JP2003305004A - 固体撮像装置及び電子内視鏡 - Google Patents

固体撮像装置及び電子内視鏡

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JP2003305004A
JP2003305004A JP2002112395A JP2002112395A JP2003305004A JP 2003305004 A JP2003305004 A JP 2003305004A JP 2002112395 A JP2002112395 A JP 2002112395A JP 2002112395 A JP2002112395 A JP 2002112395A JP 2003305004 A JP2003305004 A JP 2003305004A
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Hironobu Ichimura
博信 一村
Koichi Yoshimitsu
浩一 吉満
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型の固体撮像装置においても初期検査や開発
検証において不具合個所の特定を容易に行えるようにす
る。 【解決手段】固体撮像装置20は、対物レンズユニット
22と固体撮像素子ユニット31とから構成される。対
物レンズユニット22は、固体撮像素子ユニット31の
固体撮像素子32に光学像を結像させる。回路基板36
は、前記固体撮像素子32に電気的に接続するととも
に、内部回路を持つ電子部品のIC39が実装されてい
る。信号ケーブル49は、この回路基板36に電気的に
接続する。固体撮像装置20では、前記内部回路の入出
力端子間の中間出力を取り出す端子のテストピン85を
前記電子部品に設け、これに接続するテストパッド86
を前記固体撮像装置20内の回路基板36およびホルダ
45に有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子によ
り撮像を行う固体撮像装置、及び内視鏡挿入部の先端部
に固体撮像素子を設けた電子内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手術に用いる内視鏡装置の一例と
して、内視鏡挿入部の先端部に固体撮像装置とライトガ
イドユニットと送気・送水ノズルと吸引チャンネルを配
設して形成した電子内視鏡がある。このような電子内視
鏡では、ライトガイドユニットから生体組織等の被写体
に光を当て、この光を当てた被写体を固体撮像装置で撮
像し、送気・送水ノズルより送出した空気或いは水やそ
の他の物質を吸引チャンネルで吸引し得るようになって
いる。
【0003】従来の電子内視鏡では、一般的に、特開昭
58−54922号公報に記載されている様に、送水・
送気源に連通する送気チューブ及び送水チューブは、内
視鏡挿入部先端にて合流し、この合流した部分は挿入部
先端に設けられたノズルに連通するように構成してい
た。
【0004】また、一般的に、電子内視鏡に用いられる
固体撮像装置は、対物レンズユニットと、固体撮像素子
と、回路基板と、信号ケーブルとを具備して構成されて
いる。固体撮像装置は、対物レンズユニットで結像した
光学像を固体撮像素子で光電変換し、この光電変換によ
る撮像信号を回路基板に実装された電子部品によって増
幅して信号ケーブルから出力する。
【0005】このような電子内視鏡に用いられる固体撮
像装置の従来例としては、例えば、特開平5−2690
81号公報に記載の映像ユニットがある。
【0006】特開平5−269081号公報に記載の映
像ユニットでは、回路基板には、画像に直接寄与する信
号(固体撮像素子を駆動する信号、固体撮像素子から出
力された信号)を接続するランドしか設けられていなか
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように従
来の固体撮像装置は、固体撮像素子の初期検査や開発検
証の場面では、回路基板に実装された電子部品の内部回
路に接続されるランドが設けられている。しかしなが
ら、撮像装置を組み立てた状態では、前記ランドがな
く、固体撮像素子の設計検証を行いにくかった。また、
小型の固体撮像装置の組立において画像不具合となった
場合、前記ランドがないため不具合個所の特定するのが
難しかった。
【0008】また、挿入部先端に設けられた固体撮像素
子は、先端部に位置する照明用ライトガイド端部での発
熱、及び周囲環境温度からの熱、更には固体撮像素子自
体の発熱により固体撮像素子の電気特性が悪化してしま
うという不具合があった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、小型の固体撮像装置においても初期検査や開発
検証において不具合個所の特定を容易に行うことができ
る固体撮像装置を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、固体撮像素子を効率よく
