JP2001009176A - 往復式電気かみそり - Google Patents

往復式電気かみそり

Info

Publication number
JP2001009176A
JP2001009176A JP11180916A JP18091699A JP2001009176A JP 2001009176 A JP2001009176 A JP 2001009176A JP 11180916 A JP11180916 A JP 11180916A JP 18091699 A JP18091699 A JP 18091699A JP 2001009176 A JP2001009176 A JP 2001009176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
motor
battery
thin plate
inner blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11180916A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Ueda
泰教 上田
Toshihiro Takeuchi
利浩 竹内
Shigezaemon Iwasaki
重左エ門 岩崎
Hideaki Nakagawa
英昭 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11180916A priority Critical patent/JP2001009176A/ja
Publication of JP2001009176A publication Critical patent/JP2001009176A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で音の静かな往復式電気かみそりの機構
を提供する。 【解決手段】 往復式電気かみそりにおいて、モータ1
の動力を内刃16に伝える駆動子20は往復方向の両側
に並設される薄板部22間のピッチP1より内刃16を
保持するポイントaからモータ1の出力を受けるポイン
トbまでピッチP2が同等以下の関係である。両側の薄
板部22間の位置で、モータ1の出力軸33に取り付い
た偏心軸34と駆動子20より突出した軸36,37と
が遊合される2穴39,40を有した部品にてモータ1
側と駆動子20側とが連結され、モータ1の出力軸33
と駆動子20の上記軸37とは駆動子20の中心を挟ん
で位置している。薄板部22の固定部は駆動子20の内
刃16を保持するポイントaからモータ1の出力を受け
るポイントbまでのピッチP3の1/2より内刃16側
に位置するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内刃を往復駆動して
髭を剃る往復式電気かみそりに関し、詳しくは小型で清
音化できる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の往復式電気かみそりにおいて、剃
り性能の向上を目指し高速、短毛カット、高強度といっ
た視点より研究開発された電気かみそりは、駆動源とな
るモーターの高速化、高トルク化のために大型化となっ
ている。また短毛カットの機構の構成のためにヘッド部
が複雑化し、その動作音も緩衝部が多いために大きかっ
た。また小型化する時に外形サイズにより内部の構造が
制約を受け、サイズ優先の構造となり、静音、低振動と
なる構造が採りにくくなっていた。また一般的に清音、
低振動の構造は、振動発生部を固定、保持する部材を重
く、強くすることが考えられていた。また従来の構造で
は、清音と小型化は、サイズと強度より相反する構造と
なっていた。またサイズを小さくすると強度が弱くな
り、十分が強度を確保するには大きく、重たくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、小型で音の静かな往復式電気
かみそりの機構を提供することを目的とするものであ
り、特に駆動部の最適な形状及び位置関係を提供するこ
とを目的とするものである。さらにいうと、従来の問題
点であるサイズと強度のバランスを最適な関係にするも
のであり、シンプルな構造且つ清音化構造を目指すもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1の往復式電気かみそりは、往復運動
する駆動子は往復方向の両側に位置する薄板部を介して
ハウジングに固定され、外刃に対して往復駆動される内
刃は駆動子に連結され、モータの回転運動が駆動子の往
復運動に変換されるようにモータと駆動子が連繋された
往復式電気かみそりにおいて、モータの動力を内刃に伝
える駆動子は往復方向の両側に並設される薄板部間のピ
ッチより内刃を保持するポイントからモータの出力を受
