JP2001026374A - 折胴及び折畳装置における針動作タイミング調整装置 - Google Patents

折胴及び折畳装置における針動作タイミング調整装置

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    • B65H2301/10Selective handling processes

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ストレート折り動作とコレクト折り動作とを切
り替える際に折ブレードの動作切替えと針の動作切替え
を一挙に行う折畳装置において、折ブレードの突出動作
に対する針の沈没動作のタイミングの調整を極めて容易
にすること、機構を極めて簡素、単純にし、製造コスト
を著しく低減して、故障の発生がほとんど無く保守の容
易なものにすること、及び調整代を十分取れる調整機構
を提供することが、この発明の課題である。 【解決手段】針動作用停止カムと連係され、針動作用停
止カムを、その中心線まわりに角変位させる操作手段
と、操作手段によって角変位させられた針動作用停止カ
ムに連係可能に設けられ針動作用停止カムを、操作手段
によって変位させられた位相で停止させる停止手段とを
有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、折畳装置の針動
作タイミング調整装置に関するものであり、より詳細に
は、複数の針機構とその針機構と同数の折ブレード機構
とを備えた折胴において、折胴の周面に被折畳物である
紙を保持し解放する針の動作タイミングをブレードの動
作タイミングに対して調整する装置に関するものであっ
て、特に、ストレート折り動作とコレクト折り動作とに
動作モードの切替えが可能な折畳装置の針動作タイミン
グ調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえばウェブ紙を印刷して切断し折り
畳む輪転機の折畳装置では、以下のように、ストレート
折り動作又はコレクト折り動作の2つのモードの折畳動
作を行なうことが知られている。すなわち、ニッピング
ローラーを経て回転している折胴と鋸胴との間に送り込
まれたウェブ紙を、一定の長さに切断して切断ウェブ紙
とするとともに、切断位置より若干上流側の印刷余白部
を、折胴周面から突出した針が突き刺して保持し、折胴
の回転によって折胴の一定周面部分に順次巻き込む。そ
して、折胴が所定の角度だけ角変位し、巻き込んだ切断
ウェブ紙の略中央部が下流側隣接胴(咥胴)に最接近す
る位置で、切断ウェブ紙がその最接近する位置に至るご
とに折ブレードが折胴周面から突出して切断ウェブ紙の
略中央部(折り目となる部分)を押し上げ、折ブレード
と対向する下流側隣接胴(咥胴)の周面に設けられた咥
え機構に引き渡す動作(ストレート折り動作)を行な
う。又は、この動作の代わりに、切断ウェブ紙が前記の
最接近の位置に至る1回おきごとに折ブレードが折胴周
面から突出して切断ウェブ紙の略中央部(折り目となる
部分)を押し上げ、折ブレードと対向する下流側隣接胴
(咥胴)の周面に設けられた咥え機構に引き渡す動作
(コレクト折り動作)を行なう。そして、この引き渡し
に際し、この切断ウェブ紙の先行端を保持していた前記
針は、折胴周面から沈没して切断ウェブ紙を解放する。
【0003】しかし、前記いずれの折り動作において
も、針が切断ウェブ紙を解放するタイミングが早すぎる
と、切断ウェブ紙の進行が十分に行なわれず、引渡しの
際に切断ウェブ紙にしわ寄り、折れ曲がりが発生した
り、切断ウェブ紙の折り目の位置が一定に定まらないと
いう不具合の原因となった。また、針が切断ウェブ紙を
解放するタイミングが遅すぎると、切断ウェブ紙が針に
よって拘束を受けるため、切断ウェブ紙の針の穴が大き
くなって破れたり、隣接胴(咥胴)の咥え機構による切
断ウェブ紙の咥えが不十分となり、咥え抜けが生じて引
き渡しそこねるという不具合の原因となった。
【0004】そこで、このような不具合を防止するた
め、折ブレードの折胴周面からの突出動作に対する、針
の折胴周面からの沈没動作のタイミングを調整するため
の装置が必要とされ、例えば、特公昭46−10123
号公報、特公平7−29726号公報に示されるものが
公知である。
【0005】特公昭46−10123号公報に示される
ものの、折ブレードの突出動作と針の沈没動作のタイミ
ング調整は、針動作用カムの駆動経路中に、はすば歯車
の噛み合わせ部分を設けるとともに、この噛み合わせた
歯車の一方をその回転軸と平行に移動可能に設け、この
歯車を移動することによっておこなっている。
【0006】針動作用カムは、折胴の回転中心と同一の
回転中心を有し、かつ折胴と同じ駆動源を有し、折胴の
回転に対して予め定めた2つの回転速度比のうちのいず
れか一方の回転速度比で回転するように選択的に切替え
ることによって、針の動作をストレート折り動作とコレ
クト折り動作とに切替え可能である。また、カムフォロ
アーは、折胴内に折胴の軸と平行に設けられた針動作軸
の軸端に設けられたアームの自由端に、カムフォロアー
軸を介して回転可能に設けられており、前記針動作用カ
ムのカム面に接触させられている。そして、折胴の回転
とともに、針動作用カムが選択された回転速度比で回転
し、この針動作用カムに従ったカムフォロアーの変位に
より、針動作軸が反復角変位され、針動作軸に連係され
た針が、折胴の周面から出没動作するようになってい
る。
【0007】このとき、折ブレードは、折胴の回転にと
もなって、折胴が所定の回転位相になるたび、毎回折胴
の周面から突出動作する(ストレート折り動作)か又は
1回おきごとに折胴の周面から突出動作する(コレクト
折り動作)ようになっている。しかし、この突出動作の
切替えは、針動作用カムの回転速度比の切替え(すなわ
ち針動作のストレート折り動作とコレクト折り動作との
切替え)とは別に行うようになっている。
【0008】すなわち、この折畳装置は、針動作用カム
を回転駆動するための駆動経路中にはすば歯車の歯のね
じれ角を利用して、駆動側の回転に対する従動側の回転
の位相を変更できるようにした機構を備えており、この
機構を操作することにより、同じ駆動源を有する折胴の
回転に対して前記針動作用カムの回転位相を変更し、折
胴の回転に対して一定のタイミングで折胴周面から突出
動作する折ブレードに対する、針の折胴周面からの沈没
