JP2001010519A - 車両用操舵制御装置 - Google Patents

車両用操舵制御装置

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JP2001010519A JP11180070A JP18007099A JP2001010519A JP 2001010519 A JP2001010519 A JP 2001010519A JP 11180070 A JP11180070 A JP 11180070A JP 18007099 A JP18007099 A JP 18007099A JP 2001010519 A JP2001010519 A JP 2001010519A
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    • B62D1/24Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle not vehicle-mounted
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T2201/00Particular use of vehicle brake systems; Special systems using also the brakes; Special software modules within the brake system controller
    • B60T2201/08Lane monitoring; Lane Keeping Systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行路に沿って車両を走行させる操舵アシス
ト制御を行うものにおいて運転者の運転意志を精度良く
判定して運転者が制御に過度に依存するのを防止する。 【解決手段】 車両の横ずれ量に基づいて運転意志を判
定し(S10)、検出トルクに基づいて運転意志を判定
し(S12)、検出トルク変化量に基づいて運転意志を
判定し、2つ以上で運転意志なしと判断されたとき、運
転意志なしと判定して警報または操舵アシスト制御を中
止する(S16,S20)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用操舵制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDカメラなどの撮像手段で撮像した
進行方向前方の画像から走行路を規定する白線を検出
し、操舵アシストトルクを制御して走行路に沿って走行
させる車両用操舵制御装置が提案されている。
【0003】かかる車両用操舵制御装置は運転者の負担
を大幅に軽減することができるが、運転者が装置に依存
し過ぎる恐れがあるため、本出願人も先に特開平11−
78953号において運転者が入力した操舵トルクを検
出し、検出値に基づいて運転意志の有無を判定する技術
を提案している。また、特開平8−249600号ある
いは特開平9−91569号などにおいても異常運転や
運転者の覚醒度などを検出して運転意志を判定する技術
も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術は運転意志判定精度において必ずしも満足し
難く、判定精度の一層の向上が望まれていた。
【0005】従って、この発明の目的は、上記した不都
合を解消し、走行路に沿って車両を走行させる操舵アシ
ス制御を行うものにおいて、運転者の運転意志を精度良
く判定して運転者が操舵アシスト制御に過度に依存する
のを防止するようにした車両用操舵制御装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1項にあっては、車両の操舵車輪を転舵
するアクチュエータを備えた車両用操舵制御装置におい
て、車両前方を撮像する撮像手段、前記撮像手段により
得られた画像情報に基づいて走行路を検出する走行路検
出手段、および前記検出された走行路に沿って前記車両
を走行させるための操舵アシストトルクを演算し、前記
演算された操舵アシストトルクに基づいて前記アクチュ
エータを駆動制御する操舵アシスト制御手段を備えた車
両用操舵制御装置において、前記走行路の基準線からの
前記車両の車幅方向の横ずれ量を検出する横ずれ量検出
