JP3052946U - 駐車場精算機の防犯装置 - Google Patents

駐車場精算機の防犯装置

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JP3052946U
JP3052946U JP1997011620U JP1162097U JP3052946U JP 3052946 U JP3052946 U JP 3052946U JP 1997011620 U JP1997011620 U JP 1997011620U JP 1162097 U JP1162097 U JP 1162097U JP 3052946 U JP3052946 U JP 3052946U
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abnormality
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sensor
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alarm
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JP1997011620U
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Inventor
義一 坂口
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東京電気技術工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精算機の破壊、現金強奪等の異常発生を確実
かつ迅速に感知して、警報を発し、関係機関に自動通報
する。 【解決手段】 振動センサ等の各種センサを有する異常
感知部2と、これからの感知信号を受けて異常判断を行
い、異常発生と判断したときに異常感知信号を送信する
異常判断・無線送信部3と、停電時に異常感知部2及び
異常判断・無線送信部3に電源供給を行う停電バックア
ップ電源4とを精算機1内に設け、送信電波を受ける無
線受信部11と、警報発生部12と、無線電話機13
と、無線受信部11が異常感知信号を受信したときに警
報を発生させるとともに、無線電話機13により所定通
話先に異常感知を自動連絡させるコントロール部14と
を有する受信器10を精算機1とは別の位置に配置して
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、駐車場の出入口等に設置された精算機(とくに集中精算機)内の現 金強奪時に、異常を感知、識別して無線にて離れた場所に取り付けた受信器で警 報を発するとともに、PHS等の無線電話機にて関係機関に通報する駐車場精算 機の防犯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、銀行等の現金自動取引装置に振動センサ等を設けて異常発生を検出 し、警報を発したりする防犯装置は、例えば特開平4−218888号で知られ ている。
【0003】 一方、駐車場の出入口等に設置された集中精算機については、現状ではとくに 防犯対策が施されていないのが普通である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、最近、駐車場の出入口等に設置された集中精算機についても、銀行 等の現金自動取引装置と同様な防犯対策の要望が出てきている。この場合、駐車 場の集中精算機に特有の問題、例えば電源線路を外部から切断することが容易で あること、監視人がいないか、駐車場から離れた位置にいること等への配慮が必 要となる。
【0005】 本考案は、上記の点に鑑み、管理者による駐車場の監視が無い場合でも精算機 の破壊、現金強奪等の異常発生を確実かつ迅速に感知して、警報を発するととも に関係機関に自動通報可能な駐車場精算機の防犯装置を提供することを目的とす る。
【0006】 本考案のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る第1の駐車場精算機の防犯装置は、 振動センサ、異音検知センサ、傾斜センサ、温度センサ、電源センサのうちの少 なくとも1つを有する異常感知部と、該異常感知部からの感知信号を受けて異常 判断を行い、異常発生と判断したときに異常感知信号を送信する異常判断・無線 送信部と、停電時に前記異常感知部及び前記異常判断・無線送信部に電源供給を 行う停電バックアップ電源とを駐車場に設置された精算機内に設け、 前記異常判断・無線送信部から送信した電波を受ける無線受信部と、警報発生 部と、前記無線受信部が前記異常感知信号を受信したときに前記警報発生部によ り警報を発生させるコントロール部とを有する受信器を前記精算機の設置位置と は別の位置に配置したことを特徴としている。
【0008】 本考案に係る第2の駐車場精算機の防犯装置は、振動センサ、異音検知センサ 、傾斜センサ、温度センサ及び電源センサを有する異常感知部と、該異常感知部 からの感知信号を受けて異常判断を行い、異常発生と判断したときに異常感知信 号を送信する異常判断・無線送信部と、停電時に前記異常感知部及び前記異常判 断・無線送信部に電源供給を行う停電バックアップ電源とを駐車場に設置された 精算機内に設け、 前記異常判断・無線送信部から送信した電波を受ける無線受信部と、警報発生 部と、無線電話機と、前記無線受信部が前記異常感知信号を受信したときに前記 警報発生部により警報を発生させるとともに、前記無線電話機により所定の通話 先に異常感知を自動連絡させるコントロール部とを有する受信器を前記精算機の 設置位置とは別の位置に配置したことを特徴としている。
【0009】 前記第1又は第2の駐車場精算機の防犯装置において、前記無線電話機がPH Sであるとよい。
【0010】 また、前記警報発生部は警告音声、サイレン音、警告灯の少なくともいずれか による警報を発するものであるとよい。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る駐車場精算機の防犯装置の実施の形態を図面に従って説明 する。
【0012】 図1は本考案に係る駐車場精算機の防犯装置の実施の形態であって、1は駐車 場の出入口等に設置されて、駐車料金を精算し、受け入れる集中精算機であり、 この内部に振動センサ、異音検知センサ、傾斜センサ、温度センサ、電源センサ 等を有する異常感知部2と、該異常感知部2からの感知信号を受けて異常判断を 行い、異常発生と判断したときに異常感知信号をアンテナより電波として送信す る異常判断・無線送信部3と、停電時に前記異常感知部2及び前記異常判断・無 線送信部3に電源供給を行う停電バックアップ電源4とが取り付けられている。
【0013】 前記異常判断・無線送信部3の有するアンテナは外部より容易に見えない、あ るいは容易に取り外しができない特殊構造であり、また前記停電バックアップ電 源4は、集中精算機1の商用電源100Vが切断されたときにも継続して異常感 知部2及び異常判断・無線送信部3に電源供給を行って、異常感知部2及び異常 判断・無線送信部3の動作を保障するものである。
【0014】 一方、10は受信器であり、前記異常判断・無線送信部3から送信した電波を 受ける無線受信部11と、警報発生部12と、無線電話機(PHS等)13と、 コントロール部14とを具備し、全体が防水構造となっていて、前記集中精算機 1の設置位置とは別の位置で、しかも容易に人の手が触れられない場所に設置さ れている(例えば、電力会社よりの100V電灯線引き込みポール柱、あるいは 新設された専用ポール柱等)。
【0015】 前記コントロール部14は、無線受信部11が異常判断・無線送信部3からの 異常感知信号を受信したときに警報発生部12により警報を発生させるとともに 、無線電話機13により所定の通話先(例えば、警察、警備会社等の外部機関、 他の携帯電話等)に異常発生を自動連絡させる機能を持つ。前記警報発生部12 は、予め録音してある音声による警告、サイレン音の発生、警告灯の点灯等によ る警報を出す機能を備えている。
【0016】 この実施の形態において、集中精算機1の錠やボディーに電気ドリルやカッタ ー等の音、焼き切りバーナーの熱、押し倒しによる傾斜、さらには電源切断等が あると、これらは振動センサ、異音検知センサ、傾斜センサ、温度センサ、電源 センサの少なくともいずれかで感知され、異常感知部2から感知信号が異常判断 ・無線送信部3に出力される。異常判断・無線送信部3では前記感知信号から異 常状態であると判断すると、異常感知信号をアンテナより電波として送信する。
【0017】 他所に設置された受信器10は、無線受信部11で前記異常判断・無線送信部 3よりの異常感知信号を識別して、コントロール部14を介して警報発生部12 を動作させ、予め録音してある音声による警告、サイレン音の発生、警告灯の点 灯等による警報を一定時間出す。同時にコントロール部14を介して無線電話機 (PHS等)13を動作させ、指定された通話先、例えば警察、警備会社又は管 理人の携帯電話等に異常発生を通報する。
【0018】 なお、受信器10の内部スイッチにて、警報内容や、警報時間、無線電話機の 動作の可否等を選択できる。
【0019】 また、異常判断・無線送信部3及び受信器10内に本防犯装置の動作停止スイ ッチが設けられる。
【0020】 以上本考案の実施の形態について説明してきたが、本考案はこれに限定される ことなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者 には自明であろう。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る駐車場精算機の防犯装置によれば、駐車場 精算機の現金強奪を目的とした犯罪行為を、未然に防止可能であり、警報を発生 する受信器を精算機とは別の場所に配置したことで防犯機能を破壊することが困 難で信頼性が高い利点がある。
【0022】 また、前記受信器に無線電話機(PHS等)を内蔵させた構成とすれば、予め 指定された通話先、例えば警察、警備会社又は管理人の携帯電話等に異常発生を 自動通報でき、犯罪者の捕捉にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る駐車場精算機の防犯装置の実施の
形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 集中精算機 2 異常感知部 3 異常判断・無線送信部 4 停電バックアップ電源 10 受信器 11 無線受信部 12 警報発生部 13 無線電話機 14 コントロール部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/38 H04B 7/26 109T

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動センサ、異音検知センサ、傾斜セン
    サ、温度センサ、電源センサのうちの少なくとも1つを
    有する異常感知部と、該異常感知部からの感知信号を受
    けて異常判断を行い、異常発生と判断したときに異常感
    知信号を送信する異常判断・無線送信部と、停電時に前
    記異常感知部及び前記異常判断・無線送信部に電源供給
    を行う停電バックアップ電源とを駐車場に設置された精
    算機内に設け、 前記異常判断・無線送信部から送信した電波を受ける無
    線受信部と、警報発生部と、前記無線受信部が前記異常
    感知信号を受信したときに前記警報発生部により警報を
    発生させるコントロール部とを有する受信器を前記精算
    機の設置位置とは別の位置に配置したことを特徴とする
    駐車場精算機の防犯装置。
  2. 【請求項2】 振動センサ、異音検知センサ、傾斜セン
    サ、温度センサ及び電源センサを有する異常感知部と、
    該異常感知部からの感知信号を受けて異常判断を行い、
    異常発生と判断したときに異常感知信号を送信する異常
    判断・無線送信部と、停電時に前記異常感知部及び前記
    異常判断・無線送信部に電源供給を行う停電バックアッ
    プ電源とを駐車場に設置された精算機内に設け、 前記異常判断・無線送信部から送信した電波を受ける無
    線受信部と、警報発生部と、無線電話機と、前記無線受
    信部が前記異常感知信号を受信したときに前記警報発生
    部により警報を発生させるとともに、前記無線電話機に
    より所定の通話先に異常感知を自動連絡させるコントロ
    ール部とを有する受信器を前記精算機の設置位置とは別
    の位置に配置したことを特徴とする駐車場精算機の防犯
    装置。
  3. 【請求項3】 前記無線電話機がPHSである請求項1
    又は2記載の駐車場精算機の防犯装置。
  4. 【請求項4】 前記警報発生部は警告音声、サイレン
    音、警告灯の少なくともいずれかによる警報を発するも
    のである請求項1,2又は3記載の駐車場精算機の防犯
    装置。
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