冷却できる電子内視鏡を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の固体撮像装置は、固体撮像素子と、前
記固体撮像素子に光学像を結像させるための対物レンズ
ユニットと、前記固体撮像素子に電気的に接続するとと
もに、内部回路を持つ電子部品が実装された回路基板
と、この回路基板に電気的に接続する信号ケーブルと、
を具備する固体撮像装置において、前記内部回路の入出
力端子間の中間出力を取り出す端子を前記電子部品に設
け、この端子に接続するテストパッドを前記固体撮像装
置内に設けたことを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の固体撮像装置は、請求項
1に記載の固体撮像装置であって、前記テストパッド
は、前記回路基板に設けることを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の固体撮像装置は、請求項
1に記載の固体撮像装置であって、前記テストパッド
は、前記固体撮像素子を介して該固体撮像装置の外表面
側に設けることを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の固体撮像装置は、請求項
1に記載の固体撮像装置であって、前記テストパッドの
電気接続するランドは、固体撮像装置の外表面側に設け
ることを特徴とする。
【0015】請求項5に記載の電子内視鏡は、細長な挿
入部の先端に固体撮像素子及びノズルを設け、前記挿入
部内に送水チューブを配設した電子内視鏡において、前
記ノズルに設けられた貫通孔の一端を分岐し、この分岐
の一方を前記送水チューブを介して送水源に連通させ、
前記分岐のもう一方には、液体逆流防止用シートを配設
後、前記挿入部の内部に連通させると共に、前記挿入部
の基端部を送気源に連通させることを特徴とする電子内
視鏡。
【0016】請求項6に記載の電子内視鏡は、請求項5
に記載の固体撮像装置であって、前記送気源は、前記電
子内視鏡の本体の外部に設け、前記送気源と前記挿入部
とを連通させたことを特徴とする。
【0017】請求項7に記載の電子内視鏡は、請求項5
に記載の固体撮像装置であって、前記送気源は、前記電
子内視鏡の本体の内部に設けたことを特徴とする。
【0018】請求項8に記載の電子内視鏡は、請求項5
乃至7のいずれか一つに記載の電子内視鏡であって、前
記液体逆流防止用シートとしてゴアシートを用いたこと
を特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図6は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は固体撮像装置の断面図、図2
は内視鏡システムの概略図、図3は内視鏡先端部の断面
図、図4は図1に使用されている固体撮像素子の斜視
図、図5はICの電気回路図、図6は図1のA方向矢視
図である。
【0020】(構成)まず、図2を用いて本実施の形態
の固体撮像装置が用いられる内視鏡システムの全体構成
について説明する。
【0021】図2に示すように、内視鏡システム1は、
電子内視鏡10と、光源装置2と、ビデオプロセッサ3
と、モニタ4と、送水タンク5とから構成される。
【0022】光源装置2は、撮像手段を備えた電子内視
鏡10に照明光を供給する。ビデオプロセッサ3は、電
子内視鏡10の固体撮像装置20より出力される電気信
号を処理する。
【0023】モニタ4は、ビデオプロセッサ3から出力
された信号を画面に表示する。ビデオプロセッサ3に
は、図示しないVTRデッキ、ビデオプリンター、ビデ
オディスク等の周辺機器が接続可能である。
【0024】さらに詳細に説明すると、電子内視鏡10
は、挿入部11と、操作部12と、ユニバーサルコード
13から構成されている。挿入部11は、細長で体腔内
に挿入することが可能な可撓性を有している。操作部1
2は、挿入部11の基端部に連設している。ユニバーサ
ルコード13は、可撓性を有し、操作部12の側方から
延出する。
【0025】前記ユニバーサルコード13の端部には前
記光源装置2に着脱自在なコネクタ14が設けられてい
る。このコネクタ14を光源装置2に接続することによ
って、光源装置2に備えられているランプ7からの照明
光が電子内視鏡10の図示しないライトガイドで伝送さ
れて観察部位を照射するようになっている。
【0026】前記電子内視鏡10の挿入部11は、先端
側から順に、先端硬性部15、湾曲ユニット16及び可
撓管部17を連設して構成されている。
【0027】先端硬性部15は、硬性で例えば先端面に
観察窓や照明窓などを配設ししている。湾曲ユニット1
6は、複数の湾曲駒を連接して湾曲自在となっている。
可撓管部17は微妙な柔軟性と弾性とからなる可撓性を
有する軟性部である。
【0028】また、前記湾曲ユニット16は、操作部1
2に設けられている図示しない湾曲操作ノブを適宜操作
することによって湾曲し、観察窓等を配設した先端硬性
部15の先端面を所望の方向に向けられるようになって
いる。
【0029】このような構造により、先端硬性部15及
び湾曲ユニット16は内視鏡先端部6となっている。
【0030】先端硬性部15の内部には、固体撮像装置
20が設けられている。一方、送水タンク5には、送気
・送水チューブ50の加圧管路51と送水管路52が取
り付けられ、内部に滅菌水53と加圧したエアー54を
充填している。
【0031】送気・送水チューブ50はコネクタ14に
接続されている。このような構造により、送水タンク5
の滅菌水53と光源装置2で発生した加圧したエアー5
4は、送気・送水チューブ50、ユニバーサルコード1
3、操作部12、挿入部11、湾曲ユニット16を介し
て先端硬性部15に導かれる。
【0032】次に、図3を用いて内視鏡先端部6を説明
する。図3に示すように、内視鏡先端部6の先端硬性部
15の正面には先端カバー61が設けられている。先端
カバー61には、電気絶縁性であり、固体撮像装置20
の観察窓のレンズ面21と、鉗子チャンネルと、送気・
送水ノズル62と、照明レンズとをそれぞれ外部に露出
させる開口部が設けられている。
【0033】先端硬性部15の先端部本体63は金属製
である。この先端部本体63は、撮像ユニット固定孔6
4、図示しない鉗子チャンネル用開口部、送気・送水チ
ャンネル開口部65を有する。
【0034】送気・送水チャンネル開口部65の内視鏡
先端側の管路66には送気・送水ノズル62が取り付け
られる。送気・送水チャンネル開口部65の内視鏡基端
側は二股に分岐し2つの管路67,68となっている。
【0035】管路67の内視鏡基端側には送水管路52
の固定パイプ70が取り付けられる。固定パイプ70の
内視鏡基端側には送水管路52の送水チューブ71が固
定糸72によって固定されている。
【0036】先端部本体63の管路68の内視鏡基端側
にはゴアシート付き部材73がネジ部の螺入により固定
されている。ゴアシート付き部材73の一端は、送水管
路52と合流し、送気・送水ノズル62に連通されてい
るため、送気管路51を介して挿入部11の内部で加圧
したエアーをゴアシートを介して送気・送水ノズル62
の先端に導くことが可能となる。
【0037】なお、前記ゴアシートは水分子を通さない
ため、送水管路52を通ってきた図1の滅菌水53は電
子内視鏡10内部へ漏水することがない。
【0038】これにより、送気・送水ノズル52、送気
・送水チャンネル開口部65、固定パイプ70及び送水
チューブ71は、送水チャンネルを形成している。
【0039】先端部本体63の基端側には、湾曲ユニッ
ト16の湾曲管18が取り付けられている。湾曲管18
は、複数の湾曲駒を連接したものである。先端部本体6
3の中間部74及び湾曲管18の外周は弾性のある湾曲
ゴム75によって覆われている。湾曲ゴム75は伸縮性
の少ない固定糸76によって先端部本体63の中間部7
4に糸巻き固定されている。固定糸76の周りには、接
着剤77が塗布されている。これにより、挿入部11の
水密確保を行っている。
【0040】更に、撮像ユニット固定孔64の内表面及
び固体撮像装置20の外表面は、荒く形成されており、
表面積が大きくなるようにしている。
【0041】固体撮像装置20と撮像ユニット固定孔6
4との隙間には熱伝導性の良い充填剤78が充填され固
定されている。
【0042】本実施の形態では、このような表面積の増
加により、固体撮像装置20の駆動熱が効率よく内視鏡
先端部6に放熱され、図1に示す固体撮像素子32の温
度上昇を低減する。これにより、固体撮像素子32の温
度依存性のある電気特性を向上させている。
【0043】湾曲ユニット16の湾曲管18の先端部の
一部には切り曲げ部79を設けられている。切り曲げ部
79は固体撮像装置20の方へ折り曲げられている。切
り曲げ部79と固体撮像装置20との隙間には充填剤7
8が充填され固定されている。本実施の形態では、切り
曲げ部79と固体撮像装置20を近接されることによ
り、固体撮像装置20の駆動熱が切り曲げ部79を伝わ
り内視鏡先端部6に放熱することが可能となる。これに
より、前記と同様に、固体撮像素子の電気特性を向上す
ることができる。
【0044】送気・送水ノズル62は、固体撮像装置2
0のレンズ面21に送気・送水するようになっている。
送気・送水ノズル62は、中空となっており、送気・送
水ノズル62の基端部には管路66,67を介して送水
管路52が接続される。
【0045】送水管路52の固定パイプ70は、固体撮
像装置20の外周面に沿わせる形で曲げられている。固
体撮像装置20と固定パイプ70との間には熱導電性の
良い充填剤78が充填されている。本実施の形態では、
固体撮像装置20と固定パイプ70の間は空間が空いて
いるが、固体撮像装置20と固定パイプ70を接触させ
ることで更なる放熱効果を得ることができる。
【0046】これにより、第1の実施の形態では、固体
撮像装置20の駆動熱が固定パイプ70を介して先端硬
性部15を伝わり内視鏡先端部6に放熱することが可能
となり、固体撮像素子の電気特性を向上することができ
る。
【0047】次に、固体撮像装置20について説明す
る。図1に示すように、固体撮像装置20は、対物レン
ズユニット22と、固体撮像素子ユニット31と、信号
ケーブル49によって構成される。
【0048】対物レンズユニット22は、複数のレンズ
23,24,25を所望の位置に配設している。固体撮
像素子ユニット31は、対物レンズユニット22で結像
した光学像を光電変換する。信号ケーブル49は固体撮
像素子ユニット31で光電変換された電気信号を図2の
カメラコントロールユニット3に伝える。
【0049】対物レンズユニット22は、レンズ枠25
に、レンズ23と、遮光マスク27と、レンズ24と、
赤外線を吸収するフィルター28と、レンズ25とを収
納したものであり、物体像が固体撮像素子ユニット31
の固体撮像素子32にある受光部33に結像する様にレ
ンズ群が設定されている。
【0050】次に、固体撮像素子ユニット31について
説明する。固体撮像素子ユニット31は、固体撮像素子
32をベース基板34に収納している。ベース基板34
には、固体撮像素子32を駆動させる信号や出力信号を
授受するためのリードピン35が設けられている。リー
ドピン35は回路基板36に電気接続される。固体撮像
素子32とリードピン35は、ワイヤーボンディング3
7を介して電気接続されている。
【0051】上記回路基板36には、コンデンサー等の
電子部品38や電気信号を増幅させるIC39が実装さ
れると共に、回路基板36には図示しないランドが設け
られ信号ケーブル49と電気接続される。IC39は内
部回路を持つ電子部品となっている。
【0052】図1及び図4に示す様に、固体撮像素子3
2にある受光部33にはゴミやキズが付くことを防ぐた
めガラスリッド40が紫外線で硬化する透明の接着剤で
接合されている。これにより、ベース基板34の略中心
にはガラスリッド40が設けられている。ガラスリッド
40の外周にはワイヤーポンディング37を封止するよ
うに封止材41が充填される。
【0053】ベース基板34の周辺部には複数の電極部
42が設けられている。この電極部42はベース基板3
4に設けた内部スルー配線43を介してリードピン35
と電気接続される。
【0054】図1に示す様に、ガラスリッド40の内視
鏡先端側面はカバーガラス44と接着接合する。
【0055】ホルダ45は、ガラスリッド40と接合し
たカバーガラス44をホールドすると共に、対物レンズ
ユニット22を嵌合、位置決めすることで、光学系の焦
点合わせを行っている。
【0056】ホルダ45の基端側には金属製の枠46が
設けられており、枠46の内部には接着剤47が充填さ
れている。
【0057】枠46の外表面及びホルダ45の基端部側
には電気絶縁性のある熱収縮性チューブ48を被せてい
る。
【0058】IC39は図5に示す電気回路となってい
る。図5に示すように、IC39は、図1の固体撮像素
子32から入力端子81に導かれた電気信号(Vin)
を2段あるオペアンプ82,83によって信号増幅を行
い、出力端子84から出力信号(Vout)として出力
する。
【0059】電気信号(Vin)の入力端子81は、そ
れぞれダイオードD1,D2を介して電源であるVcc
及びグランドに電気接続されている。
【0060】増幅後の出力信号(Vout)の出力端子
84は、それぞれダイオードD3,D4を介して電源で
あるVcc及びグランドに電気接続されている。
【0061】これにより、IC39に静電気などの規定
使用電圧以外の電圧が印加した場合は、電流がVcc及
びグランドに逃げるようになっている。
【0062】2段あるオペアンプ82,83間にはテス
トピン85が接続されている。テストピン85は図1の
回路基板36上に図示しないランドに接続されるリード
ピン35を介してベース基板34の電極部42まで配線
が引き回されている。
【0063】一方、ホルダ45には、図1及び図6に示
す様にテストパッド86が設けられている。テストパッ
ド86は、内部スルー配線87を介して電極部42と電
気接続される。
【0064】この構成により、テストパッド86を用い
て図5に示したテストピン85の部分の電気特性を確認
することが可能となる。更に、複数あるテストパッド8
6の未使用部分には固体撮像素子32を駆動するための
信号も電気接続される。
【0065】なお、テストパッド86は熱収縮性チュー
ブ48で覆われることにより他の部材とのショートを起
こさず、電気的な絶縁を保っている。
【0066】テストピン85に接続するテストパッド8
6は、前記固体撮像装置20内の回路基板36にも設け
られている。
【0067】図1乃至図6に示した構成により、前記対
物レンズユニット22は、前記固体撮像素子32に光学
像を結像させる。
【0068】回路基板36は、前記固体撮像素子32に
電気的に接続するとともに、内部回路を持つ電子部品の
IC39が実装されている。
【0069】信号ケーブル49は、回路基板36に電気
的に接続する。
【0070】固体撮像装置20は、前記内部回路の入出
力端子81,84間の中間出力を取り出す端子のテスト
ピン85を前記電子部品に設け、これに接続するテスト
パッド86を前記固体撮像装置20内に有している。
【0071】また、電子内視鏡1は、細長な挿入部11
の先端に固体撮像素子32及びノズル62を設け、前記
挿入部11内に送水チューブ71を配設ている。
【0072】電子内視鏡1は、前記ノズル62に設けら
れた貫通孔となる送気・送水チャンネル開口部65の一
端を分岐し、この分岐の一方を前記送水チューブ71を
介して送水源の送水タンク5に連通させ、もう一方に
は、ゴアシート付き部材73による液体逆流防止用シー
トを配設後、前記挿入部11の内部に連通させると共
に、前記挿入部11の基端部が送気源の光源装置2内に
ある図示しないポンプに連通している。
【0073】前記送気源の送水タンク5は前記電子内視
鏡1の本体の外部に設け、前記送気源と前記挿入部11
とを連通させている。
【0074】(作用)第1の実施の形態では、組立中や
完成した固体撮像装置20に不都合が起こった場合に
は、固体撮像装置20から熱収縮性チューブ48を剥が
し、テストパッド86を露出させ、テストパッド86の
電気検査を行い、固体撮像素子32及びIC39の不具
合解析を行う。
【0075】(効果)第1の実施の形態によれば、固体
撮像素子32と、電子部品のIC39を実装した回路基
板36と、信号ケーブル49とを有する小型の撮像装置
において、前記回路基板36は、固体撮素子32に信号
を入出力するランドと、前記信号ケーブル49を接続す
るランドと、前記IC39の内部回路に電気接続するラ
ンドを有し、前記IC39の内部回路をテストパッド8
6に接続することで、組立や開発検証しやすい固体撮像
装置20を得ることができ、組立中や完成した固体撮像
装置20の電気的な不具合に対して、効率よく不具合解
析を行うことができる。
【0076】即ち、不具合が起こった場合には、テスト
パッド86の電気検査を行い、固体撮像素子32とIC
39とのどちらの不具合かの判定を行うことで、必要最
小限の組立の手直で不具合の対応が可能となる。
【0077】従来、固体撮像装置は、組立完成後、上記
不具合を確認をする場合は固体撮像装置を細かく分解し
て確認する必要があったが、第1の実施の形態の構造で
は固体撮像装置20の外表面にあるテストパッド86を
検査することで容易に確認できる。また、互換性を有す
る固体撮像装置20において、テストパッド86から開
発上必要な各種電気信号が得られるため、効率よく製品
開発が可能となる。これにより、開発コスト、製造コス
ト及び修理コストを低減できる。
【0078】また、固体撮像装置20は、表面を荒く形
成したことによる表面積の増加により、固体撮像装置2
0の駆動熱が効率よく内視鏡先端部6に放熱され、固体
撮像素子32の温度上昇が低減する。さらに、固体撮像
装置20の駆動熱が切り曲げ部79を伝わり内視鏡先端
部6に放熱することが可能となる。さらに、送水管路5
2の固定パイプ70は、固体撮像装置20の外周面に沿
わせる形で曲げられ、固体撮像装置20と固定パイプ7
0との間には熱導電性の良い接着剤78が充填されてい
るので、更なる放熱効果を得ることができる。これによ
り、固体撮像素子32の温度依存性のある電気特性を向
上させることができる。これにより、モニタに表示され
る内視鏡画像の画質を向上できる。
【0079】(第2の実施の形態)図7は本発明の第2
の実施の形態に係る固体撮像装置の固体撮像素子ユニッ
トの断面図である。
【0080】(構成)図7に示すように、固体撮像素子
ユニット131の固体撮像素子132の先端側には、ガ
ラスリッド140とカバーガラス144が設けられてい
る。
【0081】固体撮像素子132の基端側は、積層基板
136となっており、ICや電子部品が一体的に実装さ
れる。また、前記積層基板136には信号用ランド19
1,192、グランド用ランド193、放熱用ランド1
94,195が設けられている。
【0082】なお、放熱用ランド194,195は、電
気的には一切寄与しないもので、固体撮像素子132の
駆動熱を効率良く放熱させるために設けられている。放
熱用ランド194,195には放熱用ピン196,19
7が半田付けされている。放熱用ピン196,197と
信号ケーブル49の外周に設けられた放熱部材198と
は嵌合部199,200で嵌合している。
【0083】(作用)第2の実施の形態では、固体撮像
素子132の駆動熱が、放熱用ピン196,197を経
由し、より大きい放熱部材198へと逃がすことがで
き、固体撮像素子132の効率的に冷却できる。
【0084】(効果)第2の実施の形態によれば、固体
撮像素子132の効率的に冷却できるので、固体撮像素
子132の電気特性を向上することができる。
【0085】(第3の実施の形態)図8は本発明の第3
の実施の形態に係る固体撮像装置の固体撮像素子ユニッ
トの断面図である。第3の実施の形態では、第1の実施
の形態を異なる部分のみ説明する。
【0086】(構成)図8に示すように、固体撮像装置
220の固体撮像素子ユニット231は、内視鏡挿入部
の長手方向に対して固体撮像素子232の受光面233
を略平行に配置している。図1に示した対物レンズユニ
ット22にて集光された光はプリズムレンズ291によ
って光軸が略90°曲げられ、集光された光の結像位置
には固体撮像素子232が配置されている。なお、固体
撮像素子232は略コの字状のベース基板234に実装
されている。
【0087】固体撮像素子232より出力された信号
は、ワイヤーボンディング237、ベース基板234の
内部スルー配線292、リード235を介して挿入部基
端側に設けられた回路基板236に伝送される。また、
固体撮像素子232を駆動するための信号は、回路基板
236、リード235、ベース基板234の内部スルー
配線292、ワイヤーボンディング237を介して固体
撮像素子232に伝送される。
【0088】回路基板236には、電子部品38や、I
C39が実装される。また、回路基板236には図5に
示すTp(テストピン85)に対応する図示しないラン
ドが設けられている。ベース基板234の裏面側にはテ
ストランド電極部242が設けられており、Tp(テス
トピン85)に対応する図示しないランドは、ベース基
板234の内部スルー配線292及びリード235を介
して電極部242に電気接続される。回路基板236の
基端側には信号ケーブル49が電気接続され、ビデオプ
ロセッサ3との入出力を行っている。電極部242の外
側には枠240が設けられ、その内部には接着剤247
が充填されている。
【0089】(作用)第3の実施の形態では、組立中や
組立完成した固体撮像装置220に不都合が起こった場
合には、ベース基板234のテストランド電極部242
を露出させ、電極部242の電気検査を行い、不具合解
析を行う。
【0090】(効果)第3の実施の形態によれば、内視
鏡挿入部の長手方向に対して略平行に固体撮像素子23
2を配置した固体撮像装置220に関しても、第1の実
施の形態と同様の不具合解析の効果を得られる。また、
受光に最低限必要な受光部233の裏面側をテストラン
ドとして利用することで、小型の固体撮像素子232に
おいてもより多くの電極部242を設けることが可能で
ある。
【0091】このように、電極部242が固体撮像装置
220の外表面側に設けられているため、組立品をチェ
ックする際は最小限の分解作業で実施可能である。その
他の効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0092】(第4の実施の形態)図9は本発明の第4
の実施の形態に係る固体撮像装置の固体撮像素子ユニッ
トの断面図である。第4の実施の形態では、第1の実施
の形態を異なる部分のみ下記に説明する。
【0093】(構成)図9に示すように 固体撮像装置
320の固体撮像素子ユニット331において、固体撮
像素子332の受光部333を有する面にある電極部3
91と、可撓性基板336の一端から延出したインナー
リード392とはバンプ393を介して電気接続してい
る。可撓性基板336の材質は、ポリイミド、ガラスエ
ポキシ、ポリエステル等の有機素材を用いている。イン
ナーリード392には銅などが使用されている。
【0094】可撓性基板336には、電子部品38、I
C39が実装され、実装面とは反対側で信号ケーブル4
9が電気接続される。
【0095】第4実施の形態においても、可撓性基板3
36には図5に示すTpに対応したテストランドが設け
られている。可撓性基板336のテストランドはインナ
ーリード392、及び固体撮像素子332の内部スルー
配線を利用することで、固体撮像素子332に設けられ
たテストランド394に電気接続されている。
【0096】これにより、テストランド394は、前記
固体撮像素子32を介して該固体撮像装置20の外表面
に設ける前記テストパッドとなっている。
【0097】また、前記テストパッドと電気接続する可
撓性基板336のテストランドは、固体撮像装置20の
外表面側に設けている。
【0098】電極部391及びテストランド394の外
側には枠340が設けられ、その内部には接着剤347
が充填されている。
【0099】(作用)第4の実施の形態では、組立中や
組立完成した固体撮像装置320に不都合が起こった場
合には、電極部391及びテストランド394を露出さ
せ、電極部391及びテストランド394の電気検査を
行い、不具合解析を行なう。また、可撓性基板336の
テストランドを用いて電気検査を行い、不具合解析を行
なうことも可能である。
【0100】(効果)第4の実施の形態によれば、固体
撮像素子332から延出すると共に、電子部品やICを
実装する可撓性基板336を有した固体撮像装置320
に関しても、第1の実施の形態と同様の効果が得られ
る。
【0101】また、電極部391及びテストランド39
4が固体撮像装置320の外表面側に設けられているた
め、組立品のチェックする際は最小限の分解作業で実施
可能である。
【0102】(第5の実施の形態)図10は本発明の第
5の実施の形態に係る電子内視鏡の先端硬性部の斜視図
である。
【0103】(構成)図10に示すように、本実施の形
態の電子内視鏡は、発熱する部分を先端硬性部415に
盛り込んだ構造となっている。先端硬性部415には、
対物レンズユニット及び撮像素子を内蔵している。
【0104】電子部品38及びIC39は回路基板43
6を介して先端硬性部415に実装されている。なお、
回路基板436は信号ケーブル49が電気接続される。
先端硬性部415には、送気・送水用チューブ471、
内視鏡先端に観察光を導くためのライトガイド491、
内視鏡処置をするためのチャンネルチューブ492が接
続されている。
【0105】(作用)第5の実施の形態では、発熱する
部分の電子部品38及びIC39を先端硬性部415に
盛り込んだので、固体撮像素子等の駆動時の発熱を内視
鏡の先端部を構成する部材に効率よく逃がすことができ
る。
【0106】(効果)第5の実施の形態によれば、電子
部品38及びIC39を効率的に冷却できるので、電子
部品38及びIC39の電気特性を向上することができ
る。
【0107】(第6の実施の形態)図11は本発明の第
6の実施の形態に係る電子内視鏡の先端硬性部の斜視図
であり、図10と同様の構成要素には同じ符号を付して
説明を省略している。
【0108】(構成)図11に示すように、本実施の形
態の電子内視鏡は、固体撮像素子532を取り付けた先
端硬性部515に放熱部材593を熱的に隔離して取り
着ける構造となっている。放熱部材593には、固体撮
像素子532の駆動時に発熱する電子部品38及びIC
39が実装された回路基板536を設けている。
【0109】(作用)第6の実施の形態では、先端硬性
部515と放熱部材593を別体にしたことで固体撮像
素子532と回路基板536を熱的に隔離している。
【0110】(効果)第6の実施の形態によれば、電子
部品38及びIC39を効率的に冷却できるとともに、
固体撮像素子532と回路基板436を熱的に隔離する
ことで、回路基板536の熱により固体撮像素子532
の電気特性悪化を防止することが可能となる。
【0111】また、第6の実施の形態においていは、上
記熱的な隔離以外に、放熱部材593を後付けで先端硬
性部515に取り付けられるため組み立てを容易に行う
ことができる。更に、先端硬性部515における電子部
品の占有体積も減少するため、内視鏡先端部の細径化す
ることができる。
【0112】尚、図1乃至図6に示す第1の実施の形態
においては、送気・送水ポンプを光源装置2の内部に設
けているが、小型のポンプを電子内視鏡10の内部に内
蔵することで同様な効果を得ることが出来る。
【0113】また、図8に示す第3の実施の形態におい
ては、前記テストパッド用の電極部242をベース基板
234に設けたが、前記回路基板236の外側面に設け
たテストランドを検査機器と接続するテストパッドとし
て用いてもよい。
【0114】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施の形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0115】(付記項1) 固体撮像素子と、前記固体
撮像素子に光学像を結像させるための対物レンズユニッ
トと、前記固体撮像素子に電気的に接続するとともに、
内部回路を持つ電子部品が実装された回路基板と、この
回路基板に電気的に接続する信号ケーブルと、を具備す
る固体撮像装置において、前記内部回路の入出力端子間
の中間出力を取り出す端子を前記電子部品に設け、この
端子に接続するテストパッドを前記固体撮像装置内に設
けたことを特徴とする固体撮像装置。
【0116】(付記項2) 前記テストパッドは、前記
回路基板に設けることを特徴とする付記項1に記載の固
体撮像装置。
【0117】(付記項3) 前記テストパッドは、前記
固体撮像素子を介して該固体撮像装置の外表面側に設け
ることを特徴とする付記項1に記載の固体撮像装置。
【0118】(付記項4) 前記テストパッドと電気接
続する前記回路基板のランドは、固体撮像装置の外表面
側に設けることを特徴とする付記項1に記載の固体撮像
装置。
【0119】(付記項5) 細長な挿入部の先端に固体
撮像素子及びノズルを設け、前記挿入部内に送水チュー
ブを配設した電子内視鏡において、前記ノズルに設けら
れた貫通孔の一端を分岐し、この分岐の一方を前記送水
チューブを介して送水源に連通させ、前記分岐のもう一
方には、液体逆流防止用シートを配設後、前記挿入部の
内部に連通させると共に、前記挿入部の基端部を送気源
に連通させることを特徴とする電子内視鏡。
【0120】(付記項6) 前記送気源は、前記電子内
視鏡の本体の外部に設け、前記送気源と前記挿入部とを
連通させたことを特徴とする付記項5に記載の電子内視
鏡。
【0121】(付記項7) 前記送気源は、前記電子内
視鏡の本体の内部に設けたことを特徴とする付記項5に
記載の電子内視鏡。
【0122】(付記項8) 前記液体逆流防止用シート
としてゴアシートを用いたことを特徴とする付記項5乃
至7のいずれか一つに記載の電子内視鏡。
【0123】(付記項9) 細長な挿入部の先端硬性部
に固体撮像素子及び送気・送水用チューブを設けた電子
内視鏡において、前記電子部品を回路基板を介して前記
先端硬性部に実装したことを特徴とする電子内視鏡。
【0124】(付記項10) 細長な挿入部の先端硬性
部に固体撮像素子及び送気・送水用チューブを設けた電
子内視鏡において、前記電子部品を回路基板を介して放
熱部材に取り付け、この放熱部材を前記先端硬性部に熱
的に隔離して取り着けることを特徴とする電子内視鏡。
【0125】
【発明の効果】以上述べた様に請求項1乃至4に記載の
本発明によれば、小型の固体撮像装置においても初期検
査や開発検証において不具合個所の特定を容易に行え、
開発コスト、製造コスト及び修理コストを低減できる。
【0126】請求項5乃至8に記載の本発明によれば、
固体撮像素子を効率よく冷却できるので、固体撮像素子
を電気特性を向上して、画質を向上することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る固体撮像装置
の断面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡システ
ムの概略図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡先端硬
性部の断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る固体撮像素子
の斜視図。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るICの電気回
路図。
【図6】図6は図1のA方向矢視図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る固体撮像装置
の固体撮像素子ユニットの断面図。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る固体撮像装置
の固体撮像素子ユニットの断面図。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る固体撮像装置
の固体撮像素子ユニットの断面図。
【図10】発明の第5の実施の形態に係る電子内視鏡の
先端硬性部の斜視図。
【図11】発明の第5の実施の形態に係る電子内視鏡の
先端硬性部の斜視図。
【符号の説明】
1 …内視鏡システム 2 …光源装置 3 …ビデオプロセッサ 4 …モニタ 5 …送水タンク 6 …内視鏡先端部 10 …電子内視鏡 11 …挿入部 15 …先端硬性部 16 …湾曲ユニット 20 …固体撮像装置 22 …対物レンズユニット 31 …固体撮像素子ユニット 32 …固体撮像素子 36 …回路基板 38 …電子部品 39 …IC 45 …ホルダ 49 …信号ケーブル 85 …テストピン 86 …テストパッド
フロントページの続き Fターム(参考) 4C061 CC06 DD03 FF39 FF42 JJ20 LL02 PP15 PP20 SS01 4M118 AA09 AA10 AB01 AB10 GD03 GD07 GD14 HA02 HA05 HA09 HA10 HA14 HA21 HA22 HA30 HA35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子と、 前記固体撮像素子に光学像を結像させるための対物レン
    ズユニットと、 前記固体撮像素子に電気的に接続するとともに、内部回
    路を持つ電子部品が実装された回路基板と、 この回路基板に電気的に接続する信号ケーブルと、 を具備する固体撮像装置において、前記内部回路の入出
    力端子間の中間出力を取り出す端子を前記電子部品に設
    け、この端子に接続するテストパッドを前記固体撮像装
    置内に設けたことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記テストパッドは、前記回路基板に設
    けることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記テストパッドは、前記固体撮像素子
    を介して該固体撮像装置の外表面側に設けることを特徴
    とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記テストパッドと電気接続する前記回
    路基板のランドは、固体撮像装置の外表面側に設けるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 細長な挿入部の先端に固体撮像素子及び
    ノズルを設け、前記挿入部内に送水チューブを配設した
    電子内視鏡において、 前記ノズルに設けられた貫通孔の一端を分岐し、この分
    岐の一方を前記送水チューブを介して送水源に連通さ
    せ、前記分岐のもう一方には、液体逆流防止用シートを
    配設後、前記挿入部の内部に連通させると共に、前記挿
    入部の基端部を送気源に連通させることを特徴とする電
    子内視鏡。
  6. 【請求項6】 前記送気源は、前記電子内視鏡の本体の
    外部に設け、前記送気源と前記挿入部とを連通させたこ
    とを特徴とする請求項5に記載の電子内視鏡。
  7. 【請求項7】 前記送気源は、前記電子内視鏡の本体の
    内部に設けたことを特徴とする請求項5に記載の電子内
    視鏡。
  8. 【請求項8】 前記液体逆流防止用シートとしてゴアシ
    ートを用いたことを特徴とする請求項5乃至7のいずれ
    か一つに記載の電子内視鏡。
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