JP2006194328A - 減衰力調整式ショックアブソーバ及びその減衰力調整ユニット - Google Patents

減衰力調整式ショックアブソーバ及びその減衰力調整ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2006194328A
JP2006194328A JP2005005635A JP2005005635A JP2006194328A JP 2006194328 A JP2006194328 A JP 2006194328A JP 2005005635 A JP2005005635 A JP 2005005635A JP 2005005635 A JP2005005635 A JP 2005005635A JP 2006194328 A JP2006194328 A JP 2006194328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damping force
oil
chamber
bulkhead
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005005635A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Hanasato
功 花里
Nobuhiro Murata
信博 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ENDLESS ADVANCE KK
Original Assignee
ENDLESS ADVANCE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ENDLESS ADVANCE KK filed Critical ENDLESS ADVANCE KK
Priority to JP2005005635A priority Critical patent/JP2006194328A/ja
Publication of JP2006194328A publication Critical patent/JP2006194328A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

【課題】 縮み時と伸び時の減衰力を独立して調整できる機構を備えたショックアブソーバにおいて、簡易で製造容易な構造を提供する。
【解決手段】 円筒状のシェルケース30、ピストンロッド21、ピストンバルブ20、バルクヘッド11と、フリーピストン14とを有する減衰力調整式ショックアブソーバにおいて、ベース蓋13に固定され貫通してフリーピストン12を摺動自在に貫通し、バルクヘッド11と連結される結合ロッド14を有し、ベース蓋13、結合ロッド14、フリーピストン12及びバルクヘッド11からなる減衰力調整ユニット10がシェルケース30に対して着脱自在である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車等のサスペンションを構成するショックアブソーバに関し、特に減衰力調整式のショックアブソーバに関する。、
従来、この種のショックアブソーバとしてはモノチューブ式のものが知られている。図4〜図6は、減衰力調整式のショックアブソーバの一例を模式的に示した概略断面図である。
図4のショックアブソーバ101は、伸び側と縮み側の減衰力を同時には調整できるが独立して調整できないタイプの従来例である。ピストンシリンダとなる円筒状のシェルケース30内には、上から下へ、ピストンロッド室31、オイル室132及びガス室134の各空間が設けられている。矢印S11はピストンロッド21の動きを示し、矢印S12はフリーピストン112の動きを示す(以下の図面において同じ)。ピストンロッド室31内にて往復動を行うピストンロッド21の下端に設けられたピストンバルブ20がピストンロッド室31とオイル室132とを区画している。ピストンバルブ20は、ピストンロッド21の往復動に伴いシェルケース内面上を摺動する。ピストンバルブ20には、ピストンロッド室31とオイル室132との間でオイルを移動させるオイル通路20a、20bが形成されている。ピストンバルブ20が往復動する際に両室間でオイルが移動する際の抵抗により減衰力が発生する。図4の例では、減衰力を調整するために、例えばオイル通路20aを通過する流量をニードルバルブ23により外部の調整ダイヤル23を用いて調整できるが、この場合、伸び側と縮み側が同時に変化するので独立して減衰力を調整することはできない。尚、ピストンバルブ20とベース蓋113との間に設けられるフリーピストン112は、オイル室132とガス室134とを区画しかつシェルケース30の内面上を摺動自在である。
