JPH10224713A - 腕部装着型映像装置 - Google Patents

腕部装着型映像装置

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JPH10224713A
JPH10224713A JP2189397A JP2189397A JPH10224713A JP H10224713 A JPH10224713 A JP H10224713A JP 2189397 A JP2189397 A JP 2189397A JP 2189397 A JP2189397 A JP 2189397A JP H10224713 A JPH10224713 A JP H10224713A
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JP
Japan
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power supply
wrist
arm
video
user
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Application number
JP2189397A
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English (en)
Inventor
Shuichi Ito
秀一 伊藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像装置を手首などの腕部に装着し、必要に
応じて映像表示面の水平方向の角度を変えて映像を見る
ことができる腕部装着型映像装置を得ること。 【解決手段】 本発明の腕部装着型映像装置1は、使用
者の手首Wに装着できる長さのベルト2の中間部に映像
表示部20の電源部10を装着し、この電源部10に対
して平行な面で回動できる機構(例えば、ラチェット機
構)で前記映像装置の映像表示部20を装着した構造で
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手首など腕部に装
着して映像を見ることができる腕部装着型映像装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、液晶表示装置(以下、単に「LC
D」と記す)などを用いた超小型の映像装置が販売され
ているが、このような映像装置は、例えば、電車に乗車
中、スポーツの観戦時などにポケットなどに入れて携帯
し、映像を見る場合には、これを取り出し、掌で持っ
て、映像表示面の角度を調整しながら映出されるTV放
送の映像を見ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような使
用方法は、フリーハンドにはならず、不便であるという
課題がある。
【0004】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするものであって、映像装置を手首などの腕部に装着
し、必要に応じて映像表示面の角度を変えて映像を見る
ことができる腕部装着型映像装置を得ることを課題とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の腕部装着型映像装置は、使用者の手首など
の腕部に装着できる長さのベルトの中間部に映像装置の
電源部を装着し、この電源部に対して平行な面で回動で
きる機構で前記映像装置の映像表示部を装着した構造で
構成して、前記課題を解決している。
【0006】従って、本発明の腕部装着型映像装置は、
使用者がその映像装置の映像表示部を自分の見やすい回
動角度に設定して見ることができ、そしてフリーハンド
状態でおられる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の腕部装着型映像装置の実施例を説明する。図1は本
発明の腕部装着型映像装置の外観図であって、同図Aは
その或る使用状態を示す平面図、同図Bは他の使用状態
を示す平面図であり、図2は図1に示した腕部装着型映
像装置を手首に装着した状態を示す斜視図であり、図3
は図1AのA−A線上における断面図であり、図4は図
3に示した腕部装着型映像装置の映像表示部を外して電
源部の内面を見た状態の平面図であり、そして図5は本
発明の腕部装着型映像装置の電気回路の構成ブロック図
である。
【0008】先ず、図1及び図2を参照しながら、本発
明の腕部装着型映像装置の構成及び使用形態を説明す
る。これらの図において、符号1は本発明の腕部装着型
映像装置を指す。この腕部装着型映像装置1はベルト2
と電源部10(図1B)と映像表示部20とから構成さ
