JPH11133823A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11133823A
JPH11133823A JP9296615A JP29661597A JPH11133823A JP H11133823 A JPH11133823 A JP H11133823A JP 9296615 A JP9296615 A JP 9296615A JP 29661597 A JP29661597 A JP 29661597A JP H11133823 A JPH11133823 A JP H11133823A
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JP9296615A
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Masahiko Hayashi
雅彦 林
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 転写ローラ22および除電ローラ26(接触
部材)に対し、感光体12の帯電極性と同極性であり、
絶対値が、感光体12の表面電位の絶対値よりも大きい
電圧が選択的に印加される。これにより、接触部材に付
着したトナーは、感光体12側へ電気的に変位する。ま
た、感光体12の非画像領域に対応して、露光器18を
強制的に能動化し、非画像領域の表面電位を減衰させる
ことによって、接触部材に印加する電圧の電位は小さく
できる。 【効果】 接触部材の清掃不良による画像劣化などの問
題は解消される。しかも、非画像領域の電位を予め減衰
させれば、接触部材に接触後の感光体12の表面電位が
上昇して、放電破壊に至らしめることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像形成装置に関し、
特にたとえば電子写真方式を用いた複写機およびプリン
タ等に適用され、現像と同時に感光体上に残留した未転
写トナーを回収する、画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来廃棄処分していた感光体上の残留ト
ナー(未転写トナー)を、反転現像方式を用いて、現像
と同時に現像器(現像手段)で回収して、再び現像剤と
して利用するいわゆる現像同時クリーニング方式が、省
資源化および環境保護の観点から多用化される傾向にあ
る。そして、この種の従来の画像形成装置が、平成6年
3月16日付で出願公告された特公平6−19602号
公報[G03G 15/00,15/09,21/0
0]、および平成8年3月21日付で出願公告された特
公平8−27587号公報[G03G 21/14,1
5/06,15/08]等によって開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、トナー
をリサイクルして使用するため、現像装置内に帯電量の
低いトナー,未帯電トナー,本来の帯電極性と逆極性に
帯電するトナーが経時的に増加して、現像器で未転写ト
ナーを満足に回収できず、感光体上に残留させてしまう
ことがあった。そして、その残留トナーが、現像器(現
像手段)に変位した後の感光体の表面に接触配置される
転写ローラや除電ローラ等のプロセス部材(接触部材)
に付着し、画像劣化などを招来するという問題があっ
た。
【0004】つまり、転写ローラ(転写手段)にトナー
が付着した場合には、紙などの転写材の裏面側(非画像
面側)にトナーが付着して転写材を汚染し、一方、転写
後の感光体表面を除電する除電ローラにトナーが付着し
た場合には、トナー飛散を生じたり、除電後の帯電工程
において帯電不良、または露光工程において露光不良を
発生させていた。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、接
触部材の汚染による画像劣化などの問題を解消して、高
画質画像を得ることができる、画像形成装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、表面に静電
潜像を形成する感光体、表面を第1電位に帯電する第1
の帯電手段、第1電位に帯電された表面を露光して静電
潜像を形成する露光手段、表面の帯電極性と同極性の現
像バイアス電圧を受けて静電潜像を現像剤像に顕像化す
る現像手段、および帯電極性と逆極性の転写バイアス電
圧を受けて現像剤像を転写材に転写する転写手段を少な
くとも含み、現像手段に変位した後の表面に接触する接
触部材を備える画像形成装置において、接触部材に対し
帯電極性と同極性であり絶対値が第1電位の絶対値より
も大きい電圧を印加する第1の印加手段を備えることを
特徴とする、画像形成装置である。
【0007】
