JPH0136105B2 - - Google Patents

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JPH0136105B2
JPH0136105B2 JP54130268A JP13026879A JPH0136105B2 JP H0136105 B2 JPH0136105 B2 JP H0136105B2 JP 54130268 A JP54130268 A JP 54130268A JP 13026879 A JP13026879 A JP 13026879A JP H0136105 B2 JPH0136105 B2 JP H0136105B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoreceptor
control grid
toner
transfer
voltage
Prior art date
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Expired
Application number
JP54130268A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5654453A (en
Inventor
Kimio Nakahata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP13026879A priority Critical patent/JPS5654453A/ja
Priority to US06/191,030 priority patent/US4402591A/en
Priority to DE19803036731 priority patent/DE3036731A1/de
Priority to GB8031336A priority patent/GB2062548B/en
Publication of JPS5654453A publication Critical patent/JPS5654453A/ja
Publication of JPH0136105B2 publication Critical patent/JPH0136105B2/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なる電子写真の画像処理方法に関
するものである。
本発明は、現像器と転写帯電器の間に、現像後
の感光体暗部の表面電位と感光体明部の表面電位
との間のバイアス電圧を印加した制御格子を有す
る転写前コロナ放電器を設け、このバイアス電圧
を変化させて、特定濃度以下の画像領域を消去す
る画質調整を行う方法を提供することを目的とす
る。
以下図を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図、第2図及び第3図は本発明に於ける転
写前コロナ放電器の実施例を示す構成説明図であ
る。
第1図に於いて、1は感光体、5は放電電極で
あり、約6KVのトナー極性とは反対極性の高圧
電源8に接続されている。又、感光体側のシール
ド開口部にはφ60μ〜φ100μのタングステンワイヤ
ーを0.5〜2mm間隔に、感光体表面から約1mm離
して張設した制御格子6が設けられている。さら
に制御格子には現像後の感光板の明部電位と暗部
電位の間の電圧がバイアス電源7から印加されて
いる。
第2図は本発明の他の実施例であり、1は感光
体、5は放電器シールド、4は放電電極であり、
約6KVの交流高圧電圧が高圧電源9より印加さ
れている。又コロナ放電器の感光体側開口部には
前述の制御格子6が設けられ、バイアス電源7に
より上記と同じバイアス電圧が印加されている。
第3図は本発明の更に他の実施例であり、10
は転写前コロナ放電器で、トナー極性と反対極性
の高圧電源11aに接続された放電部10aと、
高圧電源11bによりトナー極性と同極性の高圧
電圧が印加された放電部10bを持つている。5
は放電器シールドである。放電器の感光体側開口
部には前述のバイアス電源7に接続された制御格
子6が設けられている。
本発明は以上のような構成の転写前コロナ放電
器を用いて、感光体の表面電位と制御格子の間で
コロナイオンの促進電界と抑制電界を形成し、感
光体上のトナーの一部を反対極性に変換して、画
像の一部を選択的に再生することに特徴を有して
いる。
第2図に示した交流が印加された転写前コロナ
放電器をカールソン電子写真法に応用した時の制
御格子の作用について略述する。感光体上には暗
部表面電位VD=+800V、明部表面電位VL(V)
の潜像が形成されている。現像後の表面電位はそ
れぞれ+700(V)、VL(V)となつている。又制
御格子には感光体の現像後の明部Lと暗部Dの表
面電位の間の電圧VBが印加されている。
第4図に明部部分Lの正コロナ放電時の様子を
示す。2は負極性に帯電されたトナー、3は非帯
電トナーを示す。制御格子にはVB(V)のバイア
スが印加されている。放電電極4で発生した正の
コロナイオンは制御格子6付近に達した後、制御
格子6と感光体1との間に形成される促進電界
E1=VB−VL(V/mm)に沿つて感光体表面に達
し、画像明部のカブリトナー2,3を正極性に変
換する。この帯電は感光体表面電位がVB(V)に
なるまで継続され、カブリトナーは十分正極性に
変換される。
第5図に明部部分Lの負コロナ放電の様子を示
す。放電電極4で発生した負のコロナイオンは制
御格子6付近に達するが、制御格子6と感光体1
との間に形成される抑制電界E1=VB−VL
(V/mm)のため感光体に達することができず、
制御格子に捕集される。このため画像明部に付着
したトナーが負極性に帯電されることはない。
第6図に暗部部分Dの負コロナ放電時の様子を
示す。制御格子にはVB(V)のバイアスが印加さ
れている。放電電極4で発生した負のコロナイオ
ンは制御格子6付近に達した後、制御格子と感光
体との間に形成される促進電界E2=700−VB
(V/mm)に沿つて感光体表面に達し、画像暗部
