JP2001025270A - 超音波モータ - Google Patents
超音波モータInfo
- Publication number
- JP2001025270A JP2001025270A JP11192236A JP19223699A JP2001025270A JP 2001025270 A JP2001025270 A JP 2001025270A JP 11192236 A JP11192236 A JP 11192236A JP 19223699 A JP19223699 A JP 19223699A JP 2001025270 A JP2001025270 A JP 2001025270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact member
- ultrasonic
- ultrasonic vibrator
- ultrasonic motor
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 超音波振動子１に接触部材９を弾性体１０で
圧接しているため、接触部材９と超音波振動子１との摩
擦で雑音が発生し、又、接触部材９が摩耗し易いという
問題があつた。 【解決手段】 超音波モータの接触部材９と超音波振動
子１の間に薄い長尺部材１２を介在させることにより、
雑音を防ぎ、接触部材９をスムーズに回転し、接触部材
９の摩耗を防ぐことができる。
圧接しているため、接触部材９と超音波振動子１との摩
擦で雑音が発生し、又、接触部材９が摩耗し易いという
問題があつた。 【解決手段】 超音波モータの接触部材９と超音波振動
子１の間に薄い長尺部材１２を介在させることにより、
雑音を防ぎ、接触部材９をスムーズに回転し、接触部材
９の摩耗を防ぐことができる。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、超音波振動子の端
面に圧接する接触部材によって発生する雑音を除去する
超音波モータに関するものである。
面に圧接する接触部材によって発生する雑音を除去する
超音波モータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の超音波モータとして、図５に示
すように、超音波振動子１の中心孔に固定部材２が圧入
され、この固定部材２にケース３及び中心軸４がネジ５
で一体に構成され、中心軸４の端部に装着したベアリン
グ６ａに回転体６が回転自在に装着され、この回転体６
に連結部材７がビス８で一体に固着され、この連結部材
８に接触部材９を連結し、リング状の弾性体１０を外側
に嵌めて接触部材９を超音波振動子１に圧接するように
構成し、リード線１１より発振電力を供給するようにし
たものを本出願人が提案している。
すように、超音波振動子１の中心孔に固定部材２が圧入
され、この固定部材２にケース３及び中心軸４がネジ５
で一体に構成され、中心軸４の端部に装着したベアリン
グ６ａに回転体６が回転自在に装着され、この回転体６
に連結部材７がビス８で一体に固着され、この連結部材
８に接触部材９を連結し、リング状の弾性体１０を外側
に嵌めて接触部材９を超音波振動子１に圧接するように
構成し、リード線１１より発振電力を供給するようにし
たものを本出願人が提案している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな超音波モータでは、超音波振動子１に接触部材９を
弾性体１０で圧接しているため、接触部材９と超音波振
動子１との摩擦で雑音が発生し、又、接触部材９が摩耗
し易いという問題があつた。
うな超音波モータでは、超音波振動子１に接触部材９を
弾性体１０で圧接しているため、接触部材９と超音波振
動子１との摩擦で雑音が発生し、又、接触部材９が摩耗
し易いという問題があつた。
【０００４】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、少なくとも
端面に楕円振動を発生する中心孔を設けた超音波振動子
と、該超音波振動子の前記端面にリング状の弾性体によ
って圧接する複数の分割片を互いに隣接させた接触部材
とからなる超音波モータにおいて、前記超音波振動子と
前記接触部材の間に前記超音波振動子の円周を取り巻く
薄い長尺部材を介在させるものであり、又、前記薄い長
尺部材は薄い紙片でもよいし、さらに、前記薄い長尺部
材は薄い金属でもよいし、又、前記薄い長尺部材は薄い
プラスチックでもよい。
端面に楕円振動を発生する中心孔を設けた超音波振動子
と、該超音波振動子の前記端面にリング状の弾性体によ
って圧接する複数の分割片を互いに隣接させた接触部材
とからなる超音波モータにおいて、前記超音波振動子と
前記接触部材の間に前記超音波振動子の円周を取り巻く
薄い長尺部材を介在させるものであり、又、前記薄い長
尺部材は薄い紙片でもよいし、さらに、前記薄い長尺部
材は薄い金属でもよいし、又、前記薄い長尺部材は薄い
プラスチックでもよい。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明では、超音波振動子と接触
部材の間に薄い長尺部材を介在させることにより、超音
波振動子が動作した時に超音波振動子の端面に発生する
楕円振動で回転する接触部材をスムーズに回転するとも
とに、この接触部材の回転により発生する雑音を除去す
ることができ、接触部材の摩耗を防ぐことができる。
部材の間に薄い長尺部材を介在させることにより、超音
波振動子が動作した時に超音波振動子の端面に発生する
楕円振動で回転する接触部材をスムーズに回転するとも
とに、この接触部材の回転により発生する雑音を除去す
ることができ、接触部材の摩耗を防ぐことができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の実施例の超音波モータの側面
断面図で、１は超音波振動子、２は固定部材、３はケー
ス、４は中心軸、５はネジ、６は回転体、７は連結部
材、８はビス、９は接触部材、１０は弾性体、１１はリ
ード線であり、これらの構成は上記超音波モータと同じ
であるので、説明は省略するが、本実施例は、図２に示
した薄い長尺部材１２を接触部材９と超音波振動子１の
間に介在させ、薄い長尺部材１２の端部１２ａ、１２ｂ
をほぼ直角に構成して接触させてもよいし、わずかに離
してもよい。
断面図で、１は超音波振動子、２は固定部材、３はケー
ス、４は中心軸、５はネジ、６は回転体、７は連結部
材、８はビス、９は接触部材、１０は弾性体、１１はリ
ード線であり、これらの構成は上記超音波モータと同じ
であるので、説明は省略するが、本実施例は、図２に示
した薄い長尺部材１２を接触部材９と超音波振動子１の
間に介在させ、薄い長尺部材１２の端部１２ａ、１２ｂ
をほぼ直角に構成して接触させてもよいし、わずかに離
してもよい。
【０００７】このように構成した本実施例の超音波モー
タでは、超音波振動子９に接続したリード線１１に発振
出力を印加すると、超音波振動子９の端面に楕円振動が
発生するので、この楕円振動により超音波振動子１に弾
性体１０で圧接された接触部材９が回転し、この回転は
連結部材７を介して回転体６を回転するが、この時、超
音波モータから雑音が発生するが、長尺部材１２を介在
させることにより、この雑音を除去することができ、
又、この長尺部材によって接触部材９の回転がスムーズ
になり、さらに、接触部材９の摩耗を防ぐことができ
る。
タでは、超音波振動子９に接続したリード線１１に発振
出力を印加すると、超音波振動子９の端面に楕円振動が
発生するので、この楕円振動により超音波振動子１に弾
性体１０で圧接された接触部材９が回転し、この回転は
連結部材７を介して回転体６を回転するが、この時、超
音波モータから雑音が発生するが、長尺部材１２を介在
させることにより、この雑音を除去することができ、
又、この長尺部材によって接触部材９の回転がスムーズ
になり、さらに、接触部材９の摩耗を防ぐことができ
る。
【０００８】なお、接触部材９を回転させた場合、薄い
長尺部材１２が接触部材９に引っ掛かって、丸まってし
まうような場合には、図３及び図４に示すように、長尺
部材１２の端部１２ａ、１２ｂを斜めに切断することに
より、長尺部材１２の引っ掛かりを防ぐことができる。
長尺部材１２が接触部材９に引っ掛かって、丸まってし
まうような場合には、図３及び図４に示すように、長尺
部材１２の端部１２ａ、１２ｂを斜めに切断することに
より、長尺部材１２の引っ掛かりを防ぐことができる。
【０００９】又、薄い長尺部材としては、薄い紙片、金
属片又はプラスチック等を使用することができ、これら
を粘着テープによって超音波振動子１又は接触部材９に
貼り付けてもよいし、さらに、本実施例の超音波モータ
は、上記構成に限るものではなく、超音波振動子に接触
部材を圧接する構成の超音波モータであれば、どのよう
な構成の超音波モータでも使用することができる。
属片又はプラスチック等を使用することができ、これら
を粘着テープによって超音波振動子１又は接触部材９に
貼り付けてもよいし、さらに、本実施例の超音波モータ
は、上記構成に限るものではなく、超音波振動子に接触
部材を圧接する構成の超音波モータであれば、どのよう
な構成の超音波モータでも使用することができる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波モ
ータでは、超音波振動子と接触部材の間に薄い長尺部材
を介在させたので、接触部材の回転によって発生する雑
音を除去することができるとともに、接触部材の摩耗を
防ぐことができ、さらに、接触部材の回転をスムーズに
することができるという利点がある。
ータでは、超音波振動子と接触部材の間に薄い長尺部材
を介在させたので、接触部材の回転によって発生する雑
音を除去することができるとともに、接触部材の摩耗を
防ぐことができ、さらに、接触部材の回転をスムーズに
することができるという利点がある。
