JP2001013745A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001013745A
JP2001013745A JP11185985A JP18598599A JP2001013745A JP 2001013745 A JP2001013745 A JP 2001013745A JP 11185985 A JP11185985 A JP 11185985A JP 18598599 A JP18598599 A JP 18598599A JP 2001013745 A JP2001013745 A JP 2001013745A
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Hiroyuki Hamakawa
博幸 浜川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】感光体ドラム1の寿命を長くするために、メイ
ンチャージャ3による放電量をできるだけ抑えたいとい
う要望があった。 【解決手段】感光体ドラム1表面における用紙と用紙と
の間に該当するような画像を形成しない非画像領域に対
して、メインチャージャ3による帯電電位を低くする。
つまり、所定の高電位よりも低い電位で、かつ、現像器
5のバイアスが0Vであっても、現像器のトナーが感光
体表面に付着しない程度の電位に帯電させる。一方、現
像器5のバイアス電圧は、非画像領域と対向するとき
は、0Vとする。 【効果】非画像領域では、メインチャージャ3の放電が
少なくなり、オゾンや窒素酸化物の発生が少なくなる。
また、非画像領域に対しては現像バイアスが0であり、
現像器5から非画像領域へトナーが付着しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置に関
し、特に、反転現像方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、反転現像方式により現像を行
う画像形成装置が知られている。反転現像方式とは、一
定電位に帯電された感光体表面に光を照射して露光し、
露光されて表面電位が低下した部分にトナーを付着させ
て現像する方式である。この方式では、感光体表面の電
位の極性と同じ極性に帯電されたトナーを用いるととも
に、現像バイアスとして表面電位と同じ極性の電圧が印
加されることが特徴である。
【0003】このため、従来のこの種の画像形成装置に
おいては、画像形成期間中は、感光体は放電器によって
常時所定の高電位に帯電され、また、現像器には常に一
定の現像バイアスが印加されていた。つまり、たとえば
複数枚の用紙に画像を形成する場合に、用紙と用紙との
間に該当するような、感光体の画像を形成しない非画像
領域であっても、感光体は高電位に帯電され、また現像
器には所定の現像バイアスが常に印加されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】感光体を帯電させるた
めに放電器を常時放電させていると、放電によって空気
中の成分が分解され、オゾンや窒素酸化物の発生量が多
くなる。これらの発生量が増えると、その一部は放電器
の放電ワイヤに付着して、放電器の放電性能を低下させ
る。また、感光体表面に付着して、感光体の寿命を短縮
させるという問題がある。
【0005】そこで、多数枚の用紙に画像を形成する場
合において、用紙と用紙との間に該当する感光体の画像
を形成しない非画像領域に対しては、帯電をさせないよ
うな制御が考えられる。ところが、反転現像方式におい
ては、感光体表面の電位が低い領域に、現像器のトナー
が付着する。よって、非画像領域を帯電させなかった場
合、帯電していない非画像領域に現像器のトナーが付着
してしまうことになる。これを防ぐためには、非画像領
域が現像器と対向するとき、現像器の現像バイアスを通
常とは逆極性にすればよい。たとえば、通常、プラス電
位で現像バイアスをしている場合には、マイナス電位の
現像バイアスを印加すればよい。ところが、そのような
構成を得るためには、マイナス電位の現像バイアスのた
めの専用回路を追加しなければならず、画像形成装置全
体の製造価格が高価になるという新たな問題が生じる。
【0006】また、逆極性に現像器をバイアスした場合
は、たとえば均等にプラス帯電されていたトナーの一部
にはマイナス帯電されるものが生じることがあり、トナ
ーの帯電が不均一になり、トナーが劣化したり、現像性
能が劣化するという問題も生じる。この発明は、かかる
技術的な背景のもとになされたもので、画像形成装置に
