JP2001013910A - プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの駆動方法

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JP2001013910A
JP2001013910A JP18083299A JP18083299A JP2001013910A JP 2001013910 A JP2001013910 A JP 2001013910A JP 18083299 A JP18083299 A JP 18083299A JP 18083299 A JP18083299 A JP 18083299A JP 2001013910 A JP2001013910 A JP 2001013910A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】非点灯セルの誤点灯を防止する。 【解決手段】並行する第1、第2の電極と、これに交差
する第3の電極を複数配置し、交差領域の放電セルをマ
トリクス状に配置し、その壁電荷分布を均一にするリセ
ット期間と、表示データに応じて放電セルに壁電荷を蓄
積して点灯セルを形成するアドレス期間と、点灯セルを
点灯させる維持放電期間とを有し、リセット期間は、直
前の維持放電期間において非点灯で、壁電荷を蓄積して
いる放電セルにおいて放電を実施する第一の放電工程
と、その後に壁電荷を蓄積している放電セルにおいて放
電を実施し壁電荷を消去する第二の放電工程とを含み、
第一の放電工程は直前の維持放電期間に点灯した点灯セ
ルに蓄積されている壁電荷と逆極性であり、放電開始電
圧未満で、かつアドレス期間における第1、第2の電極
間の電位差以上の電圧を、両電極間に印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】近年、各種ディスプレイ装置にお
いては、表示すべき情報や設置条件の多用化、大画面化
及び高精細化が著しい。従ってこれらに用いられるプラ
ズマディスプレイパネル(以下PDP)、CRT、LC
D、EL、蛍光表示管、発光ダイオード等の表示装置に
おいては、これらの傾向に対応すべく、表示品質の向上
が求められている。上記の表示装置の内、PDPはちら
つきが無い、大画面化が容易である、高輝度、長寿命等
の優れた特長を有する事から、最近盛んに開発が行われ
ている。
【0002】PDPには、2本の電極で選択放電(アド
レス放電)および維持放電を行う2電極型と、第3の電
極を利用してアドレス放電を行う3電極型がある。階調
表示を行うカラーPDPでは、放電により発生する紫外
線によって放電セル内に形成した蛍光体を励起している
が、この蛍光体は、放電により同時に発生する正電荷で
あるイオンの衝撃に弱いという欠点がある。上記の2電
極型では、蛍光体がイオンに直接当たるような構成にな
っているため、蛍光体の寿命低下を招く恐れがある。こ
れを回避するために、現在のカラーPDPでは、面放電
を利用した3電極構造が一般に用いられている。さら
に、この3電極型においても、第3の電極を維持放電を
行う第1と第2の電極が配置されている基板に形成する
場合と、対向するもう一つの基板に配置する場合があ
る。また、同一基板に前記の3種の電極を形成する場合
でも、維持放電を行う2本の電極の上に第3の電極を配
置する場合と、その下に第3の電極を配置する場合があ
る。さらに、蛍光体から発せられた可視光を、その蛍光
体を透過して見る場合(透過型)と、蛍光体からの反射
を見る場合(反射型)がある。
【0003】また、放電を行うセルは、障壁(リブ、バ
リア)によって、隣接セルとの空間的な結合が断ち切ら
れている。この障壁は、放電セルを取り囲むように四方
に設けられ完全に密封されている場合、一方向のみに設
けられ、他方は、電極間のギャップ(距離)の適正化に
よって結合が切られている場合等がある。
【0004】本発明は、上記に記した各種方式のプラズ
マディスプレイパネル(PlasmaDisplayPanel:PD
