JPH0136104B2 - - Google Patents
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- JPH0136104B2 JPH0136104B2 JP54127196A JP12719679A JPH0136104B2 JP H0136104 B2 JPH0136104 B2 JP H0136104B2 JP 54127196 A JP54127196 A JP 54127196A JP 12719679 A JP12719679 A JP 12719679A JP H0136104 B2 JPH0136104 B2 JP H0136104B2
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- toner
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 3
- BUGBHKTXTAQXES-UHFFFAOYSA-N Selenium Chemical compound [Se] BUGBHKTXTAQXES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 2
- 229910052711 selenium Inorganic materials 0.000 description 2
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- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電子写真感光体の画像明部に付着し
たカブリトナーが転写材に転写されるのを防止す
るために、現像器と転写帯電器との間に設けた転
写前コロナ放電器を有する電子写真装置に関す
る。さらに詳しくは、画像暗部領域に付着したト
ナーの極性を変化させることなく、画像明部領域
に付着したトナーの極性のみを変化させて、この
カブリトナーが転写材上に転写されるのを防止す
ることを特徴とする電子写真装置に関する。
たカブリトナーが転写材に転写されるのを防止す
るために、現像器と転写帯電器との間に設けた転
写前コロナ放電器を有する電子写真装置に関す
る。さらに詳しくは、画像暗部領域に付着したト
ナーの極性を変化させることなく、画像明部領域
に付着したトナーの極性のみを変化させて、この
カブリトナーが転写材上に転写されるのを防止す
ることを特徴とする電子写真装置に関する。
従来例として転写前に現像トナーと逆極性の極
めて弱いコロナ放電を現像された感光体上に施し
て、カブリトナーの転写を防止する方法・手段が
米国特許3444369号明細書に示されている。その
内容を略述すると次のようになる。
めて弱いコロナ放電を現像された感光体上に施し
て、カブリトナーの転写を防止する方法・手段が
米国特許3444369号明細書に示されている。その
内容を略述すると次のようになる。
感光体として例えばセレン感光体を使用し、カ
ールソン法により、その表面に暗部潜像電位+
800V、明部潜像電位+200Vが形成される。この
ように潜像が形成された感光体にコロトロンを使
用して一様コロナ放電を行なつた場合、暗部と明
部部分でコロナ放電の電荷増加量に差が生じる。
コロトロンの極性をとした時、感光体暗部で
は、コロトロンにより与えられる電荷量は、感光
体に許容される以上の電荷量として感光体層を通
じて、感光体基板に漏洩し、感光体表面の電位は
+800Vに保たれている。一方、感光体明部部分
ではコロトロンからの電荷を受けて表面電位が
徐々に増してゆく。
ールソン法により、その表面に暗部潜像電位+
800V、明部潜像電位+200Vが形成される。この
ように潜像が形成された感光体にコロトロンを使
用して一様コロナ放電を行なつた場合、暗部と明
部部分でコロナ放電の電荷増加量に差が生じる。
コロトロンの極性をとした時、感光体暗部で
は、コロトロンにより与えられる電荷量は、感光
体に許容される以上の電荷量として感光体層を通
じて、感光体基板に漏洩し、感光体表面の電位は
+800Vに保たれている。一方、感光体明部部分
ではコロトロンからの電荷を受けて表面電位が
徐々に増してゆく。
単位時間に感光体表面に付与される電荷量で比
較すると、感光体暗部ではその表面電位800Vに
よる電界が、感光体明部表面電位200Vによる電
界よりも、より強く、コロトロンのコロナ放電
を抑制する結果、感光体暗部に与えられる電荷量
は小さく、感光体明部に与えられる電荷量は大き
くなる。感光体表面にトナーが付着している時に
は、明部部分の付着トナーの極性の方がより容易