おいて、製造価格を上げることなく、現像性能が良好
で、トナーが劣化せず、しかも感光体の寿命を延命させ
ることのできる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1記載の発明は、表面に感光層を有する感光体と、感光
体の表面を帯電させるための放電器と、帯電された感光
体の表面が露光された後、露光された領域にトナーを付
着させて現像する現像器とを有する反転現像方式の画像
形成装置において、後に用紙が接触される感光体表面の
画像を形成する画像領域に対して、感光体の表面を所定
の高電位に帯電させるために放電器を放電させ、用紙と
用紙との間に該当するような感光体表面の画像を形成し
ない非画像領域に対して、前記所定の高電位よりも低い
電位で、かつ、現像器のバイアスが0Vであっても、現
像器のトナーが感光体表面に付着しない程度の電位に感
光体の表面を帯電させるために放電器を放電させる帯電
制御手段と、前記画像領域に対して、現像器を感光体表
面の帯電極性と同極性の所定の電位にバイアスし、前記
非画像領域に対して、現像器のバイアスを0Vにする現
像バイアス制御手段と、を含むことを特徴とする画像形
成装置である。
【0008】請求項2記載の発明は、前記現像器は、非
磁性一成分のトナーを使用することを特徴とする請求項
1記載の画像形成装置である。請求項3記載の発明は、
前記放電器は、グリッド電極を有するスコロトロンであ
り、前記帯電制御手段は、放電器のグリッド電極の電位
を制御して、感光体表面の帯電電位を制御することを特
徴とする、請求項1または2記載の画像形成装置。
【0009】請求項1の構成によれば、帯電制御手段に
より、感光体の画像領域は所定の高電位に帯電されるか
ら、画像領域においては不都合なく画像が形成される。
一方、非画像領域は、所定の高電位よりも低い電位で、
かつ、現像器のバイアスが0Vであっても、現像器のト
ナーが感光体表面に付着しない程度の電位に帯電され
る。よって、非画像領域の帯電のための放電によるオゾ
ンや窒素酸化物が発生する量が少ない。従って、感光体
表面がオゾンや窒素酸化物に晒される時間を短くするこ
とができ、感光体の長寿命化を図ることができる。
【0010】また、現像バイアス制御手段は、帯電制御
手段と同期させて、現像器が画像領域と対向するとき
は、現像器を感光体の帯電極性と同極性の所定の電位に
バイアスし、非画像領域と対向するときは、現像器のバ
イアスを0Vにする。よって、画像領域では良好に現像
が行われ、非画像領域では0Vにされるので、電力の消
費量を抑えることができ、しかも非画像領域へトナーが
付着することがない。
【0011】請求項2のように、現像器が、非磁性一成
分のトナーを使用するものの場合、現像バイアス制御が
容易にできる。請求項3のように、放電器を、グリッド
電極を有するスコロトロンにした場合は、グリッド電極
を制御することによって感光体の帯電電位を制御できる
ので、制御が容易である。
【0012】なお、放電器がスコロトロンでない場合等
は、帯電制御手段は、放電器の放電ワイヤに印加する電
圧を制御するようにしてもよい。この発明によれば、非
画像領域は帯電電位が低下され、そのために放電器の放
電量を抑えることができるので、オゾンや窒素酸化物の
発生量が減る。従って感光体がオゾンや窒素酸化物に晒
される時間を短くすることができ、感光体の長寿命化を
図ることができる。
【0013】また、上述のように感光体の非画像領域を
所定の高電位よりも低い電位に帯電させても、その非画
像領域にトナーが付着しないように現像器のバイアスが
0Vに低下されるから、非画像領域にトナーが付着する
という不具合が生じることもない。また、現像器に逆極
性のバイアスを印加することがないので、現像器のトナ
ーが劣化したり、トナーが逆極性に帯電されて現像性能
が劣化するという不具合もない。
【0014】よって、この発明によれば、現像性能が良
好に維持され、しかも感光体の長寿命化を図ることので
きる画像形成装置を提供できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、この
発明の一実施形態について具体的に説明をする。図1
は、この発明の一実施形態にかかる画像形成装置の概略
構成図である。この画像形成装置には、感光体1が備え
られている。感光体1は、矢印2方向に一定速度で回転
される。感光体1の周囲には、矢印2で示す回転方向に
沿って、順に、放電器としてのメインチャージャ3、L
SUからの露光経路4、現像装置5、転写ローラ6およ
びクリーニングブレード7が配置されている。
【0016】メインチャージャ3は、感光体1の表面
