JP2001021095A - 支持装置 - Google Patents

支持装置

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JP2001021095A
JP2001021095A JP11190258A JP19025899A JP2001021095A JP 2001021095 A JP2001021095 A JP 2001021095A JP 11190258 A JP11190258 A JP 11190258A JP 19025899 A JP19025899 A JP 19025899A JP 2001021095 A JP2001021095 A JP 2001021095A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転体の回転可能な角度範囲を容易に調整す
ることができる支持装置を提供する。 【解決手段】 支持物を取り付ける回転体15と、この
回転体15を回転自在に保持する保持部13と、この保
持部13に対する回転体15の所定角度以上の回転を規
制する規制部材21aとを備えて、支持物を回転自在に
支持する支持装置において、規制部材21aの位置を回
転体の回転方向に切り換える切換機構21cを備える。
切換機構21cを作動させるだけで回転体15の回転を
規制している規制部材21aの位置を調整することがで
き、回転体15の回転可能な角度範囲を容易に調整でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置を用
いたテレビやビデオカメラなどの支持物を種々の姿勢に
調整することが可能な支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の支持装置として、例え
ば、病院のベッドなどに取り付けられる支持装置が挙げ
られる。この支持装置は、患者がベッドでテレビ番組な
どを楽な姿勢で視聴できるように多関節アームを備えて
おり、液晶テレビの姿勢を様々に調節できるように構成
されている。
【0003】支持物である液晶テレビは、多関節アーム
の先端部側で懸垂姿勢に保持された筒状の保持部に対し
て同軸に、かつ回転自在に取り付けられた筒状の回転体
に対して通常時に液晶面がほぼ平行姿勢、つまり、液晶
面がほぼ垂直となるように取り付けられている。液晶テ
レビは、両端部が左右方向に手で揺動されるように回転
されて、その映像が見やすくなるように支持装置の設置
者によって調整される。
【0004】なお、回転体の上端部は保持部の下部から
挿通された状態になっており、回転体の上端部に形成さ
れた凸状部が、保持部の内周面の一部位に配設された係
止片により、例えば300°以上回転しないように回転
可能な角度範囲が規制されている。この規制は、回転体
が同一方向に回転され続けることにより、液晶テレビに
接続されている配線がねじ切られてしまうといった不都
合を回避することを主目的としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、液晶テレビの姿勢を左右方向に振って
も見やすい姿勢に調節できなかった場合には、保持部の
内周面に配設されている係止片の位置を移動させるため
に、一旦、回転体を保持部から取り外し、次いで保持部
の内周面に配設されている係止片の位置を異なる位置に
移動させる作業を行う必要がある。つまり、角度調整の
ために分解作業を伴うので支持装置の調整が非常に煩雑
であるという問題がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、回転を規制する規制部材の位置を容易
に切り換え可能な構成を採用することにより、回転体の
回転可能な角度範囲を容易に調整することができる支持
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の支持装置は、支持物を取り付ける
回転体と、前記回転体を回転自在に保持する保持部と、
この保持部に対する回転体の所定角度以上の回転を規制
する規制部材とを備えて、前記支持物を回転自在に支持
する支持装置において、前記規制部材の位置を回転体の
回転方向に切り換える切換機構を備えていることを特徴
とするものである。
【0008】また、請求項2に記載の支持装置は、請求
項1に記載の支持装置において、前記保持部は、筒状を
呈し、前記回転体は、前記保持部の内周面を移動する突
片が形成されているとともに、前記規制部材は、前記保
持部内で対向配置された一対の係止片を備え、前記切換
機構は、前記一対の係止片を前記保持部の直径方向に移
動可能に取り付ける取付部材を備え、前記取付部材を直
径方向に移動させて、いずれか一方の係止片を保持部の
内周面に当接させるようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0009】また、請求項3に記載の支持装置は、請求
項1に記載の支持装置において、前記保持部は、筒状を
呈し、前記回転体は、前記保持部の内周面を移動する突
