JP2001017651A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001017651A
JP2001017651A JP11192020A JP19202099A JP2001017651A JP 2001017651 A JP2001017651 A JP 2001017651A JP 11192020 A JP11192020 A JP 11192020A JP 19202099 A JP19202099 A JP 19202099A JP 2001017651 A JP2001017651 A JP 2001017651A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技制御装置からの表示指令信号に基づいて
表示装置の表示を制御する表示制御装置を備えた遊技機
において、異なる機種で表示制御装置を汎用化し得るも
のを提供する。 【解決手段】 表示制御装置150が受信可能な表示指
令信号として、遊技機(遊技制御装置100)の機種毎
に異なり得る表示(デモ画面表示A〜C、赤色または黄
色の停止図柄の表示)に1対1で対応する信号(デモ画
面表示A〜Cにそれぞれ対応するデモ画面表示指令、赤
色または黄色の停止図柄にそれぞれ対応する図柄別停止
図柄通知)を備えた。デモ画面表示指令は、遊技制御装
置100の電源投入またはリセット直後に送信され、図
柄別停止図柄通知は図柄変動毎に送信されるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技制御装置から
の表示指令信号に基づいて表示装置の表示を制御する表
示制御装置を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、表示装置に画像表示を行う遊
技機(例えば弾球遊技機)においては、遊技を統括的に
制御する遊技制御装置と、表示装置を制御する表示制御
装置を別体で設け、表示制御装置を遊技制御装置からの
表示指令信号で制御するようにしたものが知られてい
る。
【0003】このような遊技機では、遊技機の機種が異
なると遊技の制御方法が変わってくるので、遊技制御装
置および表示制御装置も、機種に1対1で対応して異な
るものされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技機
には、機種が異なったとしても、表示装置における表示
が類似するものがある。したがって、このような表示が
類似する遊技機では、表示制御装置を汎用的に利用した
方が、効率がよい。
【0005】一方、遊技制御装置は、遊技の中核となる
制御(例えば大当たりの抽選)を行うものであるので、
遊技機の機種に1対1で対応するものとして厳密に管理
することが、不正行為防止等の安全性確保のために必要
である。
【0006】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、遊技制御装置からの表示指令信号に基づ
いて表示装置の表示を制御する表示制御装置を備えた遊
技機において、異なる機種で表示制御装置を汎用化し得
るものを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、遊技機
の機種毎に備えられて遊技を統括的に制御する遊技制御
装置と、複数の識別情報表示を可変的に表示可能な表示
装置と、前記表示装置における表示を制御する表示制御
装置とを備え、前記遊技制御装置からの表示指令信号を
前記表示制御装置に向けて送信する構成とした遊技機に
おいて、前記表示制御装置は複数の遊技機の各機種毎に
異なり得る表示と各機種に共通の表示とを前記表示装置
に表示可能な表示制御手段を備えるとともに、前記各機
種毎に異なり得る表示と1対1に対応する表示指令信号
を備えた。
【0008】第2の発明では、前記遊技制御装置と前記
表示制御装置の通信は、前記遊技制御装置から前記表示
制御装置に向かう単方向通信のみが許容される。
【0009】第3の発明では、遊技機の機種を特定可能
な情報を含む表示指令信号を備えた。
【0010】第4の発明では、前記遊技機の機種を特定
可能な情報を含む表示指令信号として、遊技の進行中に
送信される表示指令信号を備えた。
【0011】第5の発明では、前記遊技の進行中に送信
される表示指令信号は、前記識別情報表示の変動開始毎
に送信されるものである。
【0012】第6の発明では、前記表示装置は、遊技機
の各機種毎に固有のデモ画面表示を備えた。
【0013】第7の発明では、前記デモ画面表示を指示
する表示指令信号は、前記遊技制御装置の電源投入また
はリセット直後に送信される。
【0014】第8の発明では、前記表示装置は、前記複
数の各機種で共通の前記複数の識別情報表示のスプライ
ト画像を備えるとともに、これらのスプライト画像への
色彩の割り当てパターンの変更により、前記識別情報表
示を各機種に対応した表示とする。
【0015】第9の発明では、前記表示装置は、前記複
数の各機種で共通の前記識別情報表示のスプライト画像
を備えるとともに、これらのスプライト画像へ他のスプ
ライト画像を重ね合わせることにより、前記識別情報表
示を各機種に対応した表示とする。
【0016】第10の発明では、前記各機種毎に異なり
得る表示として、遊技機のその後の遊技状態を報知する
表示を備えた。
【0017】第11の発明では、遊技機の機種毎に備え
られて遊技を統括的に制御する遊技制御装置と、複数の
識別情報表示を可変的に表示可能な表示装置と、前記表
示装置における表示を制御する表示制御装置とを備え、
前記遊技制御装置からの表示指令信号を前記表示制御装
置に向けて送信する構成とした遊技機において、遊技機
の機種を特定するための機種特定情報を含む表示指令信
号を備えるとともに、前記表示制御装置は、複数の遊技
機の各機種毎に異なり得る表示と各機種に共通の表示と
を前記表示装置に表示可能な表示制御手段と、前記機種
特定情報を記憶可能な機種特定情報記憶手段とを備え
た。
【0018】第12の発明では、前記機種特定情報を含
む表示指令信号は、前記遊技制御装置の電源投入時にこ
れを知らせるために送信される電源投入通知指令であ
る。
【0019】第13の発明では、前記機種特定情報記憶
手段への機種特定情報の記憶は、常態では禁止されると
ともに、記憶許可手段の操作時にのみ許容されるように
した。
【0020】
【発明の作用および効果】第1、第2の発明では、遊技
機の各機種毎に異なり得る表示と1対1に対応する表示
指令信号を備えるので、表示制御装置は、この表示指令
信号に基づいて表示装置を制御することにより、遊技機
(遊技制御装置)の機種が異なったとしても、機種に対
応した表示を確実に表示させることができる。したがっ
て、1種類の表示制御装置を、複数種類の遊技制御装置
に対して汎用的に使用することが可能となり、表示制御
装置を効率的に大量生産することができ、生産効率向上
によるコスト削減を図ることができる。また、複数機種
の遊技機に対して、1種類の表示制御装置を検査すれば
よくなるので、検査機関による検査の労力が低減され
る。
【0021】なお、遊技機の各機種毎に異なり得る表示
あるいは各機種に共通な表示という場合の表示は、表示
装置の表示部(例えば画面)全体の表示のみならず、表
示部の一部分における表示(例えば識別情報表示)をも
