JP2001018671A - トラクタの動力取出し装置 - Google Patents
トラクタの動力取出し装置Info
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- JP2001018671A JP2001018671A JP11194145A JP19414599A JP2001018671A JP 2001018671 A JP2001018671 A JP 2001018671A JP 11194145 A JP11194145 A JP 11194145A JP 19414599 A JP19414599 A JP 19414599A JP 2001018671 A JP2001018671 A JP 2001018671A
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- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/28—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or type of power take-off
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Abstract
設定できる動力取出し装置を提供する。 【解決手段】 車体前後一方側の車軸13を機体前後方
向に沿うセンタピン12回りで揺動自在に吊持されたア
クスルケース11に支持させ、少なくとも他方側の車軸
9にトランスミッションより動力が伝達されるように構
成するとともに、トランスミッションの下部に第一PT
O軸55を備えるトラクタ1に装備される動力取出し装
置において、前記アクスルケース11に第二PTO軸5
6を、前記センタピン12より下方へオフセットした位
置に支持させるとともに、該第二PTO軸56の軸端の
両側をそれぞれ機体の外方及び内方へ延出させ、該第二
PTO軸56の機体内方側端部と前記第一PTO軸55
とを、ユニバーサルジョイント70・71を介して連結
した。
Description
せる動力取出し装置の構成に関する。詳細には、第二P
TO軸の作業機に対する位置を適正に設定できる動力取
出し装置を提供するための技術に関する。
スを機体下面にセンタピンを介して左右揺動自在に吊持
することとした、いわゆるセンターピボット方式のトラ
クタはひろく公知とされている。このセンターピボット
方式は前車軸を支持する方式として一般的なものであ
り、地面の凹凸に応じて前車軸を左右に傾けて車輪を追
従させることで、操舵を容易とするものである。また、
トランスミッションの下部にPTO軸を備えて機体後部
や腹部に配置した作業機に動力を伝達して駆動するトラ
クタも広く公知となっている。また、上記第一PTO軸
のほかに更に機体の前側に第二PTO軸を設けて、機体
前部に連結した作業機を駆動するべく構成したトラクタ
も公知となっている。
軸を機体前部に支持する構成としては、例えば、フロン
トアクスルケースを支持する上記センタピンを筒状に構
成して、該センタピン内にて第二PTO軸を回転自在に
支持して、エンジンの動力を該第二PTO軸に伝達して
駆動するような構成が考えられる。
ンタピン内にて第二PTO軸を支持する上述のような構
成では、センタピンを取り付ける機体下面のブラケット
等に第二PTO軸が干渉しないようにする必要が生じ、
第二PTO軸への伝動経路を迂回させたりする必要があ
った。その上、第二PTO軸の位置が上方になりすぎて
しまい、作業機に対する第二PTO軸の伝動経路が長く
なったり、あるいは該経路を迂回させたりする必要が生
じて、設計上の自由度が小さくなっていた。また、エン
ジンに第二PTO軸を駆動する出力軸を特別に設ける必
要があり、高価なものとなってしまう不都合があった。
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
側の車軸を、機体前後方向に沿うセンタピン回りで揺動
自在に吊持されたアクスルケースに支持させ、少なくと
も前後他方側の車軸にトランスミッションより動力が伝
達されるように構成し、更にトランスミッションの下部
に第一PTO軸を備えるトラクタに装備される動力取出
し装置において、前記アクスルケースに第二PTO軸
を、前記センタピンより下方へオフセットした位置にて
支持させるとともに、該第二PTO軸の軸端の両側をそ
