JP2001019763A - 水溶性ポリアミド - Google Patents

水溶性ポリアミド

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JP2001019763A JP11191098A JP19109899A JP2001019763A JP 2001019763 A JP2001019763 A JP 2001019763A JP 11191098 A JP11191098 A JP 11191098A JP 19109899 A JP19109899 A JP 19109899A JP 2001019763 A JP2001019763 A JP 2001019763A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水溶性に優れ、分子量が高く、エポキシ等と
の反応性を有し、強度の高いフィルム化が実現できる水
溶性ポリアミドを提供する。 【解決手段】 水溶性ポリアミドであって、前記水溶性
ポリアミドは、下記一般式で示される第1成分と、下
記一般式で示される第2成分と、ジカルボン酸成分
と、ラクタム化合物またはアミノカルボン酸成分とから
なる。 H2N−(R1−NH)m−H H2N−R3−O−(R2−O)n−R3−NH2 [ここで、R1,R3はC2もしくはC3のアルキレン
基、R2はC1〜C8のアルキレン基、mは1〜10の
整数、nは0〜200の整数を示す。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水溶性ポリアミド
に関し、特に接着剤、繊維処理剤、改質剤などに好適に
使用できる水溶性ポリアミドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より水溶性インクの改質剤、水溶性
接着剤、水性ペイントの基材、表面改質剤、繊維処理
剤、無機繊維サイジング剤、感光材の添加剤、セラミッ
クのバインダー、樹脂改質剤などには、作業時の安全性
や環境保護の点から水溶性ポリアミドが用いられてい
る。特に接着剤や改質剤として使用される水溶性ポリア
ミドには、水に溶解する性能のみならず、柔軟でかつ機
械的強度の大きいことが要求されている。
【0003】例えば、特公昭46−34619号公報に
は、下記一般式で示される成分と、ジカルボン酸成分
と、ラクタム化合物またはアミノカルボン酸成分とから
なる水溶性ポリアミドが提案されている。 H2N−(R1−NH)m−H [ここで、R1はC2もしくはC3のアルキレン基、m
は1〜10の整数を示す。] しかしながらこのような水溶性ポリアミドは、水溶性が
十分でなく、分子量が上がりにくい。従って、接着剤や
表面改質剤として使用する場合には、分子量が低いため
十分な接着強度や被膜強度が得られないという問題があ
る。
【0004】また、特開平7−84370号公報には、
下記一般式で示される成分と、ジカルボン酸成分と、
ラクタム化合物またはアミノカルボン酸成分とからなる
水溶性ポリアミドが提案されている。 H2N−R3−O−(R2−O)n−R3−NH2 [ここで、R2はC1〜C8のアルキレン基、R3はC2
もしくはC3のアルキレン基、nは0〜200の整数を
示す。] この水溶性ポリアミドは、水溶性に優れ、分子量が高く
フィルム化できるものである。しかしながらこの水溶性
ポリアミドは、分子鎖中に2級アミンを持たないため、
例えばエポキシやイソシアネートとの反応により架橋し
て、さらに強度や靭性を向上させるといった改質ができ
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
解決し、水溶性に優れ、分子量が高く、エポキシ等との
反応性を有し、強度の高いフィルム化が実現できる水溶
性ポリアミドを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討をした結果、本発明に至ったも
のである。すなわち本発明は、下記一般式で示される
第1成分と、下記一般式で示される第2成分と、ジカ
ルボン酸成分と、ラクタム化合物またはアミノカルボン
