JP2001018693A - 座席の移動装置 - Google Patents
座席の移動装置Info
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- JP2001018693A JP2001018693A JP11195203A JP19520399A JP2001018693A JP 2001018693 A JP2001018693 A JP 2001018693A JP 11195203 A JP11195203 A JP 11195203A JP 19520399 A JP19520399 A JP 19520399A JP 2001018693 A JP2001018693 A JP 2001018693A
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- Japan
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- seat
- leg member
- seat cushion
- support shaft
- rail
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自動車の座席を車幅方向に移動させる形式のも
のは、左右移動レールを用いたものが知られている。し
かし、このようなものは、座席移動後に固定レールが残
留しているので、その部分が露出して室内の見栄えを低
下させたり、被服の引っ掛かりの原因になっている。ま
た、シートベルトのアンカ部材が座席移動後に不適切な
位置におかれて、シートベルトの装着に違和感を感じる
ことがある。 【解決手段】上述の課題を解決するために、シートクッ
ション10の下側に脚部材13を配置して、この脚部材
13を揺動可能としたものである。そのために、脚部材
13のアッパー支持軸14とロア支持軸15の軸線14
a、15aを自動車の前後方向に向けてある。
のは、左右移動レールを用いたものが知られている。し
かし、このようなものは、座席移動後に固定レールが残
留しているので、その部分が露出して室内の見栄えを低
下させたり、被服の引っ掛かりの原因になっている。ま
た、シートベルトのアンカ部材が座席移動後に不適切な
位置におかれて、シートベルトの装着に違和感を感じる
ことがある。 【解決手段】上述の課題を解決するために、シートクッ
ション10の下側に脚部材13を配置して、この脚部材
13を揺動可能としたものである。そのために、脚部材
13のアッパー支持軸14とロア支持軸15の軸線14
a、15aを自動車の前後方向に向けてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】シートクッションとシートバ
ックから成る座席を、自動車の左右方向あるいは前後方
向に移動させて座席の配置を変更し、車室内のユーティ
リティを高めることが一般に行われている。この発明
は、そのような座席移動を行わせる技術分野に属してい
る。
ックから成る座席を、自動車の左右方向あるいは前後方
向に移動させて座席の配置を変更し、車室内のユーティ
リティを高めることが一般に行われている。この発明
は、そのような座席移動を行わせる技術分野に属してい
る。
【0002】
【従来の技術】座席を左右方向あるいは前後方向に移動
させるための交差したレール配置は、広く知られてお
り、その一つとして特開平10−181393号公報が
挙げられる。ここに開示されている技術を図11、図1
2にしたがって説明する。フロア1に前後方向の前後移
動レール2、2を敷設し、このレール2、2の上に左右
移動レール3、3を取付け、さらにその上に座席のシー
トクッション4が載置されている。もう少しくわしく説
明すると、板状の基台5に取り付けたローラ6、6が前
後移動レール2内にはめ込まれて、前後移動ができるよ
うに構成されている。そして、基台5上には左右移動レ
ール3が設置され、そのアウタレール7は基台5上に固
定され、インナレール8はシートクッション4の下部に
固定されている。このようにして、座席の左右方向移動
がなされる。
させるための交差したレール配置は、広く知られてお
り、その一つとして特開平10−181393号公報が
挙げられる。ここに開示されている技術を図11、図1
2にしたがって説明する。フロア1に前後方向の前後移
動レール2、2を敷設し、このレール2、2の上に左右
移動レール3、3を取付け、さらにその上に座席のシー
トクッション4が載置されている。もう少しくわしく説
明すると、板状の基台5に取り付けたローラ6、6が前
後移動レール2内にはめ込まれて、前後移動ができるよ
うに構成されている。そして、基台5上には左右移動レ
ール3が設置され、そのアウタレール7は基台5上に固
定され、インナレール8はシートクッション4の下部に
固定されている。このようにして、座席の左右方向移動
がなされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような先行技術
には次のような問題がある。座席を左右方向に移動させ
ると、アウタレール7は不動のままであるから、座席移
動によってアウタレール7が露出することとなる。そう
なると、車室内の見栄えを低下させたり、アウタレール
7に被服が引っ掛かったりする恐れがあり、好ましくな
い。