動作のタイミングを調整している。
【0009】次に、特公平7−29726号公報に示さ
れるものの、折ブレードの突出動作に対する針の沈没動
作のタイミング調整は、針動作用カムの駆動経路中に、
この駆動経路を連結又は切断することによって針動作用
カムの停止と回転動作とを切替えるようにした切替機構
を設け、この切替機構中に、駆動経路を連結中は駆動源
の回転を下流側に伝達し、駆動経路を切断中は一定の状
態で停止するようにしたはすば歯車を設けている。そし
て、このはすば歯車と噛み合わせて針動作用カムの駆動
経路中の下流に設けたはすば歯車をその回転軸と平行に
移動可能に設け、この歯車を移動することによって、は
すば歯車の歯のねじれ角を利用して、停止中の針動作用
カムを角変位して位相を変更し又は駆動側の回転に対す
る従動側の回転の位相を変更できるようにした機構を備
えている。
【0010】針動作用カムは、折胴の回転中心と同一の
回転中心を有し、かつ折胴と同じ駆動源を有し、予め定
められた回転位相での停止と、折胴の回転に対して予め
定められた回転速度比による回転動作とを選択的に切替
えることによって、ストレート折り動作とコレクト折り
動作とに切替え可能である。また、針カムフォロアー
は、折胴内に折胴の軸と平行に設けられた針動作軸の軸
端に設けられたアームの自由端に、カムフォロアー軸を
介して回転可能に設けられ、前記針動作用カムのカム面
に接触させられている。そして、折胴の回転に対する、
停止した状態の針動作用カムに従った又は予め定められ
た回転速度比で回転するときの針動作用カムに従った針
カムフォロアーの変位により、針動作軸が反復角変位さ
れ、針動作軸に連係された針が、折胴の周面から出没動
作するようになっている。
【0011】このとき、折ブレードは、折胴の回転にと
もなって、折胴が所定の回転位相になるたび、毎回折胴
の周面から突出動作する(ストレート折り動作)か又は
1回おきごとに折胴の周面から突出動作する(コレクト
折り動作)ようになっている。しかし、この突出動作の
切替えは、針動作用カムの停止と回転動作の切替え(す
なわち針動作のストレート折り動作とコレクト折り動作
との切替え)とは別に行うようになっている。
【0012】すなわち、この折畳装置は、針動作用カム
を回転駆動するための駆動経路中にはすば歯車の歯のね
じれ角を利用して、停止中の針動作用カムを角変位して
位相を変更し又は駆動側の回転に対する従動側の回転の
位相を変更できるようにした機構を備えており、この機
構を操作することにより、同じ駆動源を有する折胴の回
転に対して前記針動作用カムの停止位相又は回転位相を
変更し、折胴の回転に対して一定のタイミングで折胴周
面から突出動作する折ブレードに対する、針の折胴周面
からの沈没動作のタイミングを調整できるようになって
いる。また、針動作用カムが停止中であるか回転中であ
るかにかかわらず調整できるようになっている。
【0013】ところで、前記2つの公知技術は、いずれ
も、折り動作モードをコレクト折り動作とストレート折
り動作とで切替えが可能であり、かついずれの折り動作
モードにおいても針の動作タイミングを折ブレードの動
作タイミングに対して調整可能な機構を備えるものであ
るが、折りモードの切替え(ストレート折り動作とコレ
クト折り動作の切替え)の際、折ブレードの動作切替え
と針の動作切替えとを別々に行う必要があった。このた
め、切替え作業が2度手間になる煩わしさがともなうも
のであった。それのみならず、別々に切替えることか
ら、折ブレードと針のいずれか一方の動作切替えを忘れ
て折畳装置の動作をさせてしまうおそれが多分にあり、
装置の操業管理上大きな問題をはらむものであった。
【0014】そこで、折りモード切替え作業を1度に行
うという観点から、例えば特公昭56−18500号公
報に示されるように、ストレート折り動作とコレクト折
り動作の切替えの際、折ブレードの動作切替えと針の動
作切替えとを同一機構によって一挙に行うことができる
折畳装置が提案され、公知となっている。
【0015】この折畳装置は、適宜の間隔をあけて設け
られた針動作用固定カムと折ブレード動作用固定カムと
を有しており、これらの2つの固定カムは折胴の回転中
心と同一の中心を持った状態で固定され、かつ、外周に
カム面が形成されている。また、この折畳装置は、この
2つの固定カムの間に、一体に設けられた針動作用回転
カムと折りブレード動作用回転カムとを有している。針
動作用回転カムは、外周にカム面を有しており、前記針
動作用固定カムとの共同作用によって、針を、ストレー
ト折り動作とコレクト折り動作とに切替え可能である。
また、折りブレード動作用回転カムは、外周にカム面を
有しており、前記折ブレード動作用固定カムとの共同作
用によって、折ブレードを、ストレート折り動作とコレ
クト折り動作とに切替え可能である。すなわち、針動作
用回転カムと折ブレード動作用回転カムは一体に設けら
れているため、両回転カムは同時に停止させることがで
き、また、同時に回転動作させることができ、折胴の回
転中心と同一の回転中心における予め定められた回転位
相での停止(ストレート折りの場合)とするか、折胴の
回転に対して予め定められた回転速度比による回転動作
(コレクト折りの場合)とするかにより、ストレート折
り動作とコレクト折り動作とを選択的に切替えることが
できる。
【0016】一方、この装置には、針カムフォロアーと
折りブレードカムフォロアが設けられている。針カムフ
ォロアーは、折胴内に折胴の軸と平行に設けられた針動
作軸の軸端に設けられたアームの自由端に、カムフォロ
アー軸を介して回転可能に設けられ、前記針動作用固定
カムと針動作用回転カムのカム面にそれぞれ接触させら
れている。折りブレード動作用カムフォロアーは、折胴
内における隣りあう2つの針動作軸の中間に、折胴の軸
と平行に設けられた折ブレード動作軸の軸端に設けられ
たアームの開放端に、カムフォロアー軸を介して回転可
能に設けられ、前記折ブレード動作用固定カムと折ブレ
ード動作用回転カムのカム面にそれぞれ接触させられて
いる。そして、前記2つの固定カムを含めた合計4つの
カムに従い両カムフォロアーがそれぞれ変位し、これに
より針動作軸と折ブレード動作軸が反復角変位して、針
動作軸に連結された針と折ブレード動作軸に連結された
折ブレードとが、カムにより予め定められた関係を維持
して折胴の周面から出没作動するようになっている。
