JP2001023303A - 情報記録装置及び情報記録方法 - Google Patents

情報記録装置及び情報記録方法

Info

Publication number
JP2001023303A
JP2001023303A JP11190720A JP19072099A JP2001023303A JP 2001023303 A JP2001023303 A JP 2001023303A JP 11190720 A JP11190720 A JP 11190720A JP 19072099 A JP19072099 A JP 19072099A JP 2001023303 A JP2001023303 A JP 2001023303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
information
digital information
timing
zero
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11190720A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3805929B2 (ja
Inventor
Kyoichi Terao
恭一 寺尾
Hiroshi Iwamura
宏 岩村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP19072099A priority Critical patent/JP3805929B2/ja
Priority to CNB001199315A priority patent/CN1184630C/zh
Priority to EP00114025A priority patent/EP1067551A3/en
Priority to TW089113195A priority patent/TW499654B/zh
Priority to US09/610,006 priority patent/US6819641B1/en
Priority to KR10-2000-0038280A priority patent/KR100434221B1/ko
Publication of JP2001023303A publication Critical patent/JP2001023303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3805929B2 publication Critical patent/JP3805929B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/034Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/038Cross-faders therefor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/806Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components with processing of the sound signal
    • H04N9/8063Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components with processing of the sound signal using time division multiplex of the PCM audio and PCM video signals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録中断及び記録再開が為されると共に中断
又は再開前後を含んで情報を再生する場合に不要な雑音
が発生することを防止して再生可能なように当該情報を
記録することが、簡易な処理で可能な情報記録装置等を
提供する。 【解決手段】 フェードイン又はフェードアウトする時
間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であって、時間軸
上で当該窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓
関数をオーディオデータDAIに夫々乗算し、複数の乗算
データDWWを夫々生成する乗算部26を備え、オーディ
オデータDAI記録を中断/再開するとき、当該中断/再
開するタイミングを含む窓関数に対応する乗算データD
WWを置換部28において零情報に置換し、当該零情報を
中断/再開するタイミングを含む乗算データDWWに代え
て記録した後に乗算データDWWの記録を中断/再開す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録装置及び
情報記録方法の技術分野に属し、より詳細には、情報記
録媒体への情報記録終了時及び情報記録再開時における
当該記録終了制御及び当該記録再開制御の技術分野に属
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば音声又は音楽等のオーディ
オ情報等を圧縮した後に光ディスク等の情報記録媒体に
記録することが一般に行われている。
【0003】そして、この情報記録時において、当該記
録を一時的に中断する際に行われる処理について考える
と、当該一時中断が指示された場合には、当該指示され
たタイミング以降の記録すべきオーディオ情報等の取り
込みを停止し、次に記録再開が指示されたタイミングか
ら再度記録すべきオーディオ情報等の取り込みを開始し
て情報記録を再開する処理が実行されることとなる。
【0004】ここで、従来実行されていた記録すべきオ
ーディオ情報等の取り込み状態を制御することにより記
録中断及び再開を制御する方法によると、当該中断時と
再開時で記録すべきデータに大きなレベル差があった場
合等においては、その中断時を含んでその前後で連続的
に記録されているオーディオ情報を再生した場合に、当
該中断タイミングにおいて突発的な雑音が発生する場合
があるという問題点があった。
【0005】なお、この問題点は、例えば、単にオーデ
ィオ情報等の記録終了を行う場合であっても、その終了
直前に大きな記録レベルでオーディオ情報を記録してい
たときであってその終了前後を挟んで記録されたオーデ
ィオ情報を再生する場合にも生じる問題点であり、更
に、単に新たにオーディオ情報等の記録を開始する場合
であっても、その開始直後に大きな記録レベルでオーデ
ィオ情報を記録したときであってその開始前後を挟んで
記録されたオーディオ情報を再生する場合に生じる問題
点でもある。
【0006】そこで、この問題点を解決すべく、従来、
記録中断時(又は記録終了時。以下、これらを纏めて記
録中断時と称する。)においては当該中断指示タイミン
グ以降に記録すべきオーディオ情報等をフェードアウト
させ、一方記録再開時(又は記録開始時。以下、これら
を纏めて記録再開時と称する。)においては当該再開指
示タイミング以降に記録すべきオーディオ情報等をフェ
ードインさせることで、当該中断又は再開タイミングに
おけるオーディオ情報のレベルを実質的に零レベルとす
る処理が行われていた。
【0007】ここで、当該フェードアウトとは、記録す
べきオーディオ情報等の記録レベルを漸次低減して最終
的に零レベルとする処理を言い、一方フェードインと
は、当該オーディオ情報等の記録レベルを当初零レベル
としておき、その後、漸次増大させて本来の記録レベル
に復帰させることを言う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフェードアウト処理及びフェードイン処理において
は、記録中断が指示された以降所定の時間内に漸次低減
させると共に再度漸次増大させる必要があるので、特
に、オーディオ情報等を圧縮して記録する場合等におい
て記録のための処理が複雑化する場合があるという問題
点があった。
【0009】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
為されたもので、その課題は、簡易な処理によりフェー
ドアウト処理及びフェードイン処理を行うことにより、
記録中断及び記録再開が為されると共にその中断又は再
開前後を含んで記録された情報を再生する場合に不要な
雑音が発生することを防止して情報を再生できるように
当該情報を記録することが可能な情報記録装置及び情報
記録方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、外部から入力されるデ
ィジタル情報を光ディスク等の情報記録媒体に記録する
情報記録装置において、フェードアウトする時間軸特性
を夫々に有する複数の窓関数であって、相隣接する当該
窓関数間で時間軸上の重なりを有する複数の窓関数を前
記ディジタル情報に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル
情報を夫々生成する乗算部等の乗算手段と、夫々の前記
窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル情報を前記
情報記録媒体に記録するピックアップ等の記録手段と、
前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を終了
するとき、当該終了するタイミングを含む前記窓関数に
対応する前記乗算ディジタル情報である終了乗算ディジ
タル情報を零情報とし、当該零情報を当該終了乗算ディ
ジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前
記ディジタル情報の記録を終了するCPU等の終了手段
と、を備える。
【0011】よって、ディジタル情報に乗算される窓関
数がフェードアウトする時間軸特性を有すると共に、デ
ィジタル情報の記録を終了するとき終了乗算ディジタル
情報を零情報とし、当該零情報を当該終了乗算ディジタ
ル情報に代えて情報記録媒体に記録した後にディジタル
情報の記録を終了するので、記録終了直前のディジタル
情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウトと同様
の変化となり、ディジタル情報の記録終了時において簡
易な処理でフェードアウトさせることができると共に、
ディジタル情報の記録強度が記録終了時において急激に
低減することによる再生時の雑音発生を防止することが
できる。
【0012】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を光
ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録装置にお
いて、フェードインする時間軸特性を夫々に有する複数
の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上
の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に
夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する
乗算部等の乗算手段と、夫々の前記窓関数に対応する複
数の前記乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録
するピックアップ等の記録手段と、前記ディジタル情報
の記録を開始するとき、当該開始するタイミングを含む
前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報を零情報
とし、当該零情報を前記情報記録媒体に記録した後に当
該開始するタイミングより後に記録すべき前記ディジタ
ル情報の記録を開始するCPU等の開始手段と、を備え
る。
【0013】よって、ディジタル情報に乗算される窓関
数がフェードインする時間軸特性を有すると共に、ディ
ジタル情報の記録を開始するとき、開始するタイミング
を含む窓関数に対応する乗算ディジタル情報を零情報と
し、当該零情報を情報記録媒体に記録した後にディジタ
ル情報の記録を開始するので、記録開始直後のディジタ
ル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードインと同様
の変化となり、ディジタル情報の記録開始時において簡
易な処理でフェードインさせることができると共に、デ
ィジタル情報の記録強度が記録開始時において急激に増
大することによる再生時の雑音発生を防止することがで
きる。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を光
ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録装置にお
いて、フェードインする時間の後にフェードアウトする
時間が連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数
であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なり
を有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算
し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算部等
の乗算手段と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記
乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録するピッ
クアップ等の記録手段と、前記ディジタル情報の当該情
報記録媒体への記録を中断するとき、当該中断するタイ
ミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル
情報である中断乗算ディジタル情報を零情報とし、当該
零情報を当該中断乗算ディジタル情報に代えて前記情報
記録媒体に記録した後に前記ディジタル情報の記録を中
断するCPU等の中断手段と、前記ディジタル情報の記
録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む前記
窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報を零情報と
し、当該零情報を前記情報記録媒体に記録した後に当該
再開するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル
情報の記録を再開するCPU等の再開手段と、を備え
る。
【0015】よって、ディジタル情報に乗算される窓関
数がフェードインする時間の後にフェードアウトする時
間が連続する時間軸特性を有すると共に、ディジタル情
報の記録を中断するとき、当該中断乗算ディジタル情報
を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後
にディジタル情報の記録を中断し、更にディジタル情報
の記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む
窓関数に対応する乗算ディジタル情報を零情報とし、当
該零情報を情報記録媒体に記録した後に乗算ディジタル
情報の記録を再開するので、中断直前又は再開直後にお
けるディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェー
ドアウト及びフェードインと同様の変化となることとな
り、ディジタル情報の記録の中断/再開時において簡易
な処理でフェードアウト及びフェードインさせることが
できると共に、ディジタル情報の記録強度が中断/再開
時の前後で不連続に大幅に変化することに起因する中断
前後に渡る連続再生時の雑音発生を防止することができ
る。
【0016】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を光
ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録装置にお
いて、フェードインする時間の後にフェードアウトする
時間が連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数
であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なり
を有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算
し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算部等
の乗算手段と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記
乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録するピッ
クアップ等の記録手段と、前記ディジタル情報の当該情
報記録媒体への記録を中断するとき、当該中断するタイ
ミングを含む前記ディジタル情報を零情報に置換し、当
該置換された零情報を前記中断するタイミングを含む前
記乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録
した後に前記ディジタル情報の記録を中断するCPU等
の中断手段と、中断後に前記ディジタル情報の当該情報
記録媒体への記録を再開するとき、当該再開するタイミ
ングを含む前記ディジタル情報を零情報に置換し、当該
置換された零情報を前記再開するタイミングを含む前記
乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録し
た後に前記再開するタイミングより後に記録すべき前記
ディジタル情報の記録を再開するCPU等の再開手段
と、を備える。
【0017】よって、ディジタル情報に乗算される窓関
数がフェードインする時間の後にフェードアウトする時
間が連続する時間軸特性を有すると共に、ディジタル情
報の記録を中断するとき、中断するタイミングを含むデ
ィジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報
を中断するタイミングを含む乗算ディジタル情報に代え
て情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を
中断し、更にディジタル情報の記録を再開するとき、再
開するタイミングを含むディジタル情報を零情報に置換
し、当該置換された零情報を再開するタイミングを含む
乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後
に再開するタイミングより後に記録すべきディジタル情
報の記録を再開するので、中断直前又は再開直後におけ
るディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェード
アウト及びフェードインと同様の変化となることとな
り、ディジタル情報の記録の中断/再開時において簡易
な処理でフェードアウト及びフェードインさせることが
できると共に、ディジタル情報の記録強度が中断/再開
時の前後で不連続に大幅に変化することに起因する中断
前後に渡る連続再生時の雑音発生を防止することができ
る。
【0018】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の
情報記録装置において、複数の前記窓関数は、時間軸上
において夫々の前記窓関数に対応する時間の半分の時間
づつ相互に重なりを有するように構成される。
【0019】よって、元のディジタル情報に忠実な乗算
ディジタル情報を生成して記録することができる。
【0020】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の
情報記録装置において、前記ディジタル情報はオーディ
オ情報であるように構成される。
【0021】よって、オーディオ情報の記録終了時、記
録開始時又は記録中断/再開時における聴感上の雑音の
発生を抑制することができる。
【0022】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項6に記載の情報記録装置におい
て、前記窓関数は、MDCT符号化方式における歪み除
去のための窓関数であるように構成される。
【0023】よって、MDCT符号化方式を用いてオー
ディオ情報を記録する際における記録終了時又は記録開
始時或いは記録/再開時において、簡易な処理でフェー
ドアウト又はフェードインさせることができると共に再
生時における聴感上の雑音の発生を抑制することができ
る。
【0024】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を光
ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録方法にお
いて、フェードアウトする時間軸特性を夫々に有する複
数の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸
上の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報
に夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成す
る乗算工程と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記
乗算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録
工程と、前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記
録を終了するとき、当該終了するタイミングを含む前記
窓関数に対応する前記乗算ディジタル情報である終了乗
算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を当該終了
乗算ディジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録し
た後に前記ディジタル情報の記録を終了する終了工程
と、を備える。
【0025】よって、ディジタル情報に乗算される窓関
数がフェードアウトする時間軸特性を有すると共に、デ
ィジタル情報の記録を終了するとき、当該終了乗算ディ
ジタル情報を零情報とし、当該零情報を終了乗算ディジ
タル情報に代えて情報記録媒体に記録した後にディジタ
ル情報の記録を終了するので、記録終了直前のディジタ
ル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウトと同
様の変化となり、ディジタル情報の記録終了時において
簡易な処理でフェードアウトさせることができると共
に、ディジタル情報の記録強度が記録終了時において急
激に低減することによる再生時の雑音発生を防止するこ
とができる。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を光
ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録方法にお
いて、フェードインする時間軸特性を夫々に有する複数
の窓関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上
の重なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に
夫々乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する
乗算工程と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗
算ディジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録工
程と、前記ディジタル情報の記録を開始するとき、当該
開始するタイミングを含む窓関数に対応する前記乗算デ
ィジタル情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録
媒体に記録した後に当該開始するタイミングより後に記
録すべき前記ディジタル情報の記録を開始する開始工程
と、を備える。
【0027】よって、ディジタル情報に乗算される窓関
数がフェードインする時間軸特性を有すると共に、ディ
ジタル情報の記録を開始するとき、当該開始するタイミ
ングを含む窓関数に対応する乗算ディジタル情報を零情
報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後にディ
ジタル情報の記録を開始するので、開始直後の記録ディ
ジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードインと
同様の変化となり、ディジタル情報の記録開始時におい
て簡易な処理でフェードインさせることができると共
に、記録ディジタル情報の記録強度が記録開始時におい
て急激に増大することによる再生時の雑音発生を防止す
ることができる。
【0028】上記の課題を解決するために、請求項10
に記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を
光ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録方法に
おいて、フェードインする時間の後にフェードアウトす
る時間が連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関
数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重な
りを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗
算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算工
程と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディ
ジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、
前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断
するとき、当該中断するタイミングを含む前記窓関数に
対応する前記乗算ディジタル情報である中断乗算ディジ
タル情報を零情報とし、当該零情報を当該中断乗算ディ
ジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前
記ディジタル情報の記録を中断する中断工程と、前記デ
ィジタル情報の記録を再開するとき、当該再開するタイ
ミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディジタル
情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録媒体に記
録した後に当該再開するタイミングより後に記録すべき
前記ディジタル情報の記録を再開する再開工程と、を備
える。
【0029】よって、ディジタル情報に乗算される窓関
数がフェードインする時間の後にフェードアウトする時
間が連続する時間軸特性を有すると共に、ディジタル情
報の記録を中断するとき、当該中断乗算ディジタル情報
を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記録した後
にディジタル情報の記録を中断し、更にディジタル情報
の記録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む
窓関数に対応する乗算ディジタル情報を零情報とし、当
該零情報を情報記録媒体に記録した後にディジタル情報
の記録を再開するので、中断直前又は再開直後における
ディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェードア
ウト及びフェードインと同様の変化となることとなり、
ディジタル情報の記録の中断/再開時において簡易な処
理でフェードアウト及びフェードインさせることができ
ると共に、ディジタル情報の記録強度が中断/再開時の
前後で不連続に大幅に変化することに起因する中断前後
に渡る連続再生時の雑音発生を防止することができる。
【0030】上記の課題を解決するために、請求項11
に記載の発明は、外部から入力されるディジタル情報を
光ディスク等の情報記録媒体に記録する情報記録方法に
おいて、フェードインする時間の後にフェードアウトす
る時間が連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関
数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重な
りを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗
算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算工
