JP2001008795A - プラスチック層の二層部分から成る保護カバー、特に自動車の座席を保護する座席カバーおよびその製造方法 - Google Patents

プラスチック層の二層部分から成る保護カバー、特に自動車の座席を保護する座席カバーおよびその製造方法

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JP2001008795A
JP2001008795A JP2000146747A JP2000146747A JP2001008795A JP 2001008795 A JP2001008795 A JP 2001008795A JP 2000146747 A JP2000146747 A JP 2000146747A JP 2000146747 A JP2000146747 A JP 2000146747A JP 2001008795 A JP2001008795 A JP 2001008795A
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JP
Japan
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seat
cover
sheet
forming
layer
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JP2000146747A
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Inventor
Joachim Horn
ヨアヒム・ホルン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horn and Bauer GmbH and Co KG
Original Assignee
Horn and Bauer GmbH and Co KG
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/58Seat coverings
    • B60N2/60Removable protective coverings
    • B60N2/6018Removable protective coverings attachments thereof
    • B60N2/6063Removable protective coverings attachments thereof by elastic means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械で作製でき、自動車の座席に簡単に被せ
ることができ、それにもかかわらず、自動車の座席に改
善されたピッタリした座席を与え、自動車の座席の主要
部材が全て保護して取り囲まれている、特に初期整備に
適したプラスチック層の座席カバーを提供する。 【解決手段】 座席の座席面と背もたれ面を保護する通
しの前方シート3と、この前方シートに横溶着部6,7
により接続し、前方シートと接続して座席の背もたれを
ほぼ入れる第一の袋部分12と座席クッションをほぼ取
り囲む第二の袋部分14を形成する後方シート2とを備
え、両方の袋部分12,14を形成する後方シート2の
領域11,13が接続帯部20により接続され、これ等
の領域が袋部分12,14を形成する領域11,13の
自由な縁部分18,19の上に横溶着部6,7に沿って
延びているので、ほぼ通しの後方シート2が縁部分の閉
じた切欠9を有する、特に初期整備用のプラスチック層
の二層部分から成る自動車の座席を保護する座席カバー
にあって、少なくとも後方シート2が全部または一部復
帰能力のある弾力性材料で形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は座席の座席面と背
もたれ面を保護する通しの前方シートと、この前方シー
トに横溶着部により接続し、前方シートと接続して座席
の背もたれをほぼ入れる第一の袋部分と座席クッション
をほぼ取り囲む第二の袋部分を形成する後方シートとを
備え、両方の袋部分を形成する後方シートの領域が接続
帯部により接続され、これ等の領域が袋部分を形成する