示す。また、遊技機の各機種毎に異なり得る表示は、複
数の遊技機の一部で共有されるものであり得る。
【0022】第3の発明では、遊技機の機種を特定可能
な情報を含む表示指令信号が備えられるので、表示制御
装置はこの表示指令信号の受信により遊技機の機種を特
定することができ、遊技機の機種に対応する適切な表示
を表示装置に行わせることができる。
【0023】第4、第5の発明では、遊技の進行中に遊
技機の機種を特定可能な情報を含む表示指令信号が送信
されるので、ノイズ等により表示制御装置が機種に関す
る記憶を無くしてしまった場合でも、表示制御装置は表
示指令信号に含まれる遊技機の機種を特定可能な情報に
より、機種を特定し直して、適切な制御を続行すること
ができる。特に第5の発明では、識別情報表示の変動毎
に、遊技機の機種を特定可能な情報を含む表示指令信号
が送信されるので、この種の表示指令信号の送信は頻繁
になされ、表示制御装置には機種を特定し直す機会が多
く与えられる。
【0024】第6の発明では、各機種に固有なデモ画面
表示が備えられるので、表示制御装置は、このデモ画面
表示を指示する表示指令信号の受信により、機種を特定
することができる。
【0025】第7の発明では、デモ画面表示を指示する
表示指令信号が電源投入またはリセット直後に送信され
るので、この表示指令信号により遊技制御装置は遊技制
御装置は起動(再起動)後、迅速に機種の特定をでき
る。また、この表示指令信号によりデモ画面が直ちに表
示されるので、このデモ画面を見た遊技者や検査者は、
電源投入等の後、直ぐに遊技機の機種が何であるかを知
ることができる。
【0026】第8の発明では、共通のスプライト画像へ
の色彩割り当てパターン変更により、機種毎に異なり得
る表示に対応するので、表示制御装置に記憶しておくデ
ータ量を少なくでき、コスト削減できるとともに、表示
の変更にも容易に対応できる。
【0027】第9の発明では、共通のスプライト画像へ
他のスプライト画像を重ね合わせることにより、機種毎
に異なり得る表示に対応するので、表示制御装置に記憶
しておくデータ量を少なくでき、コスト削減できるとと
もに、表示の変更にも容易に対応できる。
【0028】第10の発明では、遊技機のその後の遊技
状態を報知する表示は、遊技機の各機種毎に異なり得る
が、このその後の遊技状態を報知する表示には表示指令
信号が1対1で対応するので、表示制御装置に変更を加
えることなく、各機種固有の遊技状態の変化パターン
を、遊技制御装置側で自在に設定できる。
【0029】第11の発明では、機種特定情報記憶手段
に機種特定情報を記憶することにより、表示制御装置は
遊技機の機種を特定することができるので、表示指令信
号を各機種で共通としたとしても、表示制御装置は、各
機種毎に異なり得る表示を、機種に対応して正しく表示
しうる。したがって、表示指令信号の総数を少なくする
ことができ、遊技機の開発が単純化され、開発効率が高
められる。
【0030】第12の発明では、電源投入通知指令に機
種特定情報を含ませたので、表示制御装置は、遊技機の
制御開始直後から機種を特定することができる。
【0031】第13の発明では、機種特定情報記憶手段
への機種特定情報の記憶は、記憶許可手段の操作時にの
みなされるので、ノイズ等により機種特定情報記憶手段
の記憶が書き換えられてしまう可能性を小さくできる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0033】図1は、弾球遊技機の遊技盤10の正面図
である。
【0034】この遊技盤10の表面において、ガイドレ
ール9で囲われた部分が遊技領域11となる。弾球遊技
においては、図示されない打球発射装置の操作により、
遊技球(パチンコ球)が1個ずつ遊技領域11へ向けて
打ち出される。
【0035】遊技領域11の下方付近には、内部に大入
賞口を有する特別変動入賞装置12が配設される。この
特別変動入賞装置12は、大入賞口ソレノイド12A
(図2参照)への通電により開閉されるものである。ま
た、遊技領域11の各所には一般入賞口13が設けられ
るとともに、特別変動入賞装置12の直ぐ上方には、電
動ゲート(普通変動入賞装置)15を有する始動口14
が配設される。この電動ゲート15は、電動ゲートソレ
ノイド15A(図2参照)への通電により動作し、始動
口14への入口の広さを変更する。さらに、遊技領域1
1の最下端には、排出口16が設けられる。これによ
り、遊技領域11内に打ち込まれた遊技球は、遊技領域
11内の各所に配置された風車等の転動誘導部材17に
より転動方向を変えられながら遊技領域11表面を流下
し、特別変動入賞装置12、一般入賞口13、始動口1
4、排出口16のいずれかに入るようになっている。
【0036】各入賞装置(特別変動入賞装置12、一般
入賞口13、始動口14)への入賞は、セーフセンサ5
1(図2参照)により検出される。そして、入賞した入
賞装置の種類に応じた数の賞球が賞球口6Aから排出さ
れるように、排出制御装置200(図2参照)により、
球排出装置(排出ユニット)が制御されるようになって
いる。
【0037】特別変動入賞装置12上方の遊技領域11
ほぼ中央には、表示装置(特別図柄表示装置)20が備
えられる。この表示装置20は、表示制御装置150
(図2参照)により制御されて、遊技の進行に対応した
画像を表示するものである。具体的に、この表示装置2
0においては、主たる表示として、表示画面の複数の表
示領域(例えば左、中、右の3つの表示領域)のそれぞ
れに、識別情報である特別図柄が可変表示される。これ
らの特別図柄としては、例えば、16進法で表現された
16個の数字(「0」〜「F」)が表示され、これらの
数字からなる帯をスクロールさせながら変動表示するこ
とができるようになっている。なお、この表示装置20
の表示画面部分は、例えばLCD(液晶表示器)、CR
T(ブラウン管)等から構成される。。
【0038】始動口14には入賞球を検出する特別図柄
始動センサ52(図2参照)が設けられる。始動口14
への遊技球の入賞タイミングは、特別図柄入賞記憶とし
て、遊技制御装置100(図2参照)の所定の記憶領域
(RAM113(図2参照)の第1〜第4の特別図柄記
憶領域)に最大4回分を限度として記憶される。また、
この特別図柄入賞記憶の数は、表示装置20上部に設け
られた特別図柄記憶表示器21に表示される。遊技制御
装置100は、特別図柄入賞記憶に基づき、(特別図柄
に関する)大当たり発生の抽選を行う。
【0039】この大当たりの抽選のたびに、表示装置2
0の画像表示は可変状態となる。具体的には、各表示領
域の特別図柄が変動(例えばスクロール)する。そし
て、抽選により遊技が大当たり状態となると、変動した
各識別情報が所定の組み合わせで停止するとともに、特
別変動入賞装置12が、所定期間にわたって、球を受け
入れない閉状態(遊技者に不利な状態)から球を受け入
れやすい開状態(遊技者に有利な状態)に変換され、遊
技者により多くの賞球獲得のチャンスが与えられる。
【0040】大当たりには、通常の大当たりと確率変動
を伴う大当たりの2種類が設けられる。そして、通常の
遊技においては、大当たりの発生確率は、所定の確率
(例えば1/300)に保たれているが、確率変動を伴
う大当たりが発生した場合には、この発生が確率変動図
柄による大当たり表示(例えば「777」)で示される
とともに、確率変動状態、すなわち大当たり発生確率が
通常の確率よりも高い確率(例えば1/50)となる状
態に、遊技が移行するようになっている。この確率変動
状態は、引き続く大当たりが確率変動を伴わない通常の
大当たりとなるまで継続される。
【0041】特別変動入賞装置12内には、特別変動入
賞装置12への入賞球数をカウントするカウントセンサ
55(図2参照)ならびに特別変動入賞装置12内に設
けられた継続入賞口への入賞球を検出する継続センサ5
4(図2参照)が備えられている。
【0042】上記の開状態は、このカウントセンサ55
により検出される特別変動入賞装置12への所定数(例
えば10個)の入賞または所定時間の経過(例えば30
秒)を1単位(1ラウンド)として実行される。そし
て、各ラウンドにおいて特別変動入賞装置12へ所定数
の入賞があり、かつ継続センサ54により検出される継
続入賞口への入賞がある限り、ラウンドは所定の上限値
(例えば16ラウンド)に至るまで繰り返されるように
なっている。
【0043】遊技領域11の所定位置には、普通図柄始
動ゲート18が配設される。この普通図柄始動ゲート1
8への遊技球の通過は普通図柄始動ゲートセンサ53
(図2参照)により検出され、この通過タイミング(普
通図柄始動記憶)は、遊技制御装置100に記憶され
る。遊技制御装置100は、この普通図柄始動記憶に基
づき、普通図柄に関する当たりの抽選を行う。この普通
図柄に関する当たりが発生したときには、所定時間にわ
たって始動口14の電動ゲート15が開かれ、始動口1
4への入賞が容易とされるようになっている。なお、普
通図柄始動記憶の記憶数は、後述の普通図柄表示器30
の両側に配設された普通図柄記憶表示器31に表示され
ようになっている。
【0044】始動口14の基部には、普通図柄(例えば
一桁の数字)を表示する普通図柄表示器31が配設され
る。この普通図柄表示器31における可変表示は、普通
図柄始動記憶があると変動を始め、普通図柄に関する抽
選が当たりとなると、所定の当たり図柄で停止する。
【0045】また、弾球遊技機には、装飾表示制御装置
300(図2参照)により制御される各種装飾表示装置
(サイドランプ41等)が配設され、遊技の進行に伴う
ランプ点灯等の装飾表示が行われるようになっている。
さらに、弾球遊技機には、音制御装置250(図2参
照)に制御される音出力装置(図示せず)が備えられ、
遊技状態に対応した効果音を出力するようになってい
る。なお、以下の説明では、装飾表示装置と音出力装置
とを併せて演出装置と言い、音制御装置250と装飾表
示制御装置300とを併せて演出制御装置と言う。
【0046】図2は、弾球遊技機の制御系を示すブロッ
ク構成図である。
【0047】図示されるように、遊技制御装置100
は、遊技用マイクロコンピュータ101、入力インター
フェイス102、出力インターフェイス103、分配回
路104、発振器105等から構成される。
【0048】遊技用マイクロコンピュータ101は、C
PU111、ROM112,RAM113を備える。
【0049】CPU111は、遊技制御装置100によ
る制御(遊技制御)を司るICである。
【0050】ROM112は、遊技制御のための不変の
情報を記憶しているもので、各種プログラムや、遊技制
御における大当たりの確率などの定数が記憶されてい
る。
【0051】RAM113は、CPU111による遊技
制御時にワークエリアとして利用されるもので、特別図
柄乱数カウンタ、特別図柄乱数記憶、普通図柄乱数カウ
ンタ、普通図柄乱数記憶、大当たり判定フラグ等が、対
応する格納領域に記憶される。ここで、特別図柄乱数カ
ウンタ、普通図柄乱数カウンタは、それぞれ、(特別図
柄に関する)大当たり、普通図柄に関する当たりを決定
するために用いられるカウンタで、所定の数値範囲内で
更新されるものである。また、大当たり判定フラグは、
大当たりの発生/非発生を示すフラグである。
【0052】CPU111には、入力インターフェース
102を介して、各種検出装置、すなわちセーフセンサ
51、特別図柄始動センサ52、普通図柄始動ゲートセ
ンサ53、カウントセンサ54、継続センサ54からの
検出信号が入力される。CPU111は、これらの検出
信号に基づいて、ROM112に格納されたプログラム
(遊技プログラム)により、遊技の統括的な制御(遊技
制御)を行う。
【0053】詳しく説明すると、遊技用マイクロコンピ
ュータ101は、特別図柄入賞記憶(特別図柄始動セン
サ52による始動口14への入賞検出のタイミングにお
ける特別図柄乱数カウンタの値)に基づいて、(特別図
柄に関する)大当たりの抽選を行う。また、普通図柄入
賞記憶(普通図柄始動センサ52による普通図柄始動ゲ
ート18通過検出のタイミングにおける普通図柄乱数カ
ウンタの値)に基づいて、普通図柄に関する当たりの抽
選を行う。
【0054】また、CPU111は、表示制御装置15
0に表示制御信号を送信して、表示装置20における表
示を制御する。また、同様に、特別図柄記憶表示器2
1、普通図柄表示器30、普通図柄記憶表示器31に制
御信号を送信し、これら各表示器の表示を制御する。
【0055】また、CPU111は、特別変動入賞装置
12の駆動用ソレノイドである大入賞口ソレノイド12
A、電動ゲート15の駆動ソレノイドである電動ゲート
ソレノイド15Aに制御信号を送信し、これらのソレノ
イドへの通電を制御することにより、特別変動入賞装置
12、電動ゲート15の開閉を制御する。
【0056】また、CPU111は、排出制御装置20
0に、賞球数データ等を含む排出制御信号(賞球数制御
情報)を送信し、図示されない排出装置からの賞球(お
よび貸球)の排出を制御する。なお、排出制御装置50
には、セーフセンサ51からの検出信号が、分配回路1
04を介して入力される。
【0057】また、CPU111は、音制御装置25
0、装飾表示制御装置300に、それぞれ音制御信号、
装飾表示制御信号を送信し、音出力装置からの音出力、
各種装飾表示装置(サイドランプ41等)の点滅動作等
を制御する。
【0058】これらの場合、遊技制御装置100と、こ
の遊技制御装置100により統括制御される各種制御装
置(表示制御装置150、排出制御装置200、音制御
装置250、装飾表示制御装置300)との間の通信
は、遊技制御装置100から各種制御装置に向かう単方
向通信となっている。すなわち、各種制御装置から遊技
制御装置100に向けては、何らかの情報が送信される
ことはない(ただし、電源供給のような情報通信とは関
係ない要素が伝達されることはあり得る)。
【0059】これにより、各種制御装置側から遊技制御
装置100に向けて不正な信号を送信して遊技制御装置
100による制御を攪乱する不正行為を有効に防止でき
る。また、遊技機の検査は、各種制御装置から遊技制御
装置100に通信がなされないことを前提に行えるの
で、検査の労力を低減できる。
【0060】なお、この単方向通信の具体的な構成とし
ては、例えば、遊技制御装置から各種制御装置に送信さ
れる各信号を単方向通信にし、かつこの信号線上にバッ
ファ回路を設ける構成を採ることができる(特許第28
96369号参照)。
【0061】発振器105は、一定周期(例えば、2m
sec)のリセット割込信号を生成し、CPU111の
リセット入力端子に入力する。CPU111は、このリ
セット割込信号の入力毎に、予め定めた所定番地から遊