程と、夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディ
ジタル情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、
前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断
するとき、当該中断するタイミングを含む前記ディジタ
ル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を前記
中断するタイミングを含む前記乗算ディジタル情報に代
えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情
報の記録を中断する中断工程と、中断後に前記ディジタ
ル情報の当該情報記録媒体への記録を再開するとき、当
該再開するタイミングを含む前記ディジタル情報を零情
報に置換し、当該置換された零情報を前記再開するタイ
ミングを含む前記乗算ディジタル情報に代えて前記情報
記録媒体に記録した後に前記再開するタイミングより後
に記録すべき前記ディジタル情報の記録を再開する再開
工程と、を備える。
【0031】よって、ディジタル情報に乗算される窓関
数がフェードインする時間の後にフェードアウトする時
間が連続する時間軸特性を有すると共に、ディジタル情
報の記録を中断するとき、中断するタイミングを含むデ
ィジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報
を中断するタイミングを含む乗算ディジタル情報に代え
て情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を
中断し、更にディジタル情報の記録を再開するとき、再
開するタイミングを含むディジタル情報を零情報に置換
し、当該置換された零情報を再開するタイミングを含む
乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後
に再開するタイミングより後に記録すべきディジタル情
報の記録を再開するので、中断直前又は再開直後におけ
るディジタル情報の記録強度の変化が窓関数のフェード
アウト及びフェードインと同様の変化となることとな
り、ディジタル情報の記録の中断/再開時において簡易
な処理でフェードアウト及びフェードインさせることが
できると共に、ディジタル情報の記録強度が中断/再開
時の前後で不連続に大幅に変化することに起因する中断
前後に渡る連続再生時の雑音発生を防止することができ
る。
【0032】上記の課題を解決するために、請求項12
に記載の発明は、請求項7から10のいずれか一項に記
載の情報記録方法において、複数の前記窓関数は、時間
軸上において夫々の前記窓関数に対応する時間の半分の
時間づつ相互に重なりを有するように構成される。
【0033】よって、元のディジタル情報に忠実な乗算
ディジタル情報を生成して記録することができる。
【0034】上記の課題を解決するために、請求項13
に記載の発明は、請求項7から12のいずれか一項に記
載の情報記録方法において、前記ディジタル情報はオー
ディオ情報であるように構成される。
【0035】よって、オーディオ情報の記録終了時、記
録開始時又は記録中断/再開時における聴感上の雑音の
発生を抑制することができる。
【0036】上記の課題を解決するために、請求項14
に記載の発明は、請求項13に記載の情報記録方法にお
いて、前記窓関数は、MDCT符号化方式における歪み
除去のための窓関数であるように構成される。
【0037】よって、MDCT符号化方式を用いてオー
ディオ情報を記録する際における記録終了時又は記録開
始時或いは記録中断/再開時において、簡易な処理でフ
ェードアウト又はフェードインさせることができると共
に再生時における聴感上の雑音の発生を抑制することが
できる。
【0038】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明
する各実施の形態は、記録すべきディジタル情報として
のオーディオ情報及びビデオ(画像)情報を光ディスク
に記録すると共に、当該光ディスクに記録されている各
情報を再生する情報記録再生装置における当該オーディ
オ情報の記録に対して本発明を適用した場合の実施の形
態である。 (I)第1実施形態 始めに、本発明に係る第1実施形態について、図1乃至
図8を用いて説明する。
【0039】先ず、第1実施形態に係る情報記録再生装
置の構成及び概要動作について、図1乃至図3を用いて
説明する。
【0040】図1に示すように、第1実施形態に係る情
報記録再生装置1は、情報記録媒体としての光ディスク
2を回転駆動するスビンドルモータ3と、光ディスク2
に対して後述する記録用データDWTを光学的に記録する
と共に当該光ディスク2から後述する検出データDRD
検出する記録手段としてのピックアップ4と、スピンド
ルモータ3とピックアップ4をサーボ制御するためのサ
ーボ回路5と、光ディスク2に記録すべき上記記録用デ
ータDWTを生成するための記録系6と、光ディスク2か
ら検出された上記検出データDRDに対して再生処理を施
し、後述するビデオ信号SVO及びオーディオ信号SAO
外部に出力する再生系7と、情報記録再生装置1全体を
制御する中央制御回路8と、使用者が中央制御回路8に
対して後述する記録中断/再開等を含む所望の指示をす
るための操作部9と、表示部10と、により構成されて
いる。
【0041】また、記録系6は、A/Dコンバータ11
及び12と、オーディオ圧縮回路13と、ビデオ圧縮回
路14と、マルチプレックス回路15と、記録バッファ
メモリ16と、エンコーダ17と、記録回路18と、に
より構成されている。
【0042】更に、再生系7は、D/Aコンバータ39
及び40と、ビデオ伸張回路41と、オーディオ伸張回
路42と、デマルチプレックス回路43と、再生バッフ
ァメモリ44と、デコーダ45と、再生回路46と、に
より構成されている.更にまた、中央制御回路8は、予
め設定されているシステムプログラム等を記録するメモ
リ8aを有し、上記システムプログラムを実行すること
により情報記録再生装置1全体の動作を制御するマイク
ロプロセッサ(CPU)により構成されている。
【0043】次に、記録系6の概要動作を説明する。
【0044】先ず、A/Dコンバータ11は、外部から
供給されるアナログ信号であるオーディオ信号SAIをデ
ィジタル信号であるオーディオデータDAIに変換し、オ
ーディオ圧縮回路13へ出力する。
【0045】そして、オーディオ圧縮回路13は、中央
制御回路8からの制御信号C1により指定されるMDC
T圧縮方式に基づいてオーディオデータDAIを圧縮し、
圧縮オーディオデータDPAIを生成してマルチプレック
ス回路15に出力する。
【0046】これらと並行して、A/Dコンバータ12
は、外部から供給されるアナログ信号であるビデオ信号
VIをディジタル信号であるビデオデータDVIに変換
し、ビデオ圧縮回路14へ出力する。
【0047】そして、ビデオ圧縮回路14は、中央制御
回路8からの制御信号C1により指定されるテータ圧縮
方式(例えば、MPEG(Moving Picture Experts
Group)方式)に基づいてビデオデータDVIを圧縮し、
圧縮ビデオデータDPVIを生成してマルチプレックス回
路15に出力する。
【0048】そして、マルチプレックス回路15は、操
作部9において使用者等により記録開始の指示が為され
ると、中央制御回路8からの制御信号C2により指定さ
れるタイミングに従って、記録バッファメモリ16と協
動しつつ圧縮オーディオデータDPAIと圧縮ビデオデー
タDPVIを時分割多重し、時分割多重の施された圧縮デ
ータDPWを生成してエンコーダ17へ出力する。
【0049】このとき、記録バッファメモリ16は、圧
縮オーディオデータDPAIと圧縮ビデオデータDPVI
一時的に格納しつつマルチプレックス回路15と協動し
て圧縮データDPWを生成する。
【0050】これと並行して記録バッファメモリ16
は、マルチプレックス回路15において生成される圧縮
データDPWのデータ量(又はデータ長)を示すデータ
量信号Cmwを中央制御回路8に対して逐一転送し、これ
により、中央制御回路8は、データ量信号Cmwに基づい
て圧縮データDPWのデータ量を文字等により表示部1
0に表示する。
【0051】次に、エンコーダ17は、中央制御回路8
から供給される制御信号C3に基づいて、圧縮データD
Wを符号化し、エンコードデータDWEを生成して記録
回路18へ出力する。
【0052】そして、記録回路18は、中央制御回路8
から供給される制御信号C4に基づいて、エンコードデ
ータDWEに対して予め設定された増幅等の処理を施し、
上記記録用データDWTを生成してピックアップ4へ出力
する。
【0053】これにより、ピックアップ4に内蔵されて
いる半導体レーザ等の光源が記録用データDWTに対応し
て駆動される。そして、記録用データDWTに対応する強
度を有する記録用の光ビームが射出され、これにより、
記録用データDWTが光学的に光ディスク2に記録され
る。
【0054】次に、再生系7の概要動作を説明する。
【0055】先ず、再生回路46は、ピックアップ4に
より光ディスク2から検出された検出データ(RF(Ra
dio Frequency)信号)DRDに対して中央制御回路8か
ら供給される制御信号C5に基づいた波形整形処理等を
施し、二値の再生テータDPPを生成してデコーダ45に
出力する。
【0056】これにより、デコーダ45は、中央制御回
路8から供給される制御信号C6に基づいて、上記エン
コーダ17のエンコード方式に対応する予め設定された
デコード方式により再生データDPPをデコード(復
号)し、デコードデータDPRを生成して再生バッファ
メモリ44へ出力する。
【0057】次に、再生バッファメモリ44は、上記デ
コードデータDPRを一時的に格納すると共に、当該格
納したデコードデータDPRを予め設定されているタイ
ミングに同期したテコードデータDPAVに配列し直して
デマルチプレックス回路43へ出力する。
【0058】これと並行して再生バッファメモリ44
は、入力されるデコードデータDPRデータ量(又はデ
ータ長)を示すデータ量信号Cmrを中央制御回路8に対
して逐一転送し、これにより、中央制御回路8は、デー
タ量信号Cmrに基づいてデコードデータDPRのデータ
量を文字等により表示部10に表示する。
【0059】これらにより、デマルチプレックス回路4
3は、中央制御回路8から供給される制御信号C7に基
づいて、デコードデータDPAV内に時分割多重されてい
る圧縮ビデオデータDPVOと圧縮オーディオデータDP
AOとを分離し、圧縮ビデオデータDPVOをビデオ伸張回
路41に出力すると共に、圧縮オーディオデータDP AO
をオーディオ伸張回路42に出力する。ここで、圧縮オ
ーディオデータDPAOは記録時においてFFT(First
Fourier Transform;高速フーリエ変換)処理された
状態の周波数領域のデータである。
【0060】そして、ビデオ伸張回路41は、中央制御
回路8から供給される制御信号C7に基づいて、当該圧
縮ビデオデータDPVOに対して上記ビデオ圧縮回路14
の圧縮方式に対応する所定の伸長処理を施すことによ
り、伸張されたビデオデータD VOを生成してD/Aコン
バータ39に出力する。
【0061】これにより、D/Aコンバータ39は、当
該ビデオデータDVOをデジタル/アナログ変換すること
により、アナログ信号であるビデオ信号SVOを生成して
外部に出力する。
【0062】一方、これと並行して、オーディオ伸張回
路42は、中央制御回路8から供給される制御信号C7
に基づいて、圧縮オーディオデータDPAOに対して上記
オーディオ圧縮回路13の圧縮方式に対応する所定の伸
張処理を施すことにより、伸張されたオーディオデータ
AOを生成してD/Aコンバータ40に出力する。
【0063】これにより、D/Aコンバータ40は、当
該オーディオデータDAOをテジタル/アナログ変換する
ことにより、アナログ信号であるオーディオ信号SAO
生成して外部に出力する。
【0064】このとき、上述した記録動作又は再生動作
を実行するに当たり、中央制御回路8は、サーボ回路5
及び記録系6並びに再生系7の動作を制御するための上
記各制御信号C1乃至C7を生成して各構成部材に出力す
ると共に、使用者等からの指示を操作部9を介して受信
し、更に、情報記録再生装置1の現在の動作内容、記録
情報に関連する各種情報等或いは使用者等に対して情報
記録再生装置1の操作方法を指示するためのメニュー表
示等を表示部10に表示する。
【0065】更に、中央制御回路8は、光ビームBの焦
点位置を光ディスク1の情報記録面上に正確に位置させ
るためのいわゆるトラッキングサーボ制御及びフォーカ
スサーボ制御並びにスピンドルモータ3の回転数等を制
御するためのスピンドルサーボ制御をサーボ回路5に実
行させるべく、制御信号CCSを生成して当該サーボ回路
5へ出力する。
【0066】そして、サーボ回路5は、当該制御信号C
CSに基づいて上記トラッキングサーボ制御及びフォーカ
スサーボ制御を行うためのサーボ制御信号CPCを生成し
てピックアップ4内の図示しないアクチュエータ(すな
わち、光ビームBを光ディスク2に集光させるための対
物レンズを駆動するアクチュエータ)に出力すると共
に、スピンドルサーボ制御を行うためのサーボ制御信号
SCを生成してスピンドルモータ3へ出力する。
【0067】次に、記録系6における本発明に係るオー
ディオ圧縮回路13の細部構成について、図2を用いて
説明する。なお、図2(a)はオーディオ圧縮回路13
の細部構成を示すブロック図であり、図2(b)は後述
する解析フィルタ部の細部構成を示すブロック図であ
る。
【0068】図2(a)に示すように、オーディオ圧縮
回路13は、本発明に係る解析フィルタ部20と、量子
化部21と、パック部22と、ビット配分部23と、に
より構成されている。
【0069】次に、動作を説明する。
【0070】先ず、解析フィルタ部20は、中央制御回
路8からの制御信号C1に基づいてオーディオデータD
AIに対してフィルタ処理を施し、フィルタデータDF
生成して量子化部21へ出力すると共に、ビット配分部
23を制御するための制御信号CBを生成して当該ビッ
ト配分部23へ出力する。
【0071】ここで、解析フィルタ部20において実行
されるフィルタ処理とは、入力されるオーディオデータ
AIに対して予め設定されたフェードインする時間軸特
性及びフェードアウトする時間軸特性を有する窓関数を
乗算し、更に、後述するように光ディスク2に対する情
報記録を中断する場合又は再開する場合等においては当