【作用】感光体の表面およびそれに付着している現像剤
は、第1の帯電手段により、第1電位に帯電され、露光
により形成した感光体上の静電潜像が、帯電極性と同極
性の現像バイアス電圧が印加される現像手段により現像
される。そして、感光体上の現像剤像(静電潜像)に対
応して、転写手段(接触部材)には、帯電極性と逆極性
の転写バイアス電圧が印加されて、感光体上の現像剤像
は転写材に転写される。
【0008】転写工程が終了すると、続いて、転写手段
(接触部材)には、感光体の帯電極性と同極性であり、
絶対値が、第1電位の絶対値よりも大きい電圧が印加さ
れて、転写手段(接触部材)上の現像剤は電気的に感光
体に変位する。すなわち、接触部材に付着した現像剤は
除去される。また、電位設定手段で感光体の表面を、感
光体の帯電極性と同極性であり絶対値が当該第1電位よ
りも小さい第2電位に設定すれば、接触部材に印加する
電圧の電位を小さくすることができる。つまり、第2の
帯電手段で感光体の表面を第2電位に帯電する、また
は、露光手段を強制的に能動化して感光体表面の電位を
減衰させることにより、感光体(非画像領域)の表面を
第2電位に設定して、表面を清掃するために接触部材に
印加する電圧の電位を小さくすることができる。したが
って、接触部材に接触した後の感光体表面電位が著しく
上昇して、感光体上に放電破壊(ピンホール)が発生す
るのを防止することができる。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、接触部材と感光体と
の間の電位差を用いて、接触部材に付着している現像剤
を除去して、接触部材の清掃不良による画像劣化などの
問題を解決することができる。しかも、感光体の表面電
位が著しく上昇して、放電破壊に至らしめるのを防止す
ることもできる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1に示すこの実施例の画像形成装置10
は、後述する現像ローラ20aに感光体12の帯電極性
と同極性のバイアス電圧を印加して、感光体12上に残
留している現像剤(以下、「トナー」という。)を現像
ローラ20aにより回収するものである。なお、この実
施例では、ドラム状の感光体を用いたが、たとえばベル
ト状または板状のものを用いてもよい。
【0012】感光体12の上方には、帯電器(帯電手
段)14が設けられ、この帯電器14は、グリッド電極
(図示せず)を有するスコロトロン型の帯電器である。
そして、ツェナーダイオード(電位設定手段)16によ
り帯電電位が規定される帯電器14によって、感光体1
2の表面は所定電位(第1電位)に帯電される。第1電
位(たとえば+800V)に帯電された感光体12に
は、露光器18で形成された光像が、図示しないミラー
などを介して、入射されて、感光体12上に画像データ
(原稿)に応じた静電潜像が形成される。
【0013】また、感光体12の右側には、現像手段と
しての現像器20が設けられ、この現像器20は、感光
体12の表面に回転可能に接触して、感光体12に対し
トナーを供給する現像ローラ20aを含む。また、この
現像ローラ20aに関連して、たとえば非磁性一成分の
トナーを収容するトナーホッパ20bが設けられ、この
トナーホッパ20b内の供給ローラ20cによって、現
像ローラ20aにトナーが供給される。さらに、トナー
ホッパ20b内には、現像ローラ20aの表面に接触し
て現像ローラ20aに担持されたトナーを薄層化すると
ともに、トナーを摩擦帯電する現像ブレード20dが設
けられる。なお、この実施例では、現像ローラ20aに
は、極性の異なるバイアス電圧(たとえば+400V,
−150V)が選択的に印加され、供給ローラ20cに
は、帯電極性と同極性のバイアス電圧(たとえば+60
0V)が印加される。
【0014】さらに、感光体12の下方には、転写手段
としての転写ローラ22が配置され、この転写ローラ2
2は、給紙装置(図示せず)によって搬送された紙など
の転写材24に感光体12上のトナー像を静電吸着させ
る。つまり、転写ローラ22には、感光体12の帯電極
性と逆極性(この実施例では負極)のバイアス電圧が、
感光体12上のトナー像(画像領域)に対応して印加さ
れて、感光体12上のトナー像は電気的に転写材24に
転写される。また、感光体12の左側には、導電性部材
からなる除電ローラ26が設けられ、この除電ローラ2
6に帯電極性と同極性のバイアス電圧を印加することに
よって、転写後の感光体12上の残留電位は除去され
る。
【0015】このような画像形成装置10において、周
知の電子写真プロセスが営まれるが、図1実施例では、
図2のタイミング図に示すように、転写ローラ22およ
び除電ローラ26のように、現像ローラ20aに変位し
た後の感光体12の表面に接触するプロセス部材(接触
