JPS6212353Y2 - - Google Patents

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JPS6212353Y2
JPS6212353Y2 JP1981079252U JP7925281U JPS6212353Y2 JP S6212353 Y2 JPS6212353 Y2 JP S6212353Y2 JP 1981079252 U JP1981079252 U JP 1981079252U JP 7925281 U JP7925281 U JP 7925281U JP S6212353 Y2 JPS6212353 Y2 JP S6212353Y2
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JP
Japan
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air bag
air
sheets
sheet
built
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JP1981079252U
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JPS57192255U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気袋内蔵シート、特に空気袋の形状
設定に関するものである。
従来、車輛用シートは第1図に示すようにシー
トクツシヨン部1を構成するフレーム2に接続さ
れた弾性線3とこの弾性線3の上に位置される緩
衝材4との間に空気袋5,6を内蔵せしめ、空気
袋5,6内に所定量の空気を送り込んで、シート
クツシヨン部1の表面形状あるいは表面硬度を所
定のものに設定するようにしたものが提案されて
いる。
上記、空気袋5,6において、外側に位置する
空気袋5はシートクツシヨン部1に乗員が着座し
た時に、丁度、乗員の大腿部の両サイドに位置す
るごとく設けられるもので、この空気袋5は中央
側の空気袋6に比較してその内部に空気が送りこ
まれた際、上部側方向に大きく膨らむようにその
形状が設定されている。このように乗員の大腿部
の両サイドに位置する空気袋5を上部方向に変形
させることによつてシートクツシヨン部1の両サ
イドAの表面を持ち上げることができ、これによ
り乗員の大腿部を包むような状態となり乗員に安
楽感を与えることができる。
しかしながら、このような形状の異なる空気袋
5,6を複数個形成し、シートクツシヨン部1に
組み込むのは作業者にとつて負担を伴ない、又各
空気袋5,6がそれぞれ独立しているのでその内
部に空気が封入されず小形となつた時に空気袋自
体が位置ずれしてしまうなどの問題がある。そこ
でこれら空気袋5,6を一体に形成する方法が提
案されている。すなわち第2図a,bに示すよう
に合成樹脂シート、又は合成ゴムシート等から成
る二枚のシート7,8を同一の寸法形状に切断し
たのち、互いに重ね合わせた状態で、外周部及び
所要個所を接着剤などを用いて互いに接着して形
成することも試みられているが、このような空気
袋によれば、その内部に空気を封入した際第2図
bに示すように空気袋5,6が同一の形状に膨ら
んでしまい空気袋6に対して上部方向に対し大き
な変形を与えることができないという欠点を有し
ていた。
本考案の目的は所要寸法のシートを互いに重ね
合わせ所要個所を互いに接着することによつて、
空気袋として形成する場合に、上記二枚のシート
のうち一方のシートの両サイド部に中央部よりも
大きな伸縮性を与えるようにして、この伸縮性を
与えた部分に大きな膨らみが与えられるようにし
て、上記欠点を除去するものであり、以下実施例
を用いて詳細に説明する。
第3図は本考案によるシート内蔵用空気袋の一
実施例を示す断面図であり、同図において空気袋
10は所要寸法に切断されて成る一枚のシート1
1と複数のシート素材12,13を互いに接続
し、その全体の表面積がシート11の表面積と同
一となるように設定され、且つ形状が上記シート
11と同一のシート14とから成り、シート11
と14とはその全周15及びシート11,14の
全体を3分割する位置16に沿つて高周波ウエル
ダが施こされており、この高周波ウエルダによつ
てシート11と14とは部分Mにおいて互いに接
着され、これによりシート11とシート14との
互いに接着されていない対向部分において両サイ
ド部に空気袋17,17が、中央部に空気袋18
が形成される。なお、各シート11,14の全周
15は空気封入口19を除き密着されているが、
全体を3分割する位置16,16は各空気袋1
7,18が互いに連通するように接着されてお
り、各空気袋17,18は空気封入口19から空
気を送り込むことによつて膨らむことになる。本
考案において最も重要な点はシート14の両サイ
ド部に位置するシート素材12の弾性を他のシー
ト11、シート素材13よりも大きく設定した点
にある。すなわちたとえばシート11,13とし
て合成樹脂シートを用いた場合はシート素材12
として、上記合成樹脂シートよりも弾性が大きな
合成ゴムを用いるものである。このような構成に
よるとこの空気袋10を第5図に示すようにフレ
ーム2に接続された弾性線3と緩衝材4との間に
収納し、この状態で空気袋10に空気を送り込む
と各空気袋17,18には等圧の空気が送り込ま
れるが、シート素材12の伸縮性が大きいために
シート素材12が大きく膨脹し、このため空気袋
17,17は上部方向に起き上がるように膨脹す
ることになり、従つてシートクツシヨン部1にお
ける両サイドAを上部方向に大きく持ち上げるこ
とができる。従つて本考案によればシート11,
14を互いに重ね合わせ高周波ウエルダを施こす
だけで複数の空気袋17,18を得ることがで
き、しかも空気袋17に対し上部方向の膨脹を与
えることができ、乗員に対し、安楽感を与えるこ
とが可能となる。又各空気袋17,18が一体と
なつているので、シートに組み込む作業が容易と
なり、作業者の負担を軽減することができる。し
かも各空気袋17,18が収縮した際、互いに位
置ずれが生じる恐れがなくなる。
