JP2001012527A - 張力調整ダンパ - Google Patents

張力調整ダンパ

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JP2001012527A
JP2001012527A JP11188356A JP18835699A JP2001012527A JP 2001012527 A JP2001012527 A JP 2001012527A JP 11188356 A JP11188356 A JP 11188356A JP 18835699 A JP18835699 A JP 18835699A JP 2001012527 A JP2001012527 A JP 2001012527A
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Manabu Nakahara
学 中原
Hidenori Katayama
秀則 片山
Kozo Fukao
康三 深尾
Hayao Aoyanagi
隼夫 青柳
Hidetoshi Hayashida
英俊 林田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いたずらなコストの上昇化を招来せずして、
ケーブル架構で、たとえば、ケーブルドームなどを構築
する場合の利用に最適とする。 【解決手段】 柱Pなどの固定側に連繋されるシリンダ
体1と、このシリンダ体1内に先端側が出没可能に挿通
されるロッド体2と、このロッド体2の中間軸部に連設
されてシリンダ体1内に摺動可能に収装されるピストン
3とを有し、このピストン3によってシリンダ体1内に
区画される同一断面積の伸び側油室R1および縮み側油
室R2が外部に配在の減衰バルブVを介して相互に連通
されると共に外部に配在のアキュムレータAに連通さ
れ、ロッド体2の先端部にシリンダ体1内で摺動する第
二ピストン4が連設されると共にこの第二ピストン4に
よってシリンダ体1内に圧力室Rが区画され、この圧力
室Rが上記のアキュムレータAに連通され、かつ、シリ
ンダ体1の外部に突出するロッド体2の基端に緊張体た
るケーブルC1が連繋される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ケーブル架構に
おいて、緊張体たるケーブルにおける張力変動を抑制す
る張力調整ダンパの改良に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】ケーブル架構で、たとえば、
ケーブルドームを構築する場合には、輪状に整列されて
立設された多数本の柱によって、この多数本の柱の言わ
ば内周側に配在される輪状に形成のテンションケーブル
を吊持するとしている。
【0003】このとき、テンションケーブルは、固定側
となる各柱の上端から延在される吊りケーブルと、この
吊りケーブルといわゆる対になるように各柱の下方側か
ら延在される押えケーブルとに連繋されるとしている。
【0004】そして、このとき、図6に示すように、各
柱Pと吊りケーブルC1および押えケーブルC2との間
には、張力調整ダンパDを有していて、この張力調整ダ
ンパDにおける収縮力で各ケーブルC1,C2を常時緊
張するとしている。ちなみに、図中の符号Tcは、テン
ションケーブルを示す。
【0005】一方、この張力調整ダンパDは、たとえ
ば、特開平10−317731号の公報に開示するとこ
ろでは、図7に示すように、片ロッド型に設定されてい
て、アキュムレータAによるエアばね力で収縮傾向にな
って各ケーブルC1,C2を緊張する一方で、伸長作動
時には、伸び側の油室たる圧力室Rの油が減衰バルブV
を介してアキュムレータAに流入するように設定されて
いる。
【0006】それゆえ、この張力調整ダンパDは、収縮
作動時にはエネルギー吸収をなし得ないから、この収縮
作動時に各ケーブルC1,C2において発現されること
がある急激な張力変動を抑制し得ないことになる。
【0007】その結果、上記の張力調整ダンパDを利用
するケーブル架構においては、各ケーブルC1,C2を
言わば太目に設定しなければならなくなり、したがっ
て、屋根荷重が増大されることになり、その分柱Pを言
わば頑丈に形成することが要請されて、ケーブル架構に
よるケーブルドームなどの構築をコスト高にする不具合
がある。
【0008】この発明は、上記した事情を鑑みて創案さ
