JP4240126B2 - 受信装置 - Google Patents

受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4240126B2
JP4240126B2 JP2007030108A JP2007030108A JP4240126B2 JP 4240126 B2 JP4240126 B2 JP 4240126B2 JP 2007030108 A JP2007030108 A JP 2007030108A JP 2007030108 A JP2007030108 A JP 2007030108A JP 4240126 B2 JP4240126 B2 JP 4240126B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
timing
lcch
unit
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007030108A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008154191A (ja
Inventor
孝則 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2007030108A priority Critical patent/JP4240126B2/ja
Priority to CN2007101699418A priority patent/CN101188452B/zh
Priority to US11/938,915 priority patent/US7885241B2/en
Publication of JP2008154191A publication Critical patent/JP2008154191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4240126B2 publication Critical patent/JP4240126B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0602Systems characterised by the synchronising information used
    • H04J3/0605Special codes used as synchronising signal
    • H04J3/0608Detectors therefor, e.g. correlators, state machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

本発明は、TDMA(Time Division Multiple Access:時分割多元接続)方式を用いた無線通信システムにおける受信装置、特にパケットデータの通信中に一定周期で制御チャネルを受信するための制御に関するものである。
PHS(Personal Handyphone System)と呼ばれる簡易型携帯電話システムでは、TDMA方式によって基地局と移動局の間で、接続毎に指定されたサービスチャネル(通信チャネル)を用いて5msを1フレームとするパケットデータの送受信が行われる。また、基地局からは、専用の論理制御チャネル(以下、「LCCH」という)を用いて、N(例えば、N=20)フレーム周期(以下、これを「LCCH周期」と呼ぶ)で無線チャネル情報報知信号(以下、単に「報知信号」という)が送信される。
下記特許文献1には、パケット通信中にLCCHによる報知信号を受信(以下、「LCCHスチール受信」と呼ぶ)することができる受信回路が開示されている。
図2は、特許文献1に記載された従来の受信回路におけるパケット通信中のLCCHスチール受信の設定タイミング図である。
図2に示すように、パケットデータの受信中にLCCHスチール受信をする場合、LCCH周期毎に、サービスチャネルからLCCHへの周波数の切り換えと、ユニークワード(以下、「UW」という)と呼ばれる同期パターンの期待値の切換を行う必要がある。このために、パケットデータTCHを5ms周期で受信中に、LCCH周期で報知情報CCHを受信するためにLCCHスチールカウンタを設け、このLCCHスチールカウンタをソフトウエアでカウントするようにしている。
LCCHスチールカウンタの値がN−1になると、次のフレームでLCCHを受信するために、受信周波数とUW期待値をLCCHに対応したものに切り換える。そして、図2の時刻T1から始まるフレームでLCCHのUWを検出すると、LCCHスチールカウンタの値を0にクリアする。
次の5ms後には、サービスチャネルを受信するために、受信周波数とUW期待値を対応するサービスチャネルに対応したものに切り換える。そして、時刻T2から始まる次のフレームでサービスチャネルのUWを検出すると、LCCHスチールカウンタの値を増加して1とする。その後、サービスチャネルのUWを検出する度に、LCCHスチールカウンタの値を1ずつ増加する。