酸成分とからなることを特徴とする水溶性ポリアミドを
要旨とするものである。
【0007】 H2N−(R1−NH)m−H H2N−R3−O−(R2−O)n−R3−NH2 [ここで、R1,R3はC2もしくはC3のアルキレン
基、R2はC1〜C8のアルキレン基、mは1〜10の
整数、nは0〜200の整数を示す。]本発明によれ
ば、上記一般式で示される第1成分(以下、「一般式
で示される第1成分」を「第1成分」と称す。)を含
有することで、水溶性が付与されるとともにエポキシと
の反応性が付与される。
【0008】また、上記一般式で示される第2成分
(以下、「一般式で示される第2成分」を「第2成
分」と称す。)を含有することで、高い分子量が得られ
フィルム化が容易になり、また、第1成分だけでは十分
でなかった水溶性をさらに向上できる。また、前記第1
成分と第2成分とをジカルボン酸成分と反応させ、さら
にラクタム化合物またはアミノカルボン酸成分を含有す
ることで、フィルムの強度をさらに向上させることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の水溶性ポリアミドは、第
1成分と、第2成分と、ジカルボン酸成分と、ラクタム
化合物またはアミノカルボン酸成分とをすべて含有する
必要があり、これらすべての成分を重合もしくは縮重合
させることにより得られるものである。
【0010】第1成分は、水溶性を有するとともにエポ
キシ等との反応性を有し、架橋性を発揮して改質性を高
めるものである。しかし、この第1成分だけでは十分な
水溶性が得られず、また分子量を高めることができない
ためフィルム化することが困難である。第2成分は、エ
ーテル結合を有するため水溶性に優れ、また高い分子量
が得られるため容易にフィルム化することができる。し
かし、この第2成分だけではエポキシ等との反応性が得
られず、高い接着性や改質性が得られない。
【0011】そこで第1成分と第2成分とを共に使用し
てジカルボン酸成分と反応させることで、水溶性に優
れ、エポキシとの反応性があるため改質性に優れ、分子
量が高くフィルム化できる水溶性ポリアミドが得られ
る。しかし、上記成分だけでは、フィルム化した際に接
着性の指標となる十分な強度が得られない。そこで、ラ
クタム化合物またはアミノカルボン酸成分を加えること
で、フィルム強度に優れた水溶性ポリアミドとすること
ができる。
【0012】第1成分には、R1がC2もしくはC3の
アルキレン基を、またmが1〜10の整数であるものを
用いることができ、その具体例としては、ジエチレント
リアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペ
ンタミン、ペンタエチレンヘキサミンなどのエチレンア
ミン類が挙げられ、中でもジエチレントリアミンが適度
の反応性を持っているので好ましい。
【0013】第2成分は、R2としてC1〜C8のアル
キレン基、R3としてC2もしくはC3のアルキレン
基、nが0〜200の整数であるものを使用することが
でき、その具体例としては、ジエチレングリコールジア
ミン、トリエチレングリコールジアミン、テトラエチレ
ングリコールジアミン、ジブチレングリコールジアミ
ン、トリブチレングリコールジアミン、テトラブチレン
グリコールジアミン、ポリエチレングリコールやポリプ
ロピレングリコールの末端アミン化合物などが挙げら
れ、中でもトリエチレングリコールジアミンが好適に使
用できる。
【0014】ジカルボン酸成分の具体例としては、アジ
ピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデ
カン二酸、テレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフ
タレンジカルボン酸などが挙げられる。ラクタム化合物
成分の具体例としては、ε−カプロラクタム、ω−ラウ
ロラクタムなどが挙げられ、アミノカルボン酸成分の具
体例としては、6−アミノカルボン酸、11−アミノウ
ンデカン酸、12−アミノドデカン酸などが挙げられ
る。
【0015】第1成分と、第2成分と、ジカルボン酸成