れぞれ機体の外方及び内方へ延出させ、該第二PTO軸
の機体内方側端部と前記第一PTO軸とを、ユニバーサ
ルジョイントを介して連結したものである。
る。まず、本発明をトラクタに適用した実施例の概略構
成を説明する。図1は本発明の一実施例に係るトラクタ
の全体的な構成を示した側面図、図2は同じくスケルト
ン図である。
体前方側に配置されたエンジンフレーム2上にエンジン
3やバッテリー等を取り付け、これらをボンネット5に
て覆い、ボンネット5後端にはダッシュボード6を配設
して、ダッシュボード6より上方にステアリングハンド
ル7を配置している。エンジン3の後方にはミッション
ケース8を配置しており、該ミッションケース8には後
述する後輪差動機構が内装され、左右両側にリアアクス
ル9・9を延設して、その左右各外端に後輪10・10
を取り付けている。さらに、上記エンジンフレーム2に
はセンタピン12を前後方向に支持し、該センタピン1
2を介してフロントアクスルケース11を機体下方に支
持し、該フロントアクスルケース11の左右各外方にフ
ロントアクスル13・13を突設し、その各外端に前記
ステアリングハンドル7にて操舵自在な前輪14・14
を配設している。
図1及び図2を参照しながら説明する。即ち、上記ミッ
ションケース8前方には入力軸15が突設され、該入力
軸15は上述のエンジン3の出力軸4と、伝動軸16及
びユニバーサルジョイントを介して連結される。この入
力軸15には、作業機のアクチュエータ等に圧油を送る
ための油圧ポンプ17が図2に示す如く配設され、更に
該入力軸15はミッションケース8内に延出されて、該
延出部分には、機体の前後進の切替及び変速に用いられ
る可変容積型の油圧ポンプ18が設けられる。
斜板19を操作するためのコントロールアーム20(図
1)は、図示せぬリンク機構等を介して、運転部に配さ
れる変速レバー21に連係されており、オペレータが該
変速レバー21を傾動操作することで、該油圧ポンプ1
8の圧油の吐出方向及び吐出量を変更できるようにして
いる。
8の前面を被装するフロントエンドカバー22の内面上
部位置に取り付けられ、該フロントエンドカバー22に
は、上記油圧ポンプ18が吐出する油を圧送するための
油路が形設される。さらに該フロントエンドカバー22
の外面下部位置には、後輪10及び前輪14を駆動する
ための油圧モータ23が取り付けられて、上記油圧ポン
プ18の吐出した油が上記油路を介して該油圧モータ2
3へと圧送されて、該油圧モータ23を駆動して、油圧
ポンプ18へ戻る構成としている。即ち、上記油圧ポン
プ18及び油圧モータ23を一対で組み合わせて、静油
圧式無段変速装置(HST)を構成してある。
3の出力軸24はミッションケース8内に挿入され、該
出力軸24の回転は、ミッションケース8内部に配設さ
れたギア減速装置25や後輪差動装置26を介して、上
述のリアアクスル9・9に伝達され、後輪10・10を
駆動する。上記油圧モータ23はそのハウジング内にク
ラッチ機構27を配設して、該クラッチ機構27の従動
軸が前方に延出されて前輪出力軸28とされる。該クラ
ッチ機構27の動力断接操作は上記油圧モータ23側部
に枢支されたクラッチコントロールレバー29(図1)
により行われ、該クラッチコントロールレバー29は、
運転部に配設された前輪駆動切替レバー30と図示せぬ
リンク機構等を介して連結されており、オペレータが該
レバー30を傾動操作することで、後輪駆動又は四輪駆
動の切替操作が行えるように構成している。
軸31及びユニバーサルジョイントを介して、機体前端
に支持される上記フロントアクスルケース11の入力軸
32に連結される。以下、フロントアクスルケース11
の構成について説明する。図3はフロントアクスルケー
スの全体構成を示した平面図、図4はフロントアクスル
ケース内にてセンタピン、車軸、PTO軸の位置関係を
示した正面断面図、図5は図4におけるA−A矢視断面
図、図6は図4におけるB−B矢視断面図である。
に示すように、その左右中央上部を機体前後方向に沿う
センタピン12にて上記エンジンフレーム2に揺動自在
に枢支される構成としており、地面の凹凸に応じてフロ
ントアクスル13・13が該センタピン12回りに左右
に傾くようにして、前輪14・14を地面に追従させる
ようにしている。
ように、、機体の前後方向に沿ってフロントアクスルケ
ース11内に挿入され、該ケース11内において入力軸
32先端にはギア33が取り付けられる。また、フロン