のトナーをより負極性に帯電する。この結果暗部
トナーは十分負極性に帯電され、その後の転写の
効率が向上する。
第7図に暗部部分Dの正コロナ放電時の様子を
示す。放電電極4で発生した正のコロナイオンは
制御格子6付近に達するが、制御格子6と感光体
1との間に形成される抑制電界E2=700−VB
(V/mm)のため感光体に達することができず、
制御格子に捕集される。このため画像暗部に付着
したトナーが正極性に変換されるこはない。
このようにして、感光体表面の電位が制御格子
バイアスVB以下のトナーの極性を反対極性に変
換させることが可能となる。
感光体上に正負に形成されたトナーパターン
は、次いで転写部に送られ、転写紙を介して潜像
電荷と同極性の約+6.5KVの転写コロナ放電を受
ける。感光体から分離された転写紙上には感光体
表面電位がVE以上のΘ電荷を持つトナーのみが
転写される。
第8図及び第9図に再現された画像特性曲線を
示す。横軸は原画像濃度Dp、縦軸はコピー画像
濃度DCを示す。Dminは転写紙濃度を示す。
第8図に実線で示された特性曲線では、原画像
濃度DpB1より低い濃度部分のコピー濃度がDmin
となることを示す。これは、転写前コロナ放電器
の制御格子バイアス電圧VB以下の感光体表面電
位部分に付着したトナーが正極性に変換されてい
るため、正極性のコロナ放電では、転写されない
でいることを示す。
同様に第9図に実線で示した特性曲線は、制御
格子のバイアス電圧をVB′とした時に、原稿濃度
DpB2以下の部分のトナーが転写されないで感光体
上に残ることを示している。
第4図〜第7図の作用の説明に当つては、第2
図の交流高電圧を印加した転写前コロナ放電器を
用いた例を示したが、第3図のように正負のコロ
ナ放電を個別に与えても交流の場合と同じ効果を
得られるものであり、更に第1図のようにトナー
極性とは逆極性の電圧を印加して制御格子のバイ
アス電圧VB以下の表面電位部分のトナー層を逆
極性に変換することによつても同様の効果が得ら
れる。
なお、本発明の実施例の説明に当つては、感光
体としてカールソン法による二層感光体を用いる
例を示したが、特公昭42−23910号公報等に記載
の電子写真法に使用されるような表面に絶縁層を
有する三層感光体の場合にも、本発明は適用でき
るものである。
本発明では現像手段と転写手段との間に制御格
子を有する転写前コロナ放電器を設け、この制御
格子に現像後の感光体暗部部分の電位と現像後の
感光体明部部分電位との間の電圧を印加すると共
にこの電圧を可変にしたので任意の中間濃度以下
の画像領域のみを消去することが可能になる。特
にカブリ取りの上で大変有効である。
以上本発明によれば如何なる条件に下でも最高
画像濃度が変化することなく極めて特徴ある画像
処理を行うことが可能になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本発明に於ける転
写前コロナ放電器の実施例を示す構成説明図、第
4図〜第7図は本発明の作用を説明する説明図、
第8図及び第9図は再現された画像特性曲線を示
すグラフである。 図において、1……感光体、2……帯電トナ
ー、3……非帯電トナー、4,4a,4b……放
電電極、5……放電器シールド、6……制御格
子、7……バイアス電源、8,9,11a,11
b……高圧電源、10a,10b……コロナ放電
部、を表わす。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 感光体と、感光体上に形成した静電潜像を現
    像する現像手段と、その現像手段によつて形成さ
    れた感光体上の現像像を転写材に転写する転写手
    段とを有する電子写真装置であつて、制御格子を
    有し、上記現像手段と転写手段との間に設けられ
    た転写前コロナ放電器と、上記制御格子に現像後
    の感光体暗部の表面電位と感光体明部の表面電位
    との間の電圧を印加するものであつて、この制御
    格子に印加する電圧が可変である電圧印加手段と
    を備えたことを特徴とする電子写真装置。
JP13026879A 1979-09-29 1979-10-09 Image processing method Granted JPS5654453A (en)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13026879A JPS5654453A (en) 1979-10-09 1979-10-09 Image processing method
US06/191,030 US4402591A (en) 1979-09-29 1980-09-26 Electrophotographic apparatus
DE19803036731 DE3036731A1 (de) 1979-09-29 1980-09-29 Elektrophotographische einrichtung
GB8031336A GB2062548B (en) 1979-09-29 1980-09-29 Electrophotographic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13026879A JPS5654453A (en) 1979-10-09 1979-10-09 Image processing method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5654453A JPS5654453A (en) 1981-05-14
JPH0136105B2 true JPH0136105B2 (ja) 1989-07-28

Family

ID=15030219

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JPS5654453A (en) 1981-05-14

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