JP2001017472A - 車椅子用シートの車両搭載装置 - Google Patents

車椅子用シートの車両搭載装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載を可能にした車椅子においてシートの脱
落事故を防止する。 【解決手段】 車両C上のシートレール32と同様な走
行面を有する車台1上のシートレール32と、これらの
上を走行するシートSを備え、車両上のシートレールの
端部を車室外に変位自在とすると共に、車椅子上のシー
トレールの端部を車両上のシートレールと突き合わせ可
能とし、両者には突き合わせ状態の固定及び解除を行う
ロック手段12、34を設けると共に、それぞれのシー
トレール上にシートが位置する際にシートレールに対し
シートの固定及び固定解除を行うロック手段11、2
9、33を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車載を可能にした
車椅子に関し、より詳細には車椅子を車台とシート部分
に分離可能とし、シート部分を車載可能とした車椅子用
シートの車両搭載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自力で歩行困難な車椅子利用者が自動車
等の車両に乗り込むに際しては介助者の補助が必要であ
り、その作業にあたっては利用者を一旦抱き上げなくて
はならなかった。よって、これを行うことのできる介助
者は限られ、又、多大の労力を要した。そのため、車椅
子ごと車両内に搭載する試みもなされていたが、例えば
電動車椅子のように多大の重量を有するものを車室内に
搭載するためには、相応の動力リフターが必要となり、
又、車両自体も車椅子をそのまま収容可能な大きな車室
を有する例えばワゴン車などの特殊なものを要する問題
を生じた。更に、この場合には構造上、車椅子を運転者
等の他の搭乗者のシートと併設することができず、これ
らのシートと離れた場所(例えば、ワゴン車の場合では
リアーゲート付近)に設置せざるを得ず利用者に疎外感
を与える問題も生じた。
【0003】以上の問題を解消するために、車椅子の車
台部分に対しシート部分を着脱自在とし、このシート部
分のみを車両に搭載する発明が従来公知であった(例え
ば、特開平5−85239、特開平10−25808
4、特開昭55−8796、実公平3−175、特公平
4−67458、特公平4−67459、特公平4−6
7460等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
何れの発明においても車台部分に対しシート部分を着脱
自在とし、このシート部分のみを車両に搭載する機構が
複雑であった。又、車椅子に対してシートを固定するた
めの任意操作によるロック装置については考慮されてい
ても、操作ミスや故障などの何らかの理由によりロック
が外れ車椅子からシート部分が脱落してしまう事故につ
いての安全対策については考慮されていなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は以上の従来技
術の問題転に鑑みて創作されたものであり、簡易な機構
及び操作によりシート部分の車椅子及び車両への着脱を
可能にすると共に、シート部分の脱落事故を完全に防止
した車椅子用シートの車両搭載装置を提供することを目
的とする。
【0006】即ち、この発明の車両搭載装置は車台部分
に対しシート部分を着脱自在とした車椅子と、シート部
分を着脱自在とした車両上のシートレールからなる車椅
子用シートの車両搭載装置にして、車両上のシートレー
ルと同様な走行面を有する車台上のシートレールと、こ
れらのシートレール上を走行可能なシート底部の走行部
材を備え、車両上のシートレールはその端部が車室内よ
り車室外に変位自在とすると共に、車台上のシートレー
ルはその地上高を可変する機構を有することによりその
端部を車室外に変位した車両上のシートレールと突き合
わせ可能とし、両者には突き合わせ状態の固定及び解除
を行うロック手段を設けると共に、それぞれのシートレ
ール上にシートが位置する際にシートレールに対しシー
トの固定及び固定解除を行うロック手段を設けたことを
特徴とする。