【0017】そして、ストレート折り動作とコレクト折
り動作の切替えに際して、前記2つ一体の両回転カムの
動作を停止又は回転動作のいずれかに切替えることによ
り、針の動作と折ブレードの動作の双方を、一挙に切替
えることができるようになっている。しかしながら、こ
の折畳装置では、前2例の折畳装置と異なり、折ブレー
ドの折胴周面からの突出動作に対する針の折胴周面から
の沈没動作のタイミングを調整することができなかっ
た。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の技
術には、針の突出動作と沈没動作のタイミングの調整に
関して、次のような課題があった。第1に、特公昭46
−10123号公報に示されるもの及び特公平7−29
726号公報に示されるものは、前記したように、いず
れも、針動作用カムの駆動経路中に、はすば歯車を噛み
合わせた部分を設け、噛み合わせたはすば歯車の一方を
その回転軸と平行に移動させて針動作用のカムの位相を
変更し、針の動作タイミングを変更するものであるが、
この機構では、はすば歯車を移動するために、べアリン
グを介して移動させるねじ機構を設ける必要があり、部
品数が相応に多くなるとともに、移動部分やベアリング
ボックスなどの精度を求められる部品も多くなるため、
製造コストが比較的高いものであった。また、部品数が
多くなることから、保守の手間もかかるものであった。
【0019】さらに、この機構では、調整がはすば歯車
のねじれ角に依存するため、調整量を大きくすることが
できないという欠点があった。すなわち、はすば歯車の
ねじれ角を利用して行い得る針動作用カムの位相の変更
量がせいぜい10度程度であるのに対し、最近の折畳装
置を含めた輪転機装置全体が高処理能力が求められ高速
化されてきており、この要請下、カムフォロアーの追従
性を良くするため、カム形状をなだらかなものにしてい
る。その結果、はすば歯車による10度程度の変位では
有効な調整を行い得なくなっており、より大きい調整量
を得る機構が望まれていた。この点、特公平7−297
26号公報では、前記はすば歯車を移動する機構に変え
て、差動歯車方式を採用することを示唆している。しか
し、差動歯車方式は、調整量を大きくするには有効であ
るが、前記はすば歯車を移動する機構よりもさらに部品
数が多くならざるを得ず、かつ精度を求められる部品も
増加するので、製造コスト及び保守の手間が必要以上に
増大せざるを得ないものであった。
【0020】第2に、特公昭46−10123号公報に
示されるもの及び特公平7−29726号公報に示され
るものは、上記のようなはすば歯車による調整機構は提
案されているものの、折り動作モードの切替え、すなわ
ちストレート折り動作とコレクト折り動作の切替えを行
うときに、折ブレードの動作切替えと針の動作切替えと
を別々に行わねばならなかった。このため、動作切替え
が2度手間になる煩わしさがともなうとともに、一方の
動作切替えを忘れてしまうおそれがあり、装置の操業管
理上大きな問題をはらむものであった。この点を解決す
るという観点から、特公昭56−18500号公報に示
されるものは、折ブレードの動作切替えと針の動作切替
えを一挙に行うようにしている。しかし、特公昭56−
18500号公報に示されるものは、その機構の中に、
折ブレードの折胴周面からの突出動作に対する針の折胴
周面からの沈没動作のタイミングを変更する機構につい
て何ら開示していない。他方、タイミング調整機構は、
装置操業上、欠かすことができないものであり、近年、
装置に要求される保守の容易化とあいまって、実用化が
望まれているものである。
【0021】そこで、この発明は、以上記載した従来技
術の課題を解決するために、ストレート折り動作とコレ
クト折り動作とを切り替える際に折ブレードの動作切替
えと針の動作切替えを一挙に行うようにした折畳装置に
おいて、折ブレードの折胴周面からの突出動作に対する
針の折胴周面からの沈没動作のタイミングの調整を極め
て容易に行い得るようにすることを第1の目的とするも
のである。また、従来のはすば歯車による調整では、調
整代が少ないものであったが、ストレート折り動作とコ
レクト折り動作とを切り替える際に折ブレードの動作切
替えと針の動作切替えを一挙に行うようにした折畳装置
において、折ブレードの折胴周面からの突出動作に対す
る針の折胴周面からの沈没動作のタイミングの調整代が
十分取れるようにする調整機構を提供することを第2の
目的とするものである。さらに、第1及び第2の目的を
達成するための機構を極めて簡素化、単純化し、製造コ
ストを著しく低減するとともに、故障の発生がほとんど
無く保守の容易なものにすることを第3の目的とするも
のである。
【0022】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上記課題
を解決するため、折胴と、折胴に設けられ針を折胴の外
周面に出没させる複数の針機構と、折胴に設けられ前記
針の出没動作と関連して折りブレードを折胴の外周面に
出没させる複数の折りブレード機構と、折胴の回転中心
と同一の中心を有する針動作用停止カムと、折胴の回転
中心と同一の中心を有する折ブレード動作用停止カム
と、折胴の回転中心と同一の回転中心を有し、かつ、折
胴の回転に対して予め定められた関係で回転する状態と
前記針動作用停止カム及び折りブレード動作用停止カム
に対して予め定められた関係で停止した状態とに選択的
に切替え可能である一体状の針動作用回転カム及び折ブ
レード動作用回転カムと、前記針機構に設けられ、針動
作用停止カム及び針動作用回転カムと共同して針を折胴
の外周面から出没動作させる針カムフォロアーと、前記
折ブレード機構に設けられ、折ブレード動作用停止カム
及び折りブレード動作用回転カムと共同して折ブレード
を回転胴の外周面から出没動作させる折ブレードカムフ
ォロアーと、針動作用停止カムと連係され、針動作用停
止カムをその中心まわりに角変位させる操作手段と、針
動作用停止カムに連係可能に設けられ針動作用停止カム
を前記操作手段によって変位させられた位相で停止させ
る停止手段とを有することにより、折ブレードの折胴周
面からの突出動作に対する針の折胴周面からの沈没動作
のタイミングの調整を極めて容易に行い得る折胴の針動
作タイミング調整装置を提供している。また、折ブレー
ドの折胴周面からの突出動作に対する針の折胴周面から