けるポイントまでピッチが同等以下の関係であり、両側
の薄板部間の位置で、モータの出力軸に取り付いた偏心
軸と駆動子より突出した軸とが遊合される2穴を有した
部品にてモータ側と駆動子側とが連結され、モータの出
力軸と駆動子の上記軸とは駆動子の中心を挟んで位置し
ており、薄板部の固定部は駆動子の内刃を保持するポイ
ントからモータの出力を受けるポイントまでのピッチの
1/2より内刃側に位置するようにしたことを特徴とす
る。これによりモーメントを発生しにくい構造とできて
清音化でき、また刃部を駆動する駆動部の最適な位置関
係を崩すことなく小スペースに配置できる構造であり、
しかも特別な機構も必要でなく省部品で構成できる。ま
た小さい形状ながら使い勝手も損なわないシンプルな構
造且つ清音化構造を実現できる。
【0005】また本発明の請求項2の往復式電気かみそ
りは、往復運動する駆動子は往復方向の両側に位置する
薄板部を介してハウジングに固定され、外刃に対して往
復駆動される内刃は駆動子に連結され、モータの回転運
動が駆動子の往復運動に変換されるようにモータと駆動
子が連繋された往復式電気かみそりにおいて、モータの
動力を内刃に伝える駆動子は往復方向の両側に並設され
る薄板部間のピッチより内刃を保持するポイントからモ
ータの出力を受けるポイントまでピッチが同等以下の関
係であり、モータの出力軸に取り付いた偏心軸が遊合さ
れる穴部を有する軸受け部と、この軸受け部と駆動子と
を連結する一対の薄板片とよりなる結合部が駆動子の両
側の薄板部間に位置しており、モータの出力軸と、駆動
子と結合部の薄板片との連結部とは駆動子の中心を挟ん
で位置しており、薄板部の固定部は駆動子の内刃を保持
するポイントからモータの出力を受けるポイントまでの
ピッチの1/2より内刃側に位置するようにしたことを
特徴とする。これによりモーメントを発生しにくい構造
とできて清音化でき、また刃部を駆動する駆動部の最適
な位置関係を崩すことなく小スペースに配置できる構造
であり、しかも特別な機構も必要でなく省部品で構成で
きる。また小さい形状ながら使い勝手も損なわないシン
プルな構造且つ清音化構造を実現できる。
【0006】また本発明の請求項3の往復式電気かみそ
りは、請求項1または請求項2において、電池を収納す
る電池収納部を有すると共に電池収納部を備えた部分を
覆う電池カバーを有し、電池収納部内に設けられている
電池接点ばねは電池を電池収納部内から電池カバー側に
付勢していることを特徴とする。この場合、電池収納部
に収納した電池の着脱が容易になる。
【0007】また本発明の請求項4の往復式電気かみそ
りは、請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、電池
を収納する電池収納部を有すると共に電池収納部を備え
た部分を覆う電池カバーを有し、電池収納部の電池の側
面を保持する壁は、電池の径方向に弾性変形可能であ
り、電池カバーの内形と電池の外形に沿うことを特徴と
する。この場合、電池収納部の電池の着脱が容易にな
り、また電池を収納したときがたつかないために電池の
振動音がなくなり、動作音が低く抑えられる。
【0008】
【発明の実施の形態】先ず、図1乃至図3に示す実施の
形態の例から述べる。
【0009】本発明の往復式電気かみそりは、モータ1
と電池2を収納する一対のハウジング3a,3bと、こ
のハウジング3a,3bを覆う略カップ型の電池カバー
4と、この電池カバー4と反対方向にハウジング3a,
3bより突出形成された刃部5と、この刃部5を覆うキ
ャップ61とで主体が構成されている。
【0010】刃部5の外刃6は略蒲鉾状に湾曲した多数
の微小穴を有する薄い金属板にて形成されており、枠状
に形成された外刃保持部材(カセット)7に機械的手段
にて取り付けられて外刃ブロック8を構成している。一
対のハウジング3a,3bの先端部に着脱自在に被嵌さ
れるヘッド部カバー9の先端部には開口10が設けられ
ており、この開口10に外刃ブロック8を嵌め込んで装
着してある。外刃ブロック8は保持部11を係合凹部1
2に係合することで装着してある。上記一対のハウジン
グ3a,3bは内部にモータ1、電池2等を収納して組
み合わせ、ねじ13を締結することで結合されている。
ハウジング3a,3bの両側には出入り自在に着脱釦1
4を装着してあり、着脱釦14が突出するようにばね1
5にて付勢してある。そして一対のハウジング3,3b
の先端部にヘッド部カバー9を被嵌した状態で着脱釦1
4の係合突起59とヘッド部カバー9とが係合してヘッ
ド部カバー9が取り付けられるようになっている。
【0011】刃部3の内刃16は箱状の内刃基台17に
複数の内刃ブレード18を装着して形成されており、内
刃基台17の下面側には内刃基台17の両側の間の中央
で下方に向けて軸18を垂下してあり、軸18には球状