(より具体的には表面のうちの画像を形成すべき画像領
域)を所定の高電位(たとえば+700V)に帯電さ
せ、感光体1の表面のうちの画像を形成しない非画像領
域に対しては所定の電位(たとえば+300V)に帯電
させるための放電器である。メインチャージャ3には、
放電ワイヤ8、シールドケース9およびグリッド10が
備えられている。つまりメインチャージャ3はスコロト
ロン(またはスコロトロン方式と呼ばれる放電器)が採
用されている。放電ワイヤ8には、直流高電圧ユニット
11から+数Kvの高電圧が印加される。グリッド10
は、シールドケース9の、感光体1表面に対向した開口
部に配置され、放電ワイヤ8から放電される電位を制御
する。このために、グリッド10には、定電圧ダイオー
ド12,13の直列接続が接続されている。定電圧ダイ
オード12は基準電圧が400Vのものが使用され、定
電圧ダイオード13には基準電圧300Vのものが使用
されてる。従って、定電圧ダイオード12,13の直列
接続により、グリッド10の電位は+700Vに制御さ
れる。この結果、放電ワイヤ8の放電によって、感光体
ドラム1の画像領域を+700Vに帯電させることがで
きる。
【0017】定電圧ダイオード12には、並列にスイッ
チ14が接続されてる。スイッチ14が閉になると、グ
リッド10は定電圧ダイオード13を介して接地され
る。従って、グリッド10の電位は+300Vに制御さ
れる。この結果、放電ワイヤ8の放電によって、感光体
ドラム1の非画像領域を+300Vに帯電させることが
できる。
【0018】感光体ドラム1の画像領域は、メインチャ
ージャ3に対向することにより+700Vという高電位
に帯電され、感光体ドラム1の回転に伴い帯電領域は時
計方向に移動する。帯電されたドラム表面(画像領域)
は露光経路4において照射される画像データに基づいて
作成された光で露光される。光が当たった露光部は、そ
の部分の電荷が逃げて低電位になる。これにより感光体
ドラム1の画像領域には、高電位領域と低電位領域とか
らなる静電潜像が形成される。
【0019】感光体ドラム1がさらに回転し、静電潜像
が現像装置5に達すると、現像装置5によって静電潜像
はトナー像に現像される。現像装置5には、ハウジング
15と、ハウジング15内に備えられた攪拌羽根16
と、サブローラ17と、サブローラ17および感光体ド
ラム1に接するように配置された現像ローラ18と、現
像ローラ18の表面に当接するように配置されたトナー
規制ブレード19とが備えられてる。
【0020】現像ローラ18およびサブローラ17には
バイアス電源20によって感光体ドラム1の帯電電位と
同極性の所定の電位、たとえば+400Vのバイアス電
圧が印加されている。バイアス電源20からのバイアス
電圧の印加は、スイッチ21により遮断可能にされてお
り、スイッチ21が切換わると、現像ローラ18および
サブローラ17はアース電位に接続される。
【0021】攪拌羽根16は矢印22方向に回転してハ
ウジング15内のトナーを攪拌する。サブローラ17お
よび現像ローラ18は、それぞれ、矢印23および24
方向に回転され、この回転により、トナーを摩擦帯電さ
せて、その周面にトナーを静電吸着させる。サブローラ
17は、トナーをより効果的に摩擦帯電させるために設
けられている。この実施形態では、非磁性一成分のトナ
ーが使用されており、いわゆるキャリアを含まない構成
である。
【0022】現像ローラ18の周面に付着したトナー
は、トナー規制ブレード19により薄層に規制される。
これにより、現像ローラ18の周面に付着したトナーが
均一になり、現像むらがなくなる。また、現像ローラ1
8は、その周面速度が感光体ドラム1の周面速度よりも
速くなるように回転されており、転写されるトナーが不
足しないようにされている。
【0023】現像ローラ18およびサブローラ17に
は、上述のようにバイアス電圧が印加されているので、
これにより適切な現像が行われる。より具体的には、感
光体ドラム1の表面電位は、画像領域において、露光さ
れた部分が低電圧VL(たとえば+100V)で、他の
部分は高電圧LH(たとえば+700V)である。一
方、現像ローラ18は、現像バイアス電圧により、プラ
ス電位VM(たとえば+400V)に帯電されている。
ここで、現像ローラ18の電位VM(たとえば+400
V)は、感光体ドラム1表面の未露光領域の高電位VH
(たとえば+700V)よりも低く、露光領域の低電位
VL(たとえば+100V)よりも高くされている。よ
って、現像ローラ18の表面に付着したトナーは、静電
気的に、感光体ドラム1の表面の露光領域にのみ吸着さ
れて、現像が行われる。