手段、および少なくとも前記検出された横ずれ量に基づ
いて運転者が運転意志を有しているか否か判定する運転
意志判定手段を備え、前記操舵アシスト制御手段は、前
記運転意志判定手段によって運転者が運転意志を有して
いないと判断されるとき、前記操舵アシスト制御の中止
および運転者への警報の中の少なくともいずれかを実行
する如く構成した。
【0007】検出された横ずれ量に基づいて運転者が運
転意志を有しているか否か判定する運転意志判定手段を
備え、運転意志を有していないと判断されるとき、操舵
アシスト制御の中止および運転者への警報の中の少なく
ともいずれかを実行する如く構成したので、運転者の運
転意志を精度良く判定して運転者が操舵アシスト制御に
過度に依存するのを防止することができる。
【0008】請求項2項にあっては、さらに、運転者が
入力する操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段を備
え、前記運転意志判定手段は、少なくとも前記検出され
た横ずれ量と操舵トルクに基づいて運転者が運転意志を
有しているか否か判定する如く構成した。
【0009】少なくとも検出された横ずれ量と操舵トル
クに基づいて運転者が運転意志を有しているか否か判定
する如く構成したので、運転者の運転意志を精度良く判
定して運転者が操舵アシスト制御に過度に依存するのを
防止することができる。
【0010】請求項3項にあっては、さらに、運転者が
入力する操舵トルクの変化量を検出する操舵トルク変化
量検出手段を備え、前記運転意志判定手段は、少なくと
も前記検出された横ずれ量と操舵トルクと操舵トルク変
化量に基づいて運転者が運転意志を有しているか否か判
定する如く構成した。
【0011】少なくとも検出された横ずれ量と操舵トル
クと操舵トルク変化量に基づいて運転者が運転意志を有
しているか否か判定する如く構成したので、運転者の運
転意志を精度良く判定して運転者が操舵アシスト制御に
過度に依存するのを防止することができる。
【0012】請求項4項にあっては、前記運転意志判定
手段は、前記検出された横ずれ量と操舵トルクと操舵ト
ルク変化量からなる少なくとも3種のパラメータをそれ
ぞれしきい値と比較して運転者が運転意志を有している
か否か判定するものであると共に、前記3種のパラメー
タの中の過半数のパラメータに関して運転者が運転意志
を有していないと判断されるとき、運転者が運転意志を
有していないと判定する如く構成した。
【0013】少なくとも3種のパラメータの中の過半数
のパラメータに関して運転者が運転意志を有していない
と判断されるとき、運転者が運転意志を有していないと
判定する如く構成したので、運転者の運転意志を一層精
度良く判定して運転者が操舵アシスト制御に過度に依存
するのを一層良く防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に即してこの発明
の実施の形態を説明する。
【0015】図1はこの出願に係る車両用操舵制御装置
を全体的に示す概略図であり、図2はその装置を操舵系
に焦点をおいて示す同様の説明図である。
【0016】以下、図1および図2を併せて参照して説
明すると、車両10において運転席12に配置されたス
テアリングホイール14は、ステアリングシャフト16
に連結され、ステアリングシャフト16はユニバーサル
ジョイント18,20を介してコネクティングシャフト
22に連結される。
【0017】コネクティングシャフト22は、ラック・
ピニオン型ステアリングギア24のピニオン26に連結
される。ピニオン26はラック28に噛み合っており、
よってステアリングホイール14から入力された回転運
動はピニオン26を介してラック28の往復運動に変換
され、フロントアクスルの両端に配置されたタイロッド
(ステアリングロッド)30およびキングピン(図示せ
ず)を介して2個の前輪(操舵車輪)32を所望の方向
に転舵させる。
【0018】ラック28上には同軸に電動モータ38お
よびボールねじ機構40が配置され、モータ出力はボー
ルねじ機構40を介してラック28の往復運動に変換さ
れ、ステアリングホイール14を介して入力された操舵
力(操舵トルク)を減少させる方向にラック28を駆動
する。
【0019】ここで、ステアリングギア24の付近には
トルクセンサ42が設けられ、運転者が入力した操舵力
(操舵トルク)τhの方向と大きさに応じた信号を出力