トアクスルケース11内には該入力軸32と平行に減速
軸34が軸支されて、該減速軸34には中間歯車35が
取り付けられて上記ギア33と噛合される。更にフロン
トアクスルケース11内部には、駆動軸たる左右のデフ
ヨーク軸38・38が配置されてその外方端が左右のフ
ロントアクスル13・13にそれぞれ連結され、そして
ケース11略中央部には該デフヨーク軸38・38を差
動的に連動連結する前輪差動装置36が配置され、上記
減速軸34には、該前輪差動装置36に動力を入力する
ためのベベルギア37が設けられる。上記フロントアク
スル13・13の外端には、前輪14・14を取り付け
るためのホイル取付フランジが一体的に形設される。
であって、回動自在にフロントアクスルケース11に軸
支されたデフケース39に、前記ベベルギア37に噛合
するリングギア40を相対回転不能に固定し、該デフケ
ース39内部にデフピニオン軸41を支持し、該デフピ
ニオン軸には二個のデフピニオン42・42を回動自在
に軸支している。更に、該デフピニオン42・42に噛
合するベベルギアであるデフサイドギア43・43を、
左右の上記デフヨーク軸38・38の中央側の端部にそ
れぞれ固定して、左右のデフヨーク軸38・38を差動
的に連結する前輪差動装置36を構成している。
に示すように機体左右に延出されて外端部にベベルギア
44・44を固定しており、更にフロントアクスルケー
ス11左右端部内部においてキングピン軸45・45を
略上下方向に沿わせるように配置して軸支し、該キング
ピン軸45・45の一端にはベベルギア46・46を固
定して上記ベベルギア44・44に噛合させている。更
にキングピン軸45・45の他端側は該キングピン軸4
5・45を中心に回動自在となるべくフロントアクスル
ケース11に支持させてある回動ケース47・47内に
延伸して軸支され、該延伸部分においてベベルギア48
・48が固定される一方、上記回動ケース47・47内
に前記フロントアクスル13・13を横架し、該フロン
トアクスル13・13の外側の端部には上記前輪14・
14を取り付ける一方、機体中央側の端部にはベベルギ
ア49・49を設けて、上記ベベルギア48・48と噛
合される。
は図5に示すようにナックルアーム50・50の基端が
略後方に向けて固設されて、左右の該ナックルアーム5
0・50の先端は、フロントアクスルケース11の後方
で上記デフヨーク軸38・38と略平行に配置されたタ
イロッド51にて相互連結される。さらに左右一側の回
動ケース47にはアーム63を後方に向けて突出し、該
アーム63先端とフロントアクスルケース11の後部適
宜位置との間には、フロントアクスルケース11後方に
配置した油圧シリンダ52が上下方向へ傾斜状に介装さ
れ、該油圧シリンダ52の伸長・縮退により左右の上記
回動ケース47・47を均部ピン軸45・45回りに回
動して、前輪14・14の左右回動方向を制御すること
としている。該油圧シリンダ52は図2に示す油圧ポン
プ17を油圧源とする油圧回路に接続され、該油圧ポン
プ17により圧油の供給を受けて伸長又は縮退される復
動シリンダとしており、油圧回路に設けられた図略のコ
ントロールバルブにてその駆動方向が制御される。そし
て、該コントロールバルブは上記ステアリングハンドル
7に連動して切替操作されるようにしており、従って、
少量の力でステアリングハンドル7を回動操作可能なパ
ワーステアリング装置を構成している。
達経路から動力を取り出して作業機を駆動するための構
成について説明する。即ち、ミッションケース8内に配
設された上述の油圧ポンプ18の入力軸は、ミッション
ケース8内にて図2に示す如く更に後方に延出されて、
該延出部分には多板式の摩擦クラッチ53が配設され
る。そして、該摩擦クラッチ53の従動側には平歯車か
らなる減速装置54の始端側が連結され、その終端側の
軸55は、ミッションケース8の前面下方から前方に突
出して、第一PTO軸たるミッドPTO軸とされる。
を前後に貫通するようにして第二PTO軸たるフロント
PTO軸56が配置軸支され、該フロントPTO軸56
は図1・図2に示すように、上記ミッドPTO軸55
と、その両端にユニバーサルジョイント70・71を備
える伝動軸57を介して連結されるようにしている。こ
のフロントPTO軸56の位置は、図1・図3・図6に
示すように、センタピン12より低い位置(下方にオフ
セットされた位置)にあり、かつ上記左右のデフヨーク
軸38・38よりは上のレベルに位置している。更にフ
