11を有効
にすることができる。
ンサ11には、センサ設定装置15及びセンサ解除装置
16が接続される。センサ設定装置15は、カセットセ
ンサ11全体を有効にするための装置である。即ち、カ
セット側搭載センサ112は動作状態となり、カセット
側距離センサ111は動作可能状態となる。センサ設定
装置15は、例えば簡単なスイッチなどで構成され、そ
れを押すことにより、容易にカセットセンサ11を有効
にすることができる。
【0027】また、安全が確認されている状況下におい
て、取扱者2以外の者(取扱者側距離センサ21を身に
着けていない者)が、現金カセット1をラック30又は
40から取り外して、運ぶ場合が想定される。このよう
な場合、カセットセンサ11が有効であると、現金カセ
ット1がラック30又は40から取り外されることによ
り、カセット側距離センサ111が動作状態になり、盗
難でないにもかかわらず、各種盗難警告装置(12、1
3、14など)が作動してしまい不都合である。従っ
て、カセットセンサ11全体を無効にすることができる
センサ解除装置16が必要となる。即ち、センサ解除装
置16は、カセット側距離センサ111及びカセット側
搭載センサ112を強制的に非動作状態にする。これに
より、カセット側距離センサ111及びカセット側搭載
センサ112をそれぞれ構成要素とする距離判定装置及
び搭載検知装置も非動作状態となる。センサ解除装置1
6は、誰でも操作できると、セキュリティ上好ましくな
いので、所定のセキュリティ情報をチェックし、セキュ
リティ情報があらかじめ登録された情報と一致する場合
のみ、動作するようにすることが好ましい。セキュリテ
ィチェックは、例えば、鍵、ID番号、暗証番号、指紋
などの照合により行われる。そのために、センサ解除装
置16は、例えば、鍵穴、ID番号が記憶されたIDカ
ード読み込み部、暗証番号を入力するためのテンキー、
指紋を入力するための指紋センサを備える。センサ解除
装置16が動作すると、カセット側距離センサ111及
びカセット側搭載センサ112は非動作状態になる。
て、取扱者2以外の者(取扱者側距離センサ21を身に
着けていない者)が、現金カセット1をラック30又は
40から取り外して、運ぶ場合が想定される。このよう
な場合、カセットセンサ11が有効であると、現金カセ
ット1がラック30又は40から取り外されることによ
り、カセット側距離センサ111が動作状態になり、盗
難でないにもかかわらず、各種盗難警告装置(12、1
3、14など)が作動してしまい不都合である。従っ
て、カセットセンサ11全体を無効にすることができる
センサ解除装置16が必要となる。即ち、センサ解除装
置16は、カセット側距離センサ111及びカセット側
搭載センサ112を強制的に非動作状態にする。これに
より、カセット側距離センサ111及びカセット側搭載
センサ112をそれぞれ構成要素とする距離判定装置及
び搭載検知装置も非動作状態となる。センサ解除装置1
6は、誰でも操作できると、セキュリティ上好ましくな
いので、所定のセキュリティ情報をチェックし、セキュ
リティ情報があらかじめ登録された情報と一致する場合
のみ、動作するようにすることが好ましい。セキュリテ
ィチェックは、例えば、鍵、ID番号、暗証番号、指紋
などの照合により行われる。そのために、センサ解除装
置16は、例えば、鍵穴、ID番号が記憶されたIDカ
ード読み込み部、暗証番号を入力するためのテンキー、
指紋を入力するための指紋センサを備える。センサ解除
装置16が動作すると、カセット側距離センサ111及
びカセット側搭載センサ112は非動作状態になる。
【0028】図3は、本発明の実施の形態における現金
カセット盗難防止システムの処理フローチャートであ
る。図3(a)のステップS1において、センサ設定装
置15が動作し、カセットセンサ11が有効となる。な
お、このとき、現金カセット1はラック30又は40に
搭載されている状態であって、カセット側距離センサ1
11は非動作状態である。ステップS2において、現金
カセット1がラック30又は40から取り外されると、
ステップS3において、カセット側距離センサ111が
動作状態になる。そして、ステップS4において、カセ
ット側距離センサ111は、取扱者側距離センサ21か
ら送信される電波の受信レベルを判定する。ステップS
4において、受信レベルが所定レベルを超えている場
合、カセット側距離センサ111は受信レベルの判定を
続け、ステップS5において、現金カセット1がラック
30又は40に再度搭載されると、ステップS6におい
て、カセット側距離センサ111は非動作状態になる。
カセット盗難防止システムの処理フローチャートであ
る。図3(a)のステップS1において、センサ設定装
置15が動作し、カセットセンサ11が有効となる。な
お、このとき、現金カセット1はラック30又は40に
