JP2001019009A - 容器蓋の開閉機構 - Google Patents

容器蓋の開閉機構

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JP2001019009A
JP2001019009A JP11229988A JP22998899A JP2001019009A JP 2001019009 A JP2001019009 A JP 2001019009A JP 11229988 A JP11229988 A JP 11229988A JP 22998899 A JP22998899 A JP 22998899A JP 2001019009 A JP2001019009 A JP 2001019009A
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JP
Japan
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lid
tab
holding
push button
pushbutton
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Application number
JP11229988A
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English (en)
Inventor
Motohiro Okubo
元洋 大久保
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SOSEI DENSHI KK
Sousei Electronics Corp
Original Assignee
SOSEI DENSHI KK
Sousei Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は小形電子機器等の蓋の開閉装置に関す
るものであって、押しボタンを押すことによってワンタ
ッチで蓋が開くこととなる。 【解決手段】蓋を保持する爪と蓋を跳上げる爪を有する
蓋開閉用の押しボタンとそれぞれの係合構造を有する蓋
とによって押しボタンを押すことにより蓋がワンタッチ
で開き指先で簡単に蓋を開くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小形電子機器等の
蓋の開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子手帳や電子辞書のよう
な小形電子機器の蓋の開閉は、蓋の前方に設けた押ボタ
ンを押すことによって蓋との係合が外れて開くことが出
来る構造、或はこの係合が外れると蓋と基台の蝶番部に
設けられたバネが作用して開く機構のものが主体であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって蓋の開閉に
当っては、前者は一度押ボタンを押し、さらに両手の指
で蓋を開くという2度の操作と機器を持ち換えるという
操作を必要としていた。
【0004】また後者は極く小型の機器例えば万歩計と
か懐中時計などでは使えるが、電子手帳等の少し大型に
なるとバネが大型となって力が強く押ボタンの係止具で
は支えにくくなり、蓋がずれたりバネが外れたりする故
障が多いという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明者はこの点について
の使用者からの要望に答えるため鋭意研究を重ねた結果
本発明に到達したものであって、本発明は、押ボタンに
蓋保持用の爪と蓋を跳上げる爪を設けることによって、
押ボタンを押すと爪と蓋との係合が外れると共に蓋を跳
上げる構造とした。
【0006】またこの跳上げ方は蓋を僅かに浮かせる程
度のものであるから、使用者は片手で指を使うことによ
って軽く蓋を開くことができる開閉機構としたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】添付図面により本発明の実施の形
態を説明すると、図1は一般的な小型電子機器の態様を
示す斜視図であり、本発明は図中のA部分の機器の蓋開
閉用の押ボタン(1)の構造に係るものである。図2は
蓋開閉用の押ボタン(1)の構造を示すもので蓋縁方向
の断面図である。また図3以下は図2に示す押ボタン
(1)のX−X断面図およびY−Y断面図を示すもの
で、押ボタン(1)の操作によって蓋の開閉を行う操作
を順を追って説明する説明図を示している。
【0008】X−X断面で示している部分は押ボタン
(1)に設けた蓋(4)保持用の爪(2)の作動順を示
すものであり、Y−Y断面で示している部分は押ボタン
(1)に設けた蓋(4)跳上げ用の爪(3)の作動順を
示すものである。
【0009】この蓋(4)跳上げ用の爪は図2を参照し
て上下に2個設ける構造(押ボタンの蓋(4)保持用の
爪(2)を挟んで左右に2個)となっていてこれによっ
て蓋(4)に均等の力が作用する。
【0010】
【実施例】図2において、(1)は押ボタンであり、こ
の押ボタンには蓋(4)を保持する爪(2)及びこの爪
(2)の左右に蓋(4)を跳上げる爪(3)が形成され
ている。図3は図2のX−X断面図であって、この図2
は蓋(4)が閉じた状態図であり爪(2)は蓋(4)と
の係合部が鉤状に斜傾して形成されている。また図4は
図2のY−Y断面図で、この図3と同様に蓋(4)が閉
じた状態図であって爪(3)はピン状に曲がり先端に突
起が形成されている。ただし、この状態では、跳上げ用
の爪には荷重がかかっていない。
【0011】図5および図6は押ボタン(1)の押しの
途中の蓋(4)と爪(2)及び(3)の係合が外れる寸
前の状態図であり、さらに押ボタン(1)の押しが進ん
で蓋との係合が外れた状態図を図7,図8で示す。
【0012】図7で爪(2)と蓋との係合が完全に外れ
る。このときY−Y断面の図8では爪(3)の先端の突
起が移動と共に接触が外れて蓋(4)を跳上げて図10
の如く蓋(4)との間は無負荷の状態となって隙間Bが
生じる。図9は蓋(4)が開いたX−X断面の状態図で
あり、爪(2)は斜面上で蓋(4)と接している。
【0013】したがってこの隙間Bに指先を当てて蓋を
開くことが出来る。また図9のように爪(2)と蓋
(4)とは斜面で接しているため上から押えれば蓋
(4)が閉じられる。
【0014】本発明において押ボタン(1)は蓋(4)
の跳上げを効果的にするため爪全体をバネ性を有する素
材、例えばポリアセタール樹脂で成形加工するか、或は
爪の部分のみに板バネを取付けることも考えられる。な
お図中の符号(6)は押ボタン(1)の戻し用の弾性体
である。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記のようにボタン押しの操作
のみで蓋を浮かすことができるため軽く一操作で開くこ
とが可能となり、また蓋押上げ用の爪は常に蓋の荷重が
かからないため変形が生じることなく耐久性があって機
器の故障をなくすという使用上の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】小型電子機器の斜視図
【図2】押ボタンの平面図
【図3】蓋が閉っている時の押ボタンのX−X断面図
【図4】蓋が閉っている時の押ボタンのY−Y断面図
【図5】押ボタンの押しの途中のX−X断面図
【図6】押ボタンの押しの途中のY−Y断面図
【図7】押ボタンの押し終りのX−X断面図
【図8】押ボタンの押し終りのY−Y断面図
【図9】蓋が上ったX−X断面図
【図10】蓋が上ったY−Y断面図
【符号の説明】
(1)…押ボタン (2)…蓋保持用の爪 (3)…蓋跳上げ用の爪 (4)…蓋 (5)…下台 (6)…押ボタン戻し用の弾性体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋を保持する爪と蓋を跳上げる爪を有する
    開閉用押しボタンとそれぞれの係合構造を有する蓋とよ
    りなる容器蓋の開閉機構。
JP11229988A 1999-07-12 1999-07-12 容器蓋の開閉機構 Pending JP2001019009A (ja)

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