JPH0886149A - 金 庫 - Google Patents

金 庫

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JPH0886149A
JPH0886149A JP6248364A JP24836494A JPH0886149A JP H0886149 A JPH0886149 A JP H0886149A JP 6248364 A JP6248364 A JP 6248364A JP 24836494 A JP24836494 A JP 24836494A JP H0886149 A JPH0886149 A JP H0886149A
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JP
Japan
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safe
locking mechanism
lid
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main body
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JP6248364A
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Kichinosuke Nagashio
吉之助 長塩
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 盗難等にあっても取り戻せる可能性を高める
と共に、取り戻せない場合でも現金が使用できないよう
にすることが可能な金庫を提供する。 【構成】 本体2及び蓋3から筐体が構成されると共に
キーやダイアルによる施錠機構5aを備え、内部に現
金、有価証券、書類等が収納される金庫1であって、指
紋を指紋読取部7で読み取り、その結果と予め登録して
ある指定者の指紋情報との照合を制御ユニット6で行
い、その結果に基づいて電子ロック5bを制御する。す
なわち、施錠機構5aが解錠され且つ制御ユニット6が
指紋合致の判定を行ったことをもって電子ロック5bを
解錠し、これ以外の時には電子ロック5bの施錠を保持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、盗難防止を図った金
庫、特に、持ち運びが容易な重さと外形を有する金庫に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、金融機関や大型店舗にあって
は、現金輸送車等を用いて現金の輸送を行っているた
め、その積み卸しや移動の過程で強盗などの被害に会う
危険性が高い。従来、現金輸送に際しては、一般に、手
持ち可能なサイズの専用の金属トランクに札束等を入
れ、警備員が警護して運ぶ方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来において
は、現金輸送の安全対策としては、熟練した警備員の配
備と輸送車に設置した無線機等のセキュリティーシステ
ムが主であり、金庫自体については、ケースを頑丈にし
たり鍵の数を増やす等の対策以外、特に考えられてはい
ない。
【0004】このため、金庫(またはトランク、アタッ
シュケース等)が一度犯人等の第3者に渡ってしまえ
ば、現金を取り戻すことは難しく、取り戻せたとしても
一部を使われている可能性が高くなる。
【0005】本発明は、盗難等にあっても取り戻せる可
能性を高めると共に、取り戻せない場合でも現金が使用
できないようにすることが可能な金庫の提供を目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に示した発明は、本体部と蓋部とから成
ると共に、キーまたはダイアル式の施錠機構を備え、内
部に現金、有価証券、書類等が収納される金庫におい
て、指紋を読み取って予め登録した指紋情報との照合を
行う判定手段と、電気的に施錠及び解錠が行われる第2
の施錠機構と、前記施錠機構が解錠され且つ前記判定手
段が合致の判定を行ったことをもって前記第2の施錠機
構を解錠する制御手段を設けるようにしている。
【0007】請求項2に示した発明は、前記判定手段に
代え、或いは併用する構成でカード読取機構を設け、指
定した使用者に関する情報と挿入したカードに記録の情
報とが一致したことを条件に前記第2の施錠機構の解錠
を行うようにしている。
【0008】請求項3に示した発明は、前記本体部また
は蓋部に加えられた衝撃を検知する衝撃センサと、該衝
撃センサによる検知結果に基づいて電磁波または電波を
放射する手段を設けている。
【0009】請求項4に示した発明は、前記衝撃センサ
に代え、タイマにしている。
【0010】請求項5に示した発明は、本体部と蓋部と
から成ると共にキーまたはダイアル式の施錠機構を備
え、内部に現金、有価証券、書類等が収納される金庫に
おいて、前記蓋部が或る角度まで開けられたことをもっ
て、収納物を変色、変質または固着させ、或いは原型を
とどめないようにすることのできる液体または粉末を前
記収納物に噴射させる手段を設けることを特徴としてい
る。
【0011】請求項6に示した発明は、前記液体とし
て、インクまたは瞬間接着溶液を用いている。
【0012】請求項7に示した発明は、前記本体部また
は蓋部に加えられた衝撃を検知する衝撃センサと、該衝
撃センサによる検知結果に基づいて電磁波または電波を
放射する手段を設けている。
【0013】
【作用】請求項1に係る金庫によれば、キーやダイアル
による通常の機械式の施錠機構のほか、予め指定した取
扱者の指紋情報を登録しておき、この登録内容と金庫に
設けた読取部で読み取った指紋の読取情報とを照合し、
一致すれば電子式の施錠機構を解錠し、不一致であれば
施錠のままとし、蓋が簡単に開かないようにしている。
これにより、盗難等にあっても金庫内の収納物に被害が
及び難くすることができる。
【0014】請求項2に係る金庫によれば、指紋の照合
のほか、或いは併用することができるようにして、予め
指定者した人に応じた情報を登録しておき、カード読取
部に挿入されたカードの記録情報と比較し、一致すると
きに電子式の施錠機構を解錠し、不一致であれば施錠の
ままとし、蓋が簡単に開かないようにする。これによ
り、盗難等にあっても金庫内の収納物に被害が及び難く
することができる。
【0015】請求項3に係る金庫によれば、金庫を開け
ようとして衝撃を加えた場合、その衝撃が衝撃センサに
よって電気的に検出され、検出値が或るレベル以上であ
れば発振回路及び送信回路が起動し、電磁波等を発生
し、異常発生と方向を捜索者に知らせることができ、事
件の早期解決が可能になる。
【0016】請求項4に係る金庫によれば、衝撃センサ
に代えてタイマを用い、搬送開始地点から到着地点まで
に要する時間に対して+αをセットしておけば、タイム
アップと共に自動的に電磁波等を発生させることがで
き、異常発生と方向を捜索者に知らせることができ、事
件の早期解決が可能になる。
【0017】請求項5に係る金庫によれば、施錠機構を
複数にしたり、複雑にしたりしても最終的に蓋を開けら
れてしまう可能性が高い。そこで、万一、開けられてし
まった場合、収納物が使えない状態にしようとするのが
請求項5に示す手段であり、蓋が或る角度まで開けられ
たことをもって、収納物を変色、変質または固着させ、
或いは原型をとどめないようにする液体または粉末をボ
ンベ等に充填しておき、これを収納物に噴射させるよう
にする。これにより、所有者も使用できなくなるが、犯
罪に対して利益を与えないことで、犯罪の拡大防止及び
犯罪抑制に寄与することができる。
【0018】請求項6に係る金庫によれば、噴射する液
体として、インクまたは瞬間接着溶液を用いており、こ
れにより札等の収納物の使用を不可能にすることができ
る。また、事件に係わる物件であることを容易に認識さ
せることができ、事件の解決を早めることができる。
【0019】請求項7に係る金庫によれば、請求項5の
構成にあって、金庫を開けようとして衝撃を加えた場
合、その衝撃が衝撃センサによって電気的に検出され、
検出値が或るレベル以上であれば発振回路及び送信回路
が起動し、電磁波等を発生し、異常発生と方向を捜索者
に知らせることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0021】図1は本発明による金庫の一実施例を示す
斜視図であり、図2は図1の金庫に設置される制御系の
構成を示すブロック図である。
【0022】図1に示すように、金庫1は携帯可能なア
タッシュケースサイズに作られており、本体2及びこの
本体2に蝶着された蓋3とから構成され、本体2と蓋3
は、ジュラルミン等の金属を用いて頑丈に作られてい
る。本体2の上部(蓋3の蝶着部に対し)には、持ち運
びをし易くするために把手4が設けられている。また、
蓋3の上部には合鍵によって施錠及び解錠が可能な施錠
機構5aが設けられている。なお、施錠機構5aは、合
鍵による機構に代えてダイアル式を用いることができ
る。
【0023】本体2の内部には、図2に示す回路や機能
の殆どを内蔵した制御ユニット6が設置されており、こ
の制御ユニット6に接続されると共にCCD等の撮像素
子を用いて構成される指紋読取部7及びカード読取部8
(ICカードまたは磁気カードに対応したものを予め用
意)が本体2の上部に設けられている。更に、本体2の
内部には、期待に反して取扱者以外の者によって蓋3が
開けられたとき、現金(札束)等の保管物を使用不能に
するため、現金にインクまたは瞬間接着溶液を噴射して
着色または固着させるためのボンベ9が装着されてい
る。ボンベ9のバルブ制御を行うために本体2と蓋3の
間にスチールワイヤ10が架設され、引っ張り力が或る
値以上になったとき、ボンベ9のバルブが開くように構
成されている。
【0024】図2に示すように、制御ユニット6の中枢
が制御部11であり、この制御部11には指紋照合処理
を行うための処理・判定部12、ハンマなどで金庫1を
壊そうとしているときの衝撃を検知するための衝撃セン
サ13、及び衝撃センサ13が或るレベル以上の検知信
号を出力した時に動作を開始する発振回路14が接続さ
れている。
【0025】更に、処理・判定部12には指紋読取部7
及びカード読取部8が接続され、予め担当者の指紋情報
を記憶するためのメモリ15が接続されている。更に、
処理・判定部12には施錠機構5aのほかに設けた電子
ロック5b(第2の施錠機構)が接続されている。この
電子ロック5bは、解錠に要する時間を長引かせるため
に設けられる。
【0026】また、発振回路14には所定周波数の電磁
波(または電波)を生成するための送信回路16が接続
され、この送信回路16にはアンテナ17が接続されて
いる。このアンテナ17は、金庫1の表面から露出物が
出ないようにするため、バーアンテナ等は用いず、ワイ
ヤ状のアンテナとする。なお、発振回路14及びメモリ
15は金庫が金属製であることから高い周波数は用い
ず、例えば、30KHz程度の低い周波数を用いる。更
に、各回路に電源供給を行うため、金庫1内にはバッテ
リー18がセットされている。
【0027】次に、以上の構成による金庫の保安動作に
ついて説明する。
【0028】金庫1は予め担当者(保持者)が決められ
ており、決められた担当者の指紋情報が予めメモリ15
に登録されている。この登録は、1人分とは限らず、複
数の人について登録しておくこともできる。また、IC
カード(または磁気カード)が担当者毎に予め用意され
ており、この登録内容に対応する情報もメモリ15に格
納されている。そして、施錠機構5aのキー(または数
字)と指紋読取部7(またはカード読取部8)で読み取
った指紋とがAND条件を満たさないと蓋3を開けるこ
とができないように設定されている。
【0029】まず、担当者の指紋登録等を事前に行って
おき、現金等を収納した後、制御ユニット6に設けられ
た電源スイッチ(メモリ用は常時電源オン)をオンにす
る。運搬途中等にあって盗難に遭遇した場合、窃盗犯等
は現場から逃げ、適当な場所で金庫1の蓋3を開けよう
とする。金庫1の蓋3を開けるには、上記したように施
錠機構5aが開き、かつ登録した指紋と指紋読取部7に
よる指紋読み取り結果とが一致して、電子ロック5bが
解錠されなければならない。しかし、施錠機構5aを開
けられたとしても、担当者でない窃盗犯等の指紋が登録
指紋と一致することはないので、蓋3は開けられない。
【0030】そこで、窃盗犯等はバール等の工具を用い
て蓋3を無理にこじ開け、或いはドリル等で孔を開けよ
うとするが、その際に金庫1に大きな振動を与えること
は避けられない。この為、この振動は衝撃センサ13に
よって検知される。この検知情報を受けた制御部11
は、発振回路14及び送信回路16を起動させ、周辺に
異常を知らせる電磁波が放射される。これにより、追跡
者等は所在位置を知ることができる。
【0031】さて、以上のように万全を期しても、窃盗
犯等によって金庫1の蓋3が開けられてしまうことはあ
り得る。しかし、このようにな場合でも、その蓋開け操
作の過程でスチールワイヤ10が引っ張られ、ボンベ9
のバルブ(または作動部材)が駆動され、ボンベ9の前
面ノズルからは霧状のインクが噴出し、札束に着色す
る。この場合のインクは、I拭いても落ちない、Jお札
の間への浸透性が良い、K札面の文字等が読めなくなる
ように変色(或いは札自体を変質)させられる、L嫌悪
感を与える様な異臭を放つ等の化学特性を備えることが
望ましい。
【0032】このようにインクによって表面が不明瞭ま
たは札としての体をなさない状態になると、この現金を
用いた取引は用をなさず、或いは相手に疑問を感じさせ
ることになるため、奪った現金は使用できなくなり、容
疑者に利益を与えなくすることができる。
【0033】なお、インクに代えて瞬間接着溶液を用い
ることもできる。この場合もボンベ等に詰めたものを用
い、そのバルブをスチールワイヤ10の牽引によって開
けることができ、噴射した液状の接着液は札束等の表面
に付着し、札束を1つの物体の様に固めてしまうことが
できる。この結果、札束はただの紙束になり、束になっ
ていないお札は他のお札、或いは本体2の内面に固着
し、やはり現金としての用をなさず、奪った現金は使用
できなくなり、容疑者に利益を与えなくすることができ
る。
【0034】また、インク等に代え、空気に触れると直
ちに発火するような液体または粉体をボンベ9に充填し
ておき、その噴射によって札束などの収納物を焼却し、
原型をとどめない様にすることもできる。
【0035】なお、上記実施例においては、最も効果の
出る携帯用の金庫について説明したが、簡単には持ち運
べないような大型の据置用金庫に対しても本発明を適用
できることは勿論である。また、図1に示す外観を有す
るものを金庫として説明してきたが、この呼称に限定さ
れるものではなく、アタッシュケース等と呼ばれる商品
であってもよい。
【0036】更に、上記実施例においては、ボンベ9の
作動をスチールワイヤ10の牽引によって行うものとし
たが、角度センサを取り付け、蓋3が或る開き角度にな
ったときにソレノイド等を駆動してインク噴射(または
接着液噴射)を行うようにしてもよい。
【0037】また、上記実施例においては、金庫1内に
現金を収納するものとして説明したが、これに限るもの
ではなく、例えば、有価証券、書類等も対象になること
は言うまでもない。
【0038】この他、上記実施例においては、発振回路
14及び送信回路16の駆動開始を衝撃センサ13の出
力結果に基づくものとしたが、他の方法、例えば、A地
点からB地点へ金庫を搬送するとしたとき、その搬送に
要する時間がT時間であるとした場合、タイマをT時間
+αにセットしておき、タイムアップと共に発振回路1
4及び送信回路16の駆動を開始するようにしてもよ
い。
【0039】〔発明と実施例の対応〕以上の実施例にお
いて、処理・判定部12の動作が判定手段に、電子ロッ
ク5bが第2の施錠機構に、制御ユニット6が制御手段
に相当する。また、発振回路14及び送信回路16が電
磁波または電波を放射する手段に、ボンベ9及びスチー
ルワイヤ10が液体または粉体を噴射する手段に相当す
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に示した
本発明は、本体部と蓋部とから成ると共に、キーまたは
ダイアル式の施錠機構を備え、内部に現金、有価証券、
書類等が収納される金庫において、指紋を読み取って予
め登録した指紋情報との照合を行う判定手段と、電気的
に施錠及び解錠が行われる第2の施錠機構と、前記施錠
機構が解錠され且つ前記判定手段が合致の判定を行った
ことをもって前記第2の施錠機構を解錠する制御手段を
設ける構成にしたので、盗難等にあっても金庫内の収納
物に被害が及び難くすることができる。
【0041】請求項2に示した本発明は、前記判定手段
に代え、或いは併用する構成でカード読取機構を設け、
指定した使用者に関する情報と挿入したカードに記録の
情報とが一致したことを条件に前記第2の施錠機構の解
錠を行うようにしたので、盗難等にあっても金庫内の収
納物に被害が及び難くすることができる。
【0042】請求項3に示した本発明は、前記本体部ま
たは蓋部に加えられた衝撃を検知する衝撃センサと、該
衝撃センサによる検知結果に基づいて電磁波または電波