【0024】一方、感光体ドラム1の非画像領域は、上
述のように所定電位VN(たとえば+300V)に帯電
されている。この非画像領域が現像装置5と対向すると
き、スイッチ21が切換えられて、現像ローラ18およ
びサブローラ17はアース電位に接続される。つまり現
像ローラ18の電位は0Vとなる。ところがこの場合に
おいて、感光体ドラム1の非画像領域は+300Vに帯
電されているから、現像ローラ18の現像バイアス電圧
が0Vであっても、現像ローラ18周面のトナーが感光
体ドラム1の非画像領域に付着することはない。よっ
て、非画像領域はトナーにより現像されることはない。
【0025】感光体ドラム1表面のトナー像の先端が転
写ローラ6と対向するのに合わせて、図示しない搬送経
路から用紙が送られ、該用紙は感光体ドラム1と転写ド
ラム6の間を通過される。転写ローラ6は、直流高電圧
ユニット25に接続されており、マイナス電位が与えら
れている。それゆえ転写ローラ6に裏面側が接する用紙
は、マイナス電位に帯電されて、該用紙の電位は感光体
ドラム1の表面電位を低下させる。また、マイナス電位
にされた用紙には、プラス帯電された感光体ドラム1表
面のトナーが転写される。
【0026】なお、図1に示すように、転写ローラ6と
直流高電圧ユニット25との間にもスイッチ26を設
け、転写ローラ6に対しては転写時にだけマイナス電位
が与えられるような構成にしてもよい。転写が終わった
感光体ドラム1の表面に残留したトナーは、クリーニン
グブレード7により除去される。
【0027】上記説明したスイッチ14、21および2
6の切換えは、制御回路27により行われる。制御回路
27では、画像領域信号に基づき、感光体ドラム1の表
面が画像を形成する画像領域か、画像を形成しない非画
像領域かを演算し、それに応じてスイッチ14,21お
よび26の切換えを行う。図2は、図1で説明した制御
回路27により切換えられるスイッチ14および21の
切換えに基づく感光体ドラム1の表面電位および現像ロ
ーラ18の現像バイアス電位の変化を示している。
【0028】図2に示すように、感光体ドラム1の表面
が画像領域のときには、その表面電位は+700Vに帯
電される。また、感光体ドラム1の表面が画像領域のと
きには、現像ローラ28には+400Vの現像バイアス
電圧が印加される。一方、感光体ドラム1の表面が、用
紙と用紙との間に該当するような画像を形成しない非画
像領域である場合には、その表面電位は+300Vに帯
電される。また、非画像領域に対応しては、現像ローラ
18は設置されて、0Vとされる。この結果、感光体ド
ラム1の表面電位と現像ローラ18の現像バイアス電圧
との格差は常に+300Vに保たれるから、前述したよ
うに、非画像領域において、現像ローラ18のトナーが
感光体ドラム1に付着することはない。
【0029】図3、図4および図5を参照して、この実
施形態にかかる構成によって、地肌被り等が生じないこ
とについてさらに説明する。図3〜図5のグラフは、そ
れぞれ、トナーの帯電量の分布を示しており、横軸が帯
電量、縦軸がトナー粒子数を表わしている。図3のグラ
フは、現像装置が新しいとき(現像バイアスを変化させ
ないとき)のトナーの分布を示している。図3のグラフ
で、帯電量がマイナス、すなわち0.0よりも左側の部
分のトナーが地肌被りの原因となるものである。現像装
置が新しいとき(現像バイアスを変化させないとき)に
は、地肌被りの原因となるトナーの量は少なく、このよ
うなグラフのときに良好な現像が行える。
【0030】図4は、この実施形態の構成を採用した場
合、すなわち感光体ドラム1の表面電位と現像ローラ1
8の現像バイアス電圧との電圧差を常に+300Vに保
ちながら、感光体ドラム1の非画像領域の表面電位を+
300Vに低下させる処理を行った時のトナーの帯電量
の分布を示している。図4から、マイナスに帯電された
トナー量の増加はあまり多くないことがわかり、この実
施形態による現像特性の劣化がほとんどないことが証明
されている。
【0031】図5は、従来技術で説明した非画像領域の
ときに現像バイアスを逆極性にした場合の、トナーの帯
電量の分布を示してる。この場合は、逆帯電のトナー粒
子の数の増加が顕著で、地肌被りが生じやすくなってい
ることがわかる。メインチャージャ3による感光体ドラ
ム1表面の帯電処理を、画像領域と非画像領域とで変
え、非画像領域は画像形成に必要な所定の高電位よりも
低い電位としたので、全体としてみると、メインチャー
ジャ3による放電量が減り、感光体ドラム1の長寿命化
を達成することができる。
【0032】また、非画像領域においては感光体ドラム
