JP2000092477A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2000092477A
JP2000092477A JP10252821A JP25282198A JP2000092477A JP 2000092477 A JP2000092477 A JP 2000092477A JP 10252821 A JP10252821 A JP 10252821A JP 25282198 A JP25282198 A JP 25282198A JP 2000092477 A JP2000092477 A JP 2000092477A
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Japan
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solid
imaging device
cable
substrate
state imaging
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JP10252821A
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English (en)
Inventor
Hironobu Shiraishi
博信 白石
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】目視を容易にして作業性を向上させると共に、
小型化を促進する。 【解決手段】固体撮像素子19の背面に実装基板30が
略々平行に配置される。実装基板30の側面には半円ス
ルーホールが設けられる。固体撮像素子19から延出し
たリード29は、半円スルーホールにて電気接続され
る。また、実装基板30の背面側に設けられたケーブル
束21は、先端の電線80が実装基板30側面の半円ス
ルーホールにて電気接続される。固体撮像素子19及び
ケーブル束21が実装基板30の上面及び背面近傍に設
けられている場合でも、実装基板30の側面は目視が容
易である。従って、半円スルーホールにおける接続作業
は容易である。また、接続が実装基板30側面で行われ
るので、前後方向の短縮化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の先端部に
内蔵されるものに好適な撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固体撮像素子を利用して被写体像
を電子的に撮像する種々の装置が開発されている。例え
ば、CCD(電荷結合素子)を用いた撮像装置は電子式
内視鏡装置等にも利用されている。
【0003】このように従来の撮像装置を内視鏡装置に
応用したものとして、特開昭63−118120号公報
にて開示されたものがある。この提案によれば、内視鏡
先端部に設けた対物レンズの結像位置に固体撮像素子の
受光部を配置する。固体撮像素子は電気部品を実装した
回路基板に取り付けられる。回路基板には貫通孔が形成
され、この貫通孔を利用して固体撮像素子から延出した
リード及びケーブルを挿通することにより電気的接続を
行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
撮像装置においては、回路基板の貫通孔が比較的小さい
ことから、組立作業が困難であるという問題点があっ
た。また、回路基板上に設けた貫通孔は、目視による確
認が困難であるという問題点もあった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、回路基板における電気的接続を確実且つ容
易にすることができる撮像装置を提供することを目的と
する。
【0006】また、本発明は、回路基板の電気的接続部
の目視を容易にして、作業性を向上させることができる
撮像装置を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、組立作業性に優れ小型に
構成することができる撮像装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る撮像装置
は、固体撮像素子と、前記固体撮像素子から延出する接
続部材と、前記固体撮像素子の背面で、前記固体撮像素
子と略平行に配置した基板と、ケーブルとを有する撮像
装置において、前記基板の側面近傍に、前記接続部材及
び前記ケーブルの電気接続部を設けたものである。
【0009】本発明においては、固体撮像素子から延出
した接続部材は、基板の側面近傍において基板に接続さ
れる。また、ケーブルも基板の側面近傍において基板に
接続される。更に、接続部材及びケーブル同士も基板の
側面近傍において接続される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1乃至図20は本
発明の第1の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形
態に係る撮像装置の断面図であり、図2は図1のA矢視
図であり、図3乃至図5は、夫々図1の断面BB、D
D、EEを示す説明図である。図6は図1の撮像装置が
組込まれる電子内視鏡システムの概略図、図7は固体撮
像素子19を搭載したTAB(tape automatet bondin
g)テープを示す正面図、図8は固体撮像素子の実装基
板への取付けを説明するための断面図である。図9は実
装基板を示す説明図であり、図9(b)は実装基板の側
面を示し、図9(a)は図9(b)のMM方向の矢視を
示し、図9(c)は図9(b)のLL方向の矢視を示し
ている。図10は実装基板30に実装されるコンデンサ
を示す斜視図、図11は実装基板30に実装されるトラ
ンジスタを示す斜視図、図12は実装基板側面のスルー
ホールを説明するための説明図、図13は図1中のケー
ブル保持部材65を具体的に示す斜視図、図14は図1
3のT方向矢視図、図15は図1中のシールド部材91
を示す斜視図である。図16乃至図20はケーブル束と
して用いられる電線の断面を示す説明図である。
【0011】本実施の形態は撮像装置を電子内視鏡に適
用した例である。
【0012】先ず、図1及び図6を参照して内視鏡シス
テムの概略を説明する。
【0013】図6において、内視鏡システムは、電子内
視鏡1と、電子内視鏡1に照明光を供給する図示しない
光源装置と、電子内視鏡1からの画像信号を処理するビ
デオプロセッサ2と、ビデオプロセッサ2からの映像信
号をモニタ表示するモニタ3によって構成されている。
図6では、光源装置は、ビデオプロセッサ内に組込まれ
ている。ビデオプロセッサ2には図示しないVTRデッ
キ、ビデオプリンタ、ビデオディスク等の周辺機器を接
続することが可能である。
【0014】電子内視鏡1は、先端側に細長で体腔内に
挿入することが可能な可撓性を有する挿入部4が形成さ
れ、手元側に操作部5が形成されている。この操作部5
からユニバーサルコード6が延設されて、コネクタ7を
介してビデオプロセッサ2に接続されている。これによ
り、ユニバーサルコード6はコネクタ7を介して光源装
置に接続され、電子内視鏡1内に配設された図示しない
ライトガイドを介して、照明光を挿入部4の先端部に導
くようになっている。また、ユニバーサルコード6は、
ビデオプロセッサ2からの電源電圧及び駆動信号等を電
子内視鏡1に供給すると共に、電子内視鏡1からの映像
信号をビデオプロセッサ2に供給するようになってい
る。
【0015】挿入部4の先端には、内視鏡先端硬性部8
が設けられ、その後端には、複数の湾曲駒にて構成した
湾曲部9が設けられている。操作部5に配設された湾曲
操作ノブ10を操作することによって、湾曲部9を湾曲
させることが可能になっている。内視鏡先端硬性部8内
には、ライトガイドが設けられると共に、図1の撮像装
置11が配設されるようになっている。
【0016】図1において、撮像装置11は、収縮性チ
ューブ12a,12b、ホルダ13、レンズ枠14及び
レンズ15aによって、内視鏡先端硬性部8内におい
て、光学系及び電子部品が気密に設けられている。
【0017】撮像装置11は、主に、複数のレンズ15
a乃至15cを配設して対物レンズとなる対物レンズユ
ニット15と、光学像を光電変換するための撮像素子ユ
ニット16と、撮像素子ユニット16で変換された電気
信号をビデオプロセッサ2ヘ電送するケーブルユニット
17によって構成されている。
【0018】撮像装置11の先端には、レンズ枠14に
支持されてレンズ15aが設けられている。レンズ15
aの後端側にレンズ15b,15cが配設され、レンズ
15b,15c相互間にはフィルタ18が設けられてい
る。レンズ15cの後端側に撮像素子ユニット16を構
成する固体撮像素子19が配設される。
【0019】照明光で照らされた対象物は、対物レンズ
ユニット15及びフィルタ18を介して固体撮像素子1
9の受光部20に結像し、固体撮像素子19によって光
電変換される。光電変換された信号は、固体撮像素子1
9の後端側に配設されたケーブル束21を介してビデオ
プロセッサ2に供給される。なお、ケーブル束21はユ
ニバーサルコード6内に挿通されている。
【0020】レンズ枠14には、レンズ15a,15
b、赤外線を吸収するフィルタ18の他に、遮光マスク
22及び明るさ絞り23も収納されている。対物レンズ
ユニット15のサイズは、モニタ3の出画範囲に対応し
た最適な大きさとなっている。
【0021】なお、モニタ3は、映像信号を一般的に出
画するノーマルスキャンモード、電子拡大して出画する
オーバースキャンモード及び映像信号を完全に表示させ
るアンダースキャンモードの各種表示モードを有してい
る。
【0022】通常の内視鏡検査において、モニタ3はノ
ーマルスキャンモードで出画しており、このモードにお
ける受光部20の受光範囲は、受光部20の広さよりも
狭い。従って、ノーマルスキャンモードで表示可能な受
光部20に対して、レンズ15a乃至15cの光学設計
をすることで対物レンズユニット15の外形を小さくす
ることができ、撮像装置11を小型化すると共に、内視
鏡先端硬性部8を細形化することができる。
【0023】レンズ枠14の後端外周部には嵌合部24
が構成されており、この嵌合部24において、ホルダ1
3とレンズ枠14とを嵌合するようになっている。ホル
ダ13及びレンズ枠14には、嵌合部24よりも先端側
に焦点調整用のネジ部25が形成されている。
【0024】レンズ枠14を嵌合部24においてホルダ
13に嵌合した状態で、レンズ枠14を時計周り(又は
反時計周り)に回転させることで、焦点調整が可能とな
る。また、ネジ部25が設けられていることから、焦点
調整だけでなく、対物レンズユニット15のリペアー交
換も容易である。
【0025】なお、ネジ部25のピッチは、レンズ枠1
4を時計周り(また反時計周り)に1回転することで焦
点調整ができる大きさである。
【0026】焦点調整の終了後は、ネジ部25に弾牲を
有する接着剤26を塗布することで、レンズ枠14とホ
ルダ13とを一体的に固定すると共に、内視鏡内に存在
する水蒸気が嵌合部24を介して内部に侵入することを
防止するようになっている。
【0027】対物レンズユニット15を修理交換する場
合には、ネジ部25に塗布された接着剤26は周囲に細
かく散らばるが、散らばった接着剤26がレンズ15c
の表面に侵入しないように、嵌合部24のクリアランス
は小さく設定されている。これにより、修理等によって
接着剤26等のゴミがレンズ15cの表面へ侵入するこ
とはない。
【0028】撮像素子ユニット16は、固体撮像素子1
9、カバーガラス27、TABテープ28、リード2
9、実装基板30及び実装基板30上の電子部品等によ
って構成されている。
【0029】図7は固体撮像素子19を搭載したTAB
テープを示している。TABテープ28aには縦方向の
3箇所に開口された窓35b,35a,35bが形成さ
れており、中央の窓35a上に固体撮像素子19が配置
される。固体撮像素子19の端部よりリード29が延出
している。
【0030】TABテープ28aを図7の破線に示す切
断線で切断することにより、撮像素子ユニット16のう
ちの固体撮像素子19、TABテープ28及びリード2
9が得られる。
【0031】図1、図2、図7及び図8を参照して、撮
像素子ユニット16の構成方法について説明する。
【0032】図7に示す破線に沿ってTABテープ28
aを切断すると、固体撮像素子19と、この固体撮像素
子19に接続されたリード29と、固体撮像素子19の
両側に所定の間隔を開けてTABテープ28aの残り
(TABテープ28)が得られる。なお、TABテープ
28aのI方向の切断線は、固体撮像素子19の左右側
面と略面一となるようにする。
【0033】図8はこの状態で、固体撮像素子19の背
面に実装基板30を接着した状態を図7のHH方向から
示している。
【0034】図8に示すように、固体撮像素子19は、
チップ38とチップ38上に形成された受光部20によ
って構成されている。受光部20上にはカバーガラス2
7が貼り合わされている。カバーガラス27にはレンズ
15cが設けられる。固体撮像素子19のチップ38裏
面には接着剤39によってトランジスタ40の上面が貼
着されている。
【0035】実装基板30上にはトランジスタ40だけ
でなく他の電子部品も取り付けられている。
【0036】固体撮像素子19より延出したリード29
は、固体撮像素子19から図8の左右方向に延出してい
る。リード29の上側には、TABテープ28が固体撮
像素子19の両側の2個所に残っている。このTABテ
ープ28の下面側には絶縁インク41が塗布されてお
り、絶縁インク41上には接着剤42が塗布されてい
る。
【0037】また、固体撮像素子19の側面にも固体撮
像素子19を補強するための接着剤43が塗布される。
更に、固体撮像素子19の背面にも固体撮像素子19を
封止するために接着剤44が塗布される。
【0038】この状態では、リード29は固体撮像素子
19の受光面に対して平行に直線状に延びている。この
状態から、図8の破線に示すように、治具により、J部
において、リード29を下方に90度弱折り曲げ、更
に、元の水平方向に約90度折り曲げる。次いで、K部
を図8のT方向に折り曲げる。これにより、リード29
は、図1に示すように、固体撮像素子19の端部から手
元側に曲がり、リード29の先端側が実装基板30の側
面に沿うように設けることが可能となる。
【0039】リード29は、固体撮像素子19の端部か
ら実装基板30の側面まで延出される部分において、絶
縁インク41が塗布されたTABテープ28が介在して
いるので、リード29によるショートを防止することが
できる。
【0040】図9(a)乃至図9(c)は図1の実装基
板30に電子部品を実装する前の状態を具体的に示して
いる。
【0041】実装基板30は、4角形の板状部材である
ガラスエポキシ基板45に電子部品を搭載して構成され
る。図10及び図11は実装基板30上に搭載する電子
部品の一例を示しており、図10はコンデンサ46又は
抵抗47を示し、図11はトランジスタ40を示してい
る。コンデンサ46又は抵抗47は長軸方向の両端に電
極49が形成されている。トランジスタ40には側面か
ら電極50が延出されている。トランジスタ40の表面
は絶縁樹脂51で被覆されている。
【0042】図4は図9(a)に示すガラスエポキシ基
板45に電気部品を実装したものを示し、図5は図9
(c)のガラスエポキシ基板45に電気部品を実装した
ものを示している。
【0043】図4に示すように、実装基板30の表面側
(撮像装置先端側)にはトランジスタ40及び抵抗47
が実装され、図5に示すように、裏面側にはコンデンサ
46a,46bが実装される。なお、コンデンサ46
は、固体撮像素子19を駆動するための正・負電極とグ
ランド(GND)との間に設けられ、駆動電源の電圧の
ふらつきを抑制する。トランジスタ40は固体撮像素子
19から出力された信号を増幅するためのものである。
また、抵抗47はビデオプロセッサ2との間でインピー
ダンス整合をとり、電気信号の伝送ロスを低減するため
のマッチング抵抗である。
【0044】本実施の形態においては、図4,図5及び
図9に示すように、実装基板30のガラスエポキシ基板
45の側面には、半円スルーホール55が設けられてい
る。半円スルーホール55は、ガラスエポキシ基板45
の表面に形成された配線パターンに接続されている。半
円スルーホール55は、内周面に金メッキ処理が施され
て、半円スルーホール55にケーブル束及びリード等を
接続することによって、ガラスエポキシ基板45上の電
機部品との電気接続が可能になっている。
【0045】図9(c)に示すR、S側面(図1上下方
向の側面)の半円スルーホール55同士のピッチは、図
7の窓35b上におけるリード29のピッチに等しい。
【0046】図12は半円スルーホール55の半径と、
電線の径との関係を示している。
【0047】上述したように、半円スルーホール55の
側面において、各種電線との電気的な接続が行われる。
図12はガラスエポキシ基板45の半円スルーホール5
5の側面に単純線又はシールド線56等を接続した状態
を示している。シールド線56は、中心に導体部分57
を有し、周囲にはシース58が形成されている。半円ス
ルーホール55の半径は、シース58がガラスエポキシ
基板45の端面59よりも出っ張らないような大きさに
形成される。これにより、実装基板30を取り囲むシー
ルド部材91(図1参照)をガラスエポキシ基板45の
端面59に近接させることが可能となり、撮像装置11
の外形を小型化することができる。
【0048】図9(c)のN部には、コンデンサ46a
が実装され、O部にはコンデンサ46bが実装され、図
9(a)のP部にはトランジスタ40が実装され、Q部
には抵抗47が夫々実装される。上述したように、各半
円スルーホール55は、図9(a),(c)に示す配線
パターンに電気的に接続され、半円スルーホール55に
接続されたリード又は電線と基板上の電子部品とを接続
する。図5に示すように、例えば、コンデンサ46a
は、配線パターンによって半円スルーホール55a,5
5bに接続され、コンデンサ46bは半円スルーホール
55a,55cに接続される。
【0049】ガラスエポキシ基板45の表面には、図9
(a)、(c)の斜線に示す部分に、絶縁インク61が
コーティングされている。この絶縁インク61によっ
て、電気部品の実装づれ等により各電子部品の電極を介
してパターンがブリッジ(短絡)することが防止され
る。
【0050】なお、ガラスエポキシ基板45には半円ス
ルーホール55だけでなく、図9(c)に示すX,Y部
においても通常と同様のスルーホールを有している。
【0051】図8において、固体撮像素子19と実装基
板30とは、チップ38の背面とガラスエポキシ基板4
5とが略平行になるようにして、固体撮像素子19のチ
ップ38裏面を実装基板30上のトランジスタ40に接
着固定する。この場合には、ガラスエポキシ基板45の
側部の稜線と、固体撮像素子19の側部の稜線とは略平
行になっている。
【0052】レンズ15cの光軸中心と受光部20の中
心とが一致するように位置合わせを行った後、レンズ1
5cとカバーガラス27とを接着して撮像素子ユニット
16を完成させるようになっている。
【0053】なお、ガラスエポキシ基板45の固体撮像
素子19側の表面に配置した電子部品のうち、トランジ
スタ40の大きさが一番大きい。固体撮像素子19とガ
ラスエポキシ基板45とは絶緑する必要があるが、トラ
ンジスタ40は表面が絶縁性であるので、大きな電子部
品であるトランジスタ40を固体撮像素子19とガラス
エポキシ基板45との間に配置することにより、余分な
絶縁空間や、絶縁介在物を不要にすることができ、撮像
装置11の全長短縮及び原価の低減が可能となる。
【0054】次に、図1、図13、図14及び図16〜
図20を用いてケーブルユニット17について説明す
る。
【0055】ケーブルユニット17は、ケーブル束21
とケーブル束21を保持するためのケーブル保持部材6
5によって構成されている。ケーブル束21の後端に
は、固体撮像素子19に対して電流の入出力を行うビデ
オプロセッサ2が接続されている。
【0056】図16乃至図20は、ケーブル束21とし
て用いられる電線の断面を示している。
【0057】図16乃至図20に示す電線は、電源の供
給やグランド等の直流成分を伝送する太い単純線66、
固体撮像素子19の駆動用で低周波電流を伝送する細い
単純線67、固体撮像素子19の駆動用で高周波電流を
伝送するシールド線68、固体撮像素子19からの出力
信号を伝送するシールド線69及び介在70が撚られて
いる。
【0058】これらの電線66乃至70(以下、総称し
て電線80という)が撚られた撚り導体の表面には、中
心側から、絶縁テープ71、一括シールド72、絶縁シ
ース73が順次配設されて、ケーブル束21が構成され
ている。
【0059】シールド線68,69は、周知のように、
内部導体としての内部導線と外部導体としての外部導線
とで構成されており、固体撮像素子19からの入出力信
号の伝送には内部導体を使用し、外部導体はビデオプロ
セッサ2のマザーボードのグランドに導通させている。
【0060】これにより、内部導体を伝送される信号に
外部からノイズが侵入しにくくなる。また、内部導体か
ら外部へノイズが漏れにくくなる。
【0061】なお、ケーブル束21は、出力信号を伝達
するシールド線69と駆動用で高周波電流を伝送するシ
ールド線68とが隣接しない構成となっている。これに
より、高い周波数信号を伝送するシールド線68から放
射される電磁波によってシールド線69に流れる信号が
影響を受けることを防止している。従って、シールド線
68,69相互間のクロストークにより撮像画像にノイ
ズが現れることを防止することができる。
【0062】図13は図1中のケーブル保持部材65を
具体的に示す斜視図であり、図14は図13のT方向矢
視図である。
【0063】ケーブル保持部材65はパイプ状に形成さ
れ、先端側は側壁の一部のみが上下に対称な位置で前方
に突出している。この突出部分74の先端側には外周面
の外側に向けて垂直方向に突出した突起部75が形成さ
れる。また、ケーブル保持部材65の後端側には、外周
全体に突起部76が形成されている。
【0064】図1に示すように、ケーブル束21は、先
端側を除いて収縮性チューブ12b内に収納された状態
で、ケーブル保持部材65に係合される。ケーブル束2
1とケーブル保持部材65とが係合する部分である絞り
部78においては、図1に示すように、ケーブル保持部
材65の内径はケーブル束21の外径と略々等しい。ケ
ーブル束21は、絞り部78において、外周面に図示し
ない接着剤を塗布してケーブル保持部材65に固定す
る。
【0065】また、ケーブル束21は、先端側において
絶縁テープ71、一括シールド72、絶縁シース73が
除去されて、各種電線80が露出するようになってお
り、後端側に向かって順次絶縁テープ71及び一括シー
ルド72も先端が露呈するようになっている。図1で
は、一括シールド72が露呈する部分までが、ケーブル
保持部材65のパイプ状部分内に収納される。
【0066】ケーブル保持部材65は、前後方向の略々
中央において、内径が変化しており、後方側の小径部分
が絞り部78を構成する。外皮である絶縁シース73は
先端部(α部)において、糸巻き81が施されている。
この糸巻き81はケーブル保持部材65の大径部分で構
成され、この糸巻き81によってα部の径は絞り部78
におけるケーブル保持部材65の内径よりも大きくなっ
ている。
【0067】ケーブル保持部材65は、突起部75側を
実装基板30の近傍に位置させるように、撮像装置11
の後端側に設けられ、ケーブル束21先端の各種電線8
0を端末処理した後実装基板30に電気接続する。
【0068】この状態で図6の湾曲部9が上下左右方向
に動くと、ケーブル束21は挿入部後端方向へ引っ張ら
れるが、糸巻き81が絞り部78に突き当たるので、実
装基板30と各種電線80との電気接続部に応力がかか
らず断線が起きにくい。
【0069】各種電線80は、実装基板30のガラスエ
ポキシ基板45のV面及びW面の半円スルーホール55
並びにX,Y部のスルーホールに接続する。例えば、シ
ールド線68及びシールド線69のシールド部と、太い
単純線66の1本であるグランド線の導体は、ジャンパ
ー線85で一括的に結線し、ジャンパー線85の先端は
図9(c)のY部のスルーホールに電気接続する。
【0070】図9(c)に示すX、Y部のスルーホール
は、シールド線69及びジャンパー線85を夫々挿通し
て電気接続するが、これらのスルーホールへ図示しない
細長い電極を入れて、これらの電極とシールド線69及
びジャンパー線85とを電気接続してもよい。
【0071】なお、ケーブル束21先端の一括シールド
72が露呈した部分(β部)には糸巻き82が施されて
いる。この糸巻き82によって、一括シールド72とケ
ーブル保持部材65とが接触することが防止される。
【0072】一括シールド72とケーブル保持部材65
とが不安定な状態で接触するとノイズが発生して内視鏡
画像が劣化することがあるので、一般的には、これらの
部材は接触しないように所定の間隔を開けて設けられ
る。これに対し、本実施の形態においては、一括シール
ド72に糸巻き82を施すことにより、一括シールド7
2とケーブル保持部材65とのスペースを比較的狭くす
ることができ、撮像装置11の小型化が可能となる。
【0073】なお、糸巻き82に代えて、図示しない収
縮性の絶縁チューブ等で一括シールド72を覆うことに
よって絶縁を保ってもよい。
【0074】実装基板30への各種電線80の電気接続
の終了後に、図1に示すように、実装基板30、各種電
線80及びケーブル保持部材65の先端を接着充填剤8
6で一体的に接着固定する。
【0075】ケーブル保持部材65は接着充填剤86の
みで位置決め固定されている。このため、実装基板30
とケーブルユニット17先端との間の長さは、接着充填
剤86の乾燥時に用いる治具によって自由に変更可能で
ある。
【0076】例えば、撮像装置11の硬質長を短縮する
必要性が比較的小さい場合には、実装基板30とケーブ
ルユニット17先端との間の長さを十分に確保して、十
分な量の接着充填剤86を充填させることが可能とな
る。
【0077】即ち、内視鏡の種類に応じて臨機応変に撮
像装置11の硬質長を変化させることができ、信頼性を
向上させることができる。
【0078】接着充填剤86の硬化後、予めケーブル束
21に通していたシールド部材91を撮像装置11先端
側ヘ移動させ、ホルダ13に嵌合させる。図3に示すよ
うに、ホルダ13は、中央にレンズ孔93を有し、4角
が面取りされた枠状部材である。レンズ孔93によって
側面が肉切れしないように、側面がレンズ孔93に近接
する4箇所の部分には、突出部92が設けられている。
図3に示すように、シールド部材91の外側には収縮性
チューブ12aが設けられる。
【0079】図15はシールド部材91を示している。
【0080】シールド部材91は、図3の突出部92に
相対する位置に切欠き部94が4箇所設けられている。
切欠き部94の深さは図1のγの長さである。切り欠き
部94の先端面を突出部92に突き当てることにより、
シールド部材91とホルダ13との位置合わせが行われ
る。切欠き部94が設けられていることから、シールド
部材91の外形を大きくすることなく、シールド部材9
1とホルダ13とを嵌合させることができ、撮像装置1
1を小型化することができる。
【0081】シールド部材91をホルダ13に嵌合させ
た後、シールド部材91内に接着充填剤95を更に充填
する。この場合には、ケーブル保持部材65先端の突起
部75は、シールド部材91の内部に配置され、その周
辺には接着剤が充填されるようになっている。
【0082】これにより、ケーブル保持部材65が撮像
装置11の後端側に引っ張られた場合でも、突起部75
が接着充填剤95内に存在するので、突起部75がアン
カーとなって接着充填剤95に係止される。即ち、ケー
ブル保持部材65は接着充填剤95から抜けにくくな
る。
【0083】熱等で収縮可能な収縮性チューブ12a
を、図1に示すように、ホルダ13、シールド部材91
及びケーブル保持部材65を一体的に覆って収縮させ
る。また、同様に、ケーブル束21を被覆している収縮
性チューブ12bについても、図1の位置において収縮
させる。収縮性チューブ12bは、ケーブル保護部材と
して利用される。即ち、内視鏡内に配設される他の内蔵
物からダメージを受けたり、他の内蔵物にダメージを与
えたりすることを、収縮性チューブ12bによって軽減
するのである。
【0084】なお、収縮性チューブ12bを収縮させる
場合には、収縮性チューブ12bの先端(係合部77)
において、ケーブル保持部材65の突起部76を被覆す
るようにする。これにより、収縮性チューブ12bが撮
像装置11の後端側に引っ張られた場合でも、収縮性チ
ューブ12bの係合部77が突起部76に係止して、抜
けが防止さる。
【0085】このように構成された実施の形態において
は、実装基板30を構成するガラスエポキシ基板45に
は、その側面において半円形状の半円スルーホール55
が形成されている。撮像装置11の組立時において、先
端が処理された各種電線80は、実装基板30の半円ス
ルーホール55及びX,Y部のスルーホールにおいて電
気的に接続される。
【0086】また、実装基板30は、ガラスエポキシ基
板45の表面及び裏面が固体撮像素子19を構成するチ
ップ38の表面及び裏面に略々平行となるように配置さ
れているので、実装基板30の表面及び裏面上に電子部
品が実装されること及び撮像装置11の小型化等を考慮
した場合には、実装基板30の表面上の空間及び裏面上
の空間は比較的狭く、視認性が悪い。
【0087】しかし、この場合でも、本実施の形態にお
いては、半円スルーホール55が、ガラスエポキシ基板
45の側面部に設けられているので、半円スルーホール
55の視認性は高く、また、この部分における電気的接
続の接続作業性は極めて良好である。
【0088】このように、本実施の形態においては、実
装基板の側面部に電気的接続を行うための接続部を構成
しているので、視認性が高く且つ良好な接続作業性が得
られ、確実な電気的接続が可能である。
【0089】なお、第1の実施の形態においては、固体
撮像素子19からのリード29を実装基板30の上下の
側面に設けた半円スルーホール55に接続し、電線80
を実装基板30の左右の側面に設けた半円スルーホール
55に接続したが、これらのリード29及び各種電線8
0を側面のいずれの位置の半円スルーホール55におい
て接続するようにしてもよいことは明らかである。
【0090】ところで、特許公報第2572766号に
記載された装置等においては、実装基板に実装される電
子部品は、配置場所のみが規定されており、電子部品の
向きについては特に規定されていない。
【0091】しかし、実装基板表面には、ケーブルや固
体撮像素子から入出力された信号を電子部品に接続する
ための配線パターンが設けられているが、電子部品の向
きが最適化されていないことから、基板面積に対する配
線パターンの面積占有率が極めて高い。このため、実装
基板にケーブルを配線するための十分なスペースがな
く、ケーブルを配線するための他の基板が必要で、撮像
装置の硬質長が長くなり、体腔内に挿入する場合には、
患者に苦痛を与えるという問題があった。
【0092】そこで、本実施の形態においては、各電子
部品の正負の電極が設けられている方向、例えば、図1
0のコンデンサ46では長手方向が、実装基板30上の
グランド用電極と正電源用電極とによる直線に略々平行
となるようにしている。例えば、図5に示すように、固
体撮像素子19から延出するリード29のうち正,負電
源用のリードが接続される半円スルーホール55におけ
る電極(正,負電源用電極)152,153と、グラン
ド用のリードが接続される半円スルーホール55におけ
る電極(グランド用電極)151とを結ぶ直線161,
162は、電子部品を取り付けるランドを結んだ直線に
対して略平行にしている。
【0093】即ち、グランド用電極151とコンデンサ
46a,46bは、グランドパターン154を介して導
通している。また、正電源用電極152とコンデンサ4
6aとは、正電源用パターン155を介して導通してい
る。また、負電源用電極153とコンデンサ46bと
は、負電源用パターン156を介して導通している。そ
して、グランド用電極151と正電源用電極152とを
結んだ直線161及びグランド用電極151と負電源用
電極153とを結んだ直線162は、いずれも、コンデ
ンサ46aの長手方向軸線に対して略平行となってい
る。
【0094】図10に示すように、コンデンサ46の電
極49に挟まれた部分は絶縁部163であるので、絶縁
部163の下にパターンを通すことで正電源用パターン
155、負電源用パターン156と交差することなく他
の信号のパターン158を配置することができる。つま
り、グランドパターンを含む各配線パターンを短くする
ことができる。
【0095】このように、第1の実施の形態において
は、電子部品の配置方向を考慮することにより、配線パ
ターンを最適化することができる。これにより、電子部
品から固体撮像素子に供給する信号を伝送するための配
線パターンを最短にすることができ、基板面積に対する
配線パターンの占有面積を低減することができる。ま
た、電気ノイズを考慮した比較的広幅のパターンである
グランドパターンを最短化できることから、実装基板を
有効に使用することができる。このため、ケーブルを配
線するための十分なスペースを得ることができ、撮像装
置の硬質長短縮と小型化を図ることもできる。
【0096】ところで、上記特許公報第2572766
号に記載された装置等においては、実装基板上において
は、固体撮像素子から延出される複数のリードを接続す
る接続部(以下、電極接続部という)とケーブル束から
の各種電線を接続する接続部(以下、ケーブル接続部と
いう)との位置関係は特には規定されていない。これら
の電極接続部とケーブル接続部とは、実装基板上に設け
られた配線パターンによって電気的に接続される。
【0097】従って、接続すべき電極接続部とケーブル
接続部との位置関係によっては、配線パターン同士が交
差する可能性があり、実装基板を多層化したり、実装基
板を複数枚にして異なる配線パターン同士が交差しない
ようにする必要があった。このため、実装基板の厚さ
や、基板の枚数が増えた分だけ内視鏡の先端硬質部分が
長くなり、体腔内に挿入する場合に、患者に苦痛を与え
やすいという問題があった。
【0098】そこで、本実施の形態においては、伝送す
る信号の種類に応じて接続部を複数の分割領域に分割す
ることにより、電極接続部とケーブル接続部とを電気的
に接続する配線パターン同士が交差することを防止して
いる。
【0099】図30は実装基板上のこのような分割領域
を示す説明図である。図30は、ガラスエポキシ基板4
5について、図9(a),(c)に示した実装基板の外
形線と、基板側面の半円スルーホール相互間を接続する
パターンとのみを示している。
【0100】図30に示すように、ガラスエポキシ基板
45の上下側面の半円スルーホール55は、図1の固体
撮像素子19から延出されたリード29が接続される電
極接続部171を構成する。また、ガラスエポキシ基板
45の左右側面の半円スルーホール55は、ケーブル束
21からの各種電線80が接続されるケーブル接続部1
72を構成する。
【0101】図30に示すガラスエポキシ基板45内部
の実線は、図9(a),(c)との比較から明らかなよ
うに、基板の両面に配線されるパターンを示している。
また、ガラスエポキシ基板45内部の一点鎖線は、図9
(a),(c)との比較から明らかなように、固体撮像
素子19の面に配線されるパターンである。また、ガラ
スエポキシ基板45内部の二点鎖線は、図9(a),
(c)との比較から明らかなように、ケーブル束21側
の面に配線されるパターンである。
【0102】図30の実線、一点鎖線及び二点鎖線で結
ばれた半円スルーホール55の組は、固体撮像素子19
から入出力される同種類の信号を伝送する電気接続部1
71及びケーブル接続部172の組を示している。
【0103】即ち、一点鎖線で結ばれた組の接続部17
1,172は、図30の分割領域線175,176によ
って分割された領域181,183のみに存在し、二点
鎖線で結ばれた組の接続部171,172は、分割領域
線175,176によって分割された領域182,18
4のみに存在する。そして、実線で結ばれた組の接続部
171,172は、領域182乃至184の端部のみに
存在する。
【0104】つまり、実線、一点鎖線、及び二点差線で
示すパターンによって結ばれる半円スルーホール同士
は、夫々同一の領域内に存在し、また、図30上で同一
線種として表示されたパターン、即ち、同種類の信号を
伝送するための接続部同士も、他の領域にまたがること
なく同一領域内に存在する。これにより、各配線パター
ンは、相互に交差することなく、電気接続部171とケ
ーブル接続部172の半円スルーホール55を電気的に
接続することができる。
【0105】このように、第1の実施の形態において
は、固体撮像素子から延出するリードを接続するための
電極接続部と、各種電線を接続するためのケーブル接続
部とを接続する配線パターンを最適化することができ、
各パターンのパターン長を短縮すると共に、配線パター
ン同士が交差することを防止することができる。これに
より、1枚の基板で且つ単層に構成することができるの
で、撮像装置の硬質長短縮及び小型化を図ることができ
る。
【0106】図21乃至図24は本発明の第2の実施の
形態に係り、図21は第2の実施の形態に採用される撮
像素子ユニット101を示す断面図、図22は固体撮像
素子102の斜視図、図23は第2の実施の形態に採用
される撮像素子ユニット121を示す断面図、図24は
固体撮像素子122を示す斜視図、図25は図23のK
K断面図である。
【0107】第2の実施の形態は、撮像素子ユニットの
構成のみが第1の実施の形態と異なる。他の構成は第1
の実施の形態と同様である。
【0108】本実施の形態においては、例えば図21に
示す撮像素子ユニット101を採用する。撮像素子ユニ
ット101は、固体撮像素子102を有しており、固体
撮像素子102は、延出する電極(図1のリード29に
相当)の位置が第1の実施の形態において採用した固体
撮像素子19と異なる。
【0109】固体撮像素子102はチップ112の表面
側に受光部115が形成され、受光部115上にはカバ
ーガラス113が設けられている。チップ112の背面
及び側面は、封止部材114によって封止されている。
封止部材114は、図22に示すように、背面に複数の
ピン111が形成されており、ピン111は、封止部材
114を介して固体撮像素子102に電気的に接続され
て、固体撮像素子102を駆動させるための信号や、固
体撮像素子102から出力される信号を伝達することが
できるようになっている。
【0110】このピン111は、固体撮像素子102の
背面上部及び下部の位置であって、実装基板30の上下
の側面に設けられた半円スルーホール55に対応した位
置に設けられている。ピン111の先端側を半円スルー
ホール55において電気的に接続することにより、固体
撮像素子102と実装基板30との電気接続が行われ
る。
【0111】また、本実施の形態においては、例えば図
23に示す撮像素子ユニット121を採用することもで
きる。撮像素子ユニット121は固体撮像素子122を
用いている。
【0112】固体撮像素子122は、チップ123の表
面側に受光部124が形成され、受光部124上に受光
部124と略々同じ大きさのカバーガラス125が設け
られている。受光部124とカバーガラス125とは図
示しない接着剤によって固定されるようになっている。
【0113】チップ123の上下の辺に隣接して、表面
にボンディングパッド126が配列されている。例え
ば、図24では、上下4個ずつのボンディングパッド1
26が配列されている。ボンディングパッド126は、
チップ123を駆動させるための信号や、チップ123
の出力信号をやり取りするための端子となっている。ボ
ンディングパッド126はバンプ127を介してリード
128に接続される。
【0114】固体撮像素子122はTAB方式によって
ボンディングされており、リード128にはバンプ12
7から所定間隔離れた位置において、TABボンディン
グ時に用いたTABテープ129が残っている。リード
128の先端は、第1の実施の形態と同様に、実装基板
30の上下の側面に設けた半円スルーホール55におい
て電気的に接続される。
【0115】なお、固体撮像素子122が実装基板30
と略々平行になるように固定されることは、第1の実施
の形態と同様である。。
【0116】また、実装基板30の左右の側面にも、第
1の実施の形態と同様の半円スルーホール55が設けら
れている。各種電線80の導体部130は、実装基板3
0の左右側面の半円スルーホール55に配置されて、図
示しない半田で電気接続される。
【0117】図25に示すように、半円スルーホール5
5における接続処理としては、複数の方法が考えられ
る。例えば、実装基板30上で電気処理する必要のない
信号を伝送する電線80については、図25のθ部に示
すように、導体130とリード128とを一緒に半円ス
ルーホール55において接続する。また、固体撮像素子
104と実装基板30との間のみにおいて信号の伝送を
行うためのリード128については、η部に示すよう
に、各半円スルーホール55にはリード128のみを半
田によって接続する。更に、実装基板30上で処理が必
要な信号を伝送する電線80については、リード128
が接続されない半円スルーホール55、即ち、ε部の半
円スルーホール55において電気接続を行う。
【0118】このように構成された実施の形態において
は、固体撮像素子102,122を実装基板30に略々
平行に配置し、電気的な接続を行うためのピン111又
はリード128を実装基板30側面の半円スルーホール
55に接続する。従って、固体撮像素子の構成に制限さ
れることなく、半円スルーホールにおいて、確実で且つ
容易に接続が可能である。
【0119】このように、本実施の形態においては、第
1の実施の形態と同様の効果が得られると共に、固体撮
像素子の構成に拘わらず、第1の実施の形態と同様の構
造で構成することができる。また、実装基板上で電気処
理する必要のない信号を伝送する電線については、固体
撮像素子からのリードと電線の導体とを同一の半円スル
ーホールにおいて一体的に電気接続するので、半円スル
ーホールの数を低減することができ、基板の小型化によ
る撮像装置の小型化が可能である。
【0120】図26乃至図29は本発明の第3の実施の
形態に係り、図26は第3の実施の形態に採用される撮
像素子ユニット131を左右方向から見て示す断面図、
図27は撮像素子ユニット131を上下方向から見て示
す断面図、図28は図26中のケーブル基板を示す正面
図、図29は図26中の実装基板を示す正面図である。
【0121】第3の実施の形態は、撮像素子ユニットの
構成のみが第1の実施の形態と異なる。他の構成は第1
の実施の形態と同様である。
【0122】本実施の形態においては、図26及び図2
7に示す撮像素子ユニット131を採用する。撮像素子
ユニット131は、固体撮像素子132と実装基板13
3との間にケーブル基板134が設けられている。
【0123】固体撮像素子132はチップ135上の図
示しないバンプから複数のリード136が延設され、チ
ップ135に近接した位置にはTABテープ137がリ
ード136上に残っている。リード136は実装基板1
33の上下の側面に設けられた複数のリードランド13
8に電気的に接続されるようになっている。なお、実装
基板133上には電子部品139が実装される。
【0124】ケーブル基板134は上下側面に複数のリ
ードランド140が形成され、左右側面にはケーブルラ
ンド141が形成されている。本実施の形態において
は、固体撮像素子132からのリード136は、ケーブ
ル基板134のリードランド140においても電気的に
接続されるようになっている。
【0125】ケーブル基板134と実装基板133と
は、リード136又は図示しない他の電線によって電気
的に接続される。なお、リード136による接続は、固
体撮像素子132と実装基板133、固体撮像素子13
2とケーブル基板134及びケーブル基板134と実装
基板133との間の電気的接続を相互に独立して行うこ
ともできるようになっている。
【0126】実装基板133は、左右側面に切り欠き部
142が形成される。ケーブル束21からの電線80
は、実装基板左右側面の切り欠き部142に沿って前方
に延出され、ケーブル基板134のケーブルランド14
0を利用して電気的に接続されるようになっている。な
お、図27においては、電線80はケーブル基板134
の固体撮像素子132側表面端部において接続されてい
るが、ケーブルランド140において電気的に接続する
ようにしてもよいことは明らかである。
【0127】このように構成された実施の形態において
は、ケーブル基板134と実装基板133とを一体的に
構成する。実装基板133と固体撮像素子132及びケ
ーブル束21とを接続する場合には、ケーブル基板13
4が固体撮像素子132と実装基板133との間に位置
するように実装基板133を配置して行う。ケーブル束
21の各電線80と実装基板133との電気接続は、ケ
ーブル基板134のケーブルランド140近傍において
行う。
【0128】従って、各種電線80を実装基板133の
背面側で電気接続する場合に比して、ケーブル束21の
先端側を実装基板133の背面に近づけることができ
る。これにより、硬質長を短縮することができる。
【0129】また、各種電線80は実装基板133の側
面に設けた切り欠き部142に沿って前方に延出してお
り、実装基板133によって電線80が曲がって前方に
延出されることを防止しており、装置外形が大きくなる
ことはない。
【0130】このように、本実施の形態においては、第
1の実施の形態と同様の効果が得られると共に、比較的
短い硬質長で電気部品を多く実装することができるとい
う利点がある。
【0131】[付記] (1) 固体撮像素子と、前記固体撮像素子から延出す
る接続部材と、前記固体撮像素子の背面で、前記固体撮
像素子と略平行に配置した基板と、ケーブルとを有する
撮像装置において、前記基板の側面近傍に、前記接続部
材及び前記ケーブルの電気接続部を設けたことを特徴と
する撮像装置。
【0132】(2)前記基板側面には、略半円径のスル
ーホールを有することを特徴する付記項1に記載の撮像
装置。
【0133】(3)前記接続部材は、前記固体撮像素子
の側面から延出することを特徴とする付記項1又は2の
いずれか一方に記載の撮像装置。
【0134】(4)側面から延出した接続部材を、固体
撮像素子の後方側へ折り曲げたことを特徴とする付記項
3に記載の撮像装置。
【0135】(5)前記接続部材及び前記ケーブルの電
気接続部が前記基板の全側面の近傍に設けられているこ
とを特徴とする付記項1〜4のいずれか1つに記載の撮
像装置。
【0136】(6)前記固体撮像素子の接続部材が延出
する面と略平行な前記基板側面に前記接続部材の電気接
続部を設け、前記接続部材の電気接続部を設けた基板側
面以外の側面に前記ケーブルの電気接続部を設けたこと
を特徴とする付記項1〜5のいずれか1つに記載の撮像
装置。
【0137】(7)基板の対向する側面に、固体撮像素
子からの接続部材を電気接続すると共に、残る基板の側
面にケーブルの電気接続部を設けたことを特徴とする付
記項1〜6のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0138】(8)基板に電子部品を実装したことを特
徴とする付記項1〜7のいずれか1つに記載の撮像装
置。
【0139】(9)前記接続部材は、リード、又は、フ
レキシブル基板から構成されているものであることを特
徴とする付記項1〜8のいずれか1つに記載の撮像装
置。
【0140】(10) 固体撮像素子と、前記固体撮像
素子から延出する接続部材と、前記固体撮像素子の背面
で、前記固体撮像素子と略平行に配置した基板と、前記
基板に実装する電気部品と、ケーブルとを有する撮像装
置において、前記基板に設けた電源用電極とグランド用
電極とを結んだ直線は、前記電気部品の長手方向軸線に
対して略平行とすることを特徴とする撮像装置。
【0141】(11)前記電源用電極及びグランド用電
極は、前記基板側面に設けられていることを特徴とする
付記項10に記載の撮像装置。
【0142】(12)前記電気部品は、コンデンサであ
ることを特徴とする付記項10又は11のいずれか一方
に記載の撮像装置。
【0143】(13) 固体撮像素子と、前記固体撮像
素子から延出する接続部材と、前記固体撮像素子の背面
で、前記固体撮像素子に略平行に配置した基板と、ケー
ブルとを有する撮像装置において、基板を任意に分割し
た複数の領域で、前記基板の側面近傍に設けられた接続
部材を接続する接続部材接続部と、前記基板の側面近傍
に設けられ、前記接続部材接続部と同じ信号を伝達する
ケーブルを接続するケーブル接続部は、同一領域に設け
られたことを特徴とする固体撮像装置。
【0144】(14)前記基板は、対辺を2分割する直
線によって区画に分割されることを特徴とする付記項1
3に記載の撮像装置。
【0145】(15)前記基板側面には、半円径のスル
ーホールを有することを特徴とする付記項13又は14
のいずれか一方に記載の撮像装置。
【0146】(16)前記接続部材及び前記ケーブル
は、前記基板側面で電気接続することを特徴とする付記
項13〜15のいずれか1つの記載の撮像装置(17)
前記接続部材は、前記固体撮像素子から延出したリー
ド、又は、フレキシブル基板であること特徴とする付記
項13〜16のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0147】(18)前記基板に電気部品を実装したこ
とを特徴とする付記項13〜17のいずれか1つに記載
の撮像装置。
【0148】(19)前記基板は、2又は4の区間に分
割することを特徴とする付記項13〜18のいずれか1
つに記載の撮像装置。
【0149】(20)前記基板の側面近傍に設けられた
接続部材を接続する接続部材接続部と、前記基板の側面
近傍に設けられ、前記接続部材接続部と同じ信号を伝達
するケーブルを接続するケーブル接続部とを結んだ各直
線は、互いに交差しないことを特徴とする付記項13〜
19のいずれか一つに記載の撮像装置。
【0150】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
路基板の電気的接続部の目視を容易にして、作業性を向
上させることができるという効果を有すると共に、組立
作業性に優れ小型に構成することができるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撮像装置の一実施の形態を示すブ
ロック図。
【図2】図1のA矢視図。
【図3】図1の断面BBを示す説明図。
【図4】図1の断面DDを示す説明図。
【図5】図1の断面EEを示す説明図。
【図6】図1の撮像装置が組込まれる電子内視鏡システ
ムの概略図。
【図7】固体撮像素子を搭載したTAB(tape automat
et bonding)テープを示す正面図。
【図8】固体撮像素子の実装基板への取付けを説明する
ための断面図。
【図9】実装基板を示す説明図。
【図10】実装基板30に実装されるコンデンサを示す
斜視図。
【図11】実装基板30に実装されるトランジスタを示
す斜視図。
【図12】実装基板側面のスルーホールを説明するため
の説明図。
【図13】図1中のケーブル保持部材65を具体的に示
す斜視図。
【図14】図13のT方向矢視図。
【図15】図1中のシールド部材91を示す斜視図。
【図16】ケーブル束として用いられる電線の断面を示
す説明図。
【図17】ケーブル束として用いられる電線の断面を示
す説明図。
【図18】ケーブル束として用いられる電線の断面を示
す説明図。
【図19】ケーブル束として用いられる電線の断面を示
す説明図。
【図20】ケーブル束として用いられる電線の断面を示
す説明図。
【図21】第2の実施の形態に採用される撮像素子ユニ
ット101を示す断面図。
【図22】固体撮像素子102を示す斜視図。
【図23】第2の実施の形態に採用される撮像素子ユニ
ット121を示す断面図。
【図24】固体撮像素子122を示す斜視図。
【図25】図23のKK断面図。
【図26】第3の実施の形態に採用される撮像素子ユニ
ット131を左右方向から見て示す断面図。
【図27】撮像素子ユニット131を上下方向から見て
示す断面図。
【図28】図26中のケーブル基板を示す正面図。
【図29】図26中の実装基板を示す正面図。
【図30】実装基板上の分割領域を示す説明図。
【符号の説明】
11…撮像装置、15…対物レンズユニット、16…撮
像素子ユニット、17…ケーブルユニット、19…固体
撮像素子、21…ケーブル束、28…TABテープ、2
9…リード、30…実装基板、40…トランジスタ、8
0…電線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子と、 前記固体撮像素子から延出する接続部材と、 前記固体撮像素子の背面で、前記固体撮像素子と略平行
    に配置した基板と、 ケーブルとを有する撮像装置において、 前記基板の側面近傍に、前記接続部材及び前記ケーブル
    の電気接続部を設けたことを特徴とする撮像装置。
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