JP3433503B2 - 受信装置及び受信方法 - Google Patents

受信装置及び受信方法

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  • Radio Transmission System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば携帯用電話機な
どと称される無線電話装置に適用して好適な受信装置及
び受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯用電話機,自動車用電話機な
どの無線電話装置は、その位置が絶えず変化するので、
基地局との通信状態の変動が大きく、複数系統の受信ア
ンテナを備えてダイバーシチィ受信を行うようにして、
安定に受信できるようにしたものがある。即ち、通常の
この種の受信装置の構成としては、例えば図3に示すよ
うに、アンテナ1で拾った無線信号をRF(高周波)受
信系回路2に供給し、所定の周波数帯域の送信信号を中
間周波信号とする受信処理を行う。そして、このRF受
信系回路2が出力する中間周波信号を、中間周波回路
(IF回路)3に供給し、増幅などの中間周波処理を行
う。そして、処理された中間周波信号を復調回路4に供
給し、通信方式に従って復調して検波する復調処理を行
い、検波信号を出力端子5に得る。
【0003】この図3に示すような1系統のアンテナだ
けを備えた受信装置の場合には、アンテナ1での受信状
態が悪化すると、良好な受信信号を得ることが困難にな
るので、図4に示すように複数のアンテナを設けてダイ
バーシチィ受信を行うようにした受信装置がある。
【0004】この図4の受信装置は、第1のアンテナ1
1と第2のアンテナ12の2本のアンテナを備え、各ア
ンテナ11,12の受信信号を切換スイッチ13で切換
えて選択的にRF受信系回路2に供給する。そして、R
F受信系回路2から復調回路4までの構成は、ダイバー
シチィ受信をしない図3の受信装置と基本的に同じであ
る。但し、中間周波回路3では、供給される中間周波信
号のレベルに基づいて、受信電界強度RSSIのデータ
を端子6に出力できるようにしてある。
【0005】このように構成される受信装置でのアンテ
ナの切換え状態を図5に示すと、例えばこの装置(受信
と時分割で送信も行う)で相手側と通信を行うタイミン
グとして、図5のAに示すように、送信期間TXと受信
期間RXとの間に受信レベル測定期間LMが設定され、
受信期間RXと送信期間TXとの間にアイドル期間Id
が設定されているとする。そして、第1のアンテナ11
で受信させた場合の受信波1が図5のBに示すレベル
で、第2のアンテナ12で受信させた場合の受信波2が
図5のCに示すレベルであるとする。そして、図5のD
はアンテナ切換制御信号を示し、この制御信号がハイレ
ベルのとき切換スイッチ13で第1のアンテナ11を選
択し、ローレベルのとき切換スイッチ13で第2のアン
テナ12を選択するように制御される。
【0006】そして、受信レベル測定期間LMになる
と、アンテナ切換制御信号をハイレベルとローレベルに
切換えさせ、RF受信系回路2に第1のアンテナ11に
よる受信処理と、第2のアンテナ12による受信処理と
を連続して実行させる。このようにすることで、受信レ
ベル測定期間LMに端子6に得られる受信電界強度RS
SIは、図5のEに示すように、第1のアンテナ11に
よる受信レベルと第2のアンテナ12による受信レベル
とが順番に得られる。従って、この受信装置の制御回路
(図示せず)で、両受信レベルの内の受信電界強度が高
い方が判断でき、受信レベル測定期間LMに続いた受信
期間RXで、受信電界強度が高いと判断した方(ここで
は第1のアンテナ11による受信波1)を受信するよう
に、アンテナ切換制御信号を設定して、切換スイッチ1
3を切換えさせる。
【0007】このようにすることで、各受信期間で良好
に受信できる方のアンテナを使用した受信処理が行わ
れ、2系統のアンテナを適宜切換えるアンテナダイバー
シチィ受信が行われる。
【0008】ところで、このアンテナダイバーシチィ受
信の場合には、各受信期間RX内で受信電界強度の低下
があっても、他方の系統のアンテナに切換えることは出
来ない不都合があった。即ち、図5に示すように送信と
受信とを時分割で行う無線電話システムの場合には、デ
ジタルデータ化された音声データを伝送するようにして