領域の自由な縁部分の上に横溶着部に沿って延びている
ので、ほぼ通しの後方シートが縁部分の閉じた切欠を有
する、特に初期整備用のプラスチック層の二層部分から
成る自動車の座席を保護する座席カバーに関する。更
に、この発明はプラスチック層から成るそのような座席
カバーを作製する方法を提示する。この発明は一般に品
物の保護カバーにも関し、例えば後方シートに折り目な
しに接続する円形の前方シートのあるハンドル保護、予
備タイヤもしくは冬場ホィールのタイヤ保護に関する。
この保護カバーはクッション、椅子あるいは他の家具部
品を保護するため、あるいは家具部品の一部に使用され
る。スパーマケットのキャリヤを保護するためにも使用
可能性がある。他の応用は衛生や病院の分野に関連す
る。ここでは保護カバーはマットレスあるいはマットレ
スの一部の周りに敷くことができる。これ等のどの場合
でも、前方シートは宣伝手段として利用される。
【0002】
【従来の技術】自動車の座席を組立工や他の人により汚
されることを防止するため、プラスチック層の座席カバ
ーを自動車の座席の上に被せたり敷く。そのような座席
カバーは自動車について検査もしくは保守を行う場合に
自動車工場で使用される。自動車を最初に装備する場合
でも、つまり自動車工場で自動車を組み立てる場合で
も、自動車の座席は汚れの恐れに曝されている。この汚
れの恐れは自動車の座席の製造メーカーでもまた座席を
自動車工場に送る時にも始まっている。この恐れは自動
車の組立ベルトに最終的に通じる搬送設備に座席を装備
する時に続く。自動車の組立中でも多数の組立工は次々
と自動車の座席に触る。最後に仕上げ組立された自動車
をベルトで移動させ、トラックもしくは雪道車両上に乗
せて、最終的には自動車を入手者または購買者の手に受
け渡すまでには自動車のディーラーで何度も扱う。下請
け業者で座席を製造することにより、自動車を購買者あ
るいは顧客に引き渡すまでに自動車の座席は組立工や他
の人と約 30 〜 35 回接触されることになるので、汚れ
の恐れは著しくなる。この汚れの恐れを防止するため、
プラスチック層の座席カバーが既に知られている。これ
等の座席カバーを座席製造メーカーで既に、遅くとも自
動車製造メーカーでも自動車の座席、特にドライバーの
座席に被せ、この自動車を顧客に引き渡す前に初めて除
去する。初期装備用のそのような座席カバーは自動車を
検査あるいは保守中に利用する座席カバーとは特に異な
っていない。座席カバーは比較的厚いプラスチック層で
作製され、このプラスチック層はその限りでは大きな負
荷に向いている。
【0003】冒頭に述べた種類の座席カバーはドイツ特
許第 41 32 714号明細書により周知である。この場合、
二つの袋部分を形成する後方シートの領域は接続帯部で
接続されている。この接続帯部は袋部分を形成する領域
の自由な縁部分の上で横溶着部に沿って延びている。接
続帯部は前方シートにも接続しているので、ほぼ通しの
後方シートには縁を閉ざした切欠がある。座席カバーの
両方の層、つまり前方シートと後方シートは大きさの等
しい輪郭を有し、四つの角の全てで、つまり横溶着部の
領域で連続的に、また長手縁部分の領域でも互いに接続
されている。前方シートは全面的に閉じるように形成さ
れているが、後方シートには縁部分を閉ざした切欠が設
けてある。この切欠は全ての側部で平らに置いた座席カ
バーの輪郭に間隔を置いて配置され、ただ一つの開口部
であり、この開口により座席カバーを背もたれや座席ク
ッションの上に被せることができる。接続帯部により、
今まで知られている二つの袋部分の外に、同じようにこ
れ等の袋部分を接続する付加的な横袋部分が提供され
る。これ等の横袋部分は座席クッションと背もたれに移
行領域に嵌まるので、自動車の座席の傷付きやすい個所
を汚れに対して有効な保護となる。座席カバーで保護さ
れた自動車の座席を利用する時のずれの恐れは実際に除
去されている。それにもかかわらず、この座席カバーを
作製する時、手作業は何れも排除される。ゴムバンド、
層条片等を付加的に使用することも省け、付加的な組立
経費を節約する。座席カバーを被せる場合、この座席カ
バーは座席クッションと背もたれを取り囲む保護位置に
むしろ自動的に達する。横溶着部により前方シートは後