【0007】又、それぞれのシートレール上にシートが
位置する際にシートレールに対しシートの固定及び固定
解除を行うロック手段に関し、車両上のシートレール及
び車台上のシートレールに対しシートを定位置で固定す
るロック手段を設けると共に、走行部材の端部に下記
(イ)の構成よりなる脱落防止手段を設けた発明も開示
する。 (イ)先端にシートレール上を転動すべき車輪を設ける
と共に中途に下方突出部を設けたレバー部材を走行部材
の端部に上下揺動自在に設け、シートレール端には上記
のレバー部材の車輪がシートレール端を過ぎて下方に落
下した際に中途の下方突出部先端が落ち込む孔を設けた
構成よりなる脱落防止手段。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施例を
添付図面に基づいて説明する。図9はこの発明の車両搭
載装置の全体を示す図である。この発明の車両搭載装置
は車椅子Hと自動車等の車両C側に設けられる車両上の
シートレール32の組み合わせにより構成される。
【0009】車椅子9はタイヤ2を有する車台1とこの
車台に対して着脱自在に設けられるシートSから構成さ
れる。そして、この発明においてはシートSの底部に設
けた走行部材20を車台1上のシートレール10に対し
て走行自在とすることにより着脱手段としている。尚、
シートSは車両用のシートと同等のクッション、ヘッド
レスト、強度を持ったものを採用している。
【0010】車台上のシートレール10は車台の左右に
一対配されるものであり、利用者により任意の高さに調
節される複数個の昇降部材3を介して車台1上に載置さ
れる。このシートレール10は後記するシートSの走行
部材20がその前後の車輪21、22をもって走行可能
とするために、下方に走行面10Aを有すると共に、こ
れらの車輪が上方向に離脱しないように上方に庇状の規
制面10Bを有する断面横向きコ字状をなし、走行部材
が端部より離脱できるように少なくとも一端が開放され
た構成よりなる(特に図2参照)。
【0011】走行部材20は上記の一対のシートレール
10の間隔に対応してシートSの底部に一対垂設される
ものであり、前後にはシートレール上を走行するための
車輪21、22が設けられる(図4、11参照)。
【0012】一方、車両C上のシートレール32はシー
トSの走行部材20が走行可能なように、前記の車台上
のシートレール10と同様の形状のものが同様の間隔を
もって車両C上に一対配される。この発明においては、
車両C上のシートレール32はそこに装着されたシート
Sを車室内において他のシートと同列に配置可能とする
ために通常は車室内の定位置に位置し、シートの着脱時
にその端部が車室外に変位する構成としている。この実
施例においては車両C上のシートレール32をベース部
材30上に固定すると共に、このベース部材を車両Cの
車室内の床面に対して回動自在とし、この場合、ベース
部材の回動の中心31を車室の外側方向にして、前後端
に偏心させることにより、車両上のシートレールの端部
を車室内より車室外に変位自在とする手段としている
(図12乃至14参照)。尚、図示しないがこの場合、
ベース部材30には車両に対する所定位置において固定
されるための固定手段が設けられる。又、この車両上の
シートレールは助手席、後部座席、運転席のどこに取り
付けてもよく、この実施例では後部座席の右側に取り付
けたものを想定している。
【0013】以上の構成から明らかなように、図9乃至
14に示すようにこの発明においては車台1上のシート
レール10と車両C上のシートレール32はその端部同
士を突き合わせて連結することにより、その上をシート
Sの走行部材20が自在に走行可能となる。そして、こ
の場合、車台1上のシートレール10と車両C上のシー
トレール32を突き合わせ状態で固定するためのロック
手段、何れかのシートレール上に走行部材20を固定す
るためのロック手段、シートレールからの走行部材の脱
落を防止する手段が設けられるものであり、これらがこ
の発明の特徴部分となる。以下、これらの手段について
順次説明する。
【0014】図中符号12及び34は車台1上のシート
レール10と車両C上のシートレール32を突き合わせ
状態で固定するためのロック手段である(特に、図6乃