P)の駆動方法に関する。中でも本明細書では、維持放
電を行う電極の基板とは別な対向する基板に第3の電極
を形成するパネルで、障壁が垂直方向(つまり、第1電
極と第2電極に直交し、第3電極と平行)にのみ形成さ
れ、維持電極の一部が透明電極によって構成されている
反射型の例をもとに説明する。
【0005】
【従来の技術】図7は、3電極・面放電・AC型PDP
の概略的平面図である。また図8は3電極・面放電・A
C型PDPの概略的断面図(その1)であり、図7のパ
ネルの一つの放電セルにおける垂直方向の断面図を示し
ている。同様に図9は3電極・面放電・AC型PDPの
概略的断面図(その2)であって、同水平方向の概略的
断面図を示している。
【0006】パネル1は、2枚のガラス基板によって構
成されている。前面ガラス基板4aには、平行する第
1、第2の維持電極であるX、Y電極11、12が設け
られており、これらの電極は透明電極6bとバス電極6
aによって構成されている。透明電極6bは蛍光体5か
らの反射光を透過させる役割があるため、ITO(酸化
インジュームを主成分とする透明の導体膜)等によって
形成される。また、バス電極6aは、電極抵抗による電
圧ドロップを防ぐため、低抵抗で形成する必要があり、
CrやCuによって形成される。さらにそれらを、誘電
体層(ガラス)7で被服し、放電面には保護膜としてM
gO(酸化マグネシューム)膜8が形成される。また前
記前面ガラス基板4aと向かい合う背面ガラス基板4b
には、第3の電極としてのアドレス電極13が、維持電
極(X、Y電極11、12)と直交する形で形成され、
維持電極と共にセル2を規定している。また、アドレス
電極13間には障壁3が設けられ、その障壁3の間に
は、アドレス電極13を覆う形で赤、緑、青の発光特性
を持つ蛍光体5を形成される。障壁3の尾根と、MgO
8面が密着する形で2枚のガラス基板が組み立てられて
いる。
【0007】図10は、アドレス/維持放電分離型・書
き込みアドレス方式のタイムチャートである。アドレス
/維持放電分離型・書き込みアドレス方式では、全画面
のアドレス放電をまとめて実施するアドレス期間と、全
画面の維持放電をまとめて実施する維持放電期間とが分
離されている。そしてアドレス期間に先立つリセット期
間において全画面上で壁電荷を一旦消去し、後続するア
ドレス期間において表示データに応じて選択的に壁電荷
の書き込みを実施する。
【0008】この例では、1フレームを4個のサブフィ
ールド(SF1、SF2、SF3、SF4)に区分し、
これらのサブフィールドにおける維持放電期間の長さの
比を、1:2:4:8の比率としている。アドレス/維
持放分離型・書き込みアドレス方式においては、維持放
電期間の長短、つまり、維持パルスの回数によって、輝
度が決定される。従って、点灯させるサブフィールドを
任意に選択することで、0から15までの16段階の輝
度の違い(階調)を実現することができる。
【0009】なお各サブフィールドの維持放電期間の長
さの比は、必ずしも2n に限定されるものではなく、適
宜設定することが可能である。
【0010】次に図11は3電極・AC型PDPを駆動
するための周辺回路を示す概略的ブロック図であり、図
7に示したPDPを駆動するための周辺回路を示してい
る。
【0011】アドレス電極(A1〜AM)は1本毎にアド
レスドライバ60に接続され、アドレスドライバ60に
よってアドレス放電時のアドレスパルスが印加される。
また、Y電極(Y1〜YN)は個別にYスキャンドライバ
50に接続される。Yスキャンドライバ50はY側共通
ドライバ70に接続されており、アドレス放電時のスキ
ャンパルスはYスキャンドライバ50から発生し、維持
パルス等はY側共通ドライバ70で発生し、Yスキャン
ドライバ50を経由して、Y電極に印加される。X電極
はパネル1の全表示ラインに渡って共通に接続され取り
出される。X側共通ドライバ40は、書き込みパルス、
維持パルス等を発生する。
【0012】これらのドライバ回路は制御回路20によ