1の帯電電位が低いので、それに合わせて現像ローラ1
8の現像バイアス電圧を0Vまで低下させている。現像
バイアス電圧を0Vにするには、上述のように、現像ロ
ーラ18を単にアース電位に接続するだけでよく、従来
技術で述べたような専用の電源基板を用いる必要はな
い。よって、装置全体の製造価格が高価になることはな
い。
【0033】この発明は、以上説明した実施形態に限定
されるものではない。たとえば、メインチャージャ3に
よる放電電圧の制御は、実施形態で説明した2つの定電
圧ダイオード12,13の直列接続とスイッチ14を用
いたものとはせず、他の回路構成としてもよく、その回
路構成によってグリッド10の制御電圧を切換えてもよ
い。また、メインチャージャ3がスコロトロンでない場
合には、放電ワイヤ8に与える電圧を制御することによ
り、放電電位を切換えてもよい。
【0034】さらに、現像ローラ18に与える現像バイ
アスの切換えも、説明したスイッチ以外の他の回路を用
いることもできる。また、実施形態では転写ローラ6に
与える電圧もスイッチ26により切換え可能にしたが、
転写ローラ6は常時直流高電圧ユニット25に接続され
ている構成であってもよい。なぜなら、転写ローラ6は
放電器と異なり、オゾンや窒素酸化物の発生が少ないか
らである。
【0035】その他この発明は請求項記載の範囲内にお
いて種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる画像形成装置の
構成を示す図解的な図である。
【図2】感光体ドラム1の表面電位の切換えと、現像ロ
ーラ18に与える現像バイアス電圧の切換えのタイミン
グを説明するためのグラフである。
【図3】トナーの帯電量の分布を示すグラフであり、現
像装置が新しいとき(現像バイアスを変化させないと
き)のトナーの分布を示している。
【図4】トナーの帯電量の分布を示すグラフであり、こ
の実施形態にかかる制御を行った場合のトナーの分布を
示している。
【図5】トナーの帯電量の分布を示すグラフであり、従
来技術の現像バイアスをマイナスに制御する場合のトナ
ーの分布を示している。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 メインチャージャ 5 現像装置 18 現像ローラ 20 バイアス電源 21 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H003 AA12 BB07 BB11 CC01 DD01 EE03 2H027 EA01 EA05 EC20 ED03 ED09 EE02 EE07 EF09 2H073 AA03 AA05 BA02 BA09 BA43 CA02 2H077 AD02 AD06 AD36 DB08 DB12 DB14 EA14 GA17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に感光層を有する感光体と、感光体の
    表面を帯電させるための放電器と、帯電された感光体の
    表面が露光された後、露光された領域にトナーを付着さ
    せて現像する現像器とを有する反転現像方式の画像形成
    装置において、 後に用紙が接触される感光体表面の画像を形成する画像
    領域に対して、感光体の表面を所定の高電位に帯電させ
    るために放電器を放電させ、用紙と用紙との間に該当す
    るような感光体表面の画像を形成しない非画像領域に対
    して、前記所定の高電位よりも低い電位で、かつ、現像
    器のバイアスが0Vであっても、現像器のトナーが感光
    体表面に付着しない程度の電位に感光体の表面を帯電さ
    せるために放電器を放電させる帯電制御手段と、 前記画像領域に対して、現像器を感光体表面の帯電極性
    と同極性の所定の電位にバイアスし、前記非画像領域に
    対して、現像器のバイアスを0Vにする現像バイアス制
    御手段と、を含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記現像器は、非磁性一成分のトナーを使
    用することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記放電器は、グリッド電極を有するスコ
    ロトロンであり、 前記帯電制御手段は、放電器のグリッド電極の電位を制
    御して、感光体表面の帯電電位を制御することを特徴と
    する、請求項1または2記載の画像形成装置。
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