の沈没動作のタイミングの調整代が十分取れる調整機構
を提供している。さらに、このための機構を極めて簡素
化、単純化し、製造コストを著しく低減するとともに、
故障の発生がほとんど無く保守の容易なものにしてい
る。
【0023】第2の発明は、上記課題を解決するため、
ストレート折り動作とコレクト折り動作とを切り替える
際に折ブレードの動作切替えと針の動作切替えを一挙に
行うようにした折畳装置において、針動作用停止カムの
中心まわりに針動作用停止カムを角変位させる操作手段
と停止手段を設けることにより、折ブレードの折胴周面
からの突出動作に対する針の折胴周面からの沈没動作の
タイミングの調整を極めて容易に行い得る折畳装置の針
動作タイミング調整装置を提供している。また、折ブレ
ードの折胴周面からの突出動作に対する針の折胴周面か
らの沈没動作のタイミングの調整代が十分取れる調整機
構を提供している。さらに、このための機構を極めて簡
素化、単純化し、製造コストを著しく低減するととも
に、故障の発生がほとんど無く保守の容易なものにして
いる。
【0024】第3の発明は、上記課題を解決するため、
鋸胴と、折胴と、咥胴を有する折畳装置において、第1
の発明の折胴の針動作タイミング調整装置を有すること
により、折ブレードの折胴周面からの突出動作に対する
針の折胴周面からの沈没動作のタイミングの調整を極め
て容易に行い得る折畳装置を提供している。
【0025】第4の発明は、上記課題を解決するため、
停止手段が、操作手段をロックすることによって針動作
用停止カムを停止するようにした、前記第1の発明又は
第2の発明の針動作タイミング調整装置を提供してい
る。
【0026】第5の発明は、上記課題を解決するため、
停止手段が、針動作用停止カムをロックすることによっ
て針動作用停止カムを停止するようにした、前記第1の
発明又は第2の発明の針動作タイミング調整装置を提供
している。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。図1は、この発明の回
転胴の1つの実施の形態である折胴の本発明に関係する
部分を示す概略並列断面図、図2は、図1のII−II矢視
で本発明に関係する部分を示す概略図、図3は、図1に
示した折胴を備えた折畳装置の回転胴の配列を示す概略
図である。なお、図3中、折胴50では、理解を用意に
するために、針機構101(102,103)と折ブレ
ード機構201(202,203)について、折胴50
の外側に設けるカム機構800の針動作用停止カム81
0と折ブレード動作用停止カム840とを、その初期設
定状態を破線で同一紙面に示してある。
【0028】図3に示す折畳装置は、この発明の回転胴
にあたる折胴50、折胴50の上流側隣接胴である鋸胴
60、折胴50の下流側隣接胴である咥胴70を有して
おり、これらの胴は、フレームFに回転可能に支持され
ている。図中、NRはニッピングローラーである。ま
た、咥胴70の下流側には、図示しない適宜なデリバリ
ー機構が設けられている。
【0029】さらに、図3に示す折畳装置では、折胴5
0の直径が鋸胴60の直径の1.5倍かつ咥胴70の直
径と同じであり、折胴50には、3つの針機構101,
102,103、3つの折ブレード機構201,20
2,203及び3つの鋸刃受け301,302,303
が設けられている。なお、折胴50と他の回転胴の直径
の比率は、前記に限定されるものではなく、例えば、折
胴50の直径を鋸胴60の直径の2.5倍など様々に設
定可能である。また、咥胴70の直径は、折胴50の直
径と同じである必要はなく、鋸胴60の直径に対して所
定の比率であれば、折胴50の直径より大きくても小さ
くてもさしつかえない。
【0030】前記3つの針機構101,102,103
は、各針111,112,113が折胴50の外周面の
3等分位置で出没可能であるように設けられている。針
機構101(102,103)は、折胴50の軸と平行
に折胴50の内側かつ外周面近傍に回転(角変位)可能
に設けられており、針動作軸131(132,133)
と、針動作軸131(132,133)の折胴50の側
端面(図示の実施の形態では図1において右側端面)か
ら突出した端部に固定されて設けられ、かつ針動作軸1
31(132,133)の回転中心に直角方向に伸びた
アーム151(152,153)と、アーム151(1
52,153)の自由端側に針動作軸131(132,
133)の回転中心と平行に設けられた針カムフォロア
ー軸161(162,163)と、針カムフォロアー軸
161(162,163)に回転可能に設けられ、かつ
後に説明する針動作用停止カム810と針動作用回転カ
ム820に接触可能に設けられた2つの針カムフォロア
ー171(172,173)と、針動作軸131(13
2,133)の折胴50の内側部分に適宜の間隔で配さ
れ、かつ針動作軸131(132,133)の角変位に
従って一体で変位可能に取り付けられた複数(図1に図
示の実施の形態では5個)の針ホルダー121(12
2,123)と、各針ホルダー121(122,12
3)の略L字形に向きを変えた自由端の先端に取り付け
られた針111(112,113)と、針動作軸131
(132,133)の中空部に配されて一端が折胴50
に固定されるとともに他端が針動作軸131(132,
133)に固定され、かつ針動作軸131(132,1
33)を図3において反時計方向、すなわち、針動作軸
131(132,133)にアーム151(152,1
53)及び針カムフォロアー軸161(162,16
3)を介して取り付けられた針カムフォロアー171
(172,173)を、後に説明する針動作用停止カム
810及び針動作用回転カム820のカム面に押し付け
る向きに回転させるよう作用するように設けられたトー
ションバー141(142,143)とからなる。
【0031】前記3つの折ブレード機構201,20
2,203は、折ブレード211,212,213が折
胴50の外周面の前記針111,112,113の各出
没位置の中間位置で出没可能であるように設けられてい
る。折ブレード機構201(202,203)は、折胴
50の軸と平行に折胴50の内側かつ外周面近傍に回転
(角変位)可能に設けられた折ブレードホルダー221
(222,223)と、折ブレードホルダー221(2
22,223)の折胴50の側端面(図示の実施の形態
では図1において右側端面)から突出した端部に固定さ