至8参照)。このロック手段は車台1上のシートレール
10の端部に設けられる開閉鉤13と車両C上のシート
レール32の端部の側方に突設されるピン34から構成
されるものであり、図示しないコントロールワイヤーに
より操作される可動部14の揺動により開口が広狭する
開閉鉤13により、シートレール10とシートレール3
2の突き合わせ状態においてピン34が掴持されて両シ
ートレールは結合状態でロックされる(図8の状態)。
尚、可動部14は図示しないバネにより常に閉止方向に
付勢される。又、開閉鉤13は車両C上のシートレール
32に、ピン34は車台1上のシートレール10に設け
られてもよいことは勿論である。このロック手段のその
余の作用の詳細は後記する。
【0015】図中符号29及び11、33は車台1上の
シートレール10と車両C上のシートレール32の何れ
かにシートSの走行部材20を固定するためのロック手
段である(特に、図1乃至4、10乃至14参照)。こ
のロック手段はシートSの走行部材20の両側から進退
する一対のピン29と、走行部材のシートレールに対す
る固定位置においてこのピンが貫通すべき、車台1上の
一対のシートレール10の側面に設けられた孔11及び
同じく車両C上のシートレール32の側面に設けられた
孔33から構成されるものであり、ピン29を何れかの
シートレールの孔に挿入することによりシートはシート
レールに対して固定される。尚、この実施例においては
ピン29は走行部材20の側面に貫通したスリーブ28
内に進退自在に収容されると共にバネ29Aにより進出
方向に付勢され、更にコントロールワイヤー31により
退出方向に引き寄せられる構成としている。このロック
手段のその余の作用の詳細は後記する。
【0016】図中符号23及び15A、15B、35は
車台1上のシートレール10又は車両C上のシートレー
ル32からのシートSの走行部材20の脱落を防止する
手段である(特に、図1乃至5参照)。この脱落防止手
段は先端にシートレール10又は32上を転動すべき車
輪25を設けると共に中途に下方突出部26を設けたレ
バー部材23を走行部材20の端部に上下揺動自在に設
け、シートレール端には上記のレバー部材の車輪がシー
トレール端を過ぎて下方に落下した際に中途の下方突出
部先端が落ち込む孔15A、15B、35を設けた構成
よりなる。この揺動部材23は軸24により走行部材2
0の側面端部に揺動自在に設けられると共に、バネ27
により先端の車輪25がシートレール10又は32の走
行面10A又は32Aに当接するように付勢される。そ
して、この揺動部材23はシートSの一対の走行部材2
0の一方の後方(図10におけるA方向)と他方の前方
(図10におけるB方向)に設けられ、これに対応して
車台1上の一対のシートレール10の一方の後方に孔1
5Aが、同じく他方の前方に孔15Bが、車両C上の一
対のシートレール32の一方の前方に孔35が設けられ
る。この脱落防止手段のその余の作用の詳細は後記す
る。
【0017】以上の構成よりなるこの発明の車両搭載装
置の使用方法及び作用は次の通りである。 車椅子使用時には、シートSはその走行部材20が車
椅子Hの車台1上のシートレール10に装着されると共
に、走行部材のピン29がシートレールの孔11に挿通
されてロック状態を保っている(図1、2、6、9、1
0、12の状態)。 シートSを車両C上のシートレール32に装着するに
は、先ず車両C上のベース部材30を回動してその上に
設けられたシートレールの端部を車室内より車室外に変
位させる(図12参照)。次いで、図示しない操作部材
により昇降部材3を昇降させることにより車椅子Hの車
台1上のシートレール10の高さを車両C上のシートレ
ール32のそれと一致させる。 上記の作業が完了した時点で、車椅子Hのタイヤ2の
図示しないブレーキを解除して、車椅子を移動させるこ
とにより車台1上のシートレール10の端部を車両C上
のシートレール32の端部に突き当てる。この場合、先
ず、車両C上のシートレール32の側方に突出したピン
34が、車台1上のシートレール10の端部の開閉鉤1
3の開口に位置すると共にそこに設けられた可動部14
を押し拡げて内部に進入し(図7の状態)、進入後は可
動部14を開放しない限り引き抜き不能となり(図8の
状態)、両シートレールは結合状態でロックされる。
又、この場合、車椅子Hのタイヤ2のブレーキが再び作
動して、車椅子自体の移動も禁止される。 上記の作業が完了した時点で、シートSの走行部材の
ピン29を図示しない操作部材によりシートレールの孔
11から退出させることによりロック状態を解除し、シ
ートSを車台1上のシートレール10から車両C上のシ
ートレール32に向かって手で押す等の手段により走行
させる(図3、4、8、11、13の状態)。 シートSが車両C上のシートレール32上に完全に移
動した時点で、走行部材のピン29をシートレールの孔
33に挿通してロックする。 上記の作業が完了した時点で、車椅子Hのタイヤ2の
ブレーキを解除すると共に、シートレール10の端部の
開閉鉤13の開口に位置する可動部14を開放して、車
台1上のシートレール10の端部を車両C上のシートレ
ール32の端部より引き離す。次いで、車両C上のベー
ス部材30を回動してその上に設けられたシートレール
の端部を車室外より車室内の定位置に変位させる(図1
4参照)。 シートSを車両Cから車椅子Hに戻すには以上と逆の
操作を行えばよい。
【0018】以上の過程において、仮に車台1上のシー
トレール10と車両C上のシートレール32が結合して
いない状態で、シートSの走行部材20のロックが解除
された場合は、図5に示すように脱落防止手段が作用す
ることとなる。即ち、走行部材20の端部がシートレー
ル端より外に離脱しようとした時点でその端部に設けら
れたレバー部材23の先端の車輪25が走行面を失って
前方に落下し、その結果、その後方の下方突出部26の
先端がシートレールの走行面10Aの孔15A(シート
Sが車台1上のシートレール10の後方から脱落しよう
とした場合)又は15B(同じく、前方から脱落しよう
とした場合)、又はシートレールの走行面32Aの孔3
5(同じく、車両C上のシートレール32の前方から脱
落しようとした場合)に落ち込んで、走行部材20がシ
ートレールにロックされることとなる。尚、この実施例
においてはシートSが車両C上のシートレール32の後
方から脱落する場面は想定し得ないので、それに対応し
た脱落防止手段は設けていない。
【0019】
【発明の効果】以上の構成よりなるこの発明の車椅子用
シートの車両搭載装置は次の特有の効果を奏する。 車台上のシートレールと車両上のシートレールを突き
合わせて連結して、その上をシートを走行させることに
より、シートを車両に搭載するので、構造が極めて簡素
であり、又、動力リフターを要さずとも人力により利用
者をシートに載せたまま車両に乗降させることが可能と
なる。 車両用のシートと同等のクッション、ヘッドレスト、
強度を持ったシートを車椅子と車両の間で装着可能とし
ているので、従来技術のように車椅子をそのまま車両に
搭載した場合に比し、衝突事故時の安全性が高く、又、
乗り心地も良い。 実施例において詳述したように、車台上のシートレー
ルと車両上のシートレールを突き合わせ状態で固定する
ためのロック手段、何れかのシートレール上に走行部材
を固定するためのロック手段、シートレールからの走行
部材の脱落を防止する手段の三重の安全装置を備えてい
るので、事故が皆無の車両搭載装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の車両搭載装置の車台上のシートレ
ールと車両上のシートレール部分の要部を内側から観察
した一部切り欠き側面図。
【図2】 この発明の車両搭載装置の車台上のシートレ
ールの要部を内側から観察した斜視図。
【図3】 この発明の車両搭載装置の車台上のシートレ
ールと車両上のシートレール部分の要部を内側から観察
した一部切り欠き側面図。
【図4】 この発明の車両搭載装置の車台上のシートレ
ールと車両上のシートレール部分の要部を内側から観察
した一部切り欠き側面図。
【図5】 この発明の車両搭載装置の車台上のシートレ
ールの要部を内側から観察した一部切り欠き側面図。
【図6】 この発明の車両搭載装置の車台上のシートレ
ールと車両上のシートレール部分の要部を外側から観察
した一部切り欠き側面図。
【図7】 この発明の車両搭載装置の車台上のシートレ
ールと車両上のシートレール部分の要部を外側から観察
した一部切り欠き側面図。
【図8】 この発明の車両搭載装置の車台上のシートレ
ールと車両上のシートレール部分の要部を外側から観察
した一部切り欠き側面図。
【図9】 この発明の車両搭載装置の全体の側面図。
【図10】 この発明の車両搭載装置の車台上のシート
レール部分の一部切り欠き平面図。
【図11】 この発明の車両搭載装置の全体の側面図。
【図12】 この発明の車両搭載装置の車台上のシート
レールと車両上のシートレール部分の要部の一部切り欠
き平面図。
【図13】 この発明の車両搭載装置の車台上のシート
レールと車両上のシートレール部分の要部の一部切り欠
き平面図。
【図14】 この発明の車両搭載装置の車両上のシート
レール部分の一部切り欠き平面図。
【符号の説明】
H 車椅子 S シート H 車両 1 車台 10 車台上のシートレール 20 走行部材 32 車両上のシートレール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車台部分に対しシート部分を着脱自在と
    した車椅子と、シート部分を着脱自在とした車両上のシ
    ートレールからなる車椅子用シートの車両搭載装置にし
    て、車両上のシートレールと同様な走行面を有する車台
    上のシートレールと、これらのシートレール上を走行可
    能なシート底部の走行部材を備え、車両上のシートレー
    ルはその端部が車室内より車室外に変位自在とすると共
    に、車台上のシートレールはその地上高を可変する機構
    を有することによりその端部を車室外に変位した車両上
    のシートレールと突き合わせ可能とし、両者には突き合
    わせ状態の固定及び解除を行うロック手段を設けると共
    に、それぞれのシートレール上にシートが位置する際に
    シートレールに対しシートの固定及び固定解除を行うロ
    ック手段を設けたことを特徴とする車椅子用シートの車
    両搭載装置。
  2. 【請求項2】 車両上のシートレール端部の側方にピン
    を突設すると共に、車椅子の車台上のシートレール端部
    にこのピンを掴持可能な開閉鉤を設け、この開閉鉤の開
    閉による車両上のシートレール端部と車台上のシートレ
    ール端部の突き合わせ状態の固定及び解除を行うロック
    手段とした請求項1記載の車椅子用シートの車両搭載装
    置。
  3. 【請求項3】 車両上のシートレール及び車台上のシー
    トレールに対しシートを定位置で固定するロック手段を
    設けると共に、走行部材の端部に下記(イ)の構成より
    なる脱落防止手段を設けた請求項1又は2記載の車椅子
    用シートの車両搭載装置。 (イ)先端にシートレール上を転動すべき車輪を設ける
    と共に中途に下方突出部を設けたレバー部材を走行部材
    の端部に上下揺動自在に設け、シートレール端には上記
    のレバー部材の車輪がシートレール端を過ぎて下方に落
    下した際に中途の下方突出部先端が落ち込む孔を設けた
    構成よりなる脱落防止手段。
  4. 【請求項4】 車両上のシートレールをベース部材上に
    固定すると共に、このベース部材は車両の車室内の床面
    に対して回動自在とし、この場合、ベース部材の回動の
    中心を車室の外側方向にして、前後端に偏心させること
    により、車両上のシートレールの端部を車室内より車室
    外に変位自在とする手段とした請求項1から3の何れか
    に記載の車椅子用シートの車両搭載装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002065748A (ja) * 2000-08-30 2002-03-05 Shin Corporation:Kk 車椅子用シートの車両搭載装置
JP2017164023A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 株式会社アマノ 車椅子浴槽連結摺動構造

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