なお本考案においては空気袋10を第5図に示
すようにシートクツシヨン部にセツトすることな
くシート素材12,13が上部側を向くようにシ
ートクツシヨン部位置にセツトしても、シート素
材12の大きな膨脹によつて同様の効果を得るこ
とができる。
又、シート素材12,13は別体なものとする
ことなく、第6図に示すようにたとえば一枚の合
成樹脂シートより形成し、大きく弾性を与えたい
部分以外の個所に伸縮性を余り有しない他の素材
Pを被着するようにして形成してもよい。このよ
うに構成すれば伸縮性に富まないシート素材Pが
被着された部分があまり膨脹しないので、それ以
外の個所を大きく膨脹することができ、第5図で
説明したものと同様な効果を得ることができる。
又本考案においては空気袋10をシートクツシ
ヨン部に対して適用するものとして説明したが、
本考案はこれに限定されずシートバツク部側に適
用するようにしてもよい。シートバツク部に適用
することにより、シートバツク部のランバーサポ
ート部分、又は身体の両サイドが対応する部分を
大きくふくらませることができる。
又本考案による空気袋は高周波ウエルダによつ
て形成するとして説明したが、本考案はこれに限
定されず超音波ウエルダ又は接着剤などを用いて
形成することができる。
以上説明したように本考案によれば、同一形状
の二枚のシートを互いに重ね合わせ、この二枚の
シートのほぼ全周を密着することにより空気封入
口を有する空気袋を形成するとともに、この空気
袋を中央部と両サイド部に分割する如く縦断する
個所に沿つて上記中央部と両サイド部が連通する
ように接着して成るシート内蔵用空気袋にあつ
て、上記二枚のシートのうち一方のシートは両サ
イド部が中央部よりも伸縮性の大きな素材から成
るようにしたことにより、伸縮性を持たせた両サ
イド部を大きくふくらませることができるので、
非常に簡単な構成で、かつ従来のような不具合を
生じることなく、乗員を両サイドから良好に保持
することができ乗員に対し安楽感を与えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシート内蔵用空気袋の一例を示
す断面図、第2図はシート内蔵用空気袋の製造方
法を説明する断面図、第3図ないし第6図は本考
案によるシート内蔵用空気袋の一実施例を示す断
面図及び斜視図である。 10……シート内蔵用空気袋、17,18……
空気袋、11,14……シート、12,13……
シート素材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同一形状の二枚のシートを互いに重ね合わせ、
    この二枚のシートのほぼ全周を密着することによ
    り空気封入口を有する空気袋を形成するととも
    に、この空気袋を中央部と両サイド部に分割する
    如く縦断する個所に沿つて上記中央部と両サイド
    部が連通するように接着して成るシート内蔵用空
    気袋にあつて、上記二枚のシートのうち一方のシ
    ートは両サイド部が中央部よりも伸縮性の大きな
    素材から成ることを特徴とするシート内蔵用空気
    袋。
JP1981079252U 1981-05-29 1981-05-29 Expired JPS6212353Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981079252U JPS6212353Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

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JP1981079252U JPS6212353Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57192255U JPS57192255U (ja) 1982-12-06
JPS6212353Y2 true JPS6212353Y2 (ja) 1987-03-30

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ID=29874852

Family Applications (1)

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JP1981079252U Expired JPS6212353Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3537847C1 (de) * 1985-10-24 1986-11-13 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Aufblasbares,im Polster eines Kraftwagensitzes eingelassenes Kissen
JP2012106601A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Toyota Boshoku Corp 車両用シート
JP2012106600A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Toyota Boshoku Corp 車両用シート

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745815A (en) * 1980-09-03 1982-03-16 Aisin Seiki Lamber support

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JPS5745815A (en) * 1980-09-03 1982-03-16 Aisin Seiki Lamber support

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JPS57192255U (ja) 1982-12-06

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