れたもので、その目的とするところは、いたずらなコス
トの上昇化を招来せずして、ケーブル架構で、たとえ
ば、ケーブルドームなどを構築する場合の利用に最適と
なる張力調整ダンパを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、この発明による張力調整ダンパの構成を、第一
の手段では、柱などの固定側に連繋されるシリンダ体
と、このシリンダ体内に先端側が出没可能に挿通される
ロッド体と、このロッド体の中間軸部に連設されてシリ
ンダ体内に摺動可能に収装されるピストンとを有し、こ
のピストンによってシリンダ体内に区画される同一断面
積の伸び側油室および縮み側油室が外部に配在の減衰バ
ルブを介して相互に連通されると共に外部に配在のアキ
ュムレータに連通され、ロッド体の先端部にシリンダ体
内で摺動する第二ピストンが連設されると共にこの第二
ピストンによってシリンダ体内に圧力室が区画され、こ
の圧力室が上記のアキュムレータに連通され、かつ、シ
リンダ体の外部に突出するロッド体の基端に緊張体が連
繋されてなるとする。
【0010】そして、第二の手段では、柱などの固定側
に連繋されるシリンダ体と、このシリンダ体内に先端側
が出没可能に挿通されるロッド体と、このロッド体の中
間軸部に連設されてシリンダ体内に摺動可能に収装され
るピストンとを有し、このピストンによってシリンダ体
内に区画される同一断面積の伸び側油室および縮み側油
室が外部に配在の減衰バルブを介して相互に連通される
と共に外部に配在のアキュムレータに連通され、ロッド
体の先端部にシリンダ体内で摺動する第二ピストンが連
設されると共にこの第二ピストンによってシリンダ体内
に圧力室が区画され、この圧力室が上記のアキュムレー
タに連通される一方で、シリンダ体の外部に突出するロ
ッド体の基端部内に摺動可能に収装されてサブ圧力室を
区画するサブピストンと、このサブピストンに先端が連
設されて基端がロッド体の外部に突出するサブロッド体
とを有し、サブ圧力室が外部に配在のサブアキュムレー
タに連通され、かつ、サブロッド体の基端に緊張体が連
繋されてなるとする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図示した実施の形態に基
づいて、この発明を説明するが、図1に示す実施の形態
による張力調整ダンパD1は、緊張体たる吊りケーブル
C1(図6参照)における張力変動を抑制するものとし
て利用される。
【0012】すなわち、まず、図1に示す張力調整ダン
パD1は、柱P(図6参照)などの固定側に連繋される
シリンダ体1と、緊張体たる吊りケーブルC1に連繋さ
れながら、シリンダ体1内に先端側が出没可能に挿通さ
れるロッド体2と、このロッド体2の中間軸部に連設さ
れてシリンダ体1内に摺動可能に収装されるピストン3
とを有してなる。
【0013】そして、ピストン3によってシリンダ体1
内に区画される同一断面積の伸び側油室R1および縮み
側油室R2が外部に配在の減衰バルブVを介して相互に
連通されると共に、外部に配在のアキュムレータAに連
通されてなるとしている。
【0014】それゆえ、この張力調整ダンパD1にあっ
ては、ロッド体2がシリンダ体1に対して出没するその
伸縮時には、伸び側油室R1と縮み側油室R2との間で
油が往復することになり、このとき油が必ず減衰バルブ
Vを通過することから、所定の減衰作用、すなわち、エ
ネルギー吸収が伸び縮みのいずれの方向でも必ず実現さ
れることになる。
【0015】また、油温変化があって伸び側油室R1お
よび縮み側油室R2における体積が変化するときに、こ
の変化分をアキュムレータAによって補償し得ることに
なる。
【0016】つぎに、この張力調整ダンパD1は、ロッ
ド体2の図中で右端部となる先端部にシリンダ体1内で
摺動する第二ピストン4が連設されると共に、この第二
ピストン4によってシリンダ体1内に圧力室Rが区画さ
れるとしている。
【0017】そして、この圧力室Rが上記のアキュムレ
ータAに連通され、かつ、シリンダ体1の外部に突出す
るロッド体2の図中で左端となる基端に緊張体たる吊り
ケーブルC1が連繋されるとしている。
【0018】ちなみに、圧力室Rの断面積は、図示する
実施の形態では、伸び側油室R1および縮み側油室R2
の断面積と同一となるように設定されているが、この圧
力室Rの機能するところからすれば、伸び側油室R1お
よび縮み側油室R2の断面積と異なるように設定されて
も良い。