って制御され、制御回路20は、装置の外部より入力さ
れるVsync(垂直同期信号)、Hsync(水平同
期信号)などの同期信号や、DATA(表示データ)、
CLOCK(ドットクロック)によって制御される。制
御回路20は、フレームメモリ211を備え、アドレス
ドライバ60を制御するための表示データ制御部21
と、その他のドライバを制御するためのパネル駆動制御
部22とを備えている。パネル駆動制御部22は、更に
Yスキャンドライバ50を制御するためのスキャンドラ
イバ制御部221と、Y側共通ドライバ70及びX側共
通ドライバ40とを制御する共通ドライバ制御部222
とを備えている。またこれらドライバから出力される駆
動波形は、駆動波形パターンROM30に記憶されてい
る。
【0013】図12は、第一の従来技術を示す駆動波形
図である。同図では、いわゆる従来のアドレス/維持放
電期間分離型・書き込みアドレス方式における1サブフ
ィールド期間を示しており、1サブフィールドは、リセ
ット期間とアドレス期間さらに、維持放電期間とに分離
される。
【0014】リセット期間においては、まず、全てのY
電極が0Vレベルにされ、同時に、X電極に電圧Vs+
Vw(約360V)からなる全面書き込みパルスが印加
され、以前の表示状態に関わらず、全表示ラインの全セ
ルで放電が行われる。このときのアドレス電極電位は約
100V(Vaw)である。次に、X電極とアドレス電
極の電位が0Vとなり、全セルにおいて壁電荷自身の電
圧が放電開始電圧を越えて、放電が開始される。この放
電は、電極間の電位差が無いため、壁電荷が形成される
ことは無く、空間電荷は自己中和して放電が終息する。
いわゆる、自己消去放電である。この自己消去放電によ
って、パネル内の全セルの状態が、壁電荷の無い均一な
状態となる。このリセット期間は、前のサブフィールド
の点灯状態に係わらず全てのセルを同じ状態にする作用
があり、次のアドレス(書き込み)放電を安定に行うこ
とができる。
【0015】次に、アドレス期間において、表示データ
に応じた、セルのオン/オフを行うために、線順次でア
ドレス放電が行われる。まず、Y電極に−Vyレベル
(約マイナス150V)のスキャンパルスを印加すると
共に、アドレス電極中、維持放電を起すセル、すなわ
ち、点灯させるセルに対応するアドレス電極に電圧Va
(約60V)のアドレスパルスが選択的に印加され、点
灯させるセルのアドレス電極とY電極の間で放電が起こ
り、次にこれをプライミング(種火)としてX電極(電
圧Vx=50V)とY電極間の放電に即移行する。前者
の放電を『プライミングアドレス放電』、後者を『主ア
ドレス放電』と称する。これにより、選択ラインの選択
セルのX電極とY電極上のMgO面に維持放電が可能な
量の壁電荷が蓄積されて、点灯(オン)セルが形成され
る。
【0016】以下、順次、他の表示ラインについても、
同様の動作が行われ、全表示ラインにおいて、新たな表
示データの書き込み(点灯セルの形成)が行われる。
【0017】その後、維持放電期間になると、Y電極と
X電極に交互に、電圧がVs(約180V)からなる維
持パルスが印加され、点灯セルにおいて維持放電が行わ
れ、1サブフィールドの画像表示が行われる。
【0018】第一の従来例におけるリセット期間では、
直前のサブフィールドにおいて点灯していた放電セルと
共に、直前のサブフィールドにおいて点灯しなかった放
電セルも毎サブフィールド放電する。この場合、例えば
階調値零のセル、つまり黒を表現するセルの場合も1フ
レーム中に数回放電する事になるので、コントラストの
低下を招く事になる。
【0019】図13は第二の従来技術を示す駆動波形図
であり、本出願人により発明された駆動法(特願平11
−113773号)に基づく駆動波形を示している。
【0020】この駆動法では、リセット期間においてX
電極に電圧Vsからなる細幅パルスを印加すると共に、
引き続いて電圧Vsからなる鈍波消去パルスを印加する
ことで、前サブフィールドにおける点灯(オン)セルの
みリセット放電を行い、非点灯セルのリセット放電を行
