JP3888467B2 - 光ディスク再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクに記録された主映像データと音声データと副映像データを再生す
る光ディスク再生装置に関し、特に、字幕やクローズドキャプションの表示時にスロー再
生する機能を有する光ディスク再生装置に関する。
従来から、例えば、日本人が英語のヒアリングの練習として、再生画像中の登場人物の
英語の音声の内容を字幕に表示できるように編集された映画などを記録したDVD(デジ
タル・バーサタイル・ディスク)ビデオが知られている。その字幕は、英語または日本語
に選択できることから、ユーザが英語力を身に付ける目的で、英語の字幕で映画などを鑑
賞することにより、語学学習などが行われている。また、耳の不自由な聴覚障害者にでも
再生画像中の登場人物の会話の内容が分るように、表示画面にクローズドキャプションデ
ータによる文字が表示されるのを利用して、語学学習などが行われている。
例えば、特許文献1に記載の情報再生装置は、光ディスクに記録されたデータストリー
ムを読み出す手段と、前記読み出したデータストリームから字幕の先頭位置を検出する手
段と、前記字幕の先頭位置を検出した際に、この先頭位置に対応した再生開始位置情報に
基づき前記データストリームの再生位置を制御する手段とを備え、光ディスクから情報を
再生する際に、会話が無い状態が長く続いているシーンを飛ばして、次の会話シーンから
再生を開始できるようにしている。
特開2003−18505号公報 特開2001−14406公報
しかしながら、特許文献1に記載の情報再生装置では、前述したように、光ディスクか
ら情報を再生する際に、会話が無い状態が長く続いているシーンを飛ばして、次の会話シ
ーンから再生を開始できるようにしているが、会話が無い状態が長く続いているシーンは
飛ばされるので、ユーザは、飛ばされたシーンを観ることができず、内容を全部観ないま
ま再生が終了した場合、語学学習などはできたが、映画などのストーリを把握することが
できない。即ち、特許文献1に記載の情報再生装置では、映画などを楽しみながら語学学
習などを行うことができず、ユーザにとっては使い勝手が劣ると言う課題が生じる。
なお、特許文献2の従来技術は、ネットワークを通じて使用者が必要とするマルチメデ
ィアキャプション機能を提供するものであり、特に語学学習において、学習効率を上げる
ような処理がなされている訳ではなく、また、上記のような課題を解決できるものではな
い。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、映画などを楽しみなが
ら語学学習などを行うことができる機能を有する光ディスク再生装置を提供することを目
的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光ディスクに記録された主映像データ
と音声データと副映像データを再生する光ディスク再生装置において、光ディスクの再生
中に光ディスクから読み出された副映像データより字幕データの有無を検出する字幕デー
タ有無検出手段と、光ディスクの再生中に光ディスクから読み出されたデータよりクロー
ズドキャプションデータの有無を検出するクローズドキャプションデータ有無検出手段と
、前記字幕データ有無検出手段により字幕データが有ると検出されたとき、または前記ク
ローズドキャプションデータ有無検出手段によりクローズドキャプションデータが有ると
検出されたとき、字幕またはクローズドキャプションの入った映像音声の部分をスロー再
生させるスロー再生制御手段と、前記スロー再生が開始して、前記字幕データ有無検出手
段により字幕データが無いと検出されたとき、または前記クローズドキャプションデータ
有無検出手段によりクローズドキャプションデータが無いと検出されたとき、通常の再生
動作に戻す通常再生制御手段とを有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする
光ディスク再生装置を提供する。
この構成において、光ディスクの再生中に、字幕データ有無検出手段により字幕データ
が有ると検出されたとき、またはクローズドキャプションデータ有無検出手段によりクロ
ーズドキャプションデータが有ると検出されたとき、スロー再生制御手段は、字幕または
クローズドキャプションの入った映像音声の部分をスロー再生させる。スロー再生が開始
して、字幕データ有無検出手段により字幕データが無いと検出されたとき、またはクロー