片が形成されているとともに、前記規制部材は、前記保
持部の内周面に突出した係止片を備え、前記切換機構
は、前記係止片を保持部の周方向に移動可能であって、
任意の位置に固定するための固定手段を備え、前記係止
片を保持部の周方向における任意の位置に移動させて固
定するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項4に記載の支持装置は、請求
項1に記載の支持装置において、前記保持部は、筒状を
呈し、前記回転体は、前記保持部の内周面を移動する突
片が形成されているとともに、前記規制部材は、前記保
持部の内周面に突出した複数個の係止片を備え、前記切
換機構は、保持部の軸方向に形成され、回転を規制する
ための作動位置または回転を許容する非作動位置に前記
複数個の係止片のいずれかを固定するための固定手段を
備え、前記複数個の係止片のいずれかを作動位置に固定
するようにしたことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項5に記載の支持装置は、請求
項1に記載の支持装置において、前記保持部は、筒状を
呈し、前記回転体は、前記保持部の内周面を移動する突
片が形成されているとともに、前記規制部材は、前記保
持部の内周面から突出した係止片を備えて保持部の外周
面形状とほぼ同じ内周面形状を呈し、保持部の外周面に
着脱自在の取付け部材からなり、前記切換機構は、前記
保持部の周方向に形成された複数個の貫通孔であり、前
記係止片がいずれかの貫通孔から突出するように前記取
付部材を保持部に取り付けるようにしたことを特徴とす
るものである。
【0012】また、請求項6に記載の支持装置は、請求
項2に記載の支持装置において、前記取付部材は、保持
部に形成された一対の小孔に緩挿された軸を備え、この
軸の両端部が保持部の外周面とほぼ同じ面あるいは外周
面より内側に位置していることを特徴とするものであ
る。
【0013】また、請求項7に記載の支持装置は、請求
項1ないし6に記載の支持装置において、前記保持部と
前記回転体の内部には支持物への配線が挿通されている
ことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、切換機構を作
動させるだけで回転体の回転を規制している規制部材の
位置を調整することができる。
【0015】また、請求項2に記載の発明によれば、取
付部材を保持部の直径方向に移動させて一対の係止片の
一方をその内周面に当接させると、他方の係止片と保持
部の内周面との間には隙間ができて回転体が回転するこ
とを許容するが、内周面に当接した係止片により回転を
規制でき、回転の規制位置を調整できる。
【0016】また、請求項3に記載の発明によれば、係
止片を保持部の周方向の任意の位置に移動させて固定手
段で固定すれば、保持部の内周面に突出した係止片によ
り回転が規制される位置を調整できる。
【0017】また、請求項4に記載の発明によれば、固
定手段により係止片のいずれかを作動位置に固定すれ
ば、保持部の内周面に突出した係止片により回転が規制
される位置を調整できる。
【0018】また、請求項5に記載の発明によれば、係
止片がいずれかの貫通孔から突出するように取付け部材
を保持部の外周面に取り付ければ、保持部の内周面に突
出した係止片によって回転が規制される位置を調整でき
る。
【0019】また、請求項6に記載の発明によれば、取
付部材を構成する軸の両端部が保持部の外周面から大き
く突出しないので、装置の設置者以外の者には容易に調
整することができない。
【0020】また、請求項7に記載の発明によれば、支
持装置における配線の露出を少なくすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。 <第1実施例>図1は本発明に係る支持装置の概略構成
を示す外観図であり、図2は支持装置に支持された液晶
テレビ部分を示す側面図である。また、図3は要部を示
す分解斜視図であり、図4ないし図6は動作説明に供す
る図である。
【0022】本実施例に係る支持装置は、病院のベッド
のフレームなどに取り付けられて固定されるベース部1
と、水平軸周りに回動する第1回動部3と、垂直方向に
揺動するように一端側が第1回動部3に取り付けられた
第1アーム5と、この第1アーム5の他端側に配設され
た第2回動部7と、この第2回動部7に、垂直方向に揺
動するように一端側が取り付けられた第2アーム9と、
この第2アーム9の他端側に配設された第3回動部11
と、垂直方向に揺動するように第3回動部11に対して
取り付けられた保持部13と、垂直軸C1周りに回転自
在に保持部13に対して取り付けられた回転体15と、
この回転体15に対して水平軸周りに回転可能に取り付
けられた液晶テレビ17とを備えている。この支持装置
は、第1回動部3ないし第3回動部11に内蔵された機
構により液晶テレビ17の液晶面が常にほぼ垂直に保た
れるようになっている。
【0023】なお、上記の液晶テレビ17は、本発明に
おける支持物に相当するものであるが、液晶テレビ17
に代えて撮影手段であるカメラや照明手段であるランプ