図5のショックアブソーバ102は、縮み時と伸び時の減衰力を独立して調整できるタイプの従来例の一つである(特許文献7)。図5の例では、シェルケース30内には、ピストンロッド室31と第一オイル室32とをピストンバルブ20により区画して設けている。さらに、別途設けたサブケースに第二オイル室33とガス室34とをフリーピストン112ににより区画して設けている。第一オイル室32と第二オイル室33とは、オイル移送管115により連通させている。ピストンバルブ20の構造は、一例として図4に示したものと同様でもよい。図5ではサブケースの入口に減衰力調整機構を設けており、これは縮み時と伸び時を独立して調整できる。すなわち、片方向バルブ111dは、縮み時にはオイル通路111dを閉止させ伸び時にはオイル通路111dを開通させる。一方、オイル通路111aにはニードルバルブ111bが設けられており、通過する流量を変化させることで減衰力を変化させることができる。ニードルバルブ111bは外部から調整可能である。
図6のショックアブソーバ103は、縮み時と伸び時の減衰力を独立して調整できるタイプの別の従来例である(特許文献1〜6)。ピストンシリンダとなる円筒状のシェルケース30内には、上から下へ、ピストンロッド室31、第一オイル室32、第2オイル室33及びガス室34の各空間が設けられている。ピストンロッド室31内にて往復動を行うピストンロッド21の下端に設けられたピストンバルブ20がピストンロッド室31と第一オイル室32とを区画している。ピストンバルブ20の構造及び機能は、図4に示したものと同様である。図6では、第一オイル室32と第二オイル室33とを区画するバルクヘッド111がシェルケース30の内面に固定された隔壁を構成している。バルクヘッド111に減衰力調整機構が設けられ、これは縮み時と伸び時を独立して調整できる。すなわち、片方向バルブ111cは、縮み時にはオイル通路111dを閉止させ伸び時にはオイル通路111dを開通させる。一方、オイル通路111aにはニードルバルブ111bが設けられており、通過する流量を変化させることができる。ニードルバルブ111bは外部から調整可能である。第二オイル室33とガス室34とはシェルケース内面上を摺動自在であるフリーピストン14により区画されている。
尚、図5及び図6の従来例において、バルクヘッド111と同様にピストンバルブ20にも片方向バルブを形成して縮み時と伸び時の減衰力を独立して調整できるようにしたものもある。
片方向バルブ及び減衰力調整のための具体的機構としては、極めて多種多様な構成が提示されている。
特開平6−94064号公報 特開平11−6538号公報 特開2000−154840号公報 特開2000−304083号公報 特開2002−174286号公報 特開2004−270715号公報 特開2004−332792号公報
従来の減衰力調整式のショックアブソーバには次のような問題点がある。
図4に示した従来例では、縮み時と伸び時の減衰力を独立して調整することができない(これを本明細書では「非独立型」の減衰力調整式ショックアブソーバと称することとする)。
図5に示した従来例では、縮み時と伸び時の減衰力を独立して調整できる(これを本明細書では「独立型」の減衰力調整式ショックアブソーバと称することとする)。しかしながら、サブケースを設ける必要があり大きな空間をとってしまう点で不利であると同時に、部品数及び工程数も多くなり製造コストが高くなる。
図6に示した従来例もまた、独立型の減衰力調整式ショックアブソーバであるが、円筒形のシェルケース内にオイル流量調整機構を備えた隔壁であるバルクヘッドを形成する必要があり、製造が困難である。
以上の現状に鑑み、本発明は、縮み時と伸び時の減衰力を独立して調整できる機構を備えたショックアブソーバにおいて、簡易で製造容易な構造を提供することを目的とする。さらに、既存の非独立型のショックアブソーバを、独立型のショックアブソーバに容易に転換できる減衰力調整ユニットを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく本発明は以下の構成を提供する。
(1)請求項1に記載の減衰力調整式ショックアブソーバは、円筒状のシェルケース(30)と、前記シェルケースの上蓋(22)を貫通してピストンロッド室(31)内にて往復動を行うピストンロッド(21)と、前記ピストンロッドの下端に設けられ前記ピストンロッド室と第一オイル室(32)とを区画しかつ前記ピストンロッドの往復動に伴い前記シェルケース内面上を摺動するピストンバルブ(20)と、前記ピストンバルブから下方に離間して配置され前記第一オイル室と第二オイル室とを区画すると共に縮み時と伸び時とで該第一オイル室と該第二オイル室との間を移動するオイル流量を異ならせるべくオイル通路を形成されているバルクヘッド(11)と、前記バルクヘッドと前記シェルケースのベース蓋(13)との間に設けられ前記第二オイル室とガス室とを区画しかつ前記シェルケース内面上を摺動自在であるフリーピストン(14)とを有する減衰力調整式ショックアブソーバにおいて、
前記ベース蓋に固定され該ベース蓋を貫通してさらに前記フリーピストンを摺動自在に貫通すると共に前記バルクヘッドと連結される結合ロッド(14)を有し、
前記ベース蓋(13)、前記結合ロッド(14)、前記フリーピストン(12)及び前記バルクヘッド(11)からなる減衰力調整ユニット(10)が前記シェルケース(30)に対して着脱自在であることを特徴とする。