の膨大部19を設けてある。この内刃3は外刃ブロック
8内に配置されており、内刃ブレート18が外刃6に沿
って摺接するように摺動自在にしてある。
【0012】内刃16を駆動する駆動子20は略逆U字
状の胴体部21の上面の中央に首部50を突設し、胴体
部21の両側に略S字状の薄板部22を一体に設け、薄
板部22の上端の端部に水平方向に突出する固定板部2
3を一体に設けて主体が構成されている。かかる駆動子
20の胴体部21及び薄板部22はハウジング3a,3
b内に配置してあり、ハウジング3a,3bの開口24
から首部50及び固定板部23を上に突出している。駆
動子20の首部50には首部50の先端である上端から
下方に向けて取り付け穴26が凹設されており、この取
り付け穴26には内刃16の軸18が挿入されており、
この取り付け穴26内には一定荷重で内刃16を上方に
付勢するコイルばねのようなばね27が内装されてい
る。駆動子20の首部50の先端は略鉤型の弾性片60
で形成され、軸18の膨大部19が弾性片60に圧入嵌
合されている。駆動子20の両側の固定板部23には貫
通孔29が穿孔されており、この固定板部23はねじ3
0でハウジング3a,3bに固定されている。ハウジン
グ3a,3bの開口24で首部50には防塵ゴム31を
被嵌して装着してあり、防塵ゴム31の外周にはゴム押
さえ板32が被嵌してあり、ゴム押さえ板32が上記固
定板部23と一緒にねじ30にてハウジング3a,3b
に固定してある。
【0013】モータ1の出力軸33には金属で円柱状に
形成された偏心軸34を取り付けている。偏心軸34の
下面側の中央には穴部35があり、この穴部35を出力
軸33に圧入することで偏心軸34を固定してある。偏
心軸34の上面には出力軸33に対して偏心させた軸3
6を形成している。駆動子20には軸37を設けてあ
り、これらの軸36,37間を2穴を有した部品として
のアーム38にて連結してある。アーム38の両端には
夫々穴39,40を設けてあり、穴39を軸36に遊合
すると共に穴40を軸37に遊合してアーム38にて連
結してある。
【0014】モータ1はハウジング3a,3b内に収納
されているが、半円筒状に切り欠いたリブ41にてモー
タ1の上端部と下端部とを保持している。モータ1の外
周にはスポンジ状のシート42を貼り付けてあり、モー
タ1から発生する音を吸音している。ハウジング3a,
3b内のモータ収納部43はモータ1に近接する面は微
小な隙間を設けており、モータ1から発生する振動がモ
ータ収納部43の面に直接伝播しない構造となってい
る。ハウジング3a,3b内のモータ収納部43の一方
の側方には電池収納部45を設けてあり、モータ収納部
43の他方の側方には電路を開閉するスイッチ機構を設
けてあり、スイッチハンドル46で切り換え操作できる
ようになっている。ハウジング3a,3bの下端には電
池カバー保持ばね47を設けてあり、ハウジング3a,
3bに電池カバー4を被嵌したとき電池カバー保持ばね
47にて電池カバー4を保持できるようになっている。
【0015】上記のように形成される往復式電気かみそ
りはモータ1が回転駆動されると出力軸33にて偏心軸
34が回転駆動され、偏心軸34の偏心回転にてアーム
38が揺動回転され、アーム38から駆動子20に主に
往復運動だけが伝達され、駆動子20が往復動して内刃
16が往復駆動されて髭剃りが行われるようになってい
る。
【0016】また本発明では駆動子20は往復方向の両
側に並設される薄板部22間のピッチP1より内刃16
を保持するポイントaからモータ1の出力を受けるポイ
ントbまでピッチP2が同等以下の関係である。つまり
両側の薄板部22間のピッチP1と、内刃16を保持す
るポイントaからモータ1の出力を受けるポイントbま
でピッチP2とがP1≧P2の関係となっている。また
両側の薄板部22間の位置で、モータ1の出力軸33に
取り付いた偏心軸34と駆動子20より突出した軸3
6,37とが遊合される2穴を有した部品にてモータ1
側と駆動子20側とが連結され、モータ1の出力軸33
と駆動子20の上記軸37とは駆動子20の中心を挟ん
で位置している。つまり、アーム38の穴39に軸36
を遊合する部分と穴40に軸37を遊合する部分は薄板
部22間のピッチP1内に位置し、しかもこの部分が駆
動子20の中心線cを挟んで両側に位置している。また
薄板部22の固定部は駆動子の内刃16を保持するポイ
ントaからモータ1の出力を受けるポイントbまでのピ
ッチP3の1/2より内刃16側に位置するようにして
ある。つまり、固定板部23を固定する位置から内刃1
6を保持するポイントaまでのピッチP4がP3の1/
2以下の寸法となっており、固定板部23から出力を受
けるポイントbまでのピッチP5がP3の1/2以上の
寸法となっている。
【0017】上記のような位置関係に形成されるが、往
