JP2001017861A - 改質ガス中の一酸化炭素の選択酸化触媒 - Google Patents

改質ガス中の一酸化炭素の選択酸化触媒

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改質ガス中の一酸化炭素を選択的に酸化して
低減し、良好な燃料利用効率や発電効率を実現し得る一
酸化炭素選択酸化触媒を提供すること。 【解決手段】 改質ガス中の一酸化炭素を酸素ガスによ
って選択的に酸化する触媒である。ルテニウム又はルテ
ニウムと白金を多孔質担体に担持して成る。ルテニウム
又はルテニウムと白金が多孔質担体の外表面から100
μm以内に局在する。ルテニウム又はルテニウムと白金
をαアルミナ担体に担持してもよい。ルテニウム又はル
テニウムと白金の粒子径が、5〜200Åである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改質ガス中の一酸
化炭素を選択的に酸化する触媒に係り、更に詳細には、
低温で作動する燃料電池、特に固体高分子型燃料電池に
用いられる改質ガス中の一酸化炭素を選択酸化する触媒
に関する。本発明の触媒によれば、改質ガス中の一酸化
炭素が選択的に酸化されるので、かかる燃料電池を低温
においても効果的に作動させることができる。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料電池用の燃料ガスとしては、
コスト面を考慮して、メタンやプロパンなどの天然ガス
の炭化水素、メタノール等のアルコール又はナフサ等を
水蒸気改質して得られる改質ガスが広く用いられてい
る。かかる改質ガスには、水素や二酸化炭素など以外に
も一酸化炭素が含まれており、シフト反応で処理した後
であっても、約1容量%の一酸化炭素が含まれているこ
とが知られている。
【0003】かかる副生一酸化炭素は、溶融炭酸塩型な
どの高温作動型燃料電池では、燃料としても利用される
が、燐酸型や固体高分子型の低温作動型燃料電池では、
電極触媒である白金系触媒に対して触媒毒作用を呈し、
特に燐酸型燃料電池よりも低温で運転される固体高分子
型燃料電池においては、改質ガス中に共存する一酸化炭
素による触媒被毒が著しく、発電効率の低下という問題
が生じた。そして、このような問題に対し、従来は、種
々の白金族金属を用いたアルミナ触媒が提案されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
白金族金属を用いたアルミナ触媒にあっては、酸素によ
る酸化反応の選択性や活性が低いため、改質ガスの主成
分であり燃料ガスとなる水素が同時に酸化浪費されてし
まい、燃料利用効率の低下を引き起こすという課題があ
った。また、固体高分子型燃料電池においては、改質ガ
スを用いながら要求される発電効率を得るには、共存す
る一酸化炭素を当初の約1容量%からその1/100程
度以下に低減した後に供給する必要があるが、上記従来
の白金−アルミナ系触媒では、一酸化炭素の酸化低減が
十分でなく、残留する一酸化炭素により発電効率の劣化
を招いていた。
【0005】本発明は、このような従来技術の有する課
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、改質ガス中の一酸化炭素を選択的に酸化して低減
し、良好な燃料利用効率や発電効率を実現し得る一酸化
炭素選択酸化触媒を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、ルテニウム等を特
定の多孔質担体に担持した触媒が、酸素ガスが一酸化炭
素に対して過剰に存在する条件下で、優れた一酸化炭素
の選択的酸化を行うことを見出し、本発明を完成するに
至った。
【0007】即ち、本発明の一酸化炭素選択酸化触媒
は、改質ガス中の一酸化炭素を酸素ガスによって選択的
に酸化する触媒であって、ルテニウム又はルテニウムと
白金を多孔質担体に担持して成り、そのルテニウム又は
ルテニウムと白金が上記多孔質担体の外表面から100
μm以内に局在していることを特徴とする。
【0008】また、本発明の他の一酸化炭素選択酸化触
媒は、改質ガス中の一酸化炭素を酸素ガスによって選択