わないようにしている。
【0021】鈍波消去パルス(SEP:Slope Erase Pu
lse )は時間と共に印加電圧が変化するパルスであり、
電極間に印加される電圧が徐々に増大するため、壁電荷
による電位差を含めた電極間電位が各セルにおける放電
開始電圧を越えた直後に放電が生じる。従って矩形波が
印加された時とは異なり、各セルにて放電が生じた時の
電極間電位は放電開始電圧にほぼ等しく、放電後に新た
な壁電荷が蓄積されることなく放電が終了する。鈍波消
去パルスによる印加電圧を放電開始電圧未満としておく
ことにより、壁電荷の残留するセルでは残留壁電荷への
印加電圧の重畳により放電が生じ、他のセルでは印加電
圧が放電開始電圧に達しないため放電が生じない。
【0022】この手法によるリセット期間では、直前の
維持放電期間で点灯しておらず、壁電荷が残留していな
い放電セルでは、放電は基本的に行われないので、本波
形の適用により高いコントラストが実現出来る。
【0023】更に第二の従来技術では、リセット期間に
て二度の鈍波消去を実施している。前者は主にXY間の
放電を起点に消去が行われるので『XY消去鈍波』、後
者は主にAY間の放電を起点に消去が行われるので『A
Y消去鈍波』と称する。前者は前述のように、前サブフ
ィールドにおける点灯(オン)セルのみリセット放電を
行うものであるが、後者は部分的に非点灯セルでの消去
をも行っていることが特徴である。すなわち非点灯セル
においても、周辺の点灯セルの影響を受けて微量の壁電
荷が蓄積し、誤動作を生じることがある。後者のAY消
去鈍波では、このような微量な壁電荷を消去する効果を
有している。引き続いて実施されるアドレス期間と維持
放電期間は、図12にて説明した第一の従来技術の場合
と同一である。
【0024】なお、第二の従来技術の場合、適正駆動電
圧幅が狭いという欠点が有る。そこで実際には、第一と
第二の従来技術を組み合わせる手法、具体的には例えば
全サブフィールドの中の一部(例えば第一サブフィール
ド)を第一の従来例による駆動波形とし、残りのサブフ
ィールドを第二の従来技術による駆動波形とする手法が
望ましい。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】図14は第二の従来技
術の駆動波形とその壁電荷変化であり、前述の第二の従
来技術における壁電荷状態の変化を説明するものであ
る。本図では、任意のサブフレームであるSFnとその
次に位置するSFn+1が有り、それぞれリセット期間
とアドレス期間と維持放電期間の3つの期間から構成さ
れている。
【0026】ここで図中の『反転』は、放電前に多量の
壁電荷を蓄積しており、放電後に放電前と逆極性の多量
の壁電荷を蓄積すること、『消去』は放電前に多量の壁
電荷を蓄積しており、放電後に壁電荷無し又は少量蓄積
の状態になること、『形成』は放電前に壁電荷無し又は
少量蓄積であり、放電後に多量の壁電荷を蓄積するこ
と、『微量電荷蓄積』は、第二の従来技術にて説明した
ように、上下左右の点灯セルの維持放電の影響で微量の
壁電荷を蓄積することを意味している。『−』は、放電
を生じず、波形前後で壁電荷の変化が無いことを意味す
る。
【0027】またVfeは放電を開始する電極印加電圧
の最小値であり、セルのばらつきやセルの壁電荷状態に
よって異なることが多い。『通常Vfeのセル』は、V
feが平均的な値であるセルであり、アドレス期間にお
いて非選択の際にスキャンパルスが印加されても放電を
開始しないような壁電荷状態にあるものである。すなわ
ち通常Vfeに関し、以下の式が成り立つ。
【0028】通常Vfe>Vx−(−Vy) 一方『低Vfeのセル』は、Vfeが平均より低いセル
であり、アドレス期間において非選択であるにも関わら
ず、スキャンパルスが印加された時に放電を開始してし
まうような壁電荷状態にあるものである。従って低Vf
eに関しては以下の式が成り立つ。
【0029】低Vfe<Vx−(−Vy) 点灯セルにおいては、サブフィールドSFnで維持放電