(2)請求項2に記載の減衰力調整式ショックアブソーバは、請求項1において、前記バルクヘッド(11)に形成した前記オイル通路の流量を前記結合ロッドを介して調整する調整手段(15、16)を設けたことを特徴とする。
(3)請求項3に記載の減衰力調整式ショックアブソーバは、請求項1または2において、前記バルクヘッド(11)に形成した前記オイル通路が、縮み時において閉止され伸び時において開通する機構を具備することを特徴とする。
(4)請求項4に記載のショックアブソーバに取り付け可能な減衰力調整ユニットは、円筒状のシェルケース(30)と、前記シェルケースの上蓋(22)を貫通してピストンロッド室(31)内にて往復動を行うピストンロッド(21)と、前記ピストンロッドの下端に設けられ前記ピストンロッド室とオイル室とを区画しかつ前記ピストンロッドの往復動に伴い前記シェルケース内面上を摺動するピストンバルブ(20)とを有するショックアブソーバの既存のベース蓋を取り外して前記シェルケースに取り付け可能な減衰力調整ユニットにおいて、
前記既存のベース蓋と同形状の交換用ベース蓋と、
前記交換用ベース蓋に固定され該交換用ベース蓋を貫通する結合ロッドと、
前記結合ロッドを摺動自在に貫通させるフリーピストンと、
前記結合ロッドの先端に連結されるバルクヘッドとを有し、
前記バルクヘッドが前記オイル室を第一オイル室と第二オイル室に区画すると共に縮み時と伸び時とで該第一オイル室と該第二オイル室との間を移動するオイル流量を異ならせるべくオイル通路を形成されていることを特徴とする。
本発明の減衰力調整式ショックアブソーバにおいては、独立型の減衰力調整を可能とするべく縮み時と伸び時でオイル流量を変えることができるバルクヘッドと、フリーピストンと、ベース蓋とを結合ロッドに一体化させることにより減衰力調整ユニットを構成し、この減衰力調整ユニットは、シェルケースに対して着脱自在である。
従って、本発明の減衰力調整式ショックアブソーバの製造においては、先ず減衰力調整ユニットを組み立て、これをシェルケースに組み込めばよいので、従来のようにシェルケース内にバルクヘッドを形成する困難な工程が不要となる。減衰力調整ユニットをシェルケースに組み込む作業は、従来の蓋ベースをシェルケースに取り付ける作業と同じであるので容易である。
また、従来のサブケースを別に設ける減衰力調整式ショックアブソーバに比べてコンパクトに構成でき、空間効率がよい。
さらに、本発明の減衰力調整ユニットは、既存の非独立型の減衰力調整式ショックアブソーバに対し、その既存の蓋ベースを取り外してその替わりに取り付けることにより、独立型の減衰力調整式ショックアブソーバとして容易に転換することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明による独立型の減衰力調整式ショックアブソーバの一実施例を模式的に示した概略断面図である。尚、図4〜図6の従来例と同等の構成要素については同じ符号を用いている。
独立型の減衰力調整式ショックアブソーバ1は、ピストンシリンダである円筒状のシェルケース30を有する。シェルケース30内には、上から下へ、ピストンロッド室31、第一オイル室32、第二オイル室33及びガス室34の各空間が設けられている。ピストンロッド室31、第一オイル室32及び第二オイル室33はオイルで充填され、ガス室34には圧縮気体が充填されている。
ピストンロッド21は、シェルケース30の上蓋22を貫通してピストンロッド室31内にて往復動を行う(矢印S1)。ピストンロッド21の下端には、ピストンバルブ20設けられている。ピストンバルブ20は、ピストンロッド室31と第一オイル室32とを区画すると共に、ピストンロッド21の往復動に伴いシェルケース30の内面上を摺動する。
ピストンバルブ20には、ピストンロッド室31と第一オイル室32とを連通させるオイル通路が形成される。本発明においては、ピストンバルブ20に形成されるオイル通路は、減衰力調整機構のない一般的なオイル通路、または非独立型若しくは独立型の減衰力調整機構をもつオイル通路のいずれでもよい。独立型の減衰力調整機構を設ける場合は、例えば、片方向バルブと流量調整可能なオイル通路とを組み合わせて設けてもよい。図示の例では、伸び時の減衰力調整を外部から行えるように、ニードルバルブ23がピストンバルブ20の外部端からピストンバルブ20内を貫通してピストンバルブ20まで延在している。ピストンバルブ20の外部端にはニードルバルブ23の調整ダイヤル24が取り付けられている。
バルクヘッド11は、ピストンバルブ20から下方に離間して配置され、第一オイル室32と第二オイル室33とを区画する隔壁の役割を果たす。設置されたバルクヘッド11はシェルケース30に対して静止状態を維持する。バルクヘッド11には、第一オイル室32と第二オイル室33とを連通させるオイル通路が形成されている。本発明においては、バルクヘッド11に形成されるオイル通路は、独立型の減衰力調整機構をもつオイル通路とする。このオイル通路は、片方向バルブを含み、縮み時と伸び時とで第一オイル室32と第二オイル室33との間を移動するオイル流量を異ならせる流量調整機構を具備する。