的に酸化する触媒であって、ルテニウム又はルテニウム
と白金をαアルミナ担体に担持して成ることを特徴とす
る。
【0009】更に、本発明の一酸化炭素選択酸化触媒の
好適形態は、上記ルテニウム又はルテニウムと白金の粒
子径が、200Å以下であることを特徴とする。
【0010】また、本発明の一酸化炭素選択酸化触媒の
他の好適形態は、上記ルテニウム又はルテニウムと白金
の混合物を0.01〜10重量%の割合で含有すること
を特徴とする。
【0011】更にまた、本発明の一酸化炭素選択酸化触
媒の更に他の好適形態は、上記改質ガスが固体高分子型
燃料電池に用いられる改質ガスであることを特徴とす
る。
【0012】
【作用】本発明の選択酸化触媒が、一酸化炭素(CO)
の優れた選択酸化性を発揮する理由の詳細は必ずしも明
らかではないが、現時点では以下のように推察される。
【0013】即ち、本発明では、特定の多孔質担体を用
いることにより、触媒金属であるルテニウム(Ru)又
はRuと白金(Pt)が該担体の最表面近傍に存在する
ようにした。このように、触媒金属を担体表面に局在化
させることによって、COの酸化が起こる温度を低温側
にシフトさせることができ、他の反応に対する選択性を
向上でき、これにより、反応後の改質ガス中のCO濃度
を低減させ、且つ水素の消費を防ぐことができるものと
思われる。
【0014】また、本発明では、αアルミナを担体とし
て好適に使用でき、このαアルミナは上述した触媒金属
の表面局在化を実現し得るが、これ以外にも、γアルミ
ナやシリカの代わりにαアルミナを使用することによ
り、反応ガス中に含まれる水蒸気の影響を減らすことが
できる。一般に、ガス中に水蒸気が混入することにより
水蒸気吸着が起こり、COの酸化が起こる温度が高温側
にシフトされるが、αアルミナを用いることにより、そ
の吸着による反応温度の高温側へのシフトを回避でき
る。この結果、CO酸化の選択性を向上させることがで
き、反応後の改質ガス中のCO濃度を低減させ、水素の
消費を防ぐことができるものと考えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一酸化炭素選択酸
化触媒について詳細に説明する。上述如く、本発明の一
酸化炭素選択酸化触媒は、改質ガス中のCOを酸素ガス
によって選択的に酸化する触媒である。ここで、改質ガ
スは、一般にメタンやプロパン等の炭化水素、メタノー
ル等のアルコール又はナフサ等を水蒸気改質して得られ
るガスをいい、代表的に、メタノール改質ガスは水素ガ
スを主成分とし、二酸化炭素(CO)、メタン(CH
)、水(HO)及びCOを含む。なお、本発明の適
用対象として効果的なものは、これらのうちでもシフト
反応後の改質ガスであって、CO濃度が1容量%程度の
ものである。
【0016】次に、酸素ガスは、COとの反応当量より
も過剰に存在すれば特に限定されるものではないが、代
表的には、COとの反応当量の1.1〜5倍の酸素を存
在させることが好ましい。1.1倍未満では、酸化され
ないCOが残留し、5倍を超えると、水素の消費量が増
大することがあり、好ましくない。
【0017】また、本発明の一酸化炭素選択酸化触媒
は、Ru又はRuとPtを、多孔質担体及び/又はαア
ルミナ担体に担持して成る。ここで、Ruは優れた酸化
触媒性能を有し、酸素によるCOの選択酸化を担うが、
同様に酸化触媒性能を有するPtを混入することも可能
である。なお、Ruの担持量は、得られる触媒全体の
0.01〜10重量%、望ましくは0.02〜0.5重
量%とすることが好ましい。一方、RuとPtとの混合
物の担持量も、触媒全体の0.01〜10重量%、望ま
しくは0.02〜5重量%とすることが好ましい。Ru
の担持量が0.02重量%未満では、COの酸化活性が
十分でないことがあり、0.5重量%を超えると、Ru
が有効に利用されないことがある。一方、RuとPtの
混合物の担持量が0.02重量%未満では、COの酸化
活性が十分でないことがあり、0.5重量%を超える
と、Ru、Ptが有効に利用されないことがある。
【0018】更に、本発明の選択酸化触媒では、担持さ
れているRu又はPtの粒子径が200Å以下、望まし