ズドキャプションデータ有無検出手段によりクローズドキャプションデータが無いと検出
されたとき、通常再生制御手段は通常の再生動作に戻す。
この構成によれば、光ディスクの再生中に、字幕データやクローズドキャプションデー
タが存在する箇所で、自動的に音声付きのスロー再生が行われるので、映画などの登場人
物の発音が聞き取り易くなり、したがって、映画などを楽しみながら語学学習などを効率
良く行うことができ、ユーザにとっては使い勝手が向上する。
請求項2の発明は、光ディスクに記録された主映像データと音声データと副映像データ
を再生する光ディスク再生装置において、光ディスクの再生中に光ディスクから字幕デー
タが検出されたとき、または光ディスクの再生中に光ディスクからクローズドキャプショ
ンデータが検出されたとき、字幕またはクローズドキャプションの入った映像音声の部分
をスロー再生させ、前記スロー再生が終了した後、通常の再生動作に戻すシステムコント
ローラを備えたことを特徴とする光ディスク再生装置を提供する。
この構成において、光ディスクの再生中に、光ディスクから字幕データが検出されたと
き、または光ディスクからクローズドキャプションデータが検出されたとき、字幕または
クローズドキャプションの入った映像音声の部分がスロー再生され、スロー再生が終了し
たとき、通常の再生動作に戻される。
この構成によれば、光ディスクの再生中に、字幕データやクローズドキャプションデー
タが存在する箇所で、自動的に音声付きのスロー再生が行われるので、映画などの登場人
物の発音が聞き取り易くなり、したがって、映画などを楽しみながら語学学習などを効率
良く行うことができ、ユーザにとっては使い勝手が向上する。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記システムコントローラは、光ディ
スクの再生中に光ディスクから読み出された副映像データより字幕データの有無を検出す
る字幕データ有無検出手段と、光ディスクの再生中に光ディスクから読み出されたデータ
よりクローズドキャプションデータの有無を検出するクローズドキャプションデータ有無
検出手段と、前記字幕データ有無検出手段により字幕データが有ると検出されたとき、ま
たは前記クローズドキャプションデータ有無検出手段によりクローズドキャプションデー
タが有ると検出されたとき、字幕またはクローズドキャプションの入った映像音声の部分
をスロー再生させるスロー再生制御手段と、前記スロー再生が開始して、前記字幕データ
有無検出手段により字幕データが無いと検出されたとき、または前記クローズドキャプシ
ョンデータ有無検出手段によりクローズドキャプションデータが無いと検出されたとき、
通常の再生動作に戻す通常再生制御手段とを有する。
したがって、光ディスクの再生中に、字幕データやクローズドキャプションデータが有
ると検出されたとき、字幕やクローズドキャプションの入った映像音声の部分をスロー再
生させることができる。スロー再生が開始して、字幕データやクローズドキャプションデ
ータが無いと検出されたとき、通常の再生動作に戻すことができる。
以上のように本発明によれば、光ディスクの再生中に光ディスクから読み出された副映
像データより字幕データの有無を検出する字幕データ有無検出手段と、光ディスクの再生
中に光ディスクから読み出されたクローズドキャプションデータの有無を検出するクロー
ズドキャプションデータ有無検出手段と、前記字幕データ有無検出手段により字幕データ
が有ると検出されたとき、または前記クローズドキャプションデータ有無検出手段により
クローズドキャプションデータが有ると検出されたとき、字幕またはクローズドキャプシ
ョンの入った映像音声の部分をスロー再生させるスロー再生制御手段と、前記スロー再生
が開始して、前記字幕データ有無検出手段により字幕データが無いと検出されたとき、ま
たは前記クローズドキャプションデータ有無検出手段によりクローズドキャプションデー
タが無いと検出されたとき、通常の再生動作に戻す通常再生制御手段とを有するシステム
コントローラを備えたので、光ディスクの再生中に、字幕データやクローズドキャプショ
ンデータが存在する箇所で、自動的に音声付きのスロー再生を行うことができ、これによ
り、映画などの登場人物の発音が聞き取り易くなり、したがって、映画などを楽しみなが
ら語学学習などを効率良く行うことができ、ユーザにとっては使い勝手が向上する。
請求項2の発明は、光ディスクに記録された主映像データと音声データと副映像データ
を再生する光ディスク再生装置において、光ディスクの再生中に光ディスクから字幕デー