【0019】それゆえ、この張力調整ダンパD1にあっ
ては、圧力室RがアキュムレータAによって常に膨張す
る傾向におかれる、すなわち、アキュムレータAのエア
ばね力でロッド体2がシリンダ体1内に没入する収縮傾
向におかれることになり、ロッド体2の基端に連繋の吊
りケーブルC1を常に緊張することになる。
【0020】また、吊りケーブルC1に外力が作用し
て、ロッド体2がシリンダ体1内から抜け出る伸長作動
時には、圧力室Rが収縮されて油がアキュムレータAに
流入されるようになり、したがって、アキュムレータA
によるエネルギー吸収も実現されることになる。
【0021】上記した張力調整ダンパD1は、これを柱
Pに連繋するについては、図1に示す状態たるいわゆる
最収縮状態にあるままでシリンダ体1が柱Pに連繋し、
爾後にロッド体2の基端に吊りケーブルC1を連繋し
て、図2に示すように、ロッド体2をシリンダ体1内か
ら引き出して中程度伸長した状態にする。
【0022】その結果、このいわゆる取付状態から、た
とえば、吊りケーブルC1に作用する外力が増大する場
合には、この吊りケーブルC1を連繋させるロッド体2
がシリンダ体1内から抜け出るようになり、このとき、
収縮する伸び側油室R1から流出する油が減衰バルブV
を介して縮み側油室R2に流入すると共に、圧力室Rが
収縮されてこの圧力室Rからの油がアキュムレータAに
流入することになる。
【0023】したがって、油が減衰バルブVを通過する
ことによる減衰作用と、油がアキュムレータAに流入す
ることによるガスばね効果で、所定のエネルギー吸収が
具現化されることになる。
【0024】そして、吊りケーブルC1に作用する外力
が減少する場合には、アキュムレータAによるエアばね
力で圧力室Rが膨張することになり、このとき、縮み側
油室R2からの油が減衰バルブVを介して伸び側油室R
1に流入することになる。
【0025】それゆえ、アキュムレータAによるエアば
ね力で吊りケーブルC1における弛みが阻止される一方
で、油が減衰バルブVを通過することによる減衰作用
で、所定のエネルギー吸収が具現化され、特に、吊りケ
ーブルC1が緩むことによる大きい張力変動を効果的に
抑制し得ることになる。
【0026】つぎに、図4に示す実施の形態の張力調整
ダンパD2は、緊張体たる押えケーブルC2(図6参
照)における張力変動を抑制するものとして利用され
る。
【0027】すなわち、前記した張力調整ダンパD1
は、テンションケーブルTcを吊り上げるように機能す
る吊りケーブルC1における張力変動を抑制するが、こ
の張力調整ダンパD2は、吊りケーブルC1と対になり
テンションケーブルTcを下方から押えるように機能す
る押えケーブルC2における張力変動を抑制するもので
ある。
【0028】それゆえ、この張力調整ダンパD2は、基
本的には、前記した図1に示す張力調整ダンパD1と同
様に構成されているもので、柱Pなどの固定側に連繋さ
れるシリンダ体1と、このシリンダ体1内に先端側が出
没可能に挿通されるロッド体2と、このロッド体2の中
間軸部に連設されてシリンダ体1内に摺動可能に収装さ
れるピストン3とを有し、このピストン3によってシリ
ンダ体1内に区画される同一断面積の伸び側油室R1お
よび縮み側油室R2が外部に配在の減衰バルブVを介し
て相互に連通されると共に外部に配在のアキュムレータ
Aに連通され、ロッド体2の先端部にシリンダ体1内で
摺動する第二ピストン4が連設されると共にこの第二ピ
ストン4によってシリンダ体1内に圧力室Rが区画さ
れ、この圧力室Rが上記のアキュムレータAに連通され
るとしている。
【0029】そして、この張力調整ダンパD2は、上記
の構成に加えて、シリンダ体1の外部に突出するロッド
体2の図中で左端部となる基端部内に摺動可能に収装さ
れてサブ圧力室R3を区画するサブピストン5と、この
サブピストン5に先端が連設されて図中で左端となる基
端がロッド体2の外部に突出するサブロッド体6とを有
し、サブ圧力室R3が外部に配在のサブアキュムレータ
A1に連通され、かつ、サブロッド体6の図中で左端と
なる基端に緊張体たる押えケーブルC2が連繋されると
している。
【0030】このとき、サブ圧力室R3における断面積
は、前記した圧力室Rにおける断面積より小さくなるよ
うに設定されているのはもちろんであり、また、サブア
キュムレータA1における封入ガス圧は、前記したアキ
ュムレータAにおける封入ガス圧よる推力が小さくなる
ように設定されている。