する。また、ステアリングシャフト16の付近にはロー
タリエンコーダなどからなる舵角センサ44が設けら
れ、運転者が入力した操舵角度(舵角。より詳しくは前
輪舵角)θhの方向と大きさに応じた信号を出力する。
【0020】2個の前輪32の付近にはそれぞれ電磁ピ
ックアップなどからなる車輪速センサ46が配置されて
前輪1回転ごとに信号を出力すると共に、2個の後輪4
8の付近にも同種構造の車輪速センサ50がそれぞれ配
置されて後輪1回転ごとに信号を出力する(図1で左側
の後輪についてのみ示す)。尚、車両10においては内
燃機関(図示せず)は前輪側に配置されており、前輪3
2を駆動輪、後輪48を従動輪とする。
【0021】また、2個の前輪32および2個の後輪の
サスペンション機構(図示せず)の付近には車高センサ
52,54がそれぞれ設けられ、前後輪のサスペンショ
ンのストローク(変位)を通じてその部位の車両10の
高さに応じた信号を出力する。
【0022】図1に示す如く、運転席12の上部には、
フロントウインドウ60の内面にルームミラー62と組
み合わされてCCDカメラ(撮像手段)64が1基、取
りつけられる。
【0023】CCDカメラ64は車両進行方向道路を単
眼視し、撮像信号を出力する。CCDカメラ64の出力
は、図2に示す如く、マイクロコンピュータからなる画
像処理ECU(撮像手段)66に送られ、走行路のレー
ン(車線)の区分線(白線)が抽出される。
【0024】また、車両10のフロントバンパなどの適
宜位置にはレーザレーダ68が設けられる。レーザレー
ダ68は送光ビームを車両進行方向に送出すると共に、
左右(車幅)方向に掃引させて所定範囲をスキャンし、
前方に固形物、例えば先行車などの障害物が存在すると
きにそのリフレクタで反射された送光ビームの反射光を
受光する。
【0025】レーザレーダ68はマイクロコンピュータ
からなるレーダ出力処理ECU70に接続され、そこで
送光ビームの送出から反射光の受光までの時間差に基づ
いて先行車などの障害物(反射体)までの距離が算出さ
れると共に、反射光を受光したときの送光ビームの送出
方向に基づいて障害物の方向を検出する。
【0026】この出願に係る車両用操舵制御装置は、同
様にマイクロコンピュータからなる第1の電子制御ユニ
ット(「SAS ECU」と示す)74を備え、画像処
理ECU66および前記したトルクセンサ42の出力な
どはSAS ECU74に入力される。
【0027】また、この装置は第2の電子制御ユニット
(「EPS ECU」と示す)76を備える。前記した
トルクセンサ42および車輪速センサ46の出力はEP
SECU76にも入力される。
【0028】SAS ECU74とEPS ECU76
は信号線78を介して相互に通信可能に接続される。S
AS ECU74は後述の如く、レーンキーピング用
(走行路に沿って走行させるための)操舵アシストトル
ク(出力操舵アシストトルクTL)を演算し、EPS
ECU76に送信する。
【0029】EPS ECU76は運転者により入力さ
れた操舵トルクτhが検出されるときはそれに応じてパ
ワーステアリング用の操舵アシストトルクを演算し、演
算したパワーステアリング用の操舵アシストトルクで出
力操舵アシストトルクTLを修正し、演算あるいは修正
したTLから操作量(電動モータ38の制御電流)を決
定する。
【0030】EPS ECU76には、モータ駆動回路
80が接続される。モータ駆動回路80は4個のパワー
FETスイッチング素子からなる公知のブリッジ回路
(図示せず)を備え、FETスイッチング素子のオン・
オフによって電動モータ38が正転あるいは逆転する。
【0031】EPS ECU76は、モータ制御電流を
デューティ比(PWMによるデューティ比)で決定し、
モータ駆動回路80に出力する。より具体的には、EP
SECU76は、FETスイッチング素子をデューティ
比制御してモータ通電電流を制御し、電動モータ38を
駆動制御する。
【0032】図1の説明に戻ると、車両10の重心位置
付近にはヨーレートセンサ82が配置され、車両重心の
鉛直(重力)軸回りのヨーレート(回転角速度)に応じ
た信号を出力する。
【0033】また、ダッシュボード付近には警報装置8
4が設けられ、音声あるいは視覚で運転者に警報を報知
すると共に、ナビゲーション装置88が配置される(図
1で図示省略)。
【0034】さらに、運転席12の床面のブレーキペダ
ル(図示せず)にはブレーキセンサ90が設けられ、運