れて設けられ、かつ折ブレードホルダー221(22
2,223)の回転中心に直角方向に伸びたアーム25
1(252,253)と、アーム251(252,25
3)の自由端側に折ブレードホルダー221(222,
223)の回転中心と平行に設けられた折ブレードカム
フォロアー軸261(262,263)と、折ブレード
カムフォロアー軸261(262,263)に回転可能
に設けられ、かつ後に説明する折ブレード動作用停止カ
ム840と折ブレード動作用回転カム830に接触可能
に設けられた2つの折ブレードカムフォロアー271
(272,273)と、折ブレードホルダー221(2
22,223)の折胴50の内側部分先端側に適宜の角
度で配され、かっ折ブレードホルダー221(222,
223)の角変位に従って一体で変位可能に取り付けら
れた1枚の折ブレード211(212,213)と、折
ブレードホルダー221(222,223)の中空部に
配されて一端が折胴50に固定されるとともに他端が折
ブレードホルダー221(222,223)に固定さ
れ、かつ折ブレードホルダー221(222,223)
を図3において時計方向、すなわち、折ブレードホルダ
ー221(222,223)にアーム251(252,
253)及び折ブレードカムフォロアー軸261(26
2,263)を介して取り付けられた折ブレードカムフ
ォロアー271(272,273)を、後に説明する折
ブレード動作用停止カム840及び折ブレード動作用回
転カム830のカム面に押し付ける向きに回転させるよ
う作用するように設けられたトーションバー241(2
42,243)とからなる。
【0032】3つの鋸刃受け301,302,303
は、前記針111,112,113の出没位置の近傍か
つ折胴50の回転方向下流側の外周面に設けられてい
る。鋸刃受け301,302,303は、後に説明する
鋸胴60の鋸刃61,62と咬み合えるよう合成樹脂な
どの素材よりなっている。
【0033】鋸胴60には、鋸刃61,62が、鋸胴6
0の外周面の2等分位置に設けられている。鋸刃61,
62は、折胴50の鋸刃受け301、302,303と
咬み合い、ニッピンクローラーNRによって両者問に送
り込まれたウェブ紙Wを一定長さに切断し、切断ウェブ
紙WAとする。
【0034】咥胴70には、咥え機構71,72,73
が、咥胴70の外周面の3等分位置に設けられている。
咥え機構71、72,73は、折胴50の折ブレード2
11,212,213と対向する位置で切断ウェブ紙W
Aを引き渡されこれを咥える作動をする。
【0035】以上説明した折胴50、鋸胴60、咥胴7
0は、折畳装置が動作したときに同じ周面速度で回転
し、鋸胴60の鋸刃61,62と折胴50の鋸刃受け3
01,302,303が、両胴の近接位置で対向し咬み
合いが可能であるように、また、咥胴70の咥え機構7
1,72,73と折胴50の折ブレード211,21
2,213の出没位置が、両胴の近接位置で対向し、切
断ウェブ紙WAの引き渡しが可能であるように配置さ
れ、回転位相が決められている。
【0036】折胴50における針カムフォロアー171
(172,173)及び折ブレードカムフォロアー27
1(272,273)が設けられた側端と、フレームF
との間には、折胴50の回転中心と同一の中心を有し、
外周面がカム面に形成された、針動作用停止カム81
0、針動作用回転カム820、折ブレード動作用回転カ
ム830及び折ブレード動作用停止カム840が、フレ
ームFに近い方から前記記載順に、かつ前記針カムフォ
ロアー171(172,173)又は前記折ブレードカ
ムフォロアー271(272,273)とそれぞれ対応
し得るように配されたカム機構800が設けられてい
る。
【0037】針動作用停止カム810は、針111(1
12,113)を折胴50の周面から沈没させるため、
外周面の所定範囲(中心角α1に相当する範囲、図2)
を他の外周面より前記回転中心からの距離を小さくした
針沈没用カム面819として1個所備えている。そし
て、この針動作用停止カム810は、折胴50が、折胴
50から咥胴70に切断ウェブ紙WAを引き渡す回転位
相であるときに、引き渡される位置の切断ウェブ紙WA
を保持している針111(112,113)が所属する
針機構101(102,103)の針カムフォロアー1
71(172、173)と前記針沈没用カム面819と
が対応するように配され(図3参照)、かつ針動作用停
止カム810のつば部分811が、フレームFに取り付
けられた支持体BRに、この支持体BRに折胴50の回
転中心と同一中心となるように設けられた円周案内面B
R1に従って、予め定められた角度の範囲内で角変位可
能であるように、ボルトBによって取り付けられている
(図2参照)。
【0038】また、針動作用停止カム810には、この
針動作用停止カム810を、前記支持体BRの円周案内
面BR1に従って折胴50の回転中心まわりに変位させ
る操作手段10と、変位させた針動作用停止カム810
を変位させた位置に停止させておく停止手段20が設け
られている。すなわち、針動作用停止カム810のつば
部分811の適宜の位置に、折胴50の回転中心に対し
て直角な方向に突出する突出部材11が取り付けられ、
突出部材11の自由端側に、折胴50の軸と平行な回転
中心まわりに回転可能な第1ピン部材12が取り付けら
れている。そして、第1ピン部材12には、その回転中
心に直角な貫通雌ねじが設けられている。
【0039】さらに、フレームFの適宜の位置には、折
胴50の軸と平行な回転中心まわりに回転可能な第2ピ
ン部材13が、ブラケット14を介して取り付けられて
いる。そして、第2ピン部材13には、その回転中心に
直角に、かつ前記第1ピン部材12の貫通雌ねじと中心
線を共有可能であるように、貫通穴が設けられている。
そして、前記第2ピン部材13の貫通穴を通され、かつ
その先端側に適宜の長さだけ設けられた雄ねじ部が前記
第1ピン部材12の貫通雌ねじとねじ連結された雄ねじ
部材15が設けられ、雄ねじ部材15の第2ピン部材1
3側の端部には、雄ねじ部材15を回転操作する操作機
構16が取り付けられ、操作手段10を形成している。
図示の実施の形態は、操作機構16をインデックスハン
ドルとしたものであるが、この形態に限定されるもので
はなく、例えば、適宜の制御手段(図示せず)に制御さ
れて所望の量ずつ回転動作させることが可能な電動機
(図示せず)と、直接又は伝動手段(図示せず)を介し
