JP2021145161A - 無線通信装置、制御方法および制御プログラム - Google Patents

無線通信装置、制御方法および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】外部スピーカにかかる音声信号回線が断線しても音声通信を好適に継続できる無線通信装置等を提供する。【解決手段】無線通信装置100は、送受信回路124、内蔵スピーカ111、内蔵マイク112、外部接続端子104、接続検出回路121、駆動設定回路122および断線検出回路123を有する。送受信回路124は送信音声信号と受信音声信号とを送受信する。接続検出回路121は、外部スピーカマイクと外部接続端子104との接続を検出する。駆動設定回路122は、上記接続を検出していない場合に内蔵スピーカおよび内蔵マイクを駆動し、上記接続を検出した場合に外部スピーカマイクを駆動する。断線検出回路123は、外部スピーカの音声信号回線の断線を検出する。また上記駆動設定回路122は、上記断線を検出した場合には内蔵スピーカから受信音声信号にかかる音声を出力させる。【選択図】図2

Description

本発明は無線通信装置、制御方法および制御プログラムに関する。
無線通信装置などの電子機器は、内蔵スピーカおよび内蔵マイクを有するとともに、外部スピーカおよび外部マイクを有線接続するための接続端子を有する。このような電子機器は、外部スピーカおよび外部マイクが接続された場合に、自動的に内蔵スピーカおよび内蔵マイクが使用できないように設定されている。このような電子機器において、接続された外部スピーカおよび外部マイクが断線していることを検出する技術が開発されている。
例えば特許文献1には、イヤホン等の信号出力装置とマイクロホンとが近接している装置のための断線検知回路を有する電子機器が記載されている。電子機器は、所定のパターンを有する第1のテスト信号を上記信号出力装置に送出する。次いで上記電子機器は、上記信号がマイクロホンに入力されて戻る信号を受信し、受信した信号を上記第1のテスト信号のパターンと同一のパターンを有する第1の基準信号と比較する。さらに上記電子機器は、上記第1のテスト信号が戻ってくるか否かを判断することにより、上記信号出力装置及び上記マイクロホンの断線が発生しているか否かを検知する。また、上記電子機器は、断線を検出すると、断線していることを通知するメッセージを表示部に表示する。
特開2014−068066号公報
しかしながら、上記電子機器は、表示部を見ないと断線が発生したことを知ることが出来ない。また上記電子機器は、断線が発生している場合に、断線している機器を取り除かなければ通信を継続できない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、外部スピーカにかかる音声信号回線が断線しても音声通信を好適に継続できる無線通信装置等を提供することを目的とする。
本発明にかかる無線通信装置は、送受信回路、内蔵スピーカ、内蔵マイク、外部接続端子、接続検出回路、駆動設定回路および断線検出回路を有している。送受信回路は、無線通信における送信音声信号を送信し受信音声信号を受信する。外部接続端子は、外部スピーカおよび外部マイクを有する外部スピーカマイクを駆動可能に接続する。接続検出回路は、外部スピーカマイクと外部接続端子との接続を検出する。駆動設定回路は、接続検出回路が接続を検出していない場合には、内蔵スピーカおよび内蔵マイクを駆動させ、接続検出回路が接続を検出した場合には、内蔵スピーカおよび内蔵マイクに代えて外部スピーカマイクを駆動する。断線検出回路は、接続された外部スピーカマイクにおける外部スピーカにかかる音声信号回線の断線を検出する。また上記駆動設定回路は、断線検出回路が断線を検出した場合には、外部スピーカに代えて内蔵スピーカから受信音声信号にかかる音声を出力させるように設定する。
本発明にかかる制御方法は、内蔵スピーカと、内蔵マイクと、PTTスイッチと、外部スピーカおよび外部マイクを有する外部スピーカマイクを駆動可能に接続する接続端子と、を有する無線通信装置の制御方法である。上記制御方法は、接続検出ステップ、外部機器駆動ステップ、断線検出ステップおよび駆動設定ステップを有している。接続検出ステップは、外部スピーカマイクと接続端子との接続を検出する。外部機器駆動ステップは、接続を検出した場合に、内蔵スピーカおよび内蔵マイクに代えて外部スピーカマイクを駆動する。断線検出ステップは、接続された外部スピーカマイクにおける外部スピーカにかかる音声信号回線の断線を検出する。また駆動設定ステップは、断線を検出した場合に、外部スピーカに代えて内蔵スピーカから受信音声信号にかかる音声を出力させるように設定する。
本発明にかかる制御プログラムは、内蔵スピーカと、内蔵マイクと、PTTスイッチと、外部スピーカおよび外部マイクを有する外部スピーカマイクを駆動可能に接続する接続端子と、を有する無線通信装置に実行させる制御プログラムである。上記制御プログラムは、接続検出ステップ、外部機器駆動ステップ、断線検出ステップおよび駆動設定ステップを有している。接続検出ステップは、外部スピーカマイクと接続端子との接続を検出する。外部機器駆動ステップは、接続を検出した場合に、内蔵スピーカおよび内蔵マイクに代えて外部スピーカマイクを駆動する。断線検出ステップは、接続された外部スピーカマイクにおける外部スピーカにかかる音声信号回線の断線を検出する。また駆動設定ステップは、断線を検出した場合に、外部スピーカに代えて内蔵スピーカから受信音声信号にかかる音声を出力させるように設定する。