方シートと共にどの座席でも互いに一貫して接続され
る。しかし、他方ではこの横溶着は、個々の座席カバー
が同時に互いに分離するように行われるので、重ねて積
層体にして保管し、このようにしても座席製造メーカー
あるいは自動車の製造メーカーに発送できる。その外、
個々の座席カバーをミシン穴で互いに繋げることがで
き、そのような連続帯状体を貯蔵ロールに巻き取ること
も可能である。座席カバーの作製に使用されるプラスチ
ック層は材料節約のため薄いので、被せる時に亀裂の恐
れが生じる。そのような場合には、自動車の座席上に座
席カバーの正規位置を保証できない。
【0004】搬送ベルトに背もたれが下向きに懸架する
自動車の座席を自動車の組立ベルトに導入する時、更に
座席カバーが不意に自動車の座席から緩んで落下する恐
れが生じる。従って、これ等の座席カバーは保護機能も
もはや満たしていない。この恐れを防ぐため、個別の部
品として座席カバーに対してゴムベルトを使用すること
が知られている。このゴムベルトは座席カバーを被せた
後に閉じたループとして座席クッションと背もたれの間
の移行領域に来るように背もたれ上に案内される。この
処置により、座席カバーを懸架して搬送される自動車の
座席から不慮のずれ落ちることが防止される。同時に座
席カバーの前方シートが座席クッションと背もたれの間
の移行領域でゴムバンドで固定されているので、ずれの
恐れが防止される。しかし、座席カバーに加えてこのよ
うなゴムベルトを使用することは経費がかかり、汚れの
恐れに対する制約された救済策しか与えない。
【0005】ゴムバンドを補助的に使用することの外
に、例えば背もたれを取り囲む袋部分の自由な縁部分の
中間領域に二つの層条片を溶着することが知られてい
る。これ等の二つの層条片はベルトのタイプに応じてエ
プロンドレスのところでカバーを座席の上に被せた後に
前方向に巻き付け、そこで互いに結び付ける。その結
果、ここでも座席カバーの前方シートが座席クッション
と背もたれの間の移行領域で狭く密着する。この付加的
な層条片の作製と、特に溶着は経費がかかり、座席カバ
ーを被せた後、付加的な結び付け過程を必要とし、更に
汚れの恐れに対して条件付きの救済策しか与えない。ゴ
ムバンドに比べて、層条片は背もたれのところに比較的
高いところにある。
【0006】他の周知の座席カバーは、ドイツ特許第 1
6 30 878号明細書に開示されているように最初に作製さ
れている。プラスチック帯状体を個々の座席カバーに分
割した後に後方シートで形成される袋部分の自由な縁部
分に沿って、また袋部分で覆われていない領域の前方シ
ートの自由な縁部分に沿って二分割ホースを溶着するこ
とが行われる。二分割ホースを溶着する時、ゴムバンド
をループの形にする。このゴムベルトで言わば開口部が
でき、この開口部は座席カバーのところに自動車の座席
に被せるために利用される。その場合、ゴムベルトは一
定の締付作用を行うので、特に座席カバーの前方シート
が座席クッションと背もたれへより近くに保持されてい
る。このような座席カバーは手作業で行う二分割ホース
をゴムベルトで溶着して経費がかかり高価であり、他方
で良好な保護作用をもたらる。しかし、自動車の座席に
そのような座席カバーを被せることは、冒頭に述べた座
席カバーの場合より比較的に実行困難である。
【0007】更に、自動車の座席の製造メーカーで既に
一方の座席クッショと他方の背もたれをそれぞれ一つの
収縮プラスッチ部分に収縮処理し、次に座席の組立時に
初めて座席クッションと背もたれを一緒にする。発泡層
のこれ等の二つの部分は自動車の座席に残し、自動車を
購買者あるいは顧客に配送するまで自動車の製造メーカ
ーにより同じようにこの自動車の座席を保護する。しか
し、ここで収縮は、対応する収縮装置に対しても付加的
な著しい経費となることを意味する。
【0008】更に、特に低賃金国家にあってゴムバンド
をプラスチック層の座席カバーの縁部分と閉ざした切欠
の縁部分に縫い付けることが知られている。この縫い付
けは手作業で予め引っ張ってゴムベルトを固定して行わ
れ。これは、ゴムバンドが弾力性ある異物体として折り
目を付けて弾力性のない層を引き締める結果になる。こ
れは見栄えを乱すだけでなく、ロールに巻き上げること
も妨げる。積層体の個々の部分としてもそのような座席