に変化しやすい。そこで明部部分のトナーは容
易に極性に変化し、その後極性の転写コロナ
を転写材背面に施した時、暗部部分のトナーは転
写材に転写されるが、明部部分のトナーは転写さ
れず、カブリのないコピー画像を得られるという
ものであつた。
較すると、感光体暗部ではその表面電位800Vに
よる電界が、感光体明部表面電位200Vによる電
界よりも、より強く、コロトロンのコロナ放電
を抑制する結果、感光体暗部に与えられる電荷量
は小さく、感光体明部に与えられる電荷量は大き
くなる。感光体表面にトナーが付着している時に
は、明部部分の付着トナーの極性の方がより容易
に変化しやすい。そこで明部部分のトナーは容
易に極性に変化し、その後極性の転写コロナ
を転写材背面に施した時、暗部部分のトナーは転
写材に転写されるが、明部部分のトナーは転写さ
れず、カブリのないコピー画像を得られるという
ものであつた。
ところで上記米国特許3444369号に記載のカブ
リ防止手段を商用的に組み込んだ場合、画像暗部
トナーの転写にムラを生じやすく、又機械使用場
所の環境が変化した時には、画像明部に付着した
トナーの転写を防止する能力が低下するという欠
点を有している。
リ防止手段を商用的に組み込んだ場合、画像暗部
トナーの転写にムラを生じやすく、又機械使用場
所の環境が変化した時には、画像明部に付着した
トナーの転写を防止する能力が低下するという欠
点を有している。
第1図はその理由を示す説明図である。1はセ
レン感光体を示す。Dは画像暗部を示し、感光体
表面電位は+800Vである。2は画像暗部に付着
したトナーであり、トナー付着後の感光体表面
電位は+700Vとなる。Lは画像明部を示し、感
光体表面電位は+200Vである。2は画像明部に
付着したトナー、3は非帯電トナーであり、静
電的又は機械的に付着している。トナー付着後も
感光体表面電位は殆ど変化しない。感光体上には
コロトロンが設けられており、4はコロトロンの
放電ワイヤーを示す。感光体1とコロナワイヤー
との間隔は13mmである。
レン感光体を示す。Dは画像暗部を示し、感光体
表面電位は+800Vである。2は画像暗部に付着
したトナーであり、トナー付着後の感光体表面
電位は+700Vとなる。Lは画像明部を示し、感
光体表面電位は+200Vである。2は画像明部に
付着したトナー、3は非帯電トナーであり、静
電的又は機械的に付着している。トナー付着後も
感光体表面電位は殆ど変化しない。感光体上には
コロトロンが設けられており、4はコロトロンの
放電ワイヤーを示す。感光体1とコロナワイヤー
との間隔は13mmである。
コロトロンに例えば+6KVの電圧を印加した
場合、トナー表面とコロナワイヤー間には、 暗部で、 ED=Eo−Ep+ET/13=6000−800+(800−700)/13 ≒408V/mm 明部で EL=6000−200/13≒446V/mm の電界が生じている。なお、Eo;コロトロンに
よる電界、Ep;感光体による電界、ET;トナー
による電界を示す。
場合、トナー表面とコロナワイヤー間には、 暗部で、 ED=Eo−Ep+ET/13=6000−800+(800−700)/13 ≒408V/mm 明部で EL=6000−200/13≒446V/mm の電界が生じている。なお、Eo;コロトロンに
よる電界、Ep;感光体による電界、ET;トナー
による電界を示す。
コロトロンから放出されたコロナイオンは上記
電界中を移動して付着トナーを荷電する。容易に
知れるように、明部での電界と暗部での電界は略
等しい。このため、この従来の方法では明部付着
のトナーのみを極性変換し、暗部付着のトナー極
性を全く変化させないようにすることは極めて困
難である。つまり暗部付着トナーの一部はに極
性変換され、次いで転写コロナを受けた時には
に極性変換されたトナーは転写されず、画像のム
ラが生じることになる。
電界中を移動して付着トナーを荷電する。容易に
知れるように、明部での電界と暗部での電界は略
等しい。このため、この従来の方法では明部付着
のトナーのみを極性変換し、暗部付着のトナー極
性を全く変化させないようにすることは極めて困
難である。つまり暗部付着トナーの一部はに極
性変換され、次いで転写コロナを受けた時には
に極性変換されたトナーは転写されず、画像のム
ラが生じることになる。
コロトロンに例えば+4KVを印加した場合、
トナー表面とコロナワイヤー間には、 暗部で ED=4000−800+(800−700)/13254V/mm 明部で EL=4000−200/13292V/mm の電界が生じている。
トナー表面とコロナワイヤー間には、 暗部で ED=4000−800+(800−700)/13254V/mm 明部で EL=4000−200/13292V/mm の電界が生じている。