本発明によれば、接続された外部スピーカにかかる音声信号回線が断線していた場合に、音声通信を好適に継続できる無線通信装置等を提供することができる。
実施の形態1にかかる無線通信装置および外部スピーカマイクの概観図である。 実施の形態1にかかる無線通信装置のブロック図である。 無線通信装置と外部スピーカマイクとが接続した状態を示す概観図である。 無線通信装置と外部スピーカマイクとが接続した状態のブロック図である。 実施の形態1にかかる無線通信装置の処理を示すフローチャートである。 外部スピーカにかかる音声信号回線が断線した状態を示す第1のブロック図である。 外部スピーカにかかる音声信号回線が断線した状態を示す第2のブロック図である。 実施の形態2にかかる無線通信装置および外部スピーカマイクのブロック図である。 実施の形態2にかかる無線通信装置の処理を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる無線通信装置の処理を示すフローチャートである。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲にかかる発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載および図面は、適宜、省略、および簡略化がなされている。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して実施の形態1について説明する。まず、図1を参照して、本実施の形態にかかる電子機器の構成について説明する。図1は、実施の形態1にかかる無線通信装置および外部スピーカマイクの概観図である。図1の左側には、実施の形態1にかかる無線通信装置100が示されており、図1の右側には、実施の形態1にかかる無線通信装置100に接続する外部スピーカマイク200が示されている。
無線通信装置100は、無線通信装置としての一実施態様である。無線通信装置100は、無線通信により通信先から受信した音声信号をスピーカから出力するとともに、ユーザの発話等の音声をマイクから収音し、送信信号として通信先に送信するトランシーバとしての機能を有している。なお、本発明における音声信号は、人の声のみならず無線通信装置100の制御のためのトーン信号や通信で使用する確認音といった無線通信装置100で伝送可能な可聴周波数帯域の信号も含む。
外部スピーカマイク200は、無線通信装置100に接続可能に構成された外部機器である。外部スピーカマイク200は、外部スピーカ201および外部マイク202を有している。なお、外部スピーカマイク200の詳細は後述する。
以下に、無線通信装置100の概観図に沿って、無線通信装置100の構成について説明する。図1に示す無線通信装置100は主な構成として、筐体101、アンテナ102、音量調整部103、外部接続端子104、電源スイッチ107、PTTスイッチ108、操作部109、表示部110、内蔵スピーカ111および内蔵マイク112を有している。
筐体101は、無線通信装置100の各構成を収容する収容体である。筐体101から突出しているアンテナ102は、無線通信装置100が通信先と無線通信を行うためのアンテナであって、所定の電波を送受信可能に設定されている。音量調整部103は、スピーカから出力される音声の音量を調整するための調整ノブであり、一方に回すと音量が大きく、他方に回すと音量が小さくなるように設定されている。
外部接続端子104は、オプションとして無線通信装置100に接続する外部スピーカマイク200を接続するためのインタフェースである。外部接続端子104は、例えば、フォーンジャック、フォーンコネクタまたはAUX端子(AUX=auxiliary)等と一般に称されるものが採用され得る。外部接続端子104は、スピーカ接続端子105およびマイク接続端子106を有する。
スピーカ接続端子105は、外部スピーカ201を駆動可能に接続するためのインタフェースである。スピーカ接続端子105は、対応する外部スピーカ201のインタフェースを受け入れるための形状を有している。本実施の形態において、スピーカ接続端子105は、所定の穴形状を呈している。
マイク接続端子106は、外部マイク202を駆動可能に接続するためのインタフェースである。マイク接続端子106は、対応する外部マイク202のインタフェースを受け入れるための形状を有している。本実施の形態において、マイク接続端子106は、所定の穴形状を呈している。なお、マイク接続端子106は、外部スピーカ用の端子が誤挿入されるのを防止するため、スピーカ接続端子105とは異なる形状や大きさ等を呈していても良い。
電源スイッチ107は、無線通信装置100の電源をオンまたはオフするためのスイッチである。無線通信装置100は、例えば、電源スイッチ107が押下されることによりシステムを起動し、再び電源スイッチ107が押下されることによりシステムを終了する。
PTTスイッチ108は、プッシュツートーク(PTT=Push to Talk)機能を実現するためのボタンである。プッシュツートーク機能とは、ボタンが押下されている間(オン状態)はマイクが収音した音声の音声信号を送信する状態(送信状態)となり、ボタンが押下されていない間(オフ状態)は、送信を行わずに通信先からの音声信号の受信を受け付ける状態(受信状態)となる機能である。ユーザは発話を送信したいときに、PTTスイッチ108を押下し、PTTスイッチ108を押下したまま発話し、発話を終了した後にPTTスイッチ108を解放する。すなわち、本実施の形態にかかる無線通信装置100は単信方式による通信を行う。