カバーはただ扱いが困難である。自動車の座席に皺だら
けの座席、電子キャビネットに対して故障し易さ等のよ
うな他の難点、層に割れが生じたりそれが広がる恐れは
その結果である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】それ故、この発明の課
題は、機械で作製でき、自動車の座席に簡単に被せるこ
とができ、それにもかかわらず、自動車の座席に改善さ
れたピッタリした座席を与え、自動車の座席の主要部材
が全て保護して取り囲まれている、特に初期整備に適し
たプラスチック層の座席カバーを提供することにある。
この座席カバーは座席クッションのためにある袋部分を
何度も取り外したり再装備できるべきである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、冒頭に述べた種類の座席カバーにあって、少な
くとも後方シートが全部または一部復帰能力のある弾力
性材料で形成されていることによって解決されている。
【0011】この発明による他の有利な構成は特許請求
の範囲の従属請求項に記載されている。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明は、座席カバーが少なく
とも一部分的に自動車の座席の座席クッションから取り
外せて再度装備できるように、座席カバーの製造に使用
されるプラスチック層の材料特性を変更する考えを前提
としている。これは少なくとも数回可能であり、プラス
チック層が割れたり、緊張させた座席が再装備後に著し
く緩んだり失われることがない。つまり、座席カバーの
少なくとも特定な領域に対して弾力性のある層を使用す
ることが大切である。取外や再装備を可能にするため、
弾力性とこれに関連する復帰能力が利用されている。こ
れは乗物の中で自動車の座席を組み立てる場合に有効で
ある。何故なら、取外状態では座席の固定ネジに手が届
くからである。引出し、消火器、救急箱等を組み込む時
にも、座席クッションを取り囲む座席カバーの袋部分を
一時的に外し、背もたれを取り囲む背もたれカバーの袋
部分を外さないことは役に立ったり全く必要である。同
じことは、座席の位置を変える座席モータ、換気装置等
の接続あるいは調整にも当てはまる。この場合、座席カ
バーは例えば 10 回以上まで取り外して再装備する必要
があることが分かる。その後にも座席カバーはその保護
機能を規則正しく満たす必要がある。座席カバーはその
寸法を今までより幾分小さくして作製できる。それにも
かかわらず、延び能力のある層の弾力性は被せる時の取
扱を容易にし、座席をより良くする。座席カバーは言わ
ばゴム弾性特性を受け取り、復帰能力を有利に利用す
る。座席カバーは被せた状態で自動車の座席の外形に正
確に載る。従って、例えば自動車の座席の正確な位置を
電子キャビネットのある乗物で計測して検査する場合に
乱れの可能性が無くなる。張り出している層領域あるい
は自動車の座席の座席カバーがもはや乱れとならない。
この新しい座席カバーには被せる時あるいは自動車の座
席に引き入れる時に利点もある。この座席カバーは自動
車の座席の外形を狭く取り囲む座席で早く、確実にしか
も折り目なしに引き抜くことができる。
【0013】弾力性のある層は主に座席カバーの後方シ
ートの領域で使用され、そこでも一部にのみまたは領域
毎に使用される。少なくとも接続帯部は復帰能力のある
弾力性材料で形成されている。これは、座席クッション
を取り囲む袋部分の領域で望ましい作用を得るために十
分である。しかし、後方シートの大部分あるいは後方シ
ートの全部をゴム弾性材料で形成することも可能であ
る。
【0014】復帰能力のある弾力性材料には、座席カバ
ーを自動車の座席から何度も取り外したり取り付けるこ
とができるような弾力性とそのような復帰能力がある。
これは自動車の座席を自動車の組立ベルトに組み立てる
時の使用条件に相当している。その場合、層は亀裂や亀
裂の伝播なしにそのような取扱に耐える必要がある。特
に、後方シートを形成するプラスチッチ層の弾性的な延
びは少なくとも 50 %,好ましくは少なくとも 60 %で
あるべきである。層材料がこれ等の条件を満たすか否か
は、簡単な試験で例えば以下のように確認できる。即