部材)に対し、感光体12の帯電極性と同極性(この実
施例では正極性)であり、絶対値が、第1電位(+80
0V)の絶対値よりも大きい電圧を印加して、接触部材
と感光体12との間の電位差によって、接触部材に付着
したトナーを電気的に感光体12側へ変位させるように
している。なお、図2からもわかるように、静電潜像が
形成される感光体12上の画像領域に対応して、転写ロ
ーラ22に対し、感光体12の帯電極性と逆極性(この
実施例では負極)のバイアス電圧を印加する必要がある
ため、転写ローラ22に正極の電圧を印加する期間は、
画像領域を除いた非画像領域に限定される。
【0016】つまり、露光により形成された静電潜像を
反転現像すると同時に、転写後の感光体12上に残留し
たトナーを回収することによって、トナーの無駄を省略
するようにした画像形成装置では、現像器20(トナー
ホッパ20b)内に、帯電量の低いトナー,未帯電トナ
ー,本来の帯電極性と逆極性に帯電するトナーが経時的
に増加して、回収能力が低下するという問題がある。し
たがって、感光体12上には、残留トナーが増加し、そ
のトナーが転写ローラ22や除電ローラ26に付着し
て、種々(帯電不良,露光不良等)の問題を招来してい
た。
【0017】図3のフロー図を参照して、上述の動作に
ついて説明する。図3のステップS1において、感光体
12を駆動し、帯電器14および除電ローラ26をオン
するとともに、ステップS3において、現像ローラ20
aにたとえば−150Vの電圧を印加する。すなわち、
感光体12の非画像領域に対応して、現像ローラ20a
には、感光体12の帯電極性と逆極性の電圧が一時的に
印加されて、感光体12に余分なトナーが付着して黒べ
た画像が形成されるのが防止される。次のステップS5
では、転写ローラ22に感光体12の帯電極性と同極性
であり第1電位よりも絶対値の大きい電圧(たとえば+
900V)を印加する。そして、ステップS7におい
て、帯電器14を能動化してから所定期間が経過したか
どうかを判断し、そこにおいて“YES”が判断される
と、ステップS9に進み、現像ローラ20aにたとえば
+400Vの電圧を印加し、転写ローラ22にたとえば
−1000Vの電圧を印加する。すなわち、ステップS
7において、帯電がなされた領域つまり画像領域が露光
器18に変位したかどうかが判断され、変位したと判断
されると、ステップS9で現像ローラ20aおよび転写
ローラ22が能動化される。
【0018】そして、続くステップS11において、露
光器18をオンし、感光体12上に静電潜像を形成する
とともに、ステップS13で、露光器18を能動化して
から所定期間が経過したかどうかを判断して、所定期間
が経過したときすなわち形成すべき1ページ分に相当す
る画像データの露光が終了すると、ステップS15に進
んで、露光器18を不能化する。そして、次のステップ
S17において、再び、転写ローラ22に正極の電圧
(たとえば+900V)を印加する。ステップS19で
は、プリントリクエストがあったかどうかが判断され、
そこにおいて“YES”が判断されるすなわち形成すべ
き別ページの画像データがある場合には、ステップS7
に戻って、上述の電子写真プロセスを繰り返し実施する
が、ステップS19において“NO”が判断されると、
ステップS21に進んで、帯電器16,現像器20,除
電ローラ26を不能化するとともに、ステップS23で
感光体12を停止して、全ての動作を終了する。
【0019】次に、図4を参照して、転写ローラ22お
よび除電ローラ26に付着したトナーが、感光体12に
変位し、現像ローラ20aによって回収されるまでの動
作について説明する。なお、図4において、●は正帯電
トナーを示す。転写ローラ22と感光体12との接触位
置において、感光体12の表面電位は0Vの未帯電領域
と+800Vの非画像領域とが存在し、上述の如く、転
写ローラ22に対し、帯電極性と同極性であり感光体1
2表面電位よりも大きい電圧を印加することによって、
転写ローラ22上のトナーは感光体12に電気的に変位
する。同様に、除電ローラ26と感光体12との接触位
置において、感光体12の表面電位は、0Vの未帯電領
域と+150V〜+800Vの領域が存在し、除電ロー
ラ26上のトナーは、正極の電圧(たとえば+950
V)によって、感光体12に変位する。
【0020】感光体12との電位差によって感光体12
側に変位したトナーは、感光体12の回転方向において
下流に設けられた帯電器14により感光体12とともに
再帯電され、帯電電位は+800V上まで引き上げられ
る。そして、感光体12上のトナーは、+400Vの電
圧が印加される現像ローラ20aに電位的に吸引され
て、トナーホッパ20bに収容される。なお、回収され
たトナーは、電位的に供給ローラ20c側に変位するこ