分と、ラクタム化合物またはアミノカルボン酸成分との
配合割合について以下に述べる。以下、配合割合は全て
モル比である。第1成分と第2成分との配合割合は、
(第1成分):(第2成分)=1:1〜1:5の範囲と
することが好ましい。第1成分の配合割合が少ないと分
子量は高くなるが、少な過ぎるとエポキシとの反応性が
低下して十分な改質性が得られず、反対に第1成分の配
合割合が第2成分よりも多くなると分子量が上がりにく
くなる。
【0016】また、分子量を高くするためには、第1成
分および第2成分と反応させるジカルボン酸の配合割合
を、必然的に(第1成分と第2成分との和):(ジカル
ボン酸成分)=1:1とする必要があり、等量でない場
合には分子量が上がりにくくなる。ジカルボン酸成分
と、ラクタム化合物またはアミノカルボン酸成分との配
合割合は任意で良いが、(ジカルボン酸成分):(ラク
タム化合物またはアミノカルボン酸成分)=3:1〜
1:3の範囲にあることが好ましい。ラクタム化合物ま
たはアミノカルボン酸成分が上記範囲よりも多すぎると
水溶性が低下する傾向にあり、少な過ぎるとフィルムと
した際の強度が劣る傾向にある。
【0017】なお本発明のポリアミドには物性を損なわ
ない限り、さらに熱安定剤、酸化防止剤、染料、顔料な
どの他の添加剤を導入することができる。
【0018】
【実施例】次に実施例に基づき本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもので
はない。なお、以下の実施例、比較例における各種物性
値の測定は以下の方法により実施した。
【0019】(1)数平均分子量:重合後のポリアミド
樹脂を50℃の温度で12時間真空乾燥したのち、アミ
ノ末端基およびカルボキシル末端基を滴定により測定
し、以下の式にて数平均分子量を求めた。 (数平均分子量)=2/(アミノ末端基+カルボキシル
末端基) なお、アミノ末端基は、得られたポリアミド樹脂を0.
5g/20mlの濃度でm−クレゾールに溶解し、N/
10のp−トルエンスルホン酸で滴定し、得られた値か
ら仕込み量から計算されるジエチレントリアミン由来の
2級アミンの濃度を差し引いて求めた。また、カルボキ
シル末端基は、得られたポリアミド樹脂を0.5g/2
5mlの濃度でベンジルアルコールに溶解し、N/30
のNaOHベンジルアルコール溶液で滴定して求めた。
【0020】(2)エポキシとの反応性:重合後のポリ
アミド樹脂を50℃の温度で12時間真空乾燥して樹脂
ペレットを作成した。そして、50重量%濃度に調整し
た樹脂液100gに水溶性2官能エポキシ(共栄社化学
社製、エポライト200E)(エポキシ当量200)を
5.8g加え、50℃に加温しながら攪拌し、溶液がゲ
ル化するまでの時間を測定した。そして30分以内でゲ
ル化したものをエポキシとの反応性が良好であると判定
して○で示し、ゲル化しなかったものをエポキシとの反
応性が不良であると判定して×で示した。
【0021】(3)水溶性:重合後のポリアミド樹脂を
50℃の温度で12時間真空乾燥して樹脂ペレットを作
成した。そしてこの樹脂ペレットを10重量%濃度で室
温下1時間で攪拌し、溶解状態を目視で判断し、完全に
溶解する場合を○、一部溶解したが不完全なものを△、
全く溶解しないものを×とした。
【0022】(4)フィルムの引張破断強度(kg/cm2
および破断伸度(%):重合後のポリアミド樹脂を50
℃の温度で12時間真空乾燥して樹脂ペレットを作成し
た。そしてこの樹脂ペレットを20重量%濃度に調整し
た水溶液をテフロンコート処理(「テフロン」は登録商
標)したステンレスバットに流延し、熱風乾燥器に入れ
て60℃の温度で4時間乾燥し、次いで105℃の温度
で4時間乾燥してフィルムを得た。フィルムの厚みは水
溶液の濃度と流延面積でコントロールし、厚さ0.3m
mとした。このフィルムを5号形試験片(ダンベル形)
に切り取り、JIS−K7127に記載の方法に準じて
速度20mm/分で引張試験を行い、引張破断強度およ
び破断伸度を測定した。なお、このフィルム強度は、接
着剤として使用した時の接着性の指標となるものであ
る。