などを支持物として回転体15に取り付けるようにして
もよい。
【0024】図3に示すように、筒状の保持部13は第
1片13aと第2片13bとから構成されており、その
底部には回転体15の上部を受け入れるための開口を形
成するように内側に向かって短く延出されてなる鍔部1
9が形成されている。第2片13bの内側であって鍔部
19の上方には、回転体ストッパー21の上下位置を規
制する、平面視で半円状のガイドリブ23が垂直方向に
一定間隔を空けて2箇所に形成されている。これらのガ
イドリブ23の間には、回転体ストッパー21の水平方
向の位置を、後述するように2箇所に規制するための規
制凸部25が形成されている。第1片13a,第2片1
3bのガイドリブ23に沿った位置には、回転体ストッ
パー21を取り付けるとともに回転体ストッパー21の
位置を移動させるための取付け穴27が形成されてい
る。
【0025】回転体ストッパー21は、保持部13内で
対向するように配置された一対の係止片21aを備えて
いる。これらの係止片21aは、平面視コの字状で薄肉
に形成された接続片21bと、棒状の取付部材21cと
ともに一体的に樹脂で成形されている。また、切続片2
1bの外側面には、上述した規制凸部25と作用する、
水平方向に突出した移動凸部21dが形成されている。
【0026】なお、上述した係止片21aが本発明にお
ける規制部材に相当し、取付部材21cが本発明におけ
る切換機構に相当する。
【0027】筒状を呈する回転体15の上部には、外周
部分を内部に絞り込んだ形状を有する係合部31が形成
されているとともに、その上縁の一部位には上述した規
制片21cと作用する突片33が形成されている。
【0028】上述したように形成されている保持部13
と回転体15は、まず、回転体ストッパー21が第2片
13bのガイドリブ23に嵌め込まれ、次いで、回転体
15が、その係合部31を第2片13bの鍔部19に摺
動自在となるように合わせられる。そして、第1片13
aが第2片13bに合わせられた後、固定ネジ35で固
定されて組み立てられるようになっている。この状態で
も、取付部材21cの両端部は取付け穴27から周囲に
突出しないようになっている。
【0029】また、図示省略しているが、ベース部1か
ら第2回動部7等を経て液晶テレビ17へ接続されてい
る電源コードやアンテナ線などの配線は、保持部13と
回転体15の部分ではそれらの内部空間を経て液晶テレ
ビ17に接続されている。したがって、外部への配線の
露出が少ないので、支持装置の美観を高めることがで
き、さらに液晶テレビ17を移動する際に配線を周囲の
物に掛けてしまうような不都合も防止することができ
る。
【0030】このように構成された支持装置では、次の
ように回転体15の回転角度範囲が切り換えられるよう
になっている。
【0031】図4の状態は、下の取付け穴27側から
上に向けて、先が細く固い道具(例えば、ボールペン)
により取付部材21cが押し込まれた状態である。この
状態では、上側の係止片21aが保持部13の内周面に
当接しているので、回転体15の突片33の移動がその
係止片21aで規制される。したがって、回転体15の
回転角度範囲はθaに規制されることになる。
【0032】上記の状態から回転角度範囲を切り換え
るには、先が細く固い道具により上の取付け穴27側か
ら下に向けて取付部材21cを押し込む。すると回転体
ストッパー21の下方への移動が、その移動凸部21d
と保持部13の規制凸部25とにより一旦は規制される
が、そのまま道具を押し込むと弾性を有する接続片21
bがたわみ、移動凸部21dが規制凸部25を乗り越え
て「カチッ」というクリック音とともに図5の状態を経
て図6のような状態に移る。これにより設置者による作
業の確認を音でも行うとができ、また中途半端な位置に
係止片21aがとまってしまう不具合を防止できる。
【0033】図6に示す状態は、下側の係止片21a
が保持部13の内周面に当接しているので、回転体15
の突片33の移動がその係止片21aで規制された状態
である。したがって、回転体15の回転角度範囲は、上
述した回転角度範囲θaとは逆のθbに規制されること
になる。
【0034】このように取付部材21cを保持部13の
直径方向に移動させて一対の係止片21aを移動させる
と、内周面に当接した係止片21aによって回転体15
の回転の規制位置を調整できる。したがって、取付部材
21cを保持部13の直径方向に移動させるだけで、回
転体15の回転可能な範囲を容易に調整することができ
る。
【0035】また、取付部材21cを構成する軸の両端
部が保持部13の外周面から大きく突出しない構成を採
用しているため装置の設置者以外の者に簡単には調整す
ることができない。したがって、不用意な調整を行って
装置にトラブルが生じることを防止できる。
【0036】<第2実施例>図7および図8を参照して
第2実施例について説明する。なお、第1実施例と同じ
構成については同符号をつけることで詳細な説明につい
ては省略する。
【0037】本実施例における保持部13の側面には、