くは5〜200Åであることが好ましい。粒子径が20
0Åを超えると、COの酸化活性が十分でなくなること
があり、好ましくない。
【0019】また、上記多孔質担体としては、Ru又は
Ru−Pt混合物を当該担体外表面から100μm以
内、好ましくは20μm以内に存在させることができる
担体であれば、特に限定されるものではなく、各種多孔
質担体、例えば、αアルミナ、γアルミナ、チタニア、
シリカ及びジルコニアを用いることができる。なお、R
u等を担体外表面から100μm以内に担持できない場
合は、触媒表面のRu濃度が薄くなり、所期の効果が得
られないことがある。
【0020】更に、本発明の選択酸化触媒においては、
αアルミナを担体として好適に使用できるが、この理由
は、αアルミナは上述の局在化を容易に実現するからで
あり、また、上述のように水蒸気の影響を低減できるか
らである。なお、γアルミナは、1000℃以上の温度
で保持すればαアルミナに転移するが、その温度に保つ
と触媒金属であるRuやPtがシンタリングを起こし、
十分な活性が得られなくなるので、本発明の触媒に単独
で用いるのには適していない。但し、上述の特性を満足
する多孔質担体とαアルミナを併用することは可能であ
る。
【0021】本発明の選択酸化触媒は、上述のような構
成を有し、優れたCO選択酸化性を有するが、代表的に
は、改質ガス中に共存する1容量%程度のCOを100
ppm程度に酸化除去する。なお、使用条件も特に限定
されるものではないが、空間速度(SV)を30,00
0/hr以下、触媒温度を80〜180℃とすれば、顕
著な効果が得られる。
【0022】また、触媒形態も特に限定されるものでは
なく、粒状やペレット状とすることが可能であり、更に
は、コージェライト製や金属製などのハニカム状の一体
構造型担体にコートして用いることも可能である。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により更に
詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。なお、以下、特記しない限り「%」は
「重量%」を示す。
【0024】[性能評価]以下の実施例及び比較例にお
いて、得られた触媒の性能は下記の手法で評価した。 (触媒金属の担持粒子径)触媒を粉砕して、透過型電子
顕微鏡により担持金属を直接観察して、その粒径を確認
した。 (触媒金属の担体表面局在化)触媒をほぼ半分に割り、
その断面をEPMAにより観察して担持幅を確認した。
【0025】(実施例1)平均粒径が2mm程度のαア
ルミナにRuを約0.2%担持させて本例の選択酸化触
媒を得た。この触媒において、Ruはαアルミナ外表面
から50μmまでの深さに存在していた。また、Ruの
担持粒子径は、平均で100Åであった。この選択酸化
触媒に、1容量%の一酸化炭素を含む改質ガスに酸素を
2.5容量%分投入した試験ガスをSV30000/h
rで通過させたところ、触媒層の温度が100℃〜16
0℃の範囲において、CO濃度が100ppm以下にな
った。
【0026】(比較例1)平均粒径が2mm程度のγア
ルミナにRuを約0.2%担持させて本例の触媒を得
た。Ruはγアルミナ外表面から500μmまでの深さ
に存在しており、Ruの担持粒子径は平均で80Åであ
った。この触媒に、1容量%の一酸化炭素を含む改質ガ
スに酸素を2.5容量%分投入した試験ガスをSV30
000/hrで通過させたところ、触媒層の温度が10
0℃〜160℃の範囲において、CO濃度は5000p
pmであった。
【0027】(実施例2)平均粒径が2mm程度のαア
ルミナにRuを約0.2%担持させたて本例の選択酸化
触媒を得た。Ruはαアルミナ外表面から50μmまで
の深さに存在しており、Ruの担持粒子径は平均で10
0Åであった。この選択酸化触媒に、0.1容量%の一
酸化炭素を含む改質ガスに酸素を0.1容量%分投入し
た試験ガスをSV20000/hrで通過させたとこ
ろ、触媒層の温度が100℃〜150℃の範囲におい
て、CO濃度が50ppm以下になった。
【0028】(比較例2)平均粒径が2mm程度のγア
ルミナにRuを約0.2%担持させて本例の触媒を得
た。Ruはγアルミナ外表面から500μmまでの深さ
に存在しており、Ruの担持粒子径は平均で80Åであ
った。この触媒に、0.1容量%の一酸化炭素を含む改
質ガスに酸素を0.1容量%分投入した試験ガスをSV
20000/hrで通過させたところ、触媒層の温度が
100℃〜160℃の範囲において、CO濃度は100
ppm以上であった。
【0029】(実施例3)平均粒径が2mm程度のαア
ルミナにRu:Pt(重量比4:1)を約0.2%担持
させて本例の選択酸化触媒を得た。Ru及びPtはαア
ルミナ外表面から100μmまでの深さに存在してお
り、Ru及びPtの担持粒子径は平均で80Åであっ
た。この選択酸化触媒に、1容量%の一酸化炭素を含む
改質ガスに酸素を2.5容量%分投入した試験ガスをS
V30000/hrで通過させたところ、触媒層の温度
が100℃〜150℃の範囲において、CO濃度は50
ppm以下になり、特に110℃付近においては、20
ppm以下になっていた。
【0030】以上、本発明を好適実施例により詳細に説
明したが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
なく、本発明の開示の範囲内において種々の変形実施が
可能である。例えば、本発明の選択酸化触媒の用途は、
固体高分子型燃料電池に供給される改質ガスに限定され
るものではなく、他の改質ガス中のCOの低減にも利用
可能であり、高純度水素ガスを必要とするアンモニアの
合成などの各種プロセスにも適用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、ルテニウム等を特定の多孔質担体に担持して酸素過
剰条件下で処理することとしたため、改質ガス中の一酸
化炭素を選択的に酸化して低減し、良好な燃料利用効率
や発電効率を実現し得る一酸化炭素選択酸化触媒を提供
することができる。例えば、本発明の触媒を用いること
により、改質ガス中に1容量%程度存在する一酸化炭素
を過剰量の酸素の存在下150℃程度で反応させれば、
一酸化炭素濃度を0.1容量%以下に低減することがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G040 EA02 EA03 EA06 EB31 4G069 AA03 AA12 BA01A BA01B BB02A BB02B BC70A BC70B BC75A BC75B CC17 CC25 CC26 CC32 DA05 EA02Y EB18Y EB19 EC22X EC29 FC08 5H026 AA06 5H027 AA06 BA01 BA16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 改質ガス中の一酸化炭素を酸素ガスによ
    って選択的に酸化する触媒であって、ルテニウム又はル
    テニウムと白金を多孔質担体に担持して成り、そのルテ
    ニウム又はルテニウムと白金が上記多孔質担体の外表面
    から100μm以内に局在していることを特徴とする一
    酸化炭素の選択酸化触媒。
  2. 【請求項2】 改質ガス中の一酸化炭素を酸素ガスによ
    って選択的に酸化する触媒であって、ルテニウム又はル
    テニウムと白金をαアルミナ担体に担持して成ることを
    特徴とする一酸化炭素の選択酸化触媒。
  3. 【請求項3】 上記ルテニウム又はルテニウムと白金の
    粒子径が、200Å以下であることを特徴とする請求項
    1又は2記載の選択酸化触媒。
  4. 【請求項4】 上記ルテニウム又はルテニウムと白金の
    混合物を0.01〜10重量%の割合で含有することを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1つの項に記載の選
    択酸化触媒。
  5. 【請求項5】 上記改質ガスが固体高分子型燃料電池に
    用いられる改質ガスであることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1つの項に記載の選択酸化触媒。
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