【0023】(実施例1)上記各種物性を測定するに際
し、まず樹脂ペレットを作成した。第1成分としてのジ
エチレントリアミン(東ソー社製)310g(3.0モ
ル)と、第2成分としてのトリエチレングリコールジア
ミン(サンテクノケミカル社製、ジェファーミンEDR
−148)1332g(9.0モル)と、アジピン酸
(旭化成社製)1754g(12.0モル)と、ε−カ
プロラクタム(宇部興産社製)2037g(18.0モ
ル)と、純水326gとをステンレス製オートクレーブ
に投入し、窒素流通下で加熱した。この純水の仕込み量
は他の成分の仕込み合計重量に対して6重量%とした。
【0024】1時間後、内温が150℃に達すると系内
から水の留出が開始された。この時点から水を反応系外
に取り除きながら徐々に昇温した。加熱開始から6時間
後、内温が220℃に達して反応水が出なくなった時点
で、オートクレーブ内の溶融ポリマーをテフロン板
(「テフロン」は登録商標)の上にシート状に払い出し
た。そして室温で冷却した後、ペレット状に切断した。
【0025】得られた樹脂ペレットを用いて、数平均分
子量、エポキシとの反応性、水溶性を上記の方法に従っ
て測定した。また、この樹脂ペレットを上記の方法に従
って溶融して、厚み0.3mmのフィルムを作成し、フ
ィルムの強度と伸度を測定した。得られた樹脂ペレット
およびフィルムの測定結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】(実施例2)ジエチレントリアミン(東ソ
ー社製)とトリエチレングリコールジアミン(サンテク
ノケミカル社製、ジェファーミンEDR−148)との
仕込み量を表1に示すようにした。また、純水の仕込み
量は318gとした。そしてそれ以外は実施例1と同様
にして樹脂ペレットおよびフィルムを作成した。得られ
た樹脂ペレットおよびフィルムの各種物性の測定結果を
表1に示す。
【0028】(実施例3)ε−カプロラクタム(宇部興
産社製)の代わりに6−アミノカプロン酸(キシダ化学
社製)2358g(18.0モル)を用い、純水の仕込
み量を345gとした。そしてそれ以外は実施例1と同
様にして樹脂ペレットおよびフィルムを作成した。得ら
れた樹脂ペレットおよびフィルムの各種物性の測定結果
を表1に示す。
【0029】(実施例4)ε−カプロラクタム(宇部興
産社製)の仕込み量を2037g(18.0モル)から
1358g(12.0モル)に減らした。また、純水の
仕込み量は258gとした。そしてそれ以外は実施例1
と同様にして樹脂ペレットおよびフィルムを作成した。
得られた樹脂ペレットおよびフィルムの各種物性の測定
結果を表1に示す。
【0030】(実施例5)ε−カプロラクタム(宇部興
産社製)の仕込み量を2037g(18.0モル)から
2716g(24.0モル)に増やした。また、純水の
仕込み量は367gとした。そしてそれ以外は実施例1
と同様にして樹脂ペレットおよびフィルムを作成した。
得られた樹脂ペレットおよびフィルムの各種物性の測定
結果を表1に示す。
【0031】実施例1〜5はいずれも、第1成分と、第
2成分と、ジカルボン酸成分と、ラクタム化合物または
アミノカルボン酸成分とが配合されていたため、分子量
が高く、エポキシとの反応性を有するとともに、水溶性
を有するものであった。また、フィルム強度も高いもの
が得られた。
【0032】(比較例1)第2成分を配合せずに、第1
成分であるジエチレントリアミン(東ソー社製)123
8g(12.0モル)と、アジピン酸(旭化成社製)1
754g(12.0モル)と、ε−カプロラクタム(宇
部興産社製)2037g(18.0モル)と、純水30
2gとを用いた。そしてそれ以外は実施例1と同様にし
て樹脂ペレットおよびフィルムを作成した。得られた樹
脂ペレットおよびフィルムの各種物性の測定結果を表2
に示す。
【0033】
【表2】
【0034】(比較例2)第1成分を配合せずに、第2
成分であるトリエチレングリコールジアミン(サンテク
ノケミカル社製、ジェファーミンEDR−148)17
76g(12.0モル)と、アジピン酸(旭化成社製)
1754g(12.0モル)と、ε−カプロラクタム