復式電気かみそりを駆動するとき、モータ1の出力軸3
3と内刃16の取り付け部との間で内刃16の慣性力と
モータ1の駆動力でモーメントが発生する。このモーメ
ントは、モータ1の出力軸33から内刃16の取り付け
部間が短いほど、内刃16の重量が軽いほど、モータ1
の回転数が少ないほど小さくなる。また薄板部22は、
その厚み、巾、長さにより弾性変形するときの反力が決
まる。モータ1にかかるトルクを最小限に抑えるために
はこの反力は小さくする必要があるが、その形状の成形
性、座屈強度によりある程度の形状の制約がある。従っ
て、薄板部22の固定部は駆動子20の内刃16を保持
するポイントaからモータの出力を受けるポイントbま
でのピッチP3の1/2より内刃16側に位置するよう
にすることで、駆動子20の内刃16を保持するポイン
トaからモータ1の出力を受けるポイントbまでの間を
効率的にまた最短に形成でき、モーメントの発生を抑え
ることができる。また両側の薄板部22間のピッチP1
を内刃16を保持するポイントaからモータ1の出力を
受けるポイントbまでピッチP2より広くすることで駆
動子20の胴体部21の平衡が安定し、よってモーメン
トが発生し難い形状となる。また2穴39,40を有し
たアーム38は、偏心軸34と駆動子20より突出した
軸36,37にそれぞれ遊合し、モータ1の回転運動を
駆動子20の軸37に対して往復運動に変換している
が、このアーム38は、偏心軸34の偏心量に対して2
穴39,40のピッチが長いほど、往復運動に変換する
際の偏心角が少なくなるため、長くするのが理想であ
る。よってアーム38の長さを長くとり、小スペースに
配置するためには駆動子20のセンターより左右に振り
分けて駆動子20の軸37と偏心軸34の軸36を連結
することが望ましい。従って上記の位置関係によりモー
メントを発生しにくい構造とできて清音化でき、また刃
部3を駆動する駆動部の最適な位置関係を崩すことなく
小スペースに配置できる構造であり、しかも特別な機構
も必要でなく省部品で構成できる。
【0018】次に図4に示す実施の形態の例について述
べる。本例も上記例と基本的に同じである。本例の場
合、上記例のアーム38に代えて図4の結合部51を用
いた点だけが異なるだけである。この結合部51は穴部
52を有する軸受け部53と一対の薄板片54で形成さ
れ。軸受け部53が薄板片54の一端に一体化されてお
り、薄板片54の他端が駆動子20に一体に連結されて
いる。軸受け部53の穴部52に偏心軸34の軸部36
を遊合してある。しかしてモータ1を回転駆動すると偏
心軸34にて軸受け部53が揺動し、薄板片54を介し
て往復運動だけが主に駆動子20に伝達され、内刃16
が往復駆動される。この構造のものも上記例と同様の位
置関係となっている。つまり、駆動子20は往復方向の
両側に並設される薄板部22間のピッチP1より内刃1
6を保持するポイントaからモータ1の出力を受けるポ
イントb(薄板片54の駆動子20に結合する部分)ま
でピッチP2が同等以下の関係であり、偏心軸34の軸
部36が遊合される穴部52を有する軸受け部53と、
この軸受け部53と駆動子20とを連結する一対の薄板
片54とよりなる結合部51が駆動子20の両側の薄板
部22間に位置しており、モータ1の出力軸33と、駆
動子20と結合部51の薄板片54との連結部とは駆動
子20の中心を挟んで位置しており、薄板部22の固定
部は駆動子20の内刃16を保持するポイントaからモ
ータ1の出力を受けるポイントbまでのピッチの1/2
より内刃16側に位置するようにしてある。
【0019】また図5に示すようにハウジング3a,3
bの電池収納部45の上端には陽極端子55が下端には
陰極端子56が装着されており、電池2を収納した状態
で電池2の陽極と陰極が夫々接触するようになってい
る。この陽極端子55と陰極端子56は一方をモータ端
子の一方に接続し、他方をスイッチ機構を介してモータ
端子の他方に接続してある。この陽極端子55と陰極端
子56の少なくとも一方が電池接点ばねAとなってい
る。勿論、両方が電池接点ばねAとなっていてもよい。
本例の場合は、陽極端子55が電池接点ばねAとなって
いる。この電池接点ばねAは電池2の長手方向の接点を
安定させるために荷重をかけている。また電池接点ばね
Aは電池2の端子より内側に接点部57を位置させるこ
とにより電池2を外側(電池カバー4側)に付勢する荷
重が発生している。このようになっていると、図5
(b)に示すように電池カバー4を外すだけで電池2が
電池収納部45から浮き上がるために電池2の着脱が容
易になる。
【0020】また図6、図7に示すように電池収納部4
5の両側には電池2の径方向の側面に位置するように電
池側面保持壁57を設けてある。電池側面保持壁57は
長手方向の一部または上下端に切り込み58を設けてあ
り、電池側面保持壁57は弾性変形可能となっている。