操作部109は、複数のボタンを含み、チャンネルの切替えやその他動作モードの切替えなど無線通信装置100における所定の操作を受け付ける。表示部110は、ユーザに提示する種々の情報を表示するための表示部であり、例えば液晶パネルを含む。
内蔵スピーカ111は、通信先から受信した音声信号を音声として出力する。内蔵マイク112は、ユーザの発話等、無線通信装置100の周辺の音声を収音するとともに、収音した音声から音声信号を生成する。
次に、図1を参照して外部スピーカマイク200について説明する。外部スピーカマイク200は主な構成として、外部スピーカ201、外部マイク202、外部端子部203、スピーカケーブル206およびマイクケーブル207を有している。
外部スピーカ201は、外部スピーカマイク200が無線通信装置100に接続された場合に、受信した音声信号を音声として出力する。外部スピーカ201は、スピーカケーブル206を介して外部端子部203に接続している。外部スピーカ201は、イヤホンやヘッドホンであってもよい。
外部マイク202は、マイクロホンであって、外部スピーカマイク200が無線通信装置100に接続された場合に、周辺の音声を収音して通信先へ送信するための音声信号を生成する。外部マイク202は、マイクケーブル207を介して外部端子部203に接続している。
外部端子部203は、外部スピーカマイク200を無線通信装置100に接続するためのインタフェースであって、スピーカプラグ204およびマイクプラグ205を含む。なお、外部端子部203は、スピーカプラグ204およびマイクプラグ205が一体となっていなくてもよく、スピーカプラグ204およびマイクプラグ205とがそれぞれ別の外部端子部であってもよい。スピーカプラグ204は、スピーカケーブル206を介して外部スピーカ201に接続している。スピーカプラグ204は、凸形状をしており、スピーカ接続端子105に嵌合して導通可能に接触する。マイクプラグ205は、マイクケーブル207を介して外部マイク202に接続している。マイクプラグ205は、凸形状をしており、マイク接続端子106に嵌合して導通可能に接触する。外部端子部203が無線通信装置100の外部接続端子104に接続した状態は、スピーカ接続端子105とスピーカプラグ204とが導通可能に接触し、かつ、マイク接続端子106とマイクプラグ205とが導通可能に接触している状態である。
次に、図2を参照して無線通信装置100についてさらに説明する。図2は、実施の形態1にかかる無線通信装置100のブロック図である。図2に示す無線通信装置100は主な構成として、アンテナ102、音量調整部103、外部接続端子104、内蔵スピーカ111、内蔵マイク112、制御回路120および送受信回路124を有している。また無線通信装置100はさらに、表示部110、電源スイッチ107、PTTスイッチ108および操作部109を有している。
アンテナ102は、送受信回路124に接続し、送受信回路124から送信するための音声信号を受け取ると、受け取った音声信号を電波として発信する。またアンテナ102は、所定の周波数帯の電波を受信し、受信した信号を送受信回路124に供給する。通信先から送信される信号は、アンテナ102が受信可能に設定されている。
音量調整部103は、例えば可変抵抗器を含む回路を有しており、ユーザの操作により抵抗値が変化する。音量調整部103は、制御回路120に接続し、ユーザの操作により変化した抵抗値の状態を制御回路120に供給する。
外部接続端子104は、外部スピーカ201および外部マイク202を有する外部スピーカマイク200を駆動可能に接続する。外部接続端子104は、上述の通り、スピーカ接続端子105およびマイク接続端子106を有する。スピーカ接続端子105は、制御回路120に接続しており、外部スピーカ201が接続された場合に、接続された外部スピーカに音声信号を供給する。マイク接続端子106は、制御回路120に接続しており、外部マイク202が接続された場合に、外部マイクが生成する音声信号を制御回路120に供給する。
内蔵スピーカ111は、制御回路120に接続し、制御回路120から音声信号を受け取った場合に、受け取った音声信号を音声に変換して出力する。図2には、制御回路120から内蔵スピーカ111に供給される受信音声信号SGrxが矢印により示されている。
内蔵マイク112は、制御回路120に接続し、内蔵マイク112が生成した音声信号を制御回路120に供給する。図2には、内蔵マイク112から制御回路120に供給される送信音声信号SGtxが矢印により示されている。
制御回路120は、は例えば、CPU(Central Processing Unit)またはMCU(Micro Controller Unit)などと称される演算回路、揮発性または不揮発性のメモリおよびその他の回路により構成される。また制御回路120は、所定のプログラムを実行するものであってもよい。制御回路120は、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせにより所定の機能を実現するものであってもよい。