ロントPTO軸56は図5に示すように、フロントアク
スルケース11内の前輪差動装置36との干渉を避ける
べく、平面視でセンタピン12の位置から左右側いずれ
か一方へオフセットされた位置に配置される。
構成したトラクタにも本発明を適用することができる。
以下この変形例について説明する。図7は機体腹部にモ
アを有する変形例に係るトラクタを示した側面図であ
る。
の前輪14と後輪10の間にモア58を有する構成と
し、ミッドPTO軸55は、モア58上部に前後方向に
配置された入力軸59の後端に伝動軸60及びユニバー
サルジョイントを介して連結されてモア58を駆動する
とともに、該入力軸59の前端部が上記フロントPTO
軸56に伝動軸61及びユニバーサルジョイントを介し
て連結されて、該フロントPTO軸56を駆動するよう
にしている。
明の技術的範囲は上記の実施例に限定されるものではな
く、本明細書及び図面に記載した事項から明らかになる
本発明が真に意図する技術的思想の範囲全体に、広く及
ぶものである。
以下に示すような効果を奏する。
側の車軸を、機体前後方向に沿うセンタピン回りで揺動
自在に吊持されたアクスルケースに支持させ、少なくと
も前後他方側の車軸にトランスミッションより動力が伝
達されるように構成し、更にトランスミッションの下部
に第一PTO軸を備えるトラクタに装備される動力取出
し装置において、前記アクスルケースに第二PTO軸
を、前記センタピンより下方へオフセットした位置にて
支持させるとともに、該第二PTO軸の軸端の両側をそ
れぞれ機体の外方及び内方へ延出させ、該第二PTO軸
の機体内方側端部と前記第一PTO軸とを、ユニバーサ
ルジョイントを介して連結したので、作業機に対して第
二PTO軸を適正な位置に設定できるので、作業機と第
二PTO軸とを連結する伝動経路を短く構成することが
できる。また、この動力取出し装置は、機体前後一方側
にトランスミッションに対する出力部を備えた、ごく一
般的なエンジンに適用することができる。即ち、エンジ
ンに第二PTO軸を駆動する出力軸を特別に設けたエン
ジンを特別に設計製造する必要がないので、結果とし
て、このような動力取出し装置を有するトラクタを低価
格にて提供できるのである。
成を示した側面図。
面図。
軸、PTO軸の位置関係を示した正面断面図。
を示した側面図。
4)
せる動力取出し装置の構成に関する。詳細には、第二P
TO軸の作業機に対する位置を適正に設定できる動力取
出し装置を提供するための技術に関する。
スを車体下面にセンタピンを介して左右揺動自在に吊持
することとした、いわゆるセンターピボット方式のトラ
クタはひろく公知とされている。このセンターピボット
方式は前車軸を支持する方式として一般的なものであ
り、地面の凹凸に応じて前車軸を左右に傾けて車輪を追
従させることで、操舵を容易とするものである。また、
トランスミッションの下部にPTO軸を備えて車体後部
や腹部に配置した作業機に動力を伝達して駆動するトラ
クタも広く公知となっている。また、上記第一PTO軸
のほかに更に車体の前側に第二PTO軸を設けて、車体
前部に連結した作業機を駆動するべく構成したトラクタ
も公知となっている。
軸を車体前部に支持する構成としては、例えば、フロン
トアクスルケースを支持する上記センタピンを筒状に構
成して、該センタピン内にて第二PTO軸を回転自在に
支持して、エンジンの動力を該第二PTO軸に伝達して
駆動するような構成が考えられる。
ンタピン内にて第二PTO軸を支持する上述のような構
成では、センタピンを取り付ける車体下面のブラケット
等に第二PTO軸が干渉しないようにする必要が生じ、
第二PTO軸への伝動経路を迂回させたりする必要があ
った。その上、第二PTO軸の位置が上方になりすぎて
しまい、作業機に対する第二PTO軸の伝動経路が長く
なったり、あるいは該経路を迂回させたりする必要が生
じて、設計上の自由度が小さくなっていた。また、エン
ジンに第二PTO軸を駆動する出力軸を特別に設ける必
要があり、高価なものとなってしまう不都合があった。
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
方側に位置する車輪を、センタピンを介して車体の前後
軸線回りで揺動自在に吊持したアクスルケースに支持さ
せる一方、車体の前後他方側に位置する車輪を、エンジ
ンからの動力を受け入れて変速するトランスミッション
により駆動するとともに、該トランスミッションに、そ
の受け入れたエンジンからの動力によって駆動される第