転者のブレーキペダルの踏み込みに応じた信号を出力す
ると共に、アクセルペダル(図示せず)にはアクセルセ
ンサ92が設けられ、運転者のアクセルペダルの踏み込
みに応じた信号を出力する。
【0035】図3はこの実施の形態に係る車両用操舵制
御装置の動作、より具体的には操舵アシスト制御が行わ
れるときの運転者の運転意志判定を示すフロー・チャー
トである。
【0036】同図の説明に入る前に、上記した操舵アシ
スト制御について説明する。
【0037】図4はその操舵アシスト制御を示すブロッ
ク図である。尚、図4に示す動作は、前記したSAS
ECU74とEPS ECU76、より詳しくはSAS
ECU74が主として行う処理である。
【0038】以下説明すると、先ず、画像処理ECU6
6で検出された走行路のレーン(車線)の区分線(白
線)に基づき、走行路の曲率1/Rが演算される。即
ち、図5に示す画像情報において走行路のレーン中心
(基準)線ycの旋回半径Rが幾何学的に求められ、そ
の逆数を求めることで曲率1/Rが演算される。
【0039】同様に、画像処理ECU66で検出された
画像情報に基づき、走行路における車両10の位置yが
検出されると共に、車両10の横ずれ量ydと車両10
の偏向角θhが演算される。
【0040】図5を参照して説明すると、これらのパラ
メータは、画像処理ECU66のメモリ上に、CCDカ
メラ64の撮像信号から構成される、絶対座標系の走行
路位置情報と、その上に重ねられる車両10の位置情報
を用いて算出される。図5において、X−Y座標が絶対
座標系を、x−y座標が相対座標系を示す。
【0041】より詳しくは、車両10を原点にとり、車
両進行方向をx軸、それに直交する方向をy軸とする相
対座標系において、車両10の横ずれ量ydは、レーン
中心線ycとy軸が交差する点と、車両10までの横方
向(車幅方向)の離間距離とする。
【0042】また、車両偏向角θhは、レーン中心線y
c上の点で車両10に最も近い点での接線a(前記した
道路角度θ)と、相対座標系のx軸とがなす角度とす
る。尚、接線aが絶対座標系のY軸に対してなす角度を
走行路角度θとする。
【0043】尚、図4において横ずれ量ydは、検出値
(車両位置y)と目標値(走行路の(レーン)中心線y
c)の偏差として算出されると共に、車両偏向角θh
は、検出値(車両位置yの微分値(ラプラス演算子sで
示す)を検出車速Vで除算して得た値、即ち、角度相当
値)と目標値(走行路角度θ)の偏差として算出される
ように図示されているが、横ずれ量ydと車両偏向角θ
hも、曲率1/Rと同様に、図5から明らかな如く、実
際には、画像情報に基づいて幾何学的に演算される。従
って、図4に示す算出は、理解の便宜のためである。
【0044】図4の説明に戻ると、求められた走行路の
曲率1/RはF/F(フィードフォワード)コントロー
ラ74a(前記したSAS ECU74の機能の一つを
このコントローラで示す)に入力され、そこで、入力さ
れた走行路の曲率1/Rから所定の特性に従って基本操
舵アシストトルクTLMが算出される。
【0045】同様に、演算された横ずれ量ydと車両偏
向角θhに基づいて補正操舵アシストトルクTLn
(n:1から3)が算出され、基本操舵アシストトルク
TLMに加算段で加算される。
【0046】より具体的には、求められた横ずれ量yd
に第1のゲイン(フィードバック補正係数)Kaが乗じ
られて第1の補正操舵アシストトルクTL1が算出され
ると共に、車両偏向角θhに第2のゲイン(フィードバ
ック補正係数)Kbが乗じられて第2の補正操舵アシス
トトルクTL2が算出される。
【0047】さらに、車両偏向角θhの微分値(ラプラ
ス演算子sで示す)に第3のゲイン(フィードバック補
正係数)Kcが乗じられて第3の補正操舵アシストトル
クTL3が算出される。
【0048】上記で、基本操舵アシストトルクTLM
は、車両10のコーナリング力に釣り合わさせるための
アシストトルクであり、3種の補正操舵アシストトルク
TLnは、車両10を走行路中心線ycに沿って走行さ
せるため、あるいは車両10の安定性確保のためのアシ
ストトルクである。尚、車両偏向角θhの微分値から演
算される第3の補正操舵アシストトルクTL3は、制御
安定性向上のためのアシストトルクである。
【0049】基本操舵アシストトルクTLMと補正操舵
アシストトルクTLnは加算され、車両10を走行路の