が行われる度に壁電荷が反転し、所定の極性の壁電荷が
残留したままサブフィールドSFnが終了する。後続す
るサブフィールドSFn+1のリセット期間では、細幅
消去パルス及び鈍波消去パルスによる消去放電が行われ
る。この時点で壁電荷は一旦消去される。その後SFn
+1のアドレス期間で選択的に壁電荷が形成され、維持
放電期間で再び壁電荷反転を繰り返す。
【0030】通常Vfeの非点灯セルでは、サブフィー
ルドSFnで維持放電を行っていないため壁電荷が残留
しておらず、後続するサブフィールドSFn+1のリセ
ット期間でも放電は行われない。引き続くアドレス期間
においてもアドレス放電を行わないとすれば、その後の
維持放電期間でも放電は行われない。つまり終始無放電
である。
【0031】低Vfeの非点灯セル(異常セル)の場合
もサブフィールドSFnで維持放電を行っていないた
め、この時は壁電荷の残留が無い状態のはずである。し
かし実際は隣接セルからの影響を受けてSFnの維持放
電期間に壁電荷を徐々に蓄積する場合が有る(微量壁電
荷蓄積)。第二の従来技術では、前述したように、AY
消去鈍波と共にこの微量壁電荷を消去するため、微量壁
電荷に起因する誤動作の防止が期待される。
【0032】しかしながらセル条件が悪いセルは、AY
消去鈍波を用いても消去されないどころか、強放電を誘
発して壁電荷が反転形成される場合が有ることが判明し
た。この後は維持放電期間での繰り返し放電に至り、非
点灯セルの誤点灯となってしまうため、非点灯セルの誤
点灯は、表示品質の著しい低下となる。
【0033】本発明は、前サブフィールドにおける点灯
セルの選択的消去を実施するリセット期間を有するプラ
ズマディスプレイパネルの駆動方法において、非点灯セ
ルの誤点灯を防止できる駆動方法を提供することを目的
とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】請求項1によるプラズマ
ディスプレイパネルの駆動方法では、並行する第1およ
び第2の電極が互いに隣接して複数配置されると共に、
該第1および第2の電極に交差するように第3の電極が
複数配置され、各電極の交差領域で規定される放電セル
がマトリクス状に配置されてなり、複数の該放電セルの
壁電荷分布を均一にするためのリセット期間と、表示デ
ータに応じて任意の放電セルに壁電荷を蓄積して点灯セ
ルを形成するアドレス期間と、該点灯セルにおいて維持
放電を実施して該点灯セルを点灯させる維持放電期間と
を有し、該リセット期間、アドレス期間、及び維持放電
期間を繰り返し実行することにより表示を行うプラズマ
ディスプレイパネルの駆動方法であって、前記リセット
期間は、直前の維持放電期間において非点灯であり、か
つ壁電荷を蓄積している放電セルにおいて放電を実施す
る第一の放電工程と、前記第一の放電工程後に、壁電荷
を蓄積している放電セルにおいて放電を実施し、該壁電
荷を消去する第二の放電工程とを含み、前記第一の放電
工程は、直前の維持放電期間において点灯した前記点灯
セルに蓄積されている壁電荷と逆極性であり、放電セル
における放電開始電圧未満で、かつ前記アドレス期間に
おける該第1及び第2の電極間の電位差以上の電圧を、
該第1及び第2の電極間に印加するものであるようにす
る。
【0035】第二の従来技術では、本来微量壁電荷の消
去動作を行うべきAY消去鈍波で消去されず、壁電荷が
形成されてしまうことが判明した。そこで請求項1に関
わる本発明では、消去鈍波に先立って新たな放電パルス
(以降OCパルスと呼ぶ)を印加することにより、この
様な異常非点灯セルに対しては一度大きく放電させ、故
意に壁電荷を蓄積させてから、点灯セルと同様の消去動
作を行うようにしている。
【0036】図1は、非点灯(オフ)セルのみを放電さ
せる本発明波形の原理図である。
【0037】点灯セルは、電極印加電圧と壁電荷電圧の
和により、維持放電期間中に維持放電を繰り返してい
る。図1において、最終維持放電波形はX電極に印加さ
れるので、維持放電期間終了時の壁電荷(図中では概念
的に4個の壁電荷)はX電極にマイナス、Y電極にプラ