搭載されている状態であって、カセット側距離センサ1
11は非動作状態である。ステップS2において、現金
カセット1がラック30又は40から取り外されると、
ステップS3において、カセット側距離センサ111が
動作状態になる。そして、ステップS4において、カセ
ット側距離センサ111は、取扱者側距離センサ21か
ら送信される電波の受信レベルを判定する。ステップS
4において、受信レベルが所定レベルを超えている場
合、カセット側距離センサ111は受信レベルの判定を
続け、ステップS5において、現金カセット1がラック
30又は40に再度搭載されると、ステップS6におい
て、カセット側距離センサ111は非動作状態になる。
【0029】一方、ステップS4において、受信レベル
が所定レベル未満になると、ステップS7において、所
定の盗難警告処理が実行される。盗難警告処理では、図
3(b)に示されるように、まず、ステップS71にお
いて、盗難防止用装置14が作動する。さらに、ステッ
プS72において、盗難警報発信装置12が盗難警報信
号を発信し、ステップS73において、位置確認信号発
信装置13が位置確認信号を発信する。
が所定レベル未満になると、ステップS7において、所
定の盗難警告処理が実行される。盗難警告処理では、図
3(b)に示されるように、まず、ステップS71にお
いて、盗難防止用装置14が作動する。さらに、ステッ
プS72において、盗難警報発信装置12が盗難警報信
号を発信し、ステップS73において、位置確認信号発
信装置13が位置確認信号を発信する。
【0030】なお、上述の実施の形態は、現金カセット
1の交換作業時のみに限られず、自動取引装置4の保守
点検時において、現金カセット1がラック40から取り
外される場合にも適用可能である。
1の交換作業時のみに限られず、自動取引装置4の保守
点検時において、現金カセット1がラック40から取り
外される場合にも適用可能である。
【0031】本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
【0032】
【発明の効果】以上、本発明によれば、人が容易に接近
可能な場所で、現金カセットの交換作業を一人の取扱者
によって行う場合における現金カセットの盗難などの犯
罪を防止、抑制することができる。従って、現金カセッ
トの交換作業に必要な取扱者の人数を削減することが可
能となり、コスト低減に寄与する。また、現金カセット
交換作業用のスペースを必要としないので、自動取引装
置の設置場所の制限を大幅に緩和することができる。
可能な場所で、現金カセットの交換作業を一人の取扱者
によって行う場合における現金カセットの盗難などの犯
罪を防止、抑制することができる。従って、現金カセッ
トの交換作業に必要な取扱者の人数を削減することが可
能となり、コスト低減に寄与する。また、現金カセット
交換作業用のスペースを必要としないので、自動取引装
置の設置場所の制限を大幅に緩和することができる。
【図1】本発明の実施の形態における現金カセット盗難
防止システムの構成図である。
防止システムの構成図である。
【図2】カセットセンサ11のブロック構成図である。
【図3】本発明の実施の形態における現金カセット盗難
防止システムの処理フローチャートである。
防止システムの処理フローチャートである。
1 現金カセット 2 取扱者 3 車両 4 自動取引装置 5 監視センタ端末 11 カセットセンサ 12 盗難警報発信装置 13 位置確認信号発信装置 14 盗難防止用手段 15 センサ設定装置 16 センサ解除装置 21 取扱者側距離センサ 30 ラック 31 車両側搭載センサ 40 ラック 41 装置側搭載センサ 111 カセット側距離センサ 112 カセット側搭載センサ 113 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 AA01 BA07 CA04 DA03 FC04 FC07 FJ04 FL04 5C084 AA03 AA09 BB02 CC16 CC38 DD07 DD21 EE09 FF02 FF03 GG07 GG09 GG13 GG20 GG52 GG56 GG57 GG71 HH01 HH10 HH13 HH20
Claims (8)
- 【請求項1】自動取引装置に搭載される現金カセットの
盗難を防止する現金カセット盗難防止システムにおい
て、 前記現金カセットが所定位置に搭載されているか否かを
検知する検知装置と、 前記検知装置の検知結果に応じて動作状態となり、前記
現金カセットを取り扱う取扱者と前記現金カセットとの
距離を判定する判定装置と、 前記判定装置の判定結果に応じて動作状態となり、所定
の盗難警告動作を実行する盗難警告装置とを備えること
を特徴とする現金カセット盗難防止システム。 - 【請求項2】請求項1において、 前記現金カセットが前記所定位置に搭載されていないこ