一PTO軸を備えさせたトラクタにおいて、前記アクス
ルケースに第二PTO軸を、前記センタピンよりも下方
の位置で、車体の前後軸線方向に沿わせて回転自在に支
持して設け、前記第二PTO軸の両軸端をそれぞれ前記
アクスルケースの外方へ延出させて、車体の内方側に向
く軸端部と、車体の外方側に向く軸端部とを設けるとと
もに、前記第二PTO軸の車体の内方側に向く軸端部と
前記第一PTO軸とを、ユニバーサルジョイントを介し
て連結したものである。
る。まず、本発明をトラクタに適用した実施例の概略構
成を説明する。図1は本発明の一実施例に係るトラクタ
の全体的な構成を示した側面図、図2は同じくスケルト
ン図である。
体前方側に配置されたエンジンフレーム2上にエンジン
3やバッテリー等を取り付け、これらをボンネット5に
て覆い、ボンネット5後端にはダッシュボード6を配設
して、ダッシュボード6より上方にステアリングハンド
ル7を配置している。エンジン3の後方にはミッション
ケース8を配置しており、該ミッションケース8には後
述する後輪差動機構が内装され、左右両側にリアアクス
ル9・9を延設して、その左右各外端に後輪10・10
を取り付けている。さらに、上記エンジンフレーム2に
はセンタピン12を前後方向に支持し、該センタピン1
2を介してフロントアクスルケース11を車体下方に支
持し、該フロントアクスルケース11の左右各外方にフ
ロントアクスル13・13を突設し、その各外端に前記
ステアリングハンドル7にて操舵自在な前輪14・14
を配設している。
図1及び図2を参照しながら説明する。即ち、上記ミッ
ションケース8前方には入力軸15が突設され、該入力
軸15は上述のエンジン3の出力軸4と、伝動軸16及
びユニバーサルジョイントを介して連結される。この入
力軸15には、作業機のアクチュエータ等に圧油を送る
ための油圧ポンプ17が図2に示す如く配設され、更に
該入力軸15はミッションケース8内に延出されて、該
延出部分には、車体の前後進の切替及び変速に用いられ
る可変容積型の油圧ポンプ18が設けられる。
斜板19を操作するためのコントロールアーム20(図
1)は、図示せぬリンク機構等を介して、運転部に配さ
れる変速レバー21に連係されており、オペレータが該
変速レバー21を傾動操作することで、該油圧ポンプ1
8の圧油の吐出方向及び吐出量を変更できるようにして
いる。
8の前面を被装するフロントエンドカバー22の内面上
部位置に取り付けられ、該フロントエンドカバー22に
は、上記油圧ポンプ18が吐出する油を圧送するための
油路が形設される。さらに該フロントエンドカバー22
の外面下部位置には、後輪10及び前輪14を駆動する
ための油圧モータ23が取り付けられて、上記油圧ポン
プ18の吐出した油が上記油路を介して該油圧モータ2
3へと圧送されて、該油圧モータ23を駆動して、油圧
ポンプ18へ戻る構成としている。即ち、上記油圧ポン
プ18及び油圧モータ23を一対で組み合わせて、静油
圧式無段変速装置(HST)を構成してある。
3の出力軸24はミッションケース8内に挿入され、該
出力軸24の回転は、ミッションケース8内部に配設さ
れたギア減速装置25や後輪差動装置26を介して、上
述のリアアクスル9・9に伝達され、後輪10・10を
駆動する。上記油圧モータ23はそのハウジング内にク
ラッチ機構27を配設して、該クラッチ機構27の従動
軸が前方に延出されて前輪出力軸28とされる。該クラ
ッチ機構27の動力断接操作は上記油圧モータ23側部
に枢支されたクラッチコントロールレバー29(図1)
により行われ、該クラッチコントロールレバー29は、
運転部に配設された前輪駆動切替レバー30と図示せぬ
リンク機構等を介して連結されており、オペレータが該
レバー30を傾動操作することで、後輪駆動又は四輪駆
動の切替操作が行えるように構成している。
軸31及びユニバーサルジョイントを介して、車体前端
に支持される上記フロントアクスルケース11の入力軸
32に連結される。以下、フロントアクスルケース11
の構成について説明する。図3はフロントアクスルケー
スの全体構成を示した平面図、図4はフロントアクスル
ケース内にてセンタピン、車軸、PTO軸の位置関係を
示した正面断面図、図5は図4におけるA−A矢視断面
図、図6は図4におけるB−B矢視断面図である。
に示すように、その左右中央上部を車体前後方向に沿う
センタピン12にて上記エンジンフレーム2に揺動自在
に枢支される構成としており、地面の凹凸に応じてフロ