暗部方向の電界はコロナ放電開始電界以下とな
つているので、この方向へ発生するコロナ電流は
少ない。このためコロトロンで発生したコロナに
より暗部に付着してトナー極性が変化することは
非常に少ない。一方明部に付着しているトナーに
はコロナが与えられカブリを防止することが可
能となる。
つているので、この方向へ発生するコロナ電流は
少ない。このためコロトロンで発生したコロナに
より暗部に付着してトナー極性が変化することは
非常に少ない。一方明部に付着しているトナーに
はコロナが与えられカブリを防止することが可
能となる。
しかしながらELの電界強度が小さいため、放
電極から感光体へ移動するコロナ移動速度は遅
く、カブリ防止のために十分なコロナを与える
には時間がかかりすぎる欠点がある。又コロトロ
ンをコロナ開始電圧近辺で使用しているため、温
度、湿度が変化した場合、コロナ発生が抑制され
すぎるなどして、カブリ防止が十分に行なわれな
い欠点を有している。
電極から感光体へ移動するコロナ移動速度は遅
く、カブリ防止のために十分なコロナを与える
には時間がかかりすぎる欠点がある。又コロトロ
ンをコロナ開始電圧近辺で使用しているため、温
度、湿度が変化した場合、コロナ発生が抑制され
すぎるなどして、カブリ防止が十分に行なわれな
い欠点を有している。
本発明は前記欠点を防止し、転写ムラやカブリ
のないコピー画像を得るための転写前コロナ放電
器を有する電子写真装置を提供するものである。
のないコピー画像を得るための転写前コロナ放電
器を有する電子写真装置を提供するものである。
本発明は、感光体と、感光体上に形成した静電
潜像を現像する現像手段と、この現像手段によつ
て形成された感光体上の現像像を転写材に転写す
る転写手段とを有する電子写真装置であつて、上
記現像手段と転写手段の間に設けられ、トナー極
性と逆極性の電圧を印加したコロナ放電電極と、
現像後の感光体の暗部部分の電位VDと現像後の
感光体の明部部分の電位VLとの間にある電圧を
印加した制御格子と、を備えた転写前コロナ放電
器を有することを特徴とする電子写真装置であ
る。
潜像を現像する現像手段と、この現像手段によつ
て形成された感光体上の現像像を転写材に転写す
る転写手段とを有する電子写真装置であつて、上
記現像手段と転写手段の間に設けられ、トナー極
性と逆極性の電圧を印加したコロナ放電電極と、
現像後の感光体の暗部部分の電位VDと現像後の
感光体の明部部分の電位VLとの間にある電圧を
印加した制御格子と、を備えた転写前コロナ放電
器を有することを特徴とする電子写真装置であ
る。
これによつてカブリや転写ムラのないコピー画
像を得られる利点がある。
像を得られる利点がある。
以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。
る。
第2図は本発明の実施例を示す構成説明図であ
る。図中第1図と同一のものには同じ参照符号を
付してある。1は感光体であり、その表面には暗
部表面電位VD+800V、明部表面電位VL+200V
の潜像が形成されている。現像後の表面電位はそ
れぞれ+700V、+200Vとなつている。5は放電
器シールド、4は放電電極であり、電源8により
トナー極性と逆極性の約6KVの高圧電圧が印加
されている。感光体側の放電器開口部には制御格
子としてφ60μ〜φ100μのタングステンワイヤーが
0.5〜2mm間隔に、感光体表面から略1mm離れて
設けられており、これらはバイアス電源7に接続
されている。
る。図中第1図と同一のものには同じ参照符号を
付してある。1は感光体であり、その表面には暗
部表面電位VD+800V、明部表面電位VL+200V
の潜像が形成されている。現像後の表面電位はそ
れぞれ+700V、+200Vとなつている。5は放電
器シールド、4は放電電極であり、電源8により
トナー極性と逆極性の約6KVの高圧電圧が印加
されている。感光体側の放電器開口部には制御格
子としてφ60μ〜φ100μのタングステンワイヤーが
0.5〜2mm間隔に、感光体表面から略1mm離れて
設けられており、これらはバイアス電源7に接続
されている。
バイアス電圧は現像後の感光体の明部電位と暗
部電位の間の電圧が選ばれる。これは感光体の表
面電位と制御格子の間で、コロナイオンの促進電
界と抑制電界とを形成するためで、その結果非画
像明部に付着したトナーのみを逆極性に変換する
ことによりカブリ防止を達成している。しかも放
電極へはコロナ開始電圧以上の電圧を印加できる
ので、カブリ防止の効果が温度・湿度等の環境変
動によつて減少するような従来の欠点も防ぐこと