レーン、より具体的にはレーン中心線ycに沿って走行
させるための出力操舵アシストトルクTLが演算され
る。
【0050】出力操舵アシストトルクTLは位相補償器
74bで位相補償(より詳しくは遅れ進み補償)され、
SAS ECU74からEPS ECU76に送られ
る。
【0051】前記した如く、EPS ECU76は、出
力操舵アシストトルクTLから、あるいは操舵トルクτ
hが検出されるときはそれに応じてパワーステアリング
用の操舵アシストトルクを演算して出力操舵アシストト
ルクTLを修正し、修正した出力操舵アシストトルクT
Lから操作量(電動モータ制御デューティ値)を演算
し、電動モータ38を駆動制御し、操舵輪(前輪)32
を転舵する。
【0052】この実施の形態においては、図4に運転意
志判定ブロック74c(同様にSAS ECU74の機
能の一つをこれで示す)を設け、判定結果に応じて運転
者に警報あるいは操舵アシスト制御の中止(図4にスイ
ッチ74dで示す)の中の少なくともいずれかを実行す
るようにした。
【0053】上記を前提として図3フロー・チャートに
従ってこの実施の形態に係る装置の動作である運転意志
について説明する。
【0054】先ず、S10において前記した車両の横ず
れ量ydによる運転意志判定処理を行う。
【0055】図6はその処理を示すサブルーチン・フロ
ー・チャートである。
【0056】以下説明すると、S100において横ずれ
量ydの絶対値がしきい値ydr以上か否か判断し、肯
定されるときはS102に進み、タイマカウンタ(アッ
プカウンタ)をインクリメントすると共に、否定される
ときはS104に進み、タイマカウンタの値を零にリセ
ットする。
【0057】尚、S100で横ずれ量ydの絶対値を使
用するのは、図5に示す相対座標系においてレーン中心
線ycから右方向のずれが+、左方向のそれがマイナス
と演算されるため、+−いずれであっても共に含ませる
ためである。
【0058】次いでS106に進み、タイマカウンタ値
がT1秒(例えば5秒)以上か否か判断し、肯定される
ときはS108に進み、運転意志なしと判定すると共
に、否定されるときはS110に進み、運転意志ありと
判定する。
【0059】図7は図6の処理を示すタイム・チャート
である。同図を参照して上記を説明すると、運転者に運
転意志がない、より具体的には手放し、居眠りする場合
などは路面のカントやアンジュレーションの変化によ
り、操舵アシスト制御であっても、車両はレーン中心線
ycから車幅方向に逸脱する傾向がある。
【0060】従って、レーン中心線ycからの横ずれ量
を検出し、その絶対値、即ち、左右いずれかのずれ量が
しきい値ydrをT1秒の間、継続して上回るとき、運
転意志なしと判定するようにした。
【0061】このように横ずれ量ydを用いて判定する
ことで運転意志判定精度を向上させることができると共
に、横ずれ量の絶対値がしきい値ydrをT1秒の間、
継続して上回るときに運転意志なしと判定することで、
一過的な支障を来さない状態を排除して運転意志の有無
を確実に判定することができる。
【0062】図3フロー・チャートに戻ると、次いでS
12に進み、運転者により入力された操舵トルクの検出
値τhによる運転意志判定処理を行う。
【0063】図8はその処理を示すサブルーチン・フロ
ー・チャートである。
【0064】以下説明すると、S200において検出操
舵トルクτhの絶対値がしきい値τhr1以下か否か判
断し、肯定されるときはS202に進み、タイマカウン
タ(アップカウンタ)をインクリメントすると共に、否
定されるときはS204に進み、タイマカウンタの値を
零にリセットする。
【0065】尚、S200で横ずれ量ydの絶対値を使
用するのは、同様に、入力操舵トルクの印加方向が左右
いずれであっても共に含ませるためである。
【0066】次いでS206に進み、タイマカウンタ値
がT2秒(例えば5秒)以上か否か判断し、肯定される
ときはS208に進み、運転意志なしと判定すると共
に、否定されるときはS210に進み、運転意志ありと
判定する。
【0067】図9は図8の処理を示すタイム・チャート
である。同図を参照して上記を説明すると、運転者の運
転意志が低下すると、検出(入力)操舵トルクτhが減
少するため、検出操舵トルクτhが小さな値で推移する
傾向がある。
【0068】従って、入力操舵トルクτhを検出し、そ
の絶対値、即ち、左右いずれかの入力操舵トルク値がし
