JPH09224788A - 自動車用座席を保護するための座席カバー - Google Patents

自動車用座席を保護するための座席カバー

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JPH09224788A
JPH09224788A JP8253348A JP25334896A JPH09224788A JP H09224788 A JPH09224788 A JP H09224788A JP 8253348 A JP8253348 A JP 8253348A JP 25334896 A JP25334896 A JP 25334896A JP H09224788 A JPH09224788 A JP H09224788A
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    • B60N2/58Seat coverings
    • B60N2/60Removable protective coverings
    • B60N2/6018Removable protective coverings attachments thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用座席を保護するための座席カバー、
特に工場用の使い捨て座席カバーを提供すること 【手段】 前側2および後側3が別個の帯状材料28,
31で形成されており、これらの帯状材料が縦溶接継ぎ
目6により互いに結合されていること、前側を形成して
いる帯状材料28が表面30において高い摩擦係数を、
そして表面29において低い摩擦係数を有するコエクス
トルージョンにより成形されたシート材から成り、この
シート材の高い摩擦係数を有する表面30で後側に向き
合うようにして設けられていること、および後側を形成
している帯状材料31が少なくともその前側に向いた表
面32において低い摩擦係数を有している

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座席クッションの
座り面と座席の背凭れの背凭れ面とを一貫して支持する
前側と、この前側と横溶接継ぎ目を介して結合される後
側とを備えており、この後側が前側と結合されて座席の
背凭れを少なくとも部分的に収容する第一の袋状くるみ
部を形成している、合成樹脂シートから成る二層の部分
を備えた自動車用座席を保護するための、特に工場用の
使い捨て座席カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂シート材から成る座席カバー
は、自動車座席を組立る際作業員により、および他の人
が触れることにより汚れるのを防ぐため、自動車座席全
体を覆うように折返されて張架される。このような座席
カバーが、自動車工場にあって、自動車の検査および修
理を行う際に使用されることは知られている。もちろん
このような修理を行う際、作業員が何度も座席カバーで
保護されている自動車座席上に座ることが起こり得る。
公知のように、自動車座席上には、机にあって可能であ
るが、直に座席の前方から腰掛けることはできない。腰
掛け運動は側方から自動車内に入込むようにして行なわ
れる。その際、自動車座席上の座席カバーがずれてしま
い、座席クッションのおよび/または背凭れの表面領域
が保護されないことになり、次に腰掛ける際に、特に汚
れた作業服が直にこれらに触れることになる。
【0003】冒頭に記載した様式の座席カバーはドイツ
連邦共和国特許第16 30 878号公報から知られ
ている。座席カバーを製造する際に、合成樹脂シートか
ら成る筒状物が縦方向に切断されて展開される。その際
形成される縁部は双方が離され、平坦に折畳まれて筒状
物の残りの材料の上に重ねられる。その際、平坦に重ね
られて二層となった帯状材料の領域が形成され、この帯
状材料から横溶接継ぎ目により一つ一つの座席カバーが
造られる。筒状物の繋がり合っている材料片は一方では
前側を形成しており、他方では縁部領域と共に後側を形
成している。後側のこの縁領域はこれに連なる前側と共
にそれぞれ一つの袋状くるみ部を形成し、その際第一の
袋状くるみ部は、これが自動車−座席の背凭れの上領域
に位置し、他方第二の袋状くるみ部は、座席カバーが正
しくセットされた際、座席クッションの自由端部を部分
的に覆うように構成されている。この公知の座席カバー
は合成樹脂シート材から造られている。モノフイラメン
トとしてのこの合成樹脂シート材は両表面において摩擦
係数が低く、従って比較的滑らかに形成されている。座
席カバーは互いに連なって巻かれた状態で巻物として納
品されることがあり、その際座席カバーは、穿孔を境に
して分割される。しかし、個々の座席カバーが既に製造
の段階において互いに切離されており、次いでこれらが
積重ねられて、例えばカートンで包装されて市場に出さ
れることもある。使用する際には、即ち自動車座席に載
置し、これに被せる際先ず、少なくとも背凭れのための
袋状くるみ部を開き、座席カバーを背凭れの上方から、
そして可能な限りそれに連なっている頭部支持部を覆う
ように、これに被せる必要がある。袋状くるみ部を開く
ことは滑らかな合成樹脂シート材が使用されているので
容易に行うことができ、また自動車座席全体を覆うこと
も比較的問題なく行なわれる。しかし、このような座席
カバーがその内側において、即ち座席クッションの座り
面と背凭れの背凭れ面とに面している側において低い摩
擦係数を有しているので、自動車座席における座席カバ
ーの位置が、作業員が腰掛ける度毎に、また自動車座席
の上で運動する度毎にずれる。このことは不利である。
何故なら、これにより座席カバーがどうすることもでき
ないほど滑り、座席の領域がもはや座席カバーによって
覆われなくなる、即ち保護されなくなるからである。
【0004】自動車座席上に被せた状態での座席カバー
の付着の不具合の問題に対処するために、米国特許第
4.676.376号公報から、座席カバーを製造する
ためにコエクストルージョンにより成形加工したシート
材料を使用することが知られている。このシート材料は
異なる材料を一緒に押出し成形した二層から成るシート
であり、これらの二つの層は唯一のシート材料に結合さ
れる。その際、両材料パートナーとして、一方の表面が
比較的高い摩擦係数を有している材料を、他方の表面が
比較的低い摩擦係数を有している材料が選択使用され
る。即ち、シートは片側が均一に接着性であり、他の側
は平滑に形成されている。ここでこのシートは、高い摩
擦係数を有している接着性の表面が座席クッションの座
り面と背凭れの背凭れ面に面するように配設されて、こ
れらの部分と直接結合され、他方平滑な表面が外側に向
けられ、作業員との接触面を形成するような様式で座席
カバーとして配設されかつ加工される。このようにし
て、このような座席カバーは自動車座席に被せた状態で
満足の行く付着性を達し、外側に向けられた平滑な表面
は、作業員が自動車座席上に座った際或いは自動車座席
上で作業員が運動した際でも座席カバーの滑りが十分に
阻止される。しかし、この公知の座席カバーの重大な欠
点は、このような座席カバーは具合悪るくしか被せられ
ないと言うことである。これは、一つの袋状くるみ部或
いは座席クッションのための第二の袋状くるみ部が設け
られている場合は多数の袋状くるみ部の領域において、
互いに面し合った接触面がそれぞれ高い摩擦係数をもっ
て、即ち接着性をもって形成されているシート材領域が
互いに重なり合うことに帰される。この限りでは、袋状
くるみ部を開くのが困難であり、また自動車座席の上領
域に被せるのにも労力を要する。このことは特に、比較
的大きい、即ち長尺に形成された袋状くるみ部に言える
ことである。この袋状くるみ部の開きの問題に対処する
ために、袋状くるみ部の長さを低減することが考えられ
る。しかし、その際自動車座席の座席カバーの正しいか
つ許容し得るような座りが、特に自動車座席が比較的高
く突き出ている際、或いは調節可能な頭部支持部を備え
ている際に、著しく阻害される。短く形成されている袋
状くるみ部は実際にただ頭部支持部のみを覆い、背凭れ
の突出している角偶領域では側方にずれてしまう。これ
に対して袋状くるみ部を長尺に形成した際は、その開き
が困難であり、たとえこれにより背凭れにおいて座りが
改善されて有利であるとしても、背凭れおよび頭部支持
部全体を覆うのが困難である。
【0005】これに加えて、市場にもたらされる座席カ
バーにあっては、これを経済的に採算があうように、可
能な限り薄いシート材料から造り、合成樹脂の材料消費
を最小限にしなければならない。このことはとりわけ環
境の観点から行われなければならなにい。何故なら、表