制御回路120は、無線通信装置100が有する各構成に接続し、適宜それぞれの構成から信号を受け取るとともに、駆動可能な各構成に対して駆動するための処理を行う。例えば制御回路120は、音量調整部103に接続し、音量調整部103の状態に応じて、駆動可能に設定しているスピーカ(内蔵スピーカ111または外部スピーカ201)の出力を制御する。また例えば制御回路120は、電源スイッチ107に接続し、電源スイッチ107の状態に応じて、無線通信装置100をオン状態またはオフ状態のいずれかに制御する。
また制御回路120は、PTTスイッチ108に接続し、PTTスイッチ108の状態に応じて、駆動可能に設定しているマイク(内蔵マイク112または外部マイク202)の駆動状態を制御する。すなわち制御回路120は、PTTスイッチ108がオン状態の場合には、駆動可能に設定しているマイクを駆動させて、送信音声信号SGtxを生成させる。また制御回路120は、PTTスイッチ108がオフ状態の場合には、駆動可能に設定しているマイクの駆動を停止させるとともに、受信音声信号SGrxを受信した場合にスピーカを駆動させて、受信音声信号SGrxをスピーカから出力させる。
また制御回路120は、操作部109に接続してユーザが行う種々の操作を受け付け、受け付けた操作に応じた処理を行う。また制御回路120は、表示部110に接続し、表示部110に対して種々の表示をさせるための指示をする。また制御回路120は主な構成として、接続検出回路121、駆動設定回路122および断線検出回路123を有している。
接続検出回路121は、外部スピーカマイク200と外部接続端子104との接続を検出する。接続検出回路121が、かかる接続を検出する手段としては、例えば接続検出回路121は、外部接続端子104に接続された信号線の電位の変化を監視する。なお、このように外部スピーカマイク200との接続を検出するための具体的な手段は、種々の態様が考えられるが、これらは既に当業者に知られているところである。そのためここでの詳述は省略する。
駆動設定回路122は、外部スピーカマイク200の接続状況および接続された外部スピーカ201にかかる音声信号回線が断線しているか否かに応じて、受信音声信号SGrxを出力させるためのスピーカ、すなわち駆動するスピーカを設定する。また駆動設定回路122は、外部スピーカマイク200の接続状況、接続された外部スピーカ201にかかる音声信号回線が断線しているか否か、および無線通信装置100の通信状況に応じて、送信音声信号を生成させるマイク、すなわち駆動するマイクを設定する。
例えば、駆動設定回路122は、接続検出回路121が外部スピーカマイク200の接続を検出していない場合には、内蔵スピーカ111および内蔵マイク112を駆動する。また駆動設定回路122は、接続検出回路121が外部スピーカマイク200の接続を検出した場合には、内蔵スピーカ111および内蔵マイク112に代えて外部スピーカマイク200を駆動する。また駆動設定回路122は、断線検出回路123が断線を検出した場合には、外部スピーカに代えて内蔵スピーカ111を駆動する。
なお、図1および図2に示す無線通信装置100は、外部スピーカマイク200と接続していない。そのため、接続検出回路121は、外部スピーカマイク200の接続を検出しない。よってこの場合、駆動設定回路122は、内蔵スピーカ111および内蔵マイク112を駆動するように設定する。
断線検出回路123は、接続された外部スピーカマイク200における外部スピーカ201にかかる音声信号回線の断線を検出する。かかる断線を検出する具体的な手段として、例えば、断線検出回路123は、接続された外部スピーカ201にかかる信号線から、外部スピーカ201の直流成分を抽出し、抽出した直流成分の電位の変化を監視する方法を採用しうる。また、かかる断線を検出する具体的な手段として、断線検出回路123は、上述の手段以外の手段を採用してもよい。
送受信回路124は、アンテナ102および制御回路120に接続しており、制御回路120から受け取った送信音声信号SGtxを、アンテナ102を介して通信先へ送信する。また送受信回路124は、接続しているアンテナ102を介して通信先から受信音声信号SGrxを受信すると、受信音声信号SGrxを制御回路120に供給する。
表示部110は、制御回路120に接続し、制御回路120の指示に応じて、種々の情報を表示する。表示部110は、例えば外部スピーカマイク200が接続されたことを示す情報を表示してもよい。また表示部110は、例えば接続された外部スピーカ201にかかる音声信号回線が断線していることを示す情報を表示しても良い。
電源スイッチ107は、制御回路120に接続し、ユーザによる電源オンまたは電源オフの操作にかかる信号を制御回路120に供給する。PTTスイッチ108は、制御回路120に接続し、ユーザによるPTTオンまたはPTTオフの操作にかかる信号を制御回路120に供給する。操作部109は、制御回路120に接続し、ユーザによる種々操作にかかる信号を制御回路120に供給する。
以上、無線通信装置100の構成について説明した。なお、図2に示した無線通信装置100において、音量調整部103、電源スイッチ107、操作部109および表示部110は必須の構成要素ではない。
次に図3および図4を参照して無線通信装置100と外部スピーカマイク200とが接続した状態について説明する。図3は、無線通信装置100と外部スピーカマイク200とが接続した状態を示す概観図である。
図3に示すように、無線通信装置100の外部接続端子104は、外部スピーカマイク200の外部端子部203と接続する。これにより無線通信装置100は、内蔵スピーカ111および内蔵マイク112に代えて外部スピーカマイク200が有する外部スピーカ201および外部マイク202を駆動する。このような形態にすることにより、ユーザは、例えば無線通信装置100を把持することなく衣服のポケットなどに収容したまま外部スピーカマイク200を使って通信先との通話を行うことができる。
図4は、無線通信装置100と外部スピーカマイク200とが接続した状態のブロック図である。図4に示す無線通信装置100は、外部スピーカマイク200と接続している。この場合、接続検出回路121は、外部スピーカマイク200の接続を検出する。よって駆動設定回路122は、外部スピーカ201および外部マイク202を駆動するように設定する。すなわち、制御回路120は、送受信回路124から受け取った受信音声信号SGrxを、外部スピーカ201に供給するとともに、PTTスイッチ108がオン状態の場合には、外部マイク202から送信音声信号SGtxを受け取る。
次に、図5を参照して無線通信装置100が実行する処理について説明する。図5は、実施の形態1にかかる無線通信装置の処理を示すフローチャートである。図5に示すフローチャートは、無線通信装置100が起動する際に制御回路120が実行する処理について示したものである。例えば無線通信装置100を使用するユーザは、無線通信装置100を起動する前に、外部スピーカマイク200を接続するか否かを選択する。そしてユーザは外部スピーカマイク200を接続した後に、無線通信装置100を起動する。あるいはユーザは、無線通信装置100を起動する前に、外部スピーカマイク200を接続しないことを選択し、無線通信装置100を起動する。
まず制御回路120は、無線通信装置100の電源がオンか否かを判定する(ステップS10)。すなわち制御回路120は無線通信装置100の電源がオフ状態の間、予め設定された期間(例えば500ミリ秒)毎に電源スイッチ107の状態を監視し、電源スイッチ107の状態に応じて無線通信装置100の電源がオンか否かを判定する。電源がオンであると判定しない場合(ステップS10:No)、制御回路120は、ステップS10を繰り返す。電源がオンであると判定した場合(ステップS10:Yes)、制御回路120は、ステップS11へ進む。
次に、制御回路120の接続検出回路121は、外部スピーカマイク200が接続されているか否かを判定する(ステップS11)。無線通信装置100に外部スピーカマイク200が接続されていない場合、接続検出回路121は外部スピーカマイク200が接続されていると判定しない。この場合(ステップS11:No)、制御回路120はステップS13に進む。一方、無線通信装置100に外部スピーカマイク200が接続されている場合、接続検出回路121は外部スピーカマイク200が接続されていると判定する。この場合(ステップS11:Yes)、制御回路120はステップS12に進む。
ステップS12において、制御回路120は、外部スピーカマイク200を駆動するように設定する(ステップS12)。したがってこの場合、無線通信装置100は図4に示した状態となる。制御回路120はステップS12の後に、ステップS14に進む。
ステップS13において、制御回路120は、内蔵スピーカ111および内蔵マイク112を駆動するように設定する(ステップS13)。したがってこの場合、無線通信装置100は図2に示した状態となる。制御回路120はステップS13の後に、一連の処理を終了させる。なお、無線通信装置100は図5に示す一連の処理を終了させた後は、設定されたスピーカおよび設定されたマイクによる通信を行う。つまりこの場合、無線通信装置100は、内蔵スピーカ111および内蔵マイク112を駆動させて通信を行う。
ステップS14において、制御回路120の断線検出回路123は、接続されている外部スピーカマイク200の外部スピーカ201にかかる音声信号回線が断線しているか否かを判定する(ステップS14)。外部スピーカ201にかかる音声信号回線が断線していると判定しない場合(ステップS14:No)、制御回路120は、一連の処理を終了する。この場合、無線通信装置100は、外部スピーカ201および外部マイク202を駆動させて通信を行う。一方、外部スピーカ201にかかる音声信号回線が断線していると判定した場合(ステップS14:Yes)、制御回路120は、ステップS15に進む。
ステップS15において、制御回路120の駆動設定回路122は、外部スピーカ201に代えて内蔵スピーカ111を駆動する。すなわち駆動設定回路122は、駆動するスピーカを、外部スピーカ201から内蔵スピーカ111に切り替える(ステップS15)。これにより無線通信装置100は、外部スピーカマイク200が接続されていた場合であっても、内蔵スピーカ111から受信音声信号SGrxにかかる音声を出力させる。
次に、制御回路120の駆動設定回路122は、受信音声信号SGrxを受信したか否かを判定する(ステップS16)。受信音声信号SGrxを受信したと判定しない場合(ステップS16:No)、駆動設定回路122は、ステップS17に進む。
一方、受信音声信号SGrxを受信したと判定する場合(ステップS16:Yes)、駆動設定回路122は、送信音声信号SGtxを生成させるマイクを外部マイク202から内蔵マイク112に切り替える(ステップS20)。すなわち駆動設定回路122は、受信音声信号SGrxを受信した後は、ユーザがPTTスイッチ108をオン状態に操作した場合に、外部マイク202に代えて内蔵マイク112を駆動する。そして制御回路120は、一連の処理を終了する。
図6を参照して、ステップS20の状態を説明する。図6は、外部スピーカにかかる音声信号回線が断線した状態を示す第1のブロック図である。図6に示す外部スピーカマイク200は、スピーカケーブル206が断線している。そのため、スピーカケーブル206上に×が示されている。ステップS20にかかる無線通信装置100は、通信先から受信音声信号SGrxを受信している。そのため、駆動設定回路122は、外部スピーカ201に代えて内蔵スピーカ111を駆動するとともに、外部マイク202に代えて内蔵マイク112を駆動する。
このように無線通信装置100は、外部スピーカ201にかかる音声信号回線が断線しており、且つ、通信先から受信音声信号SGrxを受信した場合には、外部スピーカマイク200に代えて、内蔵スピーカ111および内蔵マイク112を駆動する。無線通信装置100は、受信音声信号SGrxにかかる音声を内蔵スピーカ111から出力させることによって通信を維持する。そして無線通信装置100は、内蔵スピーカ111を駆動することにより、外部スピーカマイク200に不具合があることをユーザに認識させる。さらに無線通信装置100は、この場合に、外部マイク202に代えて内蔵マイク112を駆動することにより、外部スピーカマイク200に不具合があることを認識したユーザの通信の停滞を抑制する。
図5に戻り説明を続ける。ステップS17において、駆動設定回路122は、PTTスイッチ108がオン状態か否かを判定する(ステップS17)。PTTスイッチ108が操作され、オン状態であると判定しない場合(ステップS17:No)、駆動設定回路122はステップS16に戻る。
一方、PTTスイッチ108がオン状態であると判定した場合(ステップS17:Yes)、駆動設定回路122は、外部マイク202の駆動を維持する(ステップS18)。そして駆動設定回路122は、PTTスイッチ108がオフ状態か否かを判定する(ステップS19)。PTTスイッチ108のオン状態が維持されている場合、駆動設定回路122は、PTTスイッチ108がオフ状態であると判定しない(ステップS19:No)。この場合、駆動設定回路122はステップS19を繰り返す。一方、PTTスイッチ108が操作されることによりオン状態が解除された場合、駆動設定回路122は、オフ状態であると判定する(ステップS19:Yes)。この場合、駆動設定回路122は、ステップS16に戻る。このように、駆動設定回路122は、断線検出回路123が断線を検出した後であって、送受信回路124が受信音声信号SGrxを受信する前に、PTTスイッチ108がオン状態となった場合には、外部マイク202を駆動する。
図7を参照して、ステップS18の状態を説明する。図7は、外部スピーカにかかる音声信号回線が断線した状態を示す第2のブロック図である。図7に示す外部スピーカマイク200は、スピーカケーブル206が断線している。そのため、スピーカケーブル206上に×が示されている。ステップS19にかかる無線通信装置100は、通信先から受信音声信号SGrxを受信する前に、ユーザがPTTスイッチ108を押下して、PTTスイッチ108をオン状態にしている。そのため、駆動設定回路122は、外部マイク202の駆動を維持する。
外部スピーカマイク200の外部スピーカ201にかかる音声信号回線が断線していた場合であっても、通信先からの受信音声信号SGrxを受信する前であれば、ユーザは外部スピーカ201にかかる音声信号回線の断線を認識していないため、外部スピーカおよび外部マイクを使用できるものと認識していることになる。そのような場合において、受信音声信号SGrxを受信する前に、ユーザが音声の送信を所望した場合には、外部マイク202の使用を可としておく必要がある。そのため、無線通信装置100は、断線検出回路123が断線を検出した後であっても、受信音声信号SGrxを受信する前の場合には、外部マイク202を駆動する。
外部スピーカマイク200の外部スピーカ201にかかる音声信号回線が断線していた場合であって、通信先からの受信音声信号SGrxを受信した場合、外部スピーカマイク200が接続されているにもかかわらず、内蔵スピーカ111から受信音声が出力される。これによりユーザは、外部スピーカマイク200に何かしら不具合が生じ使用できない状況であることを認識することができる。そのため、断線検出回路123が外部スピーカ201にかかる音声信号回線の断線を検出した後であって、PTTスイッチ108がオン状態となる前に、送受信回路124が受信音声信号SGrxを受信した場合には、駆動設定回路122は、内蔵マイク112を駆動する。
以上、実施の形態1について説明した。実施の形態1にかかる無線通信装置100は、上述の構成に限定されるものではない。例えば、無線通信装置100は、外部スピーカ201にかかる音声信号回線が断線している場合において、受信音声信号SGrxを受信した後に、外部マイク202の駆動を維持し続けてもよい。
以上に説明したとおり、実施の形態1にかかる無線通信装置100は、接続された外部スピーカにかかる音声信号回線が断線していた場合に、音声通信を好適に継続できる無線通信装置等を提供できる。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2は、外部スピーカマイクが外部PTTスイッチを有しており、無線通信装置は外部PTTスイッチの操作を受け付ける構成となっている点が、実施の形態1と異なる。
図8は、実施の形態2にかかる無線通信装置300および外部スピーカマイク400のブロック図である。図8は、無線通信装置300と外部スピーカマイク400とが接続された状態を示している。無線通信装置300は、外部接続端子104に外部PTT端子301を含む。外部PTT端子301は、外部スピーカマイク400が有する外部PTTスイッチ401と接続し、外部PTTスイッチ401の操作状態にかかる信号を制御回路120に供給する。
外部スピーカマイク400は、外部スピーカ201および外部マイク202に加えて外部PTTスイッチ401を有している。外部PTTスイッチ401は、外部PTTケーブル402、マイクプラグ205および外部PTT端子301を介して制御回路120に接続し、ユーザによるPTTオンまたはPTTオフの操作にかかる信号を制御回路120に供給する。
無線通信装置300の駆動設定回路122は、PTTスイッチ108の状態と外部PTTスイッチ401の状態とをそれぞれ監視している。駆動設定回路122は、接続検出回路121が検出する外部スピーカマイク400の接続状態、および、断線検出回路123が検出する断線状態に応じて、内蔵マイク112または外部マイク202を駆動する。
例えば、駆動設定回路122は、外部スピーカマイク400が無線通信装置300に接続された場合において、外部スピーカ201にかかる音声信号回線が断線していない場合には、送信音声信号SGtxを生成するためのマイクとして外部マイク202を駆動する。この場合には、駆動設定回路122は、PTTスイッチ108がオン状態となったとき、または、外部PTTスイッチ401がオン状態となったときに、外部マイク202を駆動する。
また、駆動設定回路122は、断線検出回路123が断線を検出した後であって、PTTスイッチ108がオン状態となった場合には、内蔵マイク112を駆動する。一方、断線検出回路123が断線を検出した後であって、外部PTTスイッチ401がオン状態となった場合には外部マイク202を駆動する。
図9および図10を参照して、無線通信装置300が実行する処理について説明する。図9および図10は、実施の形態2にかかる無線通信装置の処理を示すフローチャートである。図9および図10に示すフローチャートは、無線通信装置300が起動する際に制御回路120が実行する処理について示したものである。図9および図10に示すフローチャートは、ステップS10からステップS19までの処理は、図5に示した実施の形態1にかかるフローチャートと同様であって、ステップS19より後の処理(図10に示す処理)が実施の形態1にかかるフローチャートと異なる。以降に、実施の形態1にかかるフローチャートと異なる処理について説明する。
ステップS16において、受信音声信号SGrxを受信したと判定する場合(ステップS16:Yes)、駆動設定回路122は、送信音声信号SGtxを生成させるマイクを外部マイク202から内蔵マイク112に切り替える(ステップS20)。すなわち駆動設定回路122は、受信音声信号SGrxを受信した後は、ユーザがPTTスイッチ108をオン状態に操作した場合に、外部マイク202に代えて内蔵マイク112を駆動する。そして制御回路120は、ステップS21に進む。
ステップS21において、制御回路120は、PTTスイッチ108がオン状態か否かを判定する(ステップS21)。PTTスイッチ108がオン状態であると判定する場合(ステップS21:Yes)、駆動設定回路122は、内蔵マイク112を駆動する(ステップS22)。次に制御回路120は、ステップS23に進む。
ステップS23において、制御回路120は、PTTスイッチ108がオフ状態か否かを判定する(ステップS23)。PTTスイッチ108がオフ状態であると判定しない場合(ステップS23:No)、駆動設定回路122は、ステップS23を繰り返す。PTTスイッチ108がオフ状態であると判定する場合(ステップS23:Yes)、駆動設定回路122は、一連の処理を終了する。
ステップS21において、PTTスイッチ108がオン状態であると判定しない場合(ステップS21:No)、駆動設定回路122は、外部PTTスイッチ401がオン状態であるか否かを判定する(ステップS24)。外部PTTスイッチ401がオン状態であると判定しない場合(ステップS24:No)、駆動設定回路122は再びステップS21に戻る。一方、外部PTTスイッチ401がオン状態であると判定した場合(ステップS24:Yes)、駆動設定回路122は外部マイク202を駆動する(ステップS25)。そして駆動設定回路122は、ステップS26に進む。
ステップS26において、制御回路120は、外部PTTスイッチ401がオフ状態か否かを判定する(ステップS26)。外部PTTスイッチ401がオフ状態であると判定しない場合(ステップS26:No)、駆動設定回路122は、ステップS26を繰り返す。外部PTTスイッチ401がオフ状態であると判定する場合(ステップS26:Yes)、駆動設定回路122は、一連の処理を終了する。
以上、実施の形態2にかかるフローチャートを説明した。なお、上述のフローチャートにおいて、ステップS21とステップS23とは順序が逆でもよいし、並行して実行されてもよい。
上述の構成により、実施の形態2にかかる無線通信装置300は、接続した外部スピーカ201が断線した場合であっても、ユーザが外部マイク202を使用したい場合には外部マイク202を駆動する。これにより、無線通信装置300は、ユーザの所望する状態に対応した状態で音声通信を維持できる。上述の通り、実施の形態2によれば、接続された外部スピーカにかかる音声信号回線が断線していた場合に、音声通信を好適に継続できる無線通信装置等を提供することができる。
なお、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
100 無線通信装置
101 筐体
102 アンテナ
103 音量調整部
104 外部接続端子
105 スピーカ接続端子
106 マイク接続端子
107 電源スイッチ
108 PTTスイッチ
109 操作部
110 表示部
111 内蔵スピーカ
112 内蔵マイク
120 制御回路
121 接続検出回路
122 駆動設定回路
123 断線検出回路
124 送受信回路
200 外部スピーカマイク
201 外部スピーカ
202 外部マイク
203 外部端子部
204 スピーカプラグ
205 マイクプラグ
206 スピーカケーブル
207 マイクケーブル
300 無線通信装置
301 外部PTT端子
400 外部スピーカマイク
401 外部PTTスイッチ
402 外部PTTケーブル

Claims (6)

  1. 無線通信における送信音声信号を送信し受信音声信号を受信する送受信回路と、
    内蔵スピーカと、
    内蔵マイクと、
    外部スピーカおよび外部マイクを有する外部スピーカマイクを駆動可能に接続する外部接続端子と、
    前記外部スピーカマイクと前記外部接続端子との接続を検出する接続検出回路と、
    前記接続検出回路が前記接続を検出していない場合には、前記内蔵スピーカおよび前記内蔵マイクを駆動させ、前記接続検出回路が前記接続を検出した場合には、前記内蔵スピーカおよび前記内蔵マイクに代えて前記外部スピーカマイクを駆動する駆動設定回路と、
    接続された前記外部スピーカマイクにおける前記外部スピーカにかかる音声信号回線の断線を検出する断線検出回路と、を備え、
    前記駆動設定回路は、前記断線検出回路が前記断線を検出した場合には、前記外部スピーカに代えて前記内蔵スピーカから前記受信音声信号にかかる音声を出力させるように設定する
    無線通信装置。
  2. オン状態のときに前記送受信回路を送信状態とし、オフ状態のときに前記送受信回路を受信状態とするPTTスイッチをさらに備え、
    前記駆動設定回路は、
    前記断線検出回路が前記断線を検出した後であって、前記PTTスイッチがオン状態となる前に、前記送受信回路が前記受信音声信号を受信した場合には、前記内蔵マイクを駆動可能に設定する
    請求項1の無線通信装置。
  3. オン状態のときに前記送受信回路を送信状態とし、オフ状態のときに前記送受信回路を受信状態とするPTTスイッチをさらに備え、
    前記駆動設定回路は、
    前記断線検出回路が前記断線を検出した後であって、前記送受信回路が前記受信音声信号を受信する前に、前記PTTスイッチがオン状態となった場合には、前記外部マイクを駆動する
    請求項1の無線通信装置。
  4. オン状態のときに前記送受信回路を送信状態とし、オフ状態のときに前記送受信回路を受信状態とするPTTスイッチをさらに備え、
    前記駆動設定回路は、
    前記外部スピーカマイクが、オンのときに前記送受信回路を送信状態とし、オフ状態のときに前記送受信回路を受信状態とする外部PTTスイッチを有している場合に、
    前記断線検出回路が前記断線を検出した後であって、前記PTTスイッチがオン状態となった場合には前記内蔵マイクを駆動させ、
    前記断線検出回路が前記断線を検出した後であって、前記外部PTTスイッチがオン状態となった場合には前記外部マイクを駆動する
    請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 内蔵スピーカと、内蔵マイクと、PTTスイッチと、外部スピーカおよび外部マイクを有する外部スピーカマイクを駆動可能に接続する外部接続端子と、を有する無線通信装置の制御方法であって、
    外部スピーカマイクと前記外部接続端子との前記接続を検出する接続検出ステップと、
    前記接続を検出した場合に、前記内蔵スピーカおよび前記内蔵マイクに代えて前記外部スピーカマイクを駆動する外部機器駆動ステップと、
    前記接続された前記外部スピーカマイクにおける前記外部スピーカにかかる音声信号回線の断線を検出する断線検出ステップと、
    前記断線を検出した場合に、前記外部スピーカに代えて前記内蔵スピーカから受信音声信号にかかる音声を出力させるように設定する駆動設定ステップと、を備える
    制御方法。
  6. 内蔵スピーカと、内蔵マイクと、PTTスイッチと、外部スピーカおよび外部マイクを有する外部スピーカマイクを駆動可能に接続する外部接続端子と、を有する無線通信装置に実行させる制御プログラムであって、
    外部スピーカマイクと前記外部接続端子との前記接続を検出する接続検出ステップと、
    前記接続を検出した場合に、前記内蔵スピーカおよび前記内蔵マイクに代えて前記外部スピーカマイクを駆動する外部機器駆動ステップと、
    前記接続された前記外部スピーカマイクにおける前記外部スピーカにかかる音声信号回線の断線を検出する断線検出ステップと、
    前記断線を検出した場合に、前記外部スピーカに代えて前記内蔵スピーカから受信音声信号にかかる音声を出力させるように設定する駆動設定ステップと、を備える
    制御プログラム。
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