(宇部興産社製)2037g(18.0モル)と、純水
334gとを用いた。そしてそれ以外は実施例1と同様
にして樹脂ペレットおよびフィルムを作成した。得られ
た樹脂ペレットおよびフィルムの各種物性の測定結果を
表2に示す。
【0035】(比較例3)第1成分と、ラクタム化合物
あるいはアミノカルボン酸成分とのいずれも配合しなか
った。そして、第2成分であるトリエチレングリコール
ジアミン(サンテクノケミカル社製、ジェファーミンE
DR−148)1776g(12.0モル)と、アジピ
ン酸(旭化成社製)1754g(12.0モル)と、純
水212gとを用いた。そしてそれ以外は実施例1と同
様にして樹脂ペレットおよびフィルムを作成した。得ら
れた樹脂ペレットおよびフィルムの各種物性の測定結果
を表2に示す。
【0036】(比較例4)第2成分と、ラクタム化合物
あるいはアミノカルボン酸成分とのいずれも配合しなか
った。そして、第1成分であるジエチレントリアミン
(東ソー社製)1238g(12.0モル)と、アジピ
ン酸(旭化成社製)1754g(12.0モル)と、純
水180gとを用いた。そしてそれ以外は実施例1と同
様にして樹脂ペレットおよびフィルムを作成した。得ら
れた樹脂ペレットおよびフィルムの各種物性の測定結果
を表2に示す。
【0037】比較例1と比較例4は、いずれも第2成分
を配合しなかったため、分子量が低すぎてフィルム化す
ることができなかった。比較例2と比較例3は、いずれ
も第1成分を配合しなかったためエポキシとの反応性が
得られなかった。さらに比較例3は、ラクタム化合物あ
るいはアミノカルボン酸成分も配合しなかったため、フ
ィルムの強度および伸度に劣るものとなった。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、上記一般式で示され
る第1成分と、上記一般式で示される第2成分と、ジ
カルボン酸成分と、ラクタム化合物またはアミノカルボ
ン酸成分とからなる水溶性ポリアミドとすることで、分
子量が高く、エポキシ等との反応性を有し、水溶性に優
れた水溶性ポリアミドを提供することができる。また、
分子量を高くすることで、得られたフィルムは強度が高
く接着性に優れたフィルムとすることができる。
【0039】このような水溶性ポリアミドは、水溶性イ
ンク改質剤、水溶性接着剤、水性ペイント基材、表面改
質剤、繊維処理剤、無機繊維サイジング剤、感光材の添
加剤、セラミックのバインダー、樹脂改質剤などとして
好適に使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 泰臣 大阪府堺市築港浜寺西町19番地の6 鉛市 化学工業株式会社技術部内 (72)発明者 吉川 昌毅 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内 (72)発明者 田村 恒雄 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内 Fターム(参考) 4J001 DA01 DA02 DA10 DB04 DC05 DC06 EA02 EA15 EA16 EA17 EB08 EB09 EB36 EB37 EB46 EC03 EC24 EC28 EC83 EC86 EC87 FA03 FB03 FC05 FC06 GA12 JA10 JA12 JA18 JA20 JB50

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式で示される第1成分と、下記
    一般式で示される第2成分と、ジカルボン酸成分と、
    ラクタム化合物またはアミノカルボン酸成分とからなる
    ことを特徴とする水溶性ポリアミド。 H2N−(R1−NH)m−H H2N−R3−O−(R2−O)n−R3−NH2 [ここで、R1,R3はC2もしくはC3のアルキレン
    基、R2はC1〜C8のアルキレン基、mは1〜10の
    整数、nは0〜200の整数を示す。]
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