該中断タイミング又は再開タイミング等を含むデータを
零データに置換し、次に生成されたデータに対してFF
T処理を施す処理を言う。このとき、当該窓関数は上記
FFT処理及び量子化部21における量子化処理におい
て発生するブロック歪みの発生を防止するために乗算さ
れるものである。
【0072】ここで、当該ブロック歪みとは、上記オー
ディオ信号SAIをブロック単位で圧縮処理した後に光デ
ィスク2に記録すると共にこれをブロック単位で伸長し
てオーディオ信号SAOとして再生する場合に、当該ブロ
ック化されたオーディオ信号SAIにおける隣接するブロ
ック同士の繋ぎ目が再生時において不連続となることに
より発生する歪みである。
【0073】次に、ビット配分部23は、制御信号CB
に基づいて量子化部21における量子化の際のビット配
分(ビットアロケーション)を設定し、当該設定内容を
示す制御信号CBAを生成して量子化部21へ出力する。
【0074】そして、量子化部21は、制御信号CBA
より示されるビット配分内容に基づいてフィルタ信号D
Fに含まれているオーディオ情報を量子化すると共に圧
縮し、量子化オーディオデータDQを生成してパック部
22に出力する。
【0075】最後に、パック部22は、量子化オーディ
オデータDQを予め設定されているデータ量毎にパック
化し、当該パック毎に分割されている上記圧縮オーディ
オデータDPAIを生成して上記マルチプレックス回路1
5へ出力する。
【0076】次に、解析フィルタ部20の細部構成につ
いて、図2(b)を用いて説明する。
【0077】図2(b)に示すように、解析フィルタ部
20は、バッファメモリ25及び27と、乗算手段とし
ての乗算部26と、置換部28と、終了手段、開始手
段、中断手段及び再開手段としてのCPU30と、FF
T部31と、により構成されている。
【0078】次に、解析フィルタ部20の細部動作につ
いて、図2(b)及び図3を用いて説明する。なお、図
3は解析フィルタ部20の処理を説明するためのタイミ
ングチャートであり、当該図3において、各信号におけ
る縦軸は当該各信号のレベルを示している。
【0079】先ず、バッファメモリ25は、CPU30
からの制御信号CBM1に基づいて、入力されてくるオー
ディオデータDAIを予め設定されているデータ量毎に纏
めて一時的に記憶し、その記憶した単位毎にメモリデー
タDB1として乗算部26へ出力する。
【0080】次に、乗算部26は、入力されたメモリデ
ータDB1に対して、図3に示すような上記窓関数(図3
上から二段目参照)を夫々乗算し、当該乗算した窓関数
毎に乗算データDWWを生成してバッファメモリ27へ出
力する。
【0081】ここで、乗算部26においてメモリデータ
B1に乗算される窓関数の夫々は、そのレベルが零レベ
ルからフェードインする時間TINと零レベルへフェード
アウトする時間TOUTとが連続する時間的に対称な波形
を有しており、更に、時間的に隣接する窓関数相互間に
おいて半周期づつ時間的に重なった波形を有している。
【0082】この乗算部26の動作により、乗算データ
WWとしては図3に示すように各窓関数と同様の波形を
有するデータが夫々半周期づつ重なって出力されること
となる。そして、窓関数毎の当該乗算処理により、上述
したブロック歪みの発生が防止される。
【0083】次に、バッファメモリ27は、CPU30
からの制御信号CBM2に基づいて、入力されてくる乗算
データDWWを一時的に記憶し、バッファメモリ25に記
憶された単位のメモリデータDB1の全てについて窓関数
の乗算処理が終了した時点で、当該終了した乗算データ
WWをメモリデータDB2として置換部28へ出力する。
【0084】これにより、置換部28は、CPU30か
らの制御信号CCに基づいて、後述するように光ディス
ク2への情報記録を中断する場合又は再開する場合にお
いては、夫々中断するタイミング又は再開するタイミン
グを含む窓関数を乗算して得られている上記メモリデー
タDB2を零データに置換し、置換データDCとしてFF
T部31へ出力する。このとき、中断するタイミング又
は再開するタイミングを含む窓関数を乗算して得られて
いるメモリデータDB2以外のメモリデータDB2は、何等
処理が施されることなくそのまま置換部29を介して置
換データDCとしてFFT部31へ出力される。
【0085】そして、FFT部31は、当該置換データ
Cに対してFFT処理を施し、周波数領域のデータに
変換し上記フィルタデータDFとして量子化部21へ出
力する。
【0086】以上説明した処理において、CPU30は
上記制御信号C1に基づいて、夫々の構成部材における
処理が実行されるように上記制御信号CBM1、CBM2及び
Cを生成して各構成部材に出力する。このとき、上記
置換部28における置換処理に供される中断タイミング
等を示すデータは、上記制御信号C1としてCPU30
に与えられる。
【0087】次に、再生系7におけるオーディオ伸長回
路22の細部構成及び動作について、図4を用いて説明
する。なお、図4(a)は当該オーディオ伸長回路22
の細部構成を示すブロック図であり、図4(b)はオー
ディオ伸長回路22の動作を示す波形図である。
【0088】図4(a)に示すように、オーディオ伸長
回路22は、逆FFT部35と、乗算部36と、バッフ
ァメモリ37と、加算器38と、逆量子化部47と、に
より構成されている。
【0089】次に、動作を説明する。
【0090】先ず、逆量子化部47は、周波数領域のデ
ータとして入力されてくる圧縮オーディオデータDPAO
に対して上記量子化部21における圧縮処理に対応する
伸長処理を施し、伸長データDPEXを生成して逆FFT
部35へ出力する。
【0091】次に、逆FFT部35は、当該伸長データ
DPEX対して逆FFT変換を施し、逆変換データDIF
生成して乗算部36へ出力する。
【0092】そして、乗算部36は、上述した乗算部2
6と同様に時間軸領域のデータである逆変換データDIF
に対して上述した窓関数を夫々乗算し、乗算データDA
(図4(b)上段に示す波形を有している。)を生成し
てバッファメモリ37及び加算器38の一方の端子へ出
力する。
【0093】これにより、バッファメモリ37は、入力
されてくる乗算データDAを一時的に記憶し、上述した
窓関数の半周期に相当する時間が経過した後に加算器3
8の他の端子へ出力する。
【0094】そして、加算器38は、乗算部36から直
接入力されてくる乗算データDAとバッファメモリ37
により遅延された乗算データDAとを時間軸上で加算
し、図4(b)下段に示す上記オーディオデータDAO
生成してD/Aコンバータ40へ出力する。
【0095】ここで、上述したバッファメモリ37にお
ける遅延処理並びに加算器38における加算処理によ
り、各窓関数毎に時間的に分離していた乗算データDA
が一様なレベルを有するオーディオデータDAO(記録系
6におけるオーディオデータD AIに対応している。)に
変換されるのである。
【0096】次に、本発明に係る解析フィルタ部20に
おける処理について、図5乃至図8を用いて説明する。
なお、図5は情報記録終了時及び情報記録開始時におけ
る処理を示すフローチャートであり、図6は当該情報記
録終了時及び情報記録開始時におけるデータ態様を示す
タイミングチャートであり、図7は情報記録中断/再開
時における処理を示すフローチャートであり、図8は当
該情報記録中断/再開時におけるデータ態様を示すタイ
ミングチャートである。また、図5及び図7に示される
各フローチャートにおいて、同様の処理については同様
のステップ番号を付して細部の説明は省略する。
【0097】先ず、情報記録終了時の処理について、図
5(a)及び図6(a)を用いて説明する。
【0098】情報記録を終了する場合に、解析フィルタ
部20においては、最初に、上述した乗算部26におけ
る窓関数の乗算処理をオーディオデータDAIに対して行
う(ステップS1)。
【0099】次に、情報記録の終了を示す旨の操作が操
作部9において実行されることで制御信号C1によりC
PU30がその旨を認識したか否かが確認され(ステッ
プS2)、記録終了が指示されていないときは(ステッ
プS2;NO)、バッファメモリ27に蓄積されている
メモリデータDB2に対して何等処理を施すことなく置換
部28を通過させ、更にFFT部31において上述した
FFT処理を行う(ステップS5)。
【0100】そして、全ての記録すべきオーディオデー
タDAIについてフィルタ処理が終了したか否かが確認さ
れ(ステップS6)、終了しているときは(ステップS
6;YES)そのまま処理を終了し、終了していないと
きは(ステップS6;NO)、更に次のオーディオデー
タDAIについてフィルタ処理を行うべくステップS1に
戻る。
【0101】一方、ステップS2の判定において、記録
を終了するときには(ステップS2;YES)、生成さ
れている乗算データDWW(図6(a)上から三段目参
照)のうち当該終了タイミングを含む窓関数を乗じて得
られた乗算データDWWを零データに置換して図6(a)
下から二段目に示す置換データDCを生成し(ステップ
S3)、以後、当該置換データDCに対して上述したス
テップS5及びS6の処理を行う。
【0102】この結果、記録終了時における記録用デー
タDWTのレベルは、時間的に終了タイミングの直前に生
成された置換データDCのフェードアウト特性と同様の
フェードアウト特性となるので、結果として、当該記録
用データDWTが記録されるときの信号強度の変化が置換
データDCと同様のフェードアウト特性によりそのレベ
ルが低減した後にその記録が中断することとなる。
【0103】これにより、記録した記録用データDWT
再生時において加算器38による加算処理後に得られる
上記オーディオデータDAOの再生波形は、図6(a)最
下段に示すように置換データDCのフェードアウト特性
と同様のフェードアウト特性を呈して再生が終了するこ
ととなる。
【0104】次に、情報記録開始時の処理について、図
5(b)及び図6(b)を用いて説明する。
【0105】情報記録を開始する場合に、解析フィルタ
部20においては、最初に情報記録の開始を示す旨の操
作が操作部9において実行されることで制御信号C1
よりCPU30がその旨を認識したか否かが確認され
(ステップS7)、記録開始が指示されていないときは
(ステップS7;NO)指示されるまでそのまま待機
し、指示されたときは(ステップS7;YES)、次
に、乗算部26における窓関数の乗算処理を入力されて
くるオーディオデータDAIに対して行う(ステップS
1)。
【0106】そして、夫々生成されている乗算データD
WW(図6(b)上から三段目参照)のうち記録開始タイ
ミングを含む窓関数を乗じて得られた乗算データDWW
零データに置換して図6(b)下から二段目に示す置換
データDCを生成し(ステップS3)、以後、当該置換
データDCに対して上述したステップS5及びS6の処
理(図5(a)参照)を行う。
【0107】このとき、ステップS6においては、全て
のオーディオデータDAIに対して処理が終了していない
ときは(ステップS6;NO)、ステップS1に戻って
次に入力されるオーディオデータDAIに対してステップ
S1、S5及びS6の処理を行う。この場合には、開始
タイミング以降のオーディオデータDAIに対して処理を
行うので、置換処理(ステップS3)は常にスキップさ
れることとなる。
【0108】この結果、記録開始時における記録用デー
タDWTのレベルは、時間的に開始タイミングの直後に生
成された置換データDCのフェードイン特性と同様のフ
ェードイン特性となるので、結果として、当該記録用デ
ータDWTが記録されるときの信号強度の変化が置換デー
タDCと同様のフェードイン特性によりそのレベルが増
大した後にその記録が開始されることとなる。
【0109】これにより、記録した記録用データDWT
再生時において加算器38による加算処理後に得られる
上記オーディオデータDAOの再生波形は、図6(b)最
下段に示すように置換データDCのフェードイン特性と
同様のフェードイン特性を呈して再生が開始されること
となる。
【0110】最後に、それまで継続されていた情報記録
を一時中断し、その後、当該中断した位置から情報記録
を再開する場合の処理について、図7及び図8を用いて
説明する。
【0111】先ず、情報記録を継続中においては、上述
した記録処理としての乗算部26における窓関数乗算処
理が実行されている(ステップS1)。
【0112】そして、当該実行中において、情報記録の
中断を示す旨の操作が操作部9において実行されること
で制御信号C1によりCPU30がその旨を認識したか
否かが確認され(ステップS10)、記録中断が指示さ
れていないときは(ステップS10;NO)、上述した
通常のフィルタ処理を行う(ステップS5及びS6)。
【0113】一方、ステップS10の判定において、記
録中断が指示されたときは(ステップS10;YE
S)、次に、当該指示された中断タイミングにおいてオ
ーディオデータDAIの入力取り込みを停止し(ステップ
S11)、更に生成されている乗算データDWW(図8上
から三段目参照)のうち当該中断タイミングを含む窓関
数を乗じて得られた乗算データDWWを零データに置換し
て図8下から二段目に示す中断時の置換データDCを生
成し(ステップS3)、以後、当該置換データDCに対
して上述したFFT処理等を行って処理を中断する。
【0114】この処理により、記録中断直前の記録用デ
ータDWTのレベルは、時間的に中断タイミングの直前に
生成された置換データDCのフェードアウト特性と同様
のフェードアウト特性となるので、結果として、光ディ
スク2に記録用データDWTが記録されるときの信号強度
の変化が置換データDCと同様のフェードアウト特性に
よりそのレベルが低減した後にその記録が中断すること
となる。これにより、記録した記録用データDWTの再生
時において加算器38による加算処理後に得られる上記
オーディオデータDAOの再生波形は、図8最下段に示す
ように置換データDCのフェードアウト特性と同様のフ
ェードアウト特性を呈して再生が中断することとなる。
【0115】次に、当該記録中断中においては、常時、
情報記録の再開を示す旨の操作が操作部9において実行
されることで制御信号C1によりCPU30がその旨を
認識したか否かが確認される(ステップS12)。
【0116】そして、記録再開が指示されていないとき
は(ステップS12;NO)中断のまま待機し、一方、
記録開始が指示されたときは(ステップS12;YE
S)、次に、入力されてくるオーディオデータDAIに対
して窓関数を夫々乗算することにより生成されている乗
算データDWW(図8上から三段目参照)のうち記録再開
タイミングを含む窓関数を乗じて得られた乗算データD
WWを零データに置換して図8下から二段目に示す置換デ
ータDCを生成し(ステップS3)、以後、当該置換デ
ータDCに対して上述したステップS5及びS6の処理
を行う。
【0117】この結果、記録再開直後の記録用データD
WTのレベルは、時間的に再開タイミングの直後に生成さ
れた置換データDCのフェードイン特性と同様のフェー
ドイン特性となるので、結果として、光ディスク2に記
録用データDWTが記録されるときの信号強度の変化が置
換データDCと同様のフェードイン特性によりそのレベ
ルが増大した後にその記録が再開することとなる。
【0118】これにより、記録した記録用データDWT
再生時において加算器38による加算処理後に得られる
上記オーディオデータDAOの再生波形は、図8最下段に
示すように置換データDCのフェードイン特性と同様の
フェードイン特性を呈して再生が再開されることとな
る。
【0119】以上説明したように、第1実施形態の解析
フィルタ部20の処理によれば、情報の記録を終了する
とき、当該終了するタイミングを含む窓関数に対応する
乗算データDWWを零データとし、当該零データを終了す
るタイミングを含む乗算データDWWに代えて光ディスク
2に記録した後に記録を終了するので、終了直前の記録
データDWTの記録強度の変化が窓関数のレベルのフェー
ドアウトと同様の変化となり、記録終了時において簡易
な処理でフェードアウトさせることができると共に、記
録強度が記録終了時において急激に低減することによる
再生時の聴感上の雑音発生を防止することができる。
【0120】また、情報の記録を開始するとき、当該開
始するタイミングを含む窓関数に対応する乗算データD
WWを零データとし、当該零データを開始するタイミング
を含む乗算データDWWに代えて光ディスク2に記録した
後に記録を開始するので、開始直後の記録データDWT
記録強度の変化が窓関数のレベルのフェードインと同様
の変化となり、記録開始時において簡易な処理でフェー
ドインさせることができると共に、記録強度が記録終了
時において急激に増大することによる再生時の聴感上の
雑音発生を防止することができる。
【0121】更に、情報の記録を中断するとき、当該中
断するタイミングを含む窓関数に対応する乗算データD
WWを零データとし、当該零データを中断するタイミング
を含む乗算データDWWに代えて光ディスク2に記録した
後に記録を中断し、更に情報の記録を再開するとき、当
該再開するタイミングを含む窓関数に対応する乗算デー
タDWWを零データとし、当該零データを再開するタイミ
ングを含む乗算データDWWに代えて光ディスク2に記録
した後に記録を再開するので、中断直前又は再開直後に
おける記録データDWTの記録強度の変化が窓関数のレベ
ルのフェードアウト又はフェードインと同様の変化とな
ることとなり、記録の中断/再開時において簡易な処理
でフェードアウト及びフェードインさせることができる
と共に、記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅
に変化することに起因する中断前後に渡る連続再生時の
聴感上の雑音発生を防止することができる。
【0122】更にまた、複数の窓関数が時間軸上におい
て半周期づつ相互に時間軸上の重なりを有するように構
成されるので、元のオーディオデータDAIに忠実な記録
データDWTを生成して記録することができる。
【0123】また、複数の窓関数がMDCT符号化方式
におけるブロック歪み除去のための窓関数であるので、
MDCT符号化方式を用いてオーディオデータDAIを記
録する際における記録終了時又は記録開始時或いは記録
中断/再開時において、簡易な処理でフェードアウト又
はフェードインさせることができると共に再生時におけ
る聴感上の雑音の発生を抑制することができる。
【0124】ここで、上記した第1実施形態の情報記録
再生装置1の動作によれば、オーディオデータDAIの記
録時における時間進行は、記録中断と共に停止され記録
再開と共に再開されることとなるので、ビデオデータD
VIとオーディオデータDAIとを相互に関連させつつ光デ
ィスク2に記録する場合に、記録中断によりビデオデー
タDVIの記録が当該中断時に瞬時に停止したにも拘らず
オーディオデータDAIを従来の如くフェードアウトさせ
ることに起因するビデオデータDVIとオーディオデータ
AIとの間における時間情報のずれ(すなわち、オーデ
ィオデータDAIについてはフェードアウト中でもデータ
上の時間が進行しているにも拘らずビデオデータDVI
は時間進行が記録中断と共に停止することに起因して、
記録の再開時にビデオデータDVIとオーディオデータD
AIとの間に生じる各々のデータ上における時間情報のず
れ)が生じることも防止できる。 (II)第2実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第2実施形態に
ついて、図9を用いて説明する。なお、図9(a)は第
2実施形態に係る解析フィルタ部の構成を示すブロック
図であり、図9(b)は第2実施形態に係る解析フィル
タ部の動作を示すフローチャートである。ここで、上記
第1実施形態の場合と同様の部材及び処理ついては、同
様の部材番号及びステップ番号を付している。
【0125】上述した第1実施形態では、解析フィルタ
部20においては、乗算処理→置換処理→加算処理→F
FT処理の順に処理を行ったが、第2実施形態では、そ
の解析フィルタ部においては、異なった順番で処理を行
う。
【0126】ここで、第2実施形態においては、解析フ
ィルタ部の構成及び動作以外の他の部材の構成及び動作
については、第1実施形態の情報記録再生装置1と同様
であるので、以下の説明では、解析フィルタ部以外の部
分の説明は省略する。
【0127】図9に示すように、第2実施形態の解析フ
ィルタ部20’において記録を終了する際には、先ず、
バッファメモリ25、乗算部26及びバッファメモリ2
7により第1実施形態と同様の乗算処理及びバッファメ
モリ27への蓄積処理を行う(ステップS1)。
【0128】次に、バッファメモリ27に蓄積されてい
る各窓関数毎のメモリデータDB2の夫々に対してFFT
部31においてFFT処理を施す(ステップS5)。
【0129】そして、FFT処理後の各窓関数毎の周波
数領域データDCFに対して上記記録終了タイミング(ス
テップS2;YES)における零データへの置換処理を
置換部28において行い、その後、各窓関数毎の(周波
数領域のデータである)置換データをフィルタデータD
Fとして生成する(ステップS3)。
【0130】このフィルタ処理により生成されたフィル
タデータDFを用いても、記録後再生時においてオーデ
ィオデータDAOの再生強度は上述したように(図6
(a)最下段参照)窓関数のレベルのフェードアウト特
性と同様のフェードアウト特性となる。
【0131】また、記録開始時又は記録中断/再開時に
おいて、上述した記録終了時と同様に、乗算処理→FF
T処理→置換処理→加算処理の順にフィルタ処理を行っ
ても第1実施形態における記録開始時又は記録中断/再
開時と同様のオーディオデータDAOの再生強度の変化
(図6(b)最下段及び図8最下段参照)が得られる。
【0132】以上説明したように、第2実施形態の解析
フィルタ部20’の動作によっても、第1実施形態の解
析フィルタ部20の動作と同様の効果を得ることができ
る。 (III)第3実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第3実施形態に
ついて、図10を用いて説明する。なお、図10(a)
は第3実施形態に係る解析フィルタ部の構成を示すブロ
ック図であり、図10(b)は第3実施形態に係る解析
フィルタ部の動作を示すフローチャートである。ここ
で、上記第1実施形態の場合と同様の部材及び処理つい
ては、同様の部材番号及びステップ番号を付している。
【0133】本第3実施形態においては、その解析フィ
ルタ部において、上記第1実施形態又は第2実施形態と
異なった形態のフィルタ処理を行う。
【0134】ここで、第3実施形態においては、解析フ
ィルタ部の構成及び動作以外の他の部材の構成及び動作
については、第1実施形態の情報記録再生装置1と同様
であるので、以下の説明では、解析フィルタ部以外の部
分の説明は省略する。
【0135】図10(a)に示すように、第3実施形態
に係る解析フィルタ部20”は、第1実施形態の解析フ
ィルタ部20と同様のバッファメモリ25及び27、乗
算部26、置換部28並びにFFT部31と、CPU3
2と、スイッチ33及び34と、により構成されてい
る。
【0136】次に、記録終了時の解析フィルタ部20”
の動作について、図10(a)及び(b)を用いて説明
する。
【0137】第3実施形態において、情報記録継続中
(図10(b)ステップS2;NO)は、スイッチ33
はCPU32からの制御信号CSWに基づきバッファメモ
リ25側に切り換えられており、一方、スイッチ34は
当該制御信号CSWに基づきFFT部31側に切り換えら
れている。
【0138】そして、当該情報記録継続中に入力されて
くるオーディオデータDAIは、スイッチ33からスイッ
チ信号DSW2として出力され、バッファメモリ25へ入
力される。この後は、CPU32の制御に基づくバッフ
ァメモリ25及び27並びに乗算部26の処理によりオ
ーディオデータDAIに対して窓関数乗算処理が施される
(図10(b)ステップS1)。
【0139】そして、当該窓関数乗算処理により生成さ
れたバッファデータDB2に対してFFT部31によるF
FT処理が施されて周波数領域データDFFが生成され
(図10(b)ステップS5)、FFT部31側に切り
換えられているスイッチ34を介して上記フィルタデー
タDFとして量子化部21へ出力される。
【0140】一方、情報の記録終了時には、先ず、情報
記録の終了を示す旨の操作が操作部9において実行され
ることで制御信号C1によりCPU32がその旨を認識
したか否かが確認され(ステップS2)、記録終了が指
示されていないときは(ステップS2;NO)上述した
情報記録継続中の処理が実行される。
【0141】他方、ステップS2の判定において、記録
終了が指示されたときは(ステップS2;YES)、次
に、入力されてくるオーディオデータDAIのうち当該終
了タイミングを含む窓関数に対応する時間に相当するオ
ーディオデータDAIのみを零データに置換する(ステッ
プS10)。このときには、スイッチ33及び34が制
御信号CSWに基づいて置換部28側へ切り換えられ、ス
イッチデータDSW2として出力されるオーディオデータ
AI(上記終了タイミングを含む窓関数に対応する時間
に相当するオーディオデータDAI)が置換部28へ入力
されることにより当該入力されたオーディオデータDAI
の零データへの置換が実行される。
【0142】なお、スイッチ33は、当該終了タイミン
グを含む窓関数に対応する時間に相当するオーディオデ
ータDAIを置換部28へ入力させた後は再びバッファメ
モリ25側に切り換えられ、引き続き入力されるオーデ
ィオデータDAIをバッファメモリ25へ出力する。更
に、スイッチ34は、当該終了タイミングを含む窓関数
に対応する時間に相当する零データをフィルタデータD
Fとして量子化部21へ出力した後は再びFFT部31
側に切り換えられ、引き続き入力される周波数領域デー
タDFFを量子化部21へ出力する。
【0143】その後は、上述した第1又は第2実施形態
において説明したステップS6の処理が実行され、全オ
ーディオデータDAIについて処理が終了しているときは
(ステップS6;YES)、そのまま処理を終了し、処
理が終了していないときは(ステップS6;NO)、次
に、図10(b)ステップS1に戻って引き続き入力さ
れてくるオーディオデータDAIに対してステップS1、
S5及びS6の処理を行う。
【0144】以上説明したように、第3実施形態のフィ
ルタ処理により生成されたフィルタデータDFを用いて
も、記録後再生時におけるオーディオデータDAOの再生
強度は上述したように(図6(a)最下段参照)窓関数
のレベルのフェードアウト特性と同様のフェードアウト
特性となる。
【0145】また、記録開始時又は記録中断/再開時に
おいても、上述した記録終了時と同様に、記録開始時又
は記録中断/再開時を含む窓関数に相当するオーディオ
データDAIを零データに置換すると共に、それ以外のタ
イミングに相当するオーディオデータDAIに対して上記
窓関数乗算処理及びFFT処理を実行してフィルタデー
タDFを生成することにより、第1実施形態における記
録開始時又は記録中断/再開時と同様のオーディオデー
タDAOの再生強度の変化(図6(b)最下段及び図8最
下段参照)が得られる。
【0146】以上のように、第3実施形態の解析フィル
タ部20”の動作によっても、第1実施形態の解析フィ
ルタ部20の動作と同様の効果を得ることができる。
【0147】なお、上述の各実施形態においては、オー
ディオデータDAIに対して本発明に係るフィルタ処理を
実行する構成について説明したが、これ以外に、本発明
は、各実施形態におけるビデオデータDVIの記録終了
時、記録開始時又は記録中断/再開時に対して適用する
ことも可能である。
【0148】更に、各実施形態においては、MDCT方
式に対応する窓関数を用いた場合について説明したが、
これ以外に、本発明は、フェードインする特性を有する
と共にフェードアウトする特性を有する窓関数を用いて
ディジタル的に情報を処理する場合について広く適用す
ることができる。
【0149】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、ディジタル情報に乗算される窓関数がフ
ェードアウトする時間軸特性を有すると共に、ディジタ
ル情報の記録を終了するとき、当該終了乗算ディジタル
情報を零情報とし、当該零情報を当該終了乗算ディジタ
ル情報に代えて情報記録媒体に記録した後にディジタル
情報の記録を終了するので、記録終了直前のディジタル
情報の記録強度の変化が窓関数のフェードアウトと同様
の変化となり、ディジタル情報の記録終了時において簡
易な処理でフェードアウトさせることができると共に、
ディジタル情報の記録強度が記録終了時において急激に
低減することによる再生時の雑音発生を防止することが
できる。
【0150】従って、記録が終了され、更にその終了前
後を含んで記録された情報を再生する場合に、不要な雑
音が発生することを防止して情報を再生可能なように当
該情報を記録することが、簡易な処理で可能となる。
【0151】請求項2に記載の発明によれば、ディジタ
ル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間軸特
性を有すると共に、ディジタル情報の記録を開始すると
き、当該開始するタイミングを含む窓関数に対応する乗
