JP3975359B2 - 光ディスク再生装置 - Google Patents

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本発明は、光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置に関し、特に、
視聴制限を行うパレンタル機能を有する光ディスク再生装置に関する。
近年、DVD(Digital Versatile Disk)などの光ディスクが普及しつつあり、このD
VDにはデジタル圧縮された映像情報および音声情報が記録されている。ところで、DV
Dに記録されている映画などには、暴力シーンやわいせつシーンなど、子供の教育上好ま
しくないシーンが含まれていることが多い。そこで、近年、このような教育上問題のある
シーンについては、その再生に対して何らかの視聴制限の規制が設けられている。このよ
うな規制をパレンタルと呼び、DVDなどの光ディスクには内容に応じて視聴制限を行う
パレンタルレベルが予め設定されている。
一方、DVDなどの光ディスクの情報を再生する光ディスク再生装置では、光ディスク
の情報の再生を制限するパレンタル機能を有し、ユーザにより設定された装置のパレンタ
ルレベルがメモリに記憶されている。例えば、パレンタルレベルが低い方から順番に1,
2,3,4,5,6,7,8のレベルがあり、装置のパレンタルレベルが5に設定されて
いる場合、光ディスクではパレンタルレベル5以下の情報が再生できるが、パレンタルレ
ベル6,7,8の情報は再生することができないようになっている。
装置のパレンタルレベルは、ユーザが光ディスク再生装置のリモートコントローラなど
を操作して任意に設定できるようになっている。また、装置のパレンタルレベルを変更す
るときは、ユーザが予め登録した数桁の数列からなる暗証番号をパスワードとして装置に
入力し、パレンタルロックを解除してパレンタルレベルの変更を行っている。
特開2000−339853号公報
しかしながら、前述したような従来技術では、光ディスクに予め書き込まれているパレ
ンタルレベルと装置側に設定されているパレンタルレベルとによってパレンタル機能(視
聴制限機能)を実施しているので、パレンタル機能を実現するために、光ディスクへのパ
レンタルレベルの書き込みを行わなければならず、これにより、光ディスクへのパレンタ
ルレベルの書き込み作業による光ディスクのコストアップを招いたり、また、装置側にお
いては、パレンタルレベルが書き込まれていない光ディスクに対しては、視聴制限されな
いので、子供は勿論、誰でも自由に視聴することができるようになり、非常に問題となる
なお、特許文献1に記載の従来技術では、ユーザ操作によって入力された暗証番号と、
メモリに予め記憶された暗証番号との比較を行い、両暗証番号が不一致である場合は、再
生制限が設定されているコンテンツの再生を禁止し、両暗証番号が一致した場合は、少な
くとも再生制限が設定されているコンテンツの再生を許可するように制御することで、暗
証番号を正しく入力したユーザに対してのみ、再生制限が設定されたコンテンツを再生可
能とするようになっている。
しかしながら、この従来技術の場合も、コンテンツに設定されている再生制限(パレン
タルレベルに相当)によって、パレンタル機能(視聴制限機能)を実施しているので、パ
レンタル機能を実現するために、光ディスクへのパレンタルレベルの書き込みを行わなけ
ればならず、これにより、光ディスクへのパレンタルレベルの書き込み作業による光ディ
スクのコストアップを招いたり、また、装置側においては、パレンタルレベルが書き込ま
れていない光ディスクに対しては、視聴制限されないので、子供は勿論、誰でも自由に視
聴することができるようになり、非常に問題となる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、光ディスクへのパレン
タルレベルの書き込みを不要とし、また、パレンタルレベルが書き込まれていない光ディ
スクであっても、視聴制限することができる機能を有する光ディスク再生装置を提供する
ことを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光ディスクに記録された情報を再生す
る光ディスク再生装置において、入力操作を行うための操作部と、変更可能な設定年齢以
下の視聴者にとっては有害となる有害語句情報と、視聴権限を有する一人以上のユーザの
個人情報とを、予め記憶したメモリとを備えるとともに、当該光ディスクに対する再生処
理が開始し、当該光ディスクから読み出された音声情報をリアルタイムで検出し、その音
声情報に有害語句が含まれているか否かを前記メモリに記憶されている有害語句情報に基
づいて判定する有害語句判定手段と、前記音声情報に有害語句が含まれると判定された場
合に、再生処理前に前記操作部を操作することにより入力されている個人情報が前記メモ
リに記憶されている個人情報に含まれているか否かを検出して、前記入力されている個人
情報は読み込めたか否かを判定する個人情報読込み判定手段と、前記音声情報に有害語句
が含まれていないと判定された場合、あるいは前記入力されている個人情報は読み込めた
と判定された場合に、通常の再生処理を行う通常再生処理手段と、前記音声情報に有害語
句が含まれ、かつ個人情報は読み込めなかったと判定された場合に、当該有害語句の音声
をリアルタイムでミュートする音声ミュート処理手段と、当該有害語句の音声をミュート
するときに当該有害語句の字幕があれば、そのときの字幕をリアルタイムでミュートする
字幕ミュート処理手段と、当該有害語句の音声をミュートするときに当該有害語句に関連
する画像をリアルタイムでミュートまたは不鮮明にする画像ミュート/不鮮明処理手段と
を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク再生装置を提供する

この構成において、当該光ディスクに対する再生処理が開始し、当該光ディスクから読
み出された音声情報がリアルタイムで検出され、その音声情報に有害語句が含まれている
か否かがメモリに記憶されている有害語句情報に基づいて判定される。前記音声情報に有
害語句が含まれると判定された場合、入力されている個人情報が前記メモリに記憶されて
いる個人情報に含まれているか否かが検出されて、前記入力された個人情報は読み込めた
か否かが判定される。
即ち、ユーザにより入力された個人情報が前記メモリ内に有れば、その個人情報は読み
込まれるので、前記入力された個人情報は読み込めたと判定される。一方、ユーザにより
入力された個人情報が前記メモリ内に無ければ、その個人情報は読み込まれないので、前
記入力された個人情報は読め込めなかったと判定される。
前記音声情報に有害語句が含まれていないと判定された場合、あるいは個人情報は読み
込めたと判定された場合には、通常の再生処理が行われる。個人情報は読み込めなかった
と判定された場合には、当該有害語句の音声をリアルタイムでミュートする処理が行われ
る。また、それに伴って、当該有害語句の字幕があれば、そのときの字幕がリアルタイム
でミュートされ、また、当該有害語句に関連する画像がリアルタイムでミュートされ、あ
るいは不鮮明(全体的または部分的に画像をぼやかしたり、部分的にモザイクをかけたり
する処理)にする処理が行われる。
この構成によれば、光ディスクから読み出された音声情報に含まれる有害語句、および
ユーザの個人情報に基づいて視聴制限がされるので、光ディスクへのパレンタルレベルの
書き込み作業が不要になって、光ディスクのコストアップを抑制でき、また、パレンタル
レベルが書き込まれていない光ディスクであっても、視聴制限を行うことができ、パレン
タルの精度が向上する。また、元々視聴制限がかかっていない光ディスクの再生を行って
、万が一、有害語句が含まれていた場合でも、その有害語句をリアルタイムでミュートす
ると共に、それに伴って、当該有害語句の字幕があれば、そのときの字幕をミュートし、
また、当該有害語句に関連する画像をミュートあるいは不鮮明にするので、視聴権限を有
しないユーザに対するパレンタルの精度が更に向上する。
以上のように本発明によれば、入力操作を行うための操作部と、変更可能な設定年齢以
下の視聴者にとっては有害となる有害語句情報と、視聴権限を有する一人以上のユーザの
個人情報とを、予め記憶したメモリとを備えるとともに、当該光ディスクに対する再生処
理が開始し、当該光ディスクから読み出された音声情報をリアルタイムで検出し、その音
声情報に有害語句が含まれているか否かを前記メモリに記憶されている有害語句情報に基
づいて判定する有害語句判定手段と、前記音声情報に有害語句が含まれると判定された場
合に、再生処理前に前記操作部を操作することにより入力されている個人情報が前記メモ
リに記憶されている個人情報に含まれているか否かを検出して、前記入力されている個人
情報は読み込めたか否かを判定する個人情報読込み判定手段と、前記音声情報に有害語句
が含まれていないと判定された場合、あるいは前記入力されている個人情報は読み込めた
と判定された場合に、通常の再生処理を行う通常再生処理手段と、前記音声情報に有害語
句が含まれ、かつ個人情報は読み込めなかったと判定された場合に、当該有害語句の音声
をリアルタイムでミュートする音声ミュート処理手段と、当該有害語句の音声をミュート
するときに当該有害語句の字幕があれば、そのときの字幕をリアルタイムでミュートする
字幕ミュート処理手段と、当該有害語句の音声をミュートするときに当該有害語句に関連
する画像をリアルタイムでミュートまたは不鮮明にする画像ミュート/不鮮明処理手段と
を有するシステムコントローラを備えたので、光ディスクから読み出された音声情報に含
まれる有害語句、およびユーザの個人情報に基づいて視聴制限が行われ、光ディスクへの
パレンタルレベルの書き込み作業が不要になって、光ディスクのコストアップを抑制でき
、また、パレンタルレベルが書き込まれていない光ディスクであっても、視聴制限を行う
ことができ、パレンタルの精度が向上する。また、元々視聴制限がかかっていない光ディ
スクの再生を行って、万が一、有害語句が含まれていた場合でも、その有害語句をリアル
タイムでミュートすると共に、それに伴って、当該有害語句の字幕があれば、そのときの
字幕をミュートし、また、当該有害語句に関連する画像をミュートあるいは不鮮明にする
ので、視聴権限を有しないユーザに対するパレンタルの精度が更に向上する。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の
一実施形態に係る光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。この光ディスク再
生装置は、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ5と、光ディスク1に記録された
情報を再生するためのレーザ光を出射すると共に光ディスク1からの反射光を受光する光
ピックアップ2と、この光ピックアップ2を光ディスク1の半径方向に移動させるための
スレッド3と、システムコントローラ22の指示に応じてスピンドルモータ5およびスレ
ッド3を駆動すると共に光ピックアップ2に内蔵された対物レンズ(図示せず)を動かす
ことによりレーザ光の焦点位置を光ディスク1の記録面に対して垂直方向および水平方向
に移動させる制御を行うサーボ制御部4とを備えている。
また、この光ディスク再生装置は、光ディスク1の再生時に光ピックアップ2からの読
取信号であるRF信号を増幅するRFアンプ6と、このRFアンプ6から出力されたRF
信号をデジタルデータに変換した後に光ディスク1のデータフォーマットに応じた信号復
調処理と誤り訂正処理を行って生成したデータをRAM7に格納するデジタル信号処理部
8と、システムコントローラ22の指示に応じてデジタル信号処理部8から出力されたデ
ータストリームの中からオーディオデータとサブピクチャデータとビデオデータとを分離
するストリーム分離部9とを備えている。
また、この光ディスク再生装置は、ストリーム分離部9から出力されたオーディオデー
タを入力して所定のデコード処理を行うオーディオデコーダ11と、このオーディオデコ
ーダ11でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM10と、ストリ
ーム分離部9から出力されたサブピクチャデータを入力して所定のデコード処理を行うサ
ブピクチャデコーダ13と、このサブピクチャデコーダ13でのデコード処理を行うため
にデータを一時的に格納するRAM12と、ストリーム分離部9から出力されたビデオデ
ータを入力して所定のデコード処理を行うビデオデコーダ15と、このビデオデコーダ1
5でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM14とを備えている。
また、この光ディスク再生装置は、システムコントローラ22の指示に応じてビデオデ
コーダ15から出力されたデータとサブピクチャデコーダ13から出力されたデータとを
合成するビデオプロセッサ17と、このビデオプロセッサ17から出力された合成データ
を表示用のビデオ信号に変換して画像をディスプレイ装置20に表示させるビデオエンコ
ーダ18と、オーディオデコーダ11から出力されたデータをアナログのオーディオ信号
に変換して例えばスピーカ19に供給するD/A変換器16とを備えている。
また、この光ディスク再生装置は、システムコントローラ22に対して、再生指示を与
えるための再生キーや、再生停止を指示するための停止キーなどの各種操作キーを有する
操作部21と、装置全体を制御する前記システムコントローラ22とを備えている。なお
、操作部21は、リモートコントローラであっても良いし、装置本体の操作パネルに設け
られた操作部であっても良い。
また、この光ディスク再生装置は、装置の各構成要素を制御したり、装置全体を制御し
たりするためのプログラムやデータが記憶されたフラッシュROM23と、このフラッシ
ュROM23のプログラムやデータに従って演算処理を行いシステムコントローラ22を
制御するCPU24とを備えている。特に、本実施形態の場合、変更可能な設定年齢以下
の視聴者にとっては有害となる有害語句情報と、視聴権限を有する一人以上のユーザの個
人情報とが、フラッシュROM23に予め記憶されている。なお、有害語句情報は、光デ
ィスク再生装置の出荷前に工場などでフラッシュROM23に書き込まれる。また、有害
語句情報は、ユーザの光ディスク再生装置への入力操作によっても追加可能である。また
、ユーザの個人情報は、パスワードなどであり、ユーザの光ディスク再生装置への入力操
作によってフラッシュROM23に書き込まれる。
本実施形態の特徴としてシステムコントローラ22には、当該光ディスクに対する再生
処理が開始し、当該光ディスクから読み出された音声情報をリアルタイムで検出し、その
音声情報に有害語句が含まれているか否かをフラッシュROM23に記憶されている有害
語句情報に基づいて判定する有害語句判定手段221と、前記音声情報に有害語句が含ま
れると判定された場合に、入力されている個人情報がフラッシュROM23に記憶されて
いる個人情報に含まれているか否かを検出して、前記入力されている個人情報は読み込め
たか否かを判定する個人情報読込み判定手段222と、前記音声情報に有害語句が含まれ
ていないと判定された場合、あるいは前記入力されている個人情報は読み込めたと判定さ
れた場合に、通常の再生処理を行う通常再生処理手段223と、前記音声情報に有害語句
が含まれ、かつ個人情報は読み込めなかったと判定された場合に、当該有害語句の音声を
リアルタイムでミュートする音声ミュート処理手段224と、当該有害語句の字幕があれ
ば、そのときの字幕をリアルタイムでミュートする字幕ミュート処理手段225と、当該
有害語句の音声をミュートするときに当該有害語句に関連する画像をリアルタイムでミュ
ートまたは不鮮明にする画像ミュート/不鮮明処理手段226とが備えられている。
図2は、本実施形態の光ディスク再生装置により再生される光ディスクにおける例えば
編集情報の記録フォーマットの一例図である。図2に示すように編集情報は、例えば画像
31と音声32と字幕33が1フレーム単位で、複数個のフレームが連続して光ディスク
のトラックに記録されている。ここで言う1フレームとは、1画面で表示される字幕分の
フレームのことを言う。音声32,35には、音声としての例えば日本語および英語が記
録されており、字幕33,36には、字幕としての例えば日本語および英語が記録されて
いる。
図3は本実施形態の光ディスク再生装置における視聴制限機能の動作を説明するための
フローチャートである。このフローチャートを参照して視聴制限機能の動作について説明
する。
この光ディスク再生装置において、再生しようとする光ディスク1が装填され、操作部
21の再生キーが押下されると(ステップS1)、システムコントローラ22は再生処理
を開始する(ステップS2)。これにより、光ディスク1からの情報(この例の場合、画
像と音声と字幕とを含む編集情報)が光ピックアップ2によりRF信号として読み出され
、RFアンプ6で増幅されて、更に、デジタル信号処理部8に供給される。デジタル信号
処理部8では、RFアンプ6から出力されたRF信号をデジタルデータに変換した後に、
光ディスク1のデータフォーマットに応じた信号復調処理と誤り訂正処理を行って生成し
たデータをRAM7に格納する。
デジタル信号処理部8によりRAM7に格納されたデータのうち、音声情報がシステム
コントローラ22の有害語句判定手段221により、リアルタイムで検出され(ステップ
S3)、この検出された音声情報に有害語句が含まれているか否かがフラッシュROM2
3に記憶されている有害語句情報に基づいて判定される(ステップS4)。即ち、前記検
出された音声情報がフラッシュROM23に記憶されている有害語句情報の中に存在して
いるか否かが判定される。この判定の結果、音声情報に有害語句が含まれていないことが
分かった場合は、通常の再生処理(ステップS7)に移るが、音声情報に有害情報が含ま
れていることが分かった場合には、以下の処理で視聴制限が行われる。
再生処理開始前に、ユーザが操作部21を操作することにより入力されているパスワー
ドなどの個人情報は、フラッシュROM23に記憶されている個人情報に含まれるか否か
が判定される(ステップS5)。即ち、ユーザにより入力された個人情報がフラッシュR
OM23に有るか否かが判定される。
入力されている個人情報がフラッシュROM23に有った場合、その個人情報は装置に
読込み可能となるので、個人情報読込み判定手段222により、その個人情報を読み込め
たと判定され(ステップS6)、次に、通常再生処理手段223により、通常の再生処理
が行われる(ステップS9)。そして、この視聴制限に関する処理は終了する。
一方、入力されている個人情報がフラッシュROM23に無かった場合、その個人情報
は装置には受け付けられないので、個人情報読込み判定手段222により、その個人情報
を読み込めなかったと判定され(ステップS8)、次に、音声ミュート処理手段224に
より、当該有害語句の音声をリアルタイムでミュートする音声ミュート処理が行われる(
ステップS9)。これにより、デジタル信号処理部8から出力される編集情報のデータの
うち音声データ、即ち、ストリーム分離部9を介してオーディオデコーダ11に供給され
る音声データは、有害語句の音声が削除されたものとなり、スピーカ19からは発生しな
いことになる。
また、このとき当該有害語句の字幕があれば、当該有害語句の字幕をリアルタイムでミ
ュートする字幕ミュート処理が字幕ミュート処理手段225により行われる(ステップS
10)。これにより、デジタル信号処理部8から出力される編集情報のデータのうち字幕
データ、即ち、ストリーム分離部9を介してサブピクチャデコーダ13に供給される字幕
データは、有害語句の字幕が削除されたものとなり、ディスプレイ装置20には表示され
ないことになる。
また、このとき当該有害語句に関連する画像については、画像ミュート/不鮮明処理手
段226により、ミュートあるいは不鮮明(全体的または部分的に画像をぼやかしたり、
部分的にモザイクをかけたりする処理)にする画像ミュート/不鮮明処理がなされる(ス
テップS11)。これにより、デジタル信号処理部8から出力される編集情報のデータの
うち画像データ、即ち、ストリーム分離部9を介してビデオデコーダ15に供給される画
像データは、有害語句に関連する画像がミュートあるいは不鮮明になったものとなり、デ
ィスプレイ装置20にはミュートによる非表示あるいは不鮮明に表示される。
以上説明したように本実施形態によれば、光ディスクから読み出された音声情報に含ま
れる有害語句、およびユーザの個人情報に基づいて視聴制限が行われ、光ディスクへのパ
レンタルレベルの書き込み作業が不要になって、光ディスクのコストアップを抑制でき、
また、パレンタルレベルが書き込まれていない光ディスクであっても、視聴制限を行うこ
とができ、パレンタルの精度が向上する。また、元々視聴制限がかかっていない光ディス
クの再生を行って、万が一、有害語句が含まれていた場合でも、その有害語句をリアルタ
イムでミュートすると共に、それに伴って、当該有害語句の字幕があれば、そのときの字
幕をミュートし、また、当該有害語句に関連する画像をミュートあるいは不鮮明にするの
で、視聴権限を有しないユーザに対するパレンタルの精度が更に向上する。
本発明の一実施形態に係る光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態の光ディスク再生装置により再生される光ディスクにおける例えば編集情報の記録フォーマットの一例図である。 前記実施形態の光ディスク再生装置における視聴制限機能の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 光ディスク
22 システムコントローラ
23 フラッシュROM(メモリ)
221 有害語句情報判定手段
222 個人情報読込み判定手段
223 通常再生処理手段
224 音声ミュート処理手段
225 字幕ミュート処理手段
226 画像ミュート/不鮮明処理手段

Claims (1)

  1. 光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置において、
    入力操作を行うための操作部と、
    変更可能な設定年齢以下の視聴者にとっては有害となる有害語句情報と、視聴権限を有
    する一人以上のユーザの個人情報とを、予め記憶したメモリと
    を備えるとともに
    当該光ディスクに対する再生処理が開始し、当該光ディスクから読み出された音声情報
    をリアルタイムで検出し、その音声情報に有害語句が含まれているか否かを前記メモリに
    記憶されている有害語句情報に基づいて判定する有害語句判定手段と、
    前記音声情報に有害語句が含まれると判定された場合に、再生処理前に前記操作部を操
    作することにより入力されている個人情報が前記メモリに記憶されている個人情報に含ま
    れているか否かを検出して、前記入力されている個人情報は読み込めたか否かを判定する
    個人情報読込み判定手段と、
    前記音声情報に有害語句が含まれていないと判定された場合、あるいは前記入力されて
    いる個人情報は読み込めたと判定された場合に、通常の再生処理を行う通常再生処理手段
    と、
    前記音声情報に有害語句が含まれ、かつ個人情報は読み込めなかったと判定された場合
    に、当該有害語句の音声をリアルタイムでミュートする音声ミュート処理手段と、
    当該有害語句の音声をミュートするときに当該有害語句の字幕があれば、そのときの字
    幕をリアルタイムでミュートする字幕ミュート処理手段と、
    当該有害語句の音声をミュートするときに当該有害語句に関連する画像をリアルタイム
    でミュートまたは不鮮明にする画像ミュート/不鮮明処理手段と
    を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
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