JP2001017389A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2001017389A
JP2001017389A JP11193572A JP19357299A JP2001017389A JP 2001017389 A JP2001017389 A JP 2001017389A JP 11193572 A JP11193572 A JP 11193572A JP 19357299 A JP19357299 A JP 19357299A JP 2001017389 A JP2001017389 A JP 2001017389A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】封止樹脂によって形成される封止固定部をでき
るだけ小さくして全体の構成を小型にした固体撮像装置
を提供すること。 【解決手段】接続リード4aを突起電極2bに接続した
FPC4の固体撮像素子2より後方に延出しているキャ
リアテープ基材4bを有する先端部には、この先端部幅
寸法Bを、FPC4の基端側幅寸法C及び固体撮像素子
2の幅寸法Aよりも幅狭にする切り欠き部7が設けられ
ている。封止樹脂5をカバーガラス3の下面からFPC
4の先端部にかけて塗布した際、FPC4の先端部の幅
寸法が、FPC4の基端側幅寸法及び固体撮像素子2の
幅寸法よりも小さく形成されているため、このとき形成
される封止固定部6の角部に実線で示すように大きな半
径Rの曲面部を形成して、破線で示すように小さな半径
rで形成された曲面部を設けた封止固定部に比べて封止
固定部6を小さくしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子内視鏡等に設
けられる小型の固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、細長の挿入部を体腔内に挿入
することにより、体腔内臓器等を観察したり、必要に応
じて処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種
治療処置の行える医療用の内視鏡が広く利用されてい
る。また、工業分野においても、ボイラ,タービン,エ
ンジン,化学プラントなどの内部の傷や腐蝕などを観察
したり検査することのできる工業用内視鏡が広く利用さ
れている。
【0003】前記内視鏡としては、例えば挿入部の先端
部に電荷結合素子(CCDと略記)などの固体撮像素子
や電子部品を設けた固体撮像装置が内蔵され、この固体
撮像装置で光電変換した信号を信号ケーブル伝送し、信
号処理手段を介してモニタ装置にカラー表示するように
した電子内視鏡が用いられている。
【0004】内視鏡においては、狭く曲がりくねった管
腔内に挿入されるため挿入部の細径化が望まれている。
そして、電子内視鏡では、小回りがきき、操作性の良い
内視鏡を実現するため固体撮像装置の小型、小径化が望
まれていた。
【0005】例えば、電子内視鏡の先端部に配置される
固体撮像装置として、特開平5−115436号公報に
は高密度化又は小型化を達成するため、外形サイズを大
きくせずに可撓性基板の実装面積を拡大できるようにし
た固体撮像装置が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平5−115436号公報に示されている固体撮像装
置では、固体撮像素子の受光面上に透明部材が接着さ
れ、受光面の片側に形成されたパッド部に配置された突
起電極を介して可撓性基板のインナーリードが接続さ
れ、その透明部材の周辺部及び固体撮像素子と可撓性基
板のインナーリードとの接続部分を封止樹脂で封止して
構成されている。このため、固体撮像素子と可撓性基板
のインナーリードとの接続部及びインナーリードの屈曲
部を覆う封止樹脂によって形成された封止固定部の範囲
が広範になることによって、固体撮像装置の小型化が阻
まれていた。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、封止樹脂によって形成される封止固定部をできる
だけ小さくして全体の構成を小型にした固体撮像装置を
提供することを目的にしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像装置
は、電気信号の授受を行うための電気接点部を備えた固
体撮像素子と、この電気接点部に接続される箔状のリー
ドを突出させた帯状のフレキシブル回路基板とを有し、
前記リードと前記電気接点部との電気的接続部を封止樹
脂によって封止して構成される固体撮像装置であって、
前記フレキシブル回路基板の少なくとも前記リード側の
幅寸法を、前記固体撮像素子の幅寸法及び前記フレキシ
ブル回路基板の基端側幅寸法より小さく形成するための
切り欠き部を設けている。
【0009】この構成によれば、電気的接続部等を封止
樹脂で覆う際、フレキシブル回路基板のリード側に設け
たる封止樹脂の範囲が狭まる。このことにより、封止樹
脂で形成される封止固定部の大きさが小さくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の第1実施形態に係
る固体撮像装置の1構成例を説明する図である。なお、
図1(a)は固体撮像装置を正面から見たときの図、図
1(b)は固体撮像装置を側面からみたときの図、図1
(c)は固体撮像装置を下方から見たときの図である。
【0011】図1(a),(b),(c)に示すように
本実施形態の固体撮像装置1は、前面に受光部2aを備
え、この受光部2aの図中下側に所定の間隔で配列され
たボンディングパッド上に電気接点部としてAu等で形
成した突起電極2bを配置した固体撮像素子2と、この
固体撮像素子2の受光部2aを覆うように、例えば紫外
線硬化型等の透明な接着剤によって貼り付けられた光学
部材である略直方体形状のカバーガラス3と、前記突起
電極2bに接続される箔状の接続リード4aを端部から
突出させたフレキシブル回路基板(以下FPCとも略記
する)4と、前記突起電極2bと前記接続リード4aと
の電気的接続部等を覆うように塗布された封止樹脂5で
形成される封止固定部6とで主に構成されている。
【0012】前記FPC4は、電気絶縁性のポリイミド
よりなるキャリアテープ基材4b上に銅箔等の金属箔4
cを接着し、この金属箔4cをフォトリソグラフィ技術
により所望のリードパターンに形成したものであり、多
数の接続リード4aや図示しないランド、固体撮像装置
検査用のテストパッド(不図示)が形成されている。な
お、このFPC4上の実装される電子部品や信号線が接
続されるリードやランドを除いた部分には、ショートを
防止するためのオーバーコートが施されている。
【0013】前記FPC4の先端部より突出している接
続リード4aは、前記固体撮像素子2に列状に配置され
ている突起電極2bに略同一ピッチであり、それぞれの
接続リード4aはTAB接続によって前記突起電極2b
を介して固体撮像素子2に電気的に接続されている。
【0014】前記接続リード4aを突起電極2bに接続
したFPC4は、接続リード4aに屈曲部を設けて、前
記固体撮像素子2の基端面より後方側に延出されてい
る。この固体撮像素子2の後方側に延出しているFPC
4のキャリアテープ基材4bを有する先端部には、この
先端部幅寸法Bを、前記FPC4の基端側幅寸法C及び
前記固体撮像素子2の幅寸法Aよりも幅狭にする切り欠
き部(以下、切欠部と記載)7が設けられている。
【0015】そして、前記FPC4の屈曲部を折り曲げ
た状態で保持固定する目的及び前記突起電極2bと接続
リード4aとの電気的接続部を絶縁封止固定する目的
で、前記電気的接続部及び屈曲部を含むように、前記カ
バーガラス3の下面から前記キャリアテープ基材4bの
設けられているFPC4の先端部にかけて封止樹脂5と
して例えば、黒色のエポキシ系の接着剤を塗布して封止
固定部6が形成されている。
【0016】この封止樹脂5をカバーガラス3の下面か
ら前記FPC4の先端部にかけて塗布した際、前記固体
撮像素子2の突起電極2bに接続される接続リード4a
が突出しているFPC4の先端部の幅寸法(B寸法)
が、FPC4の基端側幅寸法(C寸法)及び固体撮像素
子2の幅寸法(A寸法)よりも小さく形成されているた
め、この部分に塗布する封止樹脂5の塗布範囲を幅狭に
してもFPC4の固体撮像素子2への固定を確実に行え
る。このため、このとき形成される封止固定部6の角部
に実線で示すように大きな半径Rの曲面部を形成するこ
とによって、切欠部7が設けられていない幅広のFPC
4の先端部に破線で示すように形成される小さな半径r
の曲面部を設けた封止固定部に比べて小さな封止固定部
6が形成される。
【0017】このように、インナーリードの突出してい
るFPCの先端部の幅寸法を、FPCの基端側幅寸法及
び固体撮像素子の幅寸法よりも小さくする切欠部を設け
たことにより、電気的接続部及び屈曲部を含むカバーガ
ラスの下面からFPCの先端部にかけて封止樹脂を塗布
して封止固定部を形成したとき、この封止固定部の大き
さを切欠部を設けた分だけ小さくして固体撮像装置の小
型化を図ることができる。
【0018】また、FPCのキャリアテープ基材を備え
た先端部までを封止樹脂で覆ったことにより、リードの
屈曲部が強固に固定されるので、FPCの基端側に負荷
が加えられた時、前記接続部及びインナーリード屈曲部
に直接負荷が掛かり難くなって、破損の少ない、耐久性
の高い固体撮像装置を提供することができる。
【0019】なお、前記電気的接続部及び屈曲部を含む
ように封止樹脂5をカバーガラス3の下面から前記FP
C4の先端部にかけて塗布して封止固定部6を設けたと
き、角部に半径Rの曲面部を形成する代わりに、封止固
定部6の角部に直線状のカット面を形成したり、また、
図2に示すような逃げ部8を形作ることによって固体撮
像装置1の更なる小型化を図ることができる。
【0020】また、前記FPC4を折り曲げることなく
形成するため、図3(a),(b)に示すように前記固
体撮像素子2に対して平行にFPC4を延出させるよう
に接続して封止固定部6を設けるようにしてもよい。
【0021】図4は本発明の第2実施形態に係る固体撮
像装置の他の構成例を説明する図である。なお、図4
(a)は固体撮像装置を正面から見たときの図、図4
(b)は固体撮像装置を側面からみたときの図、図4
(c)は固体撮像装置を下方から見たときの図である。
【0022】本実施形態においては、接続リード4aが
突出しているFPC4の先端部先端面4dを固体撮像素
子から離間させることなく、図4(b),(c)に示す
ように固体撮像素子2と重なるように配置している。
【0023】つまり、FPC4のキャリアテープ基材4
bが設けられている先端部の一部が固体撮像素子2に重
なった状態に配置され、この状態で、図4(a),
(b),(c)に示すようにカバーガラス3の基端面か
ら固体撮像素子2の基端面にかけて封止樹脂5を塗布し
て封止固定部6を設けて固体撮像装置1Aを構成してい
る。その他の構成は前記第1実施形態と同様であり、同
部材には同符合を付して説明を省略する。
【0024】このように、FPCのキャリアテープ基材
先端部の一部を固体撮像素子に重ねて配置し、この状態
で封止樹脂を塗布して封止固定部を形成したことによ
り、固体撮像素子の後方側に延出するFPCの長さ寸法
の短縮を図って、固体撮像装置の全長の短縮化を図るこ
とができる。
【0025】また、FPCのキャリアテープ基材先端部
を固体撮像素子に重ね合わせた状態にして、封止樹脂に
よってFPCの先端部を固体撮像素子に一体的に固定し
たことにより、フレキシブル回路基板のキャリアテープ
基材を樹脂によって覆う範囲が大きくなり、FPCの固
定強度を大幅に向上させることができる。
【0026】このことにより、例えば、FPC4の基端
側に負荷が加えられた場合でも、前記電気的接続部及び
屈曲部等に直接負荷がかかることがなくなるので、負荷
が原因の破損がなくなって、高耐久性の固体撮像装置が
得られる。その他の作用及び効果は前記第1実施形態と
同様である。
【0027】図5は本発明の第3実施形態に係る固体撮
像装置の別の構成例を説明する図である。
【0028】本実施形態においては、図5に示すように
FPC4Aは、キャリアテープ基材4bの一面側及び他
面側の両面にそれぞれ金属箔が設けられ、リード11、
リード12を形成している。
【0029】そして、前記リード11が設けられている
一面側にはIC13及びコンデンサ14等の電子部品が
搭載されており、前記リード11、IC13及びコンデ
ンサ14は前記リード12とスルーホールやビアホール
を介して電気的に接続されている。なお、FPC4A上
にフリップチップ実装されたIC13は封止樹脂15に
よって絶縁状態で封止固定される。
【0030】このIC13及びコンデンサ14等の電子
部品を搭載したFPC4Aは、先端部から突出するリー
ド12を前記固体撮像素子2にTAB接続によって電気
的に接続されている。そして、カバーガラス3の基端面
から固体撮像素子2の基端面にかけて封止樹脂5を塗布
して、電気的接続部及び屈曲部等を覆う封止固定部6が
形成して固体撮像装置1Bを構成している。このとき、
前記FPC4Aが角度θだけ傾くように封止固定部6が
設けられている。その他の構成は上述した実施形態と同
様であり、同部材には同符合を付して説明を省略する。
【0031】このように、固体撮像素子の後方側に延出
するように屈曲させたFPCを角度θだけ傾けて配置さ
せることによってさらに固体撮像装置の全長の短縮化を
図ることができる。このことにより、固体撮像素子の後
方スペースをより有効活用して固体撮像装置の小型化を
図れる。
【0032】また、予めICや電子部品を実装したFP
Cを固体撮像素子に電気的に接続することで、電子部品
等をキャリアテープ基材上に実装するときの半田付けや
リフローによる熱によって固体撮像素子を劣化させるこ
とを防止することができる。このことによって、耐久性
の高い固体撮像装置を提供することができる。
【0033】なお、図6に示すようにIC13が実装さ
れる部分のキャリアテープ基材4bに開口部16を形成
し、この開口部16内にリード11を接続リードとして
突出させ、ボールバンプ17を介してTAB実装し、実
装後に電気的接続部を封止樹脂18にて封止する構成に
してもよい。
【0034】ここで、図7及び図8を参照して上述のよ
うに構成した例えば固体撮像装置1Bを実際に配設した
撮像ユニット30の構成を簡単に説明する。本実施形態
で説明する撮像ユニットは、図7で示す内視鏡システム
を構成する電子内視鏡20の挿入部21の先端部22に
配設されるものである。
【0035】図に示すように内視鏡システムは、電子内
視鏡20と、この電子内視鏡20に照明光を供給する光
源装置91と、映像信号処理回路や駆動回路を内蔵した
ビデオプロセッサ92と、このビデオプロセッサ92に
接続されて内視鏡画像を表示するモニタ93、内視鏡画
像を記録するVTRデッキ94、内視鏡画像をプリント
アウトするビデオプリンタ95やビデオディスク96等
の周辺機器とで構成されている。
【0036】前記電子内視鏡20は、体腔内に挿入され
る細長な挿入部21と、この挿入部21の基端側に設け
られた操作部25と、この操作部25の側部から延出す
るユニバーサルコード26とで主に構成されている。
【0037】前記挿入部21は、先端側に位置する硬質
部材で形成された先端部22と、複数の湾曲駒を連接し
た湾曲自在な湾曲部23と、細長で可撓性を有する可撓
管部24とで形成されている。なお、前記ユニバーサル
コード26の基端部には前記光源装置91に接続される
照明用コネクタ97が設けられており、この照明用コネ
クタ97には前記ビデオプロセッサ92に着脱自在なカ
メラケーブル98が着脱自在に取り付けられるようにな
っている。
【0038】前記先端部22には図示しない照明レンズ
ユニット及び対物レンズユニットが配設されており、こ
の照明レンズユニットには挿入部21内を挿通するライ
トガイドファイバの先端面が臨まれ、前記対物レンズユ
ニットには前記固体撮像装置1Bが後述するように構成
された撮像ユニットが配設されている。
【0039】なお、光源装置91から出射された照明光
は、前記ライトガイドファイバを伝送されて、照明レン
ズユニットを通して観察部位に向かって照射されるよう
になっている。また、前記対物レンズユニットを通して
固体撮像装置1の固体撮像素子2に結像されて光電変換
された画像信号は前記ビデオプロセッサ92に伝送され
映像信号に変換される。さらに、前記先端部22には、
前記対物レンズユニットの最先端に配置されている第1
レンズ(不図示)の外表面を洗浄するための水を送液す
るとともに、この第1レンズの外表面に付着した水滴を
除去あるいは体腔内に送気するためのノズル(不図示)
が設けられている。
【0040】図8(a),(b)に示すように前記固体
撮像装置1Bを構成するカバーガラス3の前面には保護
ガラス31が接着剤にて接着固定されている。この保護
ガラス31には光学絞り32を介在させた固体撮像素子
枠33が接着固定されている。
【0041】そして、前記固体撮像装置1Bを構成する
FPC4Aのリード12には前後2列に信号線接続ラン
ド(図示せず)が形成されており、それぞれの信号線接
続ランドには信号ケーブル40を構成する複数の信号線
41が接続されている。
【0042】なお、後方側の信号線接続ランドに接続さ
れる信号線41の芯線部分及びその近傍は絶縁テープ4
6にて覆われている。このことにより、前方側の信号線
接続ランドに接続される信号線41と、前記後方側の信
号線接続ランドに接続された信号線41とのショートが
防止される。また、前記信号線41の内、前記固体撮像
装置1B及びIC13を駆動動作させるための信号線4
1はコンデンサ14等の電子部品に直接接続されてい
る。
【0043】また、前記信号ケーブル40は、例えば同
軸線と単純線とにより構成されており、同軸線に設けら
れているシールド線42は一括してFPC4AのGND
ランド4eに接続されている。
【0044】さらに、これら複数の信号線41,…,4
1は、前記信号ケーブル40の外皮43及びシールド4
4の先端部にて熱収縮性の結束チューブ45で結束され
ている。このことにより、信号線41が信号ケーブル4
0の基端側に引き込まれることが防止されて、撮像ユニ
ットの破損・画像不良の発生を防止する。符号49は前
記信号ケーブル40を保護するための保護チューブであ
る。
【0045】又、前記固体撮像装置1B及び信号線41
の接続部である電装部とを覆うように第1、第2、第3
の補強樹脂51、52、53を施すとともに、前記固体
撮像素子枠33の外形3面に内接するように補強枠54
を接着固定し、更にこの補強枠を絶縁チューブ55によ
って被覆して撮像ユニット30が構成されている。
【0046】なお、図9に示すように前記撮像ユニット
30の小型化に支障のない場合、カバーガラス3の下面
から前記キャリアテープ基材4bの設けられているFP
C4の先端部にかけて封止樹脂5を塗布して電気的接続
部と屈曲部とを覆うとともに、この封止樹脂5を固体撮
像素子2とこの固体撮像素子2上に貼り合わされたカバ
ーガラス3との側部全周に施すことにより、固体撮像素
子2及び固体撮像素子2の受光部2aへの風塵・熱・湿
気等の侵入を防止することができる。このことにより、
画像不良の発生し難い、耐久性に優れた固体撮像装置が
提供される。
【0047】ところで、特開平8−306898号公報
にはテープキャリア基材に固体撮像素子と光学ガラスと
を取り付けた後、所定の位置にてテープキャリア基材を
切断・切除して構成される固体撮像装置が示されてい
る。また、特開平5−115436号公報にはテープキ
ャリア基材上に電子部品やリード線を接続する技術が示
されている。
【0048】しかしながら、前記特開平8−30689
8号公報に示されているキャリアテープ基材を所定の位
置にて切断・切除した固体撮像装置を撮像ユニット内に
組み込む際、この固体撮像装置の周囲には例えば補強部
材が配設されたり、電子部品や信号線が接続されるよう
になっている。また、この固体撮像装置では固体撮像素
子とは反対側に延出されているキャリアテープ基材の基
端部には検査装置のプローブ等が接続されるテスト端子
が設けられていた。このキャリアテープ基材は、固体撮
像素子幅と略同一幅で、リードが基材上に一方向に配列
されていた。このため、このキャリアテープ基材を切断
する位置をリードが存在しない領域にすることによっ
て、切断端面にリードが露出・突出することはなかった
が、一方向にのみリードを延出させていたのでキャリア
テープ基材の幅寸法が必要以上に幅広になって固体撮像
装置を小型化することを妨げていた。
【0049】一方、前記特開平5−115436号公報
に示すように電子部品を実装した可撓性基板を折り曲げ
形成した場合、可撓性基板端に露出しているリードが固
体撮像素子に接触することや、周囲に配置されている補
強部材や電子部品、あるいは信号線に接触するおそれが
あり、万一接触すると画像不良を引き起こしてしまう。
【0050】このため、基板端に設けられているリード
が周囲の部材に電気的に接触することを確実に防止して
かつ小型化を可能にしたFPCを備えて、画像不良を引
き起こすことを防止した小型の固体撮像装置が望まれて
いた。
【0051】図10及び図11はFPCの構成例に係
り、図10はFPCのキャリアテープ基材上に形成され
たリード、ランド部及びテスト端子の構成を示す説明
図、図11は所定形状に切断したFPCを撮像ユニット
内に配置した状態を示す図である。
【0052】図10に示すように本実施形態の固体撮像
装置100を構成するFPC4Bのキャリアテープ基材
4b上に形成されるリード101は、固体撮像素子2に
接続される先端部先端面4dより突出する複数の接続リ
ード4aと、信号線や電子部品の接点部が接続される例
えば長方形状に形成された複数の接続ランド部102と
を有し、さらに、各接続ランド部102から基端部に一
方向に配列されている固体撮像装置100のテスト端子
103,…,103に向けて延長リード104が導出さ
れている。
【0053】また、このFPC4Bを構成するキャリア
テープ基材4bには、検査終了後に、このキャリアテー
プ基材4bを容易に切断することを可能にする切断ガイ
ド溝105が形成されており、キャリアテープ基材4b
を破線で示すように切断することによって図11に示す
所定形状のFPC4Bを備えた固体撮像装置100が得
られるようになっている。
【0054】つまり、本実施形態においては固体撮像装
置100の小型化を図るため、FPC4Bの所定形状は
予め設定されており、この形状に対応するように、前記
リード101及び接続ランド部102を形成するととも
に、前記一方向に配列されているテスト端子103へ導
かれる延長リード104をこのキャリアテープ基材4b
を所望の形状に切断したときの基端面にあたる部分及び
側面にあたる部分を通過するように配置している。
【0055】そして、前記側面に当たる部分より延出さ
れる延長リード104が配置されている部分には、破線
に示したキャリアテープ基材切断端面よりも内側に一面
部106を有する開口部107を設けている。
【0056】このため、前記固体撮像装置100のキャ
リアテープ基材4bを破線及び切断ガイド溝105に沿
って切断して所定形状のFPC4Bを形成したとき、こ
の基材切断面より突出した突出リード108が形成され
る。そして、これら突出リード108を、開口部107
の基材切断面より内側に位置する一面部106に沿って
切断及び切除する。このことによって、このキャリアテ
ープ基材4b上に形成されている延長リード104の端
部がキャリアテープ基材切断端面より突出することな
く、即ち前記延長リード104が形成されていないキャ
リアテープ基材切断端面より内側に位置する。
【0057】このように構成された固体撮像装置100
を、図11に示すように金属製の補強枠109を配設し
た撮像ユニット110内に配置する。このとき、たと
え、前記キャリアテープ基材切断端面が前記補強枠10
9に内接するように配置した場合でも前記テスト端子1
03側に延出された前記延長リード104の基端部がキ
ャリアテープ基材切断端面より凹んだ位置に形成されて
いる一面部106に位置しているので補強枠109に電
気的に接触することはない。
【0058】このように、FPCを構成するキャリアテ
ープ基材を所定形状に切断処理することによって、キャ
リアテープ基材端面からリードが露出或いは突出しない
構成にしたことによって、封止樹脂で覆うことなく他部
材との電気的接触を防止することができる。
【0059】このことにより、固体撮像装置を構成する
キャリアテープ基材を補強枠に当接させて配置すること
によって小型化を図った、画像不良の発生し難い撮像ユ
ニットを提供することが可能になる。
【0060】ところで、特開平5−115435号公報
には固体撮像素子の後方側に延出されたFPC上に電子
部品を実装する技術が示されている。しかし、この技術
では、固体撮像素子とFPC上に形成されているリード
との電気的接触を防止するために絶縁板を設けていた。
したがって、絶縁板の分だけ固体撮像装置が大きくなる
という不具合があった。
【0061】また、固体撮像装置を小型化するため、F
PC両面にリードを配線し、両面に電子部品を実装する
ようにしたものがある。しかし、リードを回路基板両面
に形成することによりその分FPCが厚くなり固体撮像
装置が大きくなってしまう。そして、FPC上には電子
部品を実装するための接続用ランドが形成されているの
で、両面に形成したそれぞれのリードとリードとを電気
的に接続するためにスルーホール等を設ける必要がある
のでその分FPCが高価になるという問題があった。こ
のため、小型化し、かつ画像不良の発生し難い安価な固
体撮像装置が望まれていた。
【0062】図12及び図13は固体撮像装置の他の構
成に係り、図12は固体撮像素子に2つのFPCを配置
した構成例を説明する図、図13は撮像ユニットの他の
構成例を示す図である。なお、図12(a)は2つのF
PCの配置構成を示す図、図12(b)は第1FPCの
構成を説明する図、図12(c)は第2FPCの構成を
説明する図である。
【0063】図12(a)に示すように本実施形態の固
体撮像装置120は、固体撮像素子2と、この固体撮像
素子2の前面に形成されている受光部2aを覆うカバー
ガラス3と、前記受光部2aの上下側に列状に形成され
た図示しないボンディングパッドに接続された第1FP
C121及び第2FPC122と、前記カバーガラス3
上下側面から固体撮像素子2及びFPC121、122
との接続部及びFPC121、122の先端部を覆う封
止樹脂123とにより構成されている。
【0064】前記第1FPC121及び第2FPC12
2は、キャリアテープ基材4bの一面側に銅箔等の金属
箔4cを接着し、フォトリソグラフィ技術により所望の
リードパターンを形成して、多数のリード124やラン
ド125,126、そして固体撮像装置検査用のテスト
端子(図示せず)等で構成されている。
【0065】図12(b)に示すように前記第1FPC
121に形成されているリード124は、実装される電
子部品の接続電極に対応しており、この第1FPC12
1を構成するキャリアテープ基材4bには前記電子部品
の接続電極が他面側から前記リード124に電気的に接
触することを可能にする略長方形形状の開口127が形
成されている。この開口127の基端側から延出するリ
ード124は信号線を接続する信号線接続ランド125
として使用される。
【0066】一方、図12(c)に示すように前記第2
FPC122には信号線が接続される信号線接続ランド
126がキャリアテープ基材4bの一面側長手方向に複
数形成されている。
【0067】図13に示すようにこの固体撮像装置12
0のカバーガラス3には保護ガラス128が接合され光
学絞り129とともに、固体撮像素子枠130に接着固
定されている。なお、前記保護ガラス128から第1F
PC121、第2FPC122の先端部にかけては第1
の補強樹脂131が施されている。
【0068】前記第1FPC121の開口127によっ
て他面側からも露出した状態になっているリード124
には電子部品132が半田等により電気的に接合されて
いる。
【0069】なお、本実施形態において、この電子部品
132は、予めIC133が実装されたセラミックやガ
ラスエポキシ製の回路基板134上に実装されたもので
ある。
【0070】また、前記第1FPC121の信号線接続
ランド125には複数の信号線135が接続され、第2
FPC122の信号線接続ランド126にも信号線13
5が接続される。そして、これら信号線135及び回路
基板134が接続された前記固体撮像装置120は、第
2、3の補強樹脂136、137にて覆われ、さらにそ
の周囲を絶縁チューブ138にて被覆されている。
【0071】上述したように、第1FPC121を構成
するキャリアテープ基材4bの一面(表面)に形成され
たリード124は、このキャリアテープ基材4bに設け
られた開口127によって他面(裏面)からも露出して
構成される。このため、キャリアテープ基材4bの一面
に形成されたリード124に対して電子部品132をリ
ード124が形成されていない他面側から実装すること
が可能にしている。
【0072】また、他面側から実装される電子部品に対
して一面側から半田こて等を用いて実装作業を行える。
【0073】なお、図12(b)に示すように、電子部
品の接続電極に対応しない位置に配線されているリード
124aは、キャリアテープ基材4bによって覆われて
いる。つまり、開口の開口面積を最小限に抑えること
で、開口の形成されていないキャリアテープ基材上にリ
ードを配線することが可能になっている。
【0074】このように、フレキシブル回路基板を構成
するキャリアテープ基材の一面側に形成されているリー
ドに対して、このキャリアテープ基材の他面側から電気
的接触を可能にする、即ち他面側からリードを露出させ
るようにキャリアテープ基材に開口部を形成したことに
より、キャリアテープ基材の他面側から一面側に形成さ
れているリードに電子部品や回路基板を直接実装するこ
とができる。
【0075】このことにより、キャリアテープ基材の他
面側にリードを形成する必要がなくなるので、フレキシ
ブル回路基板を薄く形成することができる。よって、固
体撮像装置の小型化を図れる。また、一面側のリードと
他面側のリードとを接続するためのスルーホール等及び
他面側に設けていた接続用ランドが不要になるので安価
なフレキシブル回路基板を提供して固体撮像装置の低価
格化を図れる。
【0076】また、キャリアテープ基材の他面側に実装
する電子部品に対して、一面側から半田こて等を用いて
実装作業を行えるので、組立作業性を大幅に向上させる
ことができる。
【0077】さらに、開口部の面積を最小限に抑えるこ
とで、開口部以外のキャリアテープ基材上にリードを効
率よく配線することができる。このことによって、リー
ド配線を高密度化することが可能になり、フレキシブル
回路基板の小型化を図れる。なお、開口に配線されるリ
ードをキャリアテープ基材で覆うことで、前記ワードが
他のリード若しくは電子部品の接続電極とショートする
ことを防止することができる。
【0078】また、絶縁部材より形成されるキャリアテ
ープ基材を、固体撮像素子とリードとの間に配置するこ
とによって、キャリアテープ基材が絶縁材となることに
より、新たにリードと固体撮像素子との間に絶縁部材を
設ける必要がなくなり、固体撮像装置の小型化を図るこ
とができるとともに、画像不良の発生を防止することが
できる。
【0079】ところで、撮像ユニットは、故障或いは破
損した際、分解、修理する必要がある。前記撮像ユニッ
トの故障原因の多くは信号線の断線であり、固体撮像装
置自体が故障の主原因となるケースは少ない。
【0080】つまり、撮像ユニットを分解・修理する場
合は、固体撮像装置以外の部品を取り替えることになる
が、その際固体撮像装置を破損させないように取り出す
必要があり、特に強度の最も弱いFPCのリードに傷を
つけないよう作業を行う必要がある。
【0081】このため、分解修理作業時等にFPCのリ
ードに傷をつけないように作業を行え、かつ小型化を可
能にする固体撮像装置が望まれていた。
【0082】図14ないし図16は固体撮像装置の別の
構成に係り、図14は固体撮像素子に2つのFPCを配
置した他の構成例を説明する図、図15は固体撮像素子
のまた他の構成例を説明する図、図16は撮像ユニット
の他の構成例を示す図である。図14(a)は上面図、
図14(b)は側面図、図15(a)は側面図、図15
(b)は背面図である。
【0083】図14(a)、(b)に示すように固体撮
像装置140は、一組のFPC141を備え、このFP
C141には他面側からリード142全体を露出させる
開口143が形成されている。
【0084】そして、図15(a),(b)に示すよう
に前記固体撮像装置140を構成する前記FPC141
のリード142は前記開口143の基端側で切断されて
いる。このため、複数のリード142が1本ずつ突出し
た状態になっている。また、前記FPC141の先端部
と固体撮像素子2とには封止樹脂123が施され、この
後例えばシリコン系の接合樹脂144によって固体撮像
素子2の裏面側に接続基板145が接合されている。
【0085】このとき、1本ずつ突出したリード142
は、前記接続基板145の側面に形成されている溝形状
の端面スルーホール146内に半田によって接合固定さ
れている。
【0086】また、この接続基板145には、前記端面
スルーホール146と電気的に接続されたスルーホール
147が形成されており、このスルーホール147内に
は予めリードピン148が配置され、半田より溶融温度
の高いろう材を用いたロー付によって接合固定されてい
る。
【0087】そして、図16に示すように前記リードピ
ン148にはそれぞれ電子部品151やIC152が搭
載され、信号線153が接続された回路基板150或い
は信号線154が接続されており、前記固体撮像装置1
40、前記接続基板145及び前記回路基板150を覆
うように封止樹脂155が補強枠156内に充填され、
絶縁チューブ157に被覆されて撮像ユニット158を
構成している。
【0088】上述のように構成された撮像ユニット15
8を分解修理する場合、まず、絶縁チューブ157及び
補強枠156を取り除く。次に、封止樹脂155を刃物
や治工具等を使用して取り除く。このとき、たとえ作業
者が力加減を誤ったとしてもリード142は接続基板1
45の端面スルーホール146内に半田によって固定さ
れて配置されているので、治工具の先端がリード142
に直接接触して破損することが防止される。
【0089】そして、前記リード142は、封止樹脂1
55を取り除いた後、端面スルーホール146内の半田
を溶融させることによって容易に接続基板145から取
り外すことができる。そして、固体撮像装置140と接
続基板145は、シリコン系の接合樹脂144により接
合されているので、各々を容易に剥がすことができる。
【0090】図17ないし図19を参照して固体撮像装
置の小型化のさらに他の構成例を説明する図であり、図
17は撮像ユニット別の構成例を示す図、図18は固体
撮像装置を説明する図、図19は回路基板ユニットを説
明する図である。なお、図18(a)は側面図、図18
(b)は上面図、図19(a)は上面図、図19(b)
は側面図である。図17に示すように本実施形態の本実
施形態の撮像ユニット160は、固体撮像装置161に
回路基板ユニット170を接続する構成になっている。
【0091】図18(a),(b)に示すように固体撮
像装置161は、カバーガラス3を接合した固体撮像素
子2と、この固体撮像素子2に接続されて複数のリード
162を配列したFPC163と、封止樹脂166で主
に構成されており、このリード162が形成されている
キャリアテープ基材164の中途部には前記リード16
2が他端側からも露出するように開口165が設けられ
ている。
【0092】一方、図19(a),(b)に示すように
回路基板ユニット170は、コンデンサ173等の電子
部品を搭載した第1回路基板171と、IC174を搭
載した第2回路基板172とを一体にして構成されてい
る。
【0093】前記第1回路基板171及び第2回路基板
172の一面側端面には一体に構成されたとき、同一方
向に突出するリードピン175が複数配置されている。
また、第1回路基板171及び第2回路基板172の他
端面には端面スルーホール176が複数形成されてい
る。この端面スルーホール176には接続ピン177が
配置されるようになっており、この接続ピン177を両
回路基板171,172に接続固定することによって、
両回路基板171,172を同一投影面積内に配置でき
るようになっている。
【0094】前記第1回路基板171の反実装面側には
前記開口165に配置されているリード162に接続さ
れる接続ランド178が列状に配列されていて、この接
続ランド178の基端側に前記リードピン175がロー
付固定されている。
【0095】なお、前記第2の回路基板172にも同様
にリードピン175がロー付固定されて突出している。
また、前記第2の回路基板172に搭載されているIC
174の上には電気的接触を防止する絶縁テープ179
が配置されている。
【0096】前記第1、第2の回路基板171,172
とは搭載した電子部品同士を向かい合わせて配置される
ようになっており、前記接続ピン177及び回路基板1
71,172との間には接合樹脂181や補強樹脂18
0が充填されて一体的な回路基板ユニット170を構成
している。
【0097】また、前記補強樹脂180が接続ピン17
7や基板側面或いは基端側からはみ出ることを防止する
ため、型等を利用して充填形成されている。符号166
は封止固定部であるこのように構成された固体撮像装置
161は、前記図17に示すように固体撮像装置161
の前面に接合した保護ガラス181を固体撮像素子枠1
82内に接着固定して配置される。
【0098】一方、前記固体撮像装置161と回路基板
ユニット170とは前記リード162と接続ランド17
8とを半田等で電気的に接合する。また、前記リードピ
ン175には信号線183を半田等で電気的に接続し、
その後、この固体撮像装置161と回路基板ユニット1
70とを第1の補強樹脂184で封止した後、第1の絶
縁チューブ185で被覆し、更に第2の補強樹脂186
で封止して、補強枠187及び第2の絶縁チューブ18
8で被覆している。
【0099】一方、前記固体撮像素子枠182の先端側
には、対物レンズユニット190が配置され、この対物
レンズユニット190の第1、第2対物レンズ191、
192はYAGレーザー等の特定波長域分光を吸収カッ
トする吸入カットフィルタによって構成されている。こ
のことにより、レーザー光を吸収して熱エネルギーが高
くなることよって、第1、第2対物レンズ191、19
2間の空間が対物レンズユニット外界の温度変化に影響
され難くして結露の発生を防止することがでる。このこ
とによって、画像不良が発生しにくい撮像ユニット16
0を提供することができる。
【0100】このように、第1、第2回路基板の端面に
形成した端面スルーホールに接続ピンを配置することに
よって、双方の回路基板の位置出しを容易かつ正確に行
うことができるので、組立性が大幅に向上するばかりで
なく、双方の回路基板を確実に一方の回路基板の略投影
面積内に収めて回路基板ユニットの小型化を図ることが
できる。
【0101】また、撮像ユニットを分解・修理する際、
信号線をリードピンから取り外す必要がある。このと
き、信号線は、リードピンに半田固定されているのに対
し、リードピンは第1、第2の回路基板に半田よりも高
温で溶融するろう材によってロー付固定されている。こ
のため、信号線を取り外すためにリードピンを加熱した
場合、半田がろう材より速やかに溶融してリードピンが
第1、第2の回路基板から脱落することを防止すること
ができる。
【0102】このことによって、撮像ユニットの故障原
因が信号線の断線の場合、固体撮像装置と回路基板ユニ
ットとの周囲の補強樹脂を取り除くことなく、信号線を
接続し直すことで撮像ユニットを再生させることが可能
になるので、リペア性に優れた撮像ユニットを提供する
ことができる。
【0103】なお、前記回路基板ユニット170を図2
0に示すように、第1、第2回路基板171,172を
前記固体撮像素子2に対して略平行に接続して固体撮像
装置161Aを構成するようにしてもよい。このとき、
リードピン175は、前記第1の回路基板の裏面にロー
付によって固定する。
【0104】また、図21に示すように回路基板201
の両面にコンデンサ173やIC174等の電子部品を
それぞれ配置する一方、前記回路基板201の側面にリ
ードピン175をロー付固定して固体撮像装置200を
構成するようにしてもよい。なお、このとき、固体撮像
素子2の裏面には、コンデンサ173とのショートを防
止する絶縁テープ202を貼付しておく。
【0105】このように、1枚の回路基板の両面に電子
部品を実装して、固体撮像装置を構成することによっ
て、接続される回路基板ユニットの長さを短縮して撮像
ユニットの小型化を図ることができる。
【0106】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0107】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0108】(1)電気信号の授受を行うための電気接
点部を備えた固体撮像素子と、この電気接点部に接続さ
れる箔状のリードを突出させた帯状のフレキシブル回路
基板とを有し、前記リードと前記電気接点部との電気的
接続部を封止樹脂によって封止して構成される固体撮像
装置において、前記電気的接続部を設ける際、前記フレ
キシブル回路基板の少なくとも前記リード側の幅寸法
を、前記固体撮像素子の幅寸法及び前記フレキシブル回
路基板の基端側幅寸法より小さく形成するための切り欠
き部を設けたことを特徴とする固体撮像装置。
【0109】(2)電気信号の授受を行うための電気接
点部を備えた固体撮像素子と、箔状のリードが少なくと
も一面側に形成されたキャリアテープ基材からなるフレ
キシブル回路基板と、このフレキシブル回路基板先端部
より突出したリードと前記固体撮像素子の電気接点部を
覆う封止樹脂とで構成される固体撮像装置において、前
記フレキシブル回路基板の先端部の幅寸法を、前記固体
撮像素子の幅寸法及び前記フレキシブル回路基板の基端
側幅寸法よりも幅狭である固体撮像装置。
【0110】(3)前記切欠部は、前記固体撮像素子近
傍に位置するフレキシブル回路基板の先端部又は前記固
体撮像素子に重なって配置される先端部の幅寸法を幅狭
にする付記1又は付記2記載の固体撮像装置。
【0111】(4)前記フレキシブル回路基板に、予め
電子部品が実装されている付記1又は付記2記載の固体
撮像装置。
【0112】(5) 電気信号の授受を行うための電気
接点部を備えた固体撮像素子と、この電気接点部に接続
される箔状のリードを突出させた帯状のフレキシブル回
路基板とを有し、前記リードと前記電気接点部との電気
的接続部を封止樹脂によって封止して構成される固体撮
像装置において、前記フレキシブル回路基板に形成した
リードの先端部を、この回路基板端面より突出すること
を防止するとき、前記リードが形成されている基板端面
を、その周辺基板端面より内側に落とし込んで形成した
固体撮像装置。
【0113】(6) 電気信号の授受を行うための電気
接点部を備えた固体撮像素子と、この電気接点部に接続
される箔状のリードを突出させた帯状のフレキシブル回
路基板とを有し、前記リードと前記電気接点部との電気
的接続部を封止樹脂によって封止して構成される固体撮
像装置において、前記フレキシブル回路基板に形成した
リードの先端部を、この回路基板端面より突出すること
を防止するとき、一面部がその周辺基板端面より内側に
位置する凹部を形成し、この凹部の一面部に回路基板端
面より突出することを防止するリードの端面部を配置し
た固体撮像装置。
【0114】(7)電気信号の授受を行うための電気接
点部を備えた固体撮像素子と、この電気接点部に接続さ
れる箔状のリードを突出させた帯状のフレキシブル回路
基板とを有し、前記リードと前記電気接点部との電気的
接続部を封止樹脂によって封止して構成される固体撮像
装置において、前記箔状のリードがフレキシブル回路基
板を構成するキャリアテープ基材の一面側に形成し、こ
のキャリアテープ基材に、前記リードに他面側から電気
的に接触することを可能にする開口部を設けた固体撮像
装置。
【0115】(8)前記開口部の形成位置を、搭載され
る電子部品若しくは回路基板に形成された接続電極部に
一致させて設けた付記7記載の固体撮像装置。
【0116】(9)前記固体撮像素子と前記箔状のリー
ドとの間に、キャリアテープ基材を配置した付記7記載
の固体撮像装置。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、封
止樹脂によって形成される封止固定部をできるだけ小さ
くして全体の構成を小型にした固体撮像装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置の1
構成例を説明する図
【図2】封止固定部の他の構成例を示す図
【図3】固体撮像素子とFPCとの他の接続例を示す図
【図4】本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置の他
の構成例を説明する図
【図5】本発明の第3実施形態に係る固体撮像装置の別
の構成例を説明する図
【図6】ICとキャリアテープ基材に形成されているリ
ードとの実装例を示す図
【図7】内視鏡システムの構成を説明する図
【図8】撮像ユニットの構成例を説明する図
【図9】固体撮像素子のまた別の構成例を説明する図
【図10】図10及び図11はFPCの構成例に係り、
図10はFPCのキャリアテープ基材上に形成されたリ
ード、ランド部及びテスト端子の構成を示す説明図
【図11】所定形状に切断したFPCを撮像ユニット内
に配置した状態を示す図
【図12】図12及び図13は固体撮像装置の他の構成
に係り、図12は固体撮像素子に2つのFPCを配置し
た構成例を説明する図
【図13】撮像ユニットの他の構成例を示す図
【図14】図14ないし図16は固体撮像装置の別の構
成に係り、図14は固体撮像素子に2つのFPCを配置
した他の構成例を説明する図
【図15】固体撮像素子のまた他の構成例を説明する図
【図16】撮像ユニットの他の構成例を示す図
【図17】17ないし図19を参照して固体撮像装置の
小型化のさらに他の構成例を説明する図であり、図17
は撮像ユニット別の構成例を示す図
【図18】固体撮像装置を説明する図
【図19】回路基板ユニットを説明する図
【図20】固体撮像装置と回路基板ユニットの位置関係
が異なるときの構成例を示す図
【図21】固体撮像装置に回路基板を1つだけ設けた回
路基板ユニットを設けた構成を示す図
【符号の説明】
1…固体撮像装置 2…固体撮像素子 2b…突起電極 4…フレキシブル回路基板(FPC) 4a…接続リード 5…封止樹脂 6…封止固定部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号の授受を行うための電気接点部
    を備えた固体撮像素子と、この電気接点部に接続される
    箔状のリードを突出させた帯状のフレキシブル回路基板
    とを有し、 前記リードと前記電気接点部との電気的接続部を封止樹
    脂によって封止して構成される固体撮像装置において、 前記フレキシブル回路基板の少なくとも前記リード側の
    幅寸法を、前記固体撮像素子の幅寸法及び前記フレキシ
    ブル回路基板の基端側幅寸法より小さく形成するための
    切り欠き部を設けたことを特徴とする固体撮像装置。
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