JP3053811B1 - プラスチック容器の閉蓋装置 - Google Patents
プラスチック容器の閉蓋装置Info
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Abstract
指先によりフラップ部を略キノコ型開口部へ押し込むワ
ンタッチ操作により容器本体に蓋を係合でき、係合後は
前後、左右及び上下方向へずれる虞がなく、フラップ
部、ストッパー及び山型舌片の三者による弾発復帰力に
より確実に固定することができる閉蓋装置を提供する。 【解決手段】 容器本体1の平面部に設けられた略キノ
コ型開口部2と、この略キノコ型開口部2と合致する位
置で蓋8の平面部にスリット9により切り込み形成され
たフラップ部10とからなり、前記フラップ部10が略
キノコ型開口部2を通過して係合された時、略キノコ型
開口部の両側から内向きに突出したストッパー4と、フ
ラップ部10の下方両端から内向きに延びたスリット基
部11とが係合すると共に前記略キノコ型開口部2の下
辺に設けた山型舌片7の弾発力とにより、容器本体に蓋
が弾発固定される。
Description
の閉蓋装置に関し、より詳しくは蓋に設けたフラップ部
を指先で容器本体の開口部へ押し込むことによりワンタ
ッチで閉蓋できると共にプラスチックの弾発剛性により
前後、左右及び上下方向に確実に固定させることのでき
る閉蓋装置に関する。
て、容器本体と蓋との間に設けた係合部で固定する構造
の公知例は多く、例えば容器本体の孔部と蓋に設けた係
合突起が係合して蓋を固定する構成を用いたり、セロハ
ンテープを用いて容器本体と蓋とを結合したり、ホッチ
キスのような結合器具により止定したりしている。
おいて、容器本体と蓋との間に設けた係合部で固定する
構造では、係合後に水平方向へ移動する必要があった
り、係合関係を維持するため材質に相当の剛性を必要と
する等の難点があり、またセロハンテープを用いる場合
は容器本体と蓋とを指で掴んで合わせる必要があり、粘
着部の取り扱いに不便であったり、またホッチキスを用
いる方法では、金属片の使用により材料の調達や作業上
の負担が嵩む難点が見られた。
し、容器本体と蓋とが合致する平面部の位置で、指先に
よりフラップ部を略キノコ型開口部へ押し込むワンタッ
チ操作により、フラップ部、略キノコ型開口部のストッ
パー及び山型舌片の三者により容器本体に蓋を固定でき
るようにした閉蓋装置を提供するものであり、特にフラ
ップ部の押し込み時に軽くスムーズに操作でき、係合後
は前後、左右及び上下にずれる虞がなく、プラスチック
容器の折り込みによる弾発復帰の剛性により確実に固定
することができ、ヒンジ部で開閉される蓋ばかりでな
く、容器本体と蓋とが分離されたものにも応用できるプ
ラスチック容器の閉蓋装置を提供しようとするものであ
る。
め、第1発明では、容器本体の平面部に設けられた略キ
ノコ型開口部と、この略キノコ型開口部と合致する位置
で蓋の平面部にスリットにより切り込み形成されたフラ
ップ部とからなり、前記フラップ部を指先で押し込ん
で、フラップ部が略キノコ型開口部を通過して係合され
た時、略キノコ型開口部の両側から内向きに突出したス
トッパーの係止縁と係止縁との間(C)とフラップ部の
下方両端から内向きに延びたスリット基部とスリット基
部との間(D)とがほぼ同じ長さとしていると共に前記
略キノコ型開口部の下辺に設けた山型舌片の弾発力とに
より、弾発固定されるプラスチック容器の閉蓋装置とし
た。
設けたストッパーの一方縁が、下方内向きのスロープと
し、他方縁が水平又は傾斜した係止縁とした。
たストッパー片を設けた。
成された開口部と、この開口部の両側から内向きに突出
したストッパーと、開口部下方の山型舌片とを有する略
キノコ型開口部と、この略キノコ型開口部と合致する位
置で蓋周縁の平面部にスリットにより切り込み形成さ
れ、上方先端に突出したストッパー片と、下方両端から
内向きに延びたスリット基部を有し、前記略キノコ型開
口部へ押し込み可能としたフラップ部とを設け、前記フ
ラップ部が略キノコ型開口部を通過して係合された時、
略キノコ型開口部のストッパーの係止縁と係止縁との間
(C)とフラップ部のスリット基部とスリット基部との
間(D)とがほぼ同じ長さとしていると共にフラップ部
及び略キノコ型開口部下方の山型舌片の弾発復帰力とに
より、固定されるようにした。
と、蓋の平面部にスリットにより切り込み形成されたフ
ラップ部とが、互いに平面部で合致する位置にあるの
で、フラップ部を開口部に指先で押し込むだけのワンタ
ッチで係合できる。
側から内向きに突出したストッパーの係止縁と係止縁と
の間(C)と、フラップ部の下方両端から内向きに切り
込んだスリット基部とスリット基部との間(D)とがほ
ぼ同じ長さとしているので、フラップ部は前後、左右、
上下に移動することがないよう絡まりあっている。この
時、フラップ部のスリット基部間は折り込み線となり、
弾発復帰しようとしてストッパーとの係合を強め、また
略キノコ型開口部の下辺に設けた山型舌片も下辺の折り
込み線による弾発力があって、裏面からフラップ部を押
圧するようになっているので、閉蓋状態が確実となって
いる。
設けたストッパーの一方縁が、滑り易いように下方内向
きのスロープとしたので、フラップ部を押し込む時、フ
ラップ部の湾曲縁がこのスロープに沿って下方へ滑り込
むようになっている。また他方縁が水平又は傾斜した係
止縁としているので、フラップ部の下方両端のスリット
基部と丁度絡むように係合するので、固定が強固であ
る。
コ型開口部から突出したストッパー片を設けたので、押
し込み時に容器本体の開口部を越えるとストッパー片が
略キノコ型開口部の周縁に当接し、フラップ部の弾発復
帰を阻止して、操作し易くなっている。
キノコ型開口部を設け、この略キノコ型開口部と合致す
る位置で蓋の周縁平面部に切り込み形成されたフラップ
部とを設け、両者を係合させた時、略キノコ型開口部の
両側から突出したストッパーの係止縁と係止縁との間
(C)と、フラップ部の下方両端にある内向きのスリッ
ト基部とスリット基部との間(D)とがほぼ同じ長さと
していると共にフラップ部のスリット基部間の弾発復帰
力と略キノコ型開口部下方の山型舌片の弾発復帰力とに
より、フラップ部が固定されるようになっている。
簡単な操作で確実な係合ができるようになり、係合後は
前後、左右及び上下のいずれの方向へもずれない確実な
閉蓋装置を提供することができる。
部を合わせて、蓋のフラップ部を容器本体の開口部へ押
し込むことにより、両者が係合して閉蓋が完了する。閉
蓋から蓋を開くには、押し込んだフラップ部を下方から
押し上げればよい。
間がヒンジ部となり、フラップ部の上方のストッパー片
が略キノコ型開口部の内壁に沿って押し込まれ、フラッ
プ部の周縁部は突起部の下方内向きのスロープに沿い押
し込まれ、スムーズに係合が進行する。
プ部のスリット基部と略キノコ型開口部のストッパーの
係止縁とが絡み合うように係合して固定される。この時
フラップ部はスリット基部間のヒンジ部の弾発復帰力と
略キノコ型開口部のストッパーの係止縁及びヒンジ部の
弾発復帰力、さらに下方の山型舌片の復帰力とにより、
弾発固定されている。
器本体の他、容器本体と蓋とが独立しているものにも応
用できる。またこの閉蓋装置は容器本体の周縁で一箇所
または複数箇所に設けることもできる。さらに容器本体
の中央部に突出した平面部がある場合、中央の一箇所で
蓋を止めるようにしてもよい。
明する。
閉蓋装置の要部拡大斜視図であり、1は容器本体で、平
面部に設けた略キノコ型開口部2を有する。3は円弧状
の開口部、4はストッパーで、開口部3の両側から内向
きに突出し、一方縁は下方内向きのスロープ5とし、他
方縁は水平又は傾斜した係止縁6となっている。7は山
型舌片で、略キノコ型開口部の下辺に設けられている。
位置で蓋の平面部にスリット9により切り込み形成され
たフラップ部10を有する。11はスリット基部で、フ
ラップ部10の下方両端から内向きに延びたスリットに
より形成されている。12はストッパー片で、フラップ
部10の先端から突出している。
んでいる状態を示す要部斜視図、図3はフラップ部10
が押し込まれた状態、図4は係止縁の拡大斜視図であ
る。
で、開口部3の横幅Aはフラップ部10の横幅Bより若
干大きめで、開口部3にフラップ部10が押し込められ
るようになっている。開口部3の両側から突出したスト
ッパー4は、一方縁が下方内向き(α)のスロープ5と
し、他方縁は水平又は傾斜した(θ)係止縁6となって
いる。ストッパー4及び山型舌片7はそれぞれ一点鎖線
で示す位置をヒンジとして弾発屈曲するようになってい
る。
リット9で形成され、フラップ部10の下方両端から内
向きに延びたスリット基部11を設け、この間がヒンジ
の作用をするようになっている。このヒンジ部の線は略
キノコ型開口部2の下方山型舌片7の頂部より下方の位
置になっている。略キノコ型開口部2のストッパー4に
設けた係止縁6と係止縁6との間(C)は、フラップ部
10のスリット基部11とスリット基部11との間
(D)とほぼ同じ長さになっている。
パー片12は略キノコ型開口部2の開口部3より突出し