そして、LCCHスチールカウンタの値がN−1になると、再び、次の時刻T3から始まるフレームでLCCHを受信するために、受信周波数とUW期待値をLCCHに対応したものに切り換える。このような動作を行うことにより、LCCHによる報知信号の受信の間を利用して、通信データを受信することができるとされている。
特許第3793724号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された受信回路では、LCCH周期毎に受信周波数とUW期待値の設定、及びLCCHスチールカウンタの0クリアを、ソフトウエアで行っているため、制御用のプロセッサの処理に負担が掛かり、本来の送受信制御処理に影響が生ずるおそれがあるという課題が有った。
本発明は、制御用のプロセッサに負担を掛けずにLCCHスチール受信を行うことができるTDMA方式の受信装置を提供することを目的としている。
本発明は、基地局との間で制御用のチャネルと通信用のチャネルを使用してTDMA方式で無線通信を行う移動局の受信装置において、基地局から送信される信号をチャネル設定信号に従って受信して復調し、受信データを出力する復調部と、第1の選択信号に従って制御用と通信用の同期パターンを切り換え、該切り換えられた同期パターンと同一パターンが前記受信データ中に現れたときにUW検出信号を出力するUW検出部と、前記受信データ中に周期的に受信される所定の情報を検出したときに情報検出信号を出力する周期情報検出部と、選択信号に基づいて前記UW検出信号または前記情報検出信号を選択し、検出信号として出力する選択部と、前記検出信号に同期して一定のフレーム周期で第1及び第2のタイミング信号を周期的に出力するフレーム・タイミング部と、前記第1のタイミング信号をカウントするカウンタ、該カウンタのカウント値が0か否かに応じて前記第1の選択信号を出力する0検出回路、該カウント値がレジスタに設定された値を超えたときに該カウンタを0にリセットする比較回路、及び該カウント値が該レジスタに設定された値に一致したときに第2の選択信号を出力する一致検出回路を有する制御チャネルタイミング部と、前記第2の選択信号に基づいて前記制御用のチャネルまたは前記通信用のチャネルを選択するセレクタ、及び該セレクタで選択されたチャネルを前記第2のタイミング信号で保持して前記チャネル設定信号として前記復調部に与えるチャネル制御部とを備えたことを特徴としている。
本発明では、TDMAのLCCH周期毎にUW期待値を設定するUW検出部、LCCHスチール用のカウンタの0クリアを行う制御チャネルタイミング部、及び受信周波数の設定を行うチャネル制御部のハードウエア回路を備えている。これにより、これらの処理をソフトウエアで行う必要がなくなり、制御用のプロセッサに負担を掛けずにLCCHスチール受信を行うことができる、という効果がある。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例1を示す受信装置の概略の構成図で、PHSにおける移動局の受信部の一部を示している。
この受信装置は、図示しないアンテナで受信した無線信号RFを受信信号RSに変換する周波数変換部(MIX)1を有している。周波数変換部1は、無線信号RFとPLL(Phase Locked Loop:位相固定ループ)2等の局部発振回路で生成された局部発振信号LOを混合することによって、所望チャネルの受信信号RSを出力するものである。受信信号RSは、復調部(DEM)3に与えられ、受信データRDと受信クロックRCが再生されるようになっている。これらの受信データRDと受信クロックRCは、図示しない通信処理制御部に与えられている。
更に、この受信装置は、UW検出部10、フレーム・タイミング部20、LCCHタイミング部30及びPLL制御部40を備えている。
UW検出部10は、受信データRDと受信クロックRCに従ってパケットデータ中の同期パターンを検出するもので、受信データRDを受信クロックRCに従って順次シフトして保持し、並列に出力するシフトレジスタ11を有している。また、このUW検出部10は、LCCH用のユニークワードCUWを設定するためのレジスタ12と、サービスチャネル用のユニークワードTUWを設定するためのレジスタ13を有している。レジスタ12,13は、セレクタ(SEL)14に接続されており、論理和ゲート(以下、「OR」という)15から与えられるUW選択信号S15によって、いずれか一方が選択されるようになっている。なお、OR15は、強制的にLCCHを選択するためのLCCH指定信号CSLと後述するLCCHタイミング部30からのタイミング信号TM3の論理和を、UW選択信号S15として出力するものである。
