JP2001020520A - コーナー型枠用締結金具 - Google Patents

コーナー型枠用締結金具

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JP2001020520A
JP2001020520A JP2000189067A JP2000189067A JP2001020520A JP 2001020520 A JP2001020520 A JP 2001020520A JP 2000189067 A JP2000189067 A JP 2000189067A JP 2000189067 A JP2000189067 A JP 2000189067A JP 2001020520 A JP2001020520 A JP 2001020520A
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JP
Japan
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corner
rod
concrete
fitted
formwork
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Pending
Application number
JP2000189067A
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English (en)
Inventor
Takuji Takashima
卓司 高島
Tomoharu Noguchi
友春 野口
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Takashima Co Ltd
Takashima and Co Ltd
Original Assignee
Takashima Co Ltd
Takashima and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コーナー型枠とコンクリート型枠との締結のた
めの、型枠に傷を付けないような好ましい締結金具が存
在しなかった。 【解決手段】 コーナー型枠用の締結金具を一対の係止
部材7で構成し、各係止部材7は、当て板8と、この当
て板8の片面上に突設した嵌入杆9と、この嵌入杆9よ
り所定距離離れた当て板8の位置に対となっている他の
係止部材の当て板がはまり込むことができる切り欠き部
10とを有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、コン
クリート建造物における壁、天井、柱等を構築するため
のコンクリート型枠うち、特に直交するコンクリート型
枠の交差部(コーナー部)に用いられるコーナー型枠固
定用の締結金具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、本件出願人によって実用的なFR
P製のコンクリート型枠11(図5参照)が提案され
(実公平7−43355号公報参照)、その転用性の秀
逸、扱い易さ等のメリットから、建築業者のみならず現
場作業者の間で高い評価を受け、合板製型枠に代わって
その利用範囲が拡大しつつある。
【0003】図6、図7に示すようにコンクリート建造
物における壁等では中間にコンクリートCの打設空間を
形成すべく相対向して上記FRP製コンクリート型枠1
1を設け、両型枠11をセパレータ17aやばた角18
等で固定している。隣接した型枠同士は型枠縁材に設け
てある締結孔16(図5)を利用して締結金具19によ
って連結固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンクリート建造物の
コーナー部(例えば、壁と壁とが直交する交差部)に
は、木製の角材(加工桟木)が直交する型枠の隅部に設
けられて型枠の隅部構造を形成している。しかし、型枠
と桟木を数本のビスと金具を用いて両型枠を連結するた
め、作業に手間がかかる。また、釘打ちで型枠と桟木を
固定した場合には、型枠に釘傷が残り好ましくない。桟
木は破損し易く、また、一度使用すればコンクリートの
「のろ」が付着して再利用は困難であり、転用性が殆ど
望めない。
【0005】そこで、このような問題を解消すべき、コ
ンクリート建造物のコーナー部におけるコーナー型枠用
締結金具が切望されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この出願発明のコーナー型枠用締結金具は、この
コーナー型枠用の締結金具は、一対の係止部材で構成
し、各係止部材は、当て板と、この当て板の片面上に突
設した嵌入杆と、この嵌入杆より所定距離離れた当て板
の位置に対となっている他の係止部材の当て板がはまり
込むことができる切り欠き部とを有してなるものであ
る。これは、上記コーナー型枠を他の隣接するコンクリ
ート型枠に固定したり、型枠から取り外したりするのが
簡単で手間がかからない。また、この係止部材の当て板
を長方形状の平板で構成するのが構造が簡素化されて都
合がよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図面
を参照しながら説明する。
【0008】まず、本願の締結金具の適用対象であるコ
ーナー型枠を図1と図2に基いて説明する。
【0009】図1はそのコーナー型枠1の使用例(これ
は壁と壁のコーナー部に使用した例)を示す平断面図で
ある。互いに直交するコンクリート型枠11の交差部に
コーナー型枠1が配される。このコーナー型枠1に隣接
しているコンクリート型枠11は、図5に示すように長
方形状の面板12の周囲を取り囲む縁材13、この縁材
13間に架設された中間補強リブ14と十字状の平板リ
ブ15と有する。そして、縁材13の側面に締結孔16
が所定間隔で設けてある。十字状平板リブ15の中央に
はセパレータ取着孔17が開口している。
【0010】図2は、上記コーナー型枠1の部分的な拡
大斜視図である。コーナー型枠1は、正方形断面をした
ボックス(中空)状の長い部材で構成されている。各辺
2a、2b、3a、3bの長さは、隣接するコンクリー
ト型枠11の縁材13の高さに等しい(図4参照)。直
交する2つの面2a、2bにそれぞれ嵌入溝4がコーナ
ー型枠11の締結孔16と同じ間隔で設けてある。嵌入
溝4が設けられていない他の直交する2面3a、3bは
打設されたコンクリートと接す面である。この嵌入溝4
は、後述するように係止部材7の嵌入杆9(図3)を嵌
入するためにあり、従って、通常コンクリート型枠11
の縁材13に設けたと同じ円孔としてもよいが、コンク
リート型枠の長手方向に延びた溝状に形成するのが好ま
しい。そうすれば嵌入溝4と締結孔16の長手方向のず
れは許容されるから、コンクリート型枠1のコンクリー
ト型枠11に対する後述の締結金具による固定作業が容
易となる。従って、コーナー型枠1に設けた嵌入溝4
は、図4に示すように交差部に配置された時にコンクリ
ート型枠11の締結孔16に一致する高さ位置にある。
【0011】上記コーナー型枠1は、前述の通り正方形
断面のボックス状になっているが、嵌入溝4が存在する
辺2aと2bに挟まれた対角線上位置に対角リブ5が補
強のために設けてある。対角リブ5を長手方向にこのま
ま延設すれば強度的に優れたコーナー型枠が得られる。
この場合、対角リブ5を挟んで両側に対称的に三角形状
の空洞部6が存在することになる。対角リブ5の幅(厚
さ)は、図4に示すように係止部材7の嵌入杆9を嵌入
したときにその嵌入杆9の先端がこの対角リブ5に当た
らない程度に設定される。かかるコーナー型枠の材質
は、ガラス繊維やタルク等の無機フィラーを補強材とし
て含むポリプロピレンをマトリックスとしたもの(無機
フィラー強化プラスチック)であり、通常押し出し成形
により製造される。従って、この製品ではコンクリート
との接触面は平滑でありコンクリートの付着は殆どない
から転用性に優れる。
【0012】正方形断面のコーナー型枠1の一辺の長さ
は、上述したようにコンクリート型枠の縁材13の高さ
と一致しているが、これは、図4のように直交するコン
クリート型枠11の両端の縁材13にコーナー型枠1の
辺2a、2bが接した時にコンクリート型枠11からは
みでないようにするためである。この時コーナー型枠1
はコンクリート型枠11と連らなりコーナー部を形成す
る。このためコーナー型枠1とコンクリート型枠11と
の寸法的な連結性がよい。
【0013】図3(a)(b)は、コーナー型枠用の締結金具
を構成するひとつの係止部材7の正面図と平面図であ
る。締結金具Tとしては、図4に示すように一対の係止
部材7からなる。各係止部材7は次のように構成されて
いる。すなわち、片端が半円弧状をした略長方形状の当
て板8において、半円弧の中心位置に円柱状の嵌入杆9
が植設され、所定長さ突出している。嵌入杆9の先端は
テーパー状に形成されている。この嵌入杆9から所定距
離おいて他端側に矩形状の切り欠き部10が形成されて
いる。当て板8は、通常平板で構成されるが、少なくと
も嵌入杆9を設ける面は平面として、縁材13に接する
ようにするとよい。
【0014】コーナー型枠1をコンクリート型枠11の
交差部において固定する場合には、図4(a)斜視図、(b)
断面図に示すように、一つの係止部材7の嵌入杆9をコ
ンクリート型枠11の締結孔16からコーナー型枠1の
嵌入溝4まで嵌入して先端がコーナー型枠1の空洞部6
に突き出るようにし、係止部材7の片面をコンクリート
型枠11の縁材13の内面に当てて沿わせる。もう一方
の係止部材7を同様に他のコンクリート型枠11の締結
孔16から嵌入する。そして、先にセットした係止部材
7と交差させ、切り欠き部8同士を係合し、両係止部材
7を係着する。これにより、コーナー型枠1は2軸又は
3軸方向の方向の動きが規制されてコーナー部に固定さ
れることになる。
【0015】
【発明の効果】本願発明は、以上説明したような形態で
実施され、次のような効果を奏する。
【0016】本願のコーナー型枠用の締結金具では、上
記コーナー型枠を他の隣接するコンクリート型枠に固定
したり、これより取り外したりするのが簡単で手間がか
からない。また、この係止部材の当て板を長方形状の平
板で構成するのが構造が簡素化されて都合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の締結金具の適用対象であるコーナー型枠
の使用例を示す平断面図である。
【図2】コーナー型枠の部分的な斜視図である。
【図3】本願のコーナー型枠固定用締結金具を構成する
係止部材で、(a)はその正面図、(b)は平面図である。
【図4】(a)はコーナー型枠を交差するコンクリート型
枠のコーナー部に設けた場合の要部拡大斜視図、(b)は
同断面図である。
【図5】コンクリート型枠の斜視図である。
【図6】コンクリート型枠で壁を構築する場合の部分的
斜視図である。
【図7】同要部断面図である。
【符号の説明】
1…コーナー型枠 4…嵌入溝 5…対角リブ 6…空洞部 T…締結金具 7…係止部材 8…当て板 9…嵌入杆 10…切り欠き部 11…コンクリート型枠 13…縁材 16…締結孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーナー型枠用の締結金具を一対の係止
    部材で構成し、各係止部材は、当て板と、この当て板の
    片面上に突設した嵌入杆と、この嵌入杆より所定距離離
    れた当て板の位置に対となっている他の係止部材の当て
    板がはまり込むことができる切り欠き部とを有してなる
    コーナー型枠用締結金具。
  2. 【請求項2】 係止部材の当て板を長方形状の平板で構
    成したことを特徴とする請求項1記載のコーナー型枠用
    締結金具。
JP2000189067A 2000-01-01 2000-06-23 コーナー型枠用締結金具 Pending JP2001020520A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103072197A (zh) * 2013-01-28 2013-05-01 许金锔 一种快装式混凝土模板用扣件结构装置
CN103452314B (zh) * 2013-08-16 2017-04-05 江苏万融工程科技有限公司 一种塑料模板的连接件

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