ともない。
【0021】このように、図1実施例によれば、接触部
材(転写ローラ22および除電ローラ26)に付着して
いるトナーを感光体12に変位させ、現像ローラ20a
で回収することができるので、接触部材の清掃不良によ
る画像劣化,転写材24の汚れなどの問題は解消され
る。図5は、この発明の他の実施例のタイミング図であ
る。すなわち、図5実施例は、図1実施例とタイミング
図のみ異なり、部品構成は同一である。したがって、以
下の説明において、図1実施例と同一または類似の部分
に同一または類似の参照符号を用い、図5実施例の構成
に関する詳細な説明は省略する。
【0022】すなわち、この実施例では、図5に示すよ
うに、感光体12表面を2段階に帯電し、電位設定手段
としてのツェナーダイオード16を制御して、静電潜像
が形成される感光体12の画像領域を、その帯電極性と
同極性の第1電位(たとえば+800V)に帯電し、画
像領域を除いた非画像領域を、帯電極性と同極性であり
絶対値が当該第1電位の絶対値よりも小さい第2電位
(たとえば+150V)に帯電するようにしている。し
たがって、接触部材(転写ローラ22および除電ローラ
26)との間の電位差を拡大して、接触部材に付着した
トナーをより効率よく除去することができる。しかも、
接触部材に印加する電圧の電位をより小さい値に設定す
ることもできる。
【0023】図6は、この発明の別の実施例のタイミン
グ図である。すなわち、図6実施例は、図1および図5
実施例とタイミング図のみ異なり、部品構成は同一であ
る。したがって、図5実施例と同様、以下の説明におい
て、図1実施例と同一または類似の部分に同一または類
似の参照符号を用い、図6実施例の構成に関する詳細な
説明は省略する。
【0024】すなわち、図6実施例では、露光器18を
強制的に能動化し、画像領域のみならず、感光体12の
非画像領域も露光して、非画像領域の表面電位を減衰さ
せるようにしている。したがって、図5実施例と同様、
感光体12と接触部材(転写ローラ22および除電ロー
ラ26)との間の電位差を拡大して、接触部材に付着し
たトナーをより効率よく除去することができ、しかも、
接触部材に印加する電圧の電位をより小さい値に設定し
て、接触部材に接触した後の感光体12表面電位が著し
く上昇したことによって感光体12上に放電破壊(ピン
ホール)が発生するのを防止することができる。
【0025】図7は、図6実施例の動作の一部を示すフ
ロー図を示す。図7のステップS1において、感光体1
2を駆動し、帯電器14,露光器18および除電ローラ
26をオンするとともに、ステップS3において、現像
ローラ20aにたとえば−150Vの電圧を印加する。
このとき、感光体12の非画像領域の表面電位は、たと
えば+150Vに減衰する。すなわち、非画像領域の表
面電位が第2電位に設定される。次のステップS5で
は、転写ローラ22に感光体12の帯電極性と同極性の
電圧(たとえば+600V)を印加する。そして、ステ
ップS7において、帯電器14を能動化してから所定期
間が経過したかどうかを判断し、そこにおいて“YE
S”が判断されると、ステップS9に進み、現像ローラ
20aにたとえば+400Vの電圧を印加し、転写ロー
ラ22にたとえば−1000Vの電圧を印加する。すな
わち、ステップS7において、帯電がなされた領域つま
り画像領域が露光器18に変位したかどうかが判断さ
れ、変位したと判断されると、ステップS9で現像ロー
ラ20aおよび転写ローラ22は能動化される。
【0026】そして、続くステップS11において、露
光器18を能動化してから所定期間が経過したかどうか
を判断して、所定期間が経過したときすなわち形成すべ
き1ページ分に相当する画像データの露光が終了する
と、ステップS13に進んで、現像ローラ20aに−1
50Vの電圧を印加し、転写ローラ22に正極の電圧
(+600V)を印加する。ステップS15では、プリ
ントリクエストがあったかどうかが判断され、そこにお
いて“YES”が判断されるすなわち形成すべき別ペー
ジの画像データがある場合には、ステップS7に戻っ
て、上述の電子写真プロセスを繰り返し行うが、ステッ
プS15において“NO”が判断されると、ステップS
17に進んで、帯電器16,露光器18,現像器20お
よび除電ローラ26を不能化するとともに、ステップS
19で感光体12を停止して、全ての動作を終了する。
【0027】次に、図8を参照して、転写ローラ22お
よび除電ローラ26に付着しているトナーが、感光体1
2に変位し、現像ローラ20aによって回収されるまで
の動作について説明する。なお、図8において、●は正
帯電トナーを示す。転写ローラ22と感光体12との接
触位置において、感光体12の表面電位は0Vの未帯電
領域と+150Vの非画像領域とが存在し、上述の如