タが検出されたとき、または光ディスクの再生中に光ディスクからクローズドキャプショ
ンデータが検出されたとき、字幕またはクローズドキャプションの入った映像音声の部分
をスロー再生させ、前記スロー再生が終了した後、通常の再生動作に戻すシステムコント
ローラを備えたので、光ディスクの再生中に、字幕データやクローズドキャプションデー
タが存在する箇所で、自動的に音声付きのスロー再生を行うことができ、これにより、映
画などの登場人物の発音が聞き取り易くなり、したがって、映画などを楽しみながら語学
学習などを効率良く行うことができ、ユーザにとっては使い勝手が向上する。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の
一実施形態に係る光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
この光ディスク再生装置は、光ディスク(DVD)1を回転させるスピンドルモータ5
と、光ディスク1に記録された情報を再生するためのレーザ光を出射すると共に光ディス
ク1からの反射光を受光する光ピックアップ2と、この光ピックアップ2を光ディスク1
の半径方向に移動させるためのスレッド3と、システムコントローラ22の指示に応じて
スピンドルモータ5およびスレッド3を駆動すると共に光ピックアップ2に内蔵された対
物レンズ(図示せず)を動かすことによりレーザ光の焦点位置を光ディスク1の記録面に
対して垂直方向および水平方向に移動させる制御を行うサーボ制御部4とを備えている。
また、この光ディスク再生装置は、光ディスク1の再生時に光ピックアップ2からの読
取信号であるRF信号を増幅するRFアンプ6と、このRFアンプ6から出力されたRF
信号をデジタルデータに変換した後に光ディスク1のデータフォーマットに応じた信号復
調処理と誤り訂正処理を行って生成したデータをRAM7に格納するデジタル信号処理部
8と、システムコントローラ22の指示に応じてデジタル信号処理部8から出力されたデ
ータストリームの中からオーディオデータとサブピクチャデータと映像データとを分離す
るストリーム分離部9とを備えている。
また、この光ディスク再生装置は、ストリーム分離部9から出力されたオーディオデー
タを入力して所定のデコード処理を行うオーディオデコーダ11と、このオーディオデコ
ーダ11でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM10と、ストリ
ーム分離部9から出力されたサブピクチャデータを入力して所定のデコード処理を行うサ
ブピクチャデコーダ13と、このサブピクチャデコーダ13でのデコード処理を行うため
にデータを一時的に格納するRAM12と、ストリーム分離部9から出力された映像デー
タを入力して所定のデコード処理を行うビデオデコーダ15と、このビデオデコーダ15
でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM14とを備えている。
また、この光ディスク再生装置は、システムコントローラ22の指示に応じてビデオデ
コーダ15から出力されたデータとサブピクチャデコーダ13から出力されたデータとを
合成するビデオプロセッサ17と、このビデオプロセッサ17から出力された合成データ
を表示用のビデオ信号に変換して画像をディスプレイ装置20に表示させるビデオエンコ
ーダ18と、オーディオデコーダ11から出力されたデータをアナログのオーディオ信号
に変換して例えばスピーカ19に供給するD/A変換器16とを備えている。
また、この光ディスク再生装置は、システムコントローラ22に対して、再生指示を与
えるための再生キー(図示せず)、再生停止を指示するための停止キー(図示せず)、そ
の他各種操作キー(図示せず)を有する操作部21と、装置全体を制御する前記システム
コントローラ22とを備えている。操作部21は、リモコン(リモートコントローラ)2
6からの操作指令を示す光信号を受信する受光手段(図示せず)を備え、この受光手段に
より光信号を電気信号に変換してシステムコントローラ22に指令信号を入力する。リモ
コン26は操作部21と同様な各種操作キーなどを有する。
また、この光ディスク再生装置は、装置の各構成要素を制御したり、装置全体を制御し
たりするためのプログラムやデータなどを記憶するフラッシュROM23と、このフラッ
シュROM23のプログラムやデータに従って演算処理を行いシステムコントローラ22
を制御するCPU24と、操作部21またはリモコン26からの操作内容などを表示した