セレクタ14の出力信号は、シフトレジスタ11から並列に出力される信号と共に一致検出回路16に与えられている。一致検出回路16は、例えば、シフトレジスタ11とセレクタ14の出力信号を対応するビット毎に比較する複数の否定的排他的論理ゲート(以下、「ENOR」という)、これらのENORの出力信号の論理積をとる論理積ゲート(以下、「AND」という)で構成されている。そして、シフトレジスタ11に保持された受信データRDが、UW選択信号S15に従ってセレクタ14で選択されたUWと一致したときに、ANDからUW検出信号DETが出力されるようになっている。
フレーム・タイミング部20は、UW検出信号DETに基づいて5msの1フレーム内でのタイミング信号を生成するもので、クロック信号CLKをカウントするカウンタ(CNT)21を有している。カウンタ21のカウント値C21は、検出回路22,23,24に与えられている。
検出回路22は、カウント値C21に従ってLCCHタイミング部30に対するフレームカウント用のタイミング信号TM1を出力するものである。検出回路23は、カウント値C21に従ってPLL制御部40に対するタイミング信号TM2を出力するものである。検出回路24は、カウント値C21が5msに相当する値に達したときにタイムアウト信号TOを出力するものである。
タイムアウト信号TOは、UW検出部10から出力されるUW検出信号DETと共にOR25に与えられ、このOR25の出力信号がカウンタ21のリセット端子Rに与えられている。
LCCHタイミング部30は、フレーム・タイミング部20から与えられるタイミング信号TM1をカウントし、そのカウント値に基づいてLCCH周期内での各種のタイミング信号を生成するもので、このタイミング信号TM1をカウントするカウンタ31を有している。カウンタ31のカウント値C31は、0検出回路32、比較回路(CMP)33及び一致検出回路34に与えられている。
0検出回路32は、カウント値C31が0である時に、タイミング信号TM3を出力するものである。比較回路33は、カウント値C31がレジスタ35に設定された値N(即ち、1LCCH周期のフレーム数)以上のときに、タイミング信号TM4を出力するものである。一致検出回路34は、カウント値C31がレジスタ36に設定された値N−1と一致したときに、タイミング信号TM5を出力するものである。
タイミング信号TM3は、UW検出部10から出力されるUW検出信号DETと共にAND37に与えられている。AND37の出力信号は、タイミング信号TM4と共にOR38に与えられ、このOR38の出力信号が、カウンタ31のリセット端子Rに与えられている。
PLL制御部40は、PLL2に対するチャネル設定信号CHを出力するもので、LCCHに対応するチャネル設定信号CCHが設定されるレジスタ41と、サービスチャネルに対応するチャネル設定信号TCHが設定されるレジスタ42を有している。レジスタ41,42は、セレクタ43に接続されており、OR44から与えられるチャネル選択信号S44によって、いずれか一方が選択されるようになっている。OR44は、LCCH指定信号CSLとLCCHタイミング部30からのタイミング信号TM5の論理和をチャネル選択信号S44として出力するものである。
セレクタ43の出力側には、ラッチ(LAT)45が接続されている。ラッチ45は、フレーム・タイミング部20から与えられるタイミング信号TM2に従ってセレクタ43の出力信号を保持し、チャネル設定信号CHとしてPLL2に与えるものである。
なお、レジスタ12,13,35,36は、図示しない通信処理制御部から適用するシステムに応じて初期設定されるようになっている。また、レジスタ41,42は、通信チャネルの割り当て状況に応じて、通信処理制御部から随時設定されるようになっている。
図3は、図1の動作を示す信号波形図である。以下、この図3を参照しつつ、図1の動作を説明する。
移動局に電源が投入されて各レジスタに対する初期設定が行われる。ここでは、N=3とする。更に、受信装置では基地局からのLCCHを受信するために、LCCH指定信号CSLをレベル“H”に設定する。これにより、UW選択信号S15とチャネル選択信号S44は共に“H”となり、UW検出部10のセレクタ14ではレジスタ12に設定されたLCCH用のユニークワードCUWが選択される。
また、PLL制御部40のセレクタ43では、レジスタ41に設定されたLCCH用のチャネル設定信号CCHが選択される。更に、フレーム・タイミング部20から5ms毎に周期的に出力されるタイミング信号TM2により、セレクタ43の出力信号はラッチ45に保持され、PLL2に対してチャネル設定信号CHとして与えられる。これにより、周波数変換部1からは、LCCHの報知信号が受信信号RSとして出力され、復調部3で受信データRDとして復調される。
受信データRDは受信クロックRCと共にUW検出部10に与えられ、順次シフトレジスタ11にシフトして保持される。シフトレジスタ11に保持されて並列に変換された受信データRDは、一致検出回路16に与えられ、セレクタ14で選択されたLCCH用のユニークワードCUWと比較される。そして、シフトレジスタ11に保持された受信データRDのパターンがユニークワードCUWに一致したときに、一致検出回路16から出力されるUW検出信号DETが“H”となる。次の受信クロックRCでシフトレジスタ11に保持された受信データRDが1ビットシフトされると、UW検出信号DETはレベル“L”に戻る。
UW検出信号DETが“H”になると、フレーム・タイミング部20のカウンタ21がリセットされ、そのカウント値C21は0となる。そして、UW検出信号DETが“L”に戻ると、カウンタ21は、クロック信号CLKに従ってカウント動作を開始する。カウンタ21のカウント値C21は、検出回路22〜24によって監視される。検出回路24では、カウント値C21が5msに相当する値になるとタイムアウト信号TOを“H”にする。これにより、カウンタ21は、UW検出信号DETが与えられたときにはそのタイミングで、またUW検出信号DETが与えられなくても5ms毎に必ずリセットされる。
一方、検出回路22は、カウント値C21が次のフレームを受信する直前のタイミング(例えば、4.3msに相当する値)になったときに、タイミング信号TM1をLCCHタイミング部30に出力する。また、検出回路23は、カウント値C21が次のフレームの受信のためにPLL2に対するチャネル設定信号CHを与えるタイミング(例えば、4msに相当する値)になったときに、タイミング信号TM2を出力する。
LCCHタイミング部30では、タイミング信号TM1が与えられる度に、カウンタ31のカウント値C31が1ずつカウントアップされる。カウント値C31がN(本例では、3)に達すると、比較回路33から出力されるタイミング信号TM4が“H”となる。これにより、カウンタ31はOR38を介してリセットされ、そのカウント値C31は直ちに0に戻る。従って、カウンタ31は、タイミング信号TM1に同期して、0からN−1までの間で繰り返してカウントアップ動作を行う。
一方、0検出回路32は、カウント値C31が0であるときに、タイミング信号TM3を“H”にして出力する。タイミング信号TM3が“H”となることにより、UW検出部10のOR15から出力されるUW選択信号S15は“H”となり、このUW検出部10ではLCCH用のユニークワードCUWによるUW検出動作が行われる。更に、タイミング信号TM3が“H”の期間に、UW検出部10からUW検出信号DETが出力されると、AND37の出力信号が“H”となり、OR38を介してカウンタ31はリセットされる。
また、一致検出回路34は、カウント値C31がN−1(本例では、2)のときに、タイミング信号TM5を“H”にして出力する。タイミング信号TM5が“H”になることにより、PLL制御部40のOR44から出力されるチャネル選択信号S44が“H”となり、レジスタ41に設定されたLCCH用のチャネル設定信号CCHがセレクタ43で選択される。そして、フレーム・タイミング部20から出力されるタイミング信号TM2により、セレクタ43の出力信号はラッチ45に保持され、PLL2に対してチャネル設定信号CHとして与えられる。これにより、周波数変換部1によってLCCHの報知信号が選択されて受信信号RSとして出力され、復調部3から受信データRDが出力される。
通信処理制御部は、LCCHの報知信号として受信した受信データRDに従い、基地局との間でのリンクチャネルの確立処理と、サービスチャネル確立処理を行う。更に通信処理制御部は、確立されたサービスチャネルに対応するチャネル設定信号TCHを、PLL制御部40のレジスタ42に設定する。
LCCHタイミング部30のカウンタ31は、フレーム・タイミング部20の検出回路23から出力されるタイミング信号TM1に従ってカウントアップする。そして、カウンタ31のカウント値C31がLCCH周期に達したときに、比較回路33からタイミング信号TM4が出力され、このカウンタ31はリセットされる。
カウンタ31のカウント値C31が0のとき、即ちLCCH受信期間を示すタイミング信号TM3が“H”のとき、UW検出部10ではLCCH用のユニークワードCUWが選択される。また、それ以外のタイミングでは、サービスチャネル用のユニークワードTUWが選択される。
また、カウンタ31のカウント値C31が2、即ちLCCH周期よりも1だけ少ないことを示すタイミング信号TM5が“H”のとき、PLL制御部40ではLCCH用のチャネル設定信号CCHが選択される。また、それ以外のタイミングでは、サービスチャネル用のチャネル設定信号TCHが選択される。
以上のように、この実施例1の受信装置は、フレーム・タイミング部20から5msのフレーム毎に出力されるタイミング信号TM1をカウントすることによってLCCHのタイミングを検出し、その検出したタイミング信号TM3,TM4によってUW期待値と受信周波数を自動的に切り換えるUW検出部10及びPLL設定部40を有している。これにより、制御用のプロセッサに負担を掛けずにLCCHスチール受信を行うことができるという利点がある。
図4は、本発明の実施例2を示す受信装置の概略の構成図で、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。この受信装置は、図1と同様にPHSにおける移動局の受信部で、図1の受信装置に同期タイミング選択用の選択部(セレクタ)50を追加したものである。
選択部50は、UW検出部10から出力されるUW検出信号UDET、または図示しないその他の周期情報検出部から周期的に出力される検出信号DET1,DET2の内の1つを、図示しない通信処理制御部から与えられる選択信号SELに従って選択し、検出信号DETとしてフレーム・タイミング部20とLCCHタイミング部30に与えるものである。
なお、周期情報検出部としては、例えば受信データRDで通知されるCSID(Cell Station Identification:基地局識別番号)データを検出してCSID一致信号を生成するCSID一致検出部や、受信したCRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長符号チェック)によるチェック結果を出力するCRC検出部等がある。これらのCSID一致検出部やCRC検出部から出力される検出信号DET1,DET2は、1フレームに1度だけ周期的に出力される信号である。その他の構成は、図1と同様である。
この実施例2の受信装置では、フレーム・タイミング部20とLCCHタイミング部30の動作が、通信処理制御部から与えられる選択信号SELに従って選択されたUW検出信号UDET、またはその他の検出信号DET1,DET2のタイミングに基づいて行われる他は、実施例1と同じであり同様の利点がある。
更に、この実施例2の受信装置では、選択部50を設けることによって選択信号SELに従って検出信号DETを切り換えることができるので、例えばUW検出信号UDETが検出できなくなった場合に、CSID一致信号やCRC検出信号を使用して通信を継続することができるという利点がある。
図5は、本発明の実施例3を示すLCCHタイミング部の構成図である。
このLCCHタイミング部30Aは、図1または図4中のLCCHタイミング部30に代えて設けられるもので、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このLCCHタイミング部30Aでは、LCCHスチール受信を行うか否かを図示しない通信処理制御部から随時設定できるようにしたもので、0検出回路32の出力側とAND37の間に2入力のOR39aとインバータ39bを挿入している。そして、OR39aの一方の入力側にタイミング信号TM3を与え、他方の入力側には、通信処理制御部から出力されるスチールオン信号SONをインバータ39bで反転して与えている。その他の構成は、図1と同様である。
このLCCHタイミング部30Aでは、スチールオン信号SONが“H”のときは、インバータ39bの出力信号は“L”となるので、図1のLCCHタイミング部30と全く同一の動作が行われる。
一方、スチールオン信号SONが“L”のときは、0検出回路32から出力されるタイミング信号TM3とは無関係に、OR39aの出力信号が“H”となる。これにより、UW検出部10からUW検出信号DETが出力される度に、カウンタ31がリセットされる。従って、常にLCCHが受信され、LCCHスチール受信は行われない。
以上のように、この実施例3のLCCHタイミング部30Aは、スチールオン信号SONが“L”(オフ)のときは、常にLCCHのタイミングに合わせてカウンタ31をリセットするように構成しているので、サービスチャネルによるパケットデータの通信が開始される前に、LCCHに確実に同期させることができるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(a) PHSの移動局の受信装置を例に説明したが、PHSに限定するものではなく、間歇的に制御チャネルを受信するTDMA方式の無線受信装置に適用することができる。
(b) 通信用と制御用にUWとチャネル設定信号を切り換えるように構成したが、必要に応じてこれ以外の制御信号を切り換えるようにすることもできる。
(c) 検出回路22,23から出力されるタイミング信号TM1,TM2のタイミングは一例であり、適用するTDMA方式に応じて最適な状態に設定する必要がある。
(d) LCCHタイミング30,30Aでは、値Nと値N−1を設定する2つのレジスタ35,36を設けているが、比較器33でカウント値C31がレジスタ36の設定値を越えたときにタイミング信号TM4を出力するように構成すれば、レジスタ35は不要である。
(e) 図4の選択部50で切り換える検出信号は、UW検出部10、CSID一致検出部、及びCRC検出部の検出信号に限定されない。受信データRDとして1フレームに1回の割合で周期的に受信される情報の中から、所定の情報を検出したときに出力される情報検出信号であれば良い。
本発明の実施例1を示す受信装置の概略の構成図である。 従来の受信回路におけるパケット通信中のLCCHスチール受信の設定タイミング図である。 図1の動作を示す信号波形図である。 本発明の実施例2を示す受信装置の概略の構成図である。 本発明の実施例3を示すLCCHタイミング部の構成図である。
符号の説明
1 周波数変換部
2 PLL
3 復調部
10 UW検出部
11 シフトレジスタ
12,13,35,36,41,42 レジスタ
14,43 セレクタ
15,25,38,39a,44 OR
16,34 一致検出回路
20 フレーム・タイミング部
21,31 カウンタ
22〜24 検出回路
30,30A LCCHタイミング部
32 0検出回路
33 比較回路
37 AND
39b インバータ
40 PLL制御回路
45 ラッチ
50 選択部

Claims (2)

  1. 基地局との間で制御用のチャネルと通信用のチャネルを使用して時分割多元接続方式で無線通信を行う移動局の受信装置において、
    基地局から送信される信号をチャネル設定信号に従って受信して復調し、受信データを出力する復調部と、
    第1の選択信号に従って制御用と通信用の同期パターンを切り換え、該切り換えられた同期パターンと同一パターンが前記受信データ中に現れたときにユニークワード検出信号を出力するユニークワード検出部と、
    前記受信データ中に周期的に受信される所定の情報を検出したときに情報検出信号を出力する周期情報検出部と、
    選択信号に基づいて前記ユニークワード検出信号または前記情報検出信号を選択し、検出信号として出力する選択部と、
    前記検出信号に同期して一定のフレーム周期で第1及び第2のタイミング信号を周期的に出力するフレーム・タイミング部と、
    前記第1のタイミング信号をカウントするカウンタ、該カウンタのカウント値が0か否かに応じて前記第1の選択信号を出力する0検出回路、該カウント値がレジスタに設定された値を超えたときに該カウンタを0にリセットする比較回路、及び該カウント値が該レジスタに設定された値に一致したときに第2の選択信号を出力する一致検出回路を有する制御チャネルタイミング部と、
    前記第2の選択信号に基づいて前記制御用のチャネルまたは前記通信用のチャネルを選択するセレクタ、及び該セレクタで選択されたチャネルを前記第2のタイミング信号で保持して前記チャネル設定信号として前記復調部に与えるチャネル制御部とを、
    備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 前記制御チャネルタイミング部は、前記制御用のチャネルを強制的に受信させるための信号が与えられているときは、前記選択部から前記検出信号が出力される度に前記カウンタを0にリセットするように構成したことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
JP2007030108A 2006-11-22 2007-02-09 受信装置 Active JP4240126B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007030108A JP4240126B2 (ja) 2006-11-22 2007-02-09 受信装置
CN2007101699418A CN101188452B (zh) 2006-11-22 2007-11-08 接收装置
US11/938,915 US7885241B2 (en) 2006-11-22 2007-11-13 Receiving apparatus

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006315460 2006-11-22
JP2007030108A JP4240126B2 (ja) 2006-11-22 2007-02-09 受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008154191A JP2008154191A (ja) 2008-07-03
JP4240126B2 true JP4240126B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=39480666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007030108A Active JP4240126B2 (ja) 2006-11-22 2007-02-09 受信装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7885241B2 (ja)
JP (1) JP4240126B2 (ja)
CN (1) CN101188452B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9225060B2 (en) 2011-07-18 2015-12-29 The Johns Hopkins University System and method for impedance matching in antennas
CN103957590A (zh) * 2014-04-25 2014-07-30 京信通信系统(中国)有限公司 一种基站间同步、同步信号发送的方法及装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2836637B2 (ja) * 1990-07-06 1998-12-14 三菱電機株式会社 無線通信機の制御装置
JP2000124829A (ja) * 1998-10-12 2000-04-28 Toshiba Corp 無線通信装置及びこれに用いる集積回路
JP3419379B2 (ja) * 2000-03-27 2003-06-23 日本電気株式会社 Dsrc無線機の受信回路
JP3793724B2 (ja) 2001-10-29 2006-07-05 沖電気工業株式会社 受信回路及び受信方法
CN100461910C (zh) * 2003-12-10 2009-02-11 松下电器产业株式会社 站间传输方法、无线电基站监视方法、以及使用该方法的设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008154191A (ja) 2008-07-03
CN101188452A (zh) 2008-05-28
US20080253338A1 (en) 2008-10-16
CN101188452B (zh) 2013-06-12
US7885241B2 (en) 2011-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070230541A1 (en) Methods and apparatus for adapting a hop sequence when establishing a communication connection
US6614770B1 (en) Mobile station apparatus and base station apparatus
JP2001358642A (ja) 非同期干渉回避方法及び非同期干渉回避システム
JP2001231062A (ja) 携帯電話システム及びそのハンドオーバ方法
JP4240126B2 (ja) 受信装置
KR100314333B1 (ko) 부호분할 다중 액세스 이동 통신 시스템의 랜덤 액세스 채널수신장치
EP1738480B1 (en) Device for use in a frequency hopping system
JP2001016149A (ja) 子局装置
JP3486186B1 (ja) 受信データ再生装置
US6801121B2 (en) Pager having simultaneous multichannel scanning function and data transmitting/receiving method thereof
JPH09214416A (ja) 無線受信器及びその動作方法
JP3655142B2 (ja) 移動通信端末装置
JPH0370226A (ja) フレーム同期検出回路
JP3444951B2 (ja) アンテナ選択ダイバーシチ受信装置及び移動通信システム
JPH07327272A (ja) 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間でrfリンクを確立かつモニタする方法、システム、および第1のrf装置に含まれ、第2のrf装置とのrfリンクを確立かつモニタするための装置
JP3793724B2 (ja) 受信回路及び受信方法
JP2846273B2 (ja) Tdma方式の無線通信システム
JP3244481B2 (ja) 携帯電話機
JP3540298B2 (ja) 移動無線機の制御方法および移動無線機
JP2002204190A (ja) スペクトル拡散通信におけるアンテナ選択ダイバーシチ方法
JP2007266784A (ja) サンプリングタイミングを調整する方法および回路
JPH05259981A (ja) 通話中チャネル切替におけるゾーン選択方法
JP5747177B2 (ja) アンテナ切り替え受信システム及びそれを備えた無線通信器
JP2002111559A (ja) 受信機
JP2003229789A (ja) 無線データ送信装置、及び無線データ受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081215

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4240126

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350