く、転写ローラ22に対し、帯電極性と同極性であり感
光体12表面電位よりも大きい電圧(+600V)を印
加することによって、転写ローラ22上のトナーは感光
体12に電気的に変位する。同様に、除電ローラ26と
感光体12との接触位置において、感光体12の表面電
位は、0Vの未帯電領域と+150V前後の領域が存在
し、除電ローラ26上のトナーは、正極の電圧(たとえ
ば+700V)によって、感光体12に変位する。感光
体12との電位差によって感光体12側に変位したトナ
ーは、感光体12の回転方向において下流に設けられた
帯電器14により感光体12とともに再帯電され、帯電
電位は+800V上まで引き上げられる。そして、感光
体12上のトナーは、−150Vの電圧が印加される現
像ローラ20aに電位的に吸引されて、トナーホッパ2
0bに収容される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例のタイミング図である。
【図3】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図4】図1実施例において接触部材上のトナーが現像
ローラによって回収される状態を示す説明図ある。
【図5】他の実施例のタイミング図である。
【図6】別の実施例のタイミング図である。
【図7】図6実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図8】図6実施例において接触部材上のトナーが現像
ローラによって回収される状態を示す説明図ある。
【符号の説明】
10 …画像形成装置 12 …感光体 14 …帯電器 18 …露光器 20 …現像器 20a …現像ローラ 22 …転写ローラ 26 …除電ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に静電潜像を形成する感光体、 前記表面を第1電位に帯電する第1の帯電手段、 前記第1電位に帯電された前記表面を露光して前記静電
    潜像を形成する露光手段、 前記表面の帯電極性と同極性の現像バイアス電圧を受け
    て前記静電潜像を現像剤像に顕像化する現像手段、およ
    び前記帯電極性と逆極性の転写バイアス電圧を受けて前
    記現像剤像を転写材に転写する転写手段を少なくとも含
    み、前記現像手段に変位した後の前記表面に接触する接
    触部材を備える画像形成装置において、 前記接触部材に対し前記帯電極性と同極性であり絶対値
    が前記第1電位の絶対値よりも大きい電圧を印加する第
    1の印加手段を備えることを特徴とする、画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】前記感光体の前記表面を、前記帯電極性と
    同極性であり絶対値が前記第1電位の絶対値よりも小さ
    い第2電位に設定する電位設定手段をさらに備えること
    を特徴とする、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記静電潜像が形成される前記表面の画像
    領域を前記第1の帯電手段で前記第1電位に帯電し、前
    記画像領域を除いた非画像領域の表面電位を前記電位設
    定手段で前記第2電位に設定する、請求項2記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】前記電位設定手段は、前記感光体の表面を
    前記第2電位に帯電する第2の帯電手段を含む、請求項
    2または3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記電位設定手段は、前記感光体の前記表
    面の電位を減衰する減衰手段を含む、請求項2または3
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記減衰手段は前記露光手段を強制的に能
    動化する能動化手段を含む、請求項5記載の画像形成装
    置。
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JP (1) JPH11133823A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019012233A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 ブラザー工業株式会社 画像形成装置及び制御方法
CN110228283A (zh) * 2019-07-18 2019-09-13 清华大学 转印装置及其制造方法

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