て連結した形態としてもよい。
【0040】他方、針動作用停止カム810のつば部分
811の前記突出部材11が取り付けられた位置と異な
る位置に、折胴50の回転中心に対して直角な方向に突
出するとともに、折胴50の回転中心まわりに適宜の長
さを有するプレート部材21が取り付けられている。そ
して、このプレート部材21を挟んでブレーキパッド2
3を備えたブレーキ機構22が設けられており、停止手
段20が形成されている。ブレーキ機構22は、たとえ
ば、圧縮エアーが供給されることにより、ブレーキパッ
ド23がプレート部材21の両面に強く接触し、挟むよ
うになっている。
【0041】また、第2ピン部材13を、例えば、自由
端側を貫通穴まで2つ割れに形成するとともに、この2
つ割れ部をロックレバー25で操作可能なねじで締める
ねじ式のロック手段24を設けて他の停止手段20を形
成し、雄ねじ部材15を回転操作した後、この雄ねじ部
材15の自由回転を防止すべくロック手段24によって
雄ねじ部材15をロック可能に設けることができる。
【0042】折ブレード動作用停止カム840は、折ブ
レード211(212,213)を折胴50の周面から
突出させるため、外周面の所定範囲(中心角α2に相当
する範囲、図2)を他の外周面より前記回転中心からの
距離を小さくした折ブレード突出用カム面849として
1個所備えている。そして、この折ブレード動作用停止
カム840は、折胴50が、折胴50から咥胴70に切
断ウェブ紙WAを引き渡す回転位相であるときに、引き
渡される位置の切断ウェブ紙WAを押し出す折ブレード
211(212、213)が所属する折ブレード機構2
01(202,203)のカムフォロアー271(27
2,273)と前記折ブレード突出用カム面849とが
対応するように配され(図3参照)、かつ折胴50の軸
をベアリングを介して回転可能に支持すべくフレームF
に取り付けられたスリーブSの、折胴50の側端面と対
向する端部に図示しないボルトで固定されている。
【0043】針動作用回転カム820は、前記針動作用
停止カム810の針沈没用カム面819より、回転中心
からの距離を小さくした外周面を有するとともに、その
外周面の2等分位置に、所定範囲(中心角がα3に相当
する範囲、図2)の、回転中心からの距離が前記針動作
用停止カム810における針沈没用カム面819を除い
た他の外周面と同じにされたマスキングカム面829が
設けられている。また、折ブレード動作用回転カム83
0は、前記折ブレード動作用停止カム840の折ブレー
ド突出用カム面849より回転中心からの距離を小さく
した外周面を有するとともに、その外周面の2等分位置
に、所定範囲(中心角がα4に相当する範囲、図2)
の、回転中心からの距離が前記折ブレード動作用停止カ
ム840における折ブレード突出用カム面849を除い
た他の外周面と同じにされたマスキングカム面839が
設けられている。
【0044】そして、針動作用回転カム820と折ブレ
ード動作用回転カム830とは、双方のマスキングカム
面829,839を予め定めた角度βだけ位相をずらし
た状態(図2参照)で一体に組み合わされ、前記スリー
ブSの外周面に、ベアリングB1,B2を介して回転可
能に取り付けられている。そして、一体に組み合わされ
た針動作用回転カム820及び折ブレード動作用回転カ
ム830(以下、一体に組み合わされた針動作用回転カ
ム820及び折ブレード動作用回転カム830の全体を
指すときは、「一体の回転カム820,830」とす
る)のボス部のフレームF寄りの外周面には、歯車82
1が設けられている。更に、この歯車821は、フレー
ムFの貫通穴にスリーブ、ベアリングを介して回転可能
に設けられた中間軸825の、フレームFの内面側(折
胴50との対向側)に突出している端部にこの中間軸8
25と一体で回転可能に取り付けられた歯車822と噛
み合わせられている。また、中間軸825の、フレーム
Fの外面側に突出している端部には、この中間軸825
と一体で回転可能であるように歯車824が取り付けら
れている。
【0045】他方、フレームFの外面には、フレームF
とこのフレームFに取り付けられたブラケット950と
によって回転可能に支持された回転軸901が設けられ
ている。回転軸901には、前記歯車824と噛み合わ
せられた歯車902が、回転軸901と一体で回転可能
であるように取り付けられている。また、回転軸901
には、図示しない駆動伝達歯車と噛み合わせられた歯車
903が、回転軸901に対して回転可能であるように
取り付けられている。更に、回転軸901に関連して、
操作レバー915で操作されるクラッチ機構910が設
けられている。
【0046】クラッチ機構910は、ブラケット950
に固定された固定要素911と、回転軸901と一体で
回転可能であるとともに、操作レバー915の操作によ
り回転軸901の軸方向に移動させられて、前記歯車9
03と前記固定要素911とに選択的に連結可能である
移動要素912を備えている。
【0047】そして、クラッチ機構910の移動要素9
12を固定要素911に連結し、予め定められた位相で
停止させられている針動作用停止カム810と、スリー
ブSに予め定められた一定の位相で固定されている折ブ
レード動作用停止カム840に対し、一体の回転カム8
20,830を、例えば図2に示すように、針動作用回
転カム820のマスキングカム面829が針動作用停止
カム810の針沈没用カム面819に重ならず(マスキ
ングせず)、かつ折ブレード動作用回転カム930のマ
スキングカム面839が折ブレード動作用停止カム84
0の折ブレード突出用カム面849に重ならない(マス
キングしない)位相で停止させ、ストレート折り動作さ
せる。また、クラッチ機構910の移動要素912を歯
車903に連結し、一体の回転カム820,830を、
折胴50の回転に対し、予め定めた回転位相をスタート
位相とするとともに折胴50の回転に対し予め定めた所
定の回転比で回転させ、予め定めた所定のタイミング
で、針動作用回転カム820のマスキングカム面829
を針動作用停止カム810の針沈没用カム面819に重
ならせ(マスキングさせ)、かつ同時に折ブレード動作
用回転カム930のマスキングカム面839を折ブレー
ド動作用停止カム840の折ブレード突出用カム面84
9に重ならせ(マスキングさせ)、コレクト折り動作さ
せる。ちなみに、「予め定めた」とは、図示の実施の形