きい値τhr1をT2秒の間、継続して上回るとき、運
転意志なしと判定するようにした。
【0069】このように入力操舵トルクτhの絶対値が
しきい値τhr1をT2秒の間、継続して上回るときに
運転意志なしと判定することで、一過的な支障を来さな
い状態を排除しつつ、運転意志の有無を精度良く判定す
ることができる。
【0070】図3フロー・チャートに戻ると、次いでS
14に進み、運転者により入力された操舵トルクの検出
値τhの変化量Δτhによる運転意志判定処理を行う。
【0071】図10はその処理を示すサブルーチン・フ
ロー・チャートである。
【0072】以下説明すると、S300において検出操
舵トルクτhの変化量ΔτhをT3秒(例えば2秒)の
間、積分し、S302に進み、積分値がしきい値τhr
2以下か否か判断し、肯定されるときはS304に進
み、タイマカウンタ(アップカウンタ)をインクリメン
トすると共に、否定されるときはS306に進み、タイ
マカウンタの値を零にリセットする。
【0073】尚、検出操舵トルクτhの変化量Δτh
は、前回サンプル値と今回サンプル値の差分の絶対値を
意味する。
【0074】次いでS308に進み、タイマカウンタ値
がT4秒(例えば5秒)以上か否か判断し、肯定される
ときはS310に進み、運転意志なしと判定すると共
に、否定されるときはS312に進み、運転意志ありと
判定する。
【0075】図11は図10の処理を示すタイム・チャ
ートである。同図を参照して上記を説明すると、運転者
に運転意志の低下すると、検出(入力)操舵トルクτh
の変化量Δτhが減少することから、その変化量をT3
秒間積分し、よって得た積分値がしきい値τhr2をT
4秒の間、継続して下回るとき、運転意志なしと判定す
るようにした。
【0076】図11において符号Aで示す時点において
は、検出(入力)操舵トルクの変化量Δτhの積分値が
しきい値τhr2を下回っているが、それがT4秒の間
継続しなかったため、運転意志ありと判定した。一方、
符号Bで示す時点においては、検出(入力)操舵トルク
の変化量Δτhの積分値がしきい値τhr2を下回ると
共に、それがT4秒の間、継続したことから、運転意志
なしと判定するようにした。
【0077】このように入力操舵トルクの変化量Δτh
の変化量の積分値がしきい値τhr2をT4秒の間、継
続して下回るときに運転意志なしと判定することで、同
様に、一過的な支障を来さない状態を排除しつつ、運転
意志の有無を精度良く判定することができる。
【0078】図3フロー・チャートに戻ると、次いでS
16に進み、判定が2つ以上運転意志なしと判定したか
否か判断し、否定されるときはS18に進み、操舵アシ
スト制御を継続すると共に、肯定されるときはS20に
進み、前記警報装置84を介して運転者に報知して覚醒
を促す、あるいは操舵アシスト制御を中止する。
【0079】この場合、運転に報知して覚醒を促すと共
に、操舵アシスト制御の中止を予告し、次いでアシスト
制御を中止しても良い。あるいは、警報することなく、
直ちに操舵アシスト制御を中止しても良い。
【0080】上記の如く、この実施の形態においては、
横ずれ量ydと操舵トルクτhと操舵トルク変化量Δτ
hからなる少なくとも3種のパラメータをそれぞれしき
い値ydr,τhr1,τhr2と比較して運転者が運
転意志を有しているか否か判定するように構成したの
で、特に横ずれ量ydを用いることで、運転意志の有無
を精度良く判定することができる。
【0081】さらに、Tn秒の間継続するか否か判定す
ることで、支障のない一過的な状態を排除することがで
き、運転意志の有無を確実に判定することができる。
【0082】さらに、3種のパラメータの中の過半数の
パラメータ、具体的には2つ以上のパラメータに関して
運転者が運転意志を有していないと判断されるとき、運
転者が運転意志を有していないと判断するようにしたこ
とで、運転意志の有無を一層確実に判定することができ
る。
【0083】上記の如く、この実施の形態においては、
車両10の操舵車輪(前輪32)を転舵するアクチュエ
ータ(電動モータ38)を備えた車両用操舵制御装置に
おいて、車両前方を撮像する撮像手段(CCDカメラ6
4)、前記撮像手段により得られた画像情報に基づいて
走行路を検出する走行路検出手段(画像処理ECU6
6)、および前記検出された走行路に沿って前記車両を
走行させるための操舵アシストトルクを演算し、前記演
