JP2003016765A - 再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003016765A
JP2003016765A JP2001201731A JP2001201731A JP2003016765A JP 2003016765 A JP2003016765 A JP 2003016765A JP 2001201731 A JP2001201731 A JP 2001201731A JP 2001201731 A JP2001201731 A JP 2001201731A JP 2003016765 A JP2003016765 A JP 2003016765A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1回のボタン操作に対応して、再生ポイント
を台詞単位で遡らせる。 【解決手段】 ステップS1において、窓関数出力部
は、字幕の文字列の表示タイミングおよび消去タイミン
グに対応して、窓関数を生成する。ステップS2におい
て、レベル検出部は、音声レベル信号を生成する。ステ
ップS3において、台詞候補点検出部は、音声レベル信
号の極小値を台詞候補点として検出し、第1の評価値を
設定する。ステップS4において、乗算部は、各台詞候
補点の第1の評価値に、窓関数の値を乗算して、各台詞
候補点の第2の評価値を設定する。ステップS5におい
て、台詞検出部は、字幕の文字列の表示タイミングの近
傍の台詞候補点のうち、第2の評価値が最も大きいもの
を台詞開始点と判定する。また、字幕の文字列の消去タ
イミングの近傍の台詞候補点のうち、第2の評価値が最
も大きいものを台詞終了点と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再生装置および方
法、記録媒体、並びにプログラムに関し、例えば、DVD
に記録されている映画などのAVコンテンツを再生して
いるときに、音声を台詞単位で繰り返して再生させる場
合に用いて好適な再生装置および方法、記録媒体、並び
にプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のDVD(Digital Versatile Disc)プ
レーヤなどを用いて、映画などのAVコンテンツを再生
させている最中、「いまの台詞をもう一度聞きたい」と
思ったユーザは、巻き戻しボタンを押下することによっ
て、希望する台詞の開始点と自己が判断する位置まで再
生タイミングを遡らせるか、または予め設定されている
固定時間(例えば、10秒間)だけ巻き戻しが行われる
ボタンを押下することによって、固定時間単位で再生タ
イミングを遡らせるかのいずれかの操作を実行してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た2種類の操作のいずれかを行うことでは、希望する台
詞の開始点まで再生タイミングを正確に遡らせることは
困難である課題があった。
【0004】また、外国語学習などの用途で同じ台詞を
何度も繰り返して再生させる場合などには、ユーザが音
声を聞きながら、その台詞の終了点がきたことを判断し
た後、上述した2種類の操作のいずれかを行うことを繰
り返して実行する必要があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、再生時においては常に音声の台詞の開始点
と終了点を把握しておくことにより、1回のボタン操作
に対応して、再生ポイントを台詞単位で遡らせることが
できる再生装置を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の再生装置は、情
報記録媒体に記録されている音声データおよび字幕デー
タを読み出す読み出し手段と、読み出し手段により読み
出された音声データをデコードして、音声信号を生成す
る音声デコード手段と、読み出し手段により読み出され
た字幕データをデコードして、字幕信号を生成する字幕
デコード手段と、音声信号および字幕信号に基づいて、
音声信号に含まれる台詞の開始点および終了点のうちの
少なくとも一方を判定する台詞判定手段と、台詞の繰り
返し再生の指示を入力する入力手段と、入力手段により
入力された指示に対応し、台詞判定手段の判定結果に基
づいて、再生ポイントが台詞の開始点まで遡るように、
読み出し手段、音声デコード手段、および字幕デコード
手段を制御する制御手段とを含むことを特徴とする。
【0007】前記情報記録媒体は、DVDであるようにす
ることができる。