算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録
媒体に記録した後にディジタル情報の記録を開始するの
で、開始直後のディジタル情報の記録強度の変化が窓関
数のフェードインと同様の変化となり、ディジタル情報
の記録開始時において簡易な処理でフェードインさせる
ことができると共に、ディジタル情報の記録強度が記録
開始時において急激に増大することによる再生時の雑音
発生を防止することができる。
【0152】従って、情報記録が新たに開始され、更に
その開始前後を含んで記録された情報を再生する場合
に、不要な雑音が発生することを防止して情報を再生可
能なように当該情報を記録することが、簡易な処理で可
能となる。
【0153】請求項3に記載の発明によれば、ディジタ
ル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間の後
にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を有す
ると共に、ディジタル情報の記録を中断するとき、当該
中断乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情
報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を中断
し、更にディジタル情報の記録を再開するとき、当該再
開するタイミングを含む前記窓関数に対応する乗算ディ
ジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に
記録した後にディジタル情報の記録を再開するので、中
断直前又は再開直後におけるディジタル情報の記録強度
の変化が窓関数のフェードアウト及びフェードインと同
様の変化となることとなり、ディジタル情報の記録の中
断/再開時において簡易な処理でフェードアウト及びフ
ェードインさせることができると共に、ディジタル情報
の記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅に変化
することに起因する中断前後に渡る連続再生時の雑音発
生を防止することができる。
【0154】従って、情報記録が一時的に中断された後
に再開され、更にその中断前後を含んで記録された情報
を再生する場合に、不要な雑音が発生することを防止し
て情報を再生可能なように当該情報を記録することが、
簡易な処理で可能となる。
【0155】請求項4に記載の発明によれば、ディジタ
ル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間の後
にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を有す
ると共に、ディジタル情報の記録を中断するとき、中断
するタイミングを含むディジタル情報を零情報に置換
し、当該置換された零情報を中断するタイミングを含む
乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後
にディジタル情報の記録を中断し、更にディジタル情報
の記録を再開するとき、再開するタイミングを含むディ
ジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を
再開するタイミングを含む乗算ディジタル情報に代えて
情報記録媒体に記録した後に再開するタイミングより後
に記録すべきディジタル情報の記録を再開するので、中
断直前又は再開直後におけるディジタル情報の記録強度
の変化が窓関数のフェードアウト及びフェードインと同
様の変化となることとなり、ディジタル情報の記録の中
断/再開時において簡易な処理でフェードアウト及びフ
ェードインさせることができると共に、ディジタル情報
の記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅に変化
することに起因する中断前後に渡る連続再生時の雑音発
生を防止することができる。
【0156】従って、情報記録が一時的に中断された後
に再開され、更にその中断前後を含んで記録された情報
を再生する場合に、不要な雑音が発生することを防止し
て情報を再生可能なように当該情報を記録することが、
簡易な処理で可能となる。
【0157】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、複
数の窓関数が時間軸上において夫々の窓関数に対応する
時間の半分の時間づつ相互に重なりを有するように構成
されるので、元のディジタル情報に忠実な記録ディジタ
ル情報を生成して記録することができる。
【0158】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
から5のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、デ
ィジタル情報がオーディオ情報であるので、オーディオ
情報の記録終了時、記録開始時又は記録中断/再開時に
おける聴感上の雑音の発生を抑制することができる。
【0159】請求項7に記載の発明によれば、請求項6
に記載の発明の効果に加えて、複数の窓関数がMDCT
符号化方式における歪み除去のための窓関数であるの
で、MDCT符号化方式を用いてオーディオ情報を記録
する際における記録終了時又は記録開始時或いは記録中
断/再開時において、簡易な処理でフェードアウト又は
フェードインさせることができると共に再生時における
聴感上の雑音の発生を抑制することができる。
【0160】請求項8に記載の発明によれば、ディジタ
ル情報に乗算される窓関数がフェードアウトする時間軸
特性を有すると共に、ディジタル情報の記録を終了する
とき、当該終了乗算ディジタル情報を零情報とし、当該
零情報を終了乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体
に記録した後にディジタル情報の記録を終了するので、
記録終了直前のディジタル情報の記録強度の変化が窓関
数のフェードアウトと同様の変化となり、ディジタル情
報の記録終了時において簡易な処理でフェードアウトさ
せることができると共に、ディジタル情報の記録強度が
記録終了時において急激に低減することによる再生時の
雑音発生を防止することができる。
【0161】従って、記録が終了され、更にその終了前
後を含んで記録された情報を再生する場合に、不要な雑
音が発生することを防止して情報を再生可能なように当
該情報を記録することが、簡易な処理で可能となる。
【0162】請求項9に記載の発明によれば、ディジタ
ル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間軸特
性を有すると共に、ディジタル情報の記録を開始すると
き、当該開始するタイミングを含む窓関数に対応する乗
算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録
媒体に記録した後にディジタル情報の記録を開始するの
で、開始直後のディジタル情報の記録強度の変化が窓関
数のフェードインと同様の変化となり、ディジタル情報
の記録開始時において簡易な処理でフェードインさせる
ことができると共に、ディジタル情報の記録強度が記録
開始時において急激に増大することによる再生時の雑音
発生を防止することができる。
【0163】従って、情報記録が新たに開始され、更に
その開始前後を含んで記録された情報を再生する場合
に、不要な雑音が発生することを防止して情報を再生可
能なように当該情報を記録することが、簡易な処理で可
能となる。
【0164】請求項10に記載の発明によれば、ディジ
タル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間の
後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を有
すると共に、ディジタル情報の記録を中断するとき、当
該中断乗算ディジタル情報を零情報とし、当該零情報を
情報記録媒体に記録した後にディジタル情報の記録を中
断し、更にディジタル情報の記録を再開するとき、当該
再開するタイミングを含む窓関数に対応する乗算ディジ
タル情報を零情報とし、当該零情報を情報記録媒体に記
録した後にディジタル情報の記録を再開するので、中断
直前又は再開直後におけるディジタル情報の記録強度の
変化が窓関数のフェードアウト及びフェードインと同様
の変化となることとなり、ディジタル情報の記録の中断
/再開時において簡易な処理でフェードアウト及びフェ
ードインさせることができると共に、ディジタル情報の
記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅に変化す
ることに起因する中断前後に渡る連続再生時の雑音発生
を防止することができる。
【0165】従って、情報記録が一時的に中断された後
に再開され、更にその中断前後を含んで記録された情報
を再生する場合に、不要な雑音が発生することを防止し
て情報を再生可能なように当該情報を記録することが、
簡易な処理で可能となる。
【0166】請求項11に記載の発明によれば、ディジ
タル情報に乗算される窓関数がフェードインする時間の
後にフェードアウトする時間が連続する時間軸特性を有
すると共に、ディジタル情報の記録を中断するとき、中
断するタイミングを含むディジタル情報を零情報に置換
し、当該置換された零情報を中断するタイミングを含む
乗算ディジタル情報に代えて情報記録媒体に記録した後
にディジタル情報の記録を中断し、更にディジタル情報
の記録を再開するとき、再開するタイミングを含むディ
ジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を
再開するタイミングを含む乗算ディジタル情報に代えて
情報記録媒体に記録した後に再開するタイミングより後
に記録すべきディジタル情報の記録を再開するので、中
断直前又は再開直後におけるディジタル情報の記録強度
の変化が窓関数のフェードアウト及びフェードインと同
様の変化となることとなり、ディジタル情報の記録の中
断/再開時において簡易な処理でフェードアウト及びフ
ェードインさせることができると共に、ディジタル情報
の記録強度が中断/再開時の前後で不連続に大幅に変化
することに起因する中断前後に渡る連続再生時の雑音発
生を防止することができる。
【0167】従って、情報記録が一時的に中断された後
に再開され、更にその中断前後を含んで記録された情報
を再生する場合に、不要な雑音が発生することを防止し
て情報を再生可能なように当該情報を記録することが、
簡易な処理で可能となる。
【0168】請求項12に記載の発明によれば、請求項
8から11のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、複数の窓関数が時間軸上において夫々の窓関数に対
応する時間の半分の時間づつ相互に重なりを有するよう
に構成されるので、元のディジタル情報に忠実な記録デ
ィジタル情報を生成して記録することができる。
【0169】請求項13に記載の発明によれば、請求項
8から12のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、ディジタル情報がオーディオ情報であるので、オー
ディオ情報の記録終了時、記録開始時又は記録中断/再
開時における聴感上の雑音の発生を抑制することができ
る。
【0170】請求項14に記載の発明によれば、請求項
13に記載の発明の効果に加えて、複数の窓関数がMD
CT符号化方式における歪み除去のための窓関数である
ので、MDCT符号化方式を用いてオーディオ情報を記
録する際における記録終了時又は記録開始時或いは記録
中断/再開時において、簡易な処理でフェードアウト又
はフェードインさせることができると共に再生時におけ
る聴感上の雑音の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の情報記録再生装置の概要構成を
示すブロック図である。
【図2】オーディオ圧縮回路等の細部構成を示すブロッ
ク図であり、(a)はオーディオ圧縮回路の細部構成を
示すブロック図であり、(b)は解析フィルタ部の細部
構成を示すブロック図である。
【図3】通常のフィルタ処理を示す図である。
【図4】オーディオ伸長回路の構成を示すブロック図で
あり、(a)はオーディオ伸長回路の細部構成を示すブ
ロック図であり、(b)はその動作波形を示す図であ
る。
【図5】第1実施形態のフィルタ処理を示すフローチャ
ートであり、(a)は記録終了時の処理を示すフローチ
ャートであり、(b)は記録開始時の処理を示すフロー
チャートである。
【図6】第1実施形態のフィルタ処理を示すタイミング
チャートであり、(a)は記録終了時の処理を示すタイ
ミングチャートであり、(b)は記録開始時の処理を示
すタイミングチャートである。
【図7】記録中断/再開時のフィルタ処理を示すフロー
チャートである。
【図8】記録中断/再開時のフィルタ処理を示すタイミ
ングチャートである。
【図9】第2実施形態の情報記録再生装置を示す図であ
り、(a)は解析フィルタ部の細部構成を示すブロック
図であり、(b)は記録終了時におけるフィルタ処理を
示すフローチャートである。
【図10】第3実施形態の情報記録再生装置を示す図で
あり、(a)は解析フィルタ部の細部構成を示すブロッ
ク図であり、(b)は記録終了時におけるフィルタ処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…情報記録再生装置 2…光ディスク 3…スピンドルモータ 4…ピックアップ 5…サーボ回路 6…記録系 8…中央制御回路 8a…メモリ 9…操作部 10…表示部 11、12…A/Dコンバータ 13…オーディオ圧縮回路 14…ビデオ回路 15…マルチプレックス回路 16…記録バッファメモリ 17…エンコーダ 18…記録回路 20、20’,20”…解析フィルタ部 21…量子化部 22…パック部 23…ビット配分部 25、27、37…バッファメモリ 26、36…乗算部 28…置換部 30、32…CPU 29、31…FFT部 33、34…スイッチ 35…逆FFT部 38…加算器 39、40…D/Aコンバータ 41…ビデオ伸張回路 42…オーディオ伸張回路 43…デマルチプレックス回路 44…再生バッファメモリ 45…デコーダ 46…再生回路 47…逆量子化部 B…光ビーム SAI、SAO…オーディオ信号 DAI、DAO…オーディオデータ C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、CCS、CB