ントアクスル13・13が該センタピン12回りに左右
に傾くようにして、前輪14・14を地面に追従させる
ようにしている。
示すように、車体の前後方向に沿ってフロントアクスル
ケース11内に挿入され、該ケース11内において入力
軸32先端にはギア33が取り付けられる。また、フロ
ントアクスルケース11内には該入力軸32と平行に減
速軸34が軸支されて、該減速軸34には中間歯車35
が取り付けられて上記ギア33と噛合される。さらに、
フロントアクスルケース11内部には、駆動軸たる左右
のデフヨーク軸38・38が配置されてその外方端が左
右のフロントアクスル13・13にそれぞれ連結され、
そしてケース11略中央部には該デフヨーク軸38・3
8を差動的に連動連結する前輪差動装置36が配置さ
れ、上記減速軸34には、該前輪差動装置36に動力を
入力するためのベベルギア37が設けられる。上記フロ
ントアクスル13・13の外端には、前輪14・14を
取り付けるためのホイル取付フランジが一体的に形設さ
れる。
であって、回動自在にフロントアクスルケース11に軸
支されたデフケース39に、前記ベベルギア37に噛合
するリングギア40を相対回転不能に固定し、該デフケ
ース39内部にデフピニオン軸41を支持し、該デフピ
ニオン軸には二個のデフピニオン42・42を回動自在
に軸支している。更に、該デフピニオン42・42に噛
合するベベルギアであるデフサイドギア43・43を、
左右の上記デフヨーク軸38・38の中央側の端部にそ
れぞれ固定して、左右のデフヨーク軸38・38を差動
的に連結する前輪差動装置36を構成している。
3に示すように、車体左右に延出されて外端部にベベル
ギア44・44を固定しており、更にフロントアクスル
ケース11左右端部内部においてキングピン軸45・4
5を略上下方向に沿わせるように配置して軸支し、該キ
ングピン軸45・45の一端にはベベルギア46・46
を固定して上記ベベルギア44・44に噛合させてい
る。更にキングピン軸45・45の他端側は該キングピ
ン軸45・45を中心に回動自在となるべくフロントア
クスルケース11に支持させてある回動ケース47・4
7内に延伸して軸支され、該延伸部分においてベベルギ
ア48・48が固定される一方、上記回動ケース47・
47内に前記フロントアクスル13・13を横架し、該
フロントアクスル13・13の外側の端部には上記前輪
14・14を取り付ける一方、車体中央側の端部にはベ
ベルギア49・49を設けて、上記ベベルギア48・4
8と噛合される。
は図5に示すようにナックルアーム50・50の基端が
略後方に向けて固設されて、左右の該ナックルアーム5
0・50の先端は、フロントアクスルケース11の後方
で上記デフヨーク軸38・38と略平行に配置されたタ
イロッド51にて相互連結される。さらに、左右一側の
回動ケース47にはアーム63を後方に向けて突出し、
該アーム63先端とフロントアクスルケース11の後部
適宜位置との間には、フロントアクスルケース11後方
に配置した油圧シリンダ52が上下方向へ傾斜状に介装
され、該油圧シリンダ52の伸長・縮退により左右の上
記回動ケース47・47を均部ピン軸45・45回りに
回動して、前輪14・14の左右回動方向を制御するこ
ととしている。該油圧シリンダ52は図2に示す油圧ポ
ンプ17を油圧源とする油圧回路に接続され、該油圧ポ
ンプ17により圧油の供給を受けて伸長又は縮退される
復動シリンダとしており、油圧回路に設けられた図略の
コントロールバルブにてその駆動方向が制御される。そ
して、該コントロールバルブは上記ステアリングハンド
ル7に連動して切替操作されるようにしており、従っ
て、少量の力でステアリングハンドル7を回動操作可能
なパワーステアリング装置を構成している。
達経路から動力を取り出して作業機を駆動するための構
成について説明する。即ち、ミッションケース8内に配
設された上述の油圧ポンプ18の入力軸は、ミッション
ケース8内にて図2に示す如く更に後方に延出されて、
該延出部分には多板式の摩擦クラッチ53が配設され
る。そして、該摩擦クラッチ53の従動側には平歯車か
らなる減速装置54の始端側が連結され、その終端側の
軸55は、ミッションケース8の前面下方から前方に突
出して、第一PTO軸たるミッドPTO軸とされる。
トアクスルケース11を前後に貫通するようにして第二
PTO軸たるフロントPTO軸56が配置軸支され、該
フロントPTO軸56の後端は、図1・図2に示すよう