【図１】本発明の実施例の超音波モータの側面断面図で
ある。
ある。
【図２】図１の超音波モータに使用する長尺部材の平面
図である。
図である。
【図３】本発明の他の実施例の超音波モータの側面断面
図である。
図である。
【図４】図３の超音波モータに使用する長尺部材の平面
図である。
図である。
【図５】提案された超音波モータの側面断面図である。
【符号の説明】 １ 超音波振動子 ２ 固定部材 ３ ケース ４ 中心軸 ５ ネジ ６ 回転体 ７ 連結部材 ８ ビス ９ 接触部材 １０ リング状の弾性体 １１ リード線 １２ 長尺部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉田 尚男 愛知県豊橋市大岩町字小山塚20番地 本多 電子株式会社内 (72)発明者 佐藤 桂一 東京都千代田区神田３丁目15番１号 リョ ービ株式会社東京本社内 (72)発明者 高橋 省次 広島県府中市目崎町762番地 リョービ株 式会社内 (72)発明者 前田 裕司 広島県府中市目崎町762番地 リョービ株 式会社内 Ｆターム(参考） 5H680 AA12 AA18 BB01 BB11 BB15 BB17 CC02 DD01 DD02 DD23 DD53 DD55 DD65 DD67 DD72 DD82 DD87 DD88 EE01 EE11 FF04 FF08
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも端面に楕円振動を発生する中
心孔を設けた超音波振動子と、該超音波振動子の前記端
面にリング状の弾性体によって圧接する複数の分割片を
互いに隣接させた接触部材とからなる超音波モータにお
いて、前記超音波振動子と前記接触部材の間に前記超音
波振動子の円周を取り巻く薄い長尺部材を介在させるこ
とを特徴とする超音波モータ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11192236A JP2001025270A (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 超音波モータ |
| EP00102863A EP1032056B1 (en) | 1999-02-26 | 2000-02-11 | Ultrasonic driving motor |
| DE60014990T DE60014990T2 (de) | 1999-02-26 | 2000-02-11 | Ultraschallmotorantrieb |
| US09/510,316 US6323579B1 (en) | 1999-02-26 | 2000-02-22 | Ultrasonic driving motor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11192236A JP2001025270A (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 超音波モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001025270A true JP2001025270A (ja) | 2001-01-26 |
Family
ID=16287927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11192236A Pending JP2001025270A (ja) | 1999-02-26 | 1999-07-06 | 超音波モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001025270A (ja) |
-
1999
- 1999-07-06 JP JP11192236A patent/JP2001025270A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060630 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20070531 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070531 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090319 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090324 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090525 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090721 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100127 |