あり、復調前の受信信号を各受信スロット期間RXの途
中で切換えると、受信データが一時的に途切れることに
なり、正確な受信データの復調ができなくなる可能性が
ある。このため、各受信スロット期間RX内では、アン
テナの切換えをしないようにしている。
【0009】ところが、各受信スロット期間内でも、受
信電界強度の低下が発生する可能性があり、他方の系統
のアンテナに切換えた方が良好に受信できる場合があ
る。この不都合を解決するために、アンテナから復調回
路までを2系統用意して、2系統の復調データの中から
良好な方を選択する検波後ダイバーシチィ方式と称され
る受信方式が提案されている。
【0010】図6は、この検波後ダイバーシチィ方式の
受信装置の一例を示す図で、第1のアンテナ11で受信
した信号を第1のRF受信系回路14で受信処理させて
中間周波信号とし、この中間周波信号を第1の中間周波
回路15に供給する。そして、この第1の中間周波回路
15で増幅などの中間周波処理を行い、処理された中間
周波信号を第1の復調回路16に供給する。そして、こ
の復調回路16で検波された復調データを、切換スイッ
チ20に供給する。また、第2のアンテナ12で受信し
た信号を第2のRF受信系回路17で受信処理させて中
間周波信号とし、この中間周波信号を第2の中間周波回
路18に供給する。そして、この第2の中間周波回路1
8で増幅などの中間周波処理を行い、処理された中間周
波信号を第2の復調回路19に供給する。そして、この
復調回路19で検波された復調データを、切換スイッチ
20に供給する。
【0011】また、各中間周波回路15,18に得られ
る信号の受信電界強度RSSIのデータを比較回路21
に供給し、受信電界強度の高い方の受信系を判断する。
そして、受信電界強度が高いと判断した方の系の復調デ
ータを、切換スイッチ20で選択させ、この選択された
復調データを端子22から後段の受信信号処理回路に供
給する。
【0012】このように構成したことで、例えば図7に
示すように、受信スロット期間RX(図7のA参照)の
途中で第1のアンテナ11で受信した信号による系での
受信波1(図7のB)の電界強度が低下して、第2のア
ンテナ12で受信した信号による系での受信波2(図7
のC)の電界強度の方が強くなったとき、比較回路21
でこのことが検出されて、図7のDに示すように切換ス
イッチ20の制御信号が切換わり、端子22に得られる
復調データが別の系のものに切換わる。
【0013】このように検波された信号を切換える構成
の場合には、各復調回路16,19での検波処理が同期
して行われていれば、切換スイッチ20で復調データの
切換えを行っても、受信データが途切れることはない。
従って、図6に示す検波後ダイバーシチィ方式とするこ
とで、常時受信系の切換えができ、常時最良の受信状態
を選択することができる。
【0014】図8は、各受信方式での受信性能を比較し
た図で、図3に示す構成のようにダイバーシチィをしな
い場合の特性aが、最もビットエラーレートが悪く、受
信アンテナだけを切換えるアンテナダイバーシチィ方式
の特性b,検波後ダイバーシチィ方式の特性cとなるに
従ってビットエラーレートが改善されていることが判
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このため、無線電話シ
ステム用の携帯電話装置などの受信装置の場合には、検
波後ダイバーシチィ方式を採用するのが、受信性能上か
らは最も好ましい。ところが、検波後ダイバーシチィ方
式の場合には、常時2系統の受信処理系で受信処理や復
調処理を行う必要があり、受信装置としての消費電力
が、他の方式に比べ大きくなってしまう不都合があっ
た。特に、携帯用に小型に構成された無線電話装置の場
合には、バッテリ駆動であるので、バッテリを交換せず
に連続使用できる時間を長くする必要があるが、検波後
ダイバーシチィ方式を適用して常時2系統の回路で受信
処理させると、バッテリの持続時間が短くなって、電話
装置としての使い勝手が悪くなってしまう。
【0016】本発明はかかる点に鑑み、検波後ダイバー
シチィ方式を適用した受信装置の消費電力を削減するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の受信装置は、例
えば図1に示すように、第1のアンテナ31と、第2の
アンテナ32と、第1及び第2のアンテナが選択的に
続された第1の受信回路41〜43と、第2のアンテナ
接続された第2の受信回路51〜53と、各受信回路
への電源供給手段65と、各受信回路で受信された受信
状態を判別する判別手段63とを備え、判別手段で両受
信回路の受信状態を比較し、この比較結果に基づいて、
第1,第2の受信回路の内の何れか一方の受信回路の出
力を選択して出力する受信装置において、判別手段で、
第1の受信回路41〜43が第1のレベル以上の受信状
態であることを判別したとき、電源供給手段から第2
受信回路51〜53への電源供給を停止させて、2つの
アンテナの内の何れか一方と第1の受信回路41〜43
を使用して受信し、第1のレベルよりも低い第2のレベ
ル以上の受信状態であることを判別したとき、電源供給
手段から第2の受信回路51〜53への電源供給を停止
させて、2つのアンテナの内の良好な受信状態のアンテ
ナを選択しながら第1の受信回路41〜43を使用して
受信し、第2のレベルよりも低い受信状態であることを
判別したとき、電源供給手段から第1及び第2の受信回
路41〜43,51〜53に電源供給させて、それぞれ
の受信回路で異なるアンテナからの信号を受信して、良
好な受信状態の受信回路を選択させるようにしたもので
ある。
【0018】また、この場合に第1及び第2の受信回路
が受信する信号は、受信スロット期間が間欠的に形成さ
れた信号であり、電源供給手段は、受信スロット期間以
外の期間に、第1及び第2の受信回路への電源供給を停
止させ、受信スロット期間に、受信状態に応じた電源供
給を行うようにしたものである。
【0019】さらに、それぞれの場合に判別手段で受信
電界強度より各受信回路の受信状態を判別するようにし
たものである。
【0020】また本発明の受信方法は、第1のアンテナ
又は第2のアンテナが拾った無線信号を受信処理して第
1の受信信号を得ると共に、第2のアンテナが拾った無
線信号を受信処理して第2の受信信号を得られるように
して、第1の受信信号が第1のレベル以上の受信状態で
あることを判別したとき、第2の受信信号を得るための
受信処理を停止させ、第1の受信信号が第1のレベルよ
りも低い第2のレベル以上の受信状態であることを判別
したとき、第2の受信信号を得るための受信処理を停止
させた状態で、2つのアンテナの内の良好な受信状態の
アンテナを選択しながら第1の受信信号を得る受信処理
を行い、第2のレベルよりも低い受信状態であることを
判別したとき、第1及び第2の受信信号を得るようにし
て、良好な受信状態の受信信号を選択させるようにした
ものである。
【0021】また、この場合に第1及び第2の受信信号
として受信する信号は、受信スロット期間が間欠的に形
成された信号であり、受信スロット期間以外の期間に
は、第1及び第2の受信信号を得るための受信処理を停
止させ、受信スロット期間に、受信状態に応じた受信処
理を行うようにしたものである。
【0022】また、それぞれの場合に受信状態の判断と
して、受信電界強度の判断を行うようにしたものであ
る。
【0023】
【作用】本発明の受信装置によると、出力として選択さ
れた第1の受信回路で受信処理に充分な所定レベル以上
の受信状態であるときには、第2の受信回路への電源供
給が停止するので、それだけ消費電力を低減させること
ができる。この場合、第1の受信回路で受信処理に充分
な所定レベル以上の受信状態であるときには、第2の受
信回路に切換える必要性がないので、他方の受信回路へ
の電源供給が停止されることで、ダイバーシチィ受信性
能が低下することはない。
【0024】また、この場合に第2のアンテナを、第1
のアンテナと切換えて第1の受信回路に接続できるよう
にしたことで、アンテナダイバーシチィが可能になり、
受信状態によりアンテナダイバーシチィと検波後ダイバ
ーシチィとを切換えることが可能になる。
【0025】さらに、判別手段で受信電界強度より各受
信回路の受信状態を判別することで、簡単に各受信回路
の受信状態を判断できるようになる。
【0026】また本発明の受信方法によると、良好に受
信できた受信信号が所定レベル以上の受信状態であるこ
とを検出したとき、第2の受信信号の受信処理を停止さ
せるようにしたことで、受信処理系を切換える必要のな
いときには、第2の受信信号の受信処理が行われず、無
駄な受信処理が行われず、それだけ消費電力を低減させ
ることができる。
【0027】また、この場合に第1のアンテナが拾った
無線信号と、第2のアンテナが拾った無線信号とを切換
えて受信処理できるようにしたとで、アンテナダイバー
シチィが可能になり、より受信性能を向上させることが
できるようになる。
【0028】さらに、受信電界強度より受信状態を判断
するようにしたことで、簡単に受信状態の判断ができる
ようになる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2を参
照して説明する。
【0030】本例においては、基地局との間でデジタル
データの無線通信が行われる携帯用無線電話装置に適用
したもので、図1に示すように構成する。図1におい
て、31及び32はアンテナを示し、第1のアンテナ3
1は受信専用のアンテナで、第2のアンテナ32は送受
信兼用のアンテナである。そして、第1のアンテナ31
が受信した信号を、アンテナ切換スイッチ33の第1の
固定接点33aに供給する。
【0031】そして、第2のアンテナ32が受信した信
号を、送受信切換スイッチ34の可動接点34mに供給
する。この送受信切換スイッチ34は、可動接点34m
が送信期間と受信期間の切換わりに連動して、後述する
中央制御装置60の制御で切換わるスイッチで、この切
換スイッチ34の受信側である第1の固定接点34a
を、アンテナ切換スイッチ33の第2の固定接点33b
に接続する。従って、アンテナ切換スイッチ33の可動
接点33mの切換えにより、第1のアンテナ31で受信
した信号と、第2のアンテナ32で受信した信号(但し
送受信切換スイッチ34が第1の固定接点34a側に切
換わっている必要がある)とを選択することができる。
このアンテナ切換スイッチ33の切換えは、後述する比
較回路63による制御で行われる。
【0032】そして、アンテナ切換スイッチ33の可動
接点33mに得られる信号を、第1のRF(高周波)受
信系回路41に供給し、基地局から下りチャンネルの伝
送信号として送信される所定の周波数帯域を受信処理さ
せ、中間周波信号とする。また、第2のアンテナ32が
受信した信号が得られる第1の固定接点34aに得られ
る信号を、第2のRF受信系回路51に供給し、基地局
から送信される所定の周波数帯域を受信処理させ、中間
周波信号とする。この各RF受信系回路41,51で受
信処理する周波数としては、例えば800MHz帯又は
1.5GHz帯の伝送信号で、両RF受信系回路12,
23で同じ周波数(チャンネル)の信号を受信処理す
る。この受信周波数(受信チャンネル)は、後述する中
央制御装置60の制御に基づいて設定される。
【0033】そして、第1及び第2のRF受信系回路4
1及び51が出力する中間周波信号を、それぞれ第1及
び第2の中間周波回路(IF回路)42及び52に供給
し、それぞれ増幅などの中間周波処理を行う。この場
合、それぞれの中間周波回路42及び52では、供給さ
れる中間周波信号のレベル(即ち受信電界強度:RSS
I)を検出して出力するようにしてある。
【0034】そして、各中間周波回路42及び52で中
間周波処理された受信信号を、それぞれ第1及び第2の
復調回路43及び53に供給し、それぞれ復調処理して
復調データを得る。ここでは、送信信号としてデジタル
データであるので、復調された検波信号としては、ビッ
トデータとなる。そして、それぞれの復調回路43,5
3で復調された復調データを、検波信号切換スイッチ3
5の第1の固定接点35a及び第2の固定接点35bに
供給する。この検波信号切換スイッチ35は、供給され
る2系統の復調データの中から良好な信号を選択するス
イッチで、選択は比較回路63の制御で行われる。この
比較回路63は、各中間周波回路42及び52から、受
信電界強度の検出信号が供給され、受信電界強度が高い
方の受信系を判別し、判別した結果に基づいて受信電界
強度が高い方の復調データを出力するように、切換スイ
ッチ35の可動接点35mを切換えさせる。
【0035】そして、検波信号切換スイッチ35で選択
された復調データを、チャンネルデコーダ36に供給す
る。このチャンネルデコーダ36では、この無線電話装
置が適用されるデジタル通信方式に従って伝送されたデ
ータの中から音声データ,制御データを抽出してデコー
ドする回路で、この無線電話装置全体の制御を行うマイ
クロコンピュータである中央制御装置(CPU)60の
制御に基づいてデコードが行われ、デコードされた制御
データについては中央制御装置60に供給する。
【0036】そして、受信データから抽出された音声デ
ータを、音声デコーダ37に供給し、通信方式に従った
デコード処理を行うと共に、デコードされたデジタル音
声データをアナログ音声信号に変換する処理を行い、変
換されたアナログ音声信号をスピーカ38から音声とし
て出力させる。
【0037】また、図1において71はマイクを示し、
このマイク71が拾った音声を、音声エンコーダ72に
供給する。この音声エンコーダ72では、供給されるア
ナログ音声信号をデジタル音声データに変換すると共
に、変換されたデジタル音声データを通信方式に従った
音声データにエンコードする。そして、エンコードされ
たデジタル音声データを、チャンネルエンコーダ73に
供給し、中央制御装置60から供給される制御データな
どと共に、この無線電話装置が適用されるデジタル通信
方式に従ったチャンネルにエンコードする。そして、エ
ンコードされたデータを、変調回路74に供給し、通信
方式に従ったデジタル変調を行う。そして、変調された
信号を、RF送信回路75で所定の周波数帯(800M
Hz帯又は1,5GHz帯)の送信信号とし、この送信
信号を送受信切換スイッチ34の第2の固定接点34b
を介して第2のアンテナ32から無線送信させる。
【0038】なお、本例の無線電話装置が適用されるデ
ジタル通信方式は、TDMAと称される時分割多重接続
方式で、送信タイミングと受信タイミングとが異なるタ
イミングで設定され、送信信号の変調方式としては例え
ばπ/4シフトDQPSK変調などの位相変調が適用さ
れる。
【0039】そして、本例の無線電話装置には、発呼時
のダイヤル番号などを入力させる数字などのキー61
と、動作状態やダイヤル番号などを表示する表示部62
とを備え、キー61の操作情報が中央制御装置60に供
給され、発呼操作などができると共に、中央制御装置6
0の制御に基づいて表示部62に各種表示が行われる。
【0040】また、各中間周波回路42及び52から出
力される、受信電界強度の検出信号を、切換スイッチ6
4に第1及び第2の固定接点64a及び64bに供給
し、比較回路63で受信電界強度が高いと判断した方の
検出信号を可動接点64mで選択させる。そして、この
可動接点64mに得られる受信電界強度の検出信号を、
中央制御装置60に供給する。
【0041】また、比較回路63で判断したそれぞれの
受信電界強度に応じて、アンテナ切換スイッチ33を切
換えさせる。
【0042】また、図1において、65は電源回路を示
し、この電源回路65から装置内の各回路に作動用電源
を供給する。図1では受信系の電源供給路だけを示し、
電源供給スイッチ66を介して第1の受信系回路41,
第1の中間周波回路42,第1の復調回路43に電源を
供給する。また、電源供給スイッチ67を介して第2の
受信系回路51,第2の中間周波回路52,第2の復調
回路53に電源を供給する。この電源供給スイッチ6
6,67は、中央制御装置60により制御される。ま
た、チャンネルデコーダ36及び音声デコーダ37に
は、受信処理を行う間は常時電源が供給される。
【0043】なお、図示はしないが、中央制御装置60
などの他の回路にも電源が供給されることは勿論であ
る。
【0044】次に、本例の電話装置にて受信を行う場合
の動作を、図2を参照して説明する。本例の場合には、
アンテナ切換スイッチ33の切換えによるアンテナダイ
バーシチィ受信と、検波信号切換スイッチ35の切換え
による検波後ダイバーシチィ受信とを適宜切換えて受信
処理するもので、各中間周波回路が出力する受信電界強
度のデータに応じて、その選択を行う。
【0045】まず、図2のAに示すように各アンテナ3
1,32で受信した場合の受信電界強度が変化するもの
とする(但し両受信電界強度を連続的に検出しているの
ではない)。ここで、実線で示すレベルが第1のアンテ
ナ31で受信した場合の受信電界強度(受信波1とす
る)で、破線で示すレベルが第2のアンテナ32で受信
した場合の受信電界強度(受信波2とする)である。
【0046】そして、図2のBに示すように受信を行う
スロット期間RX1,RX2,RX3‥‥が間欠的に形
成されているとする。ここで、受信スロット期間RX1
のときには、この期間RX1での受信波1の受信電界強
度(実際にはその直前の受信レベル測定期間で判断)
が、基準となる第1の受信電界強度Th1よりも充分に
高いことを比較回路63で検出する。このときには、ダ
イバーシチィ受信をせず、中央制御装置60の制御で、
電源供給スイッチ66だけを受信スロット期間とその直
前の受信レベル測定期間に接続させ、第1のRF受信系
回路41,第1の中間周波回路42,第1の復調回路4
3に電源を供給させる(図2のCがスイッチ66の制御
状態)。
【0047】そして、第1のアンテナ31の受信信号を
アンテナ切換スイッチ33を介して第1のRF受信系回
路41に供給させ、第1のRF受信系回路41,第1の
中間周波回路42,第1の復調回路43で受信処理さ
せ、復調回路43が出力する復調データを、切換スイッ
チ35を介してチャンネルデコーダ36に供給させるよ
うに、比較回路63が制御する。図2のEは、アンテナ
切換スイッチ33の接続制御状態を示し、ローレベル状
態のとき第1の固定接点33a(即ち第1のアンテナ
31側)と接続され、ハイレベル状態のとき第2の固
定接点33b(即ち第2のアンテナ32側)と接続され
る。また、図2のFは、検波信号切換スイッチ35の接
続状態を示し、ローレベル状態のとき第1の固定接点
35a(即ち第1の復調回路43側)と接続され、ハイ
レベル状態のとき第2の固定接点35b(即ち第2の
復調回路53側)と接続される。
【0048】そして、このようにして第1のアンテナ3
1だけを使用して各受信スロット期間RX1,RX2‥
‥と受信処理を行っていくが、受信電界強度が徐々に低
下して、受信スロット期間RX3の受信中に検出される
受信電界強度で、基準となる第1の受信電界強度Th1
に近づいていることが検出される。
【0049】このとき、次の受信スロット期間RX4の
直前の受信レベル測定期間LMで、図2のEに示すよう
に、アンテナ切換スイッチ33を交互に切換えさせ、両
アンテナ31,32の受信波による第1の中間周波回路
42での受信電界強度を比較回路63で検出させる。そ
して、このときには受信波2の受信電界強度の方が高い
ことが検出され、受信スロット期間RX4では、アンテ
ナ切換スイッチ33を第2のアンテナ32側に切換えさ
せ、この第2のアンテナ32による受信波2を受信処理
させる。
【0050】そして、次の受信スロット期間RX5の直
前の受信レベル測定期間LMでも、アンテナ切換スイッ
チ33を交互に切換えさせ、両アンテナ31,32の受
信波による第1の中間周波回路42での受信電界強度を
比較回路63で検出させる。このときには、受信波1の
受信電界強度の方が高いことが検出され、受信スロット
期間RX5では、アンテナ切換スイッチ33を第1のア
ンテナ31側に切換えさせ、この第1のアンテナ31に
よる受信波1を受信処理させる。
【0051】ここまでは、ダイバーシチィ受信を全く行
わない状態又はアンテナダイバーシチィ受信状態である
ので、電源供給スイッチ67は開状態のままとされ、受
信スロットの期間であっても、第2のRF受信系回路5
1,第2の中間周波回路52,第2の復調回路53では
受信処理が行われない。
【0052】ところが、次の受信スロット期間RX6の
直前での受信電界強度測定では、高い方の受信電界強度
であっても、第1の基準レベルTh1よりも低い第2の
基準レベルTh2よりも下がっていることが検出され
る。この第2の基準レベルTh2よりも受信電界強度が
下がった場合には、検波後ダイバーシチィに切換えさせ
る。即ち、この受信スロット期間RX6では、図2の
C,Dに示すように、双方の電源供給スイッチ66,6
7を閉状態として、双方の受信回路系に電源を供給させ
て作動させる。そして、アンテナ切換スイッチ33では
第1のアンテナ31を選択させ、第1のRF受信系回路
41では、第1のアンテナ31による受信波1を受信処
理させる。また、第2のRF受信系回路51では、第2
のアンテナ32による受信波2が受信処理される。
【0053】そして、この受信スロット期間RX6内で
は、比較回路63が常時2系統の受信電界強度を判別し
て、受信スロット期間の途中でも、受信電界強度が高い
系統が切換わったときには、切換スイッチ35を切換え
させて、受信電界強度が高い方の復調データをチャンネ
ルデコーダ36に供給させる。次の受信スロット期間R
X7でも、同様に検波後ダイバーシチィによる制御が行
われる。
【0054】そして、高い方の受信電界強度が再び第2
の基準レベルTh2を越えたときには、アンテナダイバ
ーシチィ受信に切換えさせ、第1の基準レベルTh1を
越えたときには、ダイバーシチィをしない受信に切換え
させる。
【0055】このように、受信電界強度に応じてダイバ
ーシチィをしない受信状態,アンテナダイバーシチィ受
信状態,検波後ダイバーシチィ受信状態と切換わること
で、受信レベルに応じた適切な受信処理が行われ、良好
に伝送信号を受信することができる。そして本例におい
ては、ダイバーシチィをしない受信状態とアンテナダイ
バーシチィ受信状態では、電源供給スイッチ66だけを
受信スロット期間に閉状態として、第1のRF受信系回
路41,中間周波回路42,復調回路43にだけ電源を
供給するようにして、第2のRF受信系回路51,中間
周波回路52,復調回路53には電源が供給されないの
で、1系統の受信系だけが作動することになり、それだ
け受信に必要な消費電力を低減させることができる。従
って、例えばこの無線電話装置がバッテリ駆動による装
置である場合には、バッテリの持続時間をそれだけ長く
することができる。特に、受信状態が良好な場合にバッ
テリの持続時間が長くなる。そして、受信性能として
は、受信状態が悪い場合には最も受信性能が良い検波後
ダイバーシチィ受信が行われるので、常時検波後ダイバ
ーシチィ受信を行う場合と同様の最良の受信性能が確保
される。
【0056】なお、第1の基準レベルTh1は、ダイバ
ーシチィをしない受信状態とアンテナダイバーシチィ受
信状態とを切換える判断をするときに必要なレベルの受
信電界強度に設定する。また、第2の基準レベルTh2
は、アンテナダイバーシチィ受信状態と検波後ダイバー
シチィ受信状態とを切換える判断をするときに必要なレ
ベルの受信電界強度に設定する。
【0057】また、上述実施例では受信電界強度の検出
により受信状態を判断するようにしたが、他の方法で受
信状態を判断するようにしても良い。例えば、受信デー
タのエラーレート,受信信号のSN比などから受信状態
を判断するようにしても良い。
【0058】また、上述実施例では無線電話装置の受信
系に適用したが、他の無線通信が行われる受信装置にも
適用できることは勿論である。
【0059】
【発明の効果】本発明の受信装置によると、出力として
選択された第1の受信回路で受信処理に充分な所定レベ
ル以上の受信状態であるときには、第2の受信回路への
電源供給が停止するので、それだけ消費電力を低減させ
ることができる。この場合、第1の受信回路で受信処理
に充分な所定レベル以上の受信状態であるときには、
の受信回路に切換える必要性がないので、他方の受信
回路への電源供給が停止されることで、ダイバーシチィ
受信性能が低下することはない。
【0060】また、この場合に第2のアンテナを、第1
のアンテナと切換えて第1の受信回路に接続できるよう
にしたことで、アンテナダイバーシチィが可能になり、
受信状態によりアンテナダイバーシチィと検波後ダイバ
ーシチィとを切換えることが可能になり、受信性能をよ
り向上させることができる。この場合、アンテナダイバ
ーシティを行うときには、第1の受信回路だけに電源を
供給ずれば良く、それだけ消費電力の低減を図ることが
できる。
【0061】さらに、判別手段で受信電界強度より各受
信回路の受信状態を判別することで、簡単に各受信回路
の受信状態を判断できるようになる。
【0062】また本発明の受信方法によると、良好に受
信できた受信信号が所定レベル以上の受信状態であるこ
とを検出したとき、第2の受信信号の受信処理を停止さ
せるようにしたことで、受信処理系を切換える必要のな
いときには、第2の受信信号の受信処理が行われず、無
駄な受信処理が行われず、それだけ消費電力を低減させ
ることができる。
【0063】また、この場合に第1のアンテナが拾った
無線信号と、第2のアンテナが拾った無線信号とを切換
えて受信処理できるようにしたとで、アンテナダイバー
シチィが可能になり、より受信性能を向上させることが
できるようになる。
【0064】さらに、受信電界強度より受信状態を判断
するようにしたことで、簡単に受信状態の判断ができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による無線電話装置の構成図
である。
【図2】一実施例による制御状態を示すタイミング図で
ある。
【図3】ダイバーシチィをしない受信装置の一例を示す
構成図である。
【図4】アンテナダイバーシチィによる受信装置の一例
を示す構成図である。
【図5】アンテナダイバーシチィによる受信状態の一例
を示すタイミング図である。
【図6】検波後ダイバーシチィによる受信装置の一例を
示す構成図である。
【図7】検波後ダイバーシチィによる受信状態の一例を
示すタイミング図である。
【図8】各ダイバーシチィ方式による受信性能を示す特
性図である。
【符号の説明】
31 第1のアンテナ 32 第2のアンテナ 33 アンテナ切換スイッチ 35 検波信号切換スイッチ 41 第1のRF受信系回路 42 第1の中間周波回路 43 第1の復調回路 51 第2のRF受信系回路 52 第2の中間周波回路 53 第2の復調回路 60 中央制御装置(CPU) 63 比較回路 65 電源回路 66,67 電源供給スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/02 - 7/12 H04L 1/02 - 1/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のアンテナと、第2のアンテナと、
    上記第1及び第2のアンテナが選択的に接続された第1
    の受信回路と、上記第2のアンテナ接続された第2の
    受信回路と、上記各受信回路への電源供給手段と、上記
    各受信回路で受信された受信状態を判別する判別手段と
    を備え、 上記判別手段で上記両受信回路の受信状態を比較し、こ
    の比較結果に基づいて、上記第1,第2の受信回路の内
    の何れか一方の受信回路の出力を選択して出力する受信
    装置において、 上記判別手段で、上記第1の受信回路が第1のレベル以
    上の受信状態であることを判別したとき、上記電源供給
    手段から第2の受信回路への電源供給を停止させて、上
    記2つのアンテナの内の何れか一方と上記第1の受信回
    路を使用して受信し、 上記第1のレベルよりも低い第2のレベル以上の受信状
    態であることを判別したとき、上記電源供給手段から第
    2の受信回路への電源供給を停止させて、上記2つのア
    ンテナの内の良好な受信状態のアンテナを選択しながら
    上記第1の受信回路を使用して受信し、 上記第2のレベルよりも低い受信状態であることを判別
    したとき、上記電源供給手段から第1及び第2の受信回
    路に電源供給させて、それぞれの受信回路で異なるアン
    テナからの信号を受信して、良好な受信状態の受信回路
    を選択させ るようにした受信装置。
  2. 【請求項2】 上記第1及び第2の受信回路が受信する
    信号は、受信スロット期間が間欠的に形成された信号で
    あり、上記電源供給手段は、受信スロット期間以外の期
    間に、上記第1及び第2の受信回路への電源供給を停止
    させ、受信スロット期間に、上記受信状態に応じた電源
    供給を行うようにした請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 上記判別手段で受信電界強度より各受信
    回路の受信状態を判別するようにした請求項1又は2記
    載の受信装置。
  4. 【請求項4】 第1のアンテナ又は第2のアンテナが拾
    った無線信号を受信処理して第1の受信信号を得ると共
    に、第2のアンテナが拾った無線信号を受信処理して第
    2の受信信号を得られるようにして、 上記第1の受信信号が第1のレベル以上の受信状態であ
    ることを判別したとき、上記第2の受信信号を得るため
    の受信処理を停止させ、 上記第1の受信信号が第1のレベルよりも低い第2のレ
    ベル以上の受信状態であることを判別したとき、上記第
    2の受信信号を得るための受信処理を停止させた状態
    で、上記2つのアンテナの内の良好な受信状態のアンテ
    ナを選択しながら上記第1の受信信号を得る受信処理を
    行い、 上記第2のレベルよりも低い受信状態であることを判別
    したとき、上記第1及び第2の受信信号を得るようにし
    て、良好な受信状態の受信信号を選択させる ようにした
    ことを特徴とする受信方法。
  5. 【請求項5】 第1及び第2の受信信号として受信する
    信号は、受信スロット期間が間欠的に形成された信号で
    あり、受信スロット期間以外の期間には、上記第1及び
    第2の受信信号を得るための受信処理を停止させ、受信
    スロット期間に、上記受信状態に応じた受信処理を行う
    ようにした請求項4記載の受信方法。
  6. 【請求項6】 上記受信状態の判断として、受信電界強
    度の判断を行うようにした請求項4又は5記載の受信方
    法。
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