ち、例えば延びていない状態で 50 mmの長さの試験帯状
片から始めて、この試験帯状片を 150 mm( 200 %)の
作用が短時間な伸びを与え次に応力を解放する(弛
緩)。試験帯状片は非常に早く 75 mmの残留長さを占
め、塑性的に 50 mmから 75 mmに延びる(50 %)。200
%の全体の伸びは 50 %の塑性的な伸びと 150%の弾
性的な伸びからなる。従って、試験したプラスチック層
の弾性的な伸びは 150%である。
【0015】縁を閉ざした切欠は卵形の形状であるか縁
を丸くした長方形の形状であると有利である。これは多
くの点で有利である。亀裂に対する恐れは更に低減し、
ピント張った座席に好ましい。自動車の座席は最適に取
り囲まれ、これにより保護される。
【0016】後方シートは共重合体、特にエチレン・ビ
ニール・アセテートもしくはブチル・ビニール・アセテ
ートから成る。他の材料もこれ等の要求を満たし、例え
ば熱可塑性のエラストマーもしくは、少なくとも層状で
あるか混合状態であるか 100%使用されている特別に弾
性的な低密度材料も満たす。
【0017】後方シートは多層層で形成してもよく、そ
のうちの一つの層の亀裂や亀裂の伝播に対する提供が強
く、他の層の復帰力能力が大きい。自動車の座席に対す
る両方の層の配置は任意である。
【0018】後方シートを形成する多層層は溶着特性の
良い第三の層を有するとよく、前方シートの多層層は逆
に使用されている。
【0019】前方シートを形成するプラスチック層は自
動車の座席に対向する内側で滑り止めされ、外側は滑り
易く形成されている。これにより、組立工が周知のよう
にそのように保護された自動車の座席に約 35 回まで座
っても、座席カバーは自動車を組み立てる時に自動車の
座席に対してずれる恐れは生じない。
【0020】自動車の座席を保護する座席カバーを作製
する方法は、平坦な層の形をしたプラスチック層から前
方シートと後方シートを形成する連続帯体を形成し、各
座席カーに対する両方の連続帯体を横溶着と少なくとも
一つの縦溶着で互いに接続することを前提としている。
この発明によれば、後方シートを形成する各座席カバー
の連続帯体には一部分または一切抜の形になった卵形ま
たは角の丸い長方形の縁部分の閉じた切欠が付けてあ
る。少なくとも後方シートは全部または一部弾性的で復
帰力のある材料で形成されている。面状層を使用して、
異なった材料を組み合わせて一緒に溶着することが簡単
に可能である。つまり、前方シートと後方シートはそれ
ぞれ一つの面状層で形成できる。両方の連続帯状体は二
つの縦溶着部により互いに接続している。縦溶着部で生
じたこれ等の二つの縦継ぎ目は平坦な層の連続帯体の搬
送方向に延びている。この特別な成形により座席クッシ
ョンの両方の自由な角部分は特に有効にしかも広い面積
で取り囲まれ保護される。同時に、この座席カバーには
自動車の座席へ簡単に被せるために必要な運動性があ
る。接続帯部の特別なこの構成により縁部分と閉ざした
切欠は卵形または長方形の形状になる。縁部分を閉ざし
た切欠は、後方シートの連続帯体に落下部分を裁断して
切抜部分により形成できる。しかし、この切抜をほぼU
字状の切口により形成し、これに関連する蓋を後方シー
トに残すこともでき、この蓋は座席カバーを取り扱う時
に乱れを与えない。プラスチック層の亀裂が自動車の座
席に被せる時に防止されるため、縁部分を閉ざした切欠
には丸くした角がある。
【0021】図示する製造可能性では、前方シートを形
成する連続帯体および/または後方シート形成する連続
帯体は滑り止めできる。これは、前方シートを形成する
連続帯体に対して特に有効に当てはまる。従って、座席
カバーは組立工あるいは他の操作員により何度も低くし
たり再び上に上げたりすることにより負荷が加わる場合
にこの領域で横方向にずれることはない。自動車の座席
に前方シートが付着すると溶着の負荷応力を低減する。
【0022】
【実施例】この発明を好適実施例と製造方法について更
に説明する。
【0023】図1に平らに置かれた状態で示してある座
席カバー1は二重層のプラスチック層で形成されてい
る。この平面図は言わば裏側から見た図を示す。つま
り、後方シート2の直接の平面図である。後方シート2
の下には第二層として前方シート3がある。後方シート