算された操舵アシストトルクに基づいて前記アクチュエ
ータを駆動制御する操舵アシスト制御手段(SAS E
CU74)を備えた車両用操舵制御装置において、前記
走行路の基準線からの前記車両の車幅方向の横ずれ量y
dを検出する横ずれ量検出手段(SAS ECU7
4)、および少なくとも前記検出された横ずれ量に基づ
いて運転者が運転意志を有しているか否か判定する運転
意志判定手段(SAS ECU74,S10,S100
からS110)を備え、前記操舵アシスト制御手段は、
前記運転意志判定手段によって運転者が運転意志を有し
ていないと判断されるとき、前記操舵アシスト制御の中
止および運転者への警報の中の少なくともいずれかを実
行する(SAS ECU74,S16,S20)如く構
成した。
【0084】さらに、運転者が入力する操舵トルクτh
を検出する操舵トルク検出手段を備え(トルクセンサ4
2,SAS ECU74)、前記運転意志判定手段は、
少なくとも前記検出された横ずれ量と操舵トルクに基づ
いて運転者が運転意志を有しているか否か判定する(S
AS ECU74,S12,S200からS210)如
く構成した。
【0085】さらに、運転者が入力する操舵トルクの変
化量を検出する操舵トルク変化量検出手段(トルクセン
サ42,SAS ECU74)を備え、前記運転意志判
定手段は、少なくとも前記検出された横ずれ量と操舵ト
ルクと操舵トルク変化量に基づいて運転者が運転意志を
有しているか否か判定する(SAS ECU74,S1
4,S300からS312)如く構成した。
【0086】また、前記運転意志判定手段は、前記検出
された横ずれ量と操舵トルクと操舵トルク変化量からな
る少なくとも3種のパラメータをそれぞれしきい値と比
較して運転者が運転意志を有しているか否か判定するも
のであると共に、前記3種のパラメータの中の過半数の
パラメータに関して運転者が運転意志を有していないと
判断されるとき、運転者が運転意志を有していないと判
定する(SAS ECU74,S16,S20)如く構
成した。
【0087】上記において、3種のパラメータの中の2
つ以上のパラメータに関して運転者が運転意志を有して
いないと判断されるとき、運転者が運転意志を有してい
ないと判断するようにしたが、3種のパラメータに重み
を与えても良い。
【0088】さらに、1種のパラメータで運転意志を判
定しても良く、全部のパラメータの判断の一致を待って
運転意志を判定しても良い。
【0089】さらに、Tn秒を例えば5秒あるいは2秒
としたが、それ以上あるいは未満であっても良い。
【0090】さらに、車両の横ずれ量をレーン中心線y
cからの離間距離として求めたが、白線など任意な位置
からの離間距離であっても良い。
【0091】
【発明の効果】請求項1項にあっては、検出された横ず
れ量に基づいて運転者が運転意志を有しているか否か判
定する運転意志判定手段を備え、運転意志を有していな
いと判断されるとき、操舵アシスト制御の中止および運
転者への警報の中の少なくともいずれかを実行する如く
構成したので、運転者の運転意志を精度良く判定して運
転者が操舵アシスト制御に過度に依存するのを防止する
ことができる。
【0092】請求項2項にあっては、少なくとも検出さ
れた横ずれ量と操舵トルクに基づいて運転者が運転意志
を有しているか否か判定する如く構成したので、運転者
の運転意志を精度良く判定して運転者が操舵アシスト制
御に過度に依存するのを防止することができる。
【0093】請求項3項にあっては、少なくとも検出さ
れた横ずれ量と操舵トルクと操舵トルク変化量に基づい
て運転者が運転意志を有しているか否か判定する如く構
成したので、運転者の運転意志を精度良く判定して運転
者が操舵アシスト制御に過度に依存するのを防止するこ
とができる。
【0094】請求項4項にあっては、少なくとも3種の
パラメータの中の過半数のパラメータに関して運転者が
運転意志を有していないと判断されるとき、運転者が運
転意志を有していないと判定する如く構成したので、運
転者の運転意志を一層精度良く判定して運転者が操舵ア
シスト制御に過度に依存するのを一層良く防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係る車両用操舵制御装置の全
体を示す概略図である。
【図2】図1の装置を操舵系に焦点をおいて示す、図1
と同様の全体概略図である。
【図3】図1の装置の動作、具体的には運転意志判定を
