JP2019080301A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より小型化した固体撮像装置を提供する。【解決手段】固体撮像素子と、上記固体撮像素子の受光面とは反対側の面で、封止樹脂により上記固体撮像素子に固定される基板とを備え、上記固体撮像素子の受光面側から見た上記基板の外縁は、上記固体撮像素子の外縁内に収まっており、上記固体撮像素子の受光面側から見た上記封止樹脂の外縁は、上記固体撮像素子の外縁内に収まっている固体撮像装置を用いる。また、上記封止樹脂は、第1封止樹脂であり、上記第1封止樹脂とは非接触で、上記部品を封止する第2封止樹脂を有する上記固体撮像装置を用いる。【選択図】図1

Description

本開示は、電子内視鏡等に設けられる小型の固体撮像装置に関するものである。
従来から医療分野において、細長い挿入部を体腔内に挿入することにより、体腔内臓器等を観察したり、処置具チャンネル内に挿通された処置具を用いて各種治療処置したりできる医療用の内視鏡が提供されている。また、工業分野において、ボイラ、タービン、エンジン、化学プラントなどの内部の傷や腐蝕などを観察又は検査できる工業用の内視鏡が提供されている。
このような内視鏡(電子内視鏡)には、例えば、挿入部の先端部に電荷結合素子(CCDと略記)などの固体撮像素子や電子部品を備えた固体撮像装置を内蔵したものがある。固体撮像装置は、撮像対象物からの反射光を受光して光電変換し、光電変換した信号を、信号ケーブルを介して、モニタ装置を備えた情報処理装置に伝送する。情報処理装置は、固体撮像装置から受信した信号を処理し、固体撮像装置で撮像された撮像対象物を、モニタ装置にカラー表示する。
固体撮像装置を内蔵した内視鏡は、例えば、狭く曲がりくねった管腔内等に挿入されるため、挿入部の細径化が望まれている。また、固体撮像装置は、小回りがきき、操作性の良い内視鏡を実現するため、小型化、小径化が望まれている。
特許文献1には、内視鏡の先端部に配置される固体撮像装置が開示されている。特許文献1には、封止樹脂によって形成される封止固定部をできるだけ小さくして全体の構成を小型化した固体撮像装置が開示されている。
特開2001−17389号公報
図7は、特許文献1の固体撮像装置の断面図であり、図8は、特許文献1の固体撮像装置の平面図である。特許文献1の固体撮像装置では、固体撮像素子2の受光面上に透明部材3が接着され、受光面に形成された突起電極2bに、FPC4A(フレキシブル回路基板)のリード12が接続されている。また、特許文献1の固体撮像装置では、透明部材3の周辺部と、固体撮像素子2及びFPC4Aのリード12の接続部分とが、第2封止樹脂25で封止されている。
このため、特許文献1では、第2封止樹脂25によって形成された封止固定部6の範囲が広範になることによって、固体撮像装置の小型化が阻まれていた。
例えば、固体撮像装置を固体撮像素子2の受光面側から見ると、封止固定部6が固体撮像素子2の外縁からはみ出ており、固体撮像装置の受光面側から見た大きさは、封止固定部6の大きさで決まってしまう。
本開示は、より小型化された固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、固体撮像素子と、上記固体撮像素子の受光面とは反対側の面で、封止樹脂により上記固体撮像素子に固定される基板とを備え、上記固体撮像素子の受光面側から見た上記基板の外縁は、上記固体撮像素子の外縁内に収まっており、上記固体撮像素子の受光面側から見た上記封止樹脂の外縁は、上記固体撮像素子の外縁内に収まっている固体撮像装置を用いる。
本開示によれば、より小型化した固体撮像装置を提供することができる。
実施の形態1における固体撮像装置の構成を示す断面図 実施の形態1における固体撮像装置の構成を示す平面図 (a)〜(f)実施の形態1における固体撮像装置の形成工程を示す断面図 (a)〜(f)第2の実施の形態における固体撮像装置の形成工程を示す断面図 第3の実施の形態における固体撮像装置の構成を示す断面図 第4の実施の形態における固体撮像装置の構成を示す断面図 従来の固体撮像装置の構成を示す断面図 従来の固体撮像装置の構成を示す平面図
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1、図面を参照して説明する。
図1は、本開示の実施の形態1における固体撮像装置の断面図であり、図2は、本開示の実施の形態1における固体撮像装置の平面図である。
<構造>
図1に示すように、本発明の実施の形態1における固体撮像装置は、直方体形状の固体撮像素子23を有している。固体撮像素子23は、受光面23aと、面23bと、を有している。
固体撮像素子23の受光面23aには、直方体形状の透明部材21(カバーガラス)が配置されている。透明部材21は、接着剤22によって、固体撮像素子23に固定されている。固体撮像素子23の面23bには、接続端子9が複数形成されている。
固体撮像素子23の面23bには、凸形状のメイン基板28が配置されている。固体撮像素子23は、第1封止樹脂24と第2封止樹脂25によって、メイン基板28に固定されている。
メイン基板28の突起部上面には、接続端子11が複数形成されている。メイン基板28の接続端子11と、固体撮像素子23の面23bに形成された接続端子9との間には、突起電極10が設けられている。突起電極10は、メイン基板28と固体撮像素子23とを電気的に接続している。
メイン基板28のベース部上面には、接続端子14が複数形成されている。チップ部品26(固体撮像素子23の面23bとメイン基板28のベース部との間の空間27)には、接続端子32を有したチップ部品26が複数配置されている。
メイン基板28の接続端子14と、チップ部品26の接続端子32との間には、突起電極13が設けられている。突起電極13は、メイン基板28とチップ部品26とを電気的に接続している。第2封止樹脂25は、チップ部品26を充填している。メイン基板28のベース部側面には、ケーブル接続端子15が形成されている。
平面視における透明部材21及び接着剤22の面積は、平面視における固体撮像素子23の面積より小さい(図2を参照)。平面視において、透明部材21及び接着剤22の外縁は、固体撮像素子23の外縁内に収まるように配置されている(図2を参照)。
また、平面視における第1封止樹脂24と第2封止樹脂25及びメイン基板28の面積は、平面視における固体撮像素子23の面積より小さい。平面視において、第1封止樹脂24と第2封止樹脂25の外縁及びメイン基板28の外縁は、固体撮像素子23の外縁内に収まるように配置されている。
これにより、固体撮像装置の幅寸法(平面視における大きさ、図2の縦横方向の寸法)が最大となる要素は、固体撮像素子23となる。固体撮像装置は、極限まで(固体撮像素子23の大きさまで)小型化されることができる。
なお、平面視における透明部材21及び接着剤22の面積は、平面視における固体撮像素子23の面積と同じであってもよい。そして、透明部材21及び接着剤22は、平面視における形状が、固体撮像素子23の平面視における形状と同じであってもよい。
また、平面視における第1封止樹脂24と第2封止樹脂25及びメイン基板28の面積は、平面視における固体撮像素子23の面積と同じであってもよい。そして、第1封止樹脂24と第2封止樹脂25及びメイン基板28は、平面視における形状が、固体撮像素子23の平面視における形状と同じであってもよい。
<製法>
固体撮像装置は、図3に示す工程により作成することができる。
まず図3の矢印Aに示すように、固体撮像素子23の面23bに接続端子9を形成する。また、固体撮像素子23の受光面23aに透明部材21を配置し、接着剤22で固定する。
一方で図3の矢印Bに示すように、メイン基板28に接続端子11と接続端子14とを形成し、接続端子11上に突起電極10を形成する。また、チップ部品26に接続端子32を形成し、接続端子32上に突起電極13を形成する。また、チップ部品26をチップ部品26に配置し、突起電極13をメイン基板28上の接続端子14に接続する。これにより、チップ部品26とメイン基板28は、電気的に接続される。
次に図3の矢印Cに示すように、第2封止樹脂25でチップ部品26を充填する。次に図3の矢印Dに示すように、メイン基板28をダイシングで個片化する。次に図3の矢印Eに示すように、メイン基板28の突起電極10が形成された面に、第1封止樹脂24を塗布する。
次に図3の矢印Fに示すように、メイン基板28の突起電極10が形成された面と、固体撮像素子23の接続端子9が形成された面とを向かい合わせで配置する。そして、突起電極10を接続端子9に接続し、メイン基板28と固体撮像素子23とを第1封止樹脂24で固定する。これにより、固体撮像素子23とメイン基板28は、電気的に接続される。以上の工程により、固体撮像装置が完成する。
<動作>
固体撮像素子23は、撮像対象物で反射された光を、透明部材21を通して受光面23aで受光し、受光した光を電気信号に変換する。
電気信号は、固体撮像素子23と電気的に接続されているメイン基板28に伝わる。電気信号は、メイン基板28と電気的に接続されているチップ部品26に伝わる。チップ部品26は、伝えられた電気信号に対して所定の信号処理を行い、メイン基板28に伝える。チップ部品26を経由し、メイン基板28に伝えられた電気信号は、ケーブル接続端子15から外部機器(例えば、モニタ装置を備えた情報処理装置)に伝えられる。
<各要素>
それぞれの部材のサイズの一例を下記に示す。
メイン基板28:1mm×1mm×厚さ0.6mm
チップ部品26:0.6mm×0.3mm×厚さ0.3mm以下
透明部材21:1mm×1mm×厚さ0.3mm
固体撮像素子23:1mm×1mm×厚さ0.1mm
なお、透明部材21の平面視における面積及びメイン基板28の平面視における面積は、図1及び図2で示したように、固体撮像素子23の平面視における面積より小さくてもよい。
<チップ部品26>
チップ部品26は、例えば、コンデンサであるが、抵抗器であっても良い。また、チップ部品26は、電気信号の授受を行うための接続端子32を備えている。平面視において、チップ部品26は、固体撮像素子23の外縁内に収まるように配置されている。
<透明部材21>
透明部材21は、透明な直方体形状の光学部材である。固体撮像装置の幅寸法(固体撮像装置を平面視したときの縦と横の寸法)を、固体撮像素子23の幅寸法にして小型化するため、透明部材21の幅寸法は、固体撮像素子23の幅寸法以下とする。
<固体撮像素子23>
固体撮像素子23は、光を検出して電気信号に変換するCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどである。固体撮像素子23には、信号処理を行う回路が組み込まれていても良い。または、固体撮像素子23は、信号処理を行う機能を持つ素子と積層されていても良い。固体撮像素子23は、電気信号の授受を行うための接続端子9を備えている。
<接続端子9,11,32,14>
接続端子9,11,32,14は、例えばアルミニウムなどによって形成される。接続端子9,11,32,14には、銅のようにアルミニウムよりも導電率が高い金属を用いても良い。接続端子9,11,32,14に銅を用いた場合、銅にニッケル/金めっき処理を施して、酸化しにくい状態にしても良い。
<ケーブル接続端子15>
ケーブル接続端子15は、例えばアルミニウムなどによって形成される。ケーブル接続端子15には、銅のようにアルミニウムよりも導電率が高い金属を用いても良い。ケーブル接続端子15に銅を用いた場合、銅にニッケル/金めっき処理を施して酸化しにくい状態にしても良い。
<突起電極10,13>
突起電極10,13は、例えば半田などによって形成される。突起電極10,13には、銅や金のような金属を用いても良い。
<メイン基板28>
メイン基板28は、例えばセラミック基板などによって形成される。メイン基板28には、ビルドアップ基板、アラミドエポキシ基板、ガラスエポキシ基板などを用いてもよい。メイン基板28は、平面視において、左右にチップ部品26が実装されるための空間27(チップ部品26)が形成されている。
<チップ部品26>
チップ部品26のサイズは、例えば0.6mm×0.3mm×厚さ0.3mmである。チップ部品26がチップ部品26内に収まることにより、固体撮像装置の幅寸法を、固体撮像素子23の幅寸法と同じに保つことができる。
チップ部品26は、メイン基板28の突起部を境に2個、左右対称に形成されている。これにより、固体撮像素子23の放熱性が左右対称となり、電気的特性等の面内バラつきを押さえることができる。
また、メイン基板28の面8b(図1参照)にも、チップ部品26を形成し、4個点対称にしても良い。
<接着剤22>
接着剤22は、紫外線硬化型等の透明な接着剤である。接着剤22の幅寸法は、透明部材21の幅寸法以下である。
<第1封止樹脂24>
第1封止樹脂24は、エポキシ系の接着剤である。第1封止樹脂24の幅寸法は、固体撮像素子23の幅寸法以下である。第1封止樹脂24は、固体撮像素子23とメイン基板28とを接続する突起電極10を覆っている。
<第2封止樹脂25>
第2封止樹脂25の幅寸法は、固体撮像素子23の幅寸法以下である。第2封止樹脂25は、第1封止樹脂24と比較して、弾性率が低く、放熱性の高い樹脂である。第2封止樹脂25の第1封止樹脂24と接している面は、図1のテーパー部5aのように、外側から内側に向かってテーパーが形成される。例えば、第1封止樹脂24と第2封止樹脂25との境界面は、固体撮像装置の内部から外部へ、第1封止樹脂24の厚みが薄くなる方向へ傾斜している。このように、テーパー部5aを設けることで、製造時、第1封止樹脂24が漏れることを防ぐことが可能となる。
<効果>
上記の構造のように、固体撮像装置を構成する透明部材21、固体撮像素子23、メイン基板28、チップ部品26を積層して接続することにより、固体撮像装置の幅寸法は、固体撮像素子23の幅寸法にすることができ、小型化できる。また、固体撮像装置の幅寸法を小さくできるので、例えば、内視鏡の挿入部の細径化を図ることができる。
また、固体撮像装置を固定する封止樹脂に、密着性の高い第1封止樹脂24、放熱性の高い第2封止樹脂25の2種類を使用し、かつ左右対称の構造とすることで、信頼性の高い固体撮像装置を提供することができる。
(第2の実施の形態):第1封止樹脂24と5が分離
次に、図4(a)〜図4(d)を用いて第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、実施の形態1と異なり、第2封止樹脂25の封止後の形状が異なる。説明しない事項は、実施の形態1と同様である。
<プロセス>
まず図4(a)に示すように、固体撮像素子23の受光面23a側に接着剤22を塗布した後、透明部材21を配置して、前記受光面23a全面に接着剤を濡れ広がらせてから紫外線もしくは熱などにより固定する。
また一方で、図4(b)に示すように、メイン基板28には接続端子11と接続端子14とを有しており、接続端子11上には加熱、加圧、超音波などにより突起電極10を形成する。また、チップ部品26は接続端子32を有し、前記接続端子32上には突起電極13が形成されている。
チップ部品26をチップ部品26に配置し、突起電極13をメイン基板28上の接続端子14にリフローなどの熱処理により接続する。これにより、チップ部品26とメイン基板28は、電気的に接続される。
次に図4(c)に示すように、チップ部品26が搭載されたメイン基板28上のチップ部品26を第2封止樹脂25で充填する。その後、図4(d)に示すように、切断ブレードなどを用いてメイン基板28をダイシングで切断し個片化する。
図4(c)および、図4(d)に示す樹脂封止工程では、ポッティングなどによりメイン基板28上に実装されたチップ部品26の周辺に封止樹脂を充填していく。
その際に第2封止樹脂25は隣り合わせたチップ部品26の側面部まではみ出さないように充填させることで、個片化ダイシング時は第2封止樹脂25を切断せずにメイン基板28のみを切断すれば個片化することが可能となり、切断後の基板サイズおよび切断部の品質向上および安定化が実現できる。
また、第2封止樹脂25はチップ部品26上面に被らない位置までの充填とすることにより、図4(e)に示すように第1封止樹脂24を塗布した後に、図4(f)に示すように固体撮像素子23を実装した際に、第1封止樹脂24の濡れ広がりをチップ部品26の端部で止めることが可能となる。
<構造>
実施の形態2の構造では、第1封止樹脂24と第2封止樹脂25とが分離している。このことにより、チップ部品26の外側およびメイン基板28の外側へ第1封止樹脂24が流れ出すことを防止することで、固体撮像装置の小型化構造を実現している。
(実施の形態3)第1封止樹脂24が太鼓形状
次に図5を用いて実施の形態3について説明する。実施の形態3は、実施の形態2に対して、第1封止樹脂24の形状が異なる。説明しない事項は、実施の形態1、2と同様である。
第1封止樹脂24の形状は、第1封止樹脂24と固体撮像素子23との濡れ性によって異なってくる。第1封止樹脂24の形状は、実施の形態2の図4(f)に示されるようなフィレット形状だけでなく、図5に示されるような太鼓形状であってもよい。
メイン基板28および固体撮像素子23の表面に対する第1封止樹脂24との濡れ性を低下させる。また、第1封止樹脂24の粘性を上げる。これらのことにより、メイン基板28へ固体撮像素子23を実装する際に、第1封止樹脂24の中央部が押し出され太鼓形状を形成する。これにより、後工程における熱処理や信頼性試験においてかかる応力をより吸収する事ができる。
(実施の形態4):第3封止樹脂16
次に、図6を用いて、実施の形態4について説明する。実施の形態4は、実施の形態2および3における、第1封止樹脂24の流れ出し防止機能の向上および、チップ部品26と固体撮像素子23との第2の接続を付加したものである。説明しない事項は、実施の形態1〜3と同様である。
第1封止樹脂24の流れ出し防止機能を、さらに向上させるとともに、メイン基板28と固体撮像素子23との接続信頼性向上を図る手法として、第1封止樹脂24とは別の第3封止樹脂16をチップ部品26上に形成した構造である。
第3封止樹脂16は第1封止樹脂24とは異なった材料であり、第1封止樹脂24と比較して、弾性率が低く、放熱性の高い樹脂である。
第3封止樹脂16は、メイン基板28が個片化された後にチップ部品26上にポッティングなどにより塗布され、100℃〜150℃程度の温度で加熱し仮硬化させる。その後、第1封止樹脂24を塗布し固体撮像素子23を実装すると第1封止樹脂24が濡れ広がっていくが、濡れ広がった部分が第3封止樹脂16に接触し止まることで、メイン基板28の外側へこぼれることを防止する。
その後、170℃〜200℃程度で加熱することで第1封止樹脂24および第3封止樹脂16を硬化させる。
これにより、第1封止樹脂24の流れ出しを第3封止樹脂16により確実に止めることが可能となる。
さらに、実施の形態2,3では、固体撮像素子23はメイン基板28の中央突起部に形成された金属バンプおよび第1封止樹脂24により接続されているだけであったが、本実施の形態4では、より高品質な接続を確保するために、チップ部品26上の空間部分を第3封止樹脂16で埋め、メイン基板28と固体撮像素子23を接続した。
第3封止樹脂16は熱硬化型樹脂だけでなく、短時間硬化が可能な紫外線硬化型樹脂もしくは、熱と紫外線併用硬化型の樹脂を使用してもよい。
本開示の固体撮像装置は、小型の固体撮像装置として広く利用される。例えば、内視鏡固体撮像装置として利用される。
2 固体撮像素子
2b 突起電極
3 透明部材
5a テーパー部
6 封止固定部
8b 面
9 接続端子
10 突起電極
11 接続端子
12 リード
13 突起電極
14 接続端子
15 ケーブル接続端子
16 第3封止樹脂
21 透明部材
22 接着剤
23 固体撮像素子
23a 受光面
23b 面
24 第1封止樹脂
25 第2封止樹脂
26 チップ部品
28 メイン基板
32 接続端子

Claims (12)

  1. 固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子の受光面とは反対側の面で、封止樹脂により前記固体撮像素子に固定される基板とを備え、
    前記固体撮像素子の受光面側から見た前記基板の外縁は、前記固体撮像素子の外縁内に収まっており、
    前記固体撮像素子の受光面側から見た前記封止樹脂の外縁は、前記固体撮像素子の外縁内に収まっている固体撮像装置。
  2. 前記基板には、前記固体撮像素子の受光面側から見て、左右に部品が実装されるための空間が形成されている請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記固体撮像素子の受光面に接着材で固定される透明部材をさらに備え、
    前記固体撮像素子の受光面側から見た前記透明部材の外縁は、前記固体撮像素子の外縁内に収まっており、
    前記固体撮像素子の受光面側から見た前記接着材の外縁は、前記固体撮像素子の外縁内に収まっている請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記封止樹脂は、第1封止樹脂と第2封止樹脂との積層体であり、
    前記固体撮像素子側の第1封止樹脂と前記基板の側の第2封止樹脂とを有し、
    前記第1封止樹脂と前記第2封止樹脂との境界面は、前記固体撮像装置の内部から外部へ、前記第1封止樹脂の厚みが薄くなり、傾斜している請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記第1封止樹脂は、前記固体撮像素子と前記基板とを接続する接続電極を覆っている請求項4記載の固体撮像装置。
  6. 前記第2封止樹脂は、前記部品を封止している請求項4または5記載の固体撮像装置。
  7. 前記第2封止樹脂は、前記第1封止樹脂より放熱性が高い、請求項4〜6のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  8. 前記第2封止樹脂は、前記第1封止樹脂より柔軟である、請求項4〜7のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  9. 前記封止樹脂は、第1封止樹脂であり、
    前記第1封止樹脂とは非接触で、前記部品を封止する第2封止樹脂を有する請求項2または3に記載の固体撮像装置。
  10. 前記第1封止樹脂は、前記固体撮像素子と前記基板とを接続する接続電極を覆い、
    前記第2封止樹脂は、前記部品のみを封止する請求項9に記載の固体撮像装置。
  11. 前記第1封止樹脂は、太鼓形状である請求項9または10に記載の固体撮像装置。
  12. 前記部品と前記固体撮像素子とを接続する第3封止樹脂がある請求項9〜11のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017094044A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 オリンパス株式会社 半導体装置の製造方法、半導体装置、および内視鏡

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