りする本体側の表示手段である表示部25とを備えている。
システムコントローラ22は、本実施形態の特徴とする構成要素として、光ディスク(
DVD)1の再生中に光ディスク1のサブタイトルから読み出された副映像データより字
幕データの有無を検出する字幕データ有無検出手段221と、光ディスク1の再生中に光
ディスク1から読み出されたデータよりクローズドキャプションデータの有無を検出する
クローズドキャプションデータ有無検出手段222と、前記字幕データ有無検出手段22
1により字幕データが有ると検出されたとき、または前記クローズドキャプションデータ
有無検出手段222によりクローズドキャプションデータが有ると検出されたとき、字幕
またはクローズドキャプションの入った映像音声の部分をスロー再生させるスロー再生制
御手段223と、前記スロー再生が開始して、前記字幕データ有無検出手段221により
字幕データが無いと検出されたとき、または前記クローズドキャプションデータ有無検出
手段222によりクローズドキャプションデータが無いと検出されたとき、通常の再生動
作に戻す通常再生制御手段224とを有する。
図2は本実施形態においてDVDビデオ規格の光ディスクのデータ構造を説明するため
の図である。図2(a)に示すように、この光ディスクの記録領域は、UDF(ユニバー
サル・ディスク・フォーマット)ブリッジ方式のファイルシステム部であるBFS(ボリ
ューム・アンド・ファイル・ストラクチャー)部と、DVDビデオ用のファイル群が記録
されたDVDビデオゾーンと、DVDビデオのデータ以外のファイルが記録されたDVD
アザ−ズゾーンとから構成される。
DVDビデオゾーンは、図2(b)に示すように複数のファイル♯1、・・・、♯i、
・・・、♯p、・・・に分割されており、図2(c)に示すようにビデオマネージャーと
呼ばれるi個のVMGと、1個以上のVTS(ビデオタイトルセット)♯1、♯2、・・
・とから構成されている。前記VMGは光ディスク中の全タイトルのサーチ情報など光デ
ィスクに関わる情報を記録すると共に光ディスク全体に関わるメニューを記録することが
できる。VTS♯1、♯2、・・・は、属性を同じくする一つ以上のタイトルを記録し、
VTS毎に各VTS用のメニューを記録することができる。
前記VMGは、図2(d)に示すように、メニューあるいはタイトルを再生するための
制御情報であるVMGI(ビデオ・マネージメント・インフォメーション)と、メニュー
再生用の映像データの集合であるVMGI_VOBS(ビデオ・マネージメント・インフ
ォメーション_ビデオ・オブジェクト・セット)とから構成される。VTS♯1、♯2、
・・・は、それぞれメニューあるいはタイトルを再生するための制御情報であるVTSI
(ビデオ・タイトル・セット・インフォメーション)と、メニュー再生用の映像データの
集合であるVTSI_VOBS(ビデオ・タイトル・セット・インフォメーション_ビデ
オ・オブジェクト・セット)と、タイトル再生用の映像データの集合であるVTSTT_
VOBSとから構成されている。
VTSTT_VOBSは、図2(e)に示すように、一つ以上のビデオ・オブジェクト
(VOB♯1、♯2、・・・♯i)というビデオ/音声/副映像ストリームの多重化スト
リームにより構成される。VOB♯1、♯2、・・・♯iでは、多重化方式としてMPE
G2のシステムシーンで規定されているプログラム(データ)ストリーム方式を採用して
いる。更に、VOB♯1、♯2、・・・♯iは、図(f)に示すように、タイトル中にお
けるシーンやメニューのページ毎にセル♯、♯2という再生単位に分割可能である。
VMGIやVTSIは、セル♯、♯2、・・・♯iを単位として再生順序を定義したP
GC(プログラムチェーン)を有しており、このPGCによりタイトルやメニューを構成
することができる。PGCは、PGCを再生する前に実行されるプリコマンド、PGCを
再生した後に実行されるポストコマンド、各セルを再生後に実行されるセルコマンドが定
義され、この定義によりタイトルやメニュー間のリンクや様々なナビゲーションを設定で
きる。
図2(g)は、各セルのMPEG2のプログラム(データ)ストリーム方式による多重
化ストリームイメージである。DVDビデオ規格では、主映像であるMPEG2ビデオ(
データ)ストリームと、最大8ストリームの音声(データ)ストリームと、最大32スト
リームの副映像(データ)ストリームを多重化できる。これらの各ストリームはそれぞれ
2048バイト毎にパック化され、パック単位にプログラムストリーム上に時分割多重化
される。