【0008】前記台詞判定手段は、字幕信号に含まれる
文字列の表示タイミングおよび消去タイミングに対応し
て窓関数を設定する設定手段と、音声信号のレベルを検
出して、音声レベル信号を生成するレベル検出手段と、
音声レベル信号の極小値を台詞候補点として抽出する抽
出手段と、台詞候補点に対して第1の評価値を付与する
付与手段と、台詞候補点の第1の評価値に窓関数の対応
する値を乗算することにより、台詞候補点に対して第2
の評価値を付与する乗算手段と、第2の評価値に基づい
て、複数の台詞候補点のなかから、台詞の開始点および
終了点のうちの少なくとも一方を決定する決定手段とを
含むようにすることができる。
【0009】本発明の再生方法は、情報記録媒体に記録
されている音声データおよび字幕データを読み出す読み
出しステップと、読み出しステップの処理で読み出され
た音声データをデコードして、音声信号を生成する音声
デコードステップと、読み出しステップの処理で読み出
された字幕データをデコードして、字幕信号を生成する
字幕デコードステップと、音声信号および字幕信号に基
づいて、音声信号に含まれる台詞の開始点および終了点
のうちの少なくとも一方を判定する台詞判定ステップ
と、台詞の繰り返し再生の指示を入力する入力ステップ
と、入力ステップの処理で入力された指示に対応し、台
詞判定ステップの処理での判定結果に基づいて、再生ポ
イントが台詞の開始点まで遡るように、読み出しステッ
プの処理、音声デコードステップの処理、および字幕デ
コードステップの処理を制御する制御ステップとを含む
ことを特徴とする。
【0010】本発明の記録媒体のプログラムは、情報記
録媒体に記録されている音声データおよび字幕データを
読み出す読み出しステップと、読み出しステップの処理
で読み出された音声データをデコードして、音声信号を
生成する音声デコードステップと、読み出しステップの
処理で読み出された字幕データをデコードして、字幕信
号を生成する字幕デコードステップと、音声信号および
字幕信号に基づいて、音声信号に含まれる台詞の開始点
および終了点のうちの少なくとも一方を判定する台詞判
定ステップと、台詞の繰り返し再生の指示を入力する入
力ステップと、入力ステップの処理で入力された指示に
対応し、台詞判定ステップの処理での判定結果に基づい
て、再生ポイントが台詞の開始点まで遡るように、読み
出しステップの処理、音声デコードステップの処理、お
よび字幕デコードステップの処理を制御する制御ステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0011】本発明のプログラムは、情報記録媒体に記
録されている音声データおよび字幕データを読み出す読
み出しステップと、読み出しステップの処理で読み出さ
れた音声データをデコードして、音声信号を生成する音
声デコードステップと、読み出しステップの処理で読み
出された字幕データをデコードして、字幕信号を生成す
る字幕デコードステップと、音声信号および字幕信号に
基づいて、音声信号に含まれる台詞の開始点および終了
点のうちの少なくとも一方を判定する台詞判定ステップ
と、台詞の繰り返し再生の指示を入力する入力ステップ
と、入力ステップの処理で入力された指示に対応し、台
詞判定ステップの処理での判定結果に基づいて、再生ポ
イントが台詞の開始点まで遡るように、読み出しステッ
プの処理、音声デコードステップの処理、および字幕デ
コードステップの処理を制御する制御ステップとをコン
ピュータに実行させることを特徴とする。
【0012】本発明の再生装置および方法、並びにプロ
グラムにおいては、情報記録媒体に記録されている音声
データおよび字幕データが読み出され、読み出された音
声データがデコードされて音声信号が生成され、読み出
された字幕データがデコードされて字幕信号が生成され
る。また、音声信号および字幕信号に基づいて、音声信
号に含まれる台詞の開始点および終了点のうちの少なく
とも一方が判定される。さらに、台詞の繰り返し再生の
指示が入力され、入力された指示に対応し、台詞判定の
判定結果に基づいて、再生ポイントが台詞の開始点まで
遡るように、読み出しの処理、音声デコードの処理、お
よび字幕デコードの処理が制御される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態で
あるDVDプレーヤの構成例を示している。当該DVDプレー
ヤは、DVD1に記録されている映画などの映像、音声、
および字幕がエンコードされている映像データ、音声デ
ータ、および字幕データを読み出してデコードし、字幕
を重畳した映像をディスプレイ8に表示させ、映像に対
応する音声をスピーカ9から出力させるものである。
【0014】当該DVDプレーヤにおいて、読み出し部2
は、映像データ、音声データ、および字幕データを含む
データストリームをDVD1から読み出してデマルチプレ
クサ(DEMUX)3に出力する。デマルチプレクサ3は、読
み出し部2から入力されたデータストリームを、映像デ
ータ、音声データ、および字幕データに分離して、それ
ぞれ、映像デコーダ4、音声デコーダ5、または字幕デ
コーダ6に出力する。
【0015】映像デコーダ4は、例えば、MPEG2方式で
エンコードされている映像データをデコードし、得られ
る映像信号をOSD部7に出力する。音声デコーダ5は、
例えば、MPEG2方式でエンコードされている音声データ
をデコードし、得られる音声信号をスピーカ9および台
詞判定部10に出力する。字幕デコーダ6は、エンコー
ドされている字幕データをデコードし、得られる字幕信
号(表示する文字、表示位置、表示タイミング、消去タ
イミングなどを含む)をOSD部7および台詞判定部10
に出力する。
【0016】OSD(On Screen Display)部7は、字幕デコ
ーダ6から入力される字幕信号に基づき、映像デコーダ
4から入力される映像信号に字幕の文字列を重畳してデ
ィスプレイ8に出力する。
【0017】台詞判定部10は、音声デコーダ5から入
力される音声信号、および字幕デコーダ6から入力され
る字幕信号に基づき、音声に含まれる台詞の開始点およ
び終了点を判定して、その情報を制御部11に通知す
る。
【0018】制御部11は、記録媒体13に記録されて
いる制御用プログラムを読み出し、読み出した制御用プ
ログラムに基づき、操作入力部12から入力されるユー
ザの操作情報に対応して、当該DVDプレーヤの全体を制
御する。
【0019】例えば、制御部11は、ユーザによって操
作入力部12の台詞繰り返しボタン31が押下された場
合、台詞判定部10から入力される台詞の開始点および
終了点の情報に基づき、再生中の台詞の開始点から再度
読み出して再生するように読み出し部2乃至OSD部7を
制御する。
【0020】リモートコントローラや本体に設けられる
ボタンなどよりなる操作入力部12は、ユーザの操作を
受け付け、その操作情報を制御部11に出力する。記録
媒体13は、磁気ディスク(フロッピディスクを含
む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Me
mory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気
ディスク(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体
メモリなどである。
【0021】図2は、台詞判定部10の構成例を示して
いる。台詞判定部10は、音声信号の振幅変化に対応す
る音声レベル信号を生成するレベル検出部21、音声レ
ベル信号の極小値を台詞候補点として検出し、各台詞候
補点に第1の評価値を設定する台詞候補点検出部22、
字幕の文字列の表示タイミングおよび消去タイミングに
対応して窓関数を生成する窓関数出力部23、各台詞候
補点の第1の評価値に窓関数の値を乗算して、各台詞候
補点に対応する第2の評価値を設定する乗算部24、お
よび各台詞候補点の第2の評価値と字幕信号に基づき、
台詞開始点と台詞終了点を判定する台詞検出部25から
構成される。
【0022】図3は、リモートコントローラなどよりな
る操作入力部12の一例を示している。操作入力部12
には、再生ボタン、再生停止ボタン、一時停止ボタン、
巻き戻しボタン、早送りボタンなどの一般的なボタンの
他、再生中の台詞を繰り返して再生させるときに押下す
る台詞繰り返しボタン31が設けられている。
【0023】次に、台詞判定部10の動作について、図
4のフローチャートを参照して説明する。この台詞判定
処理は、DVD1に記録されているAVコンテンツを再生
している間、常に繰り返して実行される。
【0024】ステップS1において、窓関数出力部23
は、図5(A)に示すような字幕の文字列の表示タイミ
ングTsおよび消去タイミングTeに対応して、例え
ば、図5(E)に示すような窓関数を生成して乗算部2
4に出力する。なお、図5(E)の窓関数は、表示タイ
ミングTsおよび消去タイミングTeを頂点とする三角
形をなしているが、窓関数の頂点は必ずしも表示タイミ
ングTsおよび消去タイミングTeに一致させる必要は
ない。また、窓関数に正規分布関数や指数関数などを適
用してもよい。
【0025】ステップS2において、レベル検出部21
は、包絡線検波などの方法により、例えば、図5(B)
に示すような音声信号の振幅変化を検出し、図5(C)
に示すような音声レベル信号を生成して台詞候補点検出
部22に出力する。ステップS3において、台詞候補点
検出部22は、レベル検出部21から入力された音声レ
ベル信号の極小値を、例えば、図5(D)に示すように
台詞候補点C1乃至C6として検出し、検出した台詞候
補点C1乃至C6に第1の評価値を設定して、台詞候補
点C1乃至C6の第1の評価値を乗算部24に出力す
る。なお、第1の評価値は、音声レベル信号の値がより
小さい台詞候補点に、より大きな第1の評価値が設定さ
れるようにする。また、無音時間がより長い台詞候補点
に、より大きな第1の評価値が設定されるようにする。
【0026】例えば、図5(D)の場合、台詞候補点C
1に対しては、第1の評価値として5が設定される。台
詞候補点C2に対しては、第1の評価値として5が設定
される。台詞候補点C3に対しては、第1の評価値とし
て3が設定される。台詞候補点C4に対しては、第1の
評価値として4が設定される。台詞候補点C5に対して
は、第1の評価値として1が設定される。台詞候補点C
6に対しては、第1の評価値として5が設定される。
【0027】ステップS4において、乗算部24は、台
詞候補点検出部22から入力された台詞候補点C1乃至
C6の第1の評価値に、窓関数の値を乗算して、図5
(F)に示すように、台詞候補点C1乃至C6に対応す
る第2の評価値を設定し、台詞候補点C1乃至C6の第
2の評価値を台詞検出部25に出力する。
【0028】例えば、図5(F)の場合、台詞候補点C
1に対しては、第1の評価値(5)に窓関数の値(0.
2)が乗算されて、第2の評価値として1に設定され
る。台詞候補点C2に対しては、第1の評価値(5)に
窓関数の値(0.8)が乗算されて、第2の評価値とし
て4に設定される。台詞候補点C3に対しては、第1の
評価値(3)に窓関数の値(0)が乗算されて、第2の
評価値として0に設定される。台詞候補点C4に対して
は、第1の評価値(4)に窓関数の値(0)が乗算され
て、第2の評価値として0に設定される。台詞候補点C
5に対しては、第1の評価値(1)に窓関数の値(0.
6)が乗算されて、第2の評価値として0.6に設定さ
れる。台詞候補点C6に対しては、第1の評価値(5)
に窓関数の値(0.4)が乗算されて、第2の評価値と
して2に設定される。
【0029】ステップS5において、台詞検出部25
は、乗算部24からの台詞候補点C1乃至C6の第2の
評価値と、字幕信号に基づき、字幕の文字列の表示タイ
ミングTsの近傍の台詞候補点のうち、第2の評価値が
最も大きいものを台詞開始点と判定する。また、字幕の
文字列の消去タイミングTeの近傍の台詞候補点のう
ち、第2の評価値が最も大きいものを台詞終了点と判定
する。
【0030】図5の例の場合、字幕の文字列の表示タイ
ミングTsの近傍で第2の評価値が最も大きい台詞候補
点C2が台詞開始点と判定される。また、字幕の文字列
の消去タイミングTeの近傍で第2の評価値が最も大き
い台詞候補点C2が台詞終了点と判定される。判定され
た台詞開始点および台詞終了点の情報は、制御部11に
供給される。
【0031】なお、表示タイミングTsや消去タイミン
グTeの近傍の台詞候補点の第2の評価値に違いが無い
ような場合には、字幕の文字列の表示タイミングTsの
例えば1秒前を台詞開始点と判定するようにし、字幕の
文字列の消去タイミングTeの1秒後を台詞終了点と判
定するようにする。
【0032】以上説明したような台詞判定処理により、
制御部11には、再生中のAVコンテンツの音声信号に
含まれる台詞の開始点と終了点が常に供給されることに
なる。
【0033】この情報を利用して制御部11は、操作入
力部12の台詞繰り返しボタン31が押下された場合、
再生ポイントが再生中の台詞の終了点まで進むことを待
ち、その後、再生ポイントを当該台詞の開始点まで遡ら
せて、当該台詞が繰り返して再生されるように、読み出
し部2乃至OSD部7を制御する。特に、再生ポイントを
当該台詞の開始点まで遡らせたときに、対応する字幕の
文字列が表示されているように、字幕デコーダ6および
OSD部7を制御する。
【0034】なお、再生中のAVコンテンツの音声信号
に含まれる台詞の開始点と終了点の情報は、再生中の台
詞の開始点まで再生ポイントを直ちに戻すこと、前の台
詞や次の台詞の開始点に再生ポイントを進めることなど
を実現する場合に利用することができる。
【0035】なお、本発明は、DVD以外の情報記録媒体
からAVコンテンツを再生する機器に対しても適用する
ことが可能である。
【0036】ところで、上述した一連の処理は、ハード
ウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェア
により実行させることもできる。一連の処理をソフトウ
ェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構
成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれ
ているコンピュータ、または、各種のプログラムをイン
ストールすることで、各種の機能を実行することが可能
な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、図1
に示したような記録媒体13からインストールされる。
【0037】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の再生装置および
方法、並びにプログラムによれば、音声信号および字幕
信号に基づいて、音声信号に含まれる台詞の開始点およ
び終了点のうちの少なくとも一方を判定し、その判定結
果に基づいて、再生ポイントが台詞の開始点まで遡るよ
うに、読み出しの処理、音声デコードの処理、および字
幕デコードの処理を制御するようにしたので、1回のボ
タン操作に対応して、再生ポイントを台詞単位で遡らせ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるDVDプレーヤの構
成例を示すブロック図である。
【図2】台詞判定部10の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】操作入力部12の一例を示す図である。
【図4】台詞判定部10の動作を説明するフローチャー
トである。
【図5】台詞判定部10の動作を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 DVD, 2 読み出し部, 3 デマルチプレク
サ, 4 映像デコーダ,5 音声デコーダ, 6 字
幕デコーダ, 7 OSD部, 10 台詞判定部, 1
1 制御部, 12 操作入力部, 13 記録媒体,
21 レベル検出部, 22 台詞候補点検出部,
23 窓関数出力部, 24 乗算部,25 台詞検出
部, 31 台詞繰り返しボタン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を再生するとともに、前記音声
    信号に含まれる台詞に対応する字幕の文字列を表示させ
    る再生装置において、 情報記録媒体に記録されている音声データおよび字幕デ
    ータを読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段により読み出された前記音声データを
    デコードして、前記音声信号を生成する音声デコード手
    段と、 前記読み出し手段により読み出された前記字幕データを
    デコードして、字幕信号を生成する字幕デコード手段
    と、 前記音声信号および前記字幕信号に基づいて、前記音声
    信号に含まれる前記台詞の開始点および終了点のうちの
    少なくとも一方を判定する台詞判定手段と、 前記台詞の繰り返し再生の指示を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記指示に対応し、前記
    台詞判定手段の判定結果に基づいて、再生ポイントが前
    記台詞の開始点まで遡るように、前記読み出し手段、前
    記音声デコード手段、および前記字幕デコード手段を制
    御する制御手段とを含むことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 前記情報記録媒体は、DVDであることを
    特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 【請求項3】 台詞判定手段は、 前記字幕信号に含まれる前記文字列の表示タイミングお
    よび消去タイミングに対応して窓関数を設定する設定手
    段と、 前記音声信号のレベルを検出して、音声レベル信号を生
    成するレベル検出手段と、 前記音声レベル信号の極小値を台詞候補点として抽出す
    る抽出手段と、 前記台詞候補点に対して第1の評価値を付与する付与手