には次のような問題がある。座席を左右方向に移動させ
ると、アウタレール7は不動のままであるから、座席移
動によってアウタレール7が露出することとなる。そう
なると、車室内の見栄えを低下させたり、アウタレール
7に被服が引っ掛かったりする恐れがあり、好ましくな
い。
【0004】前後移動レール2、2を長くしたロングス
ライド方式にするときには、このレール2、2をフロア
に埋め込むような構造にするのであるが、やはり上述の
ように左右移動レール3、3の露出を避けることは、レ
ール3、3の構造上、困難である。
ライド方式にするときには、このレール2、2をフロア
に埋め込むような構造にするのであるが、やはり上述の
ように左右移動レール3、3の露出を避けることは、レ
ール3、3の構造上、困難である。
【0005】さらに、シートベルトのアンカ部材の取付
けに関しては、大きな問題がある。すなわち、アンカ部
材をシートクッション側に結合する場合は、シートベル
トに強大な力が作用すると、インナレール8、8を前方
に捩じりながら倒すような力が作用するので、強度的に
不利である。この強度不足を補うためには、レール3、
3の質量増大や構造の複雑化を招くことになり、やはり
得策ではない。また、結合剛性のことを考慮してアンカ
部材を基台5に結合する場合は、シートクッション4の
左右移動量が十分に確保できないことになる。これは、
シートクッション4の移動で、アンカ部材がシートクッ
ション4から遠ざかったり、あるいはシートクッション
の下側に位置させられることとなり、乗員に対するシー
トベルトのフィッティングに違和感を感じることとなる
のである。
けに関しては、大きな問題がある。すなわち、アンカ部
材をシートクッション側に結合する場合は、シートベル
トに強大な力が作用すると、インナレール8、8を前方
に捩じりながら倒すような力が作用するので、強度的に
不利である。この強度不足を補うためには、レール3、
3の質量増大や構造の複雑化を招くことになり、やはり
得策ではない。また、結合剛性のことを考慮してアンカ
部材を基台5に結合する場合は、シートクッション4の
左右移動量が十分に確保できないことになる。これは、
シートクッション4の移動で、アンカ部材がシートクッ
ション4から遠ざかったり、あるいはシートクッション
の下側に位置させられることとなり、乗員に対するシー
トベルトのフィッティングに違和感を感じることとなる
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段とその作用】本発明は、以
上に述べた問題点を解決するために提供されたもので、
シートクッションの下側に配置した脚部材を左右方向に
揺動させることを、基本的な考え方にしている。すなわ
ち、脚部材を揺動させるという考え方であるので、脚部
材が片側に傾斜し切ったときには、下側には支障になる
ような部材が残留しないのである。なお、以下の記述に
おいて、「前後」とは、自動車の前後方向と同じ方向を
意味しており、また、「左右」とは、自動車の左右方向
と同じ方向を意味している。
上に述べた問題点を解決するために提供されたもので、
シートクッションの下側に配置した脚部材を左右方向に
揺動させることを、基本的な考え方にしている。すなわ
ち、脚部材を揺動させるという考え方であるので、脚部
材が片側に傾斜し切ったときには、下側には支障になる
ような部材が残留しないのである。なお、以下の記述に
おいて、「前後」とは、自動車の前後方向と同じ方向を
意味しており、また、「左右」とは、自動車の左右方向
と同じ方向を意味している。
【0007】請求項1の発明は、シートクッションとシ
ートバックから成る座席が自動車の左右方向に移動でき
る形式のものにおいて、シートクッションの下側に脚部
材を配置し、この脚部材の上側はアッパー支持軸を介し
てシートクッション側に結合され、脚部材の下側はロア
支持軸を介してフロア側に結合され、上記各支持軸の軸
線は自動車の前後方向に向けて配置されており、これら
の支持軸によって脚部材が左右方向に揺動できるように
構成したことを特徴としている。したがって、シートク
ッションには両支持軸によって左右方向の揺動が許容さ
れる。このような揺動は、フロア側にはロア支持軸とそ
の接続部材が残留しているだけであるから、前述のよう
な露出物が実質的になくなることになる。
ートバックから成る座席が自動車の左右方向に移動でき
る形式のものにおいて、シートクッションの下側に脚部
材を配置し、この脚部材の上側はアッパー支持軸を介し
てシートクッション側に結合され、脚部材の下側はロア
支持軸を介してフロア側に結合され、上記各支持軸の軸
線は自動車の前後方向に向けて配置されており、これら
の支持軸によって脚部材が左右方向に揺動できるように
構成したことを特徴としている。したがって、シートク
ッションには両支持軸によって左右方向の揺動が許容さ
れる。このような揺動は、フロア側にはロア支持軸とそ
の接続部材が残留しているだけであるから、前述のよう
な露出物が実質的になくなることになる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、座
席を自動車の前後方向にも移動させるためにフロア部分
に左右一対の前後移動レールを設置し、このレール内の
可動レールに接続部材を固定し、前記ロア支持軸はこの
接続部材に結合されていることを特徴としている。した
がって、請求項1で述べたような露出物の発生を避けな
