JP2001016149A - 子局装置 - Google Patents

子局装置

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JP2001016149A
JP2001016149A JP11184221A JP18422199A JP2001016149A JP 2001016149 A JP2001016149 A JP 2001016149A JP 11184221 A JP11184221 A JP 11184221A JP 18422199 A JP18422199 A JP 18422199A JP 2001016149 A JP2001016149 A JP 2001016149A
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antenna
station device
frequency
master station
slave station
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JP11184221A
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Kazuko Miyauchi
和子 宮内
Shunji Miura
俊二 三浦
Yoshifumi Suzuki
芳文 鈴木
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指向性を有する複数のアンテナを順次切替え
て報知信号を送信する親局装置との間で指向性を有する
複数のアンテナを用いて無線通信する子局装置におい
て、報知信号の受信状態が最良の周波数やアンテナを用
いて無線通信する。 【解決手段】 例えば親局装置が複数の異なる周波数を
用いて報知信号を送信する無線LANシステムに備えら
れた子局装置2a、2bでは、検出手段が各周波数毎及
び各アンテナ毎に少なくとも親局装置1のアンテナ切替
の1周期の間報知信号の受信状態を検出し、周波数選択
手段が検出手段による検出結果に基づいて報知信号の受
信状態が最良の周波数を選択し、アンテナ選択手段が選
択された周波数に関する検出結果に基づいて報知信号の
受信状態が最良のアンテナを選択し、通信手段が選択さ
れた周波数及びアンテナを用いて親局装置1と無線通信
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指向性を有する複
数のアンテナを順次切替えて報知信号を送信する親局装
置と無線通信する例えば無線LANシステムの子局装置
に関し、特に、指向性を有する複数のアンテナの中から
報知信号の受信状態が最良のアンテナを選択して親局装
置と無線通信する子局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば無線LANシステムでは、バック
ボーンネットワークに接続される親局装置と、データ処
理装置に接続される複数の子局装置との間で無線により
データを通信することが行われている。こうしたシステ
ムでは、例えばバックボーンネットワークとして用いる
ことが可能なインターネットが広く普及してきたこと
や、データ処理装置として用いることが可能な携帯型の
ノートPC(ノートサイズのパーソナルコンピュータ)
や小型の携帯情報通信端末(PDA:Personal Digital
Assistant)が広く普及してきたこと等に伴って、大容
量のデータを無線で高速に通信することの実現が要求さ
れるようになってきた。
【0003】そこで、こうしたシステムでは、例えば準
ミリ波帯等といった高い周波数帯域の電波を用いて無線
通信を行うことが必要となってきており、こうした高周
波数帯域の電波を用いて伝送帯域を十分に確保すること
により、上記のような高速大容量のデータ通信を実現す
ることが強く望まれていた。
【0004】しかしながら、上記のようなシステムで
は、例えば従来より用いられていたオムニ(全方向性)
アンテナを親局装置に備えて当該アンテナにより高周波
数帯域での無線通信を行うと、こうした高周波数帯域の
電波の指向性が強いことから、例えば親局装置では子局
装置との間でのデータ通信の品質を確保しつつ多くの子
局装置を収容することができないといった不具合があっ
た。また、こうした不具合は特に、準ミリ波の周波数帯
域以上の帯域の電波を用いた無線通信を行う場合に顕著
であった。
【0005】このような不具合を解消するものとして、
例えば特願平9−211565号に記載されたデータ通
信無線回線選択方法では、親局装置(無線基地局)が指
向性を有する複数のアンテナ(セクタアンテナ)を切り
替えて用いることにより複数の子局装置(無線子局)と
の間で効率よくデータ通信を行っている。例えば、この
親局装置と子局装置との間の無線通信では固定長の通信
フレームが用いられており、親局装置では、複数のセク
タアンテナを通信フレーム毎に順次切り替えて報知信号
(報知バースト)を子局装置に対して順次送信すること
を行っており、子局装置では、親局装置から無線送信さ
れた報知信号を受信したタイミングにより親局装置との
同期をとることで、親局装置に対して通信開始要求(要
求信号)を送信するタイミングを管理している。また、
親局装置では、子局装置に対して報知信号を伝達するこ
とができたセクタアンテナを用いて、当該子局装置に対
する無線バーストの割り当て情報等を含んだ許可信号を
送信することを行っている。
【0006】このように、親局装置が指向性を有する複
数のアンテナを順次切り替えて複数の子局装置との間で
データ通信を行うことにより、例えば準ミリ波等といっ
た高周波数帯域の無線信号(電波)により親局装置と複
数の子局装置との間でデータ通信を行う場合であって
も、当該データ通信の効率化を図ることができる。具体
的には、例えば指向性を有するアンテナでは特定の方向
からの電波のみを選択的に受信することが可能なためマ
ルチパスの影響を低減することができ、また、例えば特
定の方向のみへ電波を送信することが可能なため周波数
帯域を空間的に効率よく用いることができる。このよう
なことから、例えばデータ通信の品質を確保しつつ親局
装置が多くの子局装置を収容することが実現される。
【0007】また、上記した親局装置と同様に、子局装
置にも指向性を有する複数のアンテナを備えることが検
討等されており、このように子局装置にも指向性を有す
る複数のアンテナを備えた場合には、子局装置では、こ
れら複数のアンテナの中から親局装置との通信が可能な
アンテナを選択して用いる必要がある。この選択の仕方
としては、例えば子局装置がいずれかのアンテナを選択
して当該アンテナにより親局装置からの報知信号の受信
を試み、当該アンテナにより親局装置からの報知信号を
受信することができた場合には当該アンテナにより親局
装置と無線通信するといった仕方が考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような子局装置では、親局装置と無線通信するに際して