    段と、 前記台詞候補点の第1の評価値に前記窓関数の対応する
    値を乗算することにより、前記台詞候補点に対して第2
    の評価値を付与する乗算手段と、 前記第2の評価値に基づいて、複数の前記台詞候補点の
    なかから、前記台詞の前記開始点および前記終了点のう
    ちの少なくとも一方を決定する決定手段とを含むことを
    特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 音声信号を再生するとともに、前記音声
    信号に含まれる台詞に対応する字幕の文字列を表示させ
    る再生装置の再生方法において、 情報記録媒体に記録されている音声データおよび字幕デ
    ータを読み出す読み出しステップと、 前記読み出しステップの処理で読み出された前記音声デ
    ータをデコードして、前記音声信号を生成する音声デコ
    ードステップと、 前記読み出しステップの処理で読み出された前記字幕デ
    ータをデコードして、字幕信号を生成する字幕デコード
    ステップと、 前記音声信号および前記字幕信号に基づいて、前記音声
    信号に含まれる前記台詞の開始点および終了点のうちの
    少なくとも一方を判定する台詞判定ステップと、 前記台詞の繰り返し再生の指示を入力する入力ステップ
    と、 前記入力ステップの処理で入力された前記指示に対応
    し、前記台詞判定ステップの処理での判定結果に基づい
    て、再生ポイントが前記台詞の開始点まで遡るように、
    前記読み出しステップの処理、前記音声デコードステッ
    プの処理、および前記字幕デコードステップの処理を制
    御する制御ステップとを含むことを特徴とする再生方
    法。
  5. 【請求項5】 音声信号を再生するとともに、前記音声
    信号に含まれる台詞に対応する字幕の文字列を表示させ
    るためのプログラムであって、 情報記録媒体に記録されている音声データおよび字幕デ
    ータを読み出す読み出しステップと、 前記読み出しステップの処理で読み出された前記音声デ
    ータをデコードして、前記音声信号を生成する音声デコ
    ードステップと、 前記読み出しステップの処理で読み出された前記字幕デ
    ータをデコードして、字幕信号を生成する字幕デコード
    ステップと、 前記音声信号および前記字幕信号に基づいて、前記音声
    信号に含まれる前記台詞の開始点および終了点のうちの
    少なくとも一方を判定する台詞判定ステップと、 前記台詞の繰り返し再生の指示を入力する入力ステップ
    と、 前記入力ステップの処理で入力された前記指示に対応
    し、前記台詞判定ステップの処理での判定結果に基づい
    て、再生ポイントが前記台詞の開始点まで遡るように、
    前記読み出しステップの処理、前記音声デコードステッ
    プの処理、および前記字幕デコードステップの処理を制
    御する制御ステップとを含むことを特徴とするコンピュ
    ータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録
    媒体。
  6. 【請求項6】 音声信号を再生するとともに、前記音声
    信号に含まれる台詞に対応する字幕の文字列を表示させ
    るコンピュータに、 情報記録媒体に記録されている音声データおよび字幕デ
    ータを読み出す読み出しステップと、 前記読み出しステップの処理で読み出された前記音声デ
    ータをデコードして、前記音声信号を生成する音声デコ
    ードステップと、 前記読み出しステップの処理で読み出された前記字幕デ
    ータをデコードして、字幕信号を生成する字幕デコード
    ステップと、 前記音声信号および前記字幕信号に基づいて、前記音声
    信号に含まれる前記台詞の開始点および終了点のうちの
    少なくとも一方を判定する台詞判定ステップと、 前記台詞の繰り返し再生の指示を入力する入力ステップ
    と、 前記入力ステップの処理で入力された前記指示に対応
    し、前記台詞判定ステップの処理での判定結果に基づい
    て、再生ポイントが前記台詞の開始点まで遡るように、
    前記読み出しステップの処理、前記音声デコードステッ
    プの処理、および前記字幕デコードステップの処理を制
    御する制御ステップとを実行させるプログラム。
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