ができる。
部電位の間の電圧が選ばれる。これは感光体の表
面電位と制御格子の間で、コロナイオンの促進電
界と抑制電界とを形成するためで、その結果非画
像明部に付着したトナーのみを逆極性に変換する
ことによりカブリ防止を達成している。しかも放
電極へはコロナ開始電圧以上の電圧を印加できる
ので、カブリ防止の効果が温度・湿度等の環境変
動によつて減少するような従来の欠点も防ぐこと
ができる。
第3図に明部部分の作用を示す。
制御格子には約+400Vのバイアスが印加され
ている。放電電極4で発生した正のコロナイオン
は制御格子6付近に達した後、制御格子6と感光
体1との間に形成される促進電界E=200V/mm
に沿つて感光体表面に達し、画像明部のカブリト
ナー2,3を正極性に変換する。この帯電は感光
体表面電位が+400Vになるまで継続され、カブ
リトナーは十分正極性に変換される。
ている。放電電極4で発生した正のコロナイオン
は制御格子6付近に達した後、制御格子6と感光
体1との間に形成される促進電界E=200V/mm
に沿つて感光体表面に達し、画像明部のカブリト
ナー2,3を正極性に変換する。この帯電は感光
体表面電位が+400Vになるまで継続され、カブ
リトナーは十分正極性に変換される。
第4図に暗部部分の作用を示す。放電電極4で
発生した負のコロナイオンは制御格子6付近に達
するが、制御格子6と感光体1との間に形成され
る抑制電界E=300V/mmのため感光体に達する
ことができず、制御格子に捕集される。このため
画像暗部に付着したトナーの極性が正に変換され
ることはない。
発生した負のコロナイオンは制御格子6付近に達
するが、制御格子6と感光体1との間に形成され
る抑制電界E=300V/mmのため感光体に達する
ことができず、制御格子に捕集される。このため
画像暗部に付着したトナーの極性が正に変換され
ることはない。
以上の如くにして、画像暗部のトナー極性を何
ら損うことなく画像明部のトナーのみその極性を
逆極性に変換することが可能になるため、カブリ
や転写ムラのないコピー画像を得ることが可能に
なる。
ら損うことなく画像明部のトナーのみその極性を
逆極性に変換することが可能になるため、カブリ
や転写ムラのないコピー画像を得ることが可能に
なる。
ところで、第2図構成の転写前コロナ放電器の
放電と略同様に一様光照射を与える構成も可能で
ある。
放電と略同様に一様光照射を与える構成も可能で
ある。
一様光の光量は感光体のトナーのない部分つま
り画像明部の感光層部分を導電化するのに十分な
量とし、画像露光量の1/2、ないし同等程度の光
量とする。導電化された感光体表面にはコロナ電
荷が蓄積されることがないため、感光体表面の電
位は200Vに保たれており、感光体表面の電位が
上昇して感光体表面と制御格子の間の促進電界が
弱まるということもなく十分大きく維持され続け
るので、トナーにはカブリを防止するのに十分な
逆極性の電荷が与えられる。画像暗部ではトナー
層にさえぎられて一様光量は1/10〜1/数10に
減衰するため、感光体表面の電荷に与える影響は
小さい。
り画像明部の感光層部分を導電化するのに十分な
量とし、画像露光量の1/2、ないし同等程度の光
量とする。導電化された感光体表面にはコロナ電
荷が蓄積されることがないため、感光体表面の電
位は200Vに保たれており、感光体表面の電位が
上昇して感光体表面と制御格子の間の促進電界が
弱まるということもなく十分大きく維持され続け
るので、トナーにはカブリを防止するのに十分な
逆極性の電荷が与えられる。画像暗部ではトナー
層にさえぎられて一様光量は1/10〜1/数10に
減衰するため、感光体表面の電荷に与える影響は
小さい。
なお、本発明の実施例の説明に当つては、感光
体としてカールソン法による二層感光体を用いる
例を示したが、特公昭42−23910号公報等に記載
の電子写真法に使用されるような表面に絶縁層を
有する三層感光体の場合にも、本発明は適用でき
るものである。
体としてカールソン法による二層感光体を用いる
例を示したが、特公昭42−23910号公報等に記載
の電子写真法に使用されるような表面に絶縁層を
有する三層感光体の場合にも、本発明は適用でき
るものである。
本発明では、現像手段と転写手段との間に転写
前コロナ放電器を設け、その放電器にトナー極性
と逆極性の電圧を印加したコロナ放電電極と、現
像後の感光体の暗部部分の電位VDと現像後の感
光体の明部部分の電位VLとの間にある電圧を印
加した制御格子とを具備させたので、明部トナー
は逆極性に帯電されて、カブリのないコピー画像
が得られ、また環境変動に左右されることのない
転写前コロナ放電を行なえる効果も奏する。