この電池側面保持壁57間の間隔は電池2の外形と同じ
かそれより大きくされており、電池カバー4を外して電
池2を着脱する際にはで電池2を保持しないようになっ
ている。使用時には電池2を電池収納部45に収納し、
ハウジング3a,3bに電池カバー4を嵌めると、電池
カバー4の内面い沿って電池側面保持壁57を電池2の
径方向に締め付ける構造となっている。この構造によ
り、使用時に電池カバー4を嵌めた状態では、電池2が
径方向にがたつかないため、電池2の振動音がなくな
り、動作音が低く抑えられる。また電池カバー4を外し
たときは逆に電池側面保持壁57が広がるために電池2
の着脱が容易になる。また上記のように電池カバー4を
外すだけで電池接点ばねAにて電池2が電池収納部45
から浮き上がるために電池2の着脱がより容易になる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、叙述の如く小型で清音化でき
る往復式電気かみそりにかするものであり、刃部を駆動
する駆動部の最適な位置関係を崩すことなく小スペース
に配置できる構造であり、しかも特別な特別な機構も必
要でなく省部品で構成できる効果がある。また小さい形
状ながら使い勝手も損なわないシンプルな構造且つ清音
化構造を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の正面から見た断面
図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】同上の他例の結合部の斜視図である。
【図5】同上電池収納部を説明するもので、(a)は電
池カバーを取り付けた状態の正面から見た断面図、
(b)は電池カバーを取り付けた状態の正面から見た断
面図である。
【図6】同上の電池収納部を説明する斜視図である。
【図7】同上の電池収納部を示すもので、(a)は電池
カバーを外した状態の平面から見た断面図、(b)は電
池カバーを取り付けた状態の平面から見た断面図であ
る。
【符号の説明】
1 モータ 2 電池 3a,3b ハウジング 4 電池カバー 5 刃部 20 駆動子 22 薄板部 33 出力軸 34 偏心軸 36 軸 37 軸 38 アーム 39 穴 40 穴 45 電池収納部 51 結合部 52 穴部 53 軸受け部 54 薄板片 57 電池側面保持壁 A 電池接点ばね
フロントページの続き (72)発明者 岩崎 重左エ門 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 中川 英昭 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3C056 HA02 HA07 HA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復運動する駆動子は往復方向の両側に
    位置する薄板部を介してハウジングに固定され、外刃に
    対して往復駆動される内刃は駆動子に連結され、モータ
    の回転運動が駆動子の往復運動に変換されるようにモー
    タと駆動子が連繋された往復式電気かみそりにおいて、
    モータの動力を内刃に伝える駆動子は往復方向の両側に
    並設される薄板部間のピッチより内刃を保持するポイン
    トからモータの出力を受けるポイントまでピッチが同等
    以下の関係であり、両側の薄板部間の位置で、モータの
    出力軸に取り付いた偏心軸と駆動子より突出した軸とが
    遊合される2穴を有した部品にてモータ側と駆動子側と
    が連結され、モータの出力軸と駆動子の上記軸とは駆動
    子の中心を挟んで位置しており、薄板部の固定部は駆動
    子の内刃を保持するポイントからモータの出力を受ける
    ポイントまでのピッチの1/2より内刃側に位置するよ
    うにしたことを特徴とする往復式電気かみそり。
  2. 【請求項2】 往復運動する駆動子は往復方向の両側に
    位置する薄板部を介してハウジングに固定され、外刃に
    対して往復駆動される内刃は駆動子に連結され、モータ
    の回転運動が駆動子の往復運動に変換されるようにモー
    タと駆動子が連繋された往復式電気かみそりにおいて、
    モータの動力を内刃に伝える駆動子は往復方向の両側に
    並設される薄板部間のピッチより内刃を保持するポイン
    トからモータの出力を受けるポイントまでピッチが同等
    以下の関係であり、モータの出力軸に取り付いた偏心軸
    が遊合される穴部を有する軸受け部と、この軸受け部と
    駆動子とを連結する一対の薄板片とよりなる結合部が駆
    動子の両側の薄板部間に位置しており、モータの出力軸
    と、駆動子と結合部の薄板片の連結部とは駆動子の中心
    を挟んで位置しており、薄板部の固定部は駆動子の内刃