れている。その電源部10は使用者の手首Wに装着でき
る長さのベルト2の中間部に装着、固定される。前記映
像表示部20はこの電源部10の平面に対して平行な面
内で回動できる機構で、その電源部10の内面に装着さ
れている。
【0009】図1Aは前記ベルト2の長手方向に対して
映像表示部20を、その水平走査線が直角になるように
装着されている場合を示していて、同図Bは同図Aの装
着状態からその映像表示部20を90°の角範囲だけ回
動させて、映像表示部20のLCD46の水平走査線が
ベルト2の長手方向と同一の方向になるように向きを変
えた状態を示したものである。腕部装着型映像装置1の
ベルト2への装着は、前記の逆でもよく、前記ベルト2
の長手方向に対して映像表示部20を、そのLCD46
の水平走査線が同一方向になるように装着するようにし
てもよい。
【0010】前記のように腕部装着型映像装置1を構成
することにより、使用者は本発明の腕部装着型映像装置
1を、例えば図2に示したように、手首Wに装着するこ
とができる。使用者は手首Wに腕部装着型映像装置1を
装着した状態で腕を曲げ、そしてその状態の腕を楽に支
えることができる状態まで曲げ、その曲げ状態で前記映
像表示部20を回動させ、例えば、矢印Aまたは矢印B
で示したように、映像表示面47に映出される映像が自
分に見やすい角度になるように調節する。例えば、電車
などに乗車し、吊り革に掴まっている場合には、その吊
り革を掴んでいる腕の手首Wに腕部装着型映像装置1を
装着して、前記のように映像表示部20を回動、調節す
ると、比較的長い時間の間、楽に映像を楽しむことがで
きる。なお、図2では、本発明の腕部装着型映像装置1
を手首に装着した状態を示したが、手首のみならず上下
腕部や洋服など着衣の上から腕に装着してもよい。ま
た、図2には、前記電源部10を図示することを省略し
て描いてあることを断っておく。
【0011】次に、図3及び図4を用いて、本発明の腕
部装着型映像装置1の回動機構の一例を説明する。この
腕部装着型映像装置1本体が電源部10と映像表示部2
0とから構成されていることを先に記した。電源部10
はケース11を基に構成されていて、このケース11の
一部を切り起こし、円筒状の内周面に係合溝が形成され
た回動受け部12が形成されている。そしてこのケース
11の中央部には電池収納部13が形成されており、そ
の下部には電池収納蓋14が、その上面の内方(中央
部)には、複数本の、図示の例では、4本の環状の電源
供給用端子30が同心円的(図4)に形成されており、
そして外方(外周部)には複数個の下部回動ストッパー
31が所定の角間隔で形成されている。
【0012】前記映像表示部20はシャシー21とカバ
ー22とから構成された中空のケース23を基に構成さ
れている。このシャシー21はその外形が角形凹構造に
形成されており、そのシャシー21の下面周辺部にはそ
の一部を切り起こした、前記回動受け部12の係合溝に
係合できる大きさでフック状の複数個の回動係止部24
が同一円上に形成されている。これらの回動係止部24
は円筒で形成し、その円周縁の鍔を係止部としてもよ
い。そして、その同一面の内方(中央部)には、複数本
の、図示の例では、4本の環状の電源供給用摺動子40
が前記各電源供給用端子30に対応して同心円的(図
4)に形成されている。
【0013】そしてまた、その外方(外周部)には前記
各下部回動ストッパー31と衝合できる位置に上部回動
ストッパー41が形成されている。この上部回動ストッ
パー41は、例えば、板バネで構成されており、下部回
動ストッパー31との係合状態から次の下部回動ストッ
パー31まで映像表示部20を回動させる時には、その
係合状態の下部回動ストッパー31を乗り越えられる材
質のものである。これら下部回動ストッパー31と上部
回動ストッパー41とは、いわゆるラチェット機構であ
って、半固定型の角度調整を実現できる。なお、このよ
うなラチェット機構に代えて、例えば、摩擦ブレーキ機
構を採り入れることにより無限(360度)の回動角度
の調整を行うことができる。
【0014】前記カバー22は前記シャシー21の開口
面積と同一寸法の角形凹構造に形成されており、シャシ
ー21に蝶番などで連結されていて、映像表示部20の
補修などの時にそのカバー22を開けることができるよ
うに構成されている。また、両者で構成される空間には
後記する各種の電子部品が収納される。このカバー22
の、例えば、中央部には開口25が形成されており、そ
の開口25はLCD46の映像表示面47を保護する透
明な保護パネル26で覆われる。なお、シャシー21と
カバー22との係合手段は図示していないが、既存の嵌
合手段を用いることができる。
【0015】前記電源部10は、そのケース11の電池