最良のアンテナを選択して用いることを実現する構成が
不十分であったため、このようなことを実現する構成の
開発が望まれていた。特に、親局装置と子局装置が共に
指向性を有する複数のアンテナを備えており、親局装置
ではこれら複数のアンテナを順次切替えて報知信号を送
信しているため、子局装置が最良のアンテナを選択する
には工夫が必要である。
【0009】また、例えば無線LANシステム等におい
て複数の親局装置が設けられる場合には、各親局装置に
備えられる指向性アンテナの数が異なることがある。こ
のような場合には、例えば子局装置がいずれかのアンテ
ナを選択して当該アンテナにより親局装置からの報知信
号の受信を試みたとしても、親局装置から送信される報
知信号を何フレーム以内に正常受信することができれば
当該アンテナにより親局装置との通信が可能であるの
か、或いは、報知信号を何フレーム以上連続して受信す
ることができなければ当該アンテナでは親局装置との通
信ができないのかといったことを判断することができな
かった。このため、子局装置では、例えば実際には親局
装置と通信することができないアンテナを選択している
にもかかわらず、親局装置からの報知信号の受信を長時
間試みてしまい、何フレームもの間、無駄な受信処理を
行ってしまうといった不具合があった。
【0010】また、上記のような親局装置と子局装置と
の間では例えば複数の異なる周波数を用いて無線通信す
ることも検討等されているが、このような場合に子局装
置が最良の周波数を選択して親局装置と通信することを
実現する構成が不十分であったため、このようなことを
実現する構成の開発が望まれていた。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、指向性を有する複数のアンテ
ナを順次切替えて報知信号を送信する親局装置と無線通
信するに際して、指向性を有する複数のアンテナの中か
ら報知信号の受信状態が最良のアンテナを選択して親局
装置と無線通信することができる子局装置を提供するこ
とを目的とする。また、本発明に係る子局装置は、親局
装置が複数の異なる周波数を用いて報知信号を送信する
場合に、報知信号の受信状態が最良の周波数を選択して
親局装置と無線通信することを実現する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る子局装置では、指向性を有する複数の
アンテナを順次切替えて報知信号を送信する親局装置と
無線通信するに際して、次のようにして指向性を有する
複数のアンテナの中から報知信号の受信状態が最良のア
ンテナを選択して親局装置と無線通信する。すなわち、
上記のように指向性を有する複数のアンテナを備え、検
出手段が各アンテナ毎に少なくとも親局装置のアンテナ
切替の1周期の間報知信号の受信状態を検出し、アンテ
ナ選択手段が検出手段による検出結果に基づいて報知信
号の受信状態が最良のアンテナを選択し、通信手段が選
択されたアンテナを用いて親局装置と無線通信する。
【0013】従って、各アンテナ毎に少なくとも親局装
置のアンテナ切替の1周期の間報知信号の受信状態が検
出されるため、当該検出結果に基づいて報知信号の受信
状態が最良のアンテナを確実に選択することができ、こ
れにより、最良のアンテナを用いて親局装置と無線通信
することができる。
【0014】また、上記した本発明に係る子局装置は、
例えば複数の親局装置が設けられるに際して各親局装置
に備えられる指向性アンテナの数が異なっている場合で
あっても、それぞれの親局装置と通信するに際して報知
信号の受信状態が最良のアンテナを確実に選択すること
が可能な構成とすることができるものである。すなわ
ち、好ましい態様として、上記した検出手段により各ア
ンテナ毎に報知信号の受信状態を検出する期間として各
親局装置のアンテナ切替の1周期の最小公倍数の期間を
設定する構成を用いることができる。なお、この構成に
ついては後述する実施例で具体例を示す。
【0015】また、本発明に係る子局装置では、親局装
置が複数の異なる周波数を用いて報知信号を送信する場
合に、次のようにして報知信号の受信状態が最良の周波
数及びアンテナを選択して親局装置と無線通信する。す
なわち、上記した検出手段が各周波数毎に前記検出を行
い、周波数選択手段が検出手段による検出結果に基づい
て報知信号の受信状態が最良の周波数を選択し、上記し
たアンテナ選択手段が選択された周波数に関する検出結
果に基づいて前記選択を行い、上記した通信手段が選択
された周波数及び選択されたアンテナを用いて親局装置
と無線通信する。
【0016】従って、各周波数毎及び各アンテナ毎に少
なくとも親局装置のアンテナ切替の1周期の間報知信号
の受信状態が検出されるため、当該検出結果に基づいて
報知信号の受信状態が最良の周波数やアンテナを確実に
選択することができ、これにより、最良の周波数及びア
ンテナを用いて親局装置と無線通信することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例を図面を参
照して説明する。図1には、本発明に係る子局装置を備
えた無線LANシステムの概略的な構成例を示してあ
り、同図に示したシステムには、例えば半径が数十メー
トル程度の円領域をサービスエリアとする親局装置1
と、親局装置1と無線通信する複数の子局装置2a、2
bと、各子局装置2a、2bと接続されたデータ処理装
置P1、P2と、親局装置1と接続されたバックボーン
LAN3とが備えられている。
【0018】ここで、本例では、上記した各データ処理
装置P1、P2はノートPC等といったパーソナルコン
ピュータ(PC)から構成されており、例えば各データ
処理装置P1、P2に設けられたPCカードスロットを
用いて、各子局装置2a、2bと各データ処理装置P
1、P2とが接続されている。そして、本例では、デー
タ処理装置P1、P2がそれぞれに接続された子局装置
2a、2bを介して親局装置1と無線通信することによ
り、例えば2つの異なるデータ処理装置P1、P2間で
親局装置1やバックボーンLAN3を介して情報を通信
することが行われる。
【0019】なお、子局装置2a、2bに接続されるデ
ータ処理装置としてはどのようなものが用いられてもよ
い。また、本発明では、必ずしも子局装置とデータ処理
装置とが別体で構成されなくともよく、例えば子局装置
が単独で親局装置1と無線通信するような構成が用いら
れてもよい。また、本例では、上記したバックボーンL
AN3は例えばイーサネット等の有線LANシステムか
ら構成されており、このバックボーンLAN3には上記
図1に示した親局装置1以外の親局装置も複数接続され
ている。
【0020】ここで、本例の親局装置1と子局装置2
a、2bとの間では通信フレームを用いてデータ通信が
行われ、本例のデータ通信に用いられる通信フレームの
構成を説明する。図2には、本例のデータ通信に用いら
れる通信フレームのフォーマットの一例を示してあり、
この通信フレームの1フレーム中には、報知信号(Bc
h)を送信するための1個の報知信号スロットBと、応
答信号(Ach)を送信するための4個の応答信号スロ
ットA1〜A4と、要求信号(Rch)を送信するため
の12個の要求信号スロットR1〜R12と、許可信号
(Gch)を送信するための4個の許可信号スロットG
1〜G4と、データ信号(Dch)を送信するための4
個のデータ信号スロットDS1〜DS3、DLとが例え
ば記載順に包含されている。
【0021】なお、上記した4個のデータ信号スロット
DS1〜DS3、DLを包含するデータ信号領域Dは、
短いデータ信号(DSch)を送信するための3個のデ
ータ信号スロットDS1〜DS3を包含する短パケット
用領域と、長いデータ信号(DLch)を送信するため
の1個のデータ信号スロットDLを包含する長パケット
用領域とから構成されている。
【0022】上記した報知信号は親局装置1と子局装置
2a、2bとの間で同期を確立するための信号であり、
要求信号は子局装置2a、2bが親局装置1に対して自
己の存在を通知することや親局装置1へのデータ送信を
要求することを行うための信号であり、許可信号は親局
装置1が子局装置2a、2bに対して子局装置2a、2
bからのデータ送信を許可することや子局装置2へのデ
ータ送信を要求することを行うための信号であり、デー
タ信号は親局装置1と子局装置2a、2bとの間でデー
タを通信するための信号であり、応答信号はデータ信号
を受信した局が送信元の局に対してデータの受信状況を
通知するための信号である。
【0023】本例の親局装置1は指向性を有する複数の
アンテナを備えており、上記した1フレーム毎にアンテ
ナを順次切替えて子局装置2a、2bに対して報知信号
を送信する。ここで、親局装置1がアンテナを切替える
順序は例えば予め設定されており、例えばm個のアンテ
ナを備えている場合には、1周期のアンテナ切替、すな
わちm回のアンテナ切替で全てのアンテナから1回ずつ
報知信号を送信する。
【0024】また、親局装置1に備えられるアンテナの
数(すなわち、セクタ数)としては、例えば2、3、
4、6、8、12といった数が検討等されており、本例
では、これら種々な数のアンテナを備えた親局装置が無
線LANシステムに備えられているとする。また、本例
では、例えば隣接する親局装置には互いに異なる周波数
が割り当てられており、各親局装置1はそれぞれ割り当
てられた周波数を用いて無線通信を行う。
【0025】一方、本例の子局装置2a、2bも後述す
るように指向性を有する複数のアンテナを備えており、
これら複数のアンテナの中のいずれかのアンテナを選択
して親局装置1と無線通信する。また、本例の子局装置
2a、2bは例えば複数の異なる周波数を切替えて無線
通信することが可能であり、これら複数の周波数の中か
らいずれかの周波数を選択して親局装置1と無線通信す
る。
【0026】子局装置2a、2bが親局装置1と通信を
開始するに際しては、子局装置2a、2bは、まず、親
局装置1から送信される報知信号を上記した通信フレー
ムにより受信し、受信した報知信号を用いて親局装置1
との同期を確立する。その後、子局装置2a、2bは、
同期を確立した親局装置1とデータ等を無線通信するこ
とを行う。なお、本例では、一例として、子局装置2に
備えられるアンテナの数(すなわち、セクタ数)が6で
ある場合を示す。
【0027】次に、本例の子局装置2a、2bの具体的
な構成例を示す。なお、本例では、各子局装置2a、2
bの構成や動作は同様であるため、以下では、説明の便
宜上から複数の子局装置2a、2bをまとめて子局装置
2として示して子局装置2の構成例等を説明する。図3
には、本例の子局装置2の構成例を示してあり、この子
局装置2には、指向性を有する複数のアンテナ(セクタ
アンテナ)を備えたアンテナ部11と、ベースバンド信
号の処理等を行うベースバンド処理部(BB部)12
と、ベースバンド信号の変復調等を行うIF部13と、
信号の送受信の切替等を行うRF部14と、これら各処
理部11〜14を制御等する制御部15とが備えられて
いる。
【0028】アンテナ部11には、例えば指向性を有す
る6個のアンテナを設けた6セクタアンテナ部Tと、こ
れらのアンテナを切り替えるスイッチ部21とが備えら
れている。本例では、各アンテナは同様な構成であり、
各アンテナは60度の指向性を有している。本例では、
これら6個のアンテナにより、本発明に言う指向性を有
する複数のアンテナが構成されている。
【0029】スイッチ部21は、上記した6個のアンテ
ナの中から通信に用いるアンテナを切り替えるスイッチ
を有しており、本例では、このスイッチの切替は制御部
15からの指示に従って行われる。後述するように本例
では、例えば子局装置2が起動されて親局装置1との通
信を開始する際や、子局装置2と親局装置1との通信状
態が悪化した際に、制御部15によりスイッチ部21が
制御されて、6個のアンテナの中から受信状態が最良の
アンテナが選択されて切り替えられる。
【0030】BB部12には、データ信号等の送信処理
や受信処理を制御する通信制御部22と、送信対象のデ
ータ信号等を処理する送信データ処理部23と、受信し
たデータ信号等を処理する受信データ処理部24とが備
えられている。通信制御部22は、制御部15との間で
データ信号等を送受する機能を有しており、例えば制御
部15から入力したデータ信号等をパラレル/シリアル
(P/S)変換等して送信データ処理部23へ出力する
一方、受信データ処理部24から入力したデータ信号等
をシリアル/パラレル(S/P)変換等して制御部15
へ出力する。
【0031】送信データ処理部23は、例えば誤り訂正
処理を行うためのFECエンコーダや、ベースバンド信
号のゼロ抑圧や秘匿のためのスクランブラや、デジタル
信号で形成した無線フレームの同期制御を行う論理回路
や、S/P変換処理を行う回路等を有しており、通信制
御部22から入力したデータ信号等を誤り訂正処理等し
てIF部13へ出力する。受信データ処理部24は、P
/S変換処理を行う回路や、バッファや、無線フレーム
の同期制御を行う回路や、スクランブルされた信号を解
読するデスクランブラや、誤り訂正処理を行うためのF
ECデコーダ等を有しており、IF部13から入力した
データ信号等を誤り訂正処理等して通信制御部22へ出
力する。
【0032】IF部13には、変復調処理を行う変復調
部25と、信号波を発振する発振部26とが備えられて
いる。変復調部25は、例えばデジタルベースバンド信
号を変調する機能や、デジタルベースバンド信号を復調
する機能や、送信処理(すなわち、変調処理)及び受信
処理(すなわち、復調処理)を切り替えるスイッチ等を
有しており、送信データ処理部23から入力したデータ
信号等を変調等してRF部14の混合・分離部28へ出
力する一方、混合・分離部28から入力したデータ信号
等を復調等して受信データ処理部24へ出力する。発振
部26は、例えば所定の周波数の信号波を発生するため
の発振器PLL等を有しており、発生した信号波をRF
部14のキャリア生成部27や上記した変復調部25へ
出力する。
【0033】RF部14には、通信キャリアを生成する
キャリア生成部27と、変調されたベースバンド信号と
通信キャリアとを混合(合成)或いは分離する混合・分
離部28と、送信処理及び受信処理を切り替える送受信
切替部29とが備えられている。キャリア生成部27
は、発振部26から入力した信号波の周波数を逓倍する
逓倍器や、信号波を増幅する増幅器(AMP)等を有し
ており、発振部26から入力した信号波を用いて通信キ
ャリア(例えばミリ波)を生成して混合・分離部28へ
出力する。
【0034】混合・分離部28は、変調されているベー
スバンド信号と通信キャリアとを混合する機能や分離す
る機能を有しており、変復調部25から入力されたデー
タ信号等とキャリア生成部27から入力された通信キャ
リアとを混合して送受信切替部29へ出力する一方、送
受信切替部29から入力した混合波を通信キャリアとデ
ータ信号等とに分離して、分離したデータ信号等を変復
調部25へ出力する。送受信切替部29は、送信処理と
受信処理とを切り替える機能等を有しており、混合・分
離部28から入力したデータ信号等(本例では、通信キ
ャリアとの混合波)をアンテナ部11へ出力して無線に
より送信させる一方、アンテナ部11により無線で受信
されたデータ信号等(本例では、通信キャリアとの混合
波)を入力して混合・分離部28へ出力する。
【0035】制御部15には、各種の演算処理等を行う
CPU30と、CPU30の作業用等に用いられるRA
M31と、制御プログラム等を格納したROM32と、
BB部12との間でデータ信号等の送受を行うFIFO
33と、データ処理装置P1P2との間でデータ等の送
受を行うPCカードインタフェース部34とが備えられ
ている。ここで、FIFO33は上記したBB部12の
通信制御部22と接続されており、PCカードインタフ
ェース部34はデータ処理装置P1、P2と接続されて
いる。
【0036】CPU30は、例えばROM32に格納さ
れた制御プログラムをRAM31に展開して実行するこ
とにより、上記した各処理部11〜14を統括制御し、
また、各種の処理を実行することを行う。以上の構成に
より、本例の子局装置2は、上記したCPU30の制御
に従って、以下に示す各種の処理を行う。なお、一例と
して、6セクタアンテナ部Tのいずれかのアンテナによ
り受信されたデータ信号は、アンテナ部11やRF部1
4を介してIF部13に入力されて当該IF部13でデ
ータに復調され、その後、BB部12を介して制御部1
5に入力されてRAM31に格納される。
【0037】次に、本例の子局装置2により行われる各
種の処理の具体例を示す。本例の子局装置2は、例えば
親局装置1との通信を開始するに際して、親局装置1か
ら送信される報知信号の受信状態が最良の周波数やアン
テナを選択する機能を有している。このような選択を実
現する仕方の好ましい態様として、本例の子局装置2
は、以下に示すアンテナ管理テーブルを各周波数毎に作
成して管理する。
【0038】図4には、各周波数毎に作成されるアンテ
ナ管理テーブルの一例を示してあり、このアンテナ管理
テーブルは例えば上記した制御部15のRAM31に格
納される。同図に示したアンテナ管理テーブルは、子局
装置2に備えられた各アンテナ毎に連続した24フレー
ム分の報知信号の受信の有無を管理するテーブルであ
り、同図では、6個のアンテナのそれぞれに“1”〜
“6”の子局アンテナ番号を割り当てることで各アンテ
ナを区別して示してあり(テーブルの縦の欄)、また、
24フレームのそれぞれに“1”〜“24”のフレーム
番号を割り当てることで各フレームを区別して示してあ
る(テーブルの横の欄)。
【0039】また、同図に示したアンテナ管理テーブル
において、子局アンテナ番号及びフレーム番号により特
定される欄に“1”が格納されていることは当該子局ア
ンテナ番号のアンテナにより当該フレーム番号のフレー
ム中の報知信号を正常に受信することができたことを示
している一方、“0”が格納されていることは当該子局
アンテナ番号のアンテナにより当該フレーム番号のフレ
ーム中の報知信号を正常に受信することができなかった
ことを示している。
【0040】また、本例では、各アンテナ毎に連続した
24フレーム分の報知信号の受信の有無を検出するに際
して、報知信号を最初に正常受信することができたフレ
ームをフレーム番号“1”のフレームとして、このフレ
ームから24フレーム分の検出を行うこととする。な
お、本例では、24フレーム連続して報知信号を受信し
なかったアンテナについては、報知信号を正常に受信す
ることができないものとして当該アンテナについての検
出処理を終了する。
【0041】また、各アンテナ毎に連続した24フレー
ム分の検出を行うこととした理由は、親局装置1のアン
テナ数が本例で用いられる2、3、4、6、8、12の
いずれの数であった場合であっても、親局装置1のアン
テナ切替の1周期(すなわち、親局装置1のアンテナ数
と同数のフレーム分の期間)の整数倍の期間の検出が行
われるようにするためである。すなわち、本例では、親
局装置1のアンテナ数として用いられる2、3、4、
6、8、12の最小公倍数である24を上記した親局装
置1からの報知信号の受信の有無を検出するフレーム数
として設定している。
【0042】図5には、本例の子局装置2により各周波
数毎にアンテナ管理テーブルを作成する処理の手順の一
例を示してあり、本例では説明の便宜上から、同図に示
した一連の処理をアンテナ管理テーブル作成処理Aと呼
ぶ。なお、ここで言う各周波数とは、子局装置2により
通信に用いることが可能な周波数のことであり、この周
波数としては、例えば親局装置1からの報知信号の送信
に用いられる複数の周波数の全部又は一部が予め設定さ
れている。
【0043】上記したアンテナ管理テーブル作成処理A
では、子局装置1は、まず、アンテナ管理テーブルを作
成する周波数の初期値を設定するとともに、子局アンテ
ナ番号の初期値を設定する(ステップS1)。ここで、
初期値としては任意であってもよく、例えば周波数の値
や子局アンテナ番号の値が最も小さいものを初期値とす
ることができる。
【0044】次に、子局装置2は、設定した周波数及び
子局アンテナ番号について、後述する図6に示すアンテ
ナ管理テーブル作成処理Bを行う(ステップS2)。こ
のアンテナ管理テーブル作成処理Bでは、後述するよう
に、設定した周波数及び設定した子局アンテナ番号に対
応したアンテナについて、上記した24フレーム分の検
出処理を行う。なお、本例では、説明の便宜上から、後
述する図6に示す一連の処理をアンテナ管理テーブル作
成処理Bと呼ぶ。
【0045】上記したアンテナ管理テーブル作成処理B
が完了すると、子局装置2は、設定した周波数に関して
全てのアンテナ(本例では6個のアンテナ)についての
アンテナ管理テーブル作成処理Bが完了したか否かを判
定する(ステップS3)。この判定の結果、未だ全ての
アンテナについてのアンテナ管理テーブル作成処理Bが
完了していないことを判定した場合には、子局装置2
は、未だ当該処理Bを行っていないアンテナ(例えば次
の子局アンテナ番号に対応したアンテナ)に切替え(ス
テップS5)、切替えたアンテナについて上記したアン
テナ管理テーブル作成処理Bを行う(ステップS2)
【0046】一方、上記した判定の結果(ステップS
3)、全てのアンテナについてのアンテナ管理テーブル
作成処理Bが完了したことを判定した場合には、子局装
置2は、当該子局装置2により用いることが可能な全て
の周波数についてのアンテナ管理テーブルを作成したか
否かを判定する(ステップS4)。
【0047】この判定の結果、未だ全ての周波数につい
てのアンテナ管理テーブルを作成していないことを判定
した場合には、子局装置2は、未だアンテナ管理テーブ
ルを作成していない周波数に切替えるとともに(ステッ
プS6)、上記した子局アンテナ番号の初期値を設定し
(ステップS7)、切替えた周波数についてのアンテナ
管理テーブルを作成する(ステップS2)。一方、上記
した判定の結果(ステップS4)、全ての周波数につい
てのアンテナ管理テーブルを作成したことを判定した場
合には、子局装置2は、当該アンテナ管理テーブル作成
処理Aを終了する。
【0048】図6には、上記したアンテナ管理テーブル
作成処理Bの手順の一例を示してある。このアンテナ管
理テーブル作成処理Bでは、まず、子局装置2は、設定
した周波数の報知信号が設定したアンテナにより受信さ
れるまで待機する(ステップS11)。なお、ここで言
う設定した周波数とは、上記したアンテナ管理テーブル
作成処理Aにおいて初期設定された周波数或いは切替え
られた周波数のことであり、同様に、設定したアンテナ
とは、上記したアンテナ管理テーブル作成処理Aにおい
て初期設定されたアンテナ或いは切替えられたアンテナ
のことである。
【0049】上記した待機状態では、子局装置2は、親
局装置1からの報知信号を正常に受信しなかった連続す
るフレーム数nをカウントしており、1フレーム分の期
間が経過する度毎に報知信号を受信していないことに応
じてカウント値nを1ずつ増加させていく(ステップS
20)。子局装置2は、このカウント値nを検出し(ス
テップS21)、当該カウント値nが24となった場
合、すなわち、24フレーム連続して報知信号を受信し
なかった場合には、例えば上記図4に示したアンテナ管
理テーブル中の子局アンテナ番号“5”の欄のように設
定したアンテナについて24フレーム分の欄の全てに
“0”を書き込んで(ステップS22)、当該アンテナ
管理テーブル作成処理Bを終了する。
【0050】一方、子局装置2は、例えば設定したアン
テナにより受信した信号が親局装置1からの報知信号で
あった場合には(ステップS11)、当該報知信号を誤
り無しに正常に受信したか否かを検出する(ステップS
12)。例えば未だ1回も報知信号を受信していない状
態で報知信号を正常に受信することができなかった場合
には(ステップS18)、上記したように子局装置2
は、上記した待機状態を継続する(ステップS20、ス
テップS21)。なお、報知信号に生じる伝送誤りは、
例えば親局装置1が報知信号にCRC(巡回冗長検査)
等の情報を付しておくことで子局装置2により検出され
る。
【0051】ここで、上記した検出の結果(ステップS
12)、子局装置2が連続する24フレーム以内に親局
装置1からの報知信号を正常に受信したことを検出した
場合には、まず、上記したカウント値nを初期値0に設
定し(ステップS13)、設定したアンテナについてフ
レーム番号“1”の欄に“1”を書き込む(ステップS
14)。そして、子局装置2は、0を初期値とするBc
h受信回数をカウントアップ(すなわち、ここでは
“1”をカウント)し(ステップS15)、このBch
受信回数が“24”未満である場合には(ステップS1
6)、上記の検出処理を繰り返して行う。
【0052】すなわち、子局装置2は、設定したアンテ
ナにより報知信号を最初に正常受信したフレームを1番
目のフレームとして24番目のフレームまでの間、当該
アンテナにより各フレーム中の報知信号を正常に受信し
たか否かを検出してその結果をアンテナ管理テーブルに
書き込む。具体的には、子局装置2は、或るフレームに
より報知信号を正常に受信したことを検出した場合には
(ステップS12)、当該フレームの番号の欄に“1”
を書き込む等する一方(ステップS14〜ステップS1
6)、或るフレームにより報知信号を正常に受信しなか
ったことを検出した場合には(ステップS12)、当該
フレームの番号の欄に“0”を書き込む等する(ステッ
プS19、S15、S16)。
【0053】上記のようにして設定したアンテナについ
て24フレーム分のアンテナ管理テーブル作成処理が完
了すると、すなわち、上記したBch受信回数が“2
4”になると、子局装置2は、このBch受信回数を初
期値0に設定して(ステップS17)、当該アンテナ管
理テーブル作成処理Bを終了する。
【0054】本例では、上記のようにして子局装置2が
各アンテナ毎に24フレームにわたって報知信号の受信
の有無を検出する機能により、本発明に言う各アンテナ
毎に少なくとも親局装置のアンテナ切替の1周期の間報
知信号の受信状態を検出する検出手段が構成されてい
る。ここで、本例では、報知信号の受信状態として報知
信号の受信回数を検出している。
【0055】また、本例では好ましい態様として、上記
したように親局装置1のアンテナ数として用いられる
2、3、4、6、8、12の最小公倍数である24のフ
レームにわたって検出を行っているため、いずれの親局
装置1に対しても少なくとも親局装置1のアンテナ切替
の1周期の間検出を行っている。なお、必ずしもこのよ
うな構成が用いられなくともよく、要は、通信相手とな
る親局装置のアンテナ切替の1周期以上の間報知信号の
受信状態を検出するものであればよい。また、本例で
は、子局装置2は複数の異なる周波数に切替えて通信を
行うことが可能であるため、各周波数毎に上記した検出
処理を行っている。
【0056】本例の子局装置2は、上記のようにして各
周波数毎に作成したアンテナ管理テーブルを参照するこ
とで、いずれかの周波数及びアンテナにより親局装置1
と無線通信することが可能であるか否かを判定すること
ができ、また、親局装置1との無線通信が可能である場
合には、報知信号の受信状態が最良の周波数やアンテナ
を選択して用いることができる。なお、本例では、上記
したように隣接する親局装置1には互いに異なる周波数
が設定されているため、子局装置2が周波数を選択する
ということは通信相手とする親局装置1を選択すること
を意味している。
【0057】図7には、本例の子局装置2により上記し
たアンテナ管理テーブルを参照して通信に用いる周波数
及びアンテナを選択する処理の手順の一例を示してあ
る。なお、この選択処理は、例えば子局装置2が親局装
置1と通信を開始するに際して行われる。すなわち、子
局装置2は、まず、作成した各周波数毎のアンテナ管理
テーブルに基づいて親局装置1との通信に用いることが
可能な周波数があるか否かを判定する(ステップS3
1)。
【0058】ここで、本例では、或る周波数に関するア
ンテナ管理テーブルを参照して、いずれかのアンテナに
より報知信号が1回でも正常受信されている場合には、
当該周波数を用いて親局装置1と通信することが可能で
あると判定する一方、いずれのアンテナによっても報知
信号が1回も受信されていない場合には、当該周波数を
用いて親局装置1と通信することが不可能であると判定
する。すなわち、本例では、或る周波数に関するアンテ
ナ管理テーブル中でいずれかの子局アンテナ番号及びい
ずれかのフレーム番号により特定される欄に1つでも
“1”が格納されていれば当該周波数を用いることが可
能であると判定する一方、全ての欄に“0”が格納され
ていれば当該周波数を用いることが不可能であると判定
する。
【0059】上記の判定の結果(ステップS31)、親
局装置1との通信に用いることが可能な周波数が1以上
あることを判定した場合には、子局装置2は、まず、報
知信号の受信状態が最良の周波数を選択して当該周波数
に切り替えて通信を行うように設定し(ステップS3
2)、次に、選択した周波数に関して作成したアンテナ
管理テーブルを参照して報知信号の受信状態が最良のア
ンテナを選択して当該アンテナに切替えて通信を行うよ
うに設定し(ステップS33)、処理を終了する。
【0060】ここで、受信状態が最良の周波数を選択す
る仕方として、本例の子局装置2は、各周波数毎に作成
したアンテナ管理テーブルに基づいて各周波数毎に全て
のアンテナ及び全てのフレームにより報知信号を正常受
信した回数を検出し、検出した回数が最も多い周波数、
すなわち報知信号を最も多く正常受信することができた
周波数を選択することを行う。なお、本例では、この回
数はアンテナ管理テーブル中の子局アンテナ番号及びフ
レーム番号により特定される欄に格納される“1”の数
に等しくなり、例えば上記図4に示したアンテナ管理テ
ーブルの場合には当該回数は10回となる。
【0061】また、同様に、受信状態が最良のアンテナ
を選択する仕方として、本例の子局装置2は、選択した
周波数に関するアンテナ管理テーブルに基づいて各アン
テナ毎に報知信号を正常受信した回数を検出し、検出し
た回数が最も多いアンテナ、すなわち報知信号を最も多
く正常受信することができたアンテナを選択することを
行う。なお、この回数はアンテナ管理テーブル中の各ア
ンテナの子局アンテナ番号に対応した24フレーム分の
欄に格納される“1”の数に等しくなり、例えば上記図
4に示したアンテナ管理テーブルの場合には、子局アン
テナ番号“1”により正常受信した回数が5回となって
最も多いため、当該子局アンテナ番号“1”に対応した
アンテナが選択される。
【0062】なお、上記の判定の結果(ステップS3
1)、親局装置1との通信に用いることが可能な周波数
が存在しないことを判定した場合には、子局装置2は、
例えば上記図5に示したアンテナ管理テーブル作成処理
Aを再び行い(ステップS34)、これにより作成した
アンテナ管理テーブルを参照して再び上記した周波数及
びアンテナの選択処理を行う(ステップS31〜ステッ
プS33)。
【0063】本例では、上記のようにして子局装置2が
各周波数毎のアンテナ管理テーブルに基づいて報知信号
を最も多く正常受信した周波数を選択する機能により、
本発明に言う検出手段による検出結果に基づいて報知信
号の受信状態が最良の周波数を選択する周波数選択手段
が構成されている。
【0064】また、本例では、上記のようにして子局装
置2が選択した周波数に関するアンテナ管理テーブルに
基づいて報知信号を最も多く正常受信したアンテナを選
択する機能により、本発明に言う検出手段による検出結
果に基づいて報知信号の受信状態が最良のアンテナを選
択するアンテナ選択手段が構成されている。なお、本例
では、複数の周波数が用いられているため、アンテナの
選択は上記のように選択された周波数に関する検出結果
に基づいて行われている。
【0065】このように、本例では、報知信号を正常受
信した回数が多くなるに従って報知信号の受信状態が良
いものとみなして周波数やアンテナの選択を行ってい
る。なお、本例では好ましい態様として、周波数を選択
した後にアンテナを選択する構成としたが、例えば各周
波数と各アンテナの全ての組合せについて報知信号を正
常受信した回数を検出し、検出した回数が最も多い周波
数及びアンテナの組を選択することで周波数とアンテナ
をまとめて選択する構成とすることも可能である。
【0066】本例の子局装置2は、上記のようにして選
択した周波数及びアンテナを用いて親局装置1と無線通
信することを行う。本例では、このように子局装置2が
選択したアンテナを用いて親局装置1と無線通信する機
能により、本発明に言う選択されたアンテナを用いて親
局装置と無線通信する通信手段が構成されており、ま
た、本例では複数の周波数が用いられているため、この
通信手段は選択された周波数及び選択されたアンテナを
用いて親局装置と無線通信する。
【0067】上記では、例えば子局装置2が親局装置1
との無線通信を開始するに際して周波数やアンテナを選
択する処理の具体例を示したが、本例の子局装置2は、
例えば親局装置1との通信状態が悪化したことを検出し
たことに応じて、通信に用いるアンテナ或いは通信に用
いる周波数やアンテナを切り替える機能を有している。
【0068】ここで、上記した通信状態の悪化を検出す
る仕方として、本例の子局装置2は、親局装置1から各
フレーム毎に送信される報知信号を24フレーム連続し
て正常に受信することができなかった場合に通信状態が
悪化したものとみなすこととし、本例の子局装置2はこ
のような通信状態の悪化を検出する機能を有している。
なお、上記した通信状態の悪化を検出する仕方として
は、例えば親局装置1から子局装置2に対して送信する
信号に誤り検出符号や誤り訂正符号を付加しておき、子
局装置2が親局装置1から受信した信号に基づいて受信
誤り率を検出し、検出した受信誤り率が所定の閾値以上
であった場合に通信状態の悪化を検出する構成とするこ
とも可能である。
【0069】図8には、本例の子局装置2により親局装
置1との通信状態が悪化したことを検出した場合に行わ
れる処理の手順の一例を示してある。すなわち、子局装
置2は、まず、現在用いている周波数に関するアンテナ
管理テーブル中の現在用いているアンテナに対応する2
4フレーム分の欄の値を全て“0”に書替えることで、
当該アンテナに対応する24フレーム分の欄の値を例え
ば上記図4に示したアンテナ管理テーブル中の子局アン
テナ番号“5”に対応する欄の値のように全て“0”に
する。
【0070】次に、子局装置2は、現在用いている周波
数に関するアンテナ管理テーブルを参照して、親局装置
1との通信に用いることが可能な他のアンテナ(すなわ
ち、報知信号を1回以上正常に受信したアンテナ)が存
在するか否かを判定する(ステップS41)。この判定
の結果、親局装置1との通信に用いることが可能なアン
テナが存在することを判定した場合には、子局装置2
は、そのアンテナの中から報知信号を正常に受信した回
数が最も多いアンテナを選択して当該アンテナを用いて
親局装置1との無線通信を再開する(ステップS4
2)。
【0071】一方、上記の判定の結果(ステップS4
1)、親局装置1との通信に用いることが可能なアンテ
ナが存在しないことを判定した場合には、子局装置2
は、例えば上記図5に示したアンテナ管理テーブル作成
処理Aを行うことにより全ての周波数についてのアンテ
ナ管理テーブルを再び作成する(ステップS43)。そ
して、子局装置2は、再作成したアンテナ管理テーブル
を参照して上記図7に示したような処理を行うことによ
り、通信に用いる周波数やアンテナを再び選択して当該
周波数及びアンテナを用いて親局装置1との無線通信を
再開する(ステップS44)。
【0072】また、図9には、本例の子局装置2により
親局装置1との通信状態が悪化したことを検出した場合
に行われる処理の手順の他の例を示してある。すなわ
ち、子局装置2は、まず、現在用いている周波数に関す
るアンテナ管理テーブル中の現在用いているアンテナに
対応する24フレーム分の欄の値を全て“0”に書替え
ることで、当該アンテナに対応する24フレーム分の欄
の値を例えば上記図4に示したアンテナ管理テーブル中
の子局アンテナ番号“5”に対応する欄の値のように全
て“0”にする。
【0073】次に、子局装置2は、現在用いている周波
数に関するアンテナ管理テーブルを参照して、親局装置
1との通信に用いることが可能な他のアンテナ(すなわ
ち、報知信号を1回以上正常に受信したアンテナ)が存
在するか否かを判定する(ステップS51)。この判定
の結果、親局装置1との通信に用いることが可能なアン
テナが存在することを判定した場合には、子局装置2
は、そのアンテナの中から報知信号を正常に受信した回
数が最も多いアンテナを選択して当該アンテナを用いて
親局装置1との無線通信を再開する(ステップS5
2)。
【0074】一方、上記の判定の結果(ステップS5
1)、親局装置1との通信に用いることが可能なアンテ
ナが存在しないことを判定した場合には、子局装置2
は、親局装置1との通信に用いることが可能な他の周波
数(すなわち、いずれかのアンテナにより報知信号を1
回以上正常に受信した周波数)が存在するか否かを判定
する(ステップS53)。この判定の結果、親局装置1
との通信に用いることが可能な周波数が存在することを
判定した場合には、子局装置2は、その周波数の中から
報知信号を正常に受信した回数が最も多い周波数を選択
し(ステップS54)、更に、当該周波数に関して報知
信号を正常に受信した回数が最も多いアンテナを選択し
(ステップS55)、このようにして選択した周波数及
びアンテナを用いて親局装置1との無線通信を再開す
る。
【0075】一方、上記した判定の結果(ステップS5
3)、親局装置1との通信に用いることが可能な周波数
が存在しないことを判定した場合には、子局装置2は、
例えば上記図5に示したアンテナ管理テーブル作成処理
Aを行うことにより全ての周波数についてのアンテナ管
理テーブルを再び作成する(ステップS56)。そし
て、子局装置2は、再作成したアンテナ管理テーブルを
参照して上記図7に示したような処理を行うことによ
り、通信に用いる周波数やアンテナを再び選択して当該
周波数及びアンテナを用いて親局装置1との無線通信を
再開する(ステップS57)。
【0076】以上のように、本例の子局装置2では、指
向性を有する複数のアンテナを用いて、指向性を有する
複数のアンテナを順次切替えて報知信号を送信する親局
装置1と無線通信するに際して、各アンテナ毎に少なく
とも親局装置1のアンテナ切替の1周期の間報知信号の
受信状態を検出するようにしたため、当該検出結果に基
づいて報知信号の受信状態が最良のアンテナを確実に選
択することができ、このようにして選択したアンテナを
用いて親局装置と効率的な無線通信を行うことができ
る。
【0077】また、本例では、子局装置2が複数の周波
数を切替えて親局装置1と無線通信することが可能な構
成としてあり、本例の子局装置2では、親局装置1が複
数の異なる周波数を用いて報知信号を送信する場合に、
上記した報知信号の受信状態の検出処理を各周波数毎に
行うようにしたため、当該検出結果に基づいて報知信号
の受信状態が最良の周波数やアンテナを確実に選択する
ことができ、このようにして選択した周波数及びアンテ
ナを用いて親局装置1と効率的な無線通信を行うことが
できる。
【0078】また、本例では、例えば複数の親局装置1
が無線LANシステムに備えられるに際して各親局装置
1に備えられる指向性アンテナの数が異なる場合がある
構成を示したが、本例の子局装置2では、好ましい態様
として、各アンテナ毎に報知信号の受信状態を検出する
期間として各親局装置1のアンテナ切替の1周期の最小
公倍数の期間を設定するようにしたため、いずれの親局
装置1に対しても当該親局装置1に備えられているアン
テナの数を把握することなく、報知信号の受信状態が最
良の周波数やアンテナを確実に選択することができる。
【0079】ここで、上記実施例で示した子局装置で
は、報知信号の受信状態が最良の周波数やアンテナを検
出する仕方として、報知信号を正常に受信した回数が最
も多い周波数やアンテナを選択する仕方を用いたが、他
の仕方を用いることもできる。一例として、報知信号の
受信電界強度を検出する機能を子局装置2に備え、検出
した報知信号の受信電界強度に基づいて受信状態が最良
の周波数やアンテナを選択する仕方を用いることができ
る。
【0080】また、上記のように受信電界強度を検出す
る構成では、例えば受信した報知信号の受信電界強度が
最大(ピーク)となる周波数やアンテナを報知信号の受
信状態が最良の周波数やアンテナであるとみなして選択
する態様や、また、例えば検出を行った期間にわたって
各周波数及び各アンテナにより受信した報知信号の受信
電界強度を累積或いは平均化し、累積等した受信電界強
度が最大となる周波数やアンテナを報知信号の受信状態
が最良の周波数やアンテナであるとみなして選択する態
様等を用いることができる。
【0081】また、同様に、例えば受信した報知信号の
信号対雑音比(S/N比)を検出する機能を子局装置に
備え、検出したS/N比が最大となる周波数やアンテナ
を選択する態様や、検出したS/N比の累積値或いは平
均値が最大となる周波数やアンテナを選択する態様等を
用いることもできる。なお、上記実施例のように報知信
号の受信回数に基づいて周波数やアンテナを選択する構
成や、上記した報知信号の受信電界強度やS/N比の累
積値に基づいて周波数やアンテナを選択する構成におい
ては、例えば各アンテナ毎に報知信号の受信回数や受信
電界強度やS/N比を検出する期間が同じであることが
好ましい。
【0082】このように、本発明に係る子局装置では、
報知信号の受信状態を検出する仕方及び当該検出結果に
基づいて報知信号の受信状態が最良の周波数やアンテナ
を選択する仕方として種々なものを用いることができる
が、いずれの仕方を用いるかは、装置の使用状況等に応
じて任意に設定されてもよい。なお、上記実施例のよう
に報知信号の受信回数に基づいて周波数やアンテナを選
択する構成では例えば子局装置と親局装置との通信回数
を多くすることが可能であり、また、上記した報知信号
の受信電界強度やS/N比に基づいて周波数やアンテナ
を選択する構成では例えば子局装置と親局装置との通信
の品質を高めることが可能である。
【0083】また、上記実施例では、本発明に言う親局
装置が複数の異なる周波数を用いて報知信号を送信する
構成の一例として、隣接する親局装置が互いに異なる周
波数を用いて報知信号を送信する構成を示したが、本発
明では、例えば1つの親局装置が複数の周波数を切替え
て用いることが可能な構成として、親局装置が子局装置
との通信状況等に応じて複数の周波数を切替えて報知信
号を送信する構成とすることもできる。なお、親局装置
に備えられる指向性を有するアンテナの数としては、複
数であれば、特に限定はない。
【0084】また、本発明に係る子局装置の構成として
は、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成
が用いられてもよい。例えば、子局装置に備えられる指
向性を有するアンテナの数としては、複数であれば、特
に限定はない。また、例えば各アンテナ毎に報知信号の
受信状態を検出する期間としても、少なくとも親局装置
のアンテナ切替の1周期の間といった要件を満たしてい
る限り、種々な期間が設定されてもよい。
【0085】また、上記実施例では、例えばCPUやメ
モリ等を備えたハードウエア資源においてCPUが制御
プログラムを実行することにより本発明に係る検出手段
やアンテナ選択手段や周波数選択手段や通信手段を構成
したが、本発明ではこれら各機能手段を独立したハード
ウエア回路として構成することもできる。
【0086】また、上記実施例では、親局装置が複数の
異なる周波数を用いて報知信号を送信する構成を示した
が、例えば各親局装置が常に同一の周波数を用いて報知
信号を送信する構成を用いることもでき、このような構
成では、子局装置は周波数の選択を行う必要はなく、報
知信号の受信状態が最良のアンテナを選択する処理のみ
を行えばよい。
【0087】また、上記実施例では、好ましい態様とし
て本発明に係る子局装置を無線LANシステムに適用し
た場合を示したが、本発明の適用分野としては必ずしも
無線LANシステムに限られることはなく、本発明は、
指向性を有する複数のアンテナを順次切替えて報知信号
を送信する親局装置との間で指向性を有する複数のアン
テナを用いて無線通信する種々な装置に適用することが
可能なものである。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る子局
装置によると、指向性を有する複数のアンテナを用い
て、指向性を有する複数のアンテナを順次切替えて報知
信号を送信する親局装置と無線通信するに際して、各ア
ンテナ毎に少なくとも親局装置のアンテナ切替の1周期
の間報知信号の受信状態を検出するようにしたため、当
該検出結果に基づいて報知信号の受信状態が最良のアン
テナを確実に選択することができ、これにより、選択し
たアンテナを用いて親局装置と効率的な無線通信を行う
ことができる。
【0089】また、本発明に係る子局装置では、親局装
置が複数の異なる周波数を用いて報知信号を送信する場
合に、上記した報知信号の受信状態の検出を各周波数毎
に行うようにしたため、当該検出結果に基づいて報知信
号の受信状態が最良の周波数やアンテナを確実に選択す
ることができ、これにより、選択した周波数及びアンテ
ナを用いて親局装置と効率的な無線通信を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線LANシステムの一例を示す図である。
【図2】通信フレームの一例を示す図である。
【図3】子局装置の構成例を示す図である。
【図4】アンテナ管理テーブルの一例を示す図である。
【図5】アンテナ管理テーブルの作成処理の手順の一例
を示す図である。
【図6】アンテナ管理テーブルの作成処理の手順の一例
を示す図である。
【図7】通信に用いる周波数及びアンテナを選択する処
理の手順の一例を示す図である。
【図8】親局装置との通信状態が悪化した場合に子局装
置により行われる処理の手順の一例を示す図である。
【図9】親局装置との通信状態が悪化した場合に子局装
置により行われる処理の手順の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1・・親局装置、 2a、2b・・子局装置、 3・・
バックボーンLAN、P1、P2・・データ処理装置、
B・・報知信号スロット、A1〜A4・・応答信号ス
ロット、 R1〜R12・・要求信号スロット、G1〜
G4・・許可信号スロット、DS1〜DS3、DL・・
データ信号スロット、 11・・アンテナ部、T・・6
セクタアンテナ部、 12・・ベースバンド処理部、1
3・・IF部、 14・・RF部、 15・・制御部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 俊二 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 鈴木 芳文 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K033 AA05 AA07 CA17 DA01 DA19 DB03 DB09 DB18 EA06 EA07 EC01 5K059 CC02 CC04 DD02 DD10 EE02 5K067 AA23 BB21 DD13 DD27 EE02 EE10 GG01 GG11 KK02 KK03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指向性を有する複数のアンテナを順次切
    替えて報知信号を送信する親局装置と無線通信する子局
    装置において、 指向性を有する複数のアンテナと、 各アンテナ毎に少なくとも親局装置のアンテナ切替の1
    周期の間報知信号の受信状態を検出する検出手段と、 検出手段による検出結果に基づいて報知信号の受信状態
    が最良のアンテナを選択するアンテナ選択手段と、 選択されたアンテナを用いて親局装置と無線通信する通
    信手段と、 を備えたことを特徴とする子局装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の子局装置において、 親局装置は複数の異なる周波数を用いて報知信号を送信
    し、 検出手段は各周波数毎に前記検出を行い、 検出手段による検出結果に基づいて報知信号の受信状態
    が最良の周波数を選択する周波数選択手段を備え、 アンテナ選択手段は選択された周波数に関する検出結果
    に基づいて前記選択を行い、 通信手段は選択された周波数及び選択されたアンテナを
    用いて親局装置と無線通信することを特徴とする子局装
    置。
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