面の仮の保護のための使い捨てのカバーによる自然資源
に対する負担が可能な限り僅かでなければならないから
である。厚さ0,013mm以下のモノフイラメントか
ら成るこのような座席カバーは工場において使用され
る。しかし、薄いシート材の使用は袋状くるみ部の開き
の問題を大きくする。反対に比較的厚い−大体20μの
範囲或いはされ以上の厚みの−合成樹脂シート材から成
る座席カバーの袋状くるみ部は、比較的簡単に開けるこ
とが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、その背凭れに被せて引張られる袋状くるみ部が容
易に開くことができ、苦労せずに自動車座席の正しい座
り位置に載置することが可能であり、しかも他方では座
席カバーが被せられて保護された自動車座席の上に何度
も座ってもずれることのない、冒頭に記載した座席カバ
ーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、冒頭に記載した座席カバーにあって、一方において
前側が、そして他方において後側が別個の帯状材料で形
成されており、これらの帯状材料が縦溶接継ぎ目により
互いに結合されていること、前側を形成している帯状材
料が、その一方の表面において高い摩擦係数を、そして
その他方の表面において比較的低い摩擦係数を有するコ
エクストルージョンにより成形されたシート材から成
り、かつこのシート材の高い摩擦係数を有する表面で後
側に向き合うようにして設けられていること、および後
側を形成している帯状材料が少なくともその前側に向い
た表面において低い摩擦係数を有していることによって
解決される。
【0008】本発明は、これらの部分的に相反する要件
を充足すると言う思想から出発している。座席カバー前
側を形成している第一の別個の帯状材料が使用される。
これとは別個に、後側を形成する合成樹脂シート材から
成る第二の帯状材料が使用され、前側を形成する帯状材
料のみが自動車座席に面している側で高い摩擦係数を備
えている、コエクストルージョンにより成形されたシー
ト材から成り、他方作業員に面している他の表面は平滑
に形成されている。後側にとって重要なのは、少なくと
もその前側に面している内側が平滑に形成されているシ
ート材を使用することである。これにより、二重の機能
が達せられる。即ち、一方では前側と背凭れのの当該領
域によって形成された袋状くるみ部が簡単になんの苦労
もなく、例えば一寸振るだけで開くことができる。この
ことは、座席カバーが積重ねて包装されて或いはロール
に巻かれて市販されているかどうかに関係がない。他方
では、後側のこの内面或いは内側表面が、頭部支持部と
背凭れとが覆われた際背凭れの部分と接触することであ
る。これにより、座席カバーの取付けがその第一の作業
段階で著しく軽減される。何故なら、袋状くるみ部の後
側の内側が座席に沿って滑動するからである。こり領域
の折返しと引下ろしは迅速にかつ困難なく確実に行うこ
とができ、その際同時に座席カバーの自動車座席の垂直
な縦中央面に対する整向も行なわれる。それにもかかわ
らず、前側が背凭れの背凭れ面と座席クッションの座り
面に接触するや否や、自動車座席における座席カバーの
ずれることのない定着が達せられる。従って、座席カバ
ーは自動車座席上でその正しい取付け位置に来る。座席
カバーがその上に何度も座られた際にずれる危険は実際
に排除される。自動車に乗り降りする際に典型的に行わ
れている横方向での座りの際の応力自体は座席カバーの
ずれの原因とならない。他の利点は、比較的薄いシート
材も前側および後側の形成に使用することが可能であ
り、この際袋状くるみ部の開きを悪くすることがない。
例えば13μ或いはそれ以下の厚みの薄いシート材を使
用することができ、従って原料の消費が最小限に抑えら
れる。前側のためのに、他方では後側のために使用され
るどの材料片も別々の製造工程により、形成にあって従
来知られているような限界を凌駕するように、形成され
る。こうして例えば、コエクストルージョンにより成形
したシート材から成る前側の内側を、特に粘着性に、即
ち特別高い摩擦係数を備えるように形成することが可能
である。これとは反対に、後側の内側は極めて平滑に、
即ち例えば従来公知のものよりもより高い平滑材割合で
もって形成される。工場にあって異なる自動車座席にあ
って、色々な丈に調節された頭部支持部をくるむのに有
意義な背凭れの領域内における特別丈が長く、即ち長尺
に形成されている袋状くるみ部は、もはや袋状くるみ部
の容易な開きを妨げない。本発明は、座席カバーが背凭
れの領域のために唯一の袋状くるみ部しか有していない
際にも適用可能である。しかし、二つの袋状くるみ部を
備えた座席カバーを問題なく造りかつ取扱うことも可能
であり、この場合第二の袋状くるみ部は座席クッション
の領域内に載置される。
【0009】後側を形成している帯状材料は両表面にお
いて低い摩擦係数を有している。このことは、後側を形
成している帯状材料の製造を容易にし、かつ例えば多重
に折畳まれた座席カバーの展開をも容易にする。後側を
形成している帯状材料を、両側で等しい、比較的低い摩
擦係数を備えている一層の合成樹脂シート材から造るこ
とも可能である。
【0010】後側を形成している帯状材料を前側を形成
している帯状材料に対して異なった色彩を施して形成し
た際、開かれるべき袋状くるみ部を容易に認知すること
が可能であり、また座席カバーの取扱が容易となる。こ
うして、例えば前側は白色に着色した帯状材料から成
り、他方第一の袋状くるみ部を形成している後側は例え
ば青色に着色した帯状材料から成ることが可能である。
この着色の相違は、同時に光学的な魅力を与え、かつ座
席カバーを自動車座席の正しい座り位置へ覆う際にこの
座り位置への注視を使用者に促す。第三の別個な帯状材
料が設けられており、この帯状材料は少なくともその前
側に面している表面が低い摩擦係数を有しており、座席
クッションを少なくとも部分的にくるむ第二の袋状くる
み部を形成するために、前側と縦溶接継ぎ目と横溶接継
ぎ目とで結合される。この第三の別個な帯状材料は、第
一の袋状くるみ部を形成している第二の帯状材料と同じ
合成樹脂から成る。しかし、後側の領域内において異な
ったシート材を使用することが可能である。個々のシー
ト材は所望の特性に応じて形成することが可能である。
【0011】第三の別個な帯状材料も、前側を形成して
いる第一の帯状材料に対して異なった色彩でもって形成
することが可能であり、これによりこの第二の袋状くる
み部が容易に認識可能となる。第三の別個な帯状材料
を、第一の後側を形成している帯状材料に対して異なっ
た色彩でもって形成した際、作業員はこれだけで光学的
に二つの袋状くるみ部の違いを見分けることができ、従
って例えば両袋状くるみ部の丈さが異なっている場合、
また背凭れのための一般に丈が高い袋状くるみ部が背凭
れに張架されているかどうか、および座席クッションの
領域には載っていないかどうかを確かめ、かつ容易に調
べることが可能である。
【0012】一方において前側のために、かつ他方にお
いて後側のために別個の、異なった様式で造られた帯状
材料を使用することにより、高い摩擦係数を有する表面
を得ることが可能である。即ち、粘着性の表面が従来の
座席カバーよりもより粘着性になる。しかもこの場合、
前側を折畳むことによって形成される袋状くるみ部を開
くことが困難なことも、或いはまた全く開くことが不可
能であると言うことも考慮する必要がない。即ち、前側
を形成している帯状材料はその後側に面している表面に
おいて、約1,0或いは>1,0の摩擦係数を、そして
その後側と反対側の表面が約0,1の摩擦係数を有して
いる。後側を形成している帯状材料はその前側に面して
いる表面が約0,1の摩擦係数を有している。後側のた
めに、滑り材含有率が高い今日大抵の幅広の座席カバー
において使用されているようなモノフイラメントが使用
されるので、袋状くるみ部の開きと座席への取付けが限
られることがない。このようなモノフイラメントにあっ
ては、摩擦係数約0,05から0,1間を変動してい
る。袋状くるみ部が折畳みによって形成される公知の技
術によるコエクストルージョンにより成形したシート材
を使用した際、その後側に面している表面が、約0,2
から0,8の摩擦係数を有しており、そしてその後側と
反対側の表面が約0,1から0,2の摩擦係数を有して
いる。ここに記載した摩擦係数はDIN53 375に
依拠した、摩擦力の垂直力(200g)に対する比率で
ある。
【0013】一方において前側のために、そして他方に
おいて後側のために帯状材料を特別に形成することによ
り、極めて薄い合成樹脂シート材を使用することが可能
である。即ち、前側を形成している帯状材料と後側を形
成している帯状材料はそれぞれ約13μの範囲の厚みを
有している。以下に添付した図面に図示した発明の実施
の形態につき本発明を詳細に説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1には、座席カバー1を平面図
で示した。この座席カバーは前側2と後側3とから組立
られており、これらはそれぞれ別個の分割されたシート
材片である。図2から前側2と後側3の反対面での重な
りを認めることが可能である。後側3を形成している材
料片は前側と二つの横溶接継ぎ目4,5と縦溶接継ぎ目
6とを介して結合されており、この際縦溶接継ぎ目6は
図2においてはただ矢印で示したに過ぎない。 座席カ
バー1の製造は、公知の方法で、前側2と後側3とを形
成する二つの帯状材料合体することにより行なわれる。
これは矢印7に沿った方向で行なわれる。両帯状材料は
矢印7に沿った方向で自由縁部8と9を備えている。他
方の縁部10と11は矢印7に沿った方向に対して横方
向に延在している。前側2と後側3は、結合領域が座席
カバーの自由縁部に沿って延在するように互いに結合さ
れる。しかし、これらの結合領域を幾分異なって、例え
ばこの結合領域が袋状くるみ部12の前側の上領域内に
入込むように、即ち特に自動車座席の頭部支持部に接す
る袋状くるみ部12のこのような領域内に入込むように
幾分ずらすことも可能である。ここは高い摩擦係数を有
している必要はなく、結合領域の移動によりロールの形
での互いに密着し合っている座席カバーの巻体に容易に
形成可能である。
【0015】座席カバー1はその製造工程の間に完全に
互いに切離されなければならないので、その都度切断或
いは分離溶接が、矢印7に沿った方向に対して横方向で
行なわれ、その際縁部10と11が形成される。座席カ
バー1が互いに付着し合って、最後にロールの形に巻上
げられるように製造が行なわれている場合、公知の方法
で縁部10と11の領域内において孔が穿孔され、これ
らの孔はそれぞれ座席カバー1をロールの他の部分から
引裂くことを可能にする。
【0016】前側2の上領域は後側3と共に袋状くるみ
部12を形成しており、この袋状くるみ部はその下縁部
13のみが開かれており、他方残りの三つの辺は横溶接
継ぎ目4,5にと縦溶接継ぎ目6とにより閉じられてい
る。この袋状くるみ部12は、座席カバー1が、図5に
示したように、自動車座席14上に被せられる以前に、
開かれなければならない。この新しい座席カバーは袋状
くるみ部12の比較的容易な開きと、自動車座席の背凭
れの全体を覆う容易な取付けを可能にする。作業員に好
まれないこの作業が著しく容易になる。他の利点として
は、覆った状態で、自動車座席の座席カバーの確実なか
つずれることのない一様な覆いの定着が得られることで
ある。
【0017】図3と4には、座席カバー1の他の発明の
実施の形態を示した。この発明の実施の形態にあっても
前側2と後側3はが形成されている。これらの二つの材
料片は、この発明の実施の形態にあっても、自動車座席
14の背凭れとなる袋状くるみ部12を形成している。
しかし、他の帯状材料15を下領域内に設けることが可
能であり、その限りこの帯状材料は後側3を補う。この
帯状材料15は、前側2の下領域と共に第二の袋状くる
み部16を形成している。この袋状くるみ部16は二つ
の横溶接継ぎ目17と18により、並びに縦溶接継ぎ目
19により、三つの辺が閉じられるように形成されてお
り、その上縁部20に沿ってのみを開くことができる。
袋状くるみ部12の丈21は第二の袋状くるみ部16の
丈22よりも高く、長いのが有利である。特に、丈21
は袋状くるみ部16の丈の二倍大きいくかつ長く形成さ
れており、その際袋状くるみ部12の容易な開き可能性
はこれにより妨げられることはない。しかし、袋状くる
み部12と16は同じ丈を有していてもよい。
【0018】図5には、自動車座席14が側面図で概略
図示されている。この自動車座席14は、公知のよう
に、座り面24を備えた座席クッション23と背凭れ面
26を有している背凭れ25とを有している。頭部支持
部27は背凭れ25の上端部に存在している。図1から
図4による座席カバー1を製造するために、前側2を形
成している−図6に拡大して示した−帯状材料28が使
用される。この帯状材料28はコエクストルージョンに
より成形したシート材から成り、図示したように、二つ
の層が互いに結合されている。一方の層は低い摩擦係数
を有する表面29を備えており、他方の層は高い摩擦係
数を有する表面30を備えている。この帯状材料は三つ
の層(或いは多数の層)からコエクストルージョンによ
り成形されていてもよく、この際両方の図示した両層間
には他の層が設けられている。この中間層は引裂き強度
をより良好にするのに役立つ。すべての場合、帯状材料
28は、図2から認められるように、しかも高い摩擦係
数を有する表面30が後側3に面するように設けられ
る。同様なことは図3と図4による発明の実施の形態に
も言える。
【0019】図7には後側3を形成するために使用され
る帯状材料31を示されている。この帯状材料31は低
い摩擦係数を有する表面32を備えている。他方の面3
3も低い摩擦係数を有している。モノフイラメント、即
ち一層のシート材にあっては、両表面32と33は同じ
ように平滑に形成されている。帯状材料31は、例えば
図2から明らかなように、如何なる場合にあっても、平
滑な表面32が前側2に面するように設けられている。
これにより、袋状くるみ部12内で−相応して袋状くる
み部16内で−それぞれ帯状材料が密着し合い、これら
の帯状材料のうち一方が高い摩擦係数を、そして他方が
低い摩擦係数を有している。このことは、袋状くるみ部
12と袋状くるみ部16を容易に開くことを、しかも帯
状材料28が従来公知の技術におけるよりも高い摩擦係
数を有しているにもかかわらず、容易に開くことを可能
にする。帯状材料15と31は同じ材料から成っていて
もよい。
【0020】異なる帯状材料28、32、15はそれぞ
れ異なって着色されているのが有利である。帯状材料2
8は例えば白色或いは透明に形成されており、他方帯状
材料31は例えば青色に着色されている。帯状材料15
は灰色に着色されている。この場合、背凭れ25と頭部
支持部27の上領域に所属している袋状くるみ部12が
どれであるかを容易に認めることが可能である。
【0021】座席カバー1の製造は、無端の帯状材料2
8と31とを矢印7の方向で互いに重ね合わせて案内さ
れ、その際図1に示したような相対位置が達せられるよ
うにして行なわれる。次いで、一つの縁部8に沿って縦
溶接継ぎ目6が、そして横溶接継ぎ目4,5が形成さ
れ、従って帯状材料28と31は袋状くるみ部12の形
成の下に互いに結合される。座席カバー1が互いに密着
したロールの形で巻取られている場合、縁部10と11
に沿って、孔が穿孔される。座席カバーを積重ねられた
積層状態で納品することを意図している場合は、大抵次
のまとめて整理する工程において、縁部10と11に沿
って、個々の座席カバー1が切断されて切り離される。
【0022】図3と図4による発明の実施の形態にあっ
ては、更に帯状材料15が附加的に使用されている。こ
の帯状材料は帯状材料31と等しく形成され、かつ設け
られている。帯状材料15も低い摩擦係数を有している
表面34を有している。
【0023】
【発明の効果】本発明による座席カバーにあっては、そ
の背凭れを越えて張架される袋状くるみ部が容易に開く
ことができ、苦労せずに自動車座席の正しい定着位置に
載置することが可能であり、しかも他方では座席カバー
が被せられて保護された自動車座席の上に何度も座って
もずれることのない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の発明の実施の形態による座席カバーの前
側の平面図である。
【図2】図1による座席カバーの側面図である。
【図3】第二の発明の実施の形態による座席カバーの前
側の正面図である。
【図4】図3による座席カバーの側面図である。
【図5】自動車座席に被せられた図3と図4による座席
カバーの側面図である。
【図6】図2或いは図4による側面図の前側を形成する
材料片の著しく拡大した断面図である。
【図7】後側を形成する材料辺の同様に著しく拡大した
断面の平面図である。
【符号の説明】
1 座席カバー 2 前側 3 後側 4 横溶接継ぎ目 5 横溶接継ぎ目 6 縦溶接継ぎ目 7 矢印 8,9,10,11 縁部 12,16 袋状くるみ部 13 下縁部 14 自動車座席 15,28,31 帯状材料 17,18 横溶接継ぎ目 19 縦溶接継ぎ目 20 上縁部 21,22 丈 23 座席クッション 24 座り面 25 背凭れ 26 背凭れ面 27 頭部支持部 29,30,32,33,34 表面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 座席クッション(23)の座り面(2
    4)と座席の背凭れ(25)の背凭れ面(26)とを一
    貫して支持する前側(2)と、この前側と横溶接継ぎ目
    (4,5)を介して結合される後側(3)とを備えてお
    り、この後側が前側(2)と結合されて座席の背凭れ
    (25)を少なくとも部分的に収容する第一の袋状くる
    み部(12)を形成している、合成樹脂シートから成る
    二層の部分を備えた自動車用座席(14)を保護するた
    めの、特に工場用の使い捨て座席カバー(1)におい
    て、一方において前側(2)が、そして他方において後
    側(3)が別個の帯状材料(28,31)で形成されて
    おり、これらの帯状材料が縦溶接継ぎ目(6)により互
    いに結合されていること、前側(2)を形成している帯
    状材料(28)が、その一方の表面(30)において高
    い摩擦係数を、そしてその他方の表面(29)において
    比較的低い摩擦係数を有するコエクストルージョンによ
    り成形されたシート材から成り、かつこのシート材の高
    い摩擦係数を有する表面(30)で後側(3)に向き合
    うようにして設けられていること、および後側(3)を
    形成している帯状材料(31)が、少なくともその前側
    (2)に向いた表面(32)において低い摩擦係数を有
    していることを特徴とする座席カバー。
  2. 【請求項02】 後側(3)を形成している帯状材料
    (31)が両表面(32,33)において低い摩擦係数
    を有していることを特徴とする請求項1に記載の座席カ
    バー。
  3. 【請求項03】 前側(2)を形成している帯状材料
    (28)が三層のコエクストルージョンにより成形され
    たシート材から成り、この際中央の層が引裂き強度をよ
    り良好にする働きを行うことを特徴とする請求項1に記
    載の座席カバー。
  4. 【請求項04】 後側(3)を形成している帯状材料
    (31)が前側(2)を形成している帯状材料(28)
    とは異なる色彩を施されて形成いることを特徴とする請
    求項1から3までのいずれか一つに記載の座席カバー。
  5. 【請求項05】 第三の別個の帯状材料(15)が設け
    られており、この帯状材料が少なくともその前側(2)
    に面している表面(34)において低い摩擦係数を有し
    ており、かつ座席クッション(23)を少なくとも部分
    的に囲繞している第二の袋状くるみ部(16)を形成す
    るために縦溶接継ぎ目と横溶接継ぎ目(19.17.1
    8)により前側(2)と結合されていることを特徴とす
    る請求項1から4までのいずれか一つに記載の座席カバ
    ー。
  6. 【請求項06】 第三の別個の帯状材料(15)が前側
    (2)を形成している第一の帯状材料(28)と異なる
    色彩を施されて形成されていることを特徴とする請求項
    5に記載の座席カバー。
  7. 【請求項07】 第三の別個の帯状材料(15)が第一
    の後側(3)を形成している帯状材料(31)と異なる
    色彩を施されて形成されていることを特徴とする請求項
    5或いは6に記載の座席カバー。
  8. 【請求項08】 前側(2)を形成している帯状材料
    (28)がその後側(3)に面している表面(30)に
    おいて約1,0の摩擦係数を、そしてその後側(3)に
    面している表面(29)において約0,1の摩擦係数を
    有していることを特徴とする請求項1に記載の座席カバ
    ー。
  9. 【請求項09】 後側(3)を形成している帯状材料
    (31)がその前側(2)に面している表面(32)に
    おいて約0,1の摩擦係数を有していることを特徴とす
    る請求項1或いは8に記載の座席カバー。
  10. 【請求項10】 前側(2)を形成している帯状材料
    (28)と後側(3)に面している帯状材料(31)が
    それぞれ約13μの範囲内の厚みを有していることを特
    徴とする請求項1に記載の座席カバー。
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