示すフロー・チャートである。
【図4】図1の装置の動作の中の操舵アシスト制御を示
すブロック図である。
【図5】図4ブロック図で使用するパラメータの算出を
示す説明グラフである。
【図6】図3のフロー・チャートの中の車両の横ずれに
よる運転意志判定処理を示すサブルーチン・フロー・チ
ャートである。
【図7】図6フロー・チャートの処理を示すタイム・チ
ャートである。
【図8】図3のフロー・チャートの中の検出トルクによ
る運転意志判定処理を示すサブルーチン・フロー・チャ
ートである。
【図9】図8フロー・チャートの処理を示すタイム・チ
ャートである。
【図10】図3のフロー・チャートの中の検出トルクの
変化量による運転意志判定処理を示すサブルーチン・フ
ロー・チャートである。
【図11】図11フロー・チャートの処理を示すタイム
・チャートである。
【符号の説明】
10 車両 32 前輪(操舵車輪) 38 電動モータ(アクチュエータ) 44 舵角センサ 46,50 車輪速センサ 64 CCDカメラ(撮像手段) 66 画像処理ECU(走行路検出手段) 74 第1の電子制御ユニット(SAS ECU) 76 第2の電子制御ユニット(EPS ECU) 80 モータ駆動回路 84 警報装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D032 CC01 CC21 DA03 DA15 DA24 DA27 DA33 DA50 DA84 DA87 DA88 DA92 DA93 DA98 DC02 DC03 DC09 DC10 DC29 DC33 DC34 DC38 DD05 DD10 DD17 DD18 DE09 EA01 EB11 EC23 EC25 GG01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の操舵車輪を転舵するアクチュエー
    タを備えた車両用操舵制御装置において、 a.車両前方を撮像する撮像手段、 b.前記撮像手段により得られた画像情報に基づいて走
    行路を検出する走行路検出手段、 および c.前記検出された走行路に沿って前記車両を走行させ
    るための操舵アシストトルクを演算し、前記演算された
    操舵アシストトルクに基づいて前記アクチュエータを駆
    動制御する操舵アシスト制御手段、を備えた車両用操舵
    制御装置において、 d.前記走行路の基準線からの前記車両の車幅方向の横
    ずれ量を検出する横ずれ量検出手段、 および e.少なくとも前記検出された横ずれ量に基づいて運転
    者が運転意志を有しているか否か判定する運転意志判定
    手段、を備え、前記操舵アシスト制御手段は、前記運転
    意志判定手段によって運転者が運転意志を有していない
    と判断されるとき、前記操舵アシスト制御の中止および
    運転者への警報の中の少なくともいずれかを実行するこ
    とを特徴とする車両用操舵制御装置。
  2. 【請求項2】 さらに、 f.運転者が入力する操舵トルクを検出する操舵トルク
    検出手段、を備え、前記運転意志判定手段は、少なくと
    も前記検出された横ずれ量と操舵トルクに基づいて運転
    者が運転意志を有しているか否か判定することを特徴と
    する請求項1項記載の車両用操舵制御装置。
  3. 【請求項3】 さらに、 g.運転者が入力する操舵トルクの変化量を検出する操
    舵トルク変化量検出手段、を備え、前記運転意志判定手
    段は、少なくとも前記検出された横ずれ量と操舵トルク
    と操舵トルク変化量に基づいて運転者が運転意志を有し
    ているか否か判定することを特徴とする請求項1項記載
    の車両用操舵制御装置。
  4. 【請求項4】 前記運転意志判定手段は、前記検出され
    た横ずれ量と操舵トルクと操舵トルク変化量からなる少
    なくとも3種のパラメータをそれぞれしきい値と比較し
    て運転者が運転意志を有しているか否か判定するもので
    あると共に、前記3種のパラメータの中の過半数のパラ
    メータに関して運転者が運転意志を有していないと判断
    されるとき、運転者が運転意志を有していないと判定す
    ることを特徴とする請求項3項記載の車両用操舵制御装
    置。
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