    を保持するポイントからモータの出力を受けるポイント
    までのピッチの1/2より内刃側に位置するようにした
    ことを特徴とする往復式電気かみそり。
  3. 【請求項3】 電池を収納する電池収納部を有すると共
    に電池収納部を備えた部分を覆う電池カバーを有し、電
    池収納部内に設けられている電池接点ばねは電池を電池
    収納部内から電池カバー側に付勢していることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の往復式電気かみそ
    り。
  4. 【請求項4】 電池を収納する電池収納部を有すると共
    に電池収納部を備えた部分を覆う電池カバーを有し、電
    池収納部の電池の側面を保持する壁は、電池の径方向に
    弾性変形可能であり、電池カバーの内形と電池の外形に
    沿うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載の往復式電気かみそり。
JP11180916A 1999-06-25 1999-06-25 往復式電気かみそり Withdrawn JP2001009176A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11180916A JP2001009176A (ja) 1999-06-25 1999-06-25 往復式電気かみそり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11180916A JP2001009176A (ja) 1999-06-25 1999-06-25 往復式電気かみそり

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001009176A true JP2001009176A (ja) 2001-01-16

Family

ID=16091532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11180916A Withdrawn JP2001009176A (ja) 1999-06-25 1999-06-25 往復式電気かみそり

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001009176A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220001555A1 (en) * 2020-07-01 2022-01-06 Braun Gmbh Electrically driven device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220001555A1 (en) * 2020-07-01 2022-01-06 Braun Gmbh Electrically driven device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030145469A1 (en) Electric hair clipper
JP2003093765A (ja) 往復式電気かみそり
JPS588657B2 (ja) 電気駆動装置
US5207731A (en) Electric shaver
JP2004261242A (ja) 電気かみそり
CN108356857B (zh) 电动剃毛装置
JP4748587B2 (ja) ロータリー式の電気かみそり
WO2010082419A1 (ja) 電気かみそり
JP2001009176A (ja) 往復式電気かみそり
JP4364302B2 (ja) 電気かみそり
JP2602383B2 (ja) 往復動式電気かみそり
JPH0654965A (ja) 往復動式電気かみそり
JP2007082493A (ja) 芝生バリカンの静音機構
JP3800994B2 (ja) 電気機器
JP5366121B2 (ja) 電気かみそり
JP2919080B2 (ja) 往復式電気かみそり
JP3003874B2 (ja) 往復式電気かみそり
JPH10156067A (ja) 往復式電気かみそり
JPH0121655Y2 (ja)
JPH09285660A (ja) 往復式電気かみそり
JP2641950B2 (ja) 電気かみそり
JP2653952B2 (ja) 往復動式電気かみそり
JPH0739657A (ja) 往復式電気かみそり
JPH0724927Y2 (ja) 小型電気機器のモータ取付装置
JP3067493B2 (ja) 電気ひげそり器

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060905