がら座席の前後移動がなされる。
席を自動車の前後方向にも移動させるためにフロア部分
に左右一対の前後移動レールを設置し、このレール内の
可動レールに接続部材を固定し、前記ロア支持軸はこの
接続部材に結合されていることを特徴としている。した
がって、請求項1で述べたような露出物の発生を避けな
がら座席の前後移動がなされる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2において、シートクッションのフレームにシートベル
ト用のアンカ部材を固定すると共に、アッパー支持軸が
結合される接続部材を前記フレームに固定し、アンカ部
材と接続部材とが接近させて配置してあることを特徴と
している。したがって、アンカ部材に伝えられた強大な
力は、アンカ部材から接続部材を経て脚部材に伝えら
れ、大きな衝撃力を受け止めるのに好都合である。すな
わち、衝撃力はできるだけ分散することなく脚部材に伝
達されるのである。そして、アンカ部材はシートクッシ
ョンのフレームに固定されているので、座席の左右移動
によって何の影響も受けない。
2において、シートクッションのフレームにシートベル
ト用のアンカ部材を固定すると共に、アッパー支持軸が
結合される接続部材を前記フレームに固定し、アンカ部
材と接続部材とが接近させて配置してあることを特徴と
している。したがって、アンカ部材に伝えられた強大な
力は、アンカ部材から接続部材を経て脚部材に伝えら
れ、大きな衝撃力を受け止めるのに好都合である。すな
わち、衝撃力はできるだけ分散することなく脚部材に伝
達されるのである。そして、アンカ部材はシートクッシ
ョンのフレームに固定されているので、座席の左右移動
によって何の影響も受けない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施形態にしたがっ
て本発明をくわしく説明する。座席9はシートクッショ
ン10と、それにリクライニング機構11を介して結合
されたシートバック12から構成されている。シートク
ッション10の下側に脚部材13が配置され、この脚部
材13の上側はアッパー支持軸14、14を介してシー
トクッション10側に結合されている。また、脚部材1
3の下側はロア支持軸15、15を介してフロア側に結
合されている。そして、各支持軸14、15の軸線14
a、15aは自動車の前後方向に向けて配置されてお
り、これらの支持軸によって脚部材13が左右方向に揺
動できるようにに構成されている。
て本発明をくわしく説明する。座席9はシートクッショ
ン10と、それにリクライニング機構11を介して結合
されたシートバック12から構成されている。シートク
ッション10の下側に脚部材13が配置され、この脚部
材13の上側はアッパー支持軸14、14を介してシー
トクッション10側に結合されている。また、脚部材1
3の下側はロア支持軸15、15を介してフロア側に結
合されている。そして、各支持軸14、15の軸線14
a、15aは自動車の前後方向に向けて配置されてお
り、これらの支持軸によって脚部材13が左右方向に揺
動できるようにに構成されている。
【0011】脚部材13の形状は、後述のようにいろい
ろなものが採用できるが、ここでは図1から明らかなよ
うな「H」型のものを図2のように左右一対の形で配置
している。脚部材13、13は、四角い閉断面の鋼製部
材で形成されたもので、各支持軸14、15はこの閉断
面部分を貫通した状態で設置してある。
ろなものが採用できるが、ここでは図1から明らかなよ
うな「H」型のものを図2のように左右一対の形で配置
している。脚部材13、13は、四角い閉断面の鋼製部
材で形成されたもので、各支持軸14、15はこの閉断
面部分を貫通した状態で設置してある。
【0012】前述のように脚部材13の上側はシートク
ッション10側に結合されている。この結合構造にもい
ろいろな構造が採用できるが、ここではシートクッショ
ン10のフレームに依存させるものを採用した。符号1
6はフレームであり、図示していないが平面的に見る
と、四角い枠状となっている。断面円形の鋼管を「コ」
字型に成形してフロントフレーム17を構成し、その左
右後端部18、18に側板19、19が溶接で接続さ
れ、両側板19、19をクロスパイプ20で結合してあ
る。側板19、19は、鋼板をプレス成形したもので、
周囲にフランジ21が形成されていて、前後に細長く伸
びた形状となっている。側板19に前述のリクライニン
グ機構11が結合してある。
ッション10側に結合されている。この結合構造にもい
ろいろな構造が採用できるが、ここではシートクッショ
ン10のフレームに依存させるものを採用した。符号1
6はフレームであり、図示していないが平面的に見る
と、四角い枠状となっている。断面円形の鋼管を「コ」
字型に成形してフロントフレーム17を構成し、その左
右後端部18、18に側板19、19が溶接で接続さ
れ、両側板19、19をクロスパイプ20で結合してあ
る。側板19、19は、鋼板をプレス成形したもので、
周囲にフランジ21が形成されていて、前後に細長く伸
びた形状となっている。側板19に前述のリクライニン
グ機構11が結合してある。
【0013】上側の接続部材22、22は、前方に開放
した断面コ字型の鋼板製ブラケットであり、その上端部
はそれぞれフロントフレーム17とクロスパイプ20に
溶接されている。アッパー支持軸14は、脚部材13の
上部を貫通しているボルトであり、そのボルト軸をブラ
ケット22に貫通させてナット23、23でしっかりと
締付けてある。
した断面コ字型の鋼板製ブラケットであり、その上端部
はそれぞれフロントフレーム17とクロスパイプ20に
溶接されている。アッパー支持軸14は、脚部材13の
上部を貫通しているボルトであり、そのボルト軸をブラ
ケット22に貫通させてナット23、23でしっかりと
締付けてある。
【0014】脚部材13の下側は前述のようにフロア側
に結合してある。この結合構造にもいろいろな構造が採
用できるが、ここでは前後移動レールを経由させたもの
を採用した。符号24はフロアパネルであり、ここに前
後方向に左右一対の前後移動レール25が設置され、こ
のレール25の可動レール26に接続部材27、27が
固定されている。接続部材27、27は、前述のものと
同様な形状の鋼板製ブラケットであり、可動レール26
に溶接で結合されている。ロア支持軸15は脚部材13
の下部を貫通しているボルトであり、そのボルト軸2
8、28をブラケット27、27に貫通させてナット2
9、29でしっかりと締付けてある。
に結合してある。この結合構造にもいろいろな構造が採
用できるが、ここでは前後移動レールを経由させたもの
を採用した。符号24はフロアパネルであり、ここに前
後方向に左右一対の前後移動レール25が設置され、こ
のレール25の可動レール26に接続部材27、27が
固定されている。接続部材27、27は、前述のものと
同様な形状の鋼板製ブラケットであり、可動レール26
に溶接で結合されている。ロア支持軸15は脚部材13
の下部を貫通しているボルトであり、そのボルト軸2
8、28をブラケット27、27に貫通させてナット2
9、29でしっかりと締付けてある。
【0015】アッパー支持軸14の左右方向の軸間距
離、ロア支持軸15の左右方向の軸間距離、脚部材13
の上下高さおよび脚部材13の停止角度等を選定して、
座席9をいずれかの側に移動させたときに、ロア支持軸
15付近の構造物や前後移動レール25などが露出しな
いようにしてある。すなわち、シートクッション10の
下側にロア支持軸や前後移動レールが隠れるようにして
ある。
離、ロア支持軸15の左右方向の軸間距離、脚部材13
の上下高さおよび脚部材13の停止角度等を選定して、
座席9をいずれかの側に移動させたときに、ロア支持軸
15付近の構造物や前後移動レール25などが露出しな
いようにしてある。すなわち、シートクッション10の
下側にロア支持軸や前後移動レールが隠れるようにして
ある。
【0016】図4にしたがって前後移動レール25の断
面構造を説明する。このレールは一般的に採用されてい
るもので、フロア24の表面と面一となるように埋設し
てある。固定レール30は、断面がほぼ矩形でその上部
に内向きのフランジ31、31を形成して、通過空隙3
2が構成してある。可動レール26は上部フランジ3
3、33、縦板34、34、下部フランジ35、35お
よび縦フランジ36、36等が図示のようにほぼ直角に
折り曲げられているもので、縦板34、34の部分で背
中合わせにして溶接してある。左右のローラ37、37
は軸38で一体化され、下部フランジ35、35に樋型
断面の軸受け部材39を溶接し、その中に軸38を貫通
させてローラ37、37の支持がなされている。なお、
上下左右方向のガタツキを防止するために、図示のよう
な合成樹脂製の防振部材40が詰め込んである。なお、
図4に現れている部品は、防振部材40以外は鋼板製や
鉄製である。
面構造を説明する。このレールは一般的に採用されてい
るもので、フロア24の表面と面一となるように埋設し
てある。固定レール30は、断面がほぼ矩形でその上部
に内向きのフランジ31、31を形成して、通過空隙3
2が構成してある。可動レール26は上部フランジ3
3、33、縦板34、34、下部フランジ35、35お
よび縦フランジ36、36等が図示のようにほぼ直角に
折り曲げられているもので、縦板34、34の部分で背
中合わせにして溶接してある。左右のローラ37、37
は軸38で一体化され、下部フランジ35、35に樋型
断面の軸受け部材39を溶接し、その中に軸38を貫通
させてローラ37、37の支持がなされている。なお、
上下左右方向のガタツキを防止するために、図示のよう
な合成樹脂製の防振部材40が詰め込んである。なお、
図4に現れている部品は、防振部材40以外は鋼板製や
鉄製である。
【0017】可動レール26の上にブラケット27が密
着した状態で載せられ、両者は溶接で一体化されてい
る。このブラケット27にボルト軸28が貫通して、ナ
ット29で締付けてある。
着した状態で載せられ、両者は溶接で一体化されてい
る。このブラケット27にボルト軸28が貫通して、ナ
ット29で締付けてある。
【0018】シートベルトのアンカ構造について説明す
る。鋼板製のアンカ部材41は、図3のように屈曲させ
られており、その下部はボルト42で側板19に固定さ
れている。ボルト42は、側板19の内側に取り付けた
プロジェクションナット43にねじ込まれている。アン
カ部材41の上部には結合金具44を用いてワイヤー4
5が固定されており、ワイヤー45の上端部にはバック
ル46が固定されている。このバックル46には、シー
トベルトの途中に保持されたタング金具(図示していな
い)がはめ込まれる。アンカ部材41に入力された衝撃
力を効果的に脚部材13へ伝えるために、アンカ部材4
1と接続部材22とが図1のように接近させて配置して
ある。
る。鋼板製のアンカ部材41は、図3のように屈曲させ
られており、その下部はボルト42で側板19に固定さ
れている。ボルト42は、側板19の内側に取り付けた
プロジェクションナット43にねじ込まれている。アン
カ部材41の上部には結合金具44を用いてワイヤー4
5が固定されており、ワイヤー45の上端部にはバック
ル46が固定されている。このバックル46には、シー
トベルトの途中に保持されたタング金具(図示していな
い)がはめ込まれる。アンカ部材41に入力された衝撃
力を効果的に脚部材13へ伝えるために、アンカ部材4
1と接続部材22とが図1のように接近させて配置して
ある。
【0019】図2から明らかなようにシートクッション
10は四辺形リンクで支持された形になっているので、
何らかの方法で停止位置を確定させる必要がある。その
方法としては、いくつかのものが考えられるが、ここで
はストッパ片の例を示している。フロア24にストッパ
片47、47が溶接され、上側にストッパ面48、48
が形成され、この面48、48が脚部材13の側面に当
たるように構成してある。図2の場合は、左側の脚部材
13がストッパ面48に当たって、これ以上右方に移動
できない状態になっているところである。シートクッシ
ョン10を図2の位置から左方へ移動させると、今度
は、右側の脚部材13がストッパ面48に当たって停止
位置が確定される。
10は四辺形リンクで支持された形になっているので、
何らかの方法で停止位置を確定させる必要がある。その
方法としては、いくつかのものが考えられるが、ここで
はストッパ片の例を示している。フロア24にストッパ
片47、47が溶接され、上側にストッパ面48、48
が形成され、この面48、48が脚部材13の側面に当
たるように構成してある。図2の場合は、左側の脚部材
13がストッパ面48に当たって、これ以上右方に移動
できない状態になっているところである。シートクッシ
ョン10を図2の位置から左方へ移動させると、今度
は、右側の脚部材13がストッパ面48に当たって停止
位置が確定される。
【0020】以上の実施形態の作用効果を説明する。座
席位置を左右方向に移動させるときには、座席を横から
押すと脚部材13、13はアッパー支持軸14とロア支
持軸15によって揺動が許され、ストッパ面48に当た
って停止する。この停止した状態においては、ロア支持
軸15、ブラケット27および前後移動レール25等が
シートクッションの下側に隠れているので、前述のよう
なレール部品の露出による室内の見栄えや引っ掛かりの
問題が確実に解決される。
席位置を左右方向に移動させるときには、座席を横から
押すと脚部材13、13はアッパー支持軸14とロア支
持軸15によって揺動が許され、ストッパ面48に当た
って停止する。この停止した状態においては、ロア支持
軸15、ブラケット27および前後移動レール25等が
シートクッションの下側に隠れているので、前述のよう
なレール部品の露出による室内の見栄えや引っ掛かりの
問題が確実に解決される。
【0021】この揺動式の脚部材13を前後移動レール
25と組み合わせて採用するときには、前後移動レール
25の可動レール26にブラケット27を固定し、ここ
にロア支持軸15を取り付けるものであるから、前後移
動レール25からの突出部材は実質的にブラケット27
だけとなり、従来技術の左右移動レール3、3のような
突出構造を回避できて、脚部材下部の構造をすっきりと
したものにすることができる。そして、アンカ部材41
がフレーム16に固定されるものであるから、シートベ
ルトと乗員との相対位置を常に均一に維持でき、シート
ベルト装着時に違和感を感じたりすることがない。
25と組み合わせて採用するときには、前後移動レール
25の可動レール26にブラケット27を固定し、ここ
にロア支持軸15を取り付けるものであるから、前後移
動レール25からの突出部材は実質的にブラケット27
だけとなり、従来技術の左右移動レール3、3のような
突出構造を回避できて、脚部材下部の構造をすっきりと
したものにすることができる。そして、アンカ部材41
がフレーム16に固定されるものであるから、シートベ
ルトと乗員との相対位置を常に均一に維持でき、シート
ベルト装着時に違和感を感じたりすることがない。
【0022】シートベルトに大きな衝撃力が作用したと
きには、その力はアンカ部材41からその近くのブラケ
ット22に忠実に伝えられ、さらにブラケット22から
脚部材13へ伝達される。ここまでの伝達経路において
は衝撃力の分散性が非常に少なく、大部分の衝撃力が脚
部材13へ伝えられる。このようにして脚部材13に入
った衝撃力は、ロア支持軸15、ブラケット27から長
尺な可動レール26や固定レール30、すなわち前後移
動レール25に伝えられ、長さの十分な前後移動レール
25によって広く分散された状態で衝撃力が受け止めら
れることになる。このように衝撃力は分散性の少ない状
態で前後移動レールへ伝達されるので、信頼性の高い衝
撃荷重の処理が実現するのである。
きには、その力はアンカ部材41からその近くのブラケ
ット22に忠実に伝えられ、さらにブラケット22から
脚部材13へ伝達される。ここまでの伝達経路において
は衝撃力の分散性が非常に少なく、大部分の衝撃力が脚
部材13へ伝えられる。このようにして脚部材13に入
った衝撃力は、ロア支持軸15、ブラケット27から長
尺な可動レール26や固定レール30、すなわち前後移
動レール25に伝えられ、長さの十分な前後移動レール
25によって広く分散された状態で衝撃力が受け止めら
れることになる。このように衝撃力は分散性の少ない状
態で前後移動レールへ伝達されるので、信頼性の高い衝
撃荷重の処理が実現するのである。
【0023】図5の別の実施形態は、アンカ部材41か
らブラケット22への衝撃力伝達を先の実施形態から変
更したもので、側板19の後端部にクロスパイプ20を
架設し、これにブラケット22を溶接して、このブラケ
ットの前側にアッパー支持軸14を介して脚部材13を
配置したものである。この場合は側板19の板厚をやや
厚くして衝撃力伝達にたえられるようにするのが良好で
ある。アンカ部材41に衝撃力が作用すると、それはブ
ラケット22を経て後方から脚部材13に伝達されるの
で、衝撃力は分散性を可及的に少なくして脚部材13に
伝達されるのである。
らブラケット22への衝撃力伝達を先の実施形態から変
更したもので、側板19の後端部にクロスパイプ20を
架設し、これにブラケット22を溶接して、このブラケ
ットの前側にアッパー支持軸14を介して脚部材13を
配置したものである。この場合は側板19の板厚をやや
厚くして衝撃力伝達にたえられるようにするのが良好で
ある。アンカ部材41に衝撃力が作用すると、それはブ
ラケット22を経て後方から脚部材13に伝達されるの
で、衝撃力は分散性を可及的に少なくして脚部材13に
伝達されるのである。
【0024】図6と図7は脚部材の変形例を示すもの
で、図6は前述の「H」型に変えて上向きの「コ」字型
にしたものである。また。図7のものは、鋼板の周囲に
フランジを形成したタイプのものである。両図にはアッ
パー支持軸とロア支持軸の軸線14aと15aが簡略的
に図示してある。
で、図6は前述の「H」型に変えて上向きの「コ」字型
にしたものである。また。図7のものは、鋼板の周囲に
フランジを形成したタイプのものである。両図にはアッ
パー支持軸とロア支持軸の軸線14aと15aが簡略的
に図示してある。
【0025】脚部材13が揺動するときには、低い位置
から高い位置へと移動するので、このときにできるだけ
軽く動かせるようにしておくことが大切である。そのた
めの方法として、つる巻きばねを利用したのが図8と図
9である。ここでのつる巻ばねは、軸に回転力を付与す
る一般的なもので、図8には簡略的に円形で図示してあ
る。右側のアッパー支持軸につる巻ばね49Rを組付
け、左側のアッパー支持軸につる巻ばね49Lを組付
け、各ばねによってアッパー支持軸に付与される回転力
を図9のように設定してある。同図の縦軸は人手による
操作力、横軸は脚部材13の傾斜角度であり、座席の質
量が加味されるので、図9のように上下対称の湾曲した
特性になる。
から高い位置へと移動するので、このときにできるだけ
軽く動かせるようにしておくことが大切である。そのた
めの方法として、つる巻きばねを利用したのが図8と図
9である。ここでのつる巻ばねは、軸に回転力を付与す
る一般的なもので、図8には簡略的に円形で図示してあ
る。右側のアッパー支持軸につる巻ばね49Rを組付
け、左側のアッパー支持軸につる巻ばね49Lを組付
け、各ばねによってアッパー支持軸に付与される回転力
を図9のように設定してある。同図の縦軸は人手による
操作力、横軸は脚部材13の傾斜角度であり、座席の質
量が加味されるので、図9のように上下対称の湾曲した
特性になる。
【0026】脚部材13を図8の右側状態から反対側へ
揺動するときには、右位置から中央位置までの持ち上げ
てゆく区間は、ばね49Rの蓄積回転力が助成するので
軽く移動させることができる。そして、中央位置から左
位置に押し下げてゆく区間は、ばね49Rの回転力は低
下するが、このときには押し下げ操作であると共に座席
の自重も作用するので、ばね49Lに回転力を蓄積しな
がら軽い操作力で左位置への移動が完了する。また、左
から右への移動は先の作動と逆になるのである。
揺動するときには、右位置から中央位置までの持ち上げ
てゆく区間は、ばね49Rの蓄積回転力が助成するので
軽く移動させることができる。そして、中央位置から左
位置に押し下げてゆく区間は、ばね49Rの回転力は低
下するが、このときには押し下げ操作であると共に座席
の自重も作用するので、ばね49Lに回転力を蓄積しな
がら軽い操作力で左位置への移動が完了する。また、左
から右への移動は先の作動と逆になるのである。
【0027】このような操作上の軽減策としては、他に
図10のようなガス圧式のダンパー50を利用すること
も可能である。この場合には、2本のダンパーを配置し
て、1本は左行きのときにガス圧による助成力を発揮さ
せ、他の1本には右行きのときにガス圧による助成力を
発揮させるように構成し、図9のような特性を得るので
ある。また、ダンパー方式においては、ストッパ付きの
ダンパーを用いることによって、図2のようなストッパ
機能を省略したり、任意の位置で座席を固定することも
可能である。
図10のようなガス圧式のダンパー50を利用すること
も可能である。この場合には、2本のダンパーを配置し
て、1本は左行きのときにガス圧による助成力を発揮さ
せ、他の1本には右行きのときにガス圧による助成力を
発揮させるように構成し、図9のような特性を得るので
ある。また、ダンパー方式においては、ストッパ付きの
ダンパーを用いることによって、図2のようなストッパ
機能を省略したり、任意の位置で座席を固定することも
可能である。
【0028】特許請求の範囲には記載していないが、図
9のような特性を発明の要件として附加することができ
る。こうすることによって、操作力を軽減させて取扱に
便宜を図ることができるのである。
9のような特性を発明の要件として附加することができ
る。こうすることによって、操作力を軽減させて取扱に
便宜を図ることができるのである。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、座席位置を左右方向に
移動させるときには、座席を横から押すと脚部材はアッ
パー支持軸とロア支持軸によって揺動が許される。そし
て、座席が停止した状態においては、ロア支持軸、ブラ
ケットおよび前後移動レール等がシートクッションの下
側に隠れているので、前述のようなレール部品の露出に
よる室内の見栄えや引っ掛かりの問題が確実に解決され
る。基本的な考え方の面から考察すると、シートクッシ
ョンの下側に配置した脚部材を左右方向に揺動させるこ
とが基本思想になっている。すなわち、脚部材を揺動さ
せるという考え方であるので、脚部材が片側に傾斜し切
ったときには、下側には支障になるような部材が残留し
ないのであり、このようなことが根拠になって、上述の
ような作用効果が発揮されている。
移動させるときには、座席を横から押すと脚部材はアッ
パー支持軸とロア支持軸によって揺動が許される。そし
て、座席が停止した状態においては、ロア支持軸、ブラ
ケットおよび前後移動レール等がシートクッションの下
側に隠れているので、前述のようなレール部品の露出に
よる室内の見栄えや引っ掛かりの問題が確実に解決され
る。基本的な考え方の面から考察すると、シートクッシ
ョンの下側に配置した脚部材を左右方向に揺動させるこ
とが基本思想になっている。すなわち、脚部材を揺動さ
せるという考え方であるので、脚部材が片側に傾斜し切
ったときには、下側には支障になるような部材が残留し
ないのであり、このようなことが根拠になって、上述の
ような作用効果が発揮されている。
【0030】揺動式の脚部材を前後移動レールと組み合
わせて採用するときには、前後移動レールの可動レール
に接続部材を固定し、ここにロア支持軸を取り付けるも
のであるから、前後移動レールからの突出部材は実質的
に接続部材だけとなり、従来技術の左右移動レールのよ
うな突出構造を回避できて、脚部材下部の構造をすっき
りとしたものにすることができる。
わせて採用するときには、前後移動レールの可動レール
に接続部材を固定し、ここにロア支持軸を取り付けるも
のであるから、前後移動レールからの突出部材は実質的
に接続部材だけとなり、従来技術の左右移動レールのよ
うな突出構造を回避できて、脚部材下部の構造をすっき
りとしたものにすることができる。
【0031】シートベルトに大きな衝撃力が作用したと
きには、その力はアンカ部材からその近くの接続部材に
忠実に伝えられ、さらに接続部材から脚部材へ伝達され
る。これは、アンカ部材と接続部材とが接近させて配置
してあるからであり、ここまでの伝達経路においては衝
撃力の分散性が非常に少なく、大部分の衝撃力が脚部材
へ伝えられる。このようにして脚部材に入った衝撃力
は、ロア支持軸、接続部材から長尺な可動レールや固定
レール、すなわち前後移動レールに伝えられ、長さの十
分な前後移動レールによって広く分散された状態で衝撃
力が受け止められることになる。このように衝撃力は分
散性の少ない状態で前後移動レールへ伝達され、その後
は、長尺性のある前後移動レールで分散性を高めて、信
頼性の高い衝撃荷重の処理が実現するのである。
きには、その力はアンカ部材からその近くの接続部材に
忠実に伝えられ、さらに接続部材から脚部材へ伝達され
る。これは、アンカ部材と接続部材とが接近させて配置
してあるからであり、ここまでの伝達経路においては衝
撃力の分散性が非常に少なく、大部分の衝撃力が脚部材
へ伝えられる。このようにして脚部材に入った衝撃力
は、ロア支持軸、接続部材から長尺な可動レールや固定
レール、すなわち前後移動レールに伝えられ、長さの十
分な前後移動レールによって広く分散された状態で衝撃
力が受け止められることになる。このように衝撃力は分
散性の少ない状態で前後移動レールへ伝達され、その後
は、長尺性のある前後移動レールで分散性を高めて、信
頼性の高い衝撃荷重の処理が実現するのである。
【0032】上述のような衝撃力の伝達処理によって、
アンカ部材をシートクッションのフレームに結合するこ
とが行いやすくなる。したがって、従来技術のようにア
ンカ部材が座席移動に伴って不適当な位置におかれるよ
うなことが回避できて、座席の移動量が制約されたりす
ることもなく、しかも、シートベルトの装着性が常に均
一に維持されて、装着上の違和感も解消される。
アンカ部材をシートクッションのフレームに結合するこ
とが行いやすくなる。したがって、従来技術のようにア
ンカ部材が座席移動に伴って不適当な位置におかれるよ
うなことが回避できて、座席の移動量が制約されたりす
ることもなく、しかも、シートベルトの装着性が常に均
一に維持されて、装着上の違和感も解消される。
【図1】本発明の実施形態を示す側面図である。
【図2】図1を右側からみた正面図である。
【図3】アンカ部材の取付部を示す縦断正面図である。
【図4】前後移動レールと接続部材との関係を示す縦断
正面図である。
正面図である。
【図5】他の実施形態を示す部分的な側面図である。
【図6】脚部材の変形例を示す立体図である。
【図7】脚部材の他の変形例を示す立体図である。
【図8】ばね力による助成を図るための簡略的な正面図
である。
である。
【図9】図8のもののばね特性を示す線図である。
【図10】他の実施形態を示す簡略的な正面図である。
【図11】従来技術の簡略的な平面図である。
【図12】図11のものの側面図である。
10 シートクッション 12 シートバック 9 座席 13 脚部材 14 アッパー支持軸 15 ロア支持軸 24 フロア 14a 軸線 15a 軸線 25 前後移動レール 26 可動レール 27 接続部材 16 フレーム 41 アンカ部材 22 接続部材
Claims (3)
- 【請求項1】 シートクッションとシートバックから成
る座席が自動車の左右方向に移動できる形式のものにお
いて、シートクッションの下側に脚部材を配置し、この
脚部材の上側はアッパー支持軸を介してシートクッショ
ン側に結合され、脚部材の下側はロア支持軸を介してフ
ロア側に結合され、上記各支持軸の軸線は自動車の前後
方向に向けて配置されており、これらの支持軸によって
脚部材が左右方向に揺動できるように構成したことを特
徴とする座席の移動装置。 - 【請求項2】 請求項1において、座席を自動車の前後
方向にも移動させるためにフロア部分に左右一対の前後
移動レールを設置し、このレール内の可動レールに接続
部材を固定し、前記ロア支持軸はこの接続部材に結合さ
れていることを特徴とする座席の移動装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、シー
トクッションのフレームにシートベルト用のアンカ部材
を固定すると共に、アッパー支持軸が結合される接続部
材を前記フレームに固定し、アンカ部材と接続部材とが
接近させて配置してあることを特徴とする座席の移動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11195203A JP2001018693A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 座席の移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11195203A JP2001018693A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 座席の移動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001018693A true JP2001018693A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16337182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11195203A Pending JP2001018693A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 座席の移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001018693A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2235594A1 (es) * | 2003-02-10 | 2005-07-01 | Universitat Politecnica De Catalunya | Sistema de proteccion lateral para automoviles constituido por paneles de amortiguamiento expansibles y por un sistema de desplazamiento transversal de los asientos delanteros. |
-
1999
- 1999-07-09 JP JP11195203A patent/JP2001018693A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2235594A1 (es) * | 2003-02-10 | 2005-07-01 | Universitat Politecnica De Catalunya | Sistema de proteccion lateral para automoviles constituido por paneles de amortiguamiento expansibles y por un sistema de desplazamiento transversal de los asientos delanteros. |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050408 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050419 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051101 |