2と前方シート3は溶着後に合体された材料部分、プラ
スチック層を形成する。その場合、後方シート2は前方
シート3に第一縦溶着部4を介して接続している。他方
の縦側部では後方シート2と前方シート3は第二縦溶着
部5を介して通しの縦溶着継ぎ目の形にして同じように
接続されている。これ等の縦溶着部4と5は破線で示し
てあるが、これ等の縦継ぎ目を通しで、つまり中断個所
なしに付けると効果的である。しかし、縦溶着部4と縦
溶着部5の領域の外では後方シート2が前方シート3に
二つの横溶着部6と7によっても接続している。これ等
の横溶着部6と7は縦溶着部4に続き、縦溶着部5まで
延びている。その結果、最終的に後方シート2と前方シ
ート3はその輪郭に沿って通して互いに接続している。
記号、長手方向で横は矢印8の搬送方向に付いて選択さ
れている。つまり、個々の座席カバーを作製する時に連
続帯体を処理する方向に選択されている。こうして、縦
溶着部4と縦溶着部5は矢印8に平行に延びている。こ
れに反して、横溶着部6と7はこれに対して直角に延び
ている。製造時には、面状層が一方で前方シート3に対
して、また他方で後方シート4に対して使用される。し
かし、座席カバー全体を適当な復帰特性のホース材料で
形成することも可能である。
【0024】後方シート2には角10を丸い縁部分の閉
じた切欠9がある。この切欠9はほぼ長方形の輪郭で、
後方シート2の内部領域に、縦溶着部4に間隔を保って
縦溶着部5および横溶着部6と7も配置されている。誰
でも分かるように、この切欠9は切抜部あるいは一部分
で形成されているが、中央に対称に設けてあるのでな
く、一方の長手角の方向にずらして配置されている。前
方シート3にはそのような切欠はなく、全面的に平坦に
されている。
【0025】後方シートの一部の領域はその下にある前
方シート3の領域と共に第一の袋部分12を形成する。
後方シートの領域13は前方シート3の対応する領域と
共に第二の袋部分14を切欠9の下に形成する。切欠9
の偏心配置により上部の袋部分12は下部の袋部分14
よりも比較的伏角あるいは長く形成されている。上部の
袋部分12は自動車の座席16の背もたれ15(図3)
を入れたり取り囲むために使用されるが、下部の袋部分
14は自動車の座席16の付属する座席クッション17
の上に被さる。
【0026】切欠9により袋部分12は言わば自由な縁
部分18を有し、袋部分14は矢印8にほぼ平行に延び
る自由な縁部分19を有する。両方の縁部分18と19
あるいは後方シート2の領域11と13は接続帯部20
により互いに接続している。これ等の接続帯部20は後
方シート2の構成要素である。大切なことは、横溶着部
6と7が一貫して設けてあるので、これ等の接続帯部2
0も前方シート3に接続している点にある。接続帯部2
0は自動車の座席16を座席クッション17と背もたれ
15の間の移行領域で特に効果的に包み込むか後ろから
嵌まり、汚れを防止する(図3)。前方シート3は座席
カバーが自動車の座席16に被さった位置で座席クッシ
ョン17の座席面21の上や背もたれ15の背もたれ面
22の上に延びていて、この背もたれ面は座席の利用者
の背中に作用する。これに反して、後方シート2は背も
たれ15に後から嵌まり、座席クッション17をに後か
ら嵌まる。
【0027】図2の断面図を参照して、座席カバー1の
二重層による構成をもう一度説明する。この場合、見通
しを良くするため接続帯部20は図示しない。
【0028】図4と5は図1〜3の座席カバー1に対す
る製造可能性を多数の工程にして示す。ここでは、プラ
スチック層の連続帯状体の平坦な層が使用される。第一
加工工程では、後方シート2と前方シート3を形成する
両方の連続帯体が互いに切り離して通され(特に図5を
参照),矢印25に従って段階的に矢印8の方向に前進
移動する。その場合、後方シート2を形成する連続帯状
体は打抜器具26を通過する。この器具の父型状の部分
27が後方シート2を形成する連続帯状体の上に配置さ
れている。他方、付属する母型状の部分28は後方シー
ト2を形成する連続帯状体の下に、つまり後方シート2
を形成する連続帯状体と前方シート3を形成する連続帯
状体の間に固定配置されている。父型状の部分27は二
重矢印29に従って上下に駆動される。その場合、各ス