フリーピストン14は、バルクヘッド11とシェルケース30のベース蓋13との間に設けられ、第二オイル室33とガス室34とを区画し、かつシェルケース30の内面上を摺動自在である(矢印S2)。
本発明の特徴は、バルクヘッド11と、フリーピストン12と、ベース蓋13とが結合ロッド14に取り付けられることにより一体化した減衰力調整ユニット10を構成することである。結合ロッド14は、ベース蓋13を貫通した状態でベース蓋13に適宜の締結具等により固定される。そして、結合ロッド14は、シェルケース30内で軸方向に沿って延在し、フリーピストン12を摺動自在の状態で貫通し、先端がバルクヘッド11と連結される。このようにして一体化された減衰力調整ユニット10は、例えば、ベース蓋13の外周に設けた取り付け螺子13aと、シェルケース30の下端内周に設けた取り付け螺子30aとを螺着することにより、シェルケース30に対して着脱自在である。
減衰力調整ユニット10は、バルクヘッド11に形成したオイル通路の流量を調整することにより減衰力を調整することができる。この調整を外部から行うことを可能とするために、例えばニードルバルブ16が、結合ロッド14の外部端から結合ロッド14内を貫通してバルクヘッド11まで延在している。結合ロッド14の外部端には、ニードルバルブ16の調整ダイヤル15が取り付けられている。
図2は、図1のショックアブソーバ1の縮み時と伸び時の減衰力調整機構を模式的に示した概略断面図である。太線矢印は、オイルの流れを示す。
図示の例おいて、バルクヘッド11に形成した減衰力調整機構は次の通りである。縮み時の減衰力調整は、結合ロッド14を介して外部の調整ダイヤル15によりニードルバルブ16を調整して第一オイル通路11aを流れる流量を調整することにより行う。縮み時のピストンロッドの動きは矢印S3で示す。縮み時には、片方向バルブ11bにより第二オイル通路11cは閉止され、第二オイル通路11cにオイルは流れない。一方、第一オイル通路11aを通り、第一オイル室32から第二オイル室33へオイルが流れる。この流量は、調整ダイヤル15により調整可能である。一方、伸び時においては、片方向バルブ11bが開通し、第二オイル通路11cを通って第二オイル室33から第一オイル室32へオイルが流れる。
尚、ピストンバルブ20が伸び時の減衰力調整機構を具備する場合は、縮み時には、調整機構のないオイル通路20aを通って第一オイル室11aからピストンロッド室31へオイルが流れる。伸び時には、片方向バルブ(図示せず)によりオイル通路20aは閉止され、ピストンロッド室31から第一オイル室32へオイル通路20bを流れる。オイル通路20bを流れる流量は図1の調整ダイヤル24により調整可能である。
図3は、図1のショックアブソーバ1における減衰力調整ユニット10の組み込み方法を示す概略図である。本発明のショックアブソーバ1の製造工程においては、先ず、バルクヘッド11と、フリーピストン12と、ベース蓋13とを結合ロッド14に取り付けることにより一体化した減衰力調整ユニット10を組み立て、その後、減衰力調整ユニット10のベース蓋13の外周に設けた取り付け螺子13aを、シェルケース30の下端内周に設けた取り付け螺子30aに螺着することにより、減衰力調整ユニット10をシェルケース30内に収容する(矢印S5)。これによりショックアブソーバ1が完成する。
また、本発明の減衰力調整ユニット10は、それ自体を単独の製品として扱うこともできる。例えば、図4に示した既存の非独立型の減衰力調整式ショックアブソーバ101のベース蓋113を取り外し、フリーピストン112を取り出した後、本発明の減衰力調整ユニット10を替わりに取り付けることにより、独立型の減衰力調整式ショックアブソーバに転換することができる。この場合、交換用の減衰力調整ユニット10のベース蓋13は、既存のベース蓋113と同形状とする。
以上の本発明の説明で示した実施例では、バルクヘッド11及びピストンバルブ20の減衰力調整機構として特定の例のみを説明したが、オイル通路の開口面積を変化させることでオイル流量を調整する機構であれば、いずれの機構であっても本発明に適用できる。従って、本発明は、片方向バルブ及びニードルバルブ等の具体的機構については、特定のものに限定されない。
本発明による独立型の減衰力調整式ショックアブソーバの一実施例を模式的に示した概略断面図である。 図1のショックアブソーバ1の縮み時と伸び時の減衰力調整機構を模式的に示した概略断面図である。 図1のショックアブソーバ1における減衰力調整ユニット10の組み込み方法を示す概略図である。 従来の非独立型の減衰力調整式ショックアブソーバの一例を模式的に示した概略断面図である。 従来の独立型の減衰力調整式ショックアブソーバの一例を模式的に示した概略断面図である。 従来の独立型の減衰力調整式ショックアブソーバの一例を模式的に示した概略断面図である。
符号の説明
1 ショックアブソーバ