【0031】それゆえ、この実施の形態による張力調整
ダンパD2にあっては、いわゆる伸長作動時には、ま
ず、サブロッド体6がロッド体2内から抜け出るように
なり、サブロッド体6が、図5に示すように、それ以上
ロッド体2内から抜け出られなくなると、同じく図5に
示すように、ロッド体2がシリンダ体1内から抜け出る
ようになる。
【0032】また、この張力調整ダンパD2にあって
は、伸長状態から収縮する場合には、ロッド体2がシリ
ンダ体1内に没入するようになり、ロッド体2がそれ以
上没入し得なくなると、サブロッド体6がロッド体2内
に没入するようになる。
【0033】したがって、前記した図1に示す張力調整
ダンパD1では、収縮作動時にロッド体2がシリンダ体
1内に没入し終わった後は、この張力調整ダンパD1が
さらに収縮することはないが、この図4に示す張力調整
ダンパD2では、ロッド体2がシリンダ体1内に没入し
終わった後のさらなる収縮作動が可能になる。
【0034】そして、この張力調整ダンパD2にあって
は、これを柱Pに連繋するについては、前記した図1に
示す張力調整ダンパD1と同様にするが、サブロッド体
6の基端に押えケーブルC2を連繋するときには、図5
に示すように、サブロッド体6をロッド体2内から引き
出して最伸長状態にした上で、なおかつ、ロッド体2を
シリンダ体1内から引き出して中程度伸長した状態にす
る。
【0035】その結果、このいわゆる取付状態から、た
とえば、押えケーブルC2に作用する外力が増大する場
合には、この押えケーブルC2がサブロッド体6および
サブピストン5を介して連繋するロッド体2がシリンダ
体1内から抜け出るようになり、このとき、収縮する伸
び側油室R1から流出する油が減衰バルブVを介して縮
み側油室R2に流入すると共に、圧力室Rが収縮されて
この圧力室Rからの油がアキュムレータAに流入するこ
とになる。
【0036】したがって、油が減衰バルブVを通過する
ことによる減衰作用と、油がアキュムレータAに流入す
ることによるガスばね効果で、所定のエネルギー吸収が
具現化されることになる。
【0037】そして、押えケーブルC2に作用する外力
が減少する場合には、ロッド体2がシリンダ体1内に没
入するようになり、このとき、収縮する縮み側油室R2
から流出する油が減衰バルブVを介して伸び側油室R1
に流入すると共に、圧力室Rが膨張してアキュムレータ
Aからの油が圧力室Rに流入することになる。
【0038】したがって、油が減衰バルブVを通過する
ことによる減衰作用で所定のエネルギー吸収が具現化さ
れる一方で、アキュムレータAによるエアばね力で押え
ケーブルC2にいわゆる弛みが発生するのを阻止するこ
とになる。
【0039】そして、ロッド体2がシリンダ体1内に没
入し終わった後さらに押えケーブルC2が弛むような場
合には、サブロッド体5がロッド体2内に没入するよう
になり、サブアキュムレータA1によるエアばね力で押
えケーブルC2における張力変動を抑制することにな
る。
【0040】それゆえ、この図4に示す張力調整ダンパ
D2は、前記した図1に示す張力調整ダンパD1といわ
ゆる対とされてテンションケーブルTcを緊張するのに
最適となる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明にあっては、伸
縮作動時に油が必ず減衰バルブを通過するから、ケーブ
ルからなる緊張体における張力変動を効果的に抑制し得
ることになり、それゆえ、たとえば、ケーブル架構でケ
ーブルドームなどを構築する場合に、緊張体を言わば太
目に設定する必要がなく、したがって、屋根荷重を増大
させたり、柱を頑丈に形成することが要請されずして、
コストの低廉化を可能にすることになる。
【0042】そして、シリンダ体の外部に突出するロッ
ド体の基端部内に摺動可能に収装されてサブ圧力室を区
画するサブピストンと、このサブピストンに先端が連設
されて基端がロッド体の外部に突出するサブロッド体と
を有し、サブ圧力室が外部に配在のサブアキュムレータ
に連通され、かつ、サブロッド体の基端に緊張体が連繋
されてなるとする場合には、その収縮作動時に、ロッド
体がシリンダ体内に没入し終わった後さらに緊張体が弛
むような場合にもサブロッド体がロッド体内に没入する
ようになり、サブアキュムレータによるエアばね力で緊
張体における張力変動を抑制し得ることになる。
【0043】その結果、この発明によれば、いたずらな
コストの上昇化を招来せずして、ケーブル架構で、たと