スの極性である。本発明のOCパルスは、X電極に印加
する正のパルスとY電極に印加する負のパルスとを有し
ており、電極間の印加電圧は維持放電期間終了時の残留
壁電荷によって引き下げられ、電極間電位は放電開始電
圧に達しないため、OCパルスの印加による放電は生じ
ない。
【0038】通常Vfeの非点灯セルは、維持放電期間
にて維持放電が行われないので通常は壁電荷が無い状態
である。本発明のOCパルスによる印加電圧は、放電開
始電圧未満に設定されているため、残留壁電荷による影
響も存在しない通常Vfeの非点灯セルは、本発明のO
Cパルスの印加では放電を生じない。
【0039】低Vfeの非点灯セルも、維持放電期間に
て維持放電が行われないので本来は壁電荷が無い状態で
あるが、上下左右の点灯セルの放電の影響で、微量の壁
電荷(図中では概念的に1個の壁電荷)を有する場合が
ある。この時の壁電荷はX電極にプラス、Y電極にマイ
ナスの極性である。本発明のOCパルスは、X電極に印
加する正のパルスとY電極に印加する負のパルスとを有
しており、印加電圧は維持放電期間終了時の残留壁電荷
によって上乗せされる。微量の壁電荷量が多い場合、電
極間電位は放電開始電圧を超えるため、本発明のOCパ
ルスで放電が行われて壁電荷が形成される。この時点で
本セルは、通常の点灯セルとほぼ同じ壁電荷を有する事
になるので、その後のリセット期間における消去放電に
より消去が完全に行われる。
【0040】以上の過程により、第二の従来技術で発生
していた非点灯セルの誤放電を防止する事が出来る。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した好適な実
施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。 (第一の実施形態)図2は、第一の実施形態の駆動波形
とその壁電荷変化を示すものである。この例は、本発明
の最も基本的な波形例であり、維持放電期間と従来のリ
セット期間との間に本発明のOCパルス1を挿入した例
である。
【0042】本実施形態では、低Vfeの非点灯セルの
みを放電させるOCパルス1を維持放電期間とリセット
期間の間に設けている。OCパルス1は反転壁電荷の形
成を目的とした矩形波状の波形であり、該波形のX電
極、Y電極の電位を、それぞれアドレス期間のスキャン
パルス印加時と同一のVx、−Vyとしている。
【0043】本実施形態では、OCパルス1の印加によ
り低Vfeの非点灯セルにおいて放電が生じると共に、
放電後に極性の反転した壁電荷が形成される。この時点
で低Vfeセルの壁電荷状態は点灯(オン)セルにおけ
る壁電荷状態とほぼ同一となるため、後続する従来リセ
ット期間での選択的な消去放電により残留壁電荷が消去
される。 (第二の実施形態)図3は、第二の実施形態の駆動波形
とその壁電荷変化を示すものである。
【0044】第一の実施形態では、OCパルス1による
壁電荷放電後、従来リセットで残留壁電荷を完全に消去
出来ないセルが、僅かではあるが存在する。従って非点
灯セルに蓄積された微量壁電荷は、従来リセット前に消
去される方が好ましい。
【0045】そこで本実施形態では、OCパルス2の波
形を壁電荷消去を行い得る鈍波消去パルスとしたもので
ある。この鈍波消去パルスによるX電極及びY電極の最
終到達電位は、それぞれアドレス期間のスキャンパルス
印加時と同一のVx、−Vyである。
【0046】本実施形態では、「OCパルス2により消
去可能なセル」と、「OCパルス2で反転してしまう
が、従来リセット期間で消去するセル」の2種類に分け
た動作となっている。すなわち第二の実施形態では、O
Cパルス2に消去機能を持たせて微量壁電荷をある程度
消去し、OCパルス2で消去できずに極性の反転したセ
ルを、従来リセット期間で消去するものである。 (第三の実施形態)図4は、第三の実施形態の駆動波形
とその壁電荷変化を示すものである。
【0047】本実施形態では、OCパルス3によるX電
極及びY電極の最終到達電位を、それぞれアドレス期間
のスキャンパルス印加時と同一のVx、−Vyに対し、
α分だけ変化させている。例えばαが正の場合、スキャ
ンパルス印加時より大きな電位差となり、逆にまたαが
負の場合は、スキャンパルス印加時より小さな電位差と
なる。αが正負どちらが良いかは、パネル条件や本発明
のOCパルス3の傾き等により異なるが、いずれにして
もこれにより、本発明のOCパルス3の消去能力を他の
実施形態のものより大きくする事が可能となる。ただ
し、OCパルス3による印加電圧が、セルの放電開始電
圧に満たないように設定する必要がある。印加電圧が放
電開始電圧を越えていると、通常Vfeの非点灯セルに
おいても放電が生じてしまうため、コントラストが大幅
に低下してしまうからである。OCパルス3を鈍波消去
パルスとしている点は、第二の実施形態と同様である。 (第四の実施形態)図5は、第四の実施形態の駆動波形
とその壁電荷変化を示すものである。
【0048】本実施形態は、本発明のOCパルス4を、
維持放電期間の中に挿入した例である。動作原理は第一
の実施形態と同じであるが、本発明のOCパルス4にて
壁電荷形成後に1ループだけ維持放電で壁電荷反転動作
を行うものである。なお、維持放電は1ループ、すなわ
ちX及びY電極に1回ずつ維持パルスを加えるようにし
ているため、従来リセット開始時の残留壁電荷の極性
は、第一の実施形態のものと同一となる。
【0049】第一の実施形態では、前述のようにOCパ
ルス1による壁電荷放電後、従来リセットで完全に消去
出来ないセルが僅かながら存在する。本実施形態では、
OCパルス4による壁電荷形成後に一度維持放電を行
い、点灯セルと全く同じ壁電荷状態にする事で、従来リ
セット期間での消去を完全なものとしている。なお、O
Cパルス4の波形自体は第一の実施形態におけるOCパ
ルス1のものと同一である。
【0050】前述の第一〜第四の実施形態における各O
Cパルスは、駆動波形パターンプログラムの変更のみで
実施可能であり、従来技術の回路をそのまま適用出来
る。具体的には、図11ににおける駆動波形パターンR
OM30のデータを変更する事によって実現可能であ
る。ただし第三の実施形態の場合は、駆動波形パターン
プログラムの変更に加えて、Vx+α、−Vy−αの為
の新規回路が必要となる。
【0051】図6は、3電極・AC型PDPを駆動する
ための共通ドライバ詳細図であり、図11におけるY側
共通ドライバ70とX側共通ドライバ40の具体例を示
している。
【0052】本例では、Y側共通ドライバ70におい
て、従来−Vy鈍波を生成していた電源回路に併設し
て、−Vy−α鈍波用のものを設けている。同様にX側
共通ドライバ40では、従来Vx鈍波を生成していた電
源回路に併設して、Vx+α鈍波用のものを設けてい
る。
【0053】以上説明した実施形態を勘案すると、本発
明の各請求項には、現在の要件に加え、さらに以下に記
載する要件を追加することも可能である。 1.前記第一の放電工程は、第1の電極に印加される第
1のパルスと、第2の電極に印加される第2のパルスと
を含むこと。 2.前記第1のパルスによる印加電圧は、前記アドレス
期間において該第1の電極に印加される電圧に等しく、
前記第2のパルスによる印加電圧は、前記アドレス期間
において第2の電極に印加される選択電位に等しいこ
と。 3.前記第1及び第2のパルスは、時間と共に印加電圧
の変化する鈍波パルスであること。 4.前記第一の放電工程と前記第二の放電工程との間
に、偶数回の維持放電を実施すること。
【0054】もちろん、上記1〜4の要件は、現在の請
求項1の主旨を限定するものではない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、前サブ
フィールドにおける点灯セルの選択的消去を実施するリ
セット期間を有するプラズマディスプレイパネルの駆動
方法において、低Vfeのセルに蓄積された微量の壁電
荷を確実に消去することができるため、非点灯セルの誤
点灯を防止でき、表示品質を著しく向上させる事が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】非点灯セルのみを放電させる本発明波形の原理
図である。
【図2】第一の実施形態の駆動波形とその壁電荷変化を
示す図である。
【図3】第二の実施形態の駆動波形とその壁電荷変化を
示す図である。
【図4】第三の実施形態の駆動波形とその壁電荷変化を
示す図である。
【図5】第四の実施形態の駆動波形とその壁電荷変化を
示す図である。
【図6】3電極・AC型PDPを駆動するための共通ド
ライバ詳細図である。
【図7】3電極・面放電・AC型PDPの概略的平面図
である。
【図8】3電極・面放電・AC型PDPの概略的断面図
(その1)である。
【図9】3電極・面放電・AC型PDPの概略的断面図
(その2)である。
【図10】アドレス/維持放電分離型・書き込みアドレ
ス方式のタイムチャートである。
【図11】3電極・AC型PDPを駆動するための周辺
回路を示す概略的ブロック図である。
【図12】第一の従来技術を示す駆動波形図である。
【図13】第二の従来技術を示す駆動波形図である。
【図14】第二の従来技術の駆動波形とその壁電荷変化
を示す図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 セル 3 障壁 4a 前面ガラス基板 4b 背面ガラス基板 5 蛍光体 6a 透明電極 6b バス電極 7 誘電体層 8 MgO層 11 X電極 12 Y電極 13 アドレス電極 20 制御回路 21 表示データ制御部 211 フレームメモリ 22 パネル駆動制御部 221 スキャンドライバ制御部 222 共通ドライバ制御部 30 駆動波形パターンROM 40 X側共通ドライバ 50 Yスキャンドライバ 60 アドレスドライバ 70 Y側共通ドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高森 孝宏 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5C080 AA05 BB05 DD03 DD09 DD30 EE29 FF12 GG12 HH02 HH04 JJ02 JJ03 JJ04 JJ06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並行する第1および第2の電極が互いに
    隣接して複数配置されると共に、該第1および第2の電
    極に交差するように第3の電極が複数配置され、各電極
    の交差領域で規定される放電セルがマトリクス状に配置
    されてなり、 複数の該放電セルの壁電荷分布を均一にするためのリセ
    ット期間と、表示データに応じて任意の放電セルに壁電
    荷を蓄積して点灯セルを形成するアドレス期間と、該点
    灯セルにおいて維持放電を実施して該点灯セルを点灯さ
    せる維持放電期間とを有し、 該リセット期間、アドレス期間、及び維持放電期間を繰
    り返し実行することにより表示を行うプラズマディスプ
    レイパネルの駆動方法であって、 前記リセット期間は、 直前の維持放電期間において非点灯であり、かつ壁電荷
    を蓄積している放電セルにおいて放電を実施する第一の
    放電工程と、 前記第一の放電工程後に、壁電荷を蓄積している放電セ
    ルにおいて放電を実施し、該壁電荷を消去する第二の放
    電工程とを含み、 前記第一の放電工程は、直前の維持放電期間において点
    灯した前記点灯セルに蓄積されている壁電荷と逆極性で
    あり、放電セルにおける放電開始電圧未満で、かつ前記
    アドレス期間における該第1及び第2の電極間の電位差
    以上の電圧を、該第1及び第2の電極間に印加するもの
    であることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの
    駆動方法。
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