また、DVDビデオ規格のプログラムストリーム上に約0.5秒毎にナビゲーションパ
ック(以下ナビパックという)と呼ばれる再生制御用の情報が挿入される。DVDビデオ
規格では、ナビパックから次のナビパックまでをVOBU(ビデオ・オブジェクト・ユニ
ット)と言い、VOBにおける再生可能な最小単位、即ちアクセスユニットを構成する。
VOBUは、ナビパック、ビデオパック、オーディオパック、および副映像パックから構
成される。
図3は本実施形態において副映像符号化データである副映像ユニットのデータ構造を説
明するための図である。この副映像ユニットは、一枚の副映像画像、即ち1枚の字幕画像
を符号化したものであり、SPUH(サブピクチャー・ユニット・ヘッダ)と、PXD(
ピクセル・データ)と、SP_DCSQT(サブピクチャー_ディスプレイ・コントロー
ル・テーブル)とから構成される。SPUH(サブピクチャー・ユニット・ヘッダ)は、
ユニットデータのサイズや、SP_DCSQT(サブピクチャー_ディスプレイ・コント
ロール・テーブル)の先頭アドレスが記述されたヘッダデータである。
PXDは、字幕信号などの画素データをランレングス符号化したものである。この各画
素データは、背景画像、パターン画素および2種類の強調画像の4値をとる。SP_DC
SQT(サブピクチャー_ディスプレイ・コントロール・テーブル)は、画素データを表
示する際の制御信号テーブルである。制御内容の種類には、表示開始、表示終了、色設定
、コントラスト設定、表示領域変更、色・コントラスト変更などがある。
このような副映像ユニットは例えば約2バイト毎に分割され、パケットヘッダが付加さ
れることにより副映像パケットが作成される。この副映像パケットに対し、バックヘッダ
が付加されて例えば2048バイトの副映像パックが作成される。図2で説明したVOB
への多重化は、この副映像パックを単位としている。なお、大略的には、字幕データはD
VDビデオゾーンに記録されており、クローズドキャプションデータはDVDアザーズゾ
ーンに記録されていることになる。
クローズドキャプションデータは、映像データではなく、文字データとしてDVDアザ
ーズゾーンに記録されており、ディスプレイ装置に出力させるときは、ディスプレイ装置
のOSD機能により文字表示信号に変換され、これにより、クローズドキャプションデー
タによる文字がディスプレイ装置に表示される。
図4は、本実施形態において、通常再生からスロー再生に、スロー再生からスロー再生
に、モードの切り換えが行われた場合の時間的な流れを示す図であり、図4において、T
1は通常再生の時間的な流れを示し、T2は字幕またはクローズドキャプションが有った
場合のスロー再生の時間的な流れを示す。
図5は本実施形態において字幕やクローズドキャプションが存在する箇所でスロー再生
する処理を説明するためのフローチャートである。以下、このフローチャートを参照して
本実施形態において字幕やクローズドキャプションが存在する箇所でスロー再生する処理
について説明する。
先ず、この光ディスク再生装置に光ディスク1を装填し(ステップS1)、通常再生を
行う(ステップS2)。通常再生を行っているとき、システムコントローラ22の字幕デ
ータ有無検出手段221は、光ピックアップ2、RFアンプ6、デジタル信号処理部8、
およびストリーム分離部9を介して、光ディスク1のDVDビデオゾーンに記録されてい
るサブタイトルの副映像データを読み出して字幕データが有るか無いかを検出する(ステ
ップS3)。また、システムコントローラ22のクローズドキャプションデータ有無検出
手段222は、同じく光ピックアップ2、RFアンプ6、デジタル信号処理部8、および
ストリーム分離部9を介して、光ディスク1のDVDアザーズゾーンに記録されているデ
ータを読み出してクローズドキャプションデータが有るか無いかを検出する(ステップS
4)。
字幕データ有無検出手段221により字幕データが有ると検出されたとき、またはクロ
ーズドキャプションデータ有無検出手段222によりクローズドキャプションデータが有
ると検出されたとき、システムコントローラ22のスロー再生制御手段223は、モード
切り換えを行い、光ピックアップ2やデジタル信号処理部8などを制御して、字幕または
クローズドキャプションの入った映像音声の部分をスロー再生させる(ステップS5)。
そして、スロー再生しているときに、字幕データ有無検出手段221により字幕データが
無いと検出され(ステップS6)、またはクローズドキャプションデータ有無検出手段2
22によりクローズドキャプションデータが無いと検出され(ステップS7)、再生動作