BA、CBM1、CBM2、CC、CSW…制御信号 DPAI、DPAO…圧縮オーディオデータ SVI、SVO…ビデオ信号 DVI、DVO…ビデオデータ DPVI、DPVO…圧縮ビデオデータ DPW…圧縮データ DWE…エンコードデータ DPAV、DPR…デコードデータ Cmw、Cmr…データ量信号 DWT…記録用データ DPPP…再生データ DRD…検出データ CPC、CSC…サーボ制御信号 DF…フィルタデータ DQ…量子化オーディオデータ DPAI…圧縮オーディオデータ DB1、DB2…メモリデータ DWW…乗算データ DC、DCC…置換データ DCF、DFF…周波数領域データ DPEX…伸長データ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力されるディジタル情報を情
    報記録媒体に記録する情報記録装置において、 フェードアウトする時間軸特性を夫々に有する複数の窓
    関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重
    なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々
    乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算
    手段と、 夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル
    情報を前記情報記録媒体に記録する記録手段と、 前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を終了
    するとき、当該終了するタイミングを含む前記窓関数に
    対応する前記乗算ディジタル情報である終了乗算ディジ
    タル情報を零情報とし、当該零情報を当該終了乗算ディ
    ジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前
    記ディジタル情報の記録を終了する終了手段と、 を備えることを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 外部から入力されるディジタル情報を情
    報記録媒体に記録する情報記録装置において、 フェードインする時間軸特性を夫々に有する複数の窓関
    数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重な
    りを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗
    算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算手
    段と、 夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル
    情報を前記情報記録媒体に記録する記録手段と、 前記ディジタル情報の記録を開始するとき、当該開始す
    るタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディ
    ジタル情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録媒
    体に記録した後に当該開始するタイミングより後に記録
    すべき前記ディジタル情報の記録を開始する開始手段
    と、 を備えることを特徴とする情報記録装置。
  3. 【請求項3】 外部から入力されるディジタル情報を情
    報記録媒体に記録する情報記録装置において、 フェードインする時間の後にフェードアウトする時間が
    連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であっ
    て、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有す
    る複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複
    数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算手段と、 夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル
    情報を前記情報記録媒体に記録する記録手段と、 前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断
    するとき、当該中断するタイミングを含む前記窓関数に
    対応する前記乗算ディジタル情報である中断乗算ディジ
    タル情報を零情報とし、当該零情報を当該中断乗算ディ
    ジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前
    記ディジタル情報の記録を中断する中断手段と、 前記ディジタル情報の記録を再開するとき、当該再開す
    るタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディ
    ジタル情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録媒
    体に記録した後に当該再開するタイミングより後に記録
    すべき前記ディジタル情報の記録を再開する再開手段
    と、 を備えることを特徴とする情報記録装置。
  4. 【請求項4】 外部から入力されるディジタル情報を情
    報記録媒体に記録する情報記録装置において、 フェードインする時間の後にフェードアウトする時間が
    連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であっ
    て、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有す
    る複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複
    数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算手段と、 夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル
    情報を前記情報記録媒体に記録する記録手段と、 前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断
    するとき、当該中断するタイミングを含む前記ディジタ
    ル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を前記
    中断するタイミングを含む前記乗算ディジタル情報に代
    えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情
    報の記録を中断する中断手段と、 中断後に前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記
    録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む前記
    ディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情
    報を前記再開するタイミングを含む前記乗算ディジタル
    情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記再開
    するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報
    の記録を再開する再開手段と、 を備えることを特徴とする情報記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
    情報記録装置において、 複数の前記窓関数は、時間軸上において夫々の前記窓関
    数に対応する時間の半分の時間づつ相互に重なりを有す
    ることを特徴とする情報記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一項に記載の
    情報記録装置において、 前記ディジタル情報はオーディオ情報であることを特徴
    とする情報記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の情報記録装置におい
    て、 前記窓関数はMDCT(Modified Discrete Cosine
    Transform)符号化方式における歪み除去のための窓関
    数であることを特徴とする情報記録装置。
  8. 【請求項8】 外部から入力されるディジタル情報を情
    報記録媒体に記録する情報記録方法において、 フェードアウトする時間軸特性を夫々に有する複数の窓
    関数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重
    なりを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々
    乗算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算
    工程と、 夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル
    情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、 前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を終了
    するとき、当該終了するタイミングを含む前記窓関数に
    対応する前記乗算ディジタル情報である終了乗算ディジ
    タル情報を零情報とし、当該零情報を当該終了乗算ディ
    ジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前
    記ディジタル情報の記録を終了する終了工程と、 を備えることを特徴とする情報記録方法。
  9. 【請求項9】 外部から入力されるディジタル情報を情
    報記録媒体に記録する情報記録方法において、 フェードインする時間軸特性を夫々に有する複数の窓関
    数であって、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重な
    りを有する複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗
    算し、複数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算工
    程と、 夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル
    情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、 前記ディジタル情報の記録を開始するとき、当該開始す
    るタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディ
    ジタル情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録媒
    体に記録した後に当該開始するタイミングより後に記録
    すべき前記ディジタル情報の記録を開始する開始工程
    と、 を備えることを特徴とする情報記録方法。
  10. 【請求項10】 外部から入力されるディジタル情報を
    情報記録媒体に記録する情報記録方法において、 フェードインする時間の後にフェードアウトする時間が
    連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であっ
    て、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有す
    る複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複
    数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算工程と、 夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル
    情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、 前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断
    するとき、当該中断するタイミングを含む前記窓関数に
    対応する前記乗算ディジタル情報である中断乗算ディジ
    タル情報を零情報とし、当該零情報を当該中断乗算ディ
    ジタル情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前
    記ディジタル情報の記録を中断する中断工程と、 前記ディジタル情報の記録を再開するとき、当該再開す
    るタイミングを含む前記窓関数に対応する前記乗算ディ
    ジタル情報を零情報とし、当該零情報を前記情報記録媒
    体に記録した後に当該再開するタイミングより後に記録
    すべき前記ディジタル情報の記録を再開する再開工程
    と、 を備えることを特徴とする情報記録方法。
  11. 【請求項11】 外部から入力されるディジタル情報を
    情報記録媒体に記録する情報記録方法において、 フェードインする時間の後にフェードアウトする時間が
    連続する時間軸特性を夫々に有する複数の窓関数であっ
    て、相隣接する当該窓関数間で時間軸上の重なりを有す
    る複数の窓関数を前記ディジタル情報に夫々乗算し、複
    数の乗算ディジタル情報を夫々生成する乗算工程と、 夫々の前記窓関数に対応する複数の前記乗算ディジタル
    情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、 前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記録を中断
    するとき、当該中断するタイミングを含む前記ディジタ
    ル情報を零情報に置換し、当該置換された零情報を前記
    中断するタイミングを含む前記乗算ディジタル情報に代