技プログラムを実行する。遊技制御は、このリセット割
込信号の割込時間(信号周期)を単位として実行される
ことになる。なお、このCPU111のリセットは、C
PU111内でソフト的にかけることもできる。
【0062】遊技制御装置100は、外部情報端子盤6
0を介して、図示されない遊技店のホールコンピュータ
(中央管理装置)に接続される。ホールコンピュータに
は、大当たりが発生したときの大当たり信号、確率変動
状態への移行を示す確率変動信号、表示装置20におけ
る図柄停止を示す図柄停止信号、異常信号等が送信さ
れ、複数の弾球遊技機が統括的に管理される。
【0063】図3には、表示制御装置150の構成を示
す。
【0064】図示されるように、表示制御装置150
は、CPU151、ROM152、RAM153、DM
AC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ)
154、インターフェイス155、VDP(ビデオ・デ
ィスプレイ・プロセッサ)156、表示装置(LCD)
20の画像データを格納したフォントROM157、ク
ロック158等から構成される。
【0065】CPU151は、インターフェイス155
を介して遊技制御装置100からの通信割り込みを受け
ると、遊技制御装置100からの表示制御信号(表示制
御データ)の読み込みを行うとともに、この表示制御デ
ータに基づいて画面情報(図柄表示情報、背景画面情
報、動画キャラクタ画面情報など)を作成して、RAM
153に記憶する。
【0066】この画面情報は、VDP156からCPU
151への垂直同期割り込みのタイミングで、VDP1
56から転送指令を受けたDMAC154により、VD
P156に転送される。VDP156は、この画像情報
に基づき、フォントROM157の該当画像データを取
り込み、表示装置20の画面に水平走査、垂直走査を行
って、所定の画像表示を行う。
【0067】なお、前述したように、遊技制御装置10
0と表示制御装置150の通信は、遊技制御装置100
から表示制御装置150に向かう単方向通信である。
【0068】図4には、表示装置20における表示原理
を示す。この図4を用いて、上記表示制御装置150の
各構成の機能を詳細に説明する。
【0069】図示されるように、表示装置20のLCD
画面は、網の目状に配置された多数の画素から構成され
る。これらの画素に色が割り当てられることにより、図
柄、キャラクタ等の画像表示がなされる。
【0070】フォントROM157は、各図柄毎に各画
素に番号を割り当てたフォントデータを記憶している。
例えば、図4では、図柄「2」のフォントデータとし
て、図柄輪郭の外側領域(透明領域)に0番を割り当
て、図柄の輪郭領域に1番を割り当て、図柄輪郭の内側
領域に2番を割り当てたデータが記憶されている。
【0071】VDP156は、CPU151からの画面
情報に基づいて、フォントデータの一つを一つのスプラ
イト画像に割り当てるとともに、フォントデータの各番
号に任意の色彩を設定することができる(パレット制
御)。すなわち、VDP156は、各図柄につき、同一
の輪郭に異なる色彩を持たせることができる。
【0072】表示装置20には、スプライト画像が自在
に重ね合わされた表示がなされる(スプライト制御)。
具体的に、背景画像のスプライト画像の前に、各図柄の
スプライト画像やキャラクターのスプライト画像を重ね
合わせることにより、背景の前面に図柄やキャラクター
が表示された画像表示が得られる。なお、後側のスプラ
イト画像は、前側のスプライト画像の透明色が割り当て
られた領域を介して見ることができる。
【0073】本実施の形態では、このような表示原理に
基づいて、例えば図5(A)または(B)に示すような
方法で、確率変動図柄と通常図柄を判別表示する。具体
的に、図5(A)では、確率変動図柄「1」、「3」、
「5」と通常図柄「2」、「4」とに異なる色彩情報を
割り当てることにより、判別表示を行う。また、図5
(B)では、確率変動図柄「1」、「3」、「5」のス
プライト画像に、桜のスプライト画像(確率変動図柄で
あることを示すマーク)を重ね合わせることにより、確
率変動図柄であることを明示する。
【0074】このように本実施の形態では、図柄を表す
スプライト画像は確率変動図柄と通常図柄とで区別を設
けずに備えられ、確率変動図柄と通常図柄の判別表示
は、パレット制御による色彩変更、またはスプライト制
御による所定のマークの重ね合わせ表示により行われ
る。これにより、確率変動図柄となる図柄が、遊技制御
装置100の機種毎に異なったとしても、図柄のフォン
トデータを1種類だけ記憶した同一のフォントROM1
57で対応することができ、またフォントROM157
に記憶しておくデータは必要最小限とすることができ
る。すなわち、確率変動図柄のデザイン構成と通常図柄
のデザイン構成を図柄の大きさや図柄内部領域の模様等
で特徴づけ、各図柄に予め別のフォントデータを割り当
てた場合には、例えばフォントROM157に確率変動
図柄用の「1」、…のフォントデータと通常図柄用の
「1」、…のフォントデータがそれぞれ必要になるのに
対して、本実施の形態では、図柄「1」、…の1種類の
フォントデータだけがあれば足りる。したがって、表示
制御装置150のコストを低減できる。また、確率変動
図柄となる図柄が頻繁に変更される場合にも、容易に対
応することができる。
【0075】図6は、表示制御装置150が受信し得る
表示指令信号の具体的構成を示す図表である。
【0076】図示されるように、表示指令信号は、第1
フレームデータと第2フレームデータとから構成され
る。第1フレームデータと第2フレームデータは、一塊
りで送信処理され、この第1フレームデータと第2フレ
ームデータの数値の組み合わせにより、表示指令信号の
種類(内容)が特定される。
【0077】表示指令信号としては、電源投入通知指
令、変動開始指令、図柄別停止図柄通知、変動停止指
令、デモ画面表示指令、大当たり開始画面表示指令、大
当たり動作休止画面表示指令、大当たり終了画面表示指
令、大当たり図柄番号通知、ラウンド数通知、カウント
数通知が備えられる。
【0078】電源投入通知は、遊技制御装置100の電
源が投入されたことを示す信号である。後述するよう
に、表示制御装置150は、この電源投入通知の受信す
ると、初期化処理がなされるようになっている。
【0079】変動開始指令は、左、中、右の全図柄の変
動開始を指示する指令信号である。この変動開始指令
は、図柄変動時間(全図柄が変動開始してから、全図柄
が変動停止するまでの時間)を特定する情報(時間特定
情報)を備え、さらに場合により、演出装置の動作パタ
ーン(例えば音出力装置からの音出力)を特定する情報
(演出パターン選択データ)を備える。例えば、図表の
各変動開始指令は、指令信号名称欄のかっこ内に示され
た秒数を図柄変動時間として指令する時間特定情報を持
つ信号である。この変動開始指令の受信により、表示装
置20の表示は、図7(a)に示す全図柄停止の状態か
ら、図7(b)に示す図柄変動状態に移行する。
【0080】図柄別停止図柄通知は、左、中、右の各図
柄(表示領域)の図柄変動後、停止したときに表示すべ
き停止図柄を指定する情報(停止態様決定情報)と、停
止図柄の色彩を特定する情報(色彩情報)とを持つ指令
信号である。この図柄別停止図柄通知としては、左、
中、右の各図柄のそれぞれに対応して、左停止図柄通
知、中停止図柄通知、右停止図柄通知の3種類が設けら
れる。各停止図柄通知は、色彩まで含めて停止図柄に1
対1で対応する。例えば、図表に示すように、第1フレ
ームデータ=40H、第2フレームデータ=00Hの図
柄別停止図柄通知は、左停止図柄通知であり、停止図柄
「赤色の0」に対応する。そして、遊技制御装置100
は、その機種に応じて、表示されうる停止図柄(色彩ま
で含む)に対応する停止図柄通知のみを備えることにな
る。
【0081】変動停止指令は、全図柄の完全停止を指示
する指令信号である。後述するように、この変動停止指
令は、変動開始指令により指示された図柄変動時間経過
のタイミングで送信される。この変動停止指令の受信に
より、左、中、右の全図柄は、図7(c)または(d)
のように完全停止する。なお、図7(c)には、図柄が
揃わない外れ表示を、図7(d)には3つの図柄が揃っ
た大当たり表示をそれぞれ示す。
【0082】デモ画面表示指令は、デモ画面の表示を指
示する指令信号であり、遊技機(遊技制御装置100)
の機種毎に別個の信号が設けられている。例えば、各デ
モ画面表示指令として、図6に示すように、第2フレー
ムデータの値が異なる3種類のデモ画面表示指令が設け
られる。そして、各デモ画面表示指令は、図8(e)〜
(g)に示すような、異なる機種(CR花満伝説1、C
R花満伝説2、花満伝説A)毎に固有の3種類のデモ画
面に、それぞれ対応している。そして、遊技制御装置1
00は、その機種に応じて、いずれか1種類のデモ画面
表示指令を送信可能となっている。
【0083】表示制御装置150は、デモ画面表示指令
の種類に応じて、対応するデモ画面が表示されるよう
に、表示装置20を制御する。また、表示制御装置15
0は、デモ画面表示指令に基づいて遊技機の機種を確認
し、デモ画面表示終了後も、確認された機種に応じた表
示を行う。例えば、確率変動図柄を、機種毎に色を変え
て(あるいはマークを付けて)表示する。または、図柄
の形状、数、配列等を、機種に応じて変更する。
【0084】なお、デモ画面は、遊技が休止状態にある
とき(遊技が行われていないと思われるとき)に遊技機
の表示装置20に表示される画面であり、後述するよう
に、遊技機への電源投入直後や、図柄変動(始動口14
への入賞)が所定時間以上にわたってない場合に表示さ
れる。また、機種によっては、デモ画面表示を行う際
に、前回に停止表示された特別図柄(電源投入時におい
ては予め定められた外れの組み合わせの特別図柄)をデ
モ画面のアニメーションに重ねて表示する場合もある。
【0085】大当たり開始画面表示指令は、例えば図9
(k)に示すような大当たり開始画面の表示を指示する
指令信号である。後述するように、この大当たり開始画
面表示指令は、大当たり状態の開始時に送信される。
【0086】大当たり動作休止画面表示指令は、大当た
りの各ラウンド間のインターバルに表示される大当たり
動作休止画面の表示を指示する指令信号である。
【0087】大当たり終了画面表示指令は、大当たり終
了画面の表示を指示する指令信号である。大当たり終了
画面は、大当たり状態の終了時に表示される画面で、例
えば図8(h)〜(j)に示すように、大当たり後に移
行する状態(確率変動状態、通常状態、ボーナス遊技)
に対応して異なる画面が備えられる。これらの各大当た
り終了画面には、それぞれ異なる大当たり終了画面表示
指令が対応し、表示制御装置150は、受信した大当た
り終了画面表示指令の種類に応じて、対応する大当たり
終了画面を表示するようになっている。
【0088】ここで、図8(j)の画面で移行が報知さ
れるボーナス遊技とは、電動ゲート(普通変動入賞装
置)15の開放時間延長(または開放頻度の増加)によ
って、始動口14への入賞チャンスが通常の遊技に比較
して増大する状態を言う。このボーナス遊技状態は、大
当たり終了画面に表示される回数(図8(j)の画面で
は40回)だけ、特別図柄の変動がなされるまで継続す
る(特別図柄が変動し始めてから全停止するまでを1回
と数える)。この継続回数は、遊技状態に応じて、機種
毎に異なる選択範囲から、機種毎に異なるパターンで選
択される。すなわち、ボーナス遊技を報知する大当たり
終了画面は、各機種毎に異なり得る表示となっている。
【0089】また、本実施の形態では、図8(j)のよ
うなボーナス遊技に関する大当たり終了画面は、各機種
で共通のものが用いられる。このため、表示制御装置1
50は、大当たり表示画面を機種に応じて適切に選択し
て表示する必要があるが、大当たり終了画面表示指令
は、継続回数の表示も含めて大当たり終了画面と1対1
で対応しているので(言い換えれば、ボーナス遊技の継
続回数に関する情報も大当たり終了画面表示指令に含ま
れているので)、表示制御装置150は、特に機種に応
じた変更を要することなく、適切な画面選択を行うこと
ができる。
【0090】このように、遊技状態の変化(例えばボー
ナス遊技への移行)が各機種固有のパターンで行われる
場合でも、その後の遊技状態を報知する表示(例えばボ
ーナス遊技への移行とその継続回数を示す画面表示)に
1対1で対応する表示指令信号を備えることにより、表
示制御装置150側に変更を加えることなく、各機種固
有の遊技状態の変化パターン(例えばボーナス遊技の継
続回数の選択パターン)を、遊技制御装置100側で自
在に設定できる。
【0091】大当たり図柄番号通知、ラウンド数通知、
カウント数通知は、それぞれ大当たり図柄番号および大
当たり図柄の色彩情報、ラウンド数、カウント数を表示
制御装置150に通知するための信号である。これらの
各通知は、大当たり状態の各ラウンド開始時毎に送信さ
れる。表示制御装置150は、これらの通知の情報に基
づいて、大当たり動作中画面を、表示装置20に表示す
る。大当たり動作中画面は、例えば図9(l)に示すよ
うに、色彩情報により特定された色彩の大当たり図柄番
号「3」、その時点でのラウンド数「10R」、同じく
その時点でのカウント数「5個」を画面内に盛り込んだ
画面であり、大当たりの各ラウンド進行中に表示され
る。
【0092】図10は、遊技制御装置100における遊
技制御の処理手順を示すフローチャートである。
【0093】ステップS1では、RAM113のクリア
等の初期化処理が行われる。
【0094】ステップS2では、電源投入通知指令を表
示制御装置150に向けて送信する。
【0095】ステップS3では、特別図柄始動記憶があ
るか否かの判定がなされ、始動記憶がなければステップ
S4に進む。
【0096】このステップS4では、監視タイマがタイ
ムアップしているか否かを確認し、タイムアップしてい
なければ監視タイマを減算更新してステップS3に戻
る。一方、監視タイマがタイムアップしていれば、表示
制御装置150に向けて、デモ画面表示指令を送信し
て、ステップS3に戻る。これにより、始動口14への
入賞が監視タイマのタイムアップ時間(30秒)の間に
わたってない場合(遊技が休止状態にあるとき)には、
表示装置20には、その機種固有のデモ画面表示がなさ
れる。
【0097】また、電源投入直後には、ステップS4で
迅速にデモ画面表示指令の送信がなされるように、上述
のステップS1の初期化処理においては、監視タイマを
タイプアップさせておく。これにより、電源投入直後は
特別図柄始動記憶はないので、ステップS4で直ちにデ
モ画面表示指令の送信がなされることになる。あるい
は、電源投入後、最初のステップS4の処理では、無条
件にデモ画面表示指令が送信されるようにしてもよい。
【0098】このように、遊技制御装置100の電源投
入あるいはリセット直後、あるいは遊技が休止状態にあ
るときには、デモ画面が表示されるので、遊技者(ある
いは検査機関の検査者)は、このデモ画面により、遊技
機の機種を知ることができる。
【0099】ステップS3、ステップS4のループは、
特別図柄始動記憶が発生するまで繰り返される。なお、
いったんデモ画面表示指令の送信がなされた後は、その
ループの中のステップS4では、特に処理は行われな
い。
【0100】ステップS3の判定で特別図柄始動記憶の
存在が確認された場合には、ステップS5に進む。この
ステップS5では、図柄停止情報の設定処理が行われ
る。
【0101】具体的には、まず、最も古い特別図柄始動
記憶に基づいて、大当たりの抽選を行う。続いて、この
抽選結果に基づいて、左、中、右の各図柄の停止図柄を
決定する。また、図柄変動時間を決定する。また、場合
により、変動動作中における演出装置の動作(音出力装
置からの効果音の出力、各種装飾表示装置(サイドラン
プ41等)の装飾動作)も併せて決定する。そして、こ
のように決定された変動時間、演出装置の動作パター
ン、停止図柄に基づいて、表示指令信号(変動開始指令
および図柄別停止図柄通知)を編集する。最後に、これ
らの処理の終了したら、最も古い特別図柄始動記憶を消
去し、図柄変動時間に相当する時間を制御タイマにセッ
トする。
【0102】ステップS6では、ステップS3で編集し
た表示指令信号の送信処理を行う。具体的には、まず変
動開始指令の送信を行い、その後、2ミリ秒間隔で、
左、中、右の各図柄別停止図柄通知の送信を行う。そし
て、変動開始指令送信のタイミングから制御タイマの減
算更新を開始し、この制御タイマがタイムアップした時
点で、変動停止指令を送信する。
【0103】ステップS7では、監視タイマに30秒を
セットし直す。これにより、次回のステップS4では、
再び監視タイマが30秒から減算更新される。
【0104】ステップS8では、ステップS5でなされ
た大当たりの抽選の結果、大当たりが発生したか否かを
判定する。そして、大当たりが発生している場合には、
ステップS9に進み、大当たりが発生していない場合に
は、ステップS3に戻る。
【0105】ステップS9では、大当たり中の各種処理
を行う。
【0106】具体的には、まず大当たりの開始に当たっ
ては、表示制御装置150に大当たり開始画面表示指令
を送信し、表示装置20に大当たり開始画面を表示させ
るとともに、大入賞口ソレノイド12Aへの制御信号送
信により特別変動入賞装置12を開放させる。そして、
大当たりの各ラウンド毎に、特別変動入賞装置12を開
閉するとともに、表示制御装置150に向けてラウンド
数通知、大当たり図柄番号通知を送信する。また、表示
制御装置150に向けては、各ラウンドにおけるカウン
ト数の更新毎にカウント数通知を送信し、また各ラウン
ドのインターバル開始時には大当たり動作休止画面表示
指令を送信し、さらに最終ラウンドの終了時には大当た
り終了画面表示指令を送信する。
【0107】図11、図12は、表示制御装置150に
おける表示制御の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0108】図11のフローチャートは、表示制御装置
150に電源投入がなされたとき(図12のステップS
22参照)、あるいは表示制御装置150のCPU15
1がノイズ等により強制的にリセットされたときに実行
される処理の処理手順を示すものである。
【0109】このステップS11では、RAM153の
クリア等の初期化処理が行われる。
【0110】続くステップS12では、通信割り込みを
許可し、表示制御装置150を遊技制御装置100から
の表示指令信号を受け付けられる状態とする。
【0111】ステップS13では、表示装置20へテス
トパターン(色合いを検査するために用いられる所定の
表示)を表示する。このテストパターンの表示は、次回
の表示指令信号を受信するまで継続される。
【0112】図12のフローチャートは、遊技制御装置
100から表示指令信号の送信を受けた場合の処理手順
を示すものである。なお、表示制御装置150が遊技制
御装置100からの通信割り込みが許可されている状態
であれば(図11のステップS11参照)、この処理
は、任意の表示指令信号を受信したときに強制的に実行
開始される。
【0113】このステップS21では、受信した表示指
令信号の種類を判定し、表示指令信号の内容に応じて、
以下のステップへの分岐処理を行う。
【0114】電源投入通知指令を受信した場合には、ス
テップS22に進み、電源投入時画面表示処理を行う。
具体的には、上述した図6のステップS11〜ステップ
S13と同様の処理を行い、次回の表示指令信号を受信
するまで、ステップS13のテストパターン表示処理を
継続する。なお、テストパターン以外の表示が行われて
いるときに電源投入通知指令を受信した場合には、その
表示からテストパターン表示への強制的切り替えがなさ
れる。
【0115】デモ画面表示指令を受信した場合には、ス
テップS23に進み、その時点で表示されている画面
を、受信したデモ画面表示指令に対応する機種のデモ画
面に切り替える。すなわち、デモ画面表示指令に含まれ
ている画面指定番号に対応するデモ画面に画面表示を切
り替えることにより、遊技機の機種に対応したデモ画面
表示がなされる(図8(e)〜(f)参照)。また、こ
の画面指定番号により遊技機の機種を特定し、記憶す
る。このデモ画面表示は、次回の表示指令信号受信まで
継続される。
【0116】変動開始指令を受信した場合には、ステッ
プS24に進み、その時点で表示されている画面を、
左、中、右の全図柄の変動開始の画面に切り替える。続
くステップS25では、変動開始指令に含まれる時間特
定情報(図柄変動時間を特定するためのデータ)に基づ
いて、図柄変動時間(全図柄が変動開始してから変動停
止するまでの時間)を設定する。続くステップS29に
おいては、変動開始指令に含まれる情報(時間特定情
報、演出パターン選択データ)に適合するように、図柄
の変動パターンを選択する。そして、ステップS30に
おいて、ステップS29で選択された変動パターンによ
り、図柄変動の画面表示を行う。この変動パターンによ
る変動図柄表示処理は、次回の表示指令信号(左停止図
柄通知)受信まで継続される。なお、この変動図柄表示
処理においては、デモ画面表示指令により特定された機
種に応じて、その機種固有の図柄表示(確率変動図柄の
表示、図柄の形状、数、配列順序の変更等)を行う。
【0117】左停止図柄通知を受信した場合には、ステ
ップS26に進み、この左停止図柄通知に基づいて左停
止図柄を設定する。続くステップS29においては、左
停止図柄通知に含まれる色彩情報に基づいて、左停止図
柄の色彩を設定し直す。そして、ステップS30では、
設定し直された変動パターンにより変動図柄表示処理
を、次回の表示指令信号(中停止図柄通知)受信まで継
続する。
【0118】同様に、中停止図柄通知、右停止図柄通知
を受信した場合には、それぞれステップS27、ステッ
プS28に進み、停止図柄通知に基づいて中停止図柄、
右停止図柄を設定し、ステップS29において中、右停
止図柄の色彩を再設定し、ステップS30において変動
図柄表示処理を、次回の表示指令信号受信まで継続す
る。
【0119】図柄変動停止指令を受信した場合には、ス
テップS31に進み、図柄変動停止処理を実行する。具
体的には、左、中、右の各図柄を、各図柄別停止図柄通
知で指定された図柄で完全に停止させる(図7(c)ま
たは(d)参照)。
【0120】ラウンド数通知、大当たり図柄番号通知、
カウント数通知を受信した場合には、それぞれステップ
S32、ステップS33、ステップS34に進み、ラウ
ンド数の設定、大当たり図柄の設定(大当たり図柄の色
彩設定も含む)、カウント数の設定を行う。そして、ス
テップS32〜34のいずれかに続くステップS32に
おいては、設定されているラウンド数、大当たり図柄、
カウント数に基づいて、大当たり動作中画面の表示を行
う(図9(l)参照)。この大当たり動作中画面の表示
処理は、次回の表示指令信号の受信があるまで継続され
る。なお、表示指令信号として、新たなラウンド数通
知、大当たり図柄番号通知、カウント数通知があれば、
ステップS32〜34での設定がし直され、この設定し
直された内容(ラウンド数、カウント数の更新、大当た
り図柄の修正)を反映した表示が継続される。
【0121】大当たり開始画面表示指令、大当たり動作
休止画面表示指令、大当たり終了画面表示指令を受信し
た場合には、それぞれステップS36、ステップS3
7、ステップS38に進み、大当たり開始画面の表示、
大当たり動作休止画面の表示、大当たり終了画面の表示
を行う。これらの表示処理は、いずれも次回の表示指令
信号受信まで継続される。
【0122】以上のような構成により、表示制御装置1
50は、複数の機種の遊技機(遊技制御装置100)に
対応可能なものとできる。
【0123】具体的に、本実施の形態では、デモ画面表
示指令は、遊技機(遊技制御装置100)の機種毎に別
個の信号とされ、図柄別停止図柄通知は、停止図柄およ
びその色彩毎に別個の信号とされる。すなわち、表示指
令信号として、機種毎に異なり得る表示(デモ画面表
示、停止図柄の表示)に1対1で対応するものが備えら
れる。これにより、表示制御装置150は、各機種固有
の画面表示(デモ画面表示、図柄の停止表示)に直接対
応した指令信号(デモ画面表示指令、図柄別停止図柄通
知)に基づいて、これらの表示指令信号に1対1で対応
する画面を表示するように、表示装置20を制御するこ
とができる。したがって、表示制御装置150は、機種
に対応した画面を、確実に選択して表示することができ
る。
【0124】また、デモ画面表示指令の画面指定番号
は、機種自体を特定可能な情報であるので、表示制御装
置150は、デモ画面表示指令で遊技機の機種を確認す
ることにより、デモ画面表示終了後の表示も、確認され
た機種に応じた適切なものとできる。
【0125】また、図柄別停止図柄通知、大当たり図柄
番号通知を、それぞれ停止図柄、大当たり動作中画面内
の大当たり図柄に色彩まで含めて1対1に対応させたこ
とにより、例えばノイズ等で表示制御装置150の機種
に関する記憶が初期化されてしまい、図柄に割り当てる
べき色彩が不明となってしまった場合でも、停止図柄、
大当たり図柄の色彩は、図柄変動、大当たりの各ラウン
ド毎に再設定される。したがって、停止図柄、大当たり
図柄は、確実に機種に対応した正しい色彩で表示され、
大当たりが発生した場合には、停止図柄、大当たり図柄
の色を、その大当たりが確率変動を伴うものであるか否
かに確実に対応したものとできる。
【0126】一方、表示制御装置150における制御
(画面表示)が各機種で同一のものに対しては、表示指
令信号は共通のものとなっている。すなわち、電源投入
通知指令、変動開始指令、変動停止指令、大当たり開始
画面表示指令、大当たり動作休止画面表示指令、大当た
り終了画面表示指令、ラウンド数通知、カウント数通知
としては、各機種毎で共通の表示指令信号が用いられ
る。したがって、表示制御装置150は、複数の機種に
対応できるものであるにもかかわらず、構成を簡略化で
きる。
【0127】そして、このように、表示制御装置150
を複数機種の遊技機(遊技制御装置100)に適用可能
とすることにより、1種類の表示制御装置150を効率
的に大量生産することができ、生産効率向上によるコス
ト削減を図ることができる。また、複数機種の遊技機に
対して、1種類の表示制御装置150を検査すればよく
なるので、検査機関による検査の労力が低減される。
【0128】図13には、本発明の他の実施の形態にお
ける表示制御装置150を示す。
【0129】図示されるように、本実施の形態の表示制
御装置150は、図3の構成に加えて、設定スイッチ1
59と、この設定スイッチ159の入力信号を変換する
インターフェース部160と、不揮発性の記憶素子であ
るEEPROM161とを備えている。また、本実施の
形態では、電源投入通知指令に、機種を特定するための
情報(機種特定情報)が含まれている。具体的には、電
源投入通知指令の第2フレームデータには、図6のよう
に固定値(80H)を格納されるのではなく、機種ごと
に異なる値が格納されている。さらに、電源投入通知指
令以外の表示指令信号は、総ての機種で共通となってい
る。例えば、デモ画面表示指令も機種ごとに異なるもの
とされない。
【0130】表示制御装置150は、常態ではEEPR
OM161の書き換えができないようになっているが、
設定スイッチ159が押されている場合(スイッチオン
の場合)には、電源投入通知指令に含まれている機種特
定情報を、機種特定情報記憶手段であるEEPROM1
61に記憶することができる状態となる。具体的に、表
示制御装置150に機種特定情報を記憶させるには、設
定スイッチ159を押しながら、遊技制御装置100の
電源を入れ直す。これにより、遊技制御装置100から
機種特定情報を含んだ電源投入通知指令が送信されてく
るので、表示制御装置150は、この機種特定情報をE
EPROM161に書き込む。このような書き込みがな
されたら、設定スイッチ159の押し下げを解除し(ス
イッチオフとし)、通常状態に戻る。
【0131】表示制御装置150は、この機種特定情報
と表示指令信号とに基づいて画面(機種固有の画面ある
いは共通の画面)を選択し、表示装置20に表示する。
すなわち、本実施の形態では表示指令信号は全機種で共
通であるが、表示制御装置150はEEPROM161
に記憶された機種特定情報により機種を判別することが
できるので、表示制御装置150は、機種固有の画面表
示の制御を適切に行うことができる。また、この場合、
電源投入通知指令に機種特定情報を含ませているので、
表示制御装置は、遊技機の制御開始直後から機種特定が
可能となる。
【0132】このように本実施の形態では、表示指令信
号は電源投入通知指令以外は全機種共通のものとでき、
総数を減らすことができるので、遊技機の開発における
労力が低減され、開発効率が高められる。
【0133】また、本実施の形態では、設定スイッチ1
59の押し下げ時にのみ、EEPROM161への機種
特定情報の書き込みがなされるようにすることにより、
設定スイッチ159が押し下げられていない通常状態に
おいては、ノイズや不正行為等によってEEPROM1
61内の機種特定情報が変更されることがないようにな
っている。ただし、この設定スイッチ159は、ノイズ
等の影響が無視できるような環境においては、必ずしも
設ける必要はない。この場合には、電源投入通知指令が
あった場合には、無条件に機種特定情報が更新されるこ
とになる。
【0134】なお、上記各実施の形態では、図柄別停止
図柄通知、大当たり図柄番号通知には、それぞれ、停止
図柄とその色彩、大当たり図柄とその色彩を特定可能な
情報を含めるようにしたが、本発明はこのような形態に
限られず、これら図柄別停止図柄通知や大当たり図柄番
号通知には、遊技機の機種自体を特定可能な情報を含ま
せるようにしてもよい。これにより、表示制御装置15
0は、図柄変動や大当たり発生毎に、機種の再確認をす
ることができる。
【0135】また、色彩情報または機種の種類自体を特
定可能な情報を含ませる表示指令信号は、図柄別停止図
柄通知や大当たり図柄番号通知に限られない。遊技の進
行中に送信される他の表示制御信号、例えば変動開始指
令や変動停止指令に、色彩情報または機種の種類自体を
特定可能な情報を含ませるようにしてもよい。なお、色
彩情報または機種の種類自体を特定可能な情報を含ませ
る表示指令信号は、送信頻度が大きなものであることが
好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における弾球遊技機の遊技
盤を示す正面図である。
【図2】同じく弾球遊技機の制御系を示す構成図であ
る。
【図3】同じく表示制御装置の構成を示す構成図であ
る。
【図4】同じく表示装置における表示原理を示す説明図
である。
【図5】同じく確率変動図柄と通常図柄の判別表示方法
を示す説明図である。
【図6】同じく表示指令信号の具体的構成を示す図表で
ある。
【図7】同じく表示装置における表示を示す説明図であ
る。
【図8】同じく表示装置における表示を示す説明図であ
る。
【図9】同じく表示装置における表示を示す説明図であ
る。
【図10】同じく表示制御の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図11】同じくリセット時の表示制御の処理手順を示
すフローチャートである。
【図12】同じく表示指令信号受信時の表示制御の処理
手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明の他の実施の形態における表示制御装
置の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
20 表示装置 100 遊技制御装置 150 表示制御装置

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機の機種毎に備えられて遊技を統括的
    に制御する遊技制御装置と、 複数の識別情報表示を可変的に表示可能な表示装置と、 前記表示装置における表示を制御する表示制御装置とを
    備え、 前記遊技制御装置からの表示指令信号を前記表示制御装
    置に向けて送信する構成とした遊技機において、 前記表示制御装置は複数の遊技機の各機種毎に異なり得
    る表示と各機種に共通の表示とを前記表示装置に表示可
    能な表示制御手段を備えるとともに、 前記各機種毎に異なり得る表示と1対1に対応する表示
    指令信号を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記遊技制御装置と前記表示制御装置の通
    信は、前記遊技制御装置から前記表示制御装置に向かう
    単方向通信のみが許容されることを特徴とする請求項1
    に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】遊技機の機種を特定可能な情報を含む表示
    指令信号を備えたことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記遊技機の機種を特定可能な情報を含む
    表示指令信号として、遊技の進行中に送信される表示指
    令信号を備えたことを特徴とする請求項3に記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】前記遊技の進行中に送信される表示指令信
    号は、前記識別情報表示の変動開始毎に送信されるもの
    であることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】前記表示装置は、遊技機の各機種毎に固有
    のデモ画面表示を備えたことを特徴とする請求項1から
    請求項5のいずれか一つに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】前記デモ画面表示を指示する表示指令信号
    は、前記遊技制御装置の電源投入またはリセット直後に
    送信されることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 【請求項8】前記表示装置は、前記複数の各機種で共通
    の前記複数の識別情報表示のスプライト画像を備えると
    ともに、これらのスプライト画像への色彩の割り当てパ
    ターンの変更により、前記識別情報表示を各機種に対応
    した表示とすることを特徴とする請求項1から請求項7
    のいずれか一つに記載の遊技機。
  9. 【請求項9】前記表示装置は、前記複数の各機種で共通
    の前記識別情報表示のスプライト画像を備えるととも
    に、これらのスプライト画像へ他のスプライト画像を重
    ね合わせることにより、前記識別情報表示を各機種に対
    応した表示とすることを特徴とする請求項1から請求項
    7のいずれか一つに記載の遊技機。
  10. 【請求項10】前記各機種毎に異なり得る表示として、
    遊技機のその後の遊技状態を報知する表示を備えたこと
    を特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一つに記
    載の遊技機。
  11. 【請求項11】遊技機の機種毎に備えられて遊技を統括
    的に制御する遊技制御装置と、 複数の識別情報表示を可変的に表示可能な表示装置と、 前記表示装置における表示を制御する表示制御装置とを
    備え、 前記遊技制御装置からの表示指令信号を前記表示制御装
    置に向けて送信する構成とした遊技機において、 遊技機の機種を特定するための機種特定情報を含む表示
    指令信号を備えるとともに、 前記表示制御装置は、複数の遊技機の各機種毎に異なり
    得る表示と各機種に共通の表示とを前記表示装置に表示
    可能な表示制御手段と、前記機種特定情報を記憶可能な
    機種特定情報記憶手段とを備えたことを特徴とする遊技
    機。
  12. 【請求項12】前記機種特定情報を含む表示指令信号
    は、前記遊技制御装置の電源投入時にこれを知らせるた
    めに送信される電源投入通知指令であることを特徴とす
    る請求項11に記載の遊技機。
  13. 【請求項13】前記機種特定情報記憶手段への機種特定
    情報の記憶は、常態では禁止されるとともに、記憶許可
    手段の操作時にのみ許容されるようにしたことを特徴と
    する請求項11または請求項12に記載の遊技機。
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