周方向にほぼ半周にわたる長穴41が形成されていると
ともに、長穴41内に係合凸部43aを嵌め込んだ状態
のブロック状の係止片43が保持部13の内周面側に突
出した状態で固定ネジ45によって固定されている。し
たがって、固定ネジ45を緩めて長穴41に沿い係止片
43を移動させると、長穴41内の任意の位置に係止片
43を移動させることができる。これによって回転体1
5の回転に伴う、突片33の移動を規制する位置を調整
することができる。
【0038】なお、上述した固定ネジ45が本発明の固
定手段に相当する。
【0039】上記のように構成された実施例装置によれ
ば、係止片43を保持部13の周方向の任意の位置に移
動させて固定ネジ45で固定するだけで、係止片43に
よって回転が規制される位置を調整できて回転体15の
回転可能な角度範囲を容易に調整できる。
【0040】<第3実施例>図9および図11を参照し
て第3実施例について説明する。なお、上記の各実施例
と同じ構成については同符号を付して詳細な説明につい
ては省略する。
【0041】支持装置における保持部13の側面には、
その軸方向に二つの長穴47が形成されており、さらに
二つのブロック状の係止片43が保持部13の内周面側
に突出した状態で各々固定ネジ45によって位置を固定
されている。例えば、図11に示すように二つの固定ネ
ジ45のうち右側のものを緩め、長穴47の上側にあた
る非作動位置Haから長穴47の下側にあたる作動位置
Hbに移動させて係止片43を移動させると、作動位置
Hbにある係止片43が回転体15の回転に伴う突片3
3の移動を規制することができる。
【0042】なお、上記の固定ネジ45は、本発明の固
定手段に相当するものである。
【0043】上述した第3実施例では長穴47を二つと
しているが、本発明はこの個数に限定されるものではな
く複数個であれば同様の効果を奏することができる。例
えば、3つ、あるいは4つ以上の長穴47を形成するよ
うにしてもよい。
【0044】<第4実施例>図12および図13を参照
して第4実施例について説明する。なお、上述した各実
施例と同じ構成については同符号を付す。
【0045】保持部13は、その側面の二箇所に矩形状
の貫通孔49が形成されている。貫通孔49の一方に
は、弾性材料からなり平面視Cの字状を呈する湾曲部材
51(取付け部材)の内側から突出形成された係止片5
1aが嵌入されている。湾曲部材51の内周面形状は保
持部13の外周面形状とほぼ一致しており、湾曲部材5
1を保持部13に取り付けた際に密着して外れにくくな
っている。
【0046】この実施例によると、湾曲部材51を保持
部13の外周面から剥がすように取り外して、係止片5
1aを周方向の異なる貫通孔49に嵌め込むだけで回転
体15の突片33の位置を規制でき、回転可能な角度範
囲を容易に調整することができる。
【0047】なお、この実施例では貫通孔49を二つと
しているが、例えば、3つ、あるいは4つ以上の貫通孔
49を形成するようにしてもよい。
【0048】上述した第1ないし第4実施例では、複数
個の回動部と複数本のアームを備えた支持装置を例に採
って説明しているが、本発明はそのような構成が必須と
いうわけではなく、保持部と回転体とを備えて回転体の
回転角度を規制する規制部材を備えた支持装置であれば
どのような支持装置であっても本発明を適用できること
は言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、切換機構を作動させるだけで
回転体の回転を規制している規制部材の位置を調整する
ことができ、回転体の回転可能な角度範囲を容易に調整
することができる。
【0050】また、請求項2に記載の発明によれば、取
付部材を保持部の直径方向に移動させて一対の係止片を
移動させると、内周面に当接した係止片により回転を規
制できて回転体の回転の規制位置を調整できる。したが
って、取付部材を保持部の直径方向に移動させるだけ
で、回転体の回転可能な角度範囲を容易に調整すること
ができる。
【0051】また、請求項3に記載の発明によれば、係
止片を保持部の周方向の任意の位置に移動させて固定手
段で固定するだけで、係止片により回転が規制される位
置を調整できて回転体の回転可能な角度範囲を容易に調
整できる。
【0052】また、請求項4に記載の発明によれば、固
定手段により係止片のいずれかを作動位置に移動して固
定するだけで、係止片により回転が規制される位置を調
整できる。したがって、回転体の回転可能な角度範囲を
容易に調整できる。
【0053】また、請求項5に記載の発明によれば、取
付け部材を保持部の外周面から取り外して、周方向の異
なる位置に取り付けるだけで、回転可能な角度範囲を容
易に調整することができる。
【0054】また、請求項6に記載の発明によれば、取
付部材を構成する軸の両端部が保持部の外周面から大き
く突出しないので、装置の設置者以外の者には容易に調
整することができないようにすることができる。したが
って、不用意な調整を行って装置にトラブルが生じるこ
とを防止できる。
【0055】また、請求項7に記載の発明によれば、外