えば、ケーブルドームなどを構築する場合の利用に最適
となり、その汎用性の向上を期待し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態による張力調整ダンパ
を原理的に示す図である。
【図2】図1の張力調整ダンパが中程度伸長した状態を
図1と同様に示す図である。
【図3】図1の張力調整ダンパが最伸長した状態を図1
と同様に示す図である。
【図4】他の実施の形態による張力調整ダンパを図1と
同様に示す図である。
【図5】図4の張力調整ダンパが僅かに伸長した状態を
示す部分図である。
【図6】ケーブル架構の一例を原理的に示す部分図であ
る。
【図7】図6に示す従来例としての張力調整ダンパを原
理的に示す図である。
【符号の説明】
1 シリンダ体 2 ロッド体 3 ピストン 4 第二ピストン 5 サブピストン 6 サブロッド体 A アキュムレータ A1 サブアキュムレータ C チェック弁 C1 緊張体たる吊りケーブル C2 緊張体たる押えケーブル D1,D2 張力調整ダンパ R 圧力室 R1 伸び側油室 R2 縮み側油室 R3 サブ圧力室 Tc テンションケーブル V 減衰バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中原 学 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿 易センタービル カヤバ工業株式会社内 (72)発明者 片山 秀則 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿 易センタービル カヤバ工業株式会社内 (72)発明者 深尾 康三 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 青柳 隼夫 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 林田 英俊 千葉県印西市大塚一丁目5番地1 株式会 社竹中工務店技術研究所内 Fターム(参考) 3J069 AA57 AA58 EE10 EE32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱などの固定側に連繋されるシリンダ体
    と、このシリンダ体内に先端側が出没可能に挿通される
    ロッド体と、このロッド体の中間軸部に連設されてシリ
    ンダ体内に摺動可能に収装されるピストンとを有し、こ
    のピストンによってシリンダ体内に区画される同一断面
    積の伸び側油室および縮み側油室が外部に配在の減衰バ
    ルブを介して相互に連通されると共に外部に配在のアキ
    ュムレータに連通され、ロッド体の先端部にシリンダ体
    内で摺動する第二ピストンが連設されると共にこの第二
    ピストンによってシリンダ体内に圧力室が区画され、こ
    の圧力室が上記のアキュムレータに連通され、かつ、シ
    リンダ体の外部に突出するロッド体の基端に緊張体が連
    繋されてなることを特徴とする張力調整ダンパ
  2. 【請求項2】 柱などの固定側に連繋されるシリンダ体
    と、このシリンダ体内に先端側が出没可能に挿通される
    ロッド体と、このロッド体の中間軸部に連設されてシリ
    ンダ体内に摺動可能に収装されるピストンとを有し、こ
    のピストンによってシリンダ体内に区画される同一断面
    積の伸び側油室および縮み側油室が外部に配在の減衰バ
    ルブを介して相互に連通されると共に外部に配在のアキ
    ュムレータに連通され、ロッド体の先端部にシリンダ体
    内で摺動する第二ピストンが連設されると共にこの第二
    ピストンによってシリンダ体内に圧力室が区画され、こ
    の圧力室が上記のアキュムレータに連通される一方で、
    シリンダ体の外部に突出するロッド体の基端部内に摺動
    可能に収装されてサブ圧力室を区画するサブピストン
    と、このサブピストンに先端が連設されて基端がロッド
    体の外部に突出するサブロッド体とを有し、サブ圧力室
    が外部に配在のサブアキュムレータに連通され、かつ、
    サブロッド体の基端に緊張体が連繋されてなることを特
    徴とする張力調整ダンパ
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