JP4634323B2 - 無線装置 - Google Patents

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本発明は、無線装置に関し、特に、音声入力やタイマーにより送信状態に設定できる無線装置に関するものである。
従来の単信方式(プレススイッチ方式)の無線装置について説明する。図3は、従来の単信方式の無線装置の概略構成を示すブロック図である。図3で示す無線装置は、例えば、下り方向無線キャリアF1および上り方向無線キャリアf1のペア波、あるいは、1波が用いられ、送信と受信とを切替えて送信受信ができる無線装置を示している。101は、送受信用アンテナ、102は、送受信を切替える切替スイッチ、103は、受信高周波部、104は、受信信号処理部、105は、スピーカ、106は、制御部、107は、表示部、108は、操作部、110は、マイク、111は、VOX(Voice Operated Transmission)回路部、112は、送信信号処理部、113は、送信高周波部、115は、スイッチSWである。このSW115は、プレススイッチで送信受信を切替える方式で無線装置を動作させるか、あるいは、VOX回路部111で送信受信の切り替えを行う方式で無線装置を動作させるかを切り替えるスイッチである。
この無線装置の動作を説明する。まず、操作部108を操作し、例えば、内蔵しているプレススイッチで送信受信を切替える方式で無線装置を動作させる場合について説明する。操作者が操作部108を操作し、例えば、テンキーで相手の移動局番号を入力し、送信ボタンを押す。相手が出ると送信状態となるので、操作部108を操作して切替スイッチ102を送信高周波部113に切替える(プレススイッチを押した状態)。これによってマイク110から入力される音声信号は、送信信号処理部112で送信のための所定の信号処理を施された後、送信高周波部113に入力される。送信高周波部113に入力された信号は、送信のための所定の変調がなされ、所定の送信周波数f1に変換され、切替スイッチ102を介してアンテナ101から出力され、他の受信用無線装置(図示せず。)へ送信される。一方、他の無線装置からの信号を受信する場合、操作部108を操作して切替スイッチ102を受信高周波部103側に切替える(プレススイッチをはなした状態)。これによってアンテナ101で受信された信号は、切替スイッチ102を介して受信高周波部103に入力される。受信高周波部103に入力された信号は、受信高周波部103で高周波増幅され、所定の中間周波数に変換され、更に、復調され、受信信号処理部104に供給される。受信信号処理部104では、所定の信号処理がなされた後、スピーカ105から音声信号を出力したり、また、データの場合には、表示部107にデータが表示される。
次に、VOX回路部111で送受信の切り替えを行う方式の無線装置の動作について説明する。VOX回路部111は、音声信号がマイク110で電気信号に変換され、送信信号処理部112に供給されるが、この時、音声信号により生成される電気信号の、例えば、電圧を検出する。この時の電圧レベルの大きさが所定レベル以上のときは、VOX回路部111からトリガー信号が制御部106に供給され、操作者がマイク110を用いて音声を送信する場合となる。トリガー信号を供給された制御部106は、無線装置を送信状態に制御する。即ち、送信信号処理部112および送信高周波部113を動作させ、また、切替スイッチ102を送信側に切替え、マイク110の音声をアンテナ101から送信する動作をする。一方、VOX回路111が所定レベルの音声信号を検出しない場合、トリガー信号は、発生しないので、制御部106は、受信高周波部103、受信信号処理部104をON状態にし、送信信号処理部112、送信高周波部113をOFF状態にし、切替スイッチ102を受信高周波部103側に接続し、無線装置を受信状態にする。これによって無線装置は、受信待ち受けの状態となり、アンテナ101が受信信号を受信すると、受信信号は、受信高周波部103、受信信号処理部104を通過し、スピーカ105から出力される。
換言すると、操作部108のプレススイッチの操作は、手動による送受信の切替操作であり、VOX回路部111で送受信を切替える場合というのは、無線装置にケーブル等で接続されたヘッドセット(ヘッドホンとマイクが一体に構成されたもの)等を使用して、無線装置の操作部108のプレススイッチを使わずに、送受信を切替えるものである。このようなヘッドセットは、災害現場での救助隊員の救助活動のために、あるいは工事担当者が工事のために両手が使えない場合等に、救急センタあるいは工事関係者と送受信を行う場合に良く使用される。そして、スイッチSW115は、上述したプレススイッチの操作に基づく手動による送受信の切替え機能と、ヘッドセットによる音声に基づく送受信の切替え機能とを切替えるためのスイッチである。
さて、上述した従来の無線装置は、操作部108のプレススイッチの操作で、手動による送受信の切替操作と、VOX回路部111で送受信を切替える操作とを切替えるスイッチSW115が必要であるが、このスイッチを適切に切り替えることができない場合がある。例えば、災害現場等では、無線装置を使用する人が慌てたり、また、緊張状態が続く場合、送信受信切り替え用プレススイッチを送信側に押したままの状態となり、しかも、無線機が送信状態となったままの状態に気付かない場合がある。従って、防災センターからの指令や、他の無線機との交信が確実に行えるような無線装置の実現が望まれている。
特に発見されていない。
災害現場等で、無線機を使用する人の緊張状態が続く場合、その緊張から送信受信切替え用プレススイッチを送信状態の押しっぱなしとなり、しかも、無線機が送信状態となったままという状態に気付かない場合があり、緊急の場合に支障をきたす。
本発明の目的は、緊急時にも確実に送受信ができる無線装置を提供することである。
本発明の他の目的は、音声の検出により送受信ができる無線装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、タイマー計測により送受信ができる無線装置を提供することである。
本発明の無線装置は、受信信号処理系と、送信信号処理系と、送受信を切替えるスイッチ部と、上記受信信号処理系と上記送信信号処理系を制御する制御部と、音声を電気信号に変換するマイクと、時間を計測するタイマーおよび上記マイクからの電気信号の所定のレベルを検出する音声レベル検出部を有し、上記制御部は、上記音声レベル検出部の検出信号および上記タイマーの時間情報に基づいて上記送信信号処理系および上記受信信号処理系を制御するように構成される。
また、本発明の無線装置において、上記送受信を切替えるスイッチ部が送信状態にされた時、上記制御部は、上記受信信号処理系をOFF状態にし、上記送信信号処理系をON状態にすると共に上記タイマーの計測を開始し、上記タイマーの計測時間が第1の所定時間の間、上記音声レベル検出部の検出信号が所定のレベル以下の場合、上記制御部は、上記受信信号処理系をON状態にし、上記送信信号処理系をOFF状態にするように構成される。
また、本発明の無線装置において、上記音声レベル検出部の検出信号が所定のレベル以下の状態が上記第1の所定時間を経過して更に第2の所定時間になると、上記制御部は、警報動作を行うように構成される。
また、本発明の無線装置において、上記送受信を切替えるスイッチ部が送信状態にされた時、上記制御部は、上記受信信号処理系をOFF状態にし、上記送信信号処理系をON状態にすると共に、上記音声レベル検出部の検出信号が所定のレベル以下であることを検出した場合、上記タイマーの計測を開始し、上記タイマーの計測時間が第3の所定時間の間、上記検出信号が所定のレベル以下である場合、上記制御部は、上記受信信号処理系をON状態にし、上記送信信号処理系をOFF状態にするように構成される。
また、本発明の無線装置において、上記音声レベル検出部の検出信号が所定のレベル以下の状態が上記第3の所定時間を経過して更に第4の所定時間になると、上記制御部は、警報動作を行うように構成される。
以上説明したように、本発明によれば、災害現場等で、無線機を使用する人の緊張状態が続く場合、その緊張から送信受信切り替え用プレススイッチを送信側の押しっぱなしにして、かつ、無線機が送信状態となったままという状態に気付かない場合等でも確実に送受信ができる無線装置が実現できる。また、プレススイッチで送信受信切り替えを行う方式から、方式切り替え用のスイッチを用いることなく、送信受信切り替え用プレススイッチを送信側にした後、自動的に音声で送信受信切り替えを行う方式に変えることができる無線機を実現することができる。更に、送信受信切り替え用プレススイッチが送信側のままでも受信可能状態にすることができ、また、送信受信切り替え用プレススイッチが送信側のままであることを無線機の使用者に伝えることができるという特徴がる。
本発明に係る実施の形態について、以下図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図である。図1において、109は、タイマー、114は、制御部である。なお、図3と同じものには同じ符号が付されている。本発明の動作を次に説明する。まず、操作部108を操作し、例えば、内蔵しているプレススイッチで送信受信を切替える方式で無線装置を動作させる場合について説明する。操作者が操作部108を操作し、例えば、テンキーで相手の移動局番号を入力し、送信ボタンを押す。相手が出ると送信状態となるので、操作部108を操作して切替スイッチ102を送信側に切替える(プレススイッチを押した状態)。これによって制御部114は、送信信号処理部112および送信高周波部113を駆動(ON状態)し、マイク110から入力される音声信号は、送信信号処理部112で送信のための所定の信号処理を施された後、送信高周波部113に入力される。送信高周波部113に入力された信号は、送信のための所定の変調がなされ、所定の送信周波数f1に変換され、切替スイッチ102を介してアンテナ101から出力され、他の受信用無線装置(図示せず。)へ送信される。なお、送信信号処理部112および送信高周波部113を送信信号処理系と称する。
一方、他の無線装置からの信号を受信する場合、操作部108を操作して受信側に切替える(プレススイッチをはなした状態)。これによって制御部114は、受信高周波部103および受信信号処理部104を駆動(ON状態)し、アンテナ101で受信された信号は、切替スイッチ102を介して受信高周波部103に入力される。受信高周波部103に入力された信号は、受信高周波部103で高周波増幅され、所定の中間周波数に変換され、更に、復調され、受信信号処理部104に供給される。受信信号処理部104では、所定の信号処理がなされた後、スピーカ105から音声信号を出力したり、また、データの場合には、表示部107にデータが表示される。なお、受信高周波部103および受信信号処理部104を受信信号処理系と称する。
次に、VOX回路部111(音声レベル検出部と称する。)で送受信の切り替えを行う方式の無線装置の動作について説明する。VOX回路部111は、音声信号がマイク110で電気信号に変換され、送信信号処理部112に供給されるが、この時、音声信号により生成される電気信号の、例えば、電圧を検出する。この時の電圧の大きさの閾値Thを所定レベル、例えば、−45dBvに設定し、マイク110からの音声が−45dBv以上のときは、VOX回路部111からトリガー信号が制御部106に供給され、操作者がマイク110を用いて音声を送信する場合となる。トリガー信号を供給された制御部114は、無線装置を送信状態に制御する。即ち、送信信号処理部112および送信高周波部113を動作(ON状態)させ、また、切替スイッチ102を送信側に切替え、マイク110の音声をアンテナ101から送信する動作をする。
一方、VOX回路部111が所定レベルの音声信号を検出しない場合(閾値Th以下の場合)、例えば、−45dBv以下の大きさの信号であれば、トリガー信号は、発生しないので、制御部114は、受信高周波部103、受信信号処理部104をON状態にし、送信信号処理部112、送信高周波部113をOFF状態にし、切替スイッチ102を受信高周波部103側に接続し、無線装置を受信状態にする。これによって無線装置は、受信待ち受けの状態となり、アンテナ101が受信信号を受信すると、受信信号は、受信高周波部103、受信信号処理部104を介して、スピーカ105から出力される。なお、上記実施例では、所定レベルの音声信号の閾値を、例えば、−45dBvと設定したが、システムの構成、使用環境等に応じて適宜設定することができることはいうまでもない。また、VOX回路部111が、所定レベルの音声信号の閾値Thを超えた場合、トリガー信号を制御部114に供給する場合について説明したが、制御部114は、例えば、CPUで構成されているので、VOX回路部111の信号を制御部114に供給し、制御部114のCPUで適宜レベルを設定するようにすることもできる。
次に、タイマー109、VOX回路111および制御部114の動作について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の動作を説明するためのフローチャートを示す。まず、操作部108の送信受信切替え用プレススイッチが押されていない、プレススイッチOFF(ステップ201)の状態、即ち、受信の場合の動作について説明する。受信動作の場合、制御部114は、受信高周波部103、受信信号処理部104をON状態にし、送信信号処理部112、送信高周波部113をOFF状態に、そして、アンテナ切替えスイッチ102を受信状態とし、受信待ち受けの状態となっている(ステップ202)。従って、アンテナ101が受信信号を受信すると、受信信号は、アンテナ切替えスイッチ102、受信高周波部103、受信信号処理部104を介してスピーカ105から音声が出力される。また、データの場合は、表示部107に表示される。
次に、操作部108の送信受信切替え用プレススイッチが押され、プレススイッチON(ステップ203)の状態、即ち、送信の場合の動作について説明する。この場合、制御部114は、受信高周波部103、受信信号処理部104をOFF状態にし、送信信号処理部112、送信高周波部113をON状態にする(ステップ204)。従って、アンテナ切替えスイッチ102は、送信状態となる。そして、タイマー109は、プレススイッチをONした時点から時間の計測を開始するものとする。この計測開始時点を計測開始点P1とする(ステップ205)。
この時、マイク110からの音声が送信信号処理部112に供給されるが、この音声の電気信号がVOX回路部111で検出される。この検出レベルが所定値Th、例えば、−45dBv以上の音声信号を検出した場合と、検出しなかった場合の動作について説明する。
まず、検出レベルが所定閾値Th以下の場合、即ち、音声レベル検出なしの場合(ステップ206)の動作を説明する。操作部108のプレススイッチがON状態からタイマー109は、計測を開始し、検出レベルが所定閾値Th以下の状態が続き、送信状態となったまま、計測開始点P1から時間T1(第1の所定時間という。)、例えば、2分が経過した時点(ステップ207)でも、音声信号を検出しなかった場合には、操作部108のプレススイッチがON状態、即ち、送信状態であっても、制御部114は、送信信号処理部112および送信高周波部113をOFF状態にし、受信高周波部103および受信信号処理部104をON状態にし、かつ、アンテナ切替えスイッチ102を受信側にし、受信待ち受け状態(ステップ208)とする。従って、この期間に受信信号を受信すると受信信号が再生される。このための方法は、例えば、タイマー109が時間T1、例えば、2分を計測した時点で、時間情報が制御部114に送信され、無線装置が受信状態となるように制御部114は、受信信号処理系にON信号を、送信信号処理系にOFF信号を出力し、各部を制御するように動作する。また、このように受信待ち受け状態となるようにCPUをプログラムすることで実現できる。
更に、操作部108のプレススイッチが送信状態となったまま、計測開始点P1から時間T2(第2の所定時間という。)、例えば、5分が経過した時点(ステップ209)で、やはり、検出レベルが所定閾値Th以下の場合には、タイマーからの時間情報に基づいて制御部114は、警告音信号を受信信号処理部104からスピーカ105に送り、警告音をスピーカ105から発生させ、操作部108のプレススイッチが押された状態であることを無線装置の使用者に伝える(ステップ210)。
次に、検出レベルが所定値Th、例えば、−45dBv以上の音声信号を検出した場合の動作を説明する。VOX回路部111で検出レベルが所定値Th以上、例えば、−45dBv以上を検出している場合(ステップ211)、制御部114は、受信高周波部103、受信信号処理部104をOFF状態にし、送信信号処理部112、送信高周波部113をON状態にし、そして、アンテナ切替えスイッチ102を送信状態にする。これによってマイク110に入力された音声信号は、送信信号処理部112、送信高周波部113、アンテナ切替えスイッチ102を介してアンテナ101から送信される(ステップ212)。
その後、操作部108のプレススイッチが送信状態(押された状態)となったままの状態で、VOX回路部111が音声検出レベルの所定値Th、例えば、−45dBv以下となった時点(ステップ213)において、タイマー109が計測を開始する。この計測開始点をP2とし、タイマー109が時間を計測する(ステップ214)。計測開始点P2から時間T3(第3の所定時間という。)、例えば、2分が経過した時点(ステップ215)で、時間情報が制御部114に供給される。そして、この期間の間、VOX回路部111が音声信号を検出しなかった場合、操作部108のプレススイッチが押され、送信状態のままでも、制御部114は、送信信号処理部112および送信高周波部113をOFF状態にし、受信高周波部103および受信信号処理部104をON状態にし、かつ、アンテナ切替えスイッチ102を受信側にし、受信待ち受け状態(ステップ216)とする。このための方法は、例えば、タイマー109が時間T3、例えば、2分を計測した時点で、時間情報が制御部114に入力され、無線装置が受信状態となるように制御部114は、受信信号処理系にON信号を、送信信号処理系にOFF信号を出力し、各部を制御するように動作する。また、このように受信待ち受け状態となるようにCPUをプログラムすることで実現できる。
次に、この受信待ち受け状態となった時点をタイマー109の計測開始点P3とし(ステップ217)、タイマー109が時間を計測する。そして、操作部108のプレススイッチが送信状態となったままの状態で、計測開始点P3から時間T4(第4の所定時間という。)、例えば、5分が経過した時点(ステップ218)で、音声信号を検出しなかった場合、即ち、VOX回路部111が音声検出レベルの所定値Th、例えば、−45dBv以下の音声しか検出しない場合、タイマーからの時間情報に基づいて制御部114は、警告音信号を受信信号処理部104からスピーカ105に送り警告音をスピーカ105から発生させる。これによって操作部108のプレススイッチが押され送信状態のままであることが無線機の使用者に伝えられる。
以上説明したように本発明は、操作部108のプレススイッチの操作により送受信する機能と、VOX回路部111で送受信の切替えを行う機能の両方を持つ無線装置において、タイマーの設定によりプレススイッチが押されたままの状態でも受信ができるように構成できる特徴がある。なお、上記実施例では、時間T1、T3は、2分と設定し、T2、T4は、5分と設定したが、これに限られるものではなく、システム構成または使用状況等に応じて適宜変更されることはいうまでもない。また、上記実施例では、タイマー109を外部に設けた場合について説明しているが、制御部114は、例えば、CPUで構成されており、CPUは、内部にタイマーを有しているので、このタイマーを用いることもできる。この場合、上述したT1〜T4は、操作部108から適宜設定することもできる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された単信方式の無線装置の実施例に限定されるものではなく、上記以外の無線装置に広く適応することが出来ることは、言うまでも無い。
本発明に一実施例の概略構成のブロック図である。 本発明の動作を説明するためのフローチャートである。 従来の無線装置の一例の概略構成のブロック図である。
符号の説明
101:アンテナ、102:切替えスイッチ、103:受信高周波部、104:受信信号処理部、105:スピーカ、106、114:制御部、107:表示部、108:操作部、109:タイマー、110:マイク、111:VOX回路部、112:送信信号処理部、113:送信高周波部、115:スイッチ。

Claims (3)

  1. 受信信号処理系と、送信信号処理系と、送信受信切替え用のプレススイッチと、上記受信信号処理系と上記送信信号処理系を制御する制御部と、音声を電気信号に変換するマイクと上記マイクからの電気信号のレベルを検出する音声レベル検出部を有する無線装置において、上記制御部は、上記プレススイッチが送信状態に設定されると無線装置を送信状態とし、上記プレススイッチが送信状態に設定され、かつ、上記音声レベル検出部で検出した音声レベルが所定の閾値以下である状態が第1の所定時間継続した場合、無線装置を送信状態から受信待受け状態とすることを特徴とする無線装置。
  2. 請求項1記載の無線装置において、さらにスピーカを備え、上記制御部は、上記プレススイッチが送信状態に設定され、かつ、上記音声レベル検出部で検出した音声レベルが所定の閾値以下である状態が上記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間継続した場合、上記スピーカから警告音を発生させることを特徴とする無線装置。
  3. 請求項1記載の無線装置又は請求項2記載の無線装置において、さらに操作部を備え、上記第1の所定時間又は上記第2の所定時間を上記操作部から設定できることを特徴とする無線装置。
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