部への配線の露出が少ないので、支持装置の美観を高め
ることが可能であり、さらに支持物を移動中に配線を周
囲の物に掛けてしまうような不都合も防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る支持装置の概略構成を示す外
観図である。
【図2】液晶テレビ部分を示した図である。
【図3】第1実施例の要部を示す分解斜視図である。
【図4】動作説明に供する図である。
【図5】動作説明に供する図である。
【図6】動作説明に供する図である。
【図7】第2実施例の要部を示す分解斜視図である。
【図8】図7の横断面図である。
【図9】第3実施例の要部を示す分解斜視図である。
【図10】図9の横断面図である。
【図11】図9の縦断面図である。
【図12】第4実施例の要部を示す分解斜視図である。
【図13】図12の横断面図である。
【符号の説明】
13 … 保持部 15 … 回転体 17 … 液晶テレビ 19 … 鍔部 21 … 回転体ストッパー 21a … 係止片 21b … 接続片 21c … 取付部材 21d … 移動凸部 23 … ガイドリブ 25 … 規制凸部 27 … 取付け穴 31 … 係合部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持物を取り付ける回転体と、前記回転
    体を回転自在に保持する保持部と、この保持部に対する
    回転体の所定角度以上の回転を規制する規制部材とを備
    えて、前記支持物を回転自在に支持する支持装置におい
    て、 前記規制部材の位置を回転体の回転方向に切り換える切
    換機構を備えていることを特徴とする支持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の支持装置において、 前記保持部は、筒状を呈し、 前記回転体は、前記保持部の内周面を移動する突片が形
    成されているとともに、 前記規制部材は、前記保持部内で対向配置された一対の
    係止片を備え、 前記切換機構は、前記一対の係止片を前記保持部の直径
    方向に移動可能に取り付ける取付部材を備え、 前記取付部材を直径方向に移動させて、いずれか一方の
    係止片を保持部の内周面に当接させるようにしたことを
    特徴とする支持装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の支持装置において、 前記保持部は、筒状を呈し、 前記回転体は、前記保持部の内周面を移動する突片が形
    成されているとともに、 前記規制部材は、前記保持部の内周面に突出した係止片
    を備え、 前記切換機構は、前記係止片を保持部の周方向に移動可
    能であって、任意の位置に固定するための固定手段を備
    え、 前記係止片を保持部の周方向における任意の位置に移動
    させて固定するようにしたことを特徴とする支持装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の支持装置において、 前記保持部は、筒状を呈し、 前記回転体は、前記保持部の内周面を移動する突片が形
    成されているとともに、 前記規制部材は、前記保持部の内周面に突出した複数個
    の係止片を備え、 前記切換機構は、保持部の軸方向に形成され、回転を規
    制するための作動位置または回転を許容する非作動位置
    に前記複数個の係止片のいずれかを固定するための固定
    手段を備え、 前記複数個の係止片のいずれかを作動位置に固定するよ
    うにしたことを特徴とする支持装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の支持装置において、 前記保持部は、筒状を呈し、 前記回転体は、前記保持部の内周面を移動する突片が形
    成されているとともに、 前記規制部材は、前記保持部の内周面から突出した係止
    片を備えて保持部の外周面形状とほぼ同じ内周面形状を
    呈し、保持部の外周面に着脱自在の取付け部材からな
    り、 前記切換機構は、前記保持部の周方向に形成された複数
    個の貫通孔であり、 前記係止片がいずれかの貫通孔から突出するように前記
    取付部材を保持部に取り付けるようにしたことを特徴と
    する支持装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の支持装置において、 前記取付部材は、保持部に形成された一対の小孔に緩挿
    された軸を備え、この軸の両端部が保持部の外周面とほ
    ぼ同じ面あるいは外周面より内側に位置していることを
    特徴とする支持装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6に記載の支持装置にお
    いて、 前記保持部と前記回転体の内部には支持物への配線が挿
    通されていることを特徴とする支持装置。
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