前コロナ放電器を設け、その放電器にトナー極性
と逆極性の電圧を印加したコロナ放電電極と、現
像後の感光体の暗部部分の電位VDと現像後の感
光体の明部部分の電位VLとの間にある電圧を印
加した制御格子とを具備させたので、明部トナー
は逆極性に帯電されて、カブリのないコピー画像
が得られ、また環境変動に左右されることのない
転写前コロナ放電を行なえる効果も奏する。
第1図は従来装置の欠点の理由を示す説明図、
第2図は本発明の実施例を示す構成説明図、第3
図・第4図は本発明装置による作用を示す説明図
である。 図において、1……感光体、2……画像明部に
付着したトナー、3……非帯電トナー、4……放
電ワイヤー、5……放電器シールド、6……制御
格子、7……バイアス電源、8……高圧電源、を
表わす。
第2図は本発明の実施例を示す構成説明図、第3
図・第4図は本発明装置による作用を示す説明図
である。 図において、1……感光体、2……画像明部に
付着したトナー、3……非帯電トナー、4……放
電ワイヤー、5……放電器シールド、6……制御
格子、7……バイアス電源、8……高圧電源、を
表わす。
Claims (1)
- 1 感光体と、感光体上に形成した静電潜像を現
像する現像手段と、この現像手段によつて形成さ
れた感光体上の現像像を転写材に転写する転写手
段とを有する電子写真装置であつて、上記現像手
段と転写手段の間に設けられ、トナー極性と逆極
性の電圧を印加したコロナ放電電極と、現像後の
感光体の暗部部分の電位VDと現像後の感光体の
明部部分の電位VLとの間にある電圧を印加した
制御格子と、を備えた転写前コロナ放電器を有す
ることを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12719679A JPS5650344A (en) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | Electrophotogtaphic apparatus |
US06/191,030 US4402591A (en) | 1979-09-29 | 1980-09-26 | Electrophotographic apparatus |
GB8031336A GB2062548B (en) | 1979-09-29 | 1980-09-29 | Electrophotographic apparatus |
DE19803036731 DE3036731A1 (de) | 1979-09-29 | 1980-09-29 | Elektrophotographische einrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12719679A JPS5650344A (en) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | Electrophotogtaphic apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5650344A JPS5650344A (en) | 1981-05-07 |
JPH0136104B2 true JPH0136104B2 (ja) | 1989-07-28 |
Family
ID=14954068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12719679A Granted JPS5650344A (en) | 1979-09-29 | 1979-10-01 | Electrophotogtaphic apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5650344A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2534906B2 (ja) * | 1989-02-15 | 1996-09-18 | アルパイン株式会社 | テ―ププレ―ヤ |
JP2018098092A (ja) | 2016-12-15 | 2018-06-21 | オムロン株式会社 | 航海灯制御システム及び照明灯制御システム |
-
1979
- 1979-10-01 JP JP12719679A patent/JPS5650344A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5650344A (en) | 1981-05-07 |
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