JP2001015454A - 基板メッキ装置 - Google Patents

基板メッキ装置

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JP2001015454A
JP2001015454A JP11181044A JP18104499A JP2001015454A JP 2001015454 A JP2001015454 A JP 2001015454A JP 11181044 A JP11181044 A JP 11181044A JP 18104499 A JP18104499 A JP 18104499A JP 2001015454 A JP2001015454 A JP 2001015454A
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electrode
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wafer
plate
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英明 松原
Masahiro Miyagi
雅宏 宮城
Nobuyuki Ichieda
信之 市枝
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板の処理面に均一な膜厚のメッキ層を形成す
る基板メッキ装置を提供する。 【解決手段】ウエハWを保持する保持機構1と、保持機
構1に保持されたウエハWの上方から覆う上部カップ1
0と、上部カップ10内に設けられ、保持機構1によっ
て保持されたウエハWの上方にウエハWの処理面WFに
対向して配置された陽電極14と、保持機構1に保持さ
れたウエハWに電気的に接続された陰電極7と、陽電極
14と陰電極7との間で電流が流れるように給電する電
源ユニット15と、上部カップ10内において保持機構
1と陽電極14との間に配置され、電解メッキ液を通す
孔21、23を有する第1仕切り板22及び第2仕切り
板24と、保持機構1に保持されたウエハWの処理面W
Fに電解メッキ液を供給するための供給口25と、を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハなど
の基板に電解メッキ液などのメッキ液を供給してメッキ
処理を行う基板メッキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の基板メッキ装置の全体構
成を示す図である。
【0003】この従来の基板メッキ装置は、メッキ層を
形成する処理面WFを上方に向けてウエハWを保持する
保持機構101を備えている。
【0004】この保持機構101は、電動モータ102
に連動連結されており、鉛直方向の軸芯回りで回転され
る回転軸103の上部にウエハWよりも大径の円板状の
ベース部材104が一体回転可能に連結されている。ウ
エハWは、ベース部材104上に載置されており、また
ベース部材104の周縁部上に3つ以上設けられた保持
部材105がウエハWの周縁部を保持している。
【0005】ベース部材104は導電性の材料で形成さ
れている。このベース部材104に設けられた回転軸1
03との連結部104aには、給電ブラシ106によっ
て、保持機構1の回転中でもブラシ給電されるようにな
っている。なお、回転軸103は絶縁部103aによっ
て上部と下部とが電気的に絶縁されており、給電ブラシ
106からの給電が電動モータ102に影響しないよう
に構成されている。
【0006】各保持部材105は、鉛直方向の軸芯周り
で回転可能であり、ウエハWの周縁部を係止する。ま
た、各保持部材105のウエハWを係止する部分には陰
電極107が設けられ、この陰電極107(カソード電
極)だけが、給電ブラシ106と導通している。ウエハ
Wが各保持部材105に係止されて保持されると、ウエ
ハWの処理面WFと陰電極107とが電気的に接続され
てウエハWの処理面WFだけに通電される。
【0007】保持機構101の上方には、下方が開口さ
れ、保持機構101の上部を覆う有蓋円筒状の上部カッ
プ110が設けられている。この上部カップ110は図
示しない昇降機構によって上下方向に昇降可能に構成さ
れている。複数の孔121が形成され、保持機構101
に保持されたウエハWの処理面WFに対向して配置され
るように円板状の陽電極114(アノード電極)が上部
カップ110の開口に配設されている。上部カップ11
0の側壁及び天井面と陽電極114の上面とにより、電
解メッキ液を収容するための液保持空間123が形成さ
れる。
【0008】給電ブラシ106は、電源ユニット115
の陰極側に接続され、陽電極114は電源ユニット11
5の陽極側に接続されている。したがって、ウエハWの
処理面WFは、陰電極107だけがベース部材104と
導通させる導通部(図示省略)、ベース部材104、連
結部104a、給電ブラシ106、導線116を介して
陰極となり、陽電極114は導線117を介して陽極と
なるように給電される。
【0009】また、上部カップ110の天井部分の中央
部には電解メッキ液の供給口124が設けられ、この供
給口124から、まず、液保持空間123に電解メッキ
液が供給される。次に、陽電極121に形成された複数
の孔121を介してウエハWの処理面WFに電解メッキ
液が供給させる。
【0010】この供給口124には、以下のような電解
メッキ液供給機構130により電解メッキ液がウエハW
の処理面WFへ供給されるようになっている。
【0011】すなわち、供給口124には、貯溜タンク
131内の電解メッキ液Qを供給するための供給管13
2が接続されている。供給管132には、上流側から貯
溜タンク131内の電解メッキ液Qを送液するポンプ1
33や開閉弁134が設けられている。また、供給管1
32の途中には、帰還管135が分岐されている。帰還
管135の先端は貯溜タンク131に接続され、帰還管
135の途中には開閉弁136が設けられている。
【0012】また、貯溜タンク131内には、液補充管
137が接続されている。貯溜タンク131内の電解メ
ッキ液Qの貯溜量が減少すると、図示しない液補充機構
によって液補充管137を介して貯溜タンク131に電
解メッキ液が補充される。
【0013】なお、ウエハWに対するメッキ処理は、電
動モータ102を駆動させてウエハWを回転させつつ、
陰電極107と陽電極114との間を給電した状態で、
陽電極114に形成された複数の孔121から電解メッ
キ液を直接ウエハWの処理面WFに供給することによっ
て行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
基板メッキ装置では、陽電極114に形成された複数の
孔121を通して電解メッキ液を直接ウエハWの処理面
WFに供給しているので、電解メッキ液の銅イオンの濃
度が孔121付近において非常に高くなるとともに孔の
形状が上下方向に直線なので孔121の直下に電解メッ
キ液が多く供給される。また、孔121の電流の集中に
より電流密度が孔121付近において高くなる。そのた
め、孔121直下の部分のメッキ層の薄膜が厚くなり、
均一な膜厚のメッキ層を得ることができないという問題
がある。
【0015】また、孔121付近の陽電極114が電解
メッキ液中へ溶出するので、処理時間とともに孔121
が大きくなり、電解メッキ液の孔121からウエハWへ
供給される吐出抵抗が小さくなることも均一な膜厚のメ
ッキ層を得ることができない原因となっている。
【0016】さらに、上部カップ110の天井部分の中
央部には電解メッキ液の供給口124が設けられている
ので、ウエハWの処理面WFの中央部に電解メッキ液が
多く供給されてしまうので、ウエハWの表面の中央部分
が周辺部分よりメッキ層の薄膜が厚くなってしまうとい
う問題がある。
【0017】本発明は、かかる事情を鑑みてなされたも
のであり、基板の処理面に均一な膜厚のメッキ層を形成
する基板メッキ装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、基板にメッキ処理を行う基板メッキ装置
であって、基板を保持する基板保持手段と、前記基板保
持手段に保持された基板を上方から覆うカップと、前記
カップ内に設けられ、前記基板保持手段によって保持さ
れた基板の上方に基板の処理面に対向して配置された第
1電極と、記基板保持手段に保持された基板に電気的に
接続された第2電極と、前記第1電極と前記第2電極と
の間で電流が流れるように給電する給電手段と、前記カ
ップ内において前記基板保持手段と前記第1電極との間
に配置され、メッキ液を通す孔を有する複数の板状部材
と、前記基板保持手段に保持された基板の処理面にメッ
キ液を供給するためのメッキ液供給手段と、を備えたこ
とを特徴とする。ここでいう基板保持手段による「基板
の保持」には、基板の端部を保持部材によって保持して
いる場合、基板の裏面を吸着保持手段によって吸着保持
している場合、基板の裏面を支持部材によって支持して
いる場合等が含まれる。また、第1電極としては陽極
が、第2電極として陰極がそれぞれ考えられる。
【0019】また、本発明は、前記複数の板状部材が、
前記基板保持手段と前記第1電極との間に配置された第
1板状部材と、前記第1電極と前記第1板状部材との間
に配置された第2板状部材とを有し、前記カップと前記
第2板状部材とによって第1空間が形成され、前記第1
空間の下方に、前記カップと前記第1板状部材と前記第
2板状部材とによって第2空間が形成され、前記第2空
間の下方に、前記カップと前記第1板状部材と前記基板
保持手段とによって第3空間が形成され、前記第1電極
が、前記第1空間内に配置され、前記メッキ液供給手段
が、前記第1空間にメッキ液を供給することを特徴とす
る。
【0020】また、本発明は、基板にメッキ処理を行う
基板メッキ装置であって、基板を保持する基板保持手段
と、前記基板保持手段によって保持された基板の上方に
基板の処理面に対向して配置された第1電極と、前記基
板保持手段に保持された基板の処理面にメッキ液を供給
するためのメッキ液供給手段と、前記基板保持手段に保
持された基板に電気的に接続された第2電極と、前記第
1電極と前記第2電極との間で電流が流れるように給電
する給電手段と、前記基板保持手段と前記第1電極との
間に配置され、メッキ液を通す孔を有する複数の板状部
材と、を備えたことを特徴とする。ここでいう基板保持
手段による「基板の保持」には、基板の端部を保持部材
によって保持している場合、基板の裏面を吸着保持手段
によって吸着保持している場合、基板の裏面を支持部材
によって支持している場合等が含まれる。また、第1電
極としては陽極が、第2電極として陰極がそれぞれ考え
られる。
【0021】また、本発明は、前記複数の板状部材が、
前記基板保持手段と前記第1電極との間に配置された第
1板状部材と、前記第1電極と前記第1板状部材との間
に配置された第2板状部材とを有し、前記メッキ液供給
手段が、前記第2板状部材の上面にメッキ液を供給する
ことを特徴とする。
【0022】また、本発明は、前記第1電極に装着され
たフィルタをさら備えたことを特徴とする。
【0023】また、本発明は、前記第1空間内におい
て、前記第1電極と前記第2板状部材との間にフィルタ
をさらに備えたことを特徴とする。
【0024】また、本発明は、前記第1電極と前記第2
板状部材との間にフィルタをさらに備えたことを特徴と
する。
【0025】また、本発明は、前記第1板状部材の孔の
径が、前記第2板状部材の孔の径より小さいことを特徴
とする。
【0026】また、本発明は、前記第1板状部材が、メ
ッキ液を通す孔を複数有しており、前記第1板状部材が
有する孔の径が、0.1mm以上1.0mm以下である
ことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
る基板メッキ装置の全体構成を示す図である。
【0028】この基板メッキ装置は、メッキ層を形成す
る処理面WFを上方に向けて基板の一種であるウエハW
を保持する保持機構1を備えている。
【0029】この保持機構1は、電動モータ2に連動連
結されており、鉛直方向の軸芯周りで回転される回転軸
3の上部にウエハWよりも大径の円板状のベース部材4
が一体回転可能に連結され、ベース部材4の上面周辺部
にウエハWの周縁部を保持する保持部材5が3つ以上設
けられている。
【0030】ベース部材4は、導電性の材料で形成され
ている。このベース部材4に設けられた回転軸3との連
結部4aには、給電ブラシ6によって、保持機構1の回
転中でもブラシ給電されるようになっている。なお、回
転軸3は絶縁部3aによって上部と下部とが電気的に絶
縁されており、給電ブラシ6からの給電が電動モータ2
に影響しないように構成されている。
【0031】各保持部材5は、鉛直方向の軸芯周りで回
転可能であり、この軸芯から離れた外周部にウエハWを
係止するための凹部5aが形成されている。また、各保
持部材5は凹部5aの天井面側に設けられた第2電極で
ある陰電極(カソード電極)7だけが給電ブラシ6と導
通するようになっており、ウエハWが各保持部材5に係
止されて保持されると、ウエハWの処理面WFと陰電極
7とが電気的に接続されてウエハWの処理面WFだけに
通電される。
【0032】保持機構1は、第1昇降機構8によって上
下方向に昇降可能である。この第1昇降機構8は、ボー
ルネジなどで構成される周知の1軸方向駆動機構によっ
て実現されている。
【0033】保持機構1の上方には、下方が開口され、
保持機構1の上部を覆う円筒状のカップに相当する上部
カップ10が設けられている。この上部カップ10も周
知の1軸方向駆動機構によって実現された第2昇降機構
11によって上下方向に昇降可能である。第1昇降機構
8、第2昇降機構11によって保持機構1と上部カップ
10とが近接され、保持機構1のベース部材4の上面と
上部カップ10の下端部とが閉じ合わされることによ
り、保持機構1に保持されたウエハWの上部に電解メッ
キ液を貯溜するメッキ処理空間12が形成される。な
お、上部カップ10の下端部にはシール部材13が設け
られ、銅メッキ処理を行うための電解メッキ液などの電
解メッキ液を充填する際に、ベース部材4の上面と上部
カップ10の下端部との接合部分から電解メッキ液が漏
れ出ないようになっている。
【0034】上部カップ10内上部には、保持機構1に
保持されたウエハWの処理面WFに対向して配置される
ように円板状の第1電極である陽電極(アノード電極)
14が配設されている。この陽電極14の周囲には、
0.5μm程度の濾過性能を有するフィルタFが装着さ
れている。なお、フィルタFの代わりにイオン交換膜な
どの電解メッキ液を通過させる透過膜でもよい。
【0035】給電ブラシ6は、電源ユニット15の陰極
側に接続され、陽電極14は電源ユニット15の陽極側
に接続されている。したがって、ウエハWの処理面WF
は、陰電極7だけがベース部材4と導通させる導電部
(図示省略)、ベース部材4、連結部4a、給電ブラシ
6、導線16を介して陰極となり、陽電極14は、導線
17を介して陽極となるように給電される。
【0036】また、以下のような構成により陽電極14
の周りの電解メッキ液を保持するための電解メッキ液保
持機構20が設けられている。
【0037】すなわち、まず上部カップ10内には、保
持機構1に保持されたウエハWの処理面WFの上方に複
数の孔21が形成された板状の第1仕切り板(第1板状
部材)22が設けられている。また、第1仕切り板22
の上方で、かつ陽電極14の下方に位置させて複数の孔
23が形成された第2仕切り板(第2板状部材)22が
設けられている。この第1仕切り板22に形成された複
数の孔21は微小孔であるが詳細については後述する。
また、第2の仕切り板24に形成された複数の孔23
は、その径が複数の孔21の径より大きいものである。
なお、この実施の形態では、複数の孔にしたが、複数の
孔21の径より大きいものだったら、円形に限らず、ス
リット状のものでもよい。
【0038】第2仕切り板24の上面と上部カップ10
の天井面および側壁とによって第1空間12aが形成さ
れる。この第1空間12a内に、陽電極14は収容され
る。また、第1仕切り板22の上面と第2仕切り板24
の下面と上部カップ10の側壁とによって第2空間12
bが形成される。さらに、第1仕切り板24の下面とス
ピンベース4の上面と上部カップ10の側壁とによって
第3空間12cが形成される。したがって、メッキ処理
空間12は、第1空間12aと第2空間12bと第3空
間12cとによって構成されることになる。
【0039】また、上部カップ10の天井部分に電解メ
ッキ液の供給口25が設けられている。この供給口25
から、まず、第1空間12aに電解メッキ液が供給され
る。次に、第2仕切り板24に形成された孔23を介し
て第1空間12aから第2空間12b内に電解メッキ液
が供給させる。さらに、第1仕切り板24に形成された
孔23を介して第1空間12bから第3空間12c内に
電解メッキ液が供給させる。
【0040】このような構成にすることによって、電解
メッキ処理を終えて第1空間12aへの電解メッキ液の
供給を停止するとともに、第3空間12c内の電解メッ
キを排出しても、電解メッキ液の表面張力により、第2
空間12b内の電解メッキ液が第1仕切り板22に形成
された孔21から下方に排出されることが防止され、陽
電極14が第1空間12aの電解メッキ液内に浸漬され
た状態を常時維持することができる。
【0041】上部カップ10の天井部分に設けられた電
解メッキ液の供給口25には、以下のような電解メッキ
液供給機構30により電解メッキ液が供給されるように
なっている。
【0042】すなわち、供給口25は、貯溜タンク31
内の電解メッキ液Qを供給する供給管32が接続されて
いる。供給管32には、貯溜タンク31内の電解メッキ
液Qを送液するポンプ33、0.05〜0.1μm程度
のフィルタ39、及び開閉弁34が設けられているとと
もに、供給管32の途中には、帰還管35が分岐されて
いる。帰還管35の先端は貯溜タンク31に接続され、
帰還管35の途中には開閉弁36が設けられている。
【0043】基板メッキ装置を稼動している際には、常
時ポンプ33を駆動させている。第空間12a内に電解
メッキ液Qを供給しないときには、開閉弁34を開、開
閉弁36を閉に切り換えて、供給口24に電解メッキ液
Qをすぐに供給できるようにしている。なお、供給管3
2の一部と帰還管35とを介した電解メッキ液Qの循環
中に図示しない温度調整機構により電解メッキ液Qの温
度を所定温度範囲に維持するように温調したり、図示し
ない濃度調整機構により電解メッキ液Qの濃度を所定濃
度範囲に維持するようにしてもよい。
【0044】貯溜タンク31には液補充管37や回収管
38も接続されている。貯溜タンク31内の電解メッキ
液Qの貯溜量が減少すると、図示しない液補充機構によ
って液補充管37を介して電解メッキ液Qが貯溜タンク
31に補充される。また、後述する液回収部40に形成
された電解メッキ液回収部41によって電解メッキ処理
中に回収された電解メッキ液Qは回収管38を介して貯
溜タンク31へ戻される。
【0045】保持機構1の周囲には、電解メッキ液回収
部41と洗浄液回収部42とが形成されるとともに、電
解メッキ液回収部41の回収口43と洗浄液回収部42
の回収口44とが上下方向に設けられた液回収部40が
固設されている。
【0046】この液回収部40は、円筒状の内壁45
と、円筒状の仕切り壁46と、円筒状の外壁47と、仕
切り壁46の上部に設けられた傾斜部48と、外壁47
の上部に設けられた傾斜部49とを備えている。内壁4
5と、仕切り壁46及び傾斜部48の内側面とによって
囲まれる空間が洗浄液回収部42となり、仕切り壁46
及び傾斜部48の外側面と、外壁47及び傾斜部49と
によって囲まれる空間が電解メッキ液回収部41となっ
ている。また、内壁45の上端部と傾斜部48の先端部
との間の開口が洗浄液回収部42の回収口44となり、
傾斜部48の先端部と傾斜部49の先端部との間の開口
が電解メッキ液回収部41の回収口43となっている。
【0047】電解メッキ処理時は、第1昇降機構8によ
って液回収部40に対して保持機構1が昇降されて液回
収部40に形成されて電解メッキ液回収部41の回収口
43を保持機構1の周囲に位置させ、保持機構1及び保
持機構1によって保持されたウエハWの回転に伴って保
持機構1及びウエハWの周囲に飛散される電解メッキ液
Qが電解メッキ液回収部41の回収口43を介して傾斜
部49の内側面で受け止められ、電解メッキ液回収部4
1に回収される。なお、電解メッキ液回収部41の底部
には、回収管38に接続された液排出口50が設けら
れ、電解メッキ液回収部41で回収された電解メッキ液
Qは液排出口50、回収管38を介して貯溜タンク31
へ戻される。
【0048】また、洗浄処理時と乾燥処理時は、第1昇
降機構8によって液回収部40に対して保持機構1が昇
降されて液回収部40に形成された洗浄液回収部42の
回収口44を保持機構1の周囲に位置させ、保持機構1
及びウエハWの回転に伴って保持機構1及びウエハWの
周囲に飛散される洗浄液が洗浄液回収部42の回収口4
4を介して傾斜部48の内側面で受け止められ、洗浄液
回収部42で回収される。なお、洗浄液回収部42の底
部には、廃棄管51に接続された液排出口52が設けら
れ、洗浄液回収部42で回収された洗浄液は液排出口5
2、廃棄管51を介して廃棄される。
【0049】保持機構1に保持されたウエハWの上方で
あって、離間された保持機構1と上部カップ10との間
の防滴位置に位置されて上方から保持機構1に保持され
たウエハWへの電解メッキ液Qの滴下を防止する円板状
の防滴部材60と、防滴位置とそこから外れた待機位置
(図1に示す防滴部材60の位置)との間で防滴部材6
0を移動させる移動機構61とを備えている。
【0050】防滴部材60は、防滴位置に位置している
ときには水平姿勢をとり、待機位置に位置しているとき
には起立姿勢をとる。このような姿勢転換を伴う防滴部
材60の移動を行う移動機構61は、図2(a)に示す
ような構成で実現することができる。
【0051】すなわち、固定フレームに取り付けられた
回転軸62、63に回転自在に連結された支持部材6
4、65の基端部に防滴部材60が支持されている。そ
して、支持部材65の先端部には、エアシリンダ66の
ロッド67が連結されていて、エアシリンダ66のロッ
ド67を伸縮させることにより、図2(b)に示すよう
に、姿勢転換を伴う防滴部材60の移動が行われる。
【0052】このように防滴部材60が待機位置に位置
しているときは起立姿勢をとるように構成したことによ
り、基板メッキ装置のフットプリントを小さくすること
ができる。
【0053】防滴部材60の下部には、保持機構1に保
持されたウエハWに洗浄液を供給する洗浄液供給ノズル
70が設けられている。洗浄液供給ノズル70には、洗
浄液供給管71を介して図示しない洗浄液供給源から洗
浄液が供給される。洗浄液供給ノズル70からの洗浄液
の供給とその停止の切換えは、洗浄液供給管71に設け
られた開閉弁72の開閉によって行われる。
【0054】この基板メッキ装置の各部の制御は図示を
省略した制御部によって行われる。この制御部は各部を
制御し基板メッキ装置を作動させてウエハWの処理面W
Fにメッキ層を形成する。
【0055】図3は、第1仕切り板の平面図である。こ
の第1仕切り板22には、上述したように複数の孔21
を有しており、その孔径は第2空間12b内の電解メッ
キ液が孔21から第3空間12cへ排出されないような
電解メッキ液の表面張力が得られる孔径とする。この孔
径は、電解メッキ液の粘度や第1仕切り板22の材質等
に応じて設定されるが、孔径を0.1mm以上1.0m
m以下にすれば、確実に電解メッキ液の表面張力が得ら
れる。この孔径を0.1未満にすると、孔21に電解メ
ッキ液が通らなくなり、孔径を1.0mmを超えるもの
にすると、電解メッキ液の表面張力が得られないように
なるからである。第2空間12b内の電解メッキ液が第
1仕切り板22に形成された孔21から下方に排出され
ることが防止され、陽電極14が電解メッキ液内に浸漬
された状態を常時維持することができる。
【0056】以上の構成より明らかなように、この発明
の実施の態様によれば、以下のような効果が得られる。
【0057】一旦供給口25から第1空間12aに電解
メッキ液が供給された後、第2仕切り板24の孔23を
介して第2空間12bへ供給され、さらに第1仕切り板
22の孔21を介して第3空間12b内へ電解メッキ液
を供給して保持機構1に保持されたウエハWの処理面W
Fに供給しているので、電解メッキ液の銅イオンの濃度
などの影響を受けることはなく、電解メッキ液を充分に
分散してウエハWの処理面WFに電解メッキ液を供給で
きる。
【0058】また、第1仕切り板22及び第2仕切り板
24は、陽電極14と保持機構1に保持されたウエハW
との間に設けられているので、この第1仕切り板22及
び第2仕切り板24で電流のショートパスを防止でき、
電流密度を均一にすることができる。その結果、ウエハ
Wの処理面WFに均一な膜厚のメッキ層を形成すること
ができる。
【0059】また、第1仕切り板22の複数の孔21の
径は、第2仕切り板24の複数の孔23の径より小さい
ので、第2仕切り板24の複数の孔23で1次的に電解
メッキ液の上から下への流れが均一になり、さらに第1
仕切り板22の複数の孔21で2次的に電解メッキ液の
上から下への流れが均一になり、その結果、ウエハWの
処理面WFに均一な膜厚のメッキ層をさらに確実に形成
することができる。
【0060】また、陽電極14にフィルタまたはイオン
交換膜などのような透過膜を装着しているので、陽電極
14の溶解物であるスライムがウエハWの処理面WFに
供給されるのを防止することができる。したがって、ウ
エハWの処理面WFにスライムの付着、もしくは陽電極
14に吸着している電解メッキ液中の添加剤等の一時的
な大量離脱が原因の離脱成分の付着による膜質の悪化を
防止することができる。
【0061】また、保持機構1及び保持機構1によって
保持されたウエハWを回転させながら電解メッキ処理を
行うので、ウエハWの回転によって、ウエハWの処理面
WF上のウエハWの中心から周囲へ向かう電解メッキ液
Qの流れが形成され、保持機構1に保持されたウエハW
の処理面WF上に形成される境界層が薄く、かつ均一に
することができ、ウエハWの処理面WFにメッキ層形成
イオンが移動し易くなり、ウエハWの処理面WFへのメ
ッキ層形成イオンの移動を均一化できる。したがって、
メッキ層の形成に要する時間を短縮できるとともに、均
一なメッキ層をウエハWの処理面WFに形成することが
できる。
【0062】また、陽電極14の周囲の電解メッキ液Q
を保持する電解メッキ液保持機構20を備えたので、陽
電極14が電解メッキ液Q内に浸漬された状態を常時維
持することができる。したがって、陽電極14が大気に
さらされることを防止でき、陽電極14の表面に形成さ
れた被膜層が流れ出たり変質したりすることなどを防止
できて、再現性のある電解メッキ処理を実施することが
できる。
【0063】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、以下のような実施の形態も可能で
ある。
【0064】図4は、本発明の別の実施の形態に係る基
板メッキ装置の上部カップを示す図である。図4におい
ては、上述した図1に示す内容と重複する部分について
は一部省略している。
【0065】上述した図1に示すものと比較して、大き
くこと異なるのはフィルタFが設けられている位置等で
ある。
【0066】すなわち、図4に示すように、上部カップ
10内の第1空間12aに、0.5μm程度の濾過性能
を有するフィルタFが設けられている。なお、フィルタ
Fの代わりにイオン交換膜などの電解メッキ液を通過す
る透過膜でもよい。
【0067】以上の構成より明らかなように、本発明の
別の実施の態様によれば、以下のような効果が得られ
る。
【0068】一旦供給口25から第1空間12aに電解
メッキ液が供給された後、第1空間12a内に設けられ
たフィルタFを通過し、第2仕切り板24の孔23を介
して第2空間12bへ供給され、第1仕切り板22の孔
21を介して第3空間12b内へ電解メッキ液を供給し
て保持機構1に保持されたウエハWの処理面WFに供給
しているので、電解メッキ液の銅イオンの濃度などの影
響を受けることはなく、電解メッキ液を充分に分散して
ウエハWの処理面WFに電解メッキ液を供給できる。
【0069】また、第1仕切り板22及び第2仕切り板
24は、陽電極14と保持機構1に保持されたウエハW
との間に設けられているので、この第1仕切り板22及
び第2仕切り板24で電流のショートパスを防止でき、
電流密度を均一にすることができる。その結果、ウエハ
Wの処理面WFに均一な膜厚のメッキ層を形成すること
ができる。
【0070】また、第1空間12aにフィルタまたはイ
オン交換膜などのような透過膜を装着しているので、陽
電極14の溶解物であるスライムがウエハWの処理面W
Fに供給されるのを防止することができる。したがっ
て、ウエハWの処理面WFにスライムの付着、もしくは
陽電極14に吸着している電解メッキ液中の添加剤等の
一時的な大量離脱が原因の離脱成分の付着による膜質の
悪化を防止することができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カップ内において基板保持手段と第1電極との間に、メ
ッキ液を通す孔を有する複数の板状部材を配置している
ので、この複数の板状部材の孔により、基板の処理面に
均一な膜厚のメッキ層を形成できる。
【0072】また、本発明によれば、基板保持手段と第
1電極との間に、メッキ液を通す孔を有する複数の板状
部材を配置しているので、この複数の板状部材の孔によ
り、基板の処理面に均一な膜厚のメッキ層を形成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る基板メッキ装置の全
体構成を示す図である。
【図2】移動機構の一例を示す図である。
【図3】第1仕切り板の平面図である。
【図4】本発明の別の実施の形態に係る基板メッキ装置
の上部カップを示す図である。
【図5】従来の基板メッキ装置の全体構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 保持機構 5 保持部材 7 陰電極(カソード電極) 10 上部カップ 12 メッキ処理空間 12a 第1空間 12b 第2空間 12c 第3空間 14 陽電極(アノード電極) 15 電源ユニット 16 導線 17 導線 20 メッキ液保持機構 21 孔 22 第1仕切り板 23 孔 24 第2仕切り板 25 供給口 F フィルタ Q 電解メッキ液 W ウエハ WF 処理面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市枝 信之 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 4K024 BA11 BB12 CA15 CB02 CB04 CB08 CB09 CB13 CB15 CB18 CB21 DA04 DB10 GA16 4M104 DD52 HH20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板にメッキ処理を行う基板メッキ装置で
    あって、 基板を保持する基板保持手段と、 前記基板保持手段に保持された基板を上方から覆うカッ
    プと、 前記カップ内に設けられ、前記基板保持手段によって保
    持された基板の上方に基板の処理面に対向して配置され
    た第1電極と、 記基板保持手段に保持された基板に電気的に接続された
    第2電極と、 前記第1電極と前記第2電極との間で電流が流れるよう
    に給電する給電手段と、 前記カップ内において前記基板保持手段と前記第1電極
    との間に配置され、メッキ液を通す孔を有する複数の板
    状部材と、 前記基板保持手段に保持された基板の処理面にメッキ液
    を供給するためのメッキ液供給手段と、を備えたことを
    特徴とする基板メッキ装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の基板メッキ装置であっ
    て、 前記複数の板状部材は、前記基板保持手段と前記第1電
    極との間に配置された第1板状部材と、前記第1電極と
    前記第1板状部材との間に配置された第2板状部材とを
    有し、 前記カップと前記第2板状部材とによって第1空間が形
    成され、 前記第1空間の下方に、前記カップと前記第1板状部材
    と前記第2板状部材とによって第2空間が形成され、 前記第2空間の下方に、前記カップと前記第1板状部材
    と前記基板保持手段とによって第3空間が形成され、 前記第1電極は、前記第1空間内に配置され、 前記メッキ液供給手段は、前記第1空間にメッキ液を供
    給することを特徴とする基板メッキ装置。
  3. 【請求項3】基板にメッキ処理を行う基板メッキ装置で
    あって、 基板を保持する基板保持手段と、 前記基板保持手段によって保持された基板の上方に基板
    の処理面に対向して配置された第1電極と、 前記基板保持手段に保持された基板の処理面にメッキ液
    を供給するためのメッキ液供給手段と、 前記基板保持手段に保持された基板に電気的に接続され
    た第2電極と、 前記第1電極と前記第2電極との間で電流が流れるよう
    に給電する給電手段と、 前記基板保持手段と前記第1電極との間に配置され、メ
    ッキ液を通す孔を有する複数の板状部材と、を備えたこ
    と特徴とする基板メッキ装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の基板メッキ装置であっ
    て、 前記複数の板状部材は、前記基板保持手段と前記第1電
    極との間に配置された第1板状部材と、前記第1電極と
    前記第1板状部材との間に配置された第2板状部材とを
    有し、 前記メッキ液供給手段は、前記第2板状部材の上面にメ
    ッキ液を供給することを特徴とする基板メッキ装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    基板メッキ装置であって、 前記第1電極に装着されたフィルタをさら備えたことを
    特徴とする基板メッキ装置。
  6. 【請求項6】請求項2に記載の基板メッキ装置であっ
    て、 前記第1空間内において、前記第1電極と前記第2板状
    部材との間にフィルタをさらに備えたことを特徴とする
    基板メッキ装置。
  7. 【請求項7】請求項4に記載の基板メッキ装置であっ
    て、 前記第1電極と前記第2板状部材との間にフィルタをさ
    らに備えたことを特徴とする基板メッキ装置。
  8. 【請求項8】請求項2または請求項4に記載の基板メッ
    キ装置であって、 前記第1板状部材の孔の径は、前記第2板状部材の孔の
    径より小さいことを特徴とする基板メッキ装置。
  9. 【請求項9】請求項2、請求項4、または請求項8に記
    載の基板メッキ装置であって、 前記第1板状部材は、メッキ液を通す孔を複数有してお
    り、 前記第1板状部材が有する孔の径は、0.1mm以上
    1.0mm以下であることを特徴とする基板メッキ装
    置。
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