収納部13に電池収納蓋14を開閉して、一個または複
数個の、例えば、ペーパーバッテリのような電池Bが収
納される。これらの電池Bの電極は前記電源供給用端子
30に接続されている。また、前記映像表示部20のシ
ャシー21には、その底面にフレキシブル配線基板42
が配設、固定されている。このフレキシブル配線基板4
2上には映像を受信し、表示する電子回路を構成するR
Fモジュレータ43、コンデンサ44、集積回路45な
どが搭載されている。
【0016】そして、前記カバー22の開口25には、
その内部から映像装置、例えば、ポリシリコン液晶パネ
ルで構成されているLCD46の映像表示面47が臨む
ように、LCD46が装着されており、その表面は前記
保護パネル26で覆われている。その映像表示面47の
一部分は時間表示部48(図3及び図4)として小型L
CDで構成するようにしてもよい。符号49は液晶用の
バックライトを指す。このLCD46と前記電子回路と
は前記フレキシブル配線基板42の一部分42で接続さ
れている。
【0017】以上説明した構造を採ることにより、図2
に示したように、手首Wに腕部装着型映像装置1を装着
して、そのLCD46の映像表示面47を見やすい水平
面内の角度に設定したい場合には、前記映像表示部20
の外周部を摘んで、その映像表示部20を電源部10に
対して回動させると、その映像表示部20の下部に形成
されている回動係止部24が回動受け部12に摺動、案
内され、そして上部回動ストッパー41が下部回動スト
ッパー31に係合して、その所望の角度位置で映像表示
部20を係止することができる。電子回路への電源の供
給は、電源部10の電池収納部13に収納されている電
池Bから電源供給用端子30、電源供給用摺動子40、
フレキシブル配線基板42を通じて行うことができる。
【0018】図5に、一例として、前記腕部装着型映像
装置1の電気回路の構成ブロック図を示した。図1乃至
図4に示した構成部分と同一の構成部分には同一の符号
を付した。
【0019】図3に示した実施例では、ケース11を電
池収納部13とし、この電池収納部13に電池Bを収納
して、映像表示部20の電源部10としたが、この電源
部10には、電池Bの他に他の部品、例えば、電源回路
部品を収納してもよい。要するに、本発明において、
「電源部10」とは少なくとも電池Bが収納されている
部分であり、「映像表示部20」とは少なくともLCD
46のような映像装置が収納されている部分であること
を断っておく。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の腕部装着
型映像装置は、使用者が映像を見るために腕を水平方向
に移動させることなく、使用者の視覚に合った角度に映
像表示部の映像表示面を回動させ、設定することがで
き、そしてフリーハンド状態でおられるなどの優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の腕部装着型映像装置の外観図であっ
て、同図Aはその或る使用状態を示す平面図、同図Bは
他の使用状態を示す平面図である。
【図2】 図1に示した腕部装着型映像装置を手首に装
着した状態を示す斜視図である。
【図3】 図1AのA−A線上における断面図である。
【図4】 図3に示した腕部装着型映像装置の映像表示
部を外して電源部の内面を見た状態の平面図であり、そ
して図5は本発明の腕部装着型映像装置の構成電気回路
の結ブロック図である。
【図5】 本発明の腕部装着型映像装置の電気回路の構
成ブロック図である。
【符号の説明】
1…本発明の実施例である腕部装着型映像装置、2…ベ
ルト、10…電源部、11…ケース、12…回動受け
部、13…電池収納部、20…映像表示部、23…ケー
ス、24…回動係止部、25…開口、26…保護パネ
ル、30…電源供給用端子、40…電源供給用摺動子、
41…上部回動ストッパー、42…フレキシブル配線基
板、46…LCD、47…LCD46の映像表示面、4
8…時間表示部、B…電池、W…手首

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の手首に装着できる長さのベルト
    の中間部に映像装置の電源部を装着し、この電源部に対
    して平行な面で回動できる機構で前記映像装置の映像表
    示部が装着されていることを特徴とする腕部装着型映像
    装置。
JP2189397A 1997-02-05 1997-02-05 腕部装着型映像装置 Pending JPH10224713A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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