トローク毎に開口部を形成する切欠9が落下部分の形で
打ち抜かれ、取り外される。落下部分の形の切欠9を刃
で機械的に切り離すことも可能である。
【0029】他の製造工程では、後方シート2と前方シ
ート3を形成する連続帯状体を面状に重ねて導入し、縦
溶着部4と5および横溶着部6と7が形成される。その
場合、前記横溶着部6と7は図5に二つの矢印で示して
ある。横溶着部6と7は一方で後方シート2を前方シー
ト3に接続し、他方で先頭の座席カバー1を後続する座
席カバー1と切り離す。同時に、切欠9を付けて背もた
れ15に頭部保護を組み込むためにある二つの打抜部3
0も縦溶着部4の領域に付けることができる。これ等の
打抜部30の取付は縦溶着部5あるいは横溶着部6と7
とも一緒に行われる。しかし、図示する相対位置が有利
である。何故なら、その時には切欠9が自由な縦縁部分
23の領域に配置されているからである。前方シート3
の自由な縦縁部分24は後方シート2の自由な縦縁部分
23で覆われている。
【0030】図6と7を参照して、幾分変更された座席
カバー1に対する他の製造可能性が示されている。ここ
でも、切り離された二つの平坦層が使用される。その場
合、一方の平坦層は後方シート2を、また他方の平坦層
は前方シート3を形成する。ここでも、縦溶着部4が存
在するが、他方の縦縁部分には縦溶着部5がある。ここ
でも切欠9が後方シート2に設けてある。しかし、ここ
では、落下部分の形状をした切抜部分は打ち抜かれず、
ただU字状に制限された部分31を取り付けるだけであ
るので、言わば蓋が生じ、落下部分がない。このような
蓋も切欠9を形成し、座席カバー1を自動車の座席に被
せることを防止しない。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明による
プラスチック層の座席カバーは機械で作製でき、自動車
の座席に簡単に被せることができ、それにもかかわら
ず、自動車の座席に改善されたピッタリした座席を与
え、自動車の座席の主要部材が全て保護して取り囲まれ
ているので、特に初期整備に適している。更に、この座
席カバーには座席クッションのためにある袋部分を何度
も取り外したり再装備できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 後方シートに対する面状に置かれた座席カバ
ーの平面図、
【図2】 図1の線分 II − II から見た断面図、
【図3】 被せた図1と2の座席カバーを有する自動車
の座席の側面図、
【図4】 多くの製造工程を説明するため二分割ホース
の形の二つの面状層から成る連続帯体の平面図、
【図5】 付属する側面図、
【図6】 多くの製造工程を説明するため二つの面状層
から成る連続帯体の平面図、
【図7】 図6に付属する側面図である。
【符号の説明】
1 座席カバー 2 後方シート 3 前方シート 4 縦溶着部 5 縦溶着部 6 横溶着部 7 横溶着部 8 矢印 9 切欠 10 角部分 11 領域 12 袋部分 13 領域 14 袋部分 15 背もたれ 16 自動車の座席 17 座席クッション 18 縁部分 19 縁部分 20 接続帯部 21 座席面 22 背もたれ面 23 縦縁部分 24 縦縁部分 25 矢印 26 打抜器具 27 父型部分 28 母型部分 29 二重矢印 30 打抜部 31 部分

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通しで保護する前方シート(3)と、こ
    の前方シートに溶着部(6,7)で接続し、前方シート
    と接続して袋部分(12)を形成する後方シート(2)
    とを備え、後方シート(2)が縁部分の閉じた切欠
    (9)を有する対象物の保護カバーにおいて、少なくと
    も後方シート(2)が全部または一部復帰能力のある弾
    力性材料で形成されていることを特徴とする保護カバ
    ー。
  2. 【請求項2】 座席の座席面と背もたれ面を保護する通
    しの前方シート(3)と、この前方シートに横溶着部
    (6,7)により接続し、前方シートと接続して座席の
    背もたれをほぼ入れる第一の袋部分(12)と座席クッ
    ションをほぼ取り囲む第二の袋部分(14)を形成する
