JP4614822B2 - 無線通信装置、受信方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

無線通信装置、受信方法及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4614822B2
JP4614822B2 JP2005154077A JP2005154077A JP4614822B2 JP 4614822 B2 JP4614822 B2 JP 4614822B2 JP 2005154077 A JP2005154077 A JP 2005154077A JP 2005154077 A JP2005154077 A JP 2005154077A JP 4614822 B2 JP4614822 B2 JP 4614822B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
unit
receiving
input
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005154077A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006333093A (ja
Inventor
信一 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Icom Inc
Original Assignee
Icom Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Icom Inc filed Critical Icom Inc
Priority to JP2005154077A priority Critical patent/JP4614822B2/ja
Publication of JP2006333093A publication Critical patent/JP2006333093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4614822B2 publication Critical patent/JP4614822B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Radio Transmission System (AREA)

Description

本発明は、ダイバーシティ受信を行う無線通信装置に関する。より詳しくは、空間ダイバーシティ受信、偏波ダイバーシティ受信又は周波数ダイバーシティ受信を行う無線通信装置に関する。
一般的に、ダイバーシティ受信を行うには、2組の受信機が必要である。また、一部の無線通信装置には、2つの周波数を同時に受信する目的で、2組の受信機を組み込んだものがある。従来の2波受信回路を有する無線通信装置は、その2組の受信機を用いてダイバーシティ受信を行うことができない。また、ダイバーシティ機能を有する無線通信装置では2波同時受信を行うことができなかった。
一方、FM受信機においては、例えば、特許文献1には、周波数の異なる2つの放送を同時に受信することを可能とし、ただ1つの放送を受信する際は、ダイバーシティ受信装置として、2つの受信部が有効に動作する受信装置を提供する技術が開示されている。すなわち、受信装置において、第1および第2のアンテナ部はそれぞれ第1および第2の受信部に接続され、第2の切換部は第2の受信部のベースバンド信号を第2のベースバンド処理部に導入するか、第1の切換部に導入するかを切り換え、第1の切換部は、第1のベースバンド処理部への入力を第1の受信部からのベースバンド信号とするか、第2の切換部からの出力とするかを切り換え、第1の切換部は第1の判断部の出力信号と切換制御部からの切換信号とで制御され、第1および第2の受信部の同調周波数と第2の切換部は、切換制御部からの切換信号で制御される構成とする。
しかし、ダイバーシティ受信を行っている場合は、周波数の異なる2つの放送を受信することができない。これは、ダイバーシティ受信を行っているときに、第2の通信が発生しても、第2の通信を受信できないことを意味する。
特開平10−13277号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、2組の受信機を自動的に、ある時は2波同時受信に用い、ある時はダイバーシティ受信に用いることにより、ダイバーシティ受信を行う受信機を効率的に運用する無線通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る無線通信装置は、同一又は異なる周波数の電波を受信して、それぞれベースバンド信号を出力する第1および第2の受信部と、第1および第2の切換部と、前記ベースバンド信号を処理する第1および第2のベースバンド処理部と、受信時間を計測する計時部と、受信周波数制御部とを備え、前記第1の切換部は、前記第1のベースバンド処理部への入力を前記第1の受信部からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信部からのベースバンド信号とするかを切り換え、前記第2の切換部は、前記第2のベースバンド処理部への入力を前記第1の受信部からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信部からのベースバンド信号とするかを切り換え、
前記第1および第2の受信部は異なる周波数で入力電波を待ち受け、
前記第1または第2の受信部に第1の入感があった場合に、前記第1の入感がなかった前記第2または第1の受信部は第1の入感があった周波数と同じ周波数、あるいは同一内容の通信が行われている周波数に同調して受信し、
前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信部は前記計時部によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作し、
さらに、前記第2または第1の受信部に第2の入感があった場合に、前記第1及び第2の受信部はそれぞれ異なる周波数の電波を受信するよう動作する無線通信装置であって、
前記第1又は第2の受信部が受信する受信信号の品位を識別し、前記第1および第2の受信部のそれぞれの受信信号強度を比較する受信信号識別手段をさらに備え、
前記第1の入感の受信信号の品位が所定のしきい値以下になった場合に
記第1の切換部は、前記第1のベースバンド処理部への入力を前記第1または第2の受信部のうち、受信信号識別手段における比較結果に従って受信信号強度が大きい方の受信部からのベースバンド信号に切り換え、
前記第1のベースバンド処理部へ入力していない他方の受信部は、前記計時部によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる、前記第1の入感がなかった第2または第1の受信部の待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作し、
前記第2の切換部は、前記第2のベースバンド処理部への入力を前記他方の受信部からのベースバンド信号に切り換える、ことを特徴とする。
前記無線通信装置は、ダイバーシティ受信又は2波同時受信を選択する受信モード選択手段を備え、前記第1及び第2の受信部がそれぞれ異なる周波数の電波を受信又は待ち受けしているときに、前記受信モード選択手段によってダイバーシティ受信が選択された場合に、前記第2又は第1の受信部の一方は、他方の受信部が受信している周波数と同じ周波数、あるいは同一内容の通信が行われている周波数に同調して受信するよう構成してもよい。
前記所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作するときに、前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を受信する、前記第2または第1の受信部のベースバンド信号が入力される前記第2または第1のベースバンド処理部の出力をミュートてもよい。
前記無線通信装置は、前記第1及び第2の受信部が同じ周波数、あるいは同一内容の通信が行われている周波数の電波を受信しているか、異なる内容の通信が行われている周波数の電波を受信しているかを表示する表示手段を備えることが好ましい。
本発明の第2の観点に係る無線通信装置は、同一又は異なる周波数の電波を受信して、それぞれベースバンド信号を出力する第1および第2の受信部と、第1および第2の切換部と、前記ベースバンド信号を処理する第1および第2のベースバンド処理部と、受信時間を計測する計時部と、受信周波数制御部と、を備えた無線通信装置であって、
前記第1の切換部は、前記第1のベースバンド処理部への入力を前記第1の受信部からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信部からのベースバンド信号とするかを切り換え、前記第2の切換部は、前記第2のベースバンド処理部への入力を前記第1の受信部からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信部からのベースバンド信号とするかを切り換え、
前記第1および第2の受信部は異なる周波数で入力電波を待ち受け、
前記第1または第2の受信部に第1の入感があった場合に、前記第1の入感がなかった前記第2または第1の受信部は第1の入感があった周波数と同じ周波数、あるいは同一内容の通信が行われている周波数に同調して受信し、
前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信部は前記計時部によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作し、
さらに、前記第2または第1の受信部に第2の入感があった場合に、前記第1及び第2の受信部はそれぞれ異なる周波数の電波を受信し、
前記無線通信装置は、前記第1又は第2の受信部が受信する受信信号の品位を識別する受信信号識別手段をさらに備え、
前記計時部によって計測される所定の時間が2以上設定され、
前記第1の入感があった周波数の受信信号品位が所定のしきい値を越えている場合は、前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信部が前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を待ち受け動作する間隔を短くし、
前記第1の入感があった周波数の受信信号品位が所定のしきい値以下の場合は、前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信部が前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を待ち受け動作する間隔を長くする、ことを特徴とする
さらに、前記第1の入感があった周波数の受信信号強度の変化率の正負に応じて、前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信部が前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を待ち受け動作する間隔を変更するよう構成してもよい。
本発明の第の観点に係る無線通信装置の受信方法は、同一又は異なる周波数の電波を受信して、それぞれベースバンド信号を出力する第1および第2の受信部と、第1および第2の切換部と、前記ベースバンド信号を処理する第1および第2のベースバンド処理部と、受信時間を計測する計時部と、受信周波数制御部と、を備え、
前記第1の切換部は、前記第1のベースバンド処理部への入力を前記第1の受信部からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信部からのベースバンド信号とするかを切り換え、前記第2の切換部は、前記第2のベースバンド処理部への入力を前記第1の受信部からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信部からのベースバンド信号とするかを切り換え、
前記第1および第2の受信部は異なる周波数で入力電波を待ち受け、
前記第1または第2の受信部に第1の入感があった場合に、前記第1の入感がなかった前記第2または第1の受信部は第1の入感があった周波数と同じ周波数、あるいは同一内容の通信が行われている周波数に同調して受信し、
前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信部は前記計時部によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を待ち受け動作し、
さらに、前記第2または第1の受信部に第2の入感があった場合に、前記第1及び第2の受信部はそれぞれ異なる周波数の電波を受信するよう動作する無線通信装置の受信方法であって
前記第1又は第2の受信部が受信する受信信号の品位を識別し、前記第1および第2の受信部のそれぞれの受信信号強度を比較し、
前記第1の入感の受信信号の品位が所定のしきい値以下になった場合に、
前記第1の切換部は、前記第1のベースバンド処理部への入力を前記第1または第2の受信部のうち、受信信号識別手段における比較結果に従って受信信号強度が大きい方の受信部からのベースバンド信号に切り換え、
前記第1のベースバンド処理部へ入力していない他方の受信部は、前記計時部によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる、前記第1の入感がなかった第2または第1の受信部の待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作し、
前記第2の切換部は、前記第2のベースバンド処理部への入力を前記他方の受信部からのベースバンド信号に切り換える、ことを特徴とする。
本発明の第4の観点に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、同一又は異なる周波数の電波を受信して、それぞれベースバンド信号を出力する第1および第2の受信手段と、第1および第2の切換手段と、前記ベースバンド信号を処理する第1および第2のベースバンド処理手段と、受信時間を計測する計時手段と、受信周波数制御手段と、を備え、
前記第1の切換手段は、前記第1のベースバンド処理手段への入力を前記第1の受信手段からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信手段からのベースバンド信号とするかを切り換え、前記第2の切換手段は、前記第2のベースバンド処理手段への入力を前記第1の受信手段からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信手段からのベースバンド信号とするかを切り換え、
前記第1および第2の受信手段は異なる周波数で入力電波を待ち受け、
前記第1または第2の受信手段に第1の入感があった場合に、前記第1の入感がなかった前記第2または第1の受信手段は第1の入感があった周波数と同じ周波数、あるいは同一内容の通信が行われている周波数に同調して受信し、
前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信手段は前記計時手段によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作し、
さらに、前記第2または第1の受信手段に第2の入感があった場合に、前記第1及び第2の受信手段はそれぞれ異なる周波数の電波を受信するよう動作する無線通信装置として機能させるコンピュータプログラムであって、当該コンピュータを、
前記第1又は第2の受信手段が受信する受信信号の品位を識別し、前記第1および第2の受信部のそれぞれの受信信号強度を比較する受信信号識別手段と、
前記第1の入感の受信信号の品位が所定のしきい値以下になった場合に
記第1のベースバンド処理手段への入力を前記第1または第2の受信手段のうち、受信信号識別手段における比較結果に従って受信信号強度が大きい方の受信手段からのベースバンド信号に切り換える前記第1の切換手段と、
前記第1のベースバンド処理部へ入力していない他方の受信手段は、前記計時手段によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる、前記第1の入感がなかった第2または第1の受信手段の待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作する前記第1または第2の受信手段と、
前記第2のベースバンド処理手段への入力を前記他方の受信部からのベースバンド信号に切り換える前記第2の切換手段と、
して機能させることを特徴とする。
本発明によれば、定期的にダイバーシティ受信から2波同時受信に切り換えるので、1波をダイバーシティ受信中でも、もう1波の待ち受け受信を可能とし、2組の受信部を有効に活用できる。
本発明の実施の形態について、図1乃至図6により説明する。図1は、本発明の一実施形態である無線通信装置30の構成を示すブロック図である。無線通信装置30は、1組の送信機能と2組の受信機能を備えて構成される。
無線通信装置30は、送信機として機能する場合、無線通信装置30を使用するユーザの通話音に基づく音声信号、又はデータ通信用のデータ信号を相手方の受信機に向かって送信する。一方、無線通信装置30は、受信機として機能する場合、無線通信装置30に送信された通話音に基づく音声信号を受信し、又は相手機である他の無線通信装置30より送信されたデータ通信用のデータ信号を受信する。
無線通信装置30は、図1に示すように、受信機能を実現するために、アンテナ1a、1bと、送受信切換部2と受信部3a、3bと、入力切換部4a、4bと、ベースバンド処理部5a、5bと、ミュート回路6a、6bと、D/A変換及び増幅器(以下、D/A変換部という)7a、7bと、スピーカ8a、8bとを備えている。無線通信装置30はまた、送信機能を実現するために、マイク11と、増幅及びA/D変換器(以下、A/D変換部という)12と、ベースバンド処理部13と、送信部14とを備えている。
無線通信装置30はさらに、受信信号の品位を識別する品位識別部15、各部の制御を行うコントローラ20、受信時間を計測する計時部25、受信モードなどを表示する表示部26、及び受信モードなどの設定を入力する操作部27を備える。
コントローラ20は、無線通信装置30の動作の制御を行う。コントローラ20は例えば、CPU(中央処理装置)21、I/O(入出力装置)22、ROM(読み出し専用メモリ)24、RAM(読み書き可能メモリ)23、及びそれらを接続する内部バス(図示せず)を備えて構成される。
コントローラ20には受信モードの切換タイミングを計るための計時部25、表示部26、操作部27がI/O22を介して接続されている。図1の複雑化を避け、理解を容易にするために、コントローラ20から各部への信号線が省略されているが、コントローラ20は送受信切換部2、受信部3a、3b、入力切換部4a、4b、ベースバンド処理部5a、5b、13、ミュート回路6a、6b、D/A変換部7a、7b、A/D変換部12、送信部14、品位識別部15にI/O22を介して接続しており、それらの処理の開始、終了、処理内容の制御を行う。
コントローラ20が無線通信装置30の動作を制御するための制御プログラムは、ROM24に格納されている。そして、無線通信装置30が送信機として用いられる場合、コントローラ20は、無線通信装置30が送信機として機能するよう制御する。また、ベースバンド処理部13がデータ通信用のデータを送信部14に出力する動作は、コントローラ20の制御の下に行われる。
コントローラ20のRAM23には、無線通信装置30が送信する通信フレームを生成するためのデータが記憶される。例えば、RAM23は、通信フレームのヘッダ部を構成するためのデータである、自局側識別情報及び相手局側識別情報を記憶する。
また、コントローラ20には、例えばUSB(Universal Serial Bus(ユニバーサルシリアルバス))インターフェースが接続されており、USBインターフェースに接続される外部機器のデータがコントローラ20に入力される。USBインターフェースに外部機器としてパソコンを接続し、このパソコンにより無線通信装置30を制御することもできる。
計時部25は、例えば、クロックパルスによってカウンタ値を減算し、カウンタの値が0になったときに割り込み出力を発生する、減算カウンタを用いることができる。カウンタにある値をセットすると、セットした数のクロックパルスをカウントして、CPU21に割り込みをかけることによって、一定の時間を計測することができる。
表示部26は、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)又はLED(Light Emission Diode)などから構成され、無線通信装置30がダイバーシティ受信か2波受信かの受信モード、及び無線通信装置30のその他の情報を表示する。
操作部27は、無線通信装置30の動作についての条件情報を入力するための入力手段にあたる。操作部27には各種の操作キーが設けられている。すなわち、ユーザが、無線通信装置30の操作部27の操作キーを操作して動作条件を入力することにより、その入力に基づく動作を無線通信装置30に行わせることができる。
操作部27に対する操作の内容は、コントローラ20により検出される。すなわち、コントローラ20は、操作された操作キーの種類や、操作キーに対する操作の内容を検出する。そして、操作キーによって入力された内容を判別する。そして、コントローラ20は、操作部27により入力された内容に応じた動作を行うように、無線通信装置30を制御する。
なお、操作キーの操作の内容によっては、その操作によって入力された内容が表示部26に表示される。例えば、操作部27により、受信モードを1波のダイバーシティ受信に設定された場合、又は2波受信が設定された場合、操作部27により設定されたそれらの受信モードが表示部26に表示される。また、表示部26には、ユーザに対する無線通信装置30の動作状態の報知や、ユーザに対する操作部27による入力を促すメッセージ等が表示される。
無線通信装置30が、送信機として機能する場合のブロックについて説明する。無線通信装置30のユーザによる通話音はマイク11により音声信号に変換され、この音声信号は増幅器に入力される。増幅器に入力された音声信号は、増幅器により増幅された後、音声A/D変換によりディジタル信号に変換される。ディジタル変換された信号はベースバンド処理部13に入力される。ベースバンド処理部13では、ディジタルデータを送信フレームに組み立てて送信部14に出力する。
送信部14は、入力された信号を変調する変調機能を備える。この無線通信装置30の例では、送信部14が信号を変調する方式として、GMSK(Gaussian filtered Minimum Shift Keying)、PSK(Phase Shift Keying)、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)などが用いられる。音声がディジタル変換されず、アナログ信号のまま送信される場合は、A/D変換は行われず、変調方式として例えば、振幅変調(Amplitude Modulation)、周波数変調(Frequency Modulation)、位相変調などが用いられる。送信部14は、入力された音声信号及びデータ信号を、これらの変調方式により変調する処理を行う。
送信部14は、前記変調する処理を行った信号を、送受信切換部2に出力する。送受信切換部2は、無線通信装置30が送信機として機能する場合、送信部14より入力された信号をアンテナ1aに導く回路が形成される。そして、送受信切換部2に入力された信号は、アンテナ1aに出力され、アンテナ1aより無線通信装置30の相手方となる受信機へ送信される。
ベースバンド処理部13は、通信プロトコルを実行するために、種々の制御信号を組み立てる。ベースバンド処理部13の動作や送信部14の送信の開始、終了、周波数の選択などは、コントローラ20の制御によって行われる。
次に、無線通信装置30が受信機として機能する場合のブロックについて説明する。受信機としての無線通信装置30には、相手方の送信機より通話音の音声信号又はデータ通信用のデータ信号が送信される。無線通信装置30に送信される信号は、通信フレームを構成している。
アンテナ1a、1bは、無線通信装置30に送信された無線信号を受信する。アンテナ1a、1bが受信した無線信号は、送受信切換部2及び受信部3bに入力される。送受信切換部2は、無線通信装置30が受信機として機能する場合、アンテナ1aが受信した信号を受信部3aに導く回路が形成される。
受信部3a、3bは、特定の周波数の電波を選択して受信するチューニング機能を備えている。受信部3a、3bには、受信する無線信号の周波数帯域がコントローラ20によって設定される。そして、受信部3a、3bに設定された周波数のチャンネルの受信信号がアンテナ1aより送受信切換部2を通って受信部3aに、そしてアンテナ1bより3bに入力される。受信部3aと3bは、同じ周波数の電波を受信する場合と、異なる周波数の電波を受信する場合がある。
ダイバーシティ受信とは、複数のアンテナで受信した同一の無線信号について、電波状況の優れた(品位の高い)アンテナの信号を優先的に用いる技術、あるいは、受信した信号を合成し、ノイズを除去する技術である。一般に、ダイバーシティ受信には空間ダイバーシティ、偏波ダイバーシティ、周波数ダイバーシティ、時間ダイバーシティがある。空間ダイバーシティ及び偏波ダイバーシティでは、送信機は1つの送信電波で1つの送信内容を送信する。周波数ダイバーシティでは、送信機は2つの周波数で同じ内容を同時に送信する。時間ダイバーシティでは、送信機は同じ周波数で同じ内容を時間をずらして複数回送信する。
無線通信装置30が空間ダイバーシティ受信又は偏波ダイバーシティ受信を行う場合は、受信部3aと3bは同じ周波数の電波を受信する。周波数ダイバーシティを行う場合は、受信部3aと3bはそれぞれ周波数ダイバーシティの対になった異なる周波数の電波を受信する。本実施の形態は、空間ダイバーシティ、偏波ダイバーシティ又は周波数ダイバーシティを対象としている。周波数ダイバーシティの場合は、無線通信装置30がダイバーシティ受信を行う場合でも、受信部3aと3bは同じ通信内容で異なる周波数の電波を受信する。なお、周波数ダイバーシティの場合は、アンテナ1aと1bは1つで共用することができる。
受信部3a、3bは、入力された受信信号を復調する復調機能を備えている。通常、送信と受信は同じ変調方式が用いられるので、受信部3a、3bでは前述の送信部14の変調方式と同じ変調方式で復調が行われる。復調されたベースバンド信号は入力切換部4a、4bを経て、ベースバンド処理部5a、5bに入力される。
入力切換部4aは、ベースバンド処理部5aへの入力が、受信部3aからのベースバンド信号とするか、受信部3bからのベースバンド信号とするかを切り換える。入力切換部4bは、ベースバンド処理部5bへの入力が、受信部3aからのベースバンド信号とするか、受信部3bからのベースバンド信号とするかを切り換える。
受信部3a、3bで検波された信号は品位識別部15に入力される。品位識別部15では、受信部3a、3bそれぞれの受信信号強度を比較し、どちらの受信部3a、3bの信号強度が強いか、また、しきい値と比べて大きいか小さいかをコントローラ20に出力する。本実施の形態では、品位識別部15で受信信号強度を比較するが、受信電波の品位として受信信号の誤り率、又は誤り率の移動平均などを採用してもよい。
ダイバーシティ受信の場合は、品位識別部15の出力に応じたコントローラ20の制御によって、受信部3a及び3bの受信信号の品位の高い方が入力切換部4a又は4bで選択されて、ベースバンド処理部5a又は5bに入力される。ダイバーシティ受信の場合は、ベースバンド処理部5a又は5bのいずれか一方が動作する。
そして、受信信号のデータ部に含まれるデータのうち、音声フレームに含まれる音声データはミュート回路6a、6bを経てD/A変換部7a、7bに入力され、データフレームに含まれるデータ通信用のデータは、コントローラ20に入力される。
D/A変換部7a、7bは、ディジタルの音声信号が受信部3a、3bより入力されると、コントローラ20の制御の下、入力されたディジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換して増幅し、スピーカ8a、8bに出力する。ミュート回路6a、6bは、コントローラ20の指令によって、音声出力を停止又は再開する。ミュート回路6a、6bによって、通信状態を保持したまま瞬時に音声出力を停止又は再開することができる。図1では、ミュート回路6a、6bがベースバンド処理部5a、5bとD/A変換部7a、7bとの間に設置されているが、ミュート回路6a、6bをD/A変換部7a、7bの増幅器内、又は出力側に設置してもよい。なお、音声がアナログ信号として通信される場合は、受信信号はD/A変換されず、ベースバンド信号が増幅されてスピーカ8a、8bに出力される。
コントローラ20は、前述のごとくCPU21、ROM24、及びRAM23を備えている。そして、コントローラ20が無線通信装置30を受信機として機能させる制御を行うための制御プログラムは、ROM24に格納されている。
次に、図1に示す無線通信装置30の動作を、図2を参照して説明する。なお、上述のように、無線通信装置30の動作は、コントローラ20のCPU21が、I/O22、RAM23、ROM24、計時部25、表示部26、及び操作部27と協働して行う。本実施の形態では、受信部3aと3bは対称であって、いずれの受信部に先に入力感度(又は着信)があっても対称的な動作を行う。以下の説明では理解を容易にするため、第1の入力感度(又は着信)が受信部3aにあったものとし、第2の入力感度(又は着信)が受信部3bに発生するとしている。
図2は、本発明の実施の形態に係る無線通信装置30において、ダイバーシティ受信と2波受信を切換える動作の一例を示すフローチャートである。
無線通信装置30が通信を行っていない状態では、受信部3aと3bはそれぞれ異なる周波数の電波(通信チャネル)を待ち受ける状態である(ステップA1、ステップA2;NO)。その状態で、いずれかの受信部、例えば受信部3aに入力感度があると(ステップA2;YES)、その周波数の電波のダイバーシティ受信を行う(ステップA3)。すなわち、コントローラ20のCPU21は、受信部3bに受信部3aと同じ周波数の電波(周波数ダイバーシティの場合は同じ内容の通信が行われている対になる周波数の電波。以下同じ)を受信するように指令する。そして、品位識別部15における受信部3aと3bとの受信信号強度の比較結果に従って、受信信号強度が大きい方のベースバンド信号をベースバンド処理部5aに入力するように、入力切換部4aを制御する。コントローラ20のCPU21は、受信部3aで待ち受けていた周波数での通信をダイバーシティ受信していることを、表示部26に表示する。そして、ダイバーシティ受信開始と同時に、所定時間の経過を計測するように計時部25にセットする。
所定時間が経過する前(ステップA5;NO)に通信が終了すれば(ステップA4;YES)、初期の2波待ち受け状態(ステップA1)に戻る。通信を継続して(ステップA4;NO)、所定時間が経過すると(ステップA5;YES)、一定の時間、受信部3bで待ち受け時の周波数の電波の受信を試みる(ステップA6)。同時に、ベースバンド処理部5aの入力を受信部3aのベースバンド信号とする。このとき、ダイバーシティ受信によって、受信部3bのベースバンド信号がベースバンド処理部5aに入力されていた場合は、受信部3aで第2の周波数の電波の受信を行ってもよい。一方の受信部で受信(1波受信)しながら、他方の受信部で待ち受け動作する一定時間は、最低限、入力感度を検出できる時間である。ディジタル無線の場合は、同期バーストを検出できる時間より長くする。
一定時間、第2の電波の待ち受け動作を行っても、入力感度がない(着信がない)場合は(ステップA7;NO)、第1の電波のダイバーシティ受信状態(ステップA3)に戻り、所定時間の経過を繰り返す。第2の電波の入力感度が検出された(着信した)場合は(ステップA7;YES)、その状態で2波受信を行う(ステップA8、ステップA9;NO)。すなわち、受信部3bのベースバンド信号をベースバンド処理部5bに入力する。コントローラ20のCPU21は、2波で受信していることを、表示部26に表示する。さらに、受信部3a、3bそれぞれで受信している周波数(通信チャネル)を表示部26に表示してもよい。前述した、受信部3aで第2の周波数の受信を行った場合は、受信部3aのベースバンド信号をベースバンド処理部5bに、受信部3bのベースバンド信号をベースバンド処理部5aに入力する。
2つの周波数で同時に通信を行う場合、例えば、第2の周波数の音声をモニターしながら、第1の周波数で通話を行うことができる。送信部14を第1と第2の周波数で切り換えて、第1と第2の周波数で交互に通話を行うこともできる。あるいは、第1の周波数で通話を行いながら、第2の周波数でデータ通信(受信)を行うことができる。無線通信装置30に送信機能をもう1組備えて、2通話を同時に行ったり、第2の周波数で双方向のデータ通信を同時に行うように構成してもよい。
第1の周波数又は第2の周波数のいずれかの通信が終了した場合は(ステップA9;YES)、受信部3a、3bともに通信を継続している周波数の電波を受信し、ダイバーシティ受信を行う(ステップA3)。
こうして、1波のダイバーシティ受信から、第2の電波の入力感度があったときに、自動的に2波受信に移行することができる。また、2波受信から1波の通信が終了した場合は、残りの1波のダイバーシティ受信に自動的に移行することができる。その結果、2組の受信部を有効に活用できる。
図3は、本発明の実施の形態において、手動でダイバーシティ受信と2波受信とを切り換える場合の動作の一例を示すフローチャートである。図3(a)はダイバーシティ受信と2波同時受信の切換動作を表し、図3(b)は1波受信と、2波受信のモード切換設定の動作を表す。
図3(a)において、通信モードを判定してダイバーシティ受信を行うか2波受信を行うかを決定する以外は、図2のダイバーシティ受信と2波同時受信の自動切換と同じである。すなわち、図3のステップB1〜B4は図2のステップA1〜A4と同じであり、図3のステップB6〜B9は図2のステップA5〜A8に相当し、また、図3のステップB11は図2のステップA9と同等である。図3(b)に示す通信モード切換は受信とは独立に行われる。操作部27において、通信モード設定が入力されると(ステップB20)、コントローラ20のCPU21は、入力された通信モードがダイバーシティ受信のみを行う1波モードか、第2の電波の入力感度があったときに2波受信を行う2波モードかを判定する(ステップB21)。通信モードがダイバーシティ受信のみを行う設定の場合は(ステップB21;1波)、1波モードに設定し(ステップB22)、第2の電波の入力感度があったときに2波受信を行う設定である場合は(ステップB21;2波)、2波モードに設定する(ステップB23)。同時に、表示部26に1波モードか2波モードかを表示する。1波モード又は2波モードに設定するとは、RAM23に記憶されている通信モード変数を予め決められた値、例えば0又は1に書き換えることである。ダイバーシティ受信と2波同時受信の切換では、通信モード変数を参照して、どちらの通信モードであるかを判定する。
図3(a)に示すダイバーシティ受信と2波同時受信の切換においては、ダイバーシティ受信を行っている時(ステップB3)に、1波モードであるかどうかを判定し(ステップB5)、1波モードである場合は(ステップB5;YES)、所定時間経過を判断することなくダイバーシティ受信を継続する(ステップB3)。したがって、第2の周波数の受信を行うことはない。
通信モードが2波モードである場合(ステップB5;NO)は、図2の場合と同様、所定時間が経過したときに(ステップB6;YES)、一定時間2波を受信する(ステップB7)。ここで、1波モードを擬似的に行うために、一定時間2波受信しているときに、第2の周波数の待ち受け(受信)の出力をミュートすることによって行ってもよい。すなわち、1波モードの場合、ミュート回路6bで第2の周波数の信号出力をミュートする。待ち受け時の雑音がスピーカ8bから聞こえないので、ユーザは第1の周波数の通信に集中することができる。
2波受信を行っているときに、1波モードに切り換えられる場合もあり得る。2波受信を行っているときに(ステップB9)、1波モードになったかどうかを判定し(ステップB10)、1波モードである場合は(ステップB10;YES)、指定された周波数の通信のダイバーシティ受信に移行する(ステップB3)。2波モードである場合は(ステップB10;NO)、2波受信を継続する(ステップB9、ステップB11;NO)。第1の周波数又は第2の周波数のいずれかの通信が終了した場合は(ステップB11;YES)、受信部3a、3bともに通信を継続している周波数の電波を受信し、ダイバーシティ受信を行う(ステップB3)。このようにして、手動で1波のダイバーシティ受信と2波受信を切り換えることができる。
次に、受信信号の品位によってダイバーシティ受信を行うか否かを決定する場合の動作を説明する。図4は、本発明の実施の形態において、受信信号の品位を識別してダイバーシティ受信を行う場合の動作の一例を示すフローチャートである。図4の動作では、2波待ち受けから、1波の受信があったときに、無条件にダイバーシティ受信に移行するのではなく、受信している信号の品位が所定のしきい値以下になった場合に、ダイバーシティ受信を行う。
図4において、2波待ち受け状態(ステップC1、ステップC2;NO)から、いずれかの受信部、例えば受信部3aに入力感度があると(ステップC2;YES)、その周波数の電波の通話(1波受信)を行う(ステップC3)。すなわち、コントローラ20のCPU21は、入力切換部4aにベースバンド処理部5aへの入力を受信部3aからのベースバンド信号とするように指令する。そして、品位識別部15において受信信号の強度と所定のしきい値とを比較する(ステップC4)。受信信号の強度が所定のしきい値を越えている間は(ステップC4;YES)、受信部3aのみで通信電波を受信する(ステップC3)。受信部3bは異なる周波数の電波を待ち受ける状態である。
受信信号の強度が所定のしきい値以下になった場合は(ステップC4;NO)、ダイバーシティ受信を行う(ステップC5)。すなわち、受信部3bも受信部3aと同じ周波数の電波を受信するように指令する。そして、品位識別部15における受信部3aと3bとの受信信号強度の比較結果に従って、受信信号強度が大きい方のベースバンド信号をベースバンド処理部5aに入力するように、入力切換部4aを制御する。コントローラ20のCPU21は、受信部3aで待ち受けていた周波数での通信をダイバーシティ受信していることを、表示部26に表示する。そして、ダイバーシティ受信開始と同時に、所定時間の経過を計測するように計時部25にセットする。その後の動作は図2と同様である。
図4には記載していないが、ダイバーシティ受信を行っている間に、受信信号の品位が所定のしきい値を超えた場合には、ダイバーシティ受信を中止して、受信部3a(又は受信部3b)のみで受信を行ってもよい。その場合、受信部3b(又は受信部3a)は常時第2の周波数の電波を待ち受けるので、第2の周波数の入力感度があった(着信があった)場合に、早く応答できることになる。
以上のように、受信信号の品位に従ってダイバーシティ受信を行うか否かを決定することによって、過剰なダイバーシティ受信動作を控え、2波の受信の応答を早く行うことができる。
次に、ダイバーシティ受信と第2の周波数の電波を待ち受ける周期を変更する方法について説明する。図5は、本発明の実施の形態において、受信信号の品位に応じて第2の周波数の電波を待ち受ける時間間隔を変更する場合の動作の一例を示すフローチャートである。図5において、ダイバーシティ受信を行って、所定時間の経過を判断するまでは、図2の動作と同様である(ステップD1〜D5)。ダイバーシティ受信を行っている間に、品位識別部15において、受信信号の強度の平均が所定のしきい値を超えているか否かを判定する(ステップD6)。実際には、コントローラ20のCPU21が品位識別部15から受信信号の強度を一定周期で読み込み、所定時間の間の平均をとって、所定のしきい値と比較する。
受信信号強度の平均がしきい値を超えていれば(ステップD6;YES)、ダイバーシティ受信を中断して第2の周波数の電波の待ち受けを行う間隔(所定時間)を短く設定する(ステップD7)。受信信号強度の平均がしきい値以下であれば(ステップD6;NO)、第2の周波数の電波の待ち受けを行う間隔(所定時間)を長く設定する(ステップD8)。すなわち、次の所定時間を計るために、計時部25にセットする長さを受信信号強度に応じて変更する。図5のステップD9からD12は、図2のステップA6からA9と同様である。
受信信号の品位を比較するしきい値を2つ以上にして、ダイバーシティ受信を中断して第2の周波数の電波の待ち受けを行う間隔(所定時間)を3つ以上に設定することも可能である。
以上のように、受信信号の品位に応じて第2の周波数の電波を待ち受ける周期を変更することによって、受信信号が良好である場合には、第2の周波数の応答を早くし、受信信号が良好でない場合には、ダイバーシティ受信を長く行って通話品質を保つことができる。
さらに、ダイバーシティ受信と第2の周波数の電波を待ち受ける周期を、受信信号の品位の変化率によって変更してもよい。図6は、本発明の実施の形態において、受信信号の品位の変化率に応じて第2の周波数の電波を待ち受ける時間間隔を変更する場合の動作の一例を示すフローチャートである。図6において、ダイバーシティ受信を行って、所定時間の経過を判断するまでは、図2又は図5の動作と同様である(ステップE1〜E5)。ダイバーシティ受信を行っている間に、品位識別部15において、受信信号の強度の変化率が正(すなわち、受信信号の品位がよくなる方向)か負(すなわち、受信信号の品位が劣化する方向)か、または変化していないかを判定する(ステップE6)。実際には、例えばコントローラ20のCPU21が品位識別部15から受信信号の強度を一定周期で読み込み、所定時間の間の差分の平均をとって、0との大小を比較する。
受信信号強度の変化率が正(受信信号の品位がよくなる方向)であれば(ステップE6;>0)、ダイバーシティ受信を中断して第2の周波数の電波を待ち受ける間隔(所定時間)を短く設定する(ステップE7)。受信信号強度の変化率が負(受信信号の品位が劣化する方向)であれば(ステップE6;<0)、第2の周波数の電波を待ち受ける間隔(所定時間)を長く設定する(ステップE8)。受信信号強度が変化していなければ(ステップE6;=0)所定時間を変更しない。すなわち、次の所定時間を計るために、計時部25にセットする長さを受信信号強度に応じて変更する。図6のステップE9からE12は、図2のステップA6からA9と同様である。
ダイバーシティ受信を中断して第2の周波数の電波を待ち受ける間隔(所定時間)を3つ以上に設定して、受信信号強度の変化率によって、階段状に所定時間を変更することもできる。また、受信信号強度の変化率のしきい値を複数設けて、変化率の絶対値が大きい場合は、所定時間を一度に2段階以上変化させてもよい。所定時間と変化率のしきい値は、無線通信の特性、例えば、移動体通信であるかどうか、フェージングの状況などに応じて適宜設定することができる。図3の1波モードは、ダイバーシティ受信を中断して第2の周波数の電波を待ち受ける間隔(所定時間)が無限大であり、常に2波同時受信状態は所定時間が0の特殊な場合と考えられる。
以上のように、受信信号の品位の変化率に応じて第2の周波数の電波を待ち受ける周期を変更することによって、受信信号が良好である場合には、第2の周波数の応答を早くし、受信信号が良好でない場合には、ダイバーシティ受信を長く行って通話品質を保つことができる。また、きめ細かい動作が可能である。
以上述べたように、本発明によれば定期的にダイバーシティ受信から2波同時受信に切り換えるので、1波をダイバーシティ受信中でも、もう1波の待ち受け受信を可能とし、2組の受信部を有効に活用できる。また、ダイバーシティ受信を行っているか2波受信を行っているかを表示し、ユーザは手動で1波のダイバーシティ受信と2波受信を切り換える方法を提供できる。そして、受信信号の品位に従ってダイバーシティ受信を行うか否かを決定することによって、過剰なダイバーシティ受信動作を控え、2波の受信の応答を早く行うことができる。さらに、受信信号の品位に応じて第2の周波数の電波を待ち受ける周期を変更することによって、受信信号が良好である場合には、第2の周波数の応答を早くし、受信信号が良好でない場合には、ダイバーシティ受信を長く行って通話品質を保つことができる。受信信号の品位の変化率を用いることによって、きめ細かい動作が可能である。
その他、前記のハードウエア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更及び修正が可能である。
無線通信装置30のコントローラ20は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読みとり可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD-ROM、DVD-ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する装置を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで本発明の無線通信装置30を構成してもよい。
また、前記の各機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波に上述のコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。
本発明の実施の形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態において、手動でダイバーシティ受信と2波受信とを切り換える場合の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態において、受信信号の品位を識別してダイバーシティ受信を行う場合の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態において、受信信号の品位に応じて第2の周波数の電波を待ち受ける時間間隔を変更する場合の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態において、受信信号の品位の変化率に応じて第2の周波数の電波を待ち受ける時間間隔を変更する場合の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
3a、3b 受信部
4a、4b 入力切換部
5a、5b ベースバンド処理部
6a、6b ミュート回路
20 コントローラ
21 CPU
22 I/O
23 RAM
24 ROM
25 計時部
26 表示部
27 操作部
30 無線通信装置

Claims (8)

  1. 同一又は異なる周波数の電波を受信して、それぞれベースバンド信号を出力する第1および第2の受信部と、第1および第2の切換部と、前記ベースバンド信号を処理する第1および第2のベースバンド処理部と、受信時間を計測する計時部と、受信周波数制御部と、を備え、
    前記第1の切換部は、前記第1のベースバンド処理部への入力を前記第1の受信部からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信部からのベースバンド信号とするかを切り換え、前記第2の切換部は、前記第2のベースバンド処理部への入力を前記第1の受信部からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信部からのベースバンド信号とするかを切り換え、
    前記第1および第2の受信部は異なる周波数で入力電波を待ち受け、
    前記第1または第2の受信部に第1の入感があった場合に、前記第1の入感がなかった前記第2または第1の受信部は第1の入感があった周波数と同じ周波数、あるいは同一内容の通信が行われている周波数に同調して受信し、
    前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信部は前記計時部によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作し、
    さらに、前記第2または第1の受信部に第2の入感があった場合に、前記第1及び第2の受信部はそれぞれ異なる周波数の電波を受信するよう動作する無線通信装置であって、
    前記第1又は第2の受信部が受信する受信信号の品位を識別し、前記第1および第2の受信部のそれぞれの受信信号強度を比較する受信信号識別手段をさらに備え、
    前記第1の入感の受信信号の品位が所定のしきい値以下になった場合に
    前記第1の切換部は、前記第1のベースバンド処理部への入力を前記第1または第2の受信部のうち、受信信号識別手段における比較結果に従って受信信号強度が大きい方の受信部からのベースバンド信号に切り換え、
    前記第1のベースバンド処理部へ入力していない他方の受信部は、前記計時部によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる、前記第1の入感がなかった第2または第1の受信部の待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作し、
    前記第2の切換部は、前記第2のベースバンド処理部への入力を前記他方の受信部からのベースバンド信号に切り換える、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. ダイバーシティ受信又は2波同時受信を選択する受信モード選択手段を備え、
    前記第1及び第2の受信部がそれぞれ異なる周波数の電波を受信又は待ち受けしているときに、前記受信モード選択手段によってダイバーシティ受信が選択された場合に、前記第2又は第1の受信部の一方は、他方の受信部が受信している周波数と同じ周波数、あるいは同一内容の通信が行われている周波数に同調して受信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作するときに、前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を受信する、前記第2または第1の受信部のベースバンド信号が入力される前記第2または第1のベースバンド処理部の出力をミュートする、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記第1及び第2の受信部が同じ周波数、あるいは同一内容の通信が行われている周波数の電波を受信しているか、異なる内容の通信が行われている周波数の電波を受信しているかを表示する表示手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  5. 同一又は異なる周波数の電波を受信して、それぞれベースバンド信号を出力する第1および第2の受信部と、第1および第2の切換部と、前記ベースバンド信号を処理する第1および第2のベースバンド処理部と、受信時間を計測する計時部と、受信周波数制御部と、を備えた無線通信装置であって、
    前記第1の切換部は、前記第1のベースバンド処理部への入力を前記第1の受信部からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信部からのベースバンド信号とするかを切り換え、前記第2の切換部は、前記第2のベースバンド処理部への入力を前記第1の受信部からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信部からのベースバンド信号とするかを切り換え、
    前記第1および第2の受信部は異なる周波数で入力電波を待ち受け、
    前記第1または第2の受信部に第1の入感があった場合に、前記第1の入感がなかった前記第2または第1の受信部は第1の入感があった周波数と同じ周波数、あるいは同一内容の通信が行われている周波数に同調して受信し、
    前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信部は前記計時部によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作し、
    さらに、前記第2または第1の受信部に第2の入感があった場合に、前記第1及び第2の受信部はそれぞれ異なる周波数の電波を受信し、
    前記第1又は第2の受信部が受信する受信信号の品位を識別する受信信号識別手段をさらに備え、
    前記計時部によって計測される所定の時間が2以上設定され、
    前記第1の入感があった周波数の受信信号品位が所定のしきい値を越えている場合は、前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信部が前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を待ち受け動作する間隔を短くし、
    前記第1の入感があった周波数の受信信号品位が所定のしきい値以下の場合は、前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信部が前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を待ち受け動作する間隔を長くする、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  6. 前記第1の入感があった周波数の受信信号強度の変化率の正負に応じて、前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信部が前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を待ち受け動作する間隔を変更する、
    ことを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  7. 同一又は異なる周波数の電波を受信して、それぞれベースバンド信号を出力する第1および第2の受信部と、第1および第2の切換部と、前記ベースバンド信号を処理する第1および第2のベースバンド処理部と、受信時間を計測する計時部と、受信周波数制御部と、を備え、
    前記第1の切換部は、前記第1のベースバンド処理部への入力を前記第1の受信部からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信部からのベースバンド信号とするかを切り換え、前記第2の切換部は、前記第2のベースバンド処理部への入力を前記第1の受信部からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信部からのベースバンド信号とするかを切り換え、
    前記第1および第2の受信部は異なる周波数で入力電波を待ち受け、
    前記第1または第2の受信部に第1の入感があった場合に、前記第1の入感がなかった前記第2または第1の受信部は第1の入感があった周波数と同じ周波数、あるいは同一内容の通信が行われている周波数に同調して受信し、
    前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信部は前記計時部によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を待ち受け動作し、
    さらに、前記第2または第1の受信部に第2の入感があった場合に、前記第1及び第2の受信部はそれぞれ異なる周波数の電波を受信するよう動作する無線通信装置の受信方法であって
    前記第1又は第2の受信部が受信する受信信号の品位を識別し、前記第1および第2の受信部のそれぞれの受信信号強度を比較し、
    前記第1の入感の受信信号の品位が所定のしきい値以下になった場合に、
    前記第1の切換部は、前記第1のベースバンド処理部への入力を前記第1または第2の受信部のうち、受信信号識別手段における比較結果に従って受信信号強度が大きい方の受信部からのベースバンド信号に切り換え、
    前記第1のベースバンド処理部へ入力していない他方の受信部は、前記計時部によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる、前記第1の入感がなかった第2または第1の受信部の待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作し、
    前記第2の切換部は、前記第2のベースバンド処理部への入力を前記他方の受信部からのベースバンド信号に切り換える、
    ことを特徴とする無線通信装置の受信方法。
  8. コンピュータを、同一又は異なる周波数の電波を受信して、それぞれベースバンド信号を出力する第1および第2の受信手段と、第1および第2の切換手段と、前記ベースバンド信号を処理する第1および第2のベースバンド処理手段と、受信時間を計測する計時手段と、受信周波数制御手段と、を備え、
    前記第1の切換手段は、前記第1のベースバンド処理手段への入力を前記第1の受信手段からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信手段からのベースバンド信号とするかを切り換え、前記第2の切換手段は、前記第2のベースバンド処理手段への入力を前記第1の受信手段からのベースバンド信号とするか、前記第2の受信手段からのベースバンド信号とするかを切り換え、
    前記第1および第2の受信手段は異なる周波数で入力電波を待ち受け、
    前記第1または第2の受信手段に第1の入感があった場合に、前記第1の入感がなかった前記第2または第1の受信手段は第1の入感があった周波数と同じ周波数、あるいは同一内容の通信が行われている周波数に同調して受信し、
    前記第1の入感がなかった前記第2又は第1の受信手段は前記計時手段によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる前記待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作し、
    さらに、前記第2または第1の受信手段に第2の入感があった場合に、前記第1及び第2の受信手段はそれぞれ異なる周波数の電波を受信するよう動作する無線通信装置として機能させるコンピュータプログラムであって、当該コンピュータを、
    前記第1又は第2の受信手段が受信する受信信号の品位を識別し、前記第1および第2の受信部のそれぞれの受信信号強度を比較する受信信号識別手段と、
    前記第1の入感の受信信号の品位が所定のしきい値以下になった場合に
    前記第1のベースバンド処理手段への入力を前記第1または第2の受信手段のうち、受信信号識別手段における比較結果に従って受信信号強度が大きい方の受信手段からのベースバンド信号に切り換える前記第1の切換手段と、
    前記第1のベースバンド処理部へ入力していない他方の受信手段は、前記計時手段によって計測される所定の時間ごとに、前記第1の入感があった周波数とは異なる、前記第1の入感がなかった第2または第1の受信手段の待ち受け時の周波数で入力電波を一定時間待ち受け動作する前記第1または第2の受信手段と、
    前記第2のベースバンド処理手段への入力を前記他方の受信部からのベースバンド信号に切り換える前記第2の切換手段と、
    して機能させるコンピュータプログラム。
JP2005154077A 2005-05-26 2005-05-26 無線通信装置、受信方法及びコンピュータプログラム Expired - Fee Related JP4614822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005154077A JP4614822B2 (ja) 2005-05-26 2005-05-26 無線通信装置、受信方法及びコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005154077A JP4614822B2 (ja) 2005-05-26 2005-05-26 無線通信装置、受信方法及びコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006333093A JP2006333093A (ja) 2006-12-07
JP4614822B2 true JP4614822B2 (ja) 2011-01-19

Family

ID=37554304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005154077A Expired - Fee Related JP4614822B2 (ja) 2005-05-26 2005-05-26 無線通信装置、受信方法及びコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4614822B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4752768B2 (ja) * 2007-01-15 2011-08-17 パナソニック株式会社 受信装置と、これを用いた電子機器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000332665A (ja) * 1999-05-20 2000-11-30 Toyota Motor Corp ダイバーシチ受信装置およびダイバーシチ受信方法
JP2001144675A (ja) * 1999-11-16 2001-05-25 Oki Electric Ind Co Ltd 無線受信装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0263226A (ja) * 1988-08-29 1990-03-02 Icom Inc 無線受信機
JP2699684B2 (ja) * 1991-03-15 1998-01-19 日本電気株式会社 移動受信機
JPH05102799A (ja) * 1991-10-11 1993-04-23 Alpine Electron Inc Rdsラジオ受信方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000332665A (ja) * 1999-05-20 2000-11-30 Toyota Motor Corp ダイバーシチ受信装置およびダイバーシチ受信方法
JP2001144675A (ja) * 1999-11-16 2001-05-25 Oki Electric Ind Co Ltd 無線受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006333093A (ja) 2006-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009033605A (ja) 無線通信端末および無線通信システム並びに無線通信端末の通信方法
CN113490102A (zh) 一种无线耳机及其通信方法
JP4614822B2 (ja) 無線通信装置、受信方法及びコンピュータプログラム
JP3433503B2 (ja) 受信装置及び受信方法
JP4894653B2 (ja) 無線機及び無線通信方法
JP7348506B2 (ja) Dscメッセージの送信開始方法、dscメッセージ送信プログラムおよび通信装置
JP4022160B2 (ja) 無線通信端末及び無線通信システム
JP6215067B2 (ja) 無線通信装置およびその通信設定方法
JP2009224916A (ja) 無線通信装置
JP4668819B2 (ja) 無線通信装置
JP2001016149A (ja) 子局装置
JP5435112B2 (ja) 無線装置
JPH10200957A (ja) デジタル無線電話装置
JP2009290596A (ja) 携帯通信機器及び通信制御方法
JP6363315B1 (ja) 無線通信装置
JP2002290564A (ja) 無線通信システムの一斉通信受信方式
JP2001196997A (ja) 携帯電話機
KR20010011984A (ko) 별도의 오디오 신호를 제공하는 기능부와 폰부로 구성된 복합휴대폰에서 듀얼 이어폰을 이용한 이중모드 동시 수행 회로 및 방법
JP7397641B2 (ja) 電子機器、送信機、及び、受信機
JP2009290799A (ja) 無線通信機及び通信方法
JP4281196B2 (ja) 無線電話装置
JP2007110444A (ja) 携帯型ディジタルテレビジョン放送受信機、及び携帯電話機
JP2006148845A (ja) 無線通信機
KR100320143B1 (ko) 스퀄치 테일 차단 기능을 가지는 송수신 장치 및 그 방법
JP5181536B2 (ja) 無線装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4614822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees