JP2001014607A - 磁気コアおよびそれを用いた磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
磁気コアおよびそれを用いた磁気ヘッドの製造方法Info
- Publication number
- JP2001014607A JP2001014607A JP11187638A JP18763899A JP2001014607A JP 2001014607 A JP2001014607 A JP 2001014607A JP 11187638 A JP11187638 A JP 11187638A JP 18763899 A JP18763899 A JP 18763899A JP 2001014607 A JP2001014607 A JP 2001014607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- magnetic
- distance
- magnetic core
- magnetic head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ギャップデプス精度を高精度に管理、加工で
き、効率よく磁気ヘッドを製造できる磁気コアおよびそ
れを用いた磁気ヘッドの製造方法を提供する。 【解決手段】 磁気コアの摺動面側から見たときに、所
定のギャップデプスにするための研磨量がわかるよう
に、アペックス5からの距離とともにコア半体11a、
11b間の距離12が変わるような斜面7を設ける。好
ましくは、斜面7に金属膜8を形成する。これにより高
性能、高品質、低コストの磁気ヘッドの実現が可能とな
る。
き、効率よく磁気ヘッドを製造できる磁気コアおよびそ
れを用いた磁気ヘッドの製造方法を提供する。 【解決手段】 磁気コアの摺動面側から見たときに、所
定のギャップデプスにするための研磨量がわかるよう
に、アペックス5からの距離とともにコア半体11a、
11b間の距離12が変わるような斜面7を設ける。好
ましくは、斜面7に金属膜8を形成する。これにより高
性能、高品質、低コストの磁気ヘッドの実現が可能とな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はVTR、ハードディ
スク、フロッピーディスク等の装置に使用される磁気コ
アおよびそれを用いた磁気ヘッドの製造方法に関する。
スク、フロッピーディスク等の装置に使用される磁気コ
アおよびそれを用いた磁気ヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報量の増大に伴い、情報を高密
度に記録再生する技術、及び高速度に記録再生する技術
が要求され、そのためのデバイスに対する要望はますま
す大きなものになりつつある。その発展の中でも磁気記
録技術、磁気デバイス技術は非常に大きなウェイトを占
めてきている。
度に記録再生する技術、及び高速度に記録再生する技術
が要求され、そのためのデバイスに対する要望はますま
す大きなものになりつつある。その発展の中でも磁気記
録技術、磁気デバイス技術は非常に大きなウェイトを占
めてきている。
【0003】またこのような記録再生システムは、VT
R等のテープ状の媒体に記録を行うものと、ハードディ
スクやフロッピーディスクのようなディスク媒体に記録
を行うものに大きく大別することができる。
R等のテープ状の媒体に記録を行うものと、ハードディ
スクやフロッピーディスクのようなディスク媒体に記録
を行うものに大きく大別することができる。
【0004】高密度記録に対応できるように記録媒体は
酸化鉄テープからメタルテープに推移し、そのHcは非
常に高くなっている。このような高Hcの記録媒体に対
応するために磁気ヘッドとしては高飽和磁束密度の金属
磁性材料を磁気コアに用いたヘッドで対応している。こ
のような磁気ヘッドにおいては、性能や品質を最大限高
めるために、磁気コアのディメンジョン、特にギャップ
長やギャップデプス(以下、GD)を精度良く作り上げ
ることが必要となっている。
酸化鉄テープからメタルテープに推移し、そのHcは非
常に高くなっている。このような高Hcの記録媒体に対
応するために磁気ヘッドとしては高飽和磁束密度の金属
磁性材料を磁気コアに用いたヘッドで対応している。こ
のような磁気ヘッドにおいては、性能や品質を最大限高
めるために、磁気コアのディメンジョン、特にギャップ
長やギャップデプス(以下、GD)を精度良く作り上げ
ることが必要となっている。
【0005】これら磁気ヘッドの中でも特にスライダー
に磁気コアが埋め込まれたいわゆるコンポジットタイプ
のヘッドの場合には、GDが観察されにくく、最終形状
におけるGDを精度良く管理することが非常に難しい。
このGD精度を向上させるために、例えば特開平2−2
20208号公報では、ある種のマーカーをコアに設
け、GDが精度良く管理できるような工夫を行ってい
る。
に磁気コアが埋め込まれたいわゆるコンポジットタイプ
のヘッドの場合には、GDが観察されにくく、最終形状
におけるGDを精度良く管理することが非常に難しい。
このGD精度を向上させるために、例えば特開平2−2
20208号公報では、ある種のマーカーをコアに設
け、GDが精度良く管理できるような工夫を行ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような磁気ヘッド
においてヘッドの性能と品質の安定のためにはディメン
ジョン、特にGD精度の向上とその管理が非常に強く要
求されている。GD精度が悪いと、記録時には最適記録
電流等の記録効率のバラツキ、再生時には再生効率のバ
ラツキ等が発生し、これらの結果としてヘッド出力のバ
ラツキ、規格未達等が発生するという課題がある。特に
近年、記録密度の向上等により磁気ヘッドに対する性
能、品質の要望は、従来に比べ比較できないほど大きな
ものになっており、従来にも増してこれらの管理が必要
になってきている。
においてヘッドの性能と品質の安定のためにはディメン
ジョン、特にGD精度の向上とその管理が非常に強く要
求されている。GD精度が悪いと、記録時には最適記録
電流等の記録効率のバラツキ、再生時には再生効率のバ
ラツキ等が発生し、これらの結果としてヘッド出力のバ
ラツキ、規格未達等が発生するという課題がある。特に
近年、記録密度の向上等により磁気ヘッドに対する性
能、品質の要望は、従来に比べ比較できないほど大きな
ものになっており、従来にも増してこれらの管理が必要
になってきている。
【0007】GD精度を向上させるために考案された上
記の特開平2−220208号公報の方法では、マーカ
ーを設ける必要があるために、磁気ヘッドの製造工数の
増大を招くという課題があった。
記の特開平2−220208号公報の方法では、マーカ
ーを設ける必要があるために、磁気ヘッドの製造工数の
増大を招くという課題があった。
【0008】また、磁気ヘッドの製造過程では、たくさ
んの磁気ヘッドを貼り付けて、ラップマスター等の研磨
機を用いて研磨を行いGDを所定の寸法にするが、この
際には所定のGDにするための研磨量が各磁気ヘッドで
揃っていないと非常に多くの時間を費やすことになると
いう課題がある。
んの磁気ヘッドを貼り付けて、ラップマスター等の研磨
機を用いて研磨を行いGDを所定の寸法にするが、この
際には所定のGDにするための研磨量が各磁気ヘッドで
揃っていないと非常に多くの時間を費やすことになると
いう課題がある。
【0009】本発明は、磁気ヘッドのGD精度を今まで
に比べて高精度に管理、加工してヘッドの性能と品質の
向上及び安定を図るとともに、製造過程における工数を
大幅に低減することが可能な低コストな磁気コア及びそ
れを用いた磁気ヘッドの製造方法を提供することを目的
とする。
に比べて高精度に管理、加工してヘッドの性能と品質の
向上及び安定を図るとともに、製造過程における工数を
大幅に低減することが可能な低コストな磁気コア及びそ
れを用いた磁気ヘッドの製造方法を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成とする。
めに、本発明は以下の構成とする。
【0011】即ち、本発明の磁気コアは、一対のコア半
体が接合されてなる磁気コアであって、巻線窓が形成さ
れたコア半体に、磁気コアのアペックス部から摺動面方
向に10μm以上20μm以下の地点を起点として、ア
ペックス部からの距離が大きくなるにつれて対向するコ
ア半体間の間隔が大きくなるような斜面が形成されてい
ることを特徴とする。かかる構成によれば、アペックス
部からの距離とともにコア半体間の距離が変わるような
斜面を設けることで、磁気コアを摺動面側から見たとき
に、所定のGDにするための研磨量があらかじめ算出で
き、その結果、GD精度と、GD研磨の作業効率を向上
できる。
体が接合されてなる磁気コアであって、巻線窓が形成さ
れたコア半体に、磁気コアのアペックス部から摺動面方
向に10μm以上20μm以下の地点を起点として、ア
ペックス部からの距離が大きくなるにつれて対向するコ
ア半体間の間隔が大きくなるような斜面が形成されてい
ることを特徴とする。かかる構成によれば、アペックス
部からの距離とともにコア半体間の距離が変わるような
斜面を設けることで、磁気コアを摺動面側から見たとき
に、所定のGDにするための研磨量があらかじめ算出で
き、その結果、GD精度と、GD研磨の作業効率を向上
できる。
【0012】上記の構成において、前記斜面に金属膜
が、摺動面側から観察したときに1μm以上の幅を有す
るような膜厚で形成されていることが好ましい。このよ
うな金属膜を設けることで摺動面の面状態を鏡面にまで
仕上げなくても、切断面の状態でコア半体間の距離を正
しく認識できる。
が、摺動面側から観察したときに1μm以上の幅を有す
るような膜厚で形成されていることが好ましい。このよ
うな金属膜を設けることで摺動面の面状態を鏡面にまで
仕上げなくても、切断面の状態でコア半体間の距離を正
しく認識できる。
【0013】また、本発明の磁気ヘッドの製造方法は、
上記の磁気コアをスライダに接合し、摺動面側からコア
半体間の距離を観察し、前記距離に基づいて所望のギャ
ップデプスを得るための研磨量を決定することを特徴と
する。かかる構成によれば、所定のGDにするための研
磨量が同じヘッドを選別してグループ化し、各グループ
ごとにラップマスター等の研磨装置で研磨仕上げができ
るため、磁気ヘッドの製造効率を向上させることができ
る。
上記の磁気コアをスライダに接合し、摺動面側からコア
半体間の距離を観察し、前記距離に基づいて所望のギャ
ップデプスを得るための研磨量を決定することを特徴と
する。かかる構成によれば、所定のGDにするための研
磨量が同じヘッドを選別してグループ化し、各グループ
ごとにラップマスター等の研磨装置で研磨仕上げができ
るため、磁気ヘッドの製造効率を向上させることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
て、図面を用いて説明する。
【0015】(実施の形態1)図1に本発明の実施の形
態1に係る磁気コアの斜投影図を示す。
態1に係る磁気コアの斜投影図を示す。
【0016】本実施の形態の磁気コアは、フェライトか
らなる一対のコア半体11a、11bのギャップ近傍に
高飽和磁束密度の金属磁性材料2が形成されたいわゆる
MIG(METAL−IN−GAP)コアである。巻線
窓3がコア半体11bに形成されている。巻線窓3の部
分にコア半体11a、11bを接合するためのガラス4
が用いられている。アペックス5の部分から摺動面側に
10μm以上20μm以下の範囲で所定の距離10だけ
離れた部分を起点6として、アペックス5からの距離が
遠くなるにつれてコア半体間の距離12が大きくなるよ
うな斜面7が、コア半体11bのコア半体11aとの対
向面に形成されている。コア半体同士の接合強度をアッ
プさせるために、斜面7とコア半体11aとの間にガラ
ス13を充填しても良い。
らなる一対のコア半体11a、11bのギャップ近傍に
高飽和磁束密度の金属磁性材料2が形成されたいわゆる
MIG(METAL−IN−GAP)コアである。巻線
窓3がコア半体11bに形成されている。巻線窓3の部
分にコア半体11a、11bを接合するためのガラス4
が用いられている。アペックス5の部分から摺動面側に
10μm以上20μm以下の範囲で所定の距離10だけ
離れた部分を起点6として、アペックス5からの距離が
遠くなるにつれてコア半体間の距離12が大きくなるよ
うな斜面7が、コア半体11bのコア半体11aとの対
向面に形成されている。コア半体同士の接合強度をアッ
プさせるために、斜面7とコア半体11aとの間にガラ
ス13を充填しても良い。
【0017】このような構造をとることにより、摺動面
側から観察したときのコア半体11a、11b間の距離
12に基づいて、所定のGDを得るために必要な研磨量
をあらかじめ算出できるという効果を有する。
側から観察したときのコア半体11a、11b間の距離
12に基づいて、所定のGDを得るために必要な研磨量
をあらかじめ算出できるという効果を有する。
【0018】また、この斜面7に金属膜8を、摺動面側
から観察したときの幅が1μm以上となるような厚さに
形成することで、摺動面の面状態を鏡面にまで仕上げな
くても、切断面の状態でコア半体間の距離12を正しく
認識できるという効果を有する。前記幅が1μm未満で
は距離12を認識するのが困難になる。
から観察したときの幅が1μm以上となるような厚さに
形成することで、摺動面の面状態を鏡面にまで仕上げな
くても、切断面の状態でコア半体間の距離12を正しく
認識できるという効果を有する。前記幅が1μm未満で
は距離12を認識するのが困難になる。
【0019】なお、ここで起点6とアペックス5の距離
10を10μm以上20μm以下としたのは、10μm
未満では製造上安定なギャップ長を得ることが難しくな
り、20μmを越えるとGDまでの距離が長くなり、所
定のGDにするための精度が悪くなるためである。
10を10μm以上20μm以下としたのは、10μm
未満では製造上安定なギャップ長を得ることが難しくな
り、20μmを越えるとGDまでの距離が長くなり、所
定のGDにするための精度が悪くなるためである。
【0020】(実施の形態2)図2に本発明の実施の形
態2に係る磁気コアの斜投影図を示す。
態2に係る磁気コアの斜投影図を示す。
【0021】図1と同一の機能を有する部材には同一の
符号を付して詳細な説明を省略する。
符号を付して詳細な説明を省略する。
【0022】本実施の形態の磁気コアの基本的な構成は
図1に示した磁気コアとほぼ同じであるが、本実施の形
態では、斜面7よりも摺動面側に、両コア半体11a、
11bが突き合わされるように突き合わせ部15をコア
半体11bに有する点で、図1の磁気コアと相違する。
図1に示した磁気コアとほぼ同じであるが、本実施の形
態では、斜面7よりも摺動面側に、両コア半体11a、
11bが突き合わされるように突き合わせ部15をコア
半体11bに有する点で、図1の磁気コアと相違する。
【0023】本実施の形態によれば、摺動面から直接的
にはコア半体間の距離は観察できないが、コア半体の摺
動面側を突き合わせた構造にすることで、ギャップ長の
精度を向上させる効果を有する。
にはコア半体間の距離は観察できないが、コア半体の摺
動面側を突き合わせた構造にすることで、ギャップ長の
精度を向上させる効果を有する。
【0024】(実施の形態3)次に本発明の磁気ヘッド
の製造方法の一例を説明する。
の製造方法の一例を説明する。
【0025】まず、図3(a)に示すように、実施の形
態1又は2に示した本発明の磁気コア21を、所定形状
に加工されたスライダ22にガラス23を用いて接合す
る。
態1又は2に示した本発明の磁気コア21を、所定形状
に加工されたスライダ22にガラス23を用いて接合す
る。
【0026】次に、図3(b)に示すように、ガラス接
合した磁気コア21が所定のスライダ高さ24となるよ
うに、摺動面を切断、研削、研磨等の手段を用いて加工
する。なお、図中、25は巻線溝、26はスキー面であ
る。
合した磁気コア21が所定のスライダ高さ24となるよ
うに、摺動面を切断、研削、研磨等の手段を用いて加工
する。なお、図中、25は巻線溝、26はスキー面であ
る。
【0027】図4(a)は加工後における磁気コア21
の部分拡大図であり、図4(b)は図4(a)のA部の
拡大図である。図4(b)に示したように、斜面7を形
成することにより、好ましくは斜面7に金属膜8を形成
することにより、コア半体11a、11b間の距離12
を観察するだけでGDを容易に算出することができ、必
要な研磨量を求めることができる。
の部分拡大図であり、図4(b)は図4(a)のA部の
拡大図である。図4(b)に示したように、斜面7を形
成することにより、好ましくは斜面7に金属膜8を形成
することにより、コア半体11a、11b間の距離12
を観察するだけでGDを容易に算出することができ、必
要な研磨量を求めることができる。
【0028】次に、同じGDであるヘッド同士をグルー
プにして所定のGDが得られるように研磨を行う。
プにして所定のGDが得られるように研磨を行う。
【0029】この後、必要に応じて面取り加工やクラウ
ン形状が得られる加工を行ない磁気ヘッドが完成する。
ン形状が得られる加工を行ない磁気ヘッドが完成する。
【0030】本製造方法によれば、図4に示したよう
に、コア半体間の距離からGDを算出することで、同じ
GDのヘッドのグループ化を行なうことができ、グルー
プごとに研磨することで、その後の研磨工程の効率を大
きく改善できるという効果が得られる。
に、コア半体間の距離からGDを算出することで、同じ
GDのヘッドのグループ化を行なうことができ、グルー
プごとに研磨することで、その後の研磨工程の効率を大
きく改善できるという効果が得られる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、磁気コア
の所定の位置にGDが算出できる斜面をマーカーとして
設けるだけで、GD精度に優れ、高性能高品質の磁気ヘ
ッドを効率よく製造できる磁気コアを提供できる。ま
た、本発明によれば、そのような磁気コアを用いること
により、GD精度に優れ、高性能高品質の磁気ヘッドを
効率よく製造できる磁気ヘッドの製造方法を提供するこ
とができる。
の所定の位置にGDが算出できる斜面をマーカーとして
設けるだけで、GD精度に優れ、高性能高品質の磁気ヘ
ッドを効率よく製造できる磁気コアを提供できる。ま
た、本発明によれば、そのような磁気コアを用いること
により、GD精度に優れ、高性能高品質の磁気ヘッドを
効率よく製造できる磁気ヘッドの製造方法を提供するこ
とができる。
【図1】本発明の実施の形態1における磁気コアの概略
構成を示した斜投影図
構成を示した斜投影図
【図2】本発明の実施の形態2における磁気コアの概略
構成を示した斜投影図
構成を示した斜投影図
【図3】本発明の磁気ヘッドの製造方法を示した工程図
【図4】本発明の磁気ヘッドの部分拡大図
2....金属磁性材料 3....巻線窓 4....ガラス 5....アペックス 6....起点 7....斜面 8....金属膜 10...起点とアペックス間の距離 11a..コア半体 11b..コア半体 12...コア半体間の距離 13...ガラス 15...突き合わせ部 21...磁気コア 22...スライダ 23...ガラス 24...スライダ高さ 25...巻線溝 26...スキー面
Claims (3)
- 【請求項1】 一対のコア半体が接合されてなる磁気コ
アであって、巻線窓が形成されたコア半体に、磁気コア
のアペックス部から摺動面方向に10μm以上20μm
以下の地点を起点として、アペックス部からの距離が大
きくなるにつれて対向するコア半体間の間隔が大きくな
るような斜面が形成されていることを特徴とする磁気コ
ア。 - 【請求項2】 前記斜面に金属膜が、摺動面側から観察
したときに1μm以上の幅を有するような膜厚で形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の磁気コア。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の磁気コアをスラ
イダに接合し、摺動面側からコア半体間の距離を観察
し、前記距離に基づいて所望のギャップデプスを得るた
めの研磨量を決定することを特徴とする磁気ヘッドの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11187638A JP2001014607A (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 磁気コアおよびそれを用いた磁気ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11187638A JP2001014607A (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 磁気コアおよびそれを用いた磁気ヘッドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001014607A true JP2001014607A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16209627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11187638A Pending JP2001014607A (ja) | 1999-07-01 | 1999-07-01 | 磁気コアおよびそれを用いた磁気ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001014607A (ja) |
-
1999
- 1999-07-01 JP JP11187638A patent/JP2001014607A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001014607A (ja) | 磁気コアおよびそれを用いた磁気ヘッドの製造方法 | |
JPS59215022A (ja) | 磁気ヘツド製造法 | |
JP2900635B2 (ja) | 複合型磁気ヘッドの製造方法 | |
JPS5954024A (ja) | 複合磁気ヘツド及びその製法 | |
JP2615557B2 (ja) | 複合磁気ヘッドおよびその製造方法 | |
JP3104185B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS59191122A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法 | |
JPS63112813A (ja) | 複合磁気ヘツド及びその製法 | |
JPH0817007A (ja) | 磁気ヘッドおよびその製造方法 | |
JPH09219008A (ja) | 磁気ヘッド装置及びその製造方法 | |
JPH04195815A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
JPH06215327A (ja) | 浮動型磁気ヘッドおよびその製造方法 | |
JPH04129005A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH07326011A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
JPH0553006B2 (ja) | ||
JPH09219007A (ja) | 磁気ヘッド用コアチップの製造方法 | |
JPH06150243A (ja) | 磁気ヘッドのヘッドチップ製造方法及びヘッドチップ | |
JPH0896316A (ja) | 磁気ヘッドおよびその製造方法 | |
JPH07282412A (ja) | 磁気ヘッド及びその製造方法 | |
JPS6356807A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法 | |
JPH0628613A (ja) | 複合型磁気ヘッド | |
JPH08203023A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
JPS59203215A (ja) | 磁気ヘツド及びその製造法 | |
JPH02289909A (ja) | 磁気ヘッドおよびこの磁気ヘッドの製造方法 | |
JPH07105506A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 |