    後方シート(2)とを備え、両方の袋部分(12,1
    4)を形成する後方シート(2)の領域(11,13)
    が接続帯部(20)により接続され、これ等の領域が袋
    部分(12,14)を形成する領域(11,13)の自
    由な縁部分(18,19)の上に横溶着部(6,7)に
    沿って延びているので、ほぼ通しの後方シート(2)が
    縁部分の閉じた切欠(9)を有する、特に初期整備用の
    プラスチック層の二層部分から成る自動車の座席を保護
    する座席カバーにおいて、少なくとも後方シート(2)
    が全部または一部復帰能力のある弾力性材料で形成され
    ていることを特徴とする座席カバー。
  3. 【請求項3】 少なくとも接続帯部(20)は復帰能力
    のある弾力性材料で構成されていることを特徴とする請
    求項2に記載の座席カバー。
  4. 【請求項4】 復帰能力のある弾力性材料は座席カバー
    を自動車の座席から何度も引き外したり引き上げること
    のできるような弾性と復帰能力を有することを特徴とす
    る請求項2または3に記載の座席カバー。
  5. 【請求項5】 後方シート(2)を形成するプラスチッ
    ク層は、少なくとも50 %,好ましくは 60 %の弾性伸
    びを有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項
    に記載の座席カバー。
  6. 【請求項6】 縁部分と閉ざした切欠(9)は卵形であ
    るか角(10)を丸めた長方形であることを特徴とする
    請求項1または4に記載の座席カバー。
  7. 【請求項7】 後方シート(2)は、特にエチレン・ビ
    ニール・アセテートもしくはブチレン・ビニール・アセ
    テートの共重合体であることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の座席カバー。
  8. 【請求項8】 後方シート(2)は多層層で形成され、
    この層の一方の層は亀裂発生と亀裂伝播の抵抗が大き
    く、他方の層は復帰能力が大きいことを特徴とする請求
    項1〜7の何れか1項に記載の座席カバー。
  9. 【請求項9】 後方シート(2)を形成する多層層は溶
    着特性の良好な第三層を有し、この第三層は前方シート
    (3)に対向して使用されていることを特徴とする請求
    項8に記載の座席カバー。
  10. 【請求項10】 前方シート(3)を形成するプラスッ
    チク層は自動車の座席に対向する内側で滑り止めされ、
    外側で滑らかに形成されていることを特徴とする請求項
    1〜9の何れか1項に記載の座席カバー。
  11. 【請求項11】 平坦な層の形のプラスチック層から、
    前方シートと後方シートを形成する連続帯状体を形成
    し、それぞれのカバーに対する両方の連続帯状体を横溶
    着部と少なくとも一つの縦溶着部(5)により互いに接
    続する、請求項1〜10の何れか1項により、保護カバ
    ー、特に自動車の座席を保護する座席カバーを作製する
    方法において、後方シート(2)を形成する各カバー
    (1)の連続帯状体に角(10)を丸めた卵形あるいは
    長方形の形状の縁部分と閉ざした切欠(9)を一部また
    は切抜の形にして付け、少なくとも後方シートが全部ま
    たは一部復帰能力のある弾力性材料で形成されているこ
    とを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 前方シート(3)と後方シート(2)
    がそれぞれ一つの面状層で形成され、両方の連続帯状体
    が二つの縦溶着部(4,5)で互いに接続されているこ
    とを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前方シート(3)を形成する連続帯状
    体は滑り止めとなるように形成されていることを特徴と
    する請求項11または12に記載の方法。
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