を放射する手段を設けるようにしたので、異常発生と方
向を捜索者に知らせることができ、事件の早期解決が可
能になる。
【0043】請求項4に示した本発明は、前記衝撃セン
サに代え、タイマを用いるようにしたので、異常発生と
方向を捜索者に知らせることができ、事件の早期解決が
可能になる。
【0044】請求項5に示した本発明は、本体部と蓋部
とから成ると共にキーまたはダイアル式の施錠機構を備
え、内部に現金、有価証券、書類等が収納される金庫に
おいて、前記蓋部が或る角度まで開けられたことをもっ
て、収納物を変色、変質または固着させ、或いは原型を
とどめないようにすることのできる液体または粉末を前
記収納物に噴射させる手段を設けるようにしたので、犯
罪に対して利益を与えないようにすることができ、犯罪
の拡大防止及び犯罪抑制に寄与することができる。
【0045】請求項6に示した本発明は、前記液体が、
インクまたは瞬間接着溶液にしたので、札等の収納物の
使用を不可能にでき、また、事件に係わる物件であるこ
とを容易に認識させることができ、事件の解決を早める
ことができる。
【0046】請求項7に示した本発明は、前記本体部ま
たは蓋部に加えられた衝撃を検知する衝撃センサと、該
衝撃センサによる検知結果に基づいて電磁波または電波
を放射する手段を設けるようにしたので、異常発生と方
向を捜索者に知らせることができ、事件の早期解決に寄
与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による金庫の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の金庫に設置される制御系の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 金庫 2 本体 3 蓋 5a 施錠機構 5b 電子ロック 6 制御ユニット 7 指紋読取部 8 カード読取部 9 ボンベ 10 スチールワイヤ 11 制御部 12 処理・判定部 13 衝撃センサ 14 発振回路 16 送信回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と蓋部とから成ると共に、キーま
    たはダイアル式の施錠機構を備え、内部に現金、有価証
    券、書類等が収納される金庫において、指紋を読み取っ
    て予め登録した指紋情報との照合を行う判定手段と、電
    気的に施錠及び解錠が行われる第2の施錠機構と、前記
    施錠機構が解錠され且つ前記判定手段が合致の判定を行
    ったことをもって前記第2の施錠機構を解錠する制御手
    段を具備することを特徴とする金庫。
  2. 【請求項2】 前記判定手段に代え、或いは併用する構
    成でカード読取機構を設け、指定した使用者に関する情
    報と挿入したカードに記録の情報とが一致したことを条
    件に前記第2の施錠機構の解錠を行うことを特徴とする
    請求項1記載の金庫。
  3. 【請求項3】 前記本体部または蓋部に加えられた衝撃
    を検知する衝撃センサと、該衝撃センサによる検知結果
    に基づいて電磁波または電波を放射する手段を設けるこ
    とを特徴とする請求項1記載の金庫。
  4. 【請求項4】 前記衝撃センサに代え、タイマにするこ
    とを特徴とする請求項3記載の金庫。
  5. 【請求項5】 本体部と蓋部とから成ると共にキーまた
    はダイアル式の施錠機構を備え、内部に現金、有価証
    券、書類等が収納される金庫において、前記蓋部が或る
    角度まで開けられたことをもって、収納物を変色、変質
    または固着させ、或いは原型をとどめないようにするこ
    とのできる液体または粉末を前記収納物に噴射させる手
    段を設けたことを特徴とする金庫。
  6. 【請求項6】 前記液体が、インクまたは瞬間接着溶液
    であることを特徴とする請求項5記載の金庫。
  7. 【請求項7】 前記本体部または蓋部に加えられた衝撃
    を検知する衝撃センサと、該衝撃センサによる検知結果
    に基づいて電磁波または電波を放射する手段を設けるこ
    とを特徴とする請求項5記載の金庫。
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