    えて前記情報記録媒体に記録した後に前記ディジタル情
    報の記録を中断する中断工程と、 中断後に前記ディジタル情報の当該情報記録媒体への記
    録を再開するとき、当該再開するタイミングを含む前記
    ディジタル情報を零情報に置換し、当該置換された零情
    報を前記再開するタイミングを含む前記乗算ディジタル
    情報に代えて前記情報記録媒体に記録した後に前記再開
    するタイミングより後に記録すべき前記ディジタル情報
    の記録を再開する再開工程と、 を備えることを特徴とする情報記録方法。
  12. 【請求項12】 請求項8から11のいずれか一項に記
    載の情報記録方法において、 複数の前記窓関数は、時間軸上において夫々の前記窓関
    数に対応する時間の半分の時間づつ相互に重なりを有す
    ることを特徴とする情報記録方法。
  13. 【請求項13】 請求項8から12のいずれか一項に記
    載の情報記録方法において、 前記ディジタル情報はオーディオ情報であることを特徴
    とする情報記録方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の情報記録方法にお
    いて、 前記窓関数はMDCT符号化方式における歪み除去のた
    めの窓関数であることを特徴とする情報記録方法。
JP19072099A 1999-07-05 1999-07-05 情報記録装置及び情報記録方法 Expired - Fee Related JP3805929B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19072099A JP3805929B2 (ja) 1999-07-05 1999-07-05 情報記録装置及び情報記録方法
CNB001199315A CN1184630C (zh) 1999-07-05 2000-07-03 用于记录信息的装置和方法
EP00114025A EP1067551A3 (en) 1999-07-05 2000-07-04 Apparatus for and method of recording information
TW089113195A TW499654B (en) 1999-07-05 2000-07-04 Apparatus for and method of recording information
US09/610,006 US6819641B1 (en) 1999-07-05 2000-07-05 Apparatus and method of recording information
KR10-2000-0038280A KR100434221B1 (ko) 1999-07-05 2000-07-05 정보 기록 장치 및 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19072099A JP3805929B2 (ja) 1999-07-05 1999-07-05 情報記録装置及び情報記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001023303A true JP2001023303A (ja) 2001-01-26
JP3805929B2 JP3805929B2 (ja) 2006-08-09

Family

ID=16262705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19072099A Expired - Fee Related JP3805929B2 (ja) 1999-07-05 1999-07-05 情報記録装置及び情報記録方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6819641B1 (ja)
EP (1) EP1067551A3 (ja)
JP (1) JP3805929B2 (ja)
KR (1) KR100434221B1 (ja)
CN (1) CN1184630C (ja)
TW (1) TW499654B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003016765A (ja) * 2001-07-03 2003-01-17 Sony Corp 再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10237624B4 (de) * 2002-08-16 2008-01-17 Grundig Multimedia B.V. Gerät für die Aufzeichnung von digitalen Signalen
DE10334064B3 (de) * 2003-07-25 2005-04-14 Infineon Technologies Ag Verfahren und Schaltungsanordnung zum Kalibrieren eines den Abtastzeitpunkt eines Empfangssignals beeinflussenden Abtastungssteuersignales eines Abtastphasenauswahlelements
US7292902B2 (en) 2003-11-12 2007-11-06 Dolby Laboratories Licensing Corporation Frame-based audio transmission/storage with overlap to facilitate smooth crossfading
RU2376659C2 (ru) 2004-03-26 2009-12-20 ЭлДжи ЭЛЕКТРОНИКС ИНК. Носитель записи и способ и устройство для воспроизведения потока текстовых субтитров, записанного на носителе записи
KR101053622B1 (ko) 2004-03-26 2011-08-03 엘지전자 주식회사 기록매체 및 텍스트 서브타이틀 스트림 재생 방법과 장치
US8185815B1 (en) * 2007-06-29 2012-05-22 Ambrosia Software, Inc. Live preview
JP4519934B2 (ja) * 2008-12-26 2010-08-04 株式会社東芝 音声再生装置
JP6451336B2 (ja) * 2014-01-30 2019-01-16 ヤマハ株式会社 録音装置、方法およびプログラム
DE102014214143B4 (de) * 2014-03-14 2015-12-31 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Vorrichtung und Verfahren zum Verarbeiten eines Signals im Frequenzbereich

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60114040A (ja) * 1983-11-25 1985-06-20 Pioneer Electronic Corp デイジタルオ−デイオシステム
JPS63127469A (ja) 1986-11-18 1988-05-31 Sony Corp 記録可能型光デイスク記録再生装置
JP2672849B2 (ja) * 1988-12-29 1997-11-05 シャープ株式会社 ディスク記録再生装置
DE59008047D1 (de) * 1989-03-06 1995-02-02 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur Datenreduktion bei digitalen Tonsignalen und zur genäherten Rückgewinnung der digitalen Tonsignale.
JPH0583055A (ja) * 1991-09-25 1993-04-02 Hitachi Ltd 信号再処理装置
JP3200851B2 (ja) * 1993-10-08 2001-08-20 ソニー株式会社 ディジタル信号処理装置,ディジタル信号処理方法及びデータ記録媒体
FR2721662A1 (fr) * 1994-06-28 1995-12-29 Sedepro Pompe volumétrique à boisseau.
US5867819A (en) * 1995-09-29 1999-02-02 Nippon Steel Corporation Audio decoder
US5848391A (en) * 1996-07-11 1998-12-08 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Forderung Der Angewandten Forschung E.V. Method subband of coding and decoding audio signals using variable length windows
US5859788A (en) * 1997-08-15 1999-01-12 The Aerospace Corporation Modulated lapped transform method
JP4045651B2 (ja) * 1997-11-19 2008-02-13 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム記録媒体
JP2000021137A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Sony Corp 編集装置
JP2000102088A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Pioneer Electronic Corp オーディオシステム
JP2000113647A (ja) * 1998-10-05 2000-04-21 Nippon Columbia Co Ltd 記録再生装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003016765A (ja) * 2001-07-03 2003-01-17 Sony Corp 再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP4543298B2 (ja) * 2001-07-03 2010-09-15 ソニー株式会社 再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US6819641B1 (en) 2004-11-16
CN1184630C (zh) 2005-01-12
KR20010015179A (ko) 2001-02-26
EP1067551A3 (en) 2002-09-11
EP1067551A2 (en) 2001-01-10
CN1290935A (zh) 2001-04-11
JP3805929B2 (ja) 2006-08-09
KR100434221B1 (ko) 2004-06-04
TW499654B (en) 2002-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9578290B2 (en) Video data reproduction system
JPH1098683A (ja) 番組符号化装置及び記録装置
JP2001023303A (ja) 情報記録装置及び情報記録方法
US20050265159A1 (en) Digital information reproducing apparatus and method
US5990977A (en) Picture switching apparatus for executing a fade-out/fade-in processing
US20060002261A1 (en) Data reproduction apparatus having resume reproduction function, and program product for implementing resume reproduction function
US20020126989A1 (en) Image reproducing apparatus having skip function
JP3506951B2 (ja) トリック再生特徴を有するデジタルビデオ再生
JP4062425B2 (ja) 情報処理装置および方法
JP2002334517A (ja) 記録装置および方法、並びにプログラム
US20070030766A1 (en) Multiple-drive recording and reproduction apparatus
EP1569228A2 (en) Data processing apparatus, data processing method, reproducing apparatus, and reproducing method
JP2000078531A (ja) オ―ディオデ―タ編集方法、編集システム
JP5145915B2 (ja) 記録装置、及び記録方法
JP4495906B2 (ja) 画像記録再生装置及び方法
US20060093157A1 (en) Audio high-speed reproducing device and audio high-speed reproducing method
JP4442420B2 (ja) 画像再生装置および方法、並びにプログラム
JP4582683B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法、並びにプログラム
JP3916029B2 (ja) 情報記録装置
JP2000011545A (ja) 記録装置及び方法
JP3104416B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2003324686A (ja) 映像再生装置及び映像再生方法
JP2001211420A (ja) ディスク記録媒体における圧縮符号化ストリームの編集方法および編集装置
JPH1152995A (ja) 音声再生装置
JP4075068B2 (ja) 映像音声記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees