JP2009290799A - 無線通信機及び通信方法 - Google Patents

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雅史 柴田
Sanae Karikomi
佐奈恵 刈込
Fukuo Takahashi
福夫 高橋
Hideaki Fujioka
偉晃 藤岡
Toru Fukutake
徹 福武
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Abstract

【課題】無線通信機のメインチャネルとサブチャネルの切替えを自動で行い、ユーザの負担を軽減する。
【解決手段】送信時には、強度検出部21a,21bにより、アンテナ18から入力されている信号の強度を検出し、メインチャネルの周波数の信号が受信されていなければ、マイクロホン12からの音声信号をメインチャネルで送信し、メインチャネルの周波数の信号が受信されており、かつ、サブチャネルの周波数の信号が受信されていなければ、音声信号をサブチャネルで送信する。受信時には、強度検出部21a,21b及びトーン検出回路23a,23bを用いて、アンテナ18から入力されている信号の周波数及びトーン信号を監視し、アンテナ18から入力されている信号がメインチャネル或はサブチャネルの信号の場合に、復調してスピーカ29から出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信機及び通信方法に関する。
特定小電力無線機等の無線通信機には、特定のチャネルを用いた通信とサブチャネルを用いた通信が可能であり、その特定のチャネルが他で使用中で、混信のおそれがあるときには、サブチャネルによる通信を行うものがある。
このような通信機の例が、下記特許文献1,2に示されている。
特開昭50−137415号公報 特開2004−127176号公報
特許文献1の通信機は、複数のチャネル中、優先チャネル(メインチャネル)を優先的に選局する通信機であって、マニュアル操作で優先チャネル以外のチャネル(サブチャネル)で通信を行うことができる。マニュアル操作で優先チャネル以外のチャネルで交信中に、所定の時間間隔で優先チャネルへの入感信号の有無をチェックし、入感信号があった場合に、優先チャネルでの通信を選択させる構成である。
特許文献2の通信機は、無線データ収集システムであって、例えば2つの周波数チャネルのうち最初に出力する側の周波数チャネルをメインチャネルとし、2番目に出力する周波数チャネルをサブチャネルとし、周辺に他の無線親機や無線子機が増えて通信タイミングが重なることによってメインチャネルが使用できなくなる場合、サブチャネルで通信を実行する。そして、サブチャネルで通信を実行した場合、現在のメインチャネルを変更し、次回の通信時には変更後のメインチャネルで通信を行うようにしている。
メインチャネルが他の通信機等で使用され、メインチャネルで送信すると混信する場合、サブチャネルへの切替えを行っているが、マニュアルでその切替えを行わなければならず、ユーザの負担になっていた。
本発明は、メインチャネルからサブチャネルへの切替えを自動的に行い、利用者の負担を軽減できる通信機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る無線通信機は、
送信対象の信号を事前に設定されたメインチャネルのチャネル周波数を持つ第1の送信信号に変換する第1の変換手段と、
前記送信対象の信号を事前に設定されたサブチャネルのチャネル周波数を持つ第2の送信信号に変換する第2の変換手段と、
アンテナから受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信されたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記アンテナから受信している信号が前記サブチャネルを用いて送信されたか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第1の判断手段及び第2の判断手段の判断結果に基づき、前記受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信されていないと判断した場合には前記第1の送信信号を送信し、前記受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信され且つ前記サブチャネルを用いて送信されていないと判断できる場合に、前記第2の送信信号を前記アンテナから送信する選択手段と、
を備えることを特徴とする。
尚、前記メインチャネルは、固有のチャネル周波数とトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、前記サブチャネルは、前記メインチャネルのチャネル周波数とは異なるチャネル周波数と任意のトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、前記第1の変換手段は、前記送信対象の信号と前記メインチャネルのトーン信号とを合成してから前記メインチャネルのチャネル周波数を持つ第1の送信信号に変換し、前記第2の変換手段は、前記送信対象の信号と前記サブチャネルのトーン信号とを合成してから前記サブチャネルのチャネル周波数を持つ第2の送信信号に変換してもよい。
また、前記第1の判断手段及び前記第2の判断手段は、前記アンテナから受信している信号の持つ周波数に基づいて、前記判断をそれぞれ行ってもよい。
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点に係る無線通信機は、
アンテナと、
前記アンテナで受信する信号を監視し、事前に設定されたメインチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことを検出する第1の処理と、事前に設定されたサブチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことを検出する第2の処理とを交互に行うチャネル切替え手段と、
前記メインチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことが検出された場合に、前記アンテナで受信する信号を復調して受信対象の信号を出力する第1の出力手段と、
前記サブチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことが検出された場合に、前記アンテナで受信する信号を復調して受信対象の信号を出力する第2の出力手段と、
を備えることを特徴とする。
尚、前記メインチャネルは、固有のチャネル周波数とトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、前記サブチャネルは、前記メインチャネルのチャネル周波数とは異なるチャネル周波数と任意のトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、前記チャネル切替え手段は、前記アンテナで受信する信号の周波数とその信号に含まれるトーン信号とに基づいて、前記第1の処理と第2の処理とを行ってもよい。
上記目的を達成するために、本発明の第3の観点に係る無線通信機は、
送信対象の信号を事前に設定されたメインチャネルのチャネル周波数を持つ第1の送信信号に変換する第1の変換手段と、
前記送信対象の信号を事前に設定されたサブチャネルのチャネル周波数を持つ第2の送信信号に変換する第2の変換手段と、
アンテナから受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信されたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記アンテナから受信している信号が前記サブチャネルを用いて送信されたか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第1の判断手段及び第2の判断手段の判断結果に基づき、前記受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信されていないと判断した場合には前記第1の送信信号を送信し、前記受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信され且つ前記サブチャネルを用いて送信されていないと判断できる場合に、前記第2の送信信号を前記アンテナから送信する選択手段と、
前記アンテナで受信する信号を監視し、前記メインチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことを検出する第1の処理と、前記サブチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことを検出する第2の処理とを交互に行うチャネル切替え手段と、
前記メインチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことが検出された場合に、前記アンテナで受信する信号を復調して受信対象の信号を出力する第1の出力手段と、
前記サブチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことが検出された場合に、前記アンテナで受信する信号を復調して受信対象の信号を出力する第2の出力手段と、
を備えることを特徴とする。
尚、前記メインチャネルは、固有のチャネル周波数とトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、前記サブチャネルは、前記メインチャネルのチャネル周波数とは異なるチャネル周波数と任意のトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、前記第1の変換手段は、前記送信対象の信号と前記メインチャネルのトーン信号とを合成してから前記メインチャネルのチャネル周波数を持つ第1の送信信号に変換し、前記第2の変換手段は、前記送信対象の信号と前記サブチャネルのトーン信号とを合成してから前記サブチャネルのチャネル周波数を持つ第2の送信信号に変換してもよい。
また、前記第1の判断手段及び前記第2の判断手段は、前記アンテナから受信している信号の持つ周波数に基づいて、前記判断をそれぞれ行ってもよい。
また、前記メインチャネルは、固有のチャネル周波数とトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、前記サブチャネルは、前記メインチャネルのチャネル周波数とは異なるチャネル周波数と任意のトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、前記チャネル切替え手段は、前記アンテナで受信する信号の周波数とその信号に含まれるトーン信号とに基づいて、前記第1の処理と第2の処理とを行ってもよい。
上記目的を達成するために、本発明の第4の観点に係る通信方法は、
アンテナから受信している信号が事前に設定されたメインチャネルを用いて送信されていないと判断した場合には送信対象の信号を前記メインチャネルのチャネル周波数を持つ第1の送信信号に変換して送信する第1の変換処理と、
前記アンテナから受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信され且つ前記メインチャネルとは異なるサブチャネルを用いて送信されていないと判断できる場合に、前記送信対象の信号を前記サブチャネルのチャネル周波数を持つ第2の送信信号に変換して送信する第2の変換処理と、
を行うことを特徴とする。
尚、前記メインチャネルは、固有のチャネル周波数とトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、前記サブチャネルは、前記メインチャネルのチャネル周波数とは異なるチャネル周波数と任意のトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、前記第1の変換処理は、前記送信対象の信号と前記メインチャネルのトーン信号とを合成してから前記メインチャネルのチャネル周波数を持つ第1の送信信号に変換し、前記第2の変換処理は、前記送信対象の信号と前記サブチャネルのトーン信号とを合成してから前記サブチャネルのチャネル周波数を持つ第2の送信信号に変換してもよい。
また、前記第1の変換処理及び前記第2の変換処理は、前記アンテナから受信している信号の持つ周波数に基づいて、前記判断をそれぞれ行ってもよい。
上記目的を達成するために、本発明の第5の観点に係る通信方法は、
アンテナで受信する信号を監視し、事前に設定されたメインチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことを検出する第1の処理と、事前に設定されたサブチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことを検出する第2の処理とを交互に行うチャネル切替え処理と、
前記メインチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことが検出された場合に、前記アンテナで受信する信号を復調して受信対象の信号を出力する第1の出力処理と、
前記サブチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことが検出された場合に、前記アンテナで受信する信号を復調して受信対象の信号を出力する第2の出力処理と、
を行うことを特徴とする。
尚、前記メインチャネルは、固有のチャネル周波数とトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
前記サブチャネルは、前記メインチャネルのチャネル周波数とは異なるチャネル周波数と任意のトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
前記チャネル切替え処理は、前記アンテナで受信する信号の周波数とその信号に含まれるトーン信号とに基づいて、前記第1の処理と第2の処理とを行ってもよい。
本発明によれば、無線通信機のメインチャネルとサブチャネルとが自動的に切替わり、ユーザの負担とはならない。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信機の概要を示す構成図である。
この無線通信機(以下、無線機という)は、メインチャネルと、メインチャネルとは異なるサブチャネルの2つのチャネルを選択的に使用することで、混信時にも、通信相手との通話を可能とする通信機である。各チャネルは、搬送波の周波数つまりチャネル周波数と、トーン信号の周波数の組み合わせでそれぞれ事前に設定される。
図1の無線機は、CPU等で構成されて全体の動作を制御する制御部10と、通話を開始するために用いるPTT(Push To Talk)ボタン11と、マイクロホン12と、トーン信号発生回路13a,13bと、混合回路14と、キャリア発生回路15a,15bと、送信信号生成回路16と、デュープレクサ17と、アンテナ18とを備えている。
PTTボタン11は、制御部10に接続され、PTTボタン11が押下されたことが制御部10に検出される構成である。トーン信号発生回路13aは、制御部10からの指示に応じ、メインチャネル用のトーン信号を発生する。トーン信号発生回路13bは、制御部10からの指示に応じ、サブチャネル用のトーン信号を発生する。混合回路14は、マイクロホン12から与えられた音声信号とトーン信号発生回路13a又はトーン信号発生回路13bから与えられたトーン信号とを混合し、送信信号生成回路16に与える。
キャリア発生回路15aは、制御部10からの指示に応じ、メインチャネル用のチャネル周波数の搬送波を生成して送信信号生成回路16に与える。キャリア発生回路15bは、制御部10からの指示に応じ、サブチャネル用のチャネル周波数の搬送波を生成して送信信号生成回路16に与える。
送信信号生成回路16は、混合回路14の出力信号で、キャリア発生回路15a又はキャリア発生回路15bから与えられた搬送波を変調し、送信信号を生成する。送信信号は、デュープレクサ17を介してアンテナ18から放射される構成である。
図1の無線機は、さらに、デュープレクサ17を介してアンテナ18に接続された2つの強度検出部21a、21b及び2つの受信復調回路22a,22bを備えている。
強度検出部21aは、メインチャネル用のチャネル周波数を持つ受信信号の強度を検出する。強度検出部21bは、サブチャネル用のチャネル周波数を持つ受信信号の強度を検出する。強度検出部21a、21bの出力端子は、制御部10に接続されている。
受信復調回路22aは、メインチャネル用のチャネル周波数を持つ受信信号の復調を行う。受信復調回路22bは、サブチャネル用のチャネル周波数を持つ受信信号の復調を行う。受信復調回路22aの出力端子は、トーン検出回路23aに接続されると共に、スイッチ24を介してスケルチ回路26に接続されている。受信復調回路22bの出力端子は、トーン検出回路23bに接続されると共に、スイッチ25を介してスケルチ回路26に接続されている。
トーン検出回路23aは、受信復調回路22aの出力信号に含まれるトーン信号の周波数を検出する。トーン検出回路23bは、受信復調回路22bの出力信号に含まれるトーン信号の周波数を検出する。トーン検出回路23a,23bの出力端子は、制御部10に接続されている。
スイッチ24,25は、制御部10からの制御信号に基づいて、オン又はオフする。スケルチ回路26は、制御部10からの制御信号に基づいて、受信復調回路22a或いは受信復調回路22bの出力信号を遮断する機能を持つ。
スケルチ回路26の出力端子は、音信号発生回路27の出力端子と共に、増幅器28の入力端子に接続されている。音信号発生回路27は、制御部10からの制御信号に基づいて、通話時の開設状態を示す音に相当する信号を出力する。
増幅器28の出力端子は、スピーカ29に接続され、増幅器28は、スケルチ回路26の出力信号或いは音信号発生回路27の出力信号を増幅してスピーカ29に与える。
尚、図1では、説明のためにトーン信号発生回路13a,13b、キャリア発生回路15a、15b、強度検出部21a,21b、受信復調回路22a,22b、トーン検出回路23a,23b、及びスイッチ24,25をそれぞれ2つずつ配置したが、制御部10の制御で動作を切替えるようにすれば、それぞれ1つで構成することも可能である。
次に、無線機の動作を説明する。
無線機は、送信時にメインチャネルのチャネル周波数が他の通信で使用中の場合も、混信なく通信できるように、サブチャネルのチャネル周波数に自動的に切替えを行う。また、待ち受け時には、メインチャネルとサブチャネルの両方のチャネルをスキャンし、どちらかのチャネルで送信が行われたときに通話を開始する。
図2は、送信時の動作を示すフローチャートである。
PTTボタン11が押下されると、制御部10は強度検出部21aからメインチャネルのチャネル周波数を持つ受信信号の強度を取得し(ステップS11)、その強度が閾値以下であるか、否かを判定する(ステップS12)。即ち、メインチャネルに対するキャリアセンスを行う。メインチャネルのチャネル周波数を持つ受信信号の強度が閾値以下の場合(ステップS12:OK)、メインチャネルが他の通信で使用されていないとし、送信可能を示す音に相当する信号を音信号発生回路27に所定期間発生させ、マイクロホン12からの音声の入力を待つ。即ち、メインチャネルでの送信が可能な状態になる(ステップS13)。
ステップS13の送信可能状態でPTTボタン11が押下されてマイクロホン12を介して音声が入力されると、マイクロホン12から音声信号が混合回路14に入力される。一方、制御部10は、トーン信号発生回路13aを起動させ、メインチャネルのトーン信号を発生させると共に、キャリア発生回路15aを起動してメインチャネルのチャネル周波数を持つ搬送波を発生させる。
マイクロホン12からの音声信号とトーン信号とが混合回路14で混合される。送信信号生成回路16は、混合回路14の出力信号でキャリア発生回路15aの発生した搬送波を変調し、送信信号を生成する。送信信号は、メインチャネルのチャネル周波数を持つと共に、メインチャネルのトーン信号を含んでいる。送信信号は、デュープレクサ17を介してアンテナ18から放射される。即ち、メインチャネルを利用した送信が行われる。PTTボタン11の押下が解除されると、送信が終了したものとして、制御部10はトーン信号発生回路13a及びキャリア発生回路15aを停止し、待ち受け状態にする。
これに対し、ステップS12の判定で、メインチャネルのチャネル周波数を持つ受信信号の強度が閾値を超える場合(ステップS12:NG)、制御部10は
メインチャネルが他の通信で使用されているとし、キャリアセンスに失敗したことを示す音に相当する信号を音信号発生回路27に発生させると共に、所定の時間の例えば10s未満にPTTボタン11が再び押下された否かを判断する(S14)。10s未満にPTTボタン11が押下された場合には、メインチャネルに対するキャリアセンスのリトライ回数を確認し、例えば4回以下であれば(ステップS15:4回以下)、リトライ回数をインクリメントし(ステップS16)、処理をステップS11に戻す。
ステップS15で、メインチャネルに対するキャリアセンスのリトライ回数が5回であれば(ステップS15:5回)、制御部10は強度検出部21bからサブチャネルのチャネル周波数を持つ受信信号の強度を取得し(ステップS17)、その強度が閾値以下であるか、否かを判定する(ステップS18)。即ち、サブチャネルに対するキャリアセンスを行う。
サブチャネルのチャネル周波数を持つ受信信号の強度が閾値以下の場合(ステップS18:OK)、サブチャネルが他の通信で使用されていないとし、音信号発生回路27にキャリアセンスに失敗したことを示す音の信号の発生を停止させ、その代わりに送信可能を示す音に相当する信号を音信号発生回路27に発生させ、マイクロホン12からの音声の入力を待つ。即ち、サブチャネルでの送信が可能な状態になる(ステップS19)。
ステップS19の送信可能状態でPTTボタン11が押下されてマイクロホン12を介して音声が入力されると、マイクロホン12から音声信号が混合回路14に入力される。一方、制御部10は、トーン信号発生回路13bを起動させ、サブチャネルのトーン信号を発生させると共に、キャリア発生回路15bを起動してサブチャネルのチャネル周波数を持つ搬送波を発生させる。
マイクロホン12からの音声信号とトーン信号とが混合回路14で混合される。送信信号生成回路16は、混合回路14の出力信号でキャリア発生回路15bの発生した搬送波を変調し、送信信号を生成する。送信信号は、サブチャネルのチャネル周波数を持つと共に、サブチャネルのトーン信号を含んでいる。送信信号は、デュープレクサ17を介してアンテナ18から放射される。即ち、サブチャネルでの送信が行われる。
PTTボタン11の押下が解除されると、送信が終了したものとして、制御部10はトーン信号発生回路13b及びキャリア発生回路15bを停止し、待ち受け状態にする。
一方、ステップS14の処理で、最初にPTTボタン11を押下してから10s経過したと判定したとき(ステップS14:10s経過)、音信号発生回路27にキャリアセンスに失敗したことを示す音の信号の発生を停止させ、送信のためのキャリアセンスは行わず、待ち受け状態にする(ステップS20)。また、ステップS18の処理でサブチャネルのチャネル周波数を持つ受信信号の強度が閾値を超えた場合(ステップS18:NG)も、制御部10は送信のためのキャリアセンスは行わず、待ち受け状態にする(ステップS20)。
以上は、ユーザがPTTボタン11の押下を行う毎にキャリアセンスを行い、所定の時間内にPTTボタン11が押下された回数により、送信可能なメインチャネル或いはサブチャネルを選択して送信をさせる動作であるが、PTTボタン11を継続的に押下している期間中にもキャリアセンスができるようにすることが望ましい。そこで、制御部10は各部を制御し、次の図3及び図4に示す動作も併用する。
図3及び図4は、送信時の他の動作を示すフローチャートである。
PTTボタン11が押下されると、制御部10は、メインチャネルに対するキャリアセンスのリトライ回数を「0」に設定し(ステップS31)、強度検出部21aからメインチャネルのチャネル周波数を持つ受信信号の強度を取得する(ステップS32)。そして、制御部10は、受信信号の強度が閾値以下であるか、否かを判定する(ステップS33)。即ち、メインチャネルに対するキャリアセンスを行う。
この判定でメインチャネルのチャネル周波数を持つ受信信号の強度が閾値以下の場合(ステップS33:OK)、メインチャネルが他の通信で使用されていないとし、送信可能を示す音に相当する信号を音信号発生回路27に所定期間発生させ、マイクロホン12からの音声の入力を待つ。即ち、メインチャネルでの送信が可能な状態となる(ステップS34)。
ステップS34の送信可能状態でマイクロホン12を介して音声が入力されると、マイクロホン12から音声信号が混合回路14に入力される。一方、制御部10は、トーン信号発生回路13aを起動させ、メインチャネルのトーン信号を発生させると共に、キャリア発生回路15aを起動してメインチャネルのチャネル周波数を持つ搬送波を発生させる。
マイクロホン12からの音声信号とトーン信号とが混合回路14で混合される。送信信号生成回路16は、混合回路14の出力信号でキャリア発生回路15aの発生した搬送波を変調し、送信信号を生成する。送信信号は、メインチャネルのチャネル周波数を持つと共に、メインチャネルのトーン信号を含んでいる。送信信号は、デュープレクサ17を介してアンテナ18から放射される。即ち、メインチャネルを利用した送信が行われる。PTTボタン11の押下が解除されると、送信が終了したものとして、制御部10はトーン信号発生回路13a及びキャリア発生回路15aを停止し、待ち受け状態にする。
これに対し、ステップS33の判定で、メインチャネルのチャネル周波数を持つ受信信号の強度が閾値を超える場合(ステップS33:NG)、制御部10は
メインチャネルが他の通信で使用されていると判断し、キャリアセンスに失敗したことを示す音に相当する信号を音信号発生回路27に発生させる。そして、メインチャネルに対するキャリアセンスのリトライ回数を確認し、例えば4回以下であれば(ステップS35:4回以下)、リトライ回数をインクリメントし(ステップS36)、内蔵タイマを例えばタイマを500msに設定する(ステップS37)。これにより、PTTボタン11が継続的に押下されている間にメインチャネルに対するキャリアセンスを行う間隔が設定される。そして、制御部10は、PTTボタン11が継続的に押下されているか否かを確認する(ステップS38)。
PTTボタン11が継続的に押下されていれば(ステップS38:押し続け)、500ms経過したか否かを確認する(ステップS39)。ステップS39で500ms経過したと判定したとき(ステップS39:500ms経過)、処理をステップS32に戻す。
一方、ステップS39で、500ms未満と判定したとき(ステップS39:500ms未満)、処理をステップS38に戻し、PTTボタン11が継続的に押下されているか確認する。
ステップS38の処理でPTTボタン11が放されたと判定したときには(ステップS38:放す)、内蔵タイマを例えば10sに設定する(ステップS40)。そして、ステップS41で、10s経過したか否かを確認する。ステップS41で10s経過したと判定したとき(ステップS41:10s経過)、音信号発生回路27にキャリアセンスに失敗したことを示す音の信号の発生を停止させ、送信のためのキャリアセンスは行わず、待ち受け状態にする(ステップS42)。
尚、ステップS41で10s未満と判定されたときには(ステップS41:10s未満)、PTTボタン11が押下されたか否かを確認する(ステップS43)。ステップS43で、PTTボタン11が押下されたと判定されたときには(ステップS43:押す)、処理をステップS32に戻す。
ステップS43で、PTTボタン11が放されたままであると判定したときは(ステップS43:放す)、処理をステップS41に戻す。
即ち、ステップS38でPTTボタン11の継続的な押下が中断された後、例えば10s経過する前に再度PTTボタン11が押下されたかを監視し続ける。
一方、ステップS35で、メインチャネルに対するキャリアセンスのリトライ回数が例えば5回と判定されたとき(ステップS35:5回)、制御部10は強度検出部21bからサブチャネルのチャネル周波数を持つ受信信号の強度を取得し(ステップS44)、その強度が閾値以下であるか、否かを判定する(ステップS45)。即ち、サブチャネルに対するキャリアセンスを行う。
サブチャネルのチャネル周波数を持つ受信信号の強度が閾値以下の場合(ステップS45:OK)、サブチャネルが他の通信で使用されていないとし、音信号発生回路27にキャリアセンスに失敗したことを示す音の信号の発生を停止させ、その代わりに送信可能を示す音に相当する信号を音信号発生回路27に発生させ、マイクロホン12からの音声の入力を待つ。即ち、サブチャネルでの送信が可能な状態になる(ステップS46)。
ステップS46の送信可能状態でマイクロホン12を介して音声が入力されると、マイクロホン12から音声信号が混合回路14に入力される。一方、制御部10は、トーン信号発生回路13bを起動させ、サブチャネルのトーン信号を発生させると共に、キャリア発生回路15bを起動してサブチャネルのチャネル周波数を持つ搬送波を発生させる。
マイクロホン12からの音声信号とトーン信号とが混合回路14で混合される。送信信号生成回路16は、混合回路14の出力信号でキャリア発生回路15bの発生した搬送波を変調し、送信信号を生成する。送信信号は、サブチャネルのチャネル周波数を持つと共に、サブチャネルのトーン信号を含んでいる。送信信号は、デュープレクサ17を介してアンテナ18から放射される。即ち、サブチャネルでの送信が行われる。
PTTボタン11の押下が解除されると、送信が終了したものとして、制御部10はトーン信号発生回路13b及びキャリア発生回路15bを停止し、待ち受け状態にする。
また、ステップS45の処理でサブチャネルのチャネル周波数を持つ受信信号の強度が閾値を超えた場合(ステップS45:NG)も、制御部10は、送信のためのキャリアセンスは行わず、待ち受け状態にする(ステップS42)。
次に、待ち受け状態から受信する場合の動作を説明する。
図5は、待ち受け状態から受信する場合の動作を示すフローチャートである。
待ち受け状態に入る段階で、制御部10は強度検出部21a、受信復調回路22a及びトーン検出回路23aを選択して活性化する。活性化した強度検出部21aは、アンテナ18で受信した信号に含まれるメインチャネルのチャネル周波数を持つ信号の電界強度を検出する。活性化した受信復調回路22aは、アンテナ18で受信した信号に含まれるメインチャネルのチャネル周波数を持つ信号の復調を行う。活性化したトーン検出回路23aは、受信復調回路22aの出力信号に含まれるトーン信号の周波数を検出する。
制御部10は、強度検出部21aの出力する電界強度と、トーン検出回路23aの出力する周波数を監視し、その電界強度が所定値を越えており且つその周波数がメインチャネルのトーン信号の周波数と一致したとき、メインチャネルで送信した受信信号を受信したと判定し(ステップS51:一致)、メインチャネルの受信状態とする(ステップS52)。
メインチャネルの受信状態では、制御部10はスイッチ24をオンし、受信復調回路22aの出力信号をスケルチ回路26を介して増幅器28に出力する。増幅器28は、与えられた信号を増幅し、スピーカ29に与え、スピーカ29を鳴動させる。
これに対し、強度検出部21aの出力する電界強度が所定値以下、または、トーン検出回路23aの出力する周波数が不一致であれば(ステップS51:不一致)、制御部10は、強度検出部21aの出力する電界強度とトーン検出回路23aの出力する周波数の監視を例えば500ms継続し、500ms経過した場合(ステップS53:500ms経過)、制御部10は強度検出部21a、受信復調回路22a及びトーン検出回路23aを停止し、強度検出部21b、受信復調回路22b及びトーン検出回路23bを選択して活性化する。即ち、選択切替えを行う(ステップS54)。
活性化した強度検出部21bは、アンテナ18で受信した信号に含まれるサブチャネルのチャネル周波数を持つ信号の電界強度を検出する。活性化した受信復調回路22bは、アンテナ18で受信した信号に含まれるサブチャネルのチャネル周波数を持つ信号の復調を行う。活性化したトーン検出回路23bは、受信復調回路22bの出力信号に含まれるトーン信号の周波数を検出する。
制御部10は、強度検出部21bの出力する電界強度と、トーン検出回路23bの出力する周波数を監視し、その電界強度が所定値を越えており且つその周波数がサブチャネルのトーン信号の周波数と一致したとき、サブチャネルで送信した受信信号を受信したと判定し(ステップS55:一致)、サブチャネルの受信状態とする(ステップS56)。
サブチャネルの受信状態では、制御部10はスイッチ25をオンし、受信復調回路22bの出力信号をスケルチ回路26を介して増幅器28に出力する。増幅器28は、与えられた信号を増幅し、スピーカ29に与え、スピーカ29を鳴動させる。
これに対し、強度検出部21bの出力する電界強度が所定値以下、または、トーン検出回路23bの出力する周波数が不一致であれば(ステップS55:不一致)、制御部10は、強度検出部21bの出力する電界強度とトーン検出回路23bの出力する周波数の監視を例えば500ms継続し、500ms経過した場合(ステップS57:500ms経過)、制御部10は強度検出部21b、受信復調回路22b及びトーン検出回路23bを停止し、強度検出部21a、受信復調回路22a及びトーン検出回路23aを選択して活性化する。即ち、選択切替えを行い(ステップS58)、処理をステップS51に戻す。
以上のように、ステップS51の処理からステップS58の処理までが繰り返される。
次に、図6、図7を参照し、無線機を実際の通信環境に適用した場合の無線機の動作を説明する。尚、これらの説明では、説明が容易に理解できるように、各無線機のチャネル周波数をチャネル番号(○CH)で表し、トーン信号の種類をトーン番号(トーン○○)で示している。
(1)図6のように、Aグループの無線機1,2のメインチャネルが(1CH,トーン01)サブチャネルが(9CH,トーン02)で、Bグループの無線機3,4のメインチャネルは(1CH,トーン03)の場合、Aグループの送信側の無線機1のPTTボタン11を押下して、メインチャネルで送信しようとしても、Bグループが1CHを使用しているときには、キャリアセンスでエラーとなる。しかしながら、送信時の動作で説明した、所定期間内のPTTボタン11の押下回数、または、PTTボタン11の継続的な押下により、無線機1は、サブチャネルでキャリアセンスを行い、キャリアセンスで混信がないことを確認できた場合にサブチャネルでの送信が可能になる。
Aグループの受信側の無線機2は、(1CH,トーン01)と(9CH,トーン02)の両方のチャネル周波数及びトーン信号の周波数を監視し、(9CH,トーン02)の信号を検出した場合に、サブチャネルにより送信されたと判断し、その信号を受信して音声を出力する。
(2)図7のように、Aグループの無線機1,2のメインチャネルは(1CH,トーン01)サブチャネルは(9CH,トーン02)で、Bグループの無線機3,4のメインチャネルは(1CH,トーン03)の場合も、Bグループが1CHを使用していないときには、送信側の無線機1のPTTボタン11を押下することにより、送信が可能である。受信側の無線機2は、メインチャネルとサブチャネルを交互にスキャンし、チャネル周波数及びトーン信号が一致するのを待つ。この場合、1CH,トーン01の信号が送信されたときに、受信して音声を出力する。
以上のように、図1に示された無線機は、送信側として用いたときに、キャリアセンスにより、メインチャネルが混信して送信が不可能な状態であると判定したとき自動的にサブチャネルを選択して送信する。また、受信側として用いたときには、メインチャネルとサブチャネルの受信信号を交互に監視し、メインチャネル或はサブチャネルのいずれかの周波数及びトーン信号が一致する受信信号を受信するので、ユーザの負担が少なく、且つ、信頼性の高い通信が可能となる。
本発明の実施形態に係る無線通信機の概要を示す構成図である。 送信時の動作を示すフローチャートである。 送信時の他の動作を示すフローチャートである。 送信時の他の動作を示すフローチャートである。 待ち受け状態から受信する場合の動作を示すフローチャートである。 無線機を実際の通信環境に適用した場合の無線機の動作を説明する図である。 無線機を実際の通信環境に適用した場合の無線機の動作を説明する図である。
符号の説明
10 制御部
11 PTTボタン
12 マイクロホン
13a,13b トーン信号発生回路
14 混合回路
15a,15b キャリア発生回路
16 送信信号生成回路
17 デュープレクサ
18 アンテナ
21a,21b 強度検出部
22a,22b 受信復調回路
23a,23b トーン検出回路
24,25 スイッチ
26 スケルチ回路
27 音信号発生回路
28 増幅器
29 スピーカ

Claims (14)

  1. 送信対象の信号を事前に設定されたメインチャネルのチャネル周波数を持つ第1の送信信号に変換する第1の変換手段と、
    前記送信対象の信号を事前に設定されたサブチャネルのチャネル周波数を持つ第2の送信信号に変換する第2の変換手段と、
    アンテナから受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信されたか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記アンテナから受信している信号が前記サブチャネルを用いて送信されたか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第1の判断手段及び第2の判断手段の判断結果に基づき、前記受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信されていないと判断した場合には前記第1の送信信号を送信し、前記受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信され且つ前記サブチャネルを用いて送信されていないと判断できる場合に、前記第2の送信信号を前記アンテナから送信する選択手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信機。
  2. 前記メインチャネルは、固有のチャネル周波数とトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
    前記サブチャネルは、前記メインチャネルのチャネル周波数とは異なるチャネル周波数と任意のトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
    前記第1の変換手段は、前記送信対象の信号と前記メインチャネルのトーン信号とを合成してから前記メインチャネルのチャネル周波数を持つ第1の送信信号に変換し、
    前記第2の変換手段は、前記送信対象の信号と前記サブチャネルのトーン信号とを合成してから前記サブチャネルのチャネル周波数を持つ第2の送信信号に変換する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信機。
  3. 前記第1の判断手段及び前記第2の判断手段は、前記アンテナから受信している信号の持つ周波数に基づいて、前記判断をそれぞれ行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信機。
  4. アンテナと、
    前記アンテナで受信する信号を監視し、事前に設定されたメインチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことを検出する第1の処理と、事前に設定されたサブチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことを検出する第2の処理とを交互に行うチャネル切替え手段と、
    前記メインチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことが検出された場合に、前記アンテナで受信する信号を復調して受信対象の信号を出力する第1の出力手段と、
    前記サブチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことが検出された場合に、前記アンテナで受信する信号を復調して受信対象の信号を出力する第2の出力手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信機。
  5. 前記メインチャネルは、固有のチャネル周波数とトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
    前記サブチャネルは、前記メインチャネルのチャネル周波数とは異なるチャネル周波数と任意のトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
    前記チャネル切替え手段は、前記アンテナで受信する信号の周波数とその信号に含まれるトーン信号とに基づいて、前記第1の処理と第2の処理とを行う、
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信機。
  6. 送信対象の信号を事前に設定されたメインチャネルのチャネル周波数を持つ第1の送信信号に変換する第1の変換手段と、
    前記送信対象の信号を事前に設定されたサブチャネルのチャネル周波数を持つ第2の送信信号に変換する第2の変換手段と、
    アンテナから受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信されたか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記アンテナから受信している信号が前記サブチャネルを用いて送信されたか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第1の判断手段及び第2の判断手段の判断結果に基づき、前記受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信されていないと判断した場合には前記第1の送信信号を送信し、前記受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信され且つ前記サブチャネルを用いて送信されていないと判断できる場合に、前記第2の送信信号を前記アンテナから送信する選択手段と、
    前記アンテナで受信する信号を監視し、前記メインチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことを検出する第1の処理と、前記サブチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことを検出する第2の処理とを交互に行うチャネル切替え手段と、
    前記メインチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことが検出された場合に、前記アンテナで受信する信号を復調して受信対象の信号を出力する第1の出力手段と、
    前記サブチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことが検出された場合に、前記アンテナで受信する信号を復調して受信対象の信号を出力する第2の出力手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信機。
  7. 前記メインチャネルは、固有のチャネル周波数とトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
    前記サブチャネルは、前記メインチャネルのチャネル周波数とは異なるチャネル周波数と任意のトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
    前記第1の変換手段は、前記送信対象の信号と前記メインチャネルのトーン信号とを合成してから前記メインチャネルのチャネル周波数を持つ第1の送信信号に変換し、
    前記第2の変換手段は、前記送信対象の信号と前記サブチャネルのトーン信号とを合成してから前記サブチャネルのチャネル周波数を持つ第2の送信信号に変換する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の無線通信機。
  8. 前記第1の判断手段及び前記第2の判断手段は、前記アンテナから受信している信号の持つ周波数に基づいて、前記判断をそれぞれ行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の無線通信機。
  9. 前記メインチャネルは、固有のチャネル周波数とトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
    前記サブチャネルは、前記メインチャネルのチャネル周波数とは異なるチャネル周波数と任意のトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
    前記チャネル切替え手段は、前記アンテナで受信する信号の周波数とその信号に含まれるトーン信号とに基づいて、前記第1の処理と第2の処理とを行う、
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の無線通信機。
  10. アンテナから受信している信号が事前に設定されたメインチャネルを用いて送信されていないと判断した場合には送信対象の信号を前記メインチャネルのチャネル周波数を持つ第1の送信信号に変換して送信する第1の変換処理と、
    前記アンテナから受信している信号が前記メインチャネルを用いて送信され且つ前記メインチャネルとは異なるサブチャネルを用いて送信されていないと判断できる場合に、前記送信対象の信号を前記サブチャネルのチャネル周波数を持つ第2の送信信号に変換して送信する第2の変換処理と、
    を行うことを特徴とする通信方法。
  11. 前記メインチャネルは、固有のチャネル周波数とトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
    前記サブチャネルは、前記メインチャネルのチャネル周波数とは異なるチャネル周波数と任意のトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
    前記第1の変換処理は、前記送信対象の信号と前記メインチャネルのトーン信号とを合成してから前記メインチャネルのチャネル周波数を持つ第1の送信信号に変換し、
    前記第2の変換処理は、前記送信対象の信号と前記サブチャネルのトーン信号とを合成してから前記サブチャネルのチャネル周波数を持つ第2の送信信号に変換する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の通信方法。
  12. 前記第1の変換処理及び前記第2の変換処理は、前記アンテナから受信している信号の持つ周波数に基づいて、前記判断をそれぞれ行うことを特徴とする請求項10または11に記載の通信方法。
  13. アンテナで受信する信号を監視し、事前に設定されたメインチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことを検出する第1の処理と、事前に設定されたサブチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことを検出する第2の処理とを交互に行うチャネル切替え処理と、
    前記メインチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことが検出された場合に、前記アンテナで受信する信号を復調して受信対象の信号を出力する第1の出力処理と、
    前記サブチャネルの信号が前記アンテナに受信されたことが検出された場合に、前記アンテナで受信する信号を復調して受信対象の信号を出力する第2の出力処理と、
    を行うことを特徴とする通信方法。
  14. 前記メインチャネルは、固有のチャネル周波数とトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
    前記サブチャネルは、前記メインチャネルのチャネル周波数とは異なるチャネル周波数と任意のトーン信号の周波数の組み合わせで設定され、
    前記チャネル切替え処理は、前記アンテナで受信する信号の周波数とその信号に含まれるトーン信号とに基づいて、前記第1の処理と第2の処理とを行う、
    ことを特徴とする請求項13に記載の通信方法。
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