JP2014068675A - 撮像装置及びこの撮像装置を用いた内視鏡 - Google Patents

撮像装置及びこの撮像装置を用いた内視鏡 Download PDF

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友和 山下
Seiichiro Okamura
誠一郎 岡村
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正俊 永瀬
Shinya Ishikawa
真也 石川
Yasuhiro Kusano
康弘 草野
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Abstract

【課題】簡単な構成で、細径の先端部の先端硬質部内への組立性を向上することができ、半導体素子により発した熱を放熱することができる小型の撮像装置及び内視鏡を実現する。
【解決手段】本発明に係る撮像装置1は、表面2Aに受光面を有する撮像素子2と、撮像素子2に電気的に接続される複数の電子部品3、4と、複数の電子部品3、4を両面に搭載し、撮像素子2の裏面5Bから離間する方向に延出し撮像素子2の裏面側に配置される第1フレキシブル基板5と、撮像素子2の入出力端子に接続される第1の端子部および電子部品3の第1フレキシブル基板5との接合面と反対面の先端側に配設された第2の端子部を有する接続手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の電子部品を搭載するフレキシブル基板を有する撮像装置、及びこの撮像装置を用いた内視鏡に関する。
従来より、内視鏡は、医療分野及び工業分野において広く用いられている。被写体は、内視鏡の挿入部の先端部に設けられた撮像装置の撮像素子により撮像され、被写体像がモニタ装置に表示される。術者等は、そのモニタに映し出された被写体の画像を見て、観察等を行うことができる。
内視鏡の場合、先端部の小型化、特に先端部の主要構成部材である先端硬質部の細径化のために、撮像装置を構成する撮像ユニットにおいて、表面に設けられた受光面を挿入部の先端側に向け挿入部の先端部内に設けられる撮像素子は、ベアチップの撮像素子であり、撮像素子以外の複数の電子部品は撮像素子の裏面側に配設されている。撮像素子以外の複数の電子部品としては、例えば、撮像素子を駆動したり撮像素子からの信号を処理する信号処理IC等の半導体素子や、コンデンサ等の搭載部品などがある。
この種の撮像装置の一様態として、先端硬質部の長手方向の長さ(以下、先端硬質部長と称す)を小さくするために、撮像素子の裏面に、半導体素子等の電子部品を重ねて積層するように配置して小型化を図る構成が公知である。
ところが、前記したように撮像素子の裏面に電子部品を積層する構成では、電子部品からの熱が撮像素子に伝わってしまい、この熱により撮像素子の性能に影響を及ぼしてしまう虞がある。特に信号処理IC等の半導体素子は、撮像素子よりも消費電力が大きく、半導体素子からの熱による撮像素子の性能への影響は大きい。
そこで、従来技術では、撮像素子の裏面に半導体素子を積層せずに、撮像装置の小型化を図るものとして、ベアチップの撮像素子及び半導体素子等の電子部品が搭載されたフレキシブル基板を折り曲げて撮像素子の裏面側に配設し、挿入部の先端部内に収納して構成された撮像装置がある。
このような撮像装置には、例えば、特許文献1に示すように、フレキシブル基板が固体撮像素子の裏面(後方)側に配設されて電子部品の高さ程度のスペースを確保して第1の折り曲げ部分がU字状に折り曲げられて、固体撮像素子の受光面と直交する方向に第1層及びこれに平行な第2層が形成され、さらに、第2の折り曲げ部分が固体撮像素子の裏面付近でU字状に折り曲げられて固体撮像素子の裏面に仮固定され、固体撮像素子の裏面側に延出されて第3層が形成され、第1層と第2層の間にはチップコンデンサ等の電子部品が搭載され、第2及び第3層にケーブル接続用ランドが形成された構成の撮像装置がある。
特開平10―14868号公報
近年、内視鏡は、挿入部の先端部のさらなる細径化の要求があり、この先端部内に内蔵する撮像装置についても小型化が望まれている。
特許文献1に記載の体撮像装置に示すように、フレキシブル基板を折り曲げて構成することにより、先端部の径方向において、固体撮像素子の裏面からフレキシブル基板や電子部品が撮像素子の裏面から極力はみ出さない様にし、先端部の径方向における撮像装置の小型化を図ることができる。
しかしながら、特許文献1に記載の撮像装置では、細径の先端部の先端硬質部内に組み込もうとする場合に、フレキシブル基板を2度に亘ってU字状に折り曲げなくてはならない。特に近年の撮像素子は、例えば受光面が1mm四方以下の非常に小型のものがあり、先端部の径方向における撮像装置の小型化を図るためには、非常に狭い空間内でフレキシブル基板を正確な折り曲げ位置で2度に亘ってU字状に折り曲げる必要がある。しかし、撮像装置の組み立て時に、このフレキシブル基板を折り曲げようとしても、平面に戻ろうとするフレキシブル基板の弾性力が折り曲げ部に働き、フレキシブル基板が折り曲げにくく、組み立て作業性が悪い。
さらに、特許文献1に記載の撮像装置では、フレキシブル基板の第2の折り曲げ部分と第1の折り曲げ部分との間に電子部品を搭載するスペースを確保しつつフレキシブル基板を折り曲げている。ここで、フレキシブル基板の弾性力に加え、電子部品を搭載するために第1の折り曲げ部分と第2の折り曲げ部分との間に距離があることにより、フレキシブル基板の第1層の長さと第2層の長さに長さが略均一になる様に、第1の折り曲げ部分と第2の折り曲げ部分を正確な折り曲げ位置で折り曲げることは困難である。
フレキシブル基板の第1層の長さと第2層の長さに長さの不均一が生じると、第1層及び/または第2層が、固体撮像装置の裏面に対し鉛直に延出せず傾き延出し、特に第1層が固体撮像素子の側面から離間する側に傾き延出すると、先端部の径方向における、第1層の固体撮像素子の裏面からのはみ出し量が大きくなり、先端部の径方向における撮像装置の大型化に繋がる虞がある。
また、フレキシブル基板の折り曲げ部分における折り曲げ時に、折り曲げ部が正確な位置で折り曲げられず、フレキシブル基板の歪みにより、折り曲げ部分に近接する電子部品の端子部のフレキシブル基板からの剥がれが生じる虞があり、組立性を改善することが必要である。
また、特許文献1に記載の撮像装置は、電子部品により発した熱の撮像素子への伝達を軽減するための放熱機能における構成についてはなんら述べられてはいない。すなわち、この特許文献1に記載の撮像装置は、半導体素子により発した熱を放熱することができない虞があり、この熱の撮像素子への伝達による撮像素子の性能への影響を軽減することができない。
そこで、本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、細径の先端部の先端硬質部内への組立性を向上することができ、半導体素子により発した熱を放熱することができる小型化の撮像装置及びこの撮像装置を用いた内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の一態様の撮像装置は、表面に受光面を有する撮像素子と、前記撮像素子の裏面側に該裏面から離間する方向に延出し配置され、前記撮像素子と電気的に接続される主基板と、接合面が前記主基板の搭載部に接合されることにより前記主基板に搭載され、前記撮像素子と電気的に接続される電子部品と、一端に設けられ、前記撮像素子の入出力端子部に接続される第1の端子部と、他端に設けられ、前記電子部品の前記接合面の反対面に対向し、該反対面の中央より前記撮像素子側に偏り配設された第2の端子部と、を有し、前記主基板とは異なる、前記撮像素子と前記主基板とに電気的に接続される接続手段と、を有する。
また、本発明の一様態の内視鏡は、本発明の撮像装置を挿入部の先端部内に備えたことを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で、細径の先端部の先端硬質部内への組立性を向上することができ、半導体素子により発した熱を放熱することができる小型化の撮像装置及びこの撮像装置を用いた内視鏡を実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係わる撮像装置の全体構成を示す一部破断した斜視図 図1の撮像装置の側面図 図2の撮像装置をA矢印方向から見た場合の撮像装置の底面図 本発明の第2の実施形態に係わる撮像装置の側面図 本発明の第3の実施形態に係わる撮像装置の側面図 本発明の第4の実施形態に係わる撮像装置の全体構成を示す斜視図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
なお、以下の説明に用いる各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものもあり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる撮像装置の全体構成を示す一部破断した斜視図、図2は、図1の撮像装置の側面図、図3は、図2の撮像装置をA矢印方向から見た場合の撮像装置の底面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る撮像装置1は、撮像素子2、電子部品である信号処理IC等の半導体素子3、及びコンデンサ等の周辺電子部品4と、主基板である第1フレキシブル基板5と、接続手段である第2フレキシブル基板6と、カバーガラス7と、を有して構成される。なお、説明を解りやすくするために、半導体素子3及び周辺電子部品4と第1フレキシブル基板5とを有する構成部を主基板ユニット1aとして説明する。また、撮像装置1の長手方向におけるカバーガラス7が設けられる側を先端側、反対側を基端側と称す。
まず、第1フレキシブル基板5を有する主基板ユニット1aの構成について、図1〜図3を用いて説明する。
図1〜図3に示すように、撮像装置1の主基板ユニット1aを構成する主基板である第1フレキシブル基板5は、例えば、長方形に形成された基板であり、撮像素子2の受光面と直交する軸Oに平行となるように、撮像素子2の裏面2Bから離間する方向に延出し撮像素子2の裏面2B側に配置される。
なお、本実施形態においては、第1フレキシブル基板を軸Oに平行となるように配置しているが、これに限らず、軸Oに対し傾き、像素子2の裏面2Bから離間する方向に延出し配置しても良い。
第1フレキシブル基板5は、表面5Aの先端側にコンデンサ等の周辺電子部品4を搭載する搭載部5A1を、裏面5Bの先端側に信号処理IC等の半導体素子3を搭載する搭載部5B1を、各々有する。
第1フレキシブル基板5の表面5Aおよび裏面5Bには、搭載される半導体素子3や周辺電子部品4、接続される外部信号線やグランド信号線等との電気的な導通をとるための複数のランド電極(以下、ランドという)と、各ランド間の電気的な接続を行う配線パターン12が設けられている。そして、各ランド以外の領域は、絶縁性のレジストで覆われている。
図1及び図2に示すように、表面5Aの搭載部5A1には、周辺電子部品であるコンデンサ4が搭載されたときに電気的な導通をとるための複数(ここでは2個)のコンデンサ用ランド8が、搭載部5A1に形成されている。そして第1フレキシブル基板5は、コンデンサ4に設けられた端子とコンデンサ用ランド8とが接合されることにより、コンデンサ4と電気的に接続され、コンデンサ4を搭載する。
なお、本実施形態においては、周辺電子部品であるコンデンサ4を第1フレキシブル基板5の表面5Aに搭載しているが、これに限らず、裏面5Bに搭載しても良い。
また、裏面5Bの搭載部5B1には、信号処理IC等の半導体素子3の接合面である裏面3Bが接着材や粘着テープ等により接合されることにより、半導体素子3を搭載する。そして、裏面5Bの搭載部5B1より基端側には、ボンディングワイヤ11との接続により半導体素子3に設けられたフレキシブル基板接続用ランド3b(以下、単にランド3bと称す)との電気的な導通をとるための複数(ここでは5個)のランド5aが形成されている。
半導体素子3に設けられたランド3bは、複数(ここでは5個)の端子であり、半導体素子3の接合面3B反対面である表面3Aに、基端側寄りに偏って設けられている。
半導体素子3のランド3bは、ボンディングワイヤ11の一方の端部11aと、例えば、超音波熱圧着接合により電気的に接続される。このボンディングワイヤ11の他方の端部11bは、第1フレキシブル基板5の裏面5Bに形成されたランド5aと、例えば、超音波熱圧着接合により電気的に接続される。したがって、半導体素子3のランド3bは、ボンディングワイヤ11によって、第1フレキシブル基板5のランド5aと電気的に接続される。
第1フレキシブル基板5には、例えば、図示しないグランド信号線などの放熱用のケーブルと接続されることにより、該ケーブルに半導体素子3からの熱を伝導し放熱するための複数(ここでは2個)の放熱用の端子であるランド9が形成されている。ランド9は、駆動時に発熱量の多い信号処理IC等の半導体素子3が搭載される搭載部5B1の裏側である表面5Aに、搭載部5B1と少なくとも一部が対向する様に表面5Aに設けられることにより、半導体素子3からの熱を効率よく伝導する。
また、第1フレキシブル基板5には、撮像素子2と図示しない外部信号線と接続されることにより、撮像素子2と外部信号線との電気的な接続を行うための複数(ここでは表面5Aに4個、裏面5Bに4個の計8個)ランド10が形成されている。本実施形態においては、ランド10は第1フレキシブル基板5の表面5Aと裏面5Bとに設けられているが、これに限らず表面5Aまたは裏面5Bのいずれか一方の面に設けても良い。
次に、接続手段である第2フレキシブル基板6の構成について説明する。
図1〜図3に示すように、第2フレキシブル基板6は、撮像素子2と、この撮像素子2の裏面側に配置される主基板である第1フレキシブル基板5及び搭載された電子部品3、4を含む主基板ユニット1aとを電気的に接続するための接続手段を構成している。
この第2フレキシブル基板6は、例えば、長方形に形成された基板である。この第2フレキシブル基板6は、撮像素子2の入出力端子に接続される第1の端子部である複数のインナーリード6aを一方の端部に、主基板ユニット1aとの電気的な接続部を構成する第2の端子部である複数のランド6bを他方の端部に有する。
主基板ユニット1aの前方側に配置される撮像素子2は、例えば、CMOSイメージセンサやCCDである。受光面(撮像面)が設けられた撮像素子2の表面2Aの、受光面ではない領域には、複数(ここでは5個)の入出力端子部を構成するランド2aが形成されている。撮像素子2の表面2A側には、受光面を覆うようにカバーガラス7が設けられている。
第2フレキシブル基板6は、この撮像素子2のランド2aに半田部材等の導電部材を介して接続される、第2フレキシブル基板6の配線パターン(図示せず)から延出した複数のインナーリード6aを、一方の端部に有する。この場合、第2フレキシブル基板6は、撮像素子2の側面2Cに沿い、必要に応じ撮像素子2の側面2Cに接着材や粘着テープ等により接合し設けられ、インナーリード6aは、撮像素子2の表面2Aの受光面と直交する軸O方向に折り曲げられてランド2aに接合した状態で電気的に接続される。
これらのインナーリード6aは、図示はしないが第2フレキシブル基板6の配線パターンを介してランド6bに電気的に接続されている。
また、第2フレキシブル基板6の他方の端部に形成された複数(ここでは5個)のランド6bは、第2の端子部を構成するものであって、半導体素子3の表面3Aに先端側に偏り設けられたランド3aと半田部材等の導電部材を介して接続される。
したがって、撮像素子2と主基板ユニット1aとは、接続手段である第2フレキシブル基板6によって、電気的に接続されることになる。
なお、本実施形態では、撮像素子2と、この撮像素子2の裏面側に配置される主基板ユニット1aとの電気的な接続を行う接続手段として、第2フレキシブル基板6を用いた構成について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、接続手段として、ワイヤボンディングによるボンディングワイヤを用いて電気的に接続してもよい。
本実施形態において、撮像装置1は、撮像素子2に接続される接続手段である第2フレキシブル基板6を有し、この第2フレキシブル基板6の第2の端子部であるランド6bは、電子部品である半導体素子3の第1フレキシブル基板5側とは反対側の先端側に配置されている。
また、第2フレキシブル基板6の第1の接続部であるインナーリード6aは、撮像素子2の表面側に配置されている。
そして、図1〜図3に示すように、複数の電子部品の内の一つである半導体素子3は、第1フレキシブル基板5の一方の面である裏面5Bに搭載され、この裏面5Bに搭載された半導体素子3の裏面5Bと対向する面(裏面3B)とは反対側の面(表面3A)に、先端側に偏り第2フレキシブル基板6の第2の端子部であるランド6bを配置して構成される。
このような構成の撮像装置1では、該撮像装置1を細径の先端部内に組み込む場合に、半導体素子3及びコンデンサ4等の電子部品が搭載される第1フレキシブル基板5を折り曲げることなく、先端部の先端硬質部内に組み込むことができる。主基板である第1フレキシブル基板が曲げ部分を有さないことにより、第1フレキシブル基板の弾性力による折り曲げ部分の組立性の悪化を起こすことがなく、また、撮像装置1の先端硬質部内への組立時に、第1フレキシブル基板5のランドからの電子部品の端子の剥がれが生じることはない。
また、撮像素子2に接続される接続手段である第2のフレキシブル基板の第2の端子部であるランド6bは、半導体素子3の第1フレキシブル基板5側である裏面3Bとは反対側である表面3Aの先端側に配置されたランド3aと接続される。つまり、ランド6a、6bを含む接続手段である第2フレキシブル基板6を、撮像素子2の同一側面側である側面2C側に偏り配設している。このため、撮像装置1を構成する主基板ユニット1aと、撮像素子2と、撮像素子2と主基板ユニット1aとを電気的に接続する接続手段である第2フレキシブル基板6と、の接続作業を容易に行うことができる。
このような理由により、本実施形態の撮像装置1は、細径の先端部の先端硬質部内への組立性を向上することができる。勿論、撮像装置1は、主要部である第1フレキシブル基板5、半導体素子3及びコンデンサ4等の主基板ユニット1aを、撮像素子2の裏面側で、かつ、先端部の径方向における撮像素子2の裏面2Bからはみ出ることなく、撮像素子2の断面のサイズの範囲内に配置することができるので、この撮像装置1の小型化を図ることが可能となり、この撮像装置1を内蔵する内視鏡先端部の細径化にも寄与する。
また、本実施形態の撮像装置1は、半導体素子3やコンデンサ4の電子部品を両面に搭載する第1フレキシブル基板5と、撮像素子2の接続用の第2フレキシブル基板6とを有して該撮像素子2と外部信号線との間の電気経路を形成している。
このため、本実施形態の撮像装置1は、フレキシブル基板を2回に亘って折り曲げる構成の電気経路が長い従来技術と比較して、電子部品間や撮像素子2と外部信号線との間の電気経路を短くすることができる。これにより、撮像装置1における寄生容量を小さくすることができるので、ノイズを低減し、半導体素子3における信号処理や駆動制御の安定化が図れる。
また、本実施形態の撮像装置1は、第1フレキシブル基板5の表面5Aに放熱用のランド9を発熱する半導体素子3の搭載部と反対の面に有し、このランド9に図示しない放熱用のケーブルを接続することにより、半導体素子3により発した熱を放熱する放熱機能を有している。さらに、撮像装置1は、図2に示すように、発熱する電子部品である半導体素子3を、撮像素子2の裏面2Bから所定の距離L1だけ離間させた位置に配置している。すなわち、半導体素子3からの熱が撮像素子2に伝わりにくい構成である。
このような構成により、本実施形態の撮像装置1は、細径の先端部の先端硬質部内への組立性を向上することが出来る他に、半導体素子3からの熱を放熱する放熱機能を有し、さらに半導体素子3からの熱を撮像素子2に伝わりにくい構成とすることで、半導体素子3からの熱の伝達による撮像素子2の性能への影響を軽減することができる。
次に、本実施形態の撮像装置1を製造する手順について図1〜図3を用いて説明する。
まず、図2及び図3に示した、電子部品である半導体素子3及びコンデンサ4が搭載された第1フレキシブル基板5を作成する。その作成は、従来の、所定の配線パターン12が形成された第1フレキシブル基板5上に、クリーム半田を印刷し、マウンタ(図示せず)によりコンデンサ4を搭載部5A1に搭載し、その後半田リフローにより、コンデンサ4の端子を第1フレキシブル基板5のコンデンサ用ランド8上に接合することによって、行われる。
そして、コンデンサ4が搭載された第1フレキシブル基板5の裏面5Bが表となるように該第1フレキシブル基板5を裏返し、搭載部5B1に半導体素子3を、接着剤や粘着テープ等により接合固定し、その後、ボンディングワイヤ11を用いて、半導体素子3のランド3bと、第1フレキシブル基板5のランド5aとの電気的な接続を行う。
このときのワイヤボンディングを用いた電気的接続作業は、周知の方法を用いればよく、例えば、図示しないワイヤクランプと接続治具(キャピラリ)を用いてボンディングワイヤ11を保持し、かつ荷重した状態で、ボンディングワイヤ11の両側端部11a、11bを各ランド3b、5aにそれぞれ超音波熱圧着接合することにより、ボール接合部等が形成されて確実に接合される。
次に、第1フレキシブル基板5に搭載された半導体素子3のランド3aと、撮像素子2を搭載した第2フレキシブル基板6との電気的な接続を行う。
この場合、予め、第2フレキシブル基板6上に、カバーガラス7が設けられた撮像素子2を接着剤や粘着テープ等により固定しておき、さらに、該第2フレキシブル基板6のインナーリード6aと、撮像素子2のランド2aとを、例えば、半田部材を用いて電気的に接続しておく。
そして、撮像素子2が搭載された第2フレキシブル基板6のランド6bと、半導体素子3のランド3aとを、例えば、半田部材を用いて、電気的に接合する。この場合、ランド6a及びランド3aは、半導体素子3の第1フレキシブル基板5側とは反対側であり撮像素子2の同一側面側である側面2Cに配置されているため、電気的な接続作業を容易に行うことができる。
このようにして、図1に示すような撮像装置1が構成される。
なお、図1に示すような撮像装置1は、その後、図示しないレンズ枠等に嵌装後、芯だし治具等を用いて撮像素子2の受光面の光軸の位置調整を行い、レンズ枠(図示せず)の内部に充填剤等を充填して封止することによって、内視鏡挿入部の先端部内に装着される。
以上、説明したように本実施形態の撮像装置1によれば、簡単な構成で、フレキシブル基板からの端子部の剥がれを生じることなく、細径の先端部の先端硬質部内への組立性を向上することができ、半導体素子により発した熱を放熱することができる小型化の撮像装置1及びこの撮像装置1を用いた内視鏡を実現できる。
なお、本実施形態の撮像装置1は、第1フレキシブル基板5を折り曲げない構成として説明したが、これに限定されるものではなく、第1フレキシブル基板5を撮像素子2側で折り曲げるように構成しても良い。このような第2、第3の実施形態を図4、図5を用いて説明する。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係わる撮像装置の側面図である。なお、図4は、第1の実施形態と同様な構成要素については同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
上述した実施形態に係る撮像装置1は、図1〜図3に示すように、折り曲げてない第1フレキシブル基板5を用いた構成であるが、第2の実施形態では、この第1のフレキシブル基板5を、撮像素子2の裏面2B側で折り曲げて構成したものである。
すなわち、図4に示すように、半導体素子3は、第1フレキシブル基板5の裏面5Bの搭載部5B1に搭載される。この場合、第1フレキシブル基板の搭載部5B1には、配線パターン12に接続される10個のランド5aが形成されており、これら10個のランド5aは、半導体素子3のランド3a、3bの位置に合わせて、5個ずつ対向して配置されている。そして、半導体素子3のランド3a、3bが、それぞれ対応するランド5aに半田等により接続されることにより、半導体素子3は第1フレキシブル基板5に搭載される。
この半導体素子3を搭載した第1フレキシブル基板5は、撮像素子2の裏面2B側で半導体素子3の外形の一部を包囲するように、かつその断面がコの字状となるように折り曲げられている。
そして、第1フレキシブル基板5の折り曲げられた先端部に、半導体素子3の表面3A側の先端側に位置するように、主基板端子部13を配置している。
なお、主基板端子部13は、半導体素子3の表面3Aに、接着材や粘着テープ等により接合し固定する。
すなわち、この主基板端子部13は、第1フレキシブル基板5の表面5Aに設けられたランド13aを有し、第1フレキシブル基板5が半導体素子3の先端側の側面3Cを包囲するように、コの字状となる様に折り曲げられることにより、ランド13aは半導体素子3の表面3Aから離間する方向に向き配設される。
そして、第1フレキシブル基板5をコの字状に折り曲げ、半導体素子3の表面3Aに主基板端子部13を固定した後、コの字状の曲げ部の先端側を、撮像素子2の裏面2Bに接着剤や粘着テープ等により接合し固定する。この際、主基板ユニット1aの主基板端子部13のランド6bが、撮像素子2の側面2Cと略同一面となるように、さらには、先端部の径方向における、撮像素子2の裏面2Bから主基板ユニット1aがはみ出ないように、第1フレキシブル基板5の曲げ部の先端側を撮像素子2の裏面2Bに固定する。
これにより、主基板ユニット1aが撮像素子2の裏面2Bに固定される。
なお、主基板ユニット1aと撮像素子2とが固定された際に、半導体素子3の先端側の側面3Cと、撮像素子2の裏面2Bとの距離(間隔)がL1だけ離間するように、第1フレキシブル基板5と半導体素子3との固定の際、予め定められた位置で主基板端子部13を半導体素子3の表面3Aに固定する。
そして、ランド13aと、第1の実施形態と同様に設けられた第2フレキシブル基板6のランド6bと、が半田部材等の導電部材により接続されることにより、撮像素子2と主基板ユニット1aとの電気的な接続がなされる。
したがって、本実施形態においても、接続手段である第2フレキシブル基板6の第2の端子部であるランド6bに接続される、主基板ユニット1a側の主基板端子部13のランド6aは、電子部品である半導体素子3の第1フレキシブル基板5への接合面である裏面3Bの反対面である表面3A側の先端側に配設される。そして、接続手段である第2フレキシブル基板6の第2の端子部であるランド6bは、電子部品である半導体素子3の第1フレキシブル基板5への接合面である裏面3Bの反対面である表面3A側の先端側に配設され、ランド6a、6bを含む接続手段である第2フレキシブル基板6は、撮像素子2の同一側面側である側面2C側に偏り配置される。
また、半導体素子3と第1フレキシブル基板5との電気的接続は、第1フレキシブル基板5の裏面5B側に形成されたランド5aと、ランド3a、3bとの接続によって行われることになる。
その他の構成は第1の実施形態と同様である。
従って、第2の実施形態の撮像装置1Aは、第1フレキシブル基板5の先端側部分が撮像素子2の裏面2B側で曲げられた構成ではあるが、曲げ部分を一度の曲げ動作で形成でき、さらに、半導体素子3の先端側の側面3Cと第1フレキシブル基板5との間にL1の距離だけ離間する様に、第1フレキシブル基板5をコの字状に折り曲げ固定することにより、半導体素子3のランド3aと第1フレキシブル基板5のランド5aとの接続部と、曲げ部と、の間に所望の距離を確保することができるとともに、接続手段である第2フレキシブル基板6のランド6bと第1フレキシブル基板5のランド13aとの接続部と、曲げ部、との間は、第1フレキシブル基板5が半導体素子3の表面3Aに固定されるので、第1フレキシブル基板5からのランド3a、6baの剥がれを生じることなく、前記第1の実施形態と同様に先端硬質部内に組み込むことができる。
また、第1フレキシブル基板5をコの字状に折り曲げる際、第1フレキシブル基板5は既に半導体素子3のランド3aにランド5aが固定されており、折り曲げる際に第1フレキシブル基板5の弾性力が働いても、折り曲げながら主基板端子部13を半導体素子3の表面3Aに接着剤や粘着テープ等により固定するため、組立性が良い。
さらに、第1フレキシブル基板5の、コの字状の曲げ部と、半導体素子3と固定されるランド5a及び主基板端子部13との間は、距離L1だけ離間し、第1フレキシブル基板5がコの字状に折り曲げられ、この間の第1フレキシブル基板5上には電子部品は搭載されない。よって、主基板ユニット1aの曲げ部と撮像素子2の裏面2Bとの固定の際、第1フレキシブル基板5からのランド3a、6baの剥がれを生じることなく、先端部の径方向における、撮像素子2の裏面2Bから主基板ユニット1aがはみ出ないように、第1フレキシブル基板5の曲げ部の先端側を撮像素子2の裏面2Bに容易に固定することができ、先端部の径方向における撮像装置の大型化を招くことなく、また組立性が良い。
また、主基板ユニット1aの主基板端子部13が、第1の実施形態と同様に、半導体素子3の表面3Aの先端側に設けられ、ランド13aが第2フレキシブル基板6のランド6bに対向する向きに配置されているので、接続手段である第2フレキシブル基板6と主基板ユニット1aとの電気的接続作業を容易に行うことができる。
従って第2の実施形態によれば、第1フレキシブル基板5を折り曲げた場合でも、前記第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(第3の実施形態)
図5は、本発明の第3の実施形態に係わる撮像装置の側面図である。なお、図5は、第1の実施形態と同様な構成要素については同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
上述した実施形態に係る撮像装置1は、図1〜図3に示すように、折り曲げてない第1フレキシブル基板5を用いた構成であるが、第3の実施形態では、第1のフレキシブル基板5を、撮像素子2の裏面2B側で折り曲げて構成し、さらに前記第2実施形態における半導体素子3とコンデンサ4との搭載位置を逆側となるように変えて構成したものである。
すなわち、図5に示すように、半導体素子3は、第1フレキシブル基板5の表面5Aの搭載部5A1に搭載され、複数の電子部品の内の一つであるコンデンサ4は、第1フレキシブル基板5の裏面5Bの搭載部5B1に搭載される。
この場合、第1フレキシブル基板5の表面5Aの搭載部5A1には、配線パターン12に接続される10個のランド5aが形成されており、これら10個のランド5aは、半導体素子3のランド3a、3bの位置に合わせて、5個ずつ対向して配置されている。そして、半導体素子3のランド3a、3bが、それぞれ対応するランド5aに電気的に接続されることにより、半導体素子3は第1フレキシブル基板5に搭載される。
また、第1フレキシブル基板5の裏面5Bの搭載部5B1には、配線パターン12に接続されるコンデンサ用ランド8が設けられており、このコンデンサ用ランド8にコンデンサ4のランドが接合され、コンデンサ4の裏面4Bが第1フレキシブル基板5の裏面5Bに対向するように搭載される。
このように半導体素子3及びコンデンサ4を搭載した第1フレキシブル基板5は、撮像素子2の裏面2B側でコンデンサ4の外形の一部を包囲するように、かつその断面がコの字状となるように折り曲げられている。
そして、第1フレキシブル基板5の折り曲げられた先端部に、コンデンサ4の表面4A側の先端側位置するように、第2の実施形態と同様の主基板端子部13を配置している。
また、例えば、図示しないグランド信号線などの放熱用のケーブルと接続されることにより、該ケーブルに半導体素子3からの熱を伝導し放熱するための複数(ここでは2個)の放熱用の端子であるランド9が、第1の実施形態においては第1フレキシブル基板5の表面5Aに設けられていたが、本実施形態においては、駆動時に発熱量の多い信号処理IC等の半導体素子3が搭載される搭載部5A1の裏側である裏面5Bに、搭載部5A1と少なくとも一部が対向する様に裏面5Bに設けられている。
その他の構成は第2の実施形態と同様である。
第3の実施形態によれば、前記第2の実施形態と同様の効果が得られる。
(第4の実施形態)
図6は、本発明の第4の実施形態に係わる撮像装置の全体構成を示す斜視図である。なお、図6は、第1の実施形態と同様な構成要素については同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
上述した第1の実施形態に係る撮像装置1は、図1に示すように、撮像素子2の表面2Aにランド2aが設けられた前面端子形成型の撮像素子2を用いた構成であるが、第4の実施形態では、裏面20B(背面)に入出力端子部を備える裏面型の撮像素子20を設け、この撮像素子20の裏面2B側に、複数の電子部品である半導体素子3、コンデンサ4が両面搭載された第1フレキシブル基板5を有する主基板ユニット1aを配置して構成している。
具体的には、図6に示すように、撮像装置1Cは、前記第1の実施形態にて用いた第2フレキシブル基板6を削除して構成されたもので、表面5Aに半導体素子3が搭載され、裏面5Bにコンデンサ4が搭載された第1フレキシブル基板5を有する主基板ユニット1aが、撮像素子20の裏面20B側に配置されている。
なお、半導体素子3の第1フレキシブル基板5への搭載、及びコンデンサ4の第1フレキシブル基板5への搭載は、第3の実施形態と同様の構成である。また、第3の実施形態と同様に、コンデンサ4が搭載された第1フレキシブル基板5の基端側の裏面5B上にはランド9とランド10が、半導体素子3が搭載された第1フレキシブル基板5の基端側の表面5A上にはランド10が、配設されている。
本実施形態の撮像装置1Cでは、撮像素子20と主基板ユニット1aとの電気的な接続は、ワイヤボンディングによる接続手段であるボンディングワイヤ21によって行われるようになっている。すなわち、半導体素子3の表面3Aの、撮像素子20側の端部には、ランド3aが、複数(例えば5個)形成されている。
これらのランド3aは、接続手段であるボンディングワイヤ21の第2の端子部である一方の端部21bと、例えば、超音波熱圧着接合により電気的に接続される。このボンディングワイヤ21の第1の端子部である他方の端部21aは、撮像素子20の裏面20Bに形成されたランド20aと、例えば、超音波熱圧着接合により電気的に接続される。したがって、半導体素子3のランド3aは、ボンディングワイヤ21によって、撮像素子20のランド20aと電気的に接続される。
また、撮像装置1Cは、前記第1の実施形態と同様に、端部21bである第2の端子部が、電子部品である半導体素子3の第1フレキシブル基板5側とは反対側の面の先端側に配置されている。
また、撮像装置1Cは、端部21a、21bを含む接続手段であるボンディングワイヤ21が、撮像素子2の同一側面側である側面2C側に偏り配置されている。
このような構成により、本実施形態の撮像装置1Cは、前記第1の実施形態と同様に、細径の先端部の先端硬質部内への組立性を向上することが出来るとともに、半導体素子3からの熱を放熱する放熱機能を有し、さらに半導体素子3からの熱を撮像素子20に伝わりにくい構成とすることで、半導体素子3からの熱の伝達による撮像素子2の性能への影響を軽減することができる。
従って、第4の実施形態によれば、裏面20Bに入出力端子(ランド20a)を有する裏面型の撮像素子20を用いて撮像装置1Cを構成した場合でも、前記第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
本発明は、上述した実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1、1A〜1C…撮像装置
1a…主基板ユニット
2…撮像素子
2A…表面
2B…裏面
2a…ランド
3…半導体素子
3A…表面
3a、3b…ランド
4…コンデンサ
5…第1フレキシブル基板
5A…表面
5B…裏面
5a…ランド
6…第2フレキシブル基板
6a…インナーリード
6b…ランド
7…カバーガラス
8…ランド
9…ランド
10…ランド
11…ボンディングワイヤ
12…配線パターン
20…撮像素子
20B…裏面
21…ボンディングワイヤ

Claims (11)

  1. 表面に受光面を有する撮像素子と、
    前記撮像素子の裏面側に該裏面から離間する方向に延出し配置され、前記撮像素子と電気的に接続される主基板と、
    接合面が前記主基板の搭載部に接合されることにより前記主基板に搭載され、前記撮像素子と電気的に接続される電子部品と、
    一端に設けられ、前記撮像素子の入出力端子部に接続される第1の端子部と、他端に設けられ、前記電子部品の前記接合面の反対面に対向し、該反対面の中央より前記撮像素子側に偏り配設された第2の端子部と、を有し、前記主基板とは異なる、前記撮像素子と前記主基板とに電気的に接続される接続手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記接続手段はボンディングワイヤからなることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記接続手段は、フレキシブル基板からなる接続基板であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置
  4. 前記電子部品の前記反対面に、前記第2の端子部が接続される電子部品端子部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記主基板はフレキシブル基板からなり、前記電子部品の前記反対面に接合されると共に前記第2の端子部が接続される電子部品端子部が配設された主基板端子部を有し、前記搭載部と前記主基板端子部との間を介する曲げ部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記接続手段は、前記撮像素子の同一側面側に偏り配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像素子は前記裏面に前記入出力端子を有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像素子は前記表面に前記入出力端子を有することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  9. 前記電子部品は、前記撮像素子からの信号を処理する半導体素子であることを特徴とする特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記主基板は、放熱用のケーブルが接続される放熱用端子部を有して構成したことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置を挿入部の先端部内に備えたことを特徴とする内視鏡。
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