態では、図2に示すカム機構800の各カムの位相と図
3に示す折胴50の位相をそれぞれのスタート位相と
し、折胴50の1回転に対し一体の回転カム820,8
30を4分の3回転させてコレクト折り動作させてい
る。
【0048】次に、以上説明した構成における折ブレー
ド211(212,213)の折胴50の周面からの突
出動作に対する針111(112,113)の折胴50
の周面からの沈没動作のタイミングの調整について説明
する。前記構成の説明で明らかなように、折胴50の周
面に保持した切断ウェブWAを咥胴70の咥え機構7
1、(72,73)に引き渡すための、折ブレード21
1(212,213)の折胴50の周面からの突出動作
は、折ブレード動作用停止カム840の折ブレード突出
用カム面849に従って折ブレード機構201(20
2,203)の折ブレードカムフォロアー271(27
2,273)が変位することによって行われる。また、
折胴50の周面に保持した切断ウェブWAを咥胴70の
咥え機構71、(72,73)に引き渡すために、折胴
50の周面から解放するための針111(112,11
3)の折胴50の周面からの沈没動作は、針動作用停止
カム810の針沈没用カム面819に従って針機構10
1(102,103)の針カムフォロアー171(17
2,173)が変位することによって行われる。したが
って、折ブレード211(212,213)の折胴50
の周面からの突出動作に対する針111(112,11
3)の折胴50の周面からの沈没動作のタイミングの調
整を行うには、折ブレード動作用停止カム840の折胴
50の回転中心まわりの位相に対する針動作用停止カム
810の折胴50の回転中心まわりの位相を変更すれば
よいことになる。
【0049】そこで、前記構成では、まず、停止手段2
0による針動作用停止カム810への停止作用を除く。
すなわち、ロック機構24のロックレバー25を操作し
て、ロック機構24のねじを緩め、雄ねじ部材15を解
放する。また、ブレーキ機構22を解除作動させ、ブレ
ーキパッド23をプレート部材21から離す。
【0050】次に、操作機構16の操作により雄ねじ部
材15を適宜の向きに回転する。すると、第1ピン13
の雌ねじ部と雄ねじ部材15の雄ねじ部によるねじ作用
により、突出部材11を介して針動作用停止カム810
が支持体BRの円周案内面BR1に従って回転変位し、
針動作用停止カム810の折胴50の回転中心まわりの
位相が変更され、折ブレード211(212,213)
の折胴50の周面からの突出動作に対する針111(1
12,113)の折胴50の周面からの沈没動作のタイ
ミングが変更され、調整される。図示の実施の形態にお
いて、調整代は、20度以上とることが可能である。
【0051】図示の実施の形態においては、図2におい
て針動作用停止カム810を反時計回りに変位させる
と、折ブレード211(212,213)の折胴50の
周面からの突出動作に対する針111(112,11
3)の折胴50の周面からの沈没動作のタイミングが早
くなり、図2において針動作用停止カム810を時計回
りに変位させると、折ブレード211(212,21
3)の折胴50の周面からの突出動作に対する針111
(112,113)の折胴50の周面からの沈没動作の
タイミングが遅くなる。
【0052】針の折胴50の周面からの沈没動作のタイ
ミングが所望のタイミングになったら、ブレーキ機構2
2を作動させ、ブレーキパッド23をプレート部材21
に強く接触させてプレート部材をしっかり挟むととも
に、ロックレバー25を操作してロック機構24のねじ
を締め、雄ねじ部材15をしっかりロックする。図示の
実施の形態では、停止手段20として、ブレーキ機構2
2とロック機構24との2つを併設しているが、いずれ
か一方のみでも針用停止カム810を変位させた後の停
止位置に停止させておくことが可能である。
【0053】
【発明の効果】この発明は、以上記載のとおりのもので
あるから、以下に記載されるような効果を奏する。第1
に、ストレート折り動作とコレクト折り動作とを切り替
える際に折ブレードの動作切替えと針の動作切替えを一
挙に行うようにした折胴又は折畳装置の針動作タイミン
グ調整装置において、折ブレードの回転胴周面からの突
出動作に対する針の回転胴周面からの沈没動作のタイミ
ングの調整を、折畳装置の動作中、不動作中にかかわり
なく、針動作用停止カムを折胴の回転中心まわりに変位
させることによって、極めて容易に行い得るようにな
り、針によって折胴周面に保持していた紙を、折ブレー
ドの出動作によって押し上げて咥胴に引き渡し、押し出
し位置を折り目とするときに、紙にしわ寄りが生じる、
紙に折れ曲がりが生じる、折り目位置が一定に定まらな
い、紙を保持している針の穴が大きくなって破れる、紙
を咥胴に引き渡しそこねるなどの不具合を一掃できると
いう効果を奏する。
【0054】第2に、従来のはすば歯車による調整で
は、調整代がせいぜい10度程度と少ないものであった
が、折ブレードの折胴周面からの突出動作に対する針の
折胴周面からの沈没動作のタイミングの調整代が20度
以上と十分取れるという効果を奏する。
【0055】第3に、前記調整のための装置構成を極め
て簡素かつ単純にし、その結果、部品の数を少なくし得
たので、製造コストを低減でき、また、故障頻度が低
く、保守が容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の回転胴の1つの実施の形態である折
胴の本発明に関係する部分を示す概略並列断面図であ
る。
【図2】図1のII−II矢視で本発明に関係する部分を示
す概略図である。
【図3】図1に示した折胴を備えた折畳装置の回転胴の
配列を示す概略図である。
【符号の説明】