が終了していない場合は(ステップS8)、システムコントローラ22の通常再生制御手
段224は、モード切り換えをして通常の再生動作に戻す(ステップS2)。
以上説明したように本実施形態によれば、光ディスクの再生中に、字幕データやクロー
ズドキャプションデータが存在する箇所で、自動的に音声付きのスロー再生が行われるの
で、映画などの登場人物の発音が聞き取り易くなり、これにより、映画などを楽しみなが
ら語学学習などを効率良く行うことができ、ユーザにとっては使い勝手が向上する。
本発明の一実施形態に係る光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態においてDVDビデオ規格の光ディスクのデータ構造を説明するための図である。 前記実施形態において副映像符号化データである副映像ユニットのデータ構造を説明するための図である。 前記実施形態において、通常再生からスロー再生に、スロー再生からスロー再生に、モードの切り換えが行われた場合の時間的な流れを示す図である。 前記実施形態において字幕やクローズドキャプションが存在する箇所でスロー再生する処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 光ディスク
22 システムコントローラ
221 字幕データ有無検出手段
222 クローズドキャプションデータ有無検出手段
223 スロー再生制御手段
224 通常再生制御手段

Claims (3)

  1. 光ディスクに記録された主映像データと音声データと副映像データを再生する光ディス
    ク再生装置において、光ディスクの再生中に光ディスクから読み出された副映像データよ
    り字幕データの有無を検出する字幕データ有無検出手段と、光ディスクの再生中に光ディ
    スクから読み出されたデータよりクローズドキャプションデータの有無を検出するクロー
    ズドキャプションデータ有無検出手段と、前記字幕データ有無検出手段により字幕データ
    が有ると検出されたとき、または前記クローズドキャプションデータ有無検出手段により
    クローズドキャプションデータが有ると検出されたとき、字幕またはクローズドキャプシ
    ョンの入った映像音声の部分をスロー再生させるスロー再生制御手段と、前記スロー再生
    が開始して、前記字幕データ有無検出手段により字幕データが無いと検出されたとき、ま
    たは前記クローズドキャプションデータ有無検出手段によりクローズドキャプションデー
    タが無いと検出されたとき、通常の再生動作に戻す通常再生制御手段とを有するシステム
    コントローラを備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 光ディスクに記録された主映像データと音声データと副映像データを再生する光ディス
    ク再生装置において、光ディスクの再生中に光ディスクから字幕データが検出されたとき
    、または光ディスクの再生中に光ディスクからクローズドキャプションデータが検出され
    たとき、字幕またはクローズドキャプションの入った映像音声の部分をスロー再生させ、
    前記スロー再生が終了した後、通常の再生動作に戻すシステムコントローラを備えたこと
    を特徴とする光ディスク再生装置。
  3. 前記システムコントローラは、光ディスクの再生中に光ディスクから読み出された副映
    像データより字幕データの有無を検出する字幕データ有無検出手段と、光ディスクの再生
    中に光ディスクから読み出されたデータよりクローズドキャプションデータの有無を検出
    するクローズドキャプションデータ有無検出手段と、前記字幕データ有無検出手段により
    字幕データが有ると検出されたとき、または前記クローズドキャプションデータ有無検出
    手段によりクローズドキャプションデータが有ると検出されたとき、字幕またはクローズ
    ドキャプションの入った映像音声の部分をスロー再生させるスロー再生制御手段と、前記
    スロー再生が開始して、前記字幕データ有無検出手段により字幕データが無いと検出され
    たとき、または前記クローズドキャプションデータ有無検出手段によりクローズドキャプ
    ションデータが無いと検出されたとき、通常の再生動作に戻す通常再生制御手段とを有す
    ることを特徴とする請求項2に記載の光ディスク再生装置。
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