に、上記ミッドPTO軸55と、その両端にユニバーサ
ルジョイント70・71を備える伝動軸57を介して連
結されるようにしている。このフロントPTO軸56の
位置は、図1・図3・図6に示すように、センタピン1
2より低い位置(下方にオフセットされた位置)にあ
り、かつ上記左右のデフヨーク軸38・38よりは上の
レベルに位置している。さらに、フロントPTO軸56
は、図5に示すように、フロントアクスルケース11内
の前輪差動装置36との干渉を避けるべく、平面視でセ
ンタピン12の位置から左右側いずれか一方へオフセッ
トされた位置に配置される。
構成したトラクタにも本発明を適用することができる。
以下この変形例について説明する。図7は車体腹部にモ
アを有する変形例に係るトラクタを示した側面図であ
る。
の前輪14と後輪10の間にモア58を有する構成と
し、ミッドPTO軸55は、モア58上部に前後方向に
配置された入力軸59の後端に伝動軸60及びユニバー
サルジョイントを介して連結されてモア58を駆動する
とともに、該入力軸59の前端部が上記フロントPTO
軸56に伝動軸61及びユニバーサルジョイントを介し
て連結されて、該フロントPTO軸56を駆動するよう
にしている。
を、車体前後方向に沿うセンタピン回りで揺動自在に吊
持されたアクスルケースに支持させ、少なくとも前後他
方側の車軸にトランスミッションより動力が伝達される
ように構成し、更にトランスミッションの下部に第一P
TO軸を備えるトラクタに装備される動力取出し装置に
おいて、前記アクスルケースに第二PTO軸を、前記セ
ンタピンより下方へオフセットした位置にて支持させる
とともに、該第二PTO軸の軸端の両側をそれぞれ車体
の外方及び内方へ延出させ、該第二PTO軸の車体内方
側端部と前記第一PTO軸とを、ユニバーサルジョイン
トを介して連結したものである。
明の技術的範囲は上記の実施例に限定されるものではな
く、本明細書及び図面に記載した事項から明らかになる
本発明が真に意図する技術的思想の範囲全体に、広く及
ぶものである。
以下に示すような効果を奏する。
方側に位置する車輪を、センタピンを介して車体の前後
軸線回りで揺動自在に吊持したアクスルケースに支持さ
せる一方、車体の前後他方側に位置する車輪を、エンジ
ンからの動力を受け入れて変速するトランスミッション
により駆動するとともに、該トランスミッションに、そ
の受け入れたエンジンからの動力によって駆動される第
一PTO軸を備えさせたトラクタにおいて、前記アクス
ルケースに第二PTO軸を、前記センタピンよりも下方
の位置で、車体の前後軸線方向に沿わせて回転自在に支
持して設け、前記第二PTO軸の両軸端をそれぞれ前記
アクスルケースの外方へ延出させて、車体の内方側に向
く軸端部と、車体の外方側に向く軸端部とを設けるとと
もに、前記第二PTO軸の車体の内方側に向く軸端部と
前記第一PTO軸とを、ユニバーサルジョイントを介し
て連結したので、作業機に対して第二PTO軸を適正な
位置に設定できるので、作業機と第二PTO軸とを連結
する伝動経路を短く構成することができる。また、この
動力取出し装置は、車体前後一方側にトランスミッショ
ンに対する出力部を備えた、ごく一般的なエンジンに適
用することができる。即ち、エンジンに第二PTO軸を
駆動する出力軸を特別に設けたエンジンを特別に設計製
造する必要がないので、結果として、このような動力取
出し装置を有するトラクタを低価格にて提供できるので
ある。
成を示した側面図。
面図。
軸、PTO軸の位置関係を示した正面断面図。
を示した側面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体前後一方側の車軸を、機体前後方向
に沿うセンタピン回りで揺動自在に吊持されたアクスル
ケースに支持させ、少なくとも前後他方側の車軸にトラ
ンスミッションより動力が伝達されるように構成し、更
にトランスミッションの下部に第一PTO軸を備えるト
ラクタに装備される動力取出し装置において、前記アク
スルケースに第二PTO軸を、前記センタピンより下方
へオフセットした位置にて支持させるとともに、該第二
PTO軸の軸端の両側をそれぞれ機体の外方及び内方へ
延出させ、該第二PTO軸の機体内方側端部と前記第一
PTO軸とを、ユニバーサルジョイントを介して連結し
たことを特徴とするトラクタの動力取出し装置。
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