10:操作手段 11:突出部材 12:第1ピン部材 13:第2ピン部材 14:ブラケット 15:雄ねじ部材 16:操作機構 20:停止手段 21:プレート部材 22:ブレーキ機構 23:ブレーキパッド 24:ロック機構 25:ロックレバー 50:折胴 60:鋸胴 61,62:鋸刃 70:咥胴 71,72,73:咥え機構 101,102,103:針機構 111,112,113:針 121,122,123:針ホルダー 131,132,133:針動作軸 141,142,143:トーションバー 151,152,153:アーム 161,162,163:針カムフォロアー軸 171,172,173:針カムフォロアー 201,202,203:折ブレード機構 211、212,213:折ブレード 221、222,223:折ブレードホルダー 241,242,243:トーションバー 251,252,253:アーム 261,262,263:折ブレードカムフォロアー軸 271,272,273:折ブレードカムフォロアー 301、302,303:鋸刃受け 800:カム機構 810:針動作用停止カム 811:つば部分 819:針沈没用カム面 820:針動作用回転カム 821,822,824:歯車 825:中間軸 829:針動作用回転カムのマスキング面 830:折ブレード動作用回転カム 839:折ブレード動作用回転カムのマスキング面 840:折ブレード動作用停止カム 849:折ブレード突出用カム面 901:回転軸 902,903:歯車 910:クラッチ機構 911:固定要素 912:移動要素 915:操作レ
バー 950:ブラケット B:ボルト B1,B2:ベアリング BR:支持体 BR1:円周案内面 F:フレーム NR:ニツピングローラー S:スリーブ W:ウェブ紙 WA:切断ウェブ紙 α1:針沈没用カム面の範囲に相当する中心角 α2:折ブレード突出用カム面の範囲に相当する中心角 α3:針動作用回転カムのマスキングカム面の範囲に相
当する中心角 α4:折ブレード動作用回転カムのマスキングカム面の
範囲に相当する中心角 β:針動作用回転カムのマスキングカム面と折ブレード
動作用回転カムのマスキングカム面の位相のずれ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折胴と、折胴に設けられ針を折胴の外周面
    に出没させる複数の針機構と、折胴に設けられ前記針の
    出没動作と関連して折りブレードを折胴の外周面に出没
    させる複数の折りブレード機構と、 折胴の回転中心と同一の中心を有する針動作用停止カム
    と、 折胴の回転中心と同一の中心を有する折ブレード動作用
    停止カムと、 折胴の回転中心と同一の回転中心を有し、かつ、折胴の
    回転に対して予め定められた関係で回転する状態と前記
    針動作用停止カム及び折ブレード動作用停止カムに対し
    て予め定められた関係で停止した状態とに選択的に切替
    え可能である一体の針動作用回転カム及び折ブレード動
    作用回転カムと、 前記針機構に設けられ、針動作用停止カム及び針動作用
    回転カムと共同して針を折胴の外周面から出没動作させ
    る針カムフォロアーと、 前記折ブレード機構に設けられ、折ブレード動作用停止
    カム及び折りブレード動作用回転カムと共同して折ブレ
    ードを回転胴の外周面から出没動作させる折ブレードカ
    ムフォロアーと、 針動作用停止カムと連係され、針動作用停止カムをその
    中心まわりに角変位させる操作手段と、 針動作用停止カムに連係可能に設けられ針動作用停止カ
    ムを前記操作手段によって変位させられた位相で停止さ
    せる停止手段とを有することを特徴とする折胴の針動作
    タイミング調整装置。
  2. 【請求項2】対向するフレームに回転可能に回転胴を支
    持するとともに、この回転胴に、回転胴の軸方向に並ぶ
    複数の針を回転胴の外周面の等分位置に出没させるよう
    に複数の針機構を設け、また、回転軸と平行な折ブレー
    ドを回転胴の前記針の出没位置の中間に、前記針の出没
    動作と関連して出没させるように針機構と同数の折ブレ
    ード機構を設け、針の出動作で紙を突き刺して回転胴周
    囲に紙を保持し、針の没動作とブレードの出動作によっ
    て紙を隣接胴に引き渡し、引き渡し位置を折り目とする
    折畳装置であって、ストレート折り動作とコレクト折り
    動作とに選択的に切替え可能な折畳装置において、 回転胴とフレームの間に設けられ、回転胴の回転中心と
    同一の中心を有し、外周面がカム面に形成された針動作
    用停止カムと、 回転胴とフレームの間に設けられ、回転胴の回転中心と
    同一の中心を有し、外周面がカム面に形成された折ブレ
    ード動作用停止カムと、 前記針動作用停止カムと折ブレード動作用停止カムの間
    に2枚が一体状に設けられ、回転胴の回転中心と同一の
    中心を有し、それぞれの外周面がカム面に形成されると
    ともに、回転胴の回転に対して予め定められた関係で回
    転する状態と、前記針動作用停止カム及び折りブレード
    動作用停止カムに対して予め定められた関係で停止した
    状態とに、選択的に切替え可能な針動作用回転カム及び
    折ブレード動作用回転カムと、 前記針機構に設けられ、その周面が前記針動作用停止カ
    ムと針動作用回転カムのカム面とに接触させられて、針
    動作用停止カム及び針動作用回転カムと共同して針を回
    転胴の外周面から出没動作させる針カムフォロアーと、 前記折ブレード機構に設けられ、その周面が前記折ブレ
    ード動作用停止カムと折ブレード動作用回転カムのカム
    面とに接触させられて、折ブレード動作用停止カム及び
    折ブレード動作用回転カムと共同して折ブレードを回転
    胴の外周面から出没動作させる折ブレードカムフォロア
    ーと、 針動作用停止カムと連係され、針動作用停止カムを、そ
    の中心まわりに角変位させる操作手段と、 操作手段によって角変位させられた針動作用停止カムに
    連係可能に設けられ針動作用停止カムを、操作手段によ
    って変位させられた位相で停止させる停止手段とを有す
    ることを特徴とする折畳装置の針動作タイミング調整装
    置。
  3. 【請求項3】鋸胴と、折胴と、咥胴を有する折畳装置に
    おいて、請求項1の折胴の針動作タイミング調整装置を
    有することを特徴とする折畳装置。
  4. 【請求項4】停止手段が、操作手段をロックすることに
    よって針動作用停止カムを停止するようにした、請求項
    1又は請求項2に記載の針動作タイミング調整装置。
  5. 【請求項5】停止手段が、針動作用停止カムをロックす
    ることによって針動作用停止カムを停止するようにし
    た、請求項1又は請求項2に記載の針動作タイミング調
    整装置。
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