10 減衰力調整ユニット
11 バルクヘッド
11a 第一オイル通路
11b 片方向バルブ
11c 第二オイル通路
12 フリーピストン
13 ベース蓋
13a 取り付け螺子
14 結合ロッド
15 第二調整ダイヤル
16 ニードルバルブ
20 ピストンバルブ
21 ピストンロッド
22 上蓋
23 ニードルバルブ
24 第一調整ダイヤル
30 シェルケース
30a 取り付け螺子
31 ピストン上室
32 第一オイル室
33 第二オイル室
34 ガス室
101、102、103 ショックアブソーバ
112 フリーピストン
113 ベース蓋
115 オイル移送管
132 オイル室
134 ガス室

Claims (4)

  1. 円筒状のシェルケース(30)と、
    前記シェルケースの上蓋(22)を貫通してピストンロッド室(31)内にて往復動を行うピストンロッド(21)と、
    前記ピストンロッドの下端に設けられ前記ピストンロッド室と第一オイル室(32)とを区画しかつ前記ピストンロッドの往復動に伴い前記シェルケース内面上を摺動するピストンバルブ(20)と、
    前記ピストンバルブから下方に離間して配置され前記第一オイル室と第二オイル室とを区画すると共に縮み時と伸び時とで該第一オイル室と該第二オイル室との間を移動するオイル流量を異ならせるべくオイル通路を形成されているバルクヘッド(11)と、
    前記バルクヘッドと前記シェルケースのベース蓋(13)との間に設けられ前記第二オイル室とガス室とを区画しかつ前記シェルケース内面上を摺動自在であるフリーピストン(14)とを有する減衰力調整式ショックアブソーバにおいて、
    前記ベース蓋に固定され該ベース蓋を貫通してさらに前記フリーピストンを摺動自在に貫通すると共に前記バルクヘッドと連結される結合ロッド(14)を有し、
    前記ベース蓋(13)、前記結合ロッド(14)、前記フリーピストン(12)及び前記バルクヘッド(11)からなる減衰力調整ユニット(10)が前記シェルケース(30)に対して着脱自在であることを特徴とする
    ショックアブソーバ。
  2. 前記バルクヘッド(11)に形成した前記オイル通路の流量を前記結合ロッドを介して調整する調整手段(15、16)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のショックアブソーバ。
  3. 前記バルクヘッド(11)に形成した前記オイル通路が、縮み時において閉止され伸び時において開通する機構を具備することを特徴とする請求項1または2に記載のショックアブソーバ。
  4. 円筒状のシェルケース(30)と、前記シェルケースの上蓋(22)を貫通してピストンロッド室(31)内にて往復動を行うピストンロッド(21)と、前記ピストンロッドの下端に設けられ前記ピストンロッド室とオイル室とを区画しかつ前記ピストンロッドの往復動に伴い前記シェルケース内面上を摺動するピストンバルブ(20)とを有するショックアブソーバの既存のベース蓋を取り外して前記シェルケースに取り付け可能な減衰力調整ユニットにおいて、
    前記既存のベース蓋と同形状の交換用ベース蓋と、
    前記交換用ベース蓋に固定され該交換用ベース蓋を貫通する結合ロッドと、
    前記結合ロッドを摺動自在に貫通させるフリーピストンと、
    前記結合ロッドの先端に連結されるバルクヘッドとを有し、
    前記バルクヘッドが前記オイル室を第一オイル室と第二オイル室に区画すると共に縮み時と伸び時とで該第一オイル室と該第二オイル室との間を移動するオイル流量を異ならせるべくオイル通路を形成されていることを特徴とする
    減衰力調整ユニット。
JP2005005635A 2005-01-12 2005-01-12 減衰力調整式ショックアブソーバ及びその減衰力調整ユニット Pending JP2006194328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005635A JP2006194328A (ja) 2005-01-12 2005-01-12 減衰力調整式ショックアブソーバ及びその減衰力調整ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005635A JP2006194328A (ja) 2005-01-12 2005-01-12 減衰力調整式ショックアブソーバ及びその減衰力調整ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006194328A true JP2006194328A (ja) 2006-07-27

Family

ID=36800577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005005635A Pending JP2006194328A (ja) 2005-01-12 2005-01-12 減衰力調整式ショックアブソーバ及びその減衰力調整ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006194328A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102213291A (zh) * 2011-05-26 2011-10-12 无锡百发电机有限公司 穿透式减震器装置