ている。
器の例である。
位置で、指先でフラップ部を略キノコ型開口部の開口部
へ押し込むワンタッチ操作により確実に係合され、係合
後は前後、左右及び上下にずれる虞がなく安定した閉蓋
装置となった。また押し込み時にフラップ部が略キノコ
型開口部のストッパーに沿い下方へスムーズに押し込ま
れ、プラスチック容器としてのフラップ部、ストッパー
及び山型舌片の三者の折り込み線による弾発復帰力によ
り確実に固定することができるようになった。この装置
はヒンジ部で開閉される蓋ばかりでなく、容器本体と蓋
とが分離されたものにも応用できる。
た斜視図
図
Claims (4)
- 【請求項1】 容器本体の平面部に設けられた略キノコ
型開口部と、 この略キノコ型開口部と合致する位置で蓋の平面部にス
リットにより切り込み形成されたフラップ部とからな
り、 前記フラップ部を指先で押し込んで、フラップ部が略キ
ノコ型開口部を通過して係合された時、略キノコ型開口
部の両側から内向きに突出したストッパーの係止縁と係
止縁との間(C)とフラップ部の下方両端から内向きに
延びたスリット基部とスリット基部との間(D)とがほ
ぼ同じ長さとしていると共に前記略キノコ型開口部の下
辺に設けた山型舌片の弾発力とにより、弾発固定される
ことを特徴とするプラスチック容器の閉蓋装置。 - 【請求項2】 略キノコ型開口部の両側に設けたストッ
パーの一方縁が、下方内向きのスロープとし、他方縁が
水平又は傾斜した係止縁である請求項1記載のプラスチ
ック容器の閉蓋装置。 - 【請求項3】 フラップ部の先端に突出したストッパー
片を設けた請求項1記載のプラスチック容器の閉蓋装
置。 - 【請求項4】 容器本体の周縁平面部に形成された開口
部と、この開口部の両側から内向きに突出したストッパ
ーと、開口部下方の山型舌片とを有する略キノコ型開口
部と、 この略キノコ型開口部と合致する位置で蓋周縁の平面部
にスリットにより切り込み形成され、上方先端に突出し
たストッパー片と、下方両端から内向きに延びたスリッ
ト基部を有し、前記略キノコ型開口部へ押し込み可能と
したフラップ部とを設け、 前記フラップ部が略キノコ型開口部を通過して係合され
た時、略キノコ型開口部のストッパーの係止縁と係止縁
との間(C)とフラップ部のスリット基部とスリット基
部との間(D)とがほぼ同じ長さとしていると共にフラ
ップ部及び略キノコ型開口部下方の山型舌片の弾発復帰
力とにより、固定されるようにしたことを特徴とするプ
ラスチック容器の閉蓋装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11100848A JP3053811B1 (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | プラスチック容器の閉蓋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11100848A JP3053811B1 (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | プラスチック容器の閉蓋装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3053811B1 true JP3053811B1 (ja) | 2000-06-19 |
JP2000289760A JP2000289760A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14284753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11100848A Expired - Fee Related JP3053811B1 (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | プラスチック容器の閉蓋装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3053811B1 (ja) |
-
1999
- 1999-04-08 JP JP11100848A patent/JP3053811B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000289760A (ja) | 2000-10-17 |
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