とを前記検知装置が検知すると、前記判定装置が動作状
態となり、 前記距離が所定距離以上であると前記判定装置が判定す
ると、前記盗難警告装置が動作することを特徴とする現
金カセット盗難防止システム。 - 【請求項3】請求項1において、 前記盗難警告装置は、音発生装置、煙発生装置、インク
発生装置、光発生装置又はその組み合わせであることを
特徴とする現金カセット盗難防止システム。 - 【請求項4】請求項1において、 前記盗難警告装置は、前記自動取引装置を監視する監視
センタに盗難発生を通知する盗難警報発信装置であるこ
とを特徴とする現金カセット盗難防止システム。 - 【請求項5】請求項1において、 前記盗難警告装置は、前記自動取引装置を監視する監視
センタに前記現金カセットの位置情報を通知する位置情
報発信装置であることを特徴とする現金カセット盗難防
止システム。 - 【請求項6】請求項1において、 前記所定位置は、前記自動取引装置内又は前記現金カセ
ットを運搬する車両内にそれぞれ設けられるラックであ
って、 前記検知装置は、前記現金カセットに取り付けられる第
一の部分と、前記ラックに取り付けられる第二の部分と
を備え、 前記第一の部分と前記第二の部分との接触状態又は接近
状態に応じて、前記カセットが前記ラックに搭載されて
いるか否かを検知することを特徴とする現金カセット盗
難防止システム。 - 【請求項7】請求項1において、 前記判定装置は、前記取扱者に取り付けられる第一の部
分と、前記現金カセットに取り付けられる第二の部分と
を備え、 前記第一の部分又は前記第二の部分のいずれか一方が一
定レベルの電波を送信し、他方が前記電波を受信し、そ
の受信レベルが所定レベル以下の場合、前記所定距離以
上と判定することを特徴とする現金カセット盗難防止シ
ステム。 - 【請求項8】自動取引装置に搭載される現金カセットの
盗難を防止する現金カセット盗難防止方法において、 前記現金カセットが所定位置に搭載されているか否かを
検知する検知ステップと、 前記検知ステップにおいて、前記現金カセットが前記所
定位置に搭載されていないことが検知されると、前記現
金カセットを取り扱う取扱者と前記現金カセットとの距
離を判定する判定ステップと、 前記判定ステップにおいて、前記距離が所定距離以上で
あると判定されると、所定の盗難警告動作を実行する警
告ステップとを備えることを特徴とする現金カセット盗
難防止方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11201361A JP2001028080A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 現金カセット盗難防止システム及び現金カセット盗難防止方法 |
US09/539,612 US6191690B1 (en) | 1999-07-15 | 2000-03-31 | Cash cassette burglary prevention system and cash cassette burglary prevention method |
EP00303767A EP1069540A3 (en) | 1999-07-15 | 2000-05-04 | Cash cassette burglary prevention system and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11201361A JP2001028080A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 現金カセット盗難防止システム及び現金カセット盗難防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001028080A true JP2001028080A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16439788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11201361A Pending JP2001028080A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 現金カセット盗難防止システム及び現金カセット盗難防止方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6191690B1 (ja) |
EP (1) | EP1069540A3 (ja) |
JP (1) | JP2001028080A (ja) |
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