WO2015023845A1 (en) * 2013-08-14 2015-02-19 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Low pressure high compression damping monotube shock absorber
JP2016003675A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 ヤマハモーターハイドロリックシステム株式会社 単筒式油圧緩衝器
JP2017125516A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 株式会社エンドレスアドバンス 単筒式ショックアブソーバーのダンパー

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102213291A (zh) * 2011-05-26 2011-10-12 无锡百发电机有限公司 穿透式减震器装置
WO2015023845A1 (en) * 2013-08-14 2015-02-19 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Low pressure high compression damping monotube shock absorber
US9533538B2 (en) 2013-08-14 2017-01-03 Tenneco Operating Automotive Company Inc. Low pressure high compression damping monotube shock absorber
JP2016003675A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 ヤマハモーターハイドロリックシステム株式会社 単筒式油圧緩衝器
JP2017125516A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 株式会社エンドレスアドバンス 単筒式ショックアブソーバーのダンパー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180355940A1 (en) Adjustable Oscillation Damper
JP2006194328A (ja) 減衰力調整式ショックアブソーバ及びその減衰力調整ユニット
JP2011058561A (ja) 減衰バルブ
JP2011094647A (ja) 筒体の連結構造
DE502004006884D1 (de) Stossdämpfer mit veränderbarer Dämpfungscharakteristik
JP5403755B2 (ja) 緩衝器
EP1811197B1 (en) Piston rod of vehicle shock absorber and method of machining the same
JP5481360B2 (ja) 緩衝器
JP5476249B2 (ja) 複筒型緩衝器
JP2011094710A (ja) 油圧緩衝器
JP4535950B2 (ja) 空圧緩衝器
WO2020241422A1 (ja) 緩衝器
JP4535949B2 (ja) 空圧緩衝器
JP2007278397A (ja) フロントフォーク
JP4833955B2 (ja) 空圧緩衝器
US20170204932A1 (en) Pressure buffering device and damping-force generating mechanism
SE517269C2 (sv) Arrangemang vid pressverktyg för att bromsa en gasfjäders kolv/kolvstång
JP2007120675A (ja) 油圧緩衝器のばね受け装置
JP2000027919A (ja) 二段伸縮式油圧緩衝器
JP6246661B2 (ja) フロントフォーク
JP2007016890A (ja) 空圧緩衝器
JP2008298247A (ja) 緩衝器
JP2009191888A (ja) フロントフォーク
JP2009121617A (ja) 緩衝器用